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島根大学大学院 教育学研究科 Graduate School of Education

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島根大学大学院 教育学研究科 Graduate School of Education
Graduate School of Education
SHIMANE
University
島根大学大学院 教育学研究科
教育実践開発専攻
(教職大学院)
臨床心理専攻
2016
「教育学研究科はこのように変わります。
」
教育学研究科
教育実践開発専攻(教職大学院)
臨床心理専攻
スクールリーダーを養成する大学院
臨床心理の専門家を育成
■島根大学教職大学院(大学院教育学研究科教育実践開発専攻)は「目
■島根大学大学院教育学研究科臨床心理専攻は,
「目指す臨床心理の専
指す教師像」に必要な資質・能力(学校創造力,授業デザイン力,子ども
門家像」に必要な資質・能力(臨床心理査定能力・臨床心理面接能力・臨
支援力)をより高いレベルで身につけたスクールリーダーの養成を目標と
床心理地域援助能力)をより高いレベルで身につけた臨床心理の専門家
しています。ここで養成するスクールリーダーとは,日々行われている自己
の育成を目標としています。この臨床心理専攻では,学校教育のあり方や
及び他者の教育実践の良さや問題を理論的に分析・説明する(教育活動
児童生徒の問題の地域特性にも配慮し,教師および地域の関係機関の
の言語化)とともに,それによって見出される地域や学校の課題をさまざ
専門家と協働して,不登校児や少子高齢化の時代における社会性・集団
まな立場の人と共有・協働しながら解決していく一連の過程において指
適応に問題を抱える児童生徒の支援が可能な臨床心理の専門家を養成
導的な役割を果たせる教師です。
します。
■教育実践や課題が「どうであるか」を分析したり,実践を「どうすべき
■臨床心理援助は,個と集団の両方を対象とするものですが,個を対象に
か」を考えたりするための多様な研究手法や教育理論が存在します。本教
する場合でも,その個の属する文化や集団のあり方への深い理解が欠か
職大学院では,主に山陰地域が有する教育課題を考察対象にしながら,
せません。本専攻では,山陰地域における少子高齢化などの問題とその
研究手法や教育理論を身につけ,さらにはそれを批判的に検討することを
臨床について学ぶことを通して,山陰のみならず,日本全国において活躍
とおして,理論と実践を往還しながら学び続ける教員の養成をはかりま
できる臨床心理の専門家の育成を目指します。
す。また,研究成果を積極的に学校現場や地域に還元することで,地域の
教育力向上を目指します。
【教職大学院が目指す教師像】
【臨床心理専攻が目指す人物像】
学び続ける教師
高度な臨床心理技能をもつ人材
地域の心を支えられる人材
相手の心を支えられる人材
対象の心を見極められる人材
優れた教科指導力を持つ教師
組織の中で力を発揮する教師
子どもをよく理解できる教師
臨床心理地域援助力
臨床心理面接力
臨床心理査定力
授業デザイン力
学校創造力
子ども支援力
2
省察による教育観の深化
臨床と研究の循環による学び
【教職大学院が育成する力】
【臨床心理専攻が育成する力】
Graduate School of Education
SHIMANE
University
島根大学大学院 教育学研究科
教育実践開発専攻(教職大学院)
2016
地域の教育力向上に向けての「地域拠点校」と「サテライト」
■山陰の都市部や島しょ部・中山間地域に『地域拠点校』を設け,教職大学
継続的にインターン実習を行います。
院教員(実務家教員・研究者教員)が当該校の学校教育研究に入り込みな
■地域拠点校にとって:現職教員院生の研究テーマの追求を通して教職
がら地域課題と密着した研修を実施することによって,理論と実践の往還
大学院教員が継続的に学校と関わり,大学における研究上の知と学校が
を通した現職教員の力量形成をはかります。さらに,継続的な現職教員指
蓄積している経験知の融合を図りながら学校現場が今,抱える課題の解
導を通して,拠点校を核とする地域の教育力向上を目指します。
決を進めていきます。
■現職教員は地域拠点校に勤務しながら,大学院1年目は大学での講義・
■地域にとって:地域の教育課題をふまえた地域拠点校の研究を現職教
演習を中心とする学修を行い,2年目は勤務校での実習を主として行いま
員院生や拠点校教員と教職大学院教員が協働しながら課題解決し,その
す。なお,山陰の東部地域・西部地域の拠点校に勤務する現職教員の2年
成果を積極的に地域に還元します。また,地域拠点校を核としながら継続
目の学修は,東部と西部のサテライトを有効に活用しながら行います。
的に教職大学院が地域と関わり,教育課題の解決をサポートします。
■学部新卒学生は,原則として,大学院2年間を通じて公立学校において
山陰両県教委
山陰両県
教育センター
島根大学
◉現職教員研修プログラムの共同開発
◉「教師力ナビゲーションシステム」による
研修と大学院授業の共通規格化
(教育実践開発専攻)
◉教職大学院の
認証評価
◉現職教員の研修拠点
教育事務所・教育局
◉島根5地区
◉鳥取3地区
市町村教委
教職大学院
山陰教師教育
コンソーシアム
1)教職に対する社会的ニーズや地域・
学校の現代的教育課題を抽出・問
題提起しながら教職大学院のカリ
キュラムを開発。
2)現職教員研修プログラムを開発し
ながら,研修内容の単位化,教職大
学院との単位互換を図り,体系的な
研修制度を構築。
3)教職大学院の評価機関としての機
能。
学部新卒学生 9名程度
現職教員
8名程度
◉キャリアや分野等による
オーダーメイド型プログラム
共通科目
(5領域から選択)
や選択科目
(3
科目群から選択)
等,
キャリアに応じた科
目選択が可能なカリキュラムを提供し,
複数の指導教員のもとで計画的に履修
◉山陰の地域ニーズや現代的教育課題に対応した
科目・授業内容の開発と指導法の改善
1)地域の実態や教育課題を踏まえた科目の新設
「特別支援教育の視点に立つ学級・学校経営」
「へき地・複式
教育の視点から見た学級・学校経営」
「エビデンスに基づく授
業改善」等を開講
2)外部開放型ルーブリックの開発
ライフステージに応じた自らの課題を発見するための「教師力
ナビゲーションシステム」を開発し,その活用を通して自己省
察力を育成
3)ICT等を活用した遠隔研修
へき地・遠隔地における自己研修サポートシステムを構築
地域の
教育力向上に向けた
地域拠点校 ※
鳥取西部拠点校
隠岐拠点校
出雲拠点校
鳥取中部拠点校
地域
東部サテライト
浜田拠点校
益田拠点校
※現職教員院生の勤務校
鳥取東部拠点校
西部サテライト
松江拠点校
(含む附属学校園)
学部新卒学生拠点校
3
島根大学大学院 教育学研究科|教育実践開発専攻(教職大学院)
山陰の地域ニーズや現代的教育課題に対応した
授業内容と指導方法
■地域の学校が今,取り組まなければならない課題に対して,教育実践を
決に向けての実践的アプローチの方法を学びます。
多角的に分析し,具体的な方策を構築し,組織力発揮の中核となるスクー
■選択科目:個々人の学修要求に応じて3つの科目群(学校創造,授業デ
ルリーダーを養成します。また,ICTを活用した遠隔研修や自己省察力を高
ザイン,子ども支援)から選択して学修します。
めるための『教師力ナビゲーションシステム』を活用した新しい教育方法を
■課題研究科目:学校現場が今,抱える教育課題の解決を目指した研究
取り入れます。
テーマを設定し,講義で学んだ教育理論と実習による実践を関連づけなが
■共通科目:地域の実態や新しい教育課題を踏まえた科目「教科指導力
ら研究を進め,その成果を報告書にまとめます。
向上のための授業研究と課題」
「子ども理解・保護者支援のための学校教
■実習科目:学部新卒学生は公立学校において長期インターンシップによ
育相談」
「特別支援教育の視点に立つ学級・学校経営」等を開講します。ま
る課題発見とその追求を,現職教員は附属学校や勤務校で地域・学校の
た,地域の実態や現代的な教育課題に対応した新しい教育理論や課題解
教育課題の解決を目指した教育実習を2年間で行います。
区 分
共通科目
領 域
授業科目
1.教育課程の編成及び実施に
関する領域
カリキュラム開発の実践的研究
カリキュラム改善の事例研究
2.教科等の実践的な指導法に
関する領域
教科指導力向上のための授業研究と課題
授業のユニバーサルデザイン実践演習
3.生徒指導及び教育相談に
関する領域
子ども理解・保護者支援のための学校教育相談
現代的・地域的課題に基づく生徒指導の実践的研究
4.学級経営及び学校経営に
関する領域
学級・学校のマネジメントと課題
特別支援教育の視点に立つ学級・学校経営
5.学校教育と教員の在り方に
関する領域
社会変化と学校役割
社会変化と教職倫理
備 考
必修:20単位
へき地・複式教育の視点から見た学級・学校経営※
学校の組織マネジメント発展演習
多様化時代の学校リーダーシップ
学校創造に関する科目群
学校経営の国際比較
地域教育拠点としての学校マネジメント
エビデンスに基づく授業改善
エビデンスに基づく学校改善
授業デザインのための学習観の探究※
選択科目
授業デザインに関する科目群
子どもに応じた教育内容の開発
学力向上をめざした教育方法の探究(初等)
選択:12単位
(※は必修)
学力向上をめざした教育方法の探究(中等)
現代的課題に対応した授業デザイン論
教育素材の研究と新しい教材開発
インクルーシブ教育研究※
特別支援教育コーディネーター研究
子ども支援に関する科目群
発達障害児診断・アセスメント研究
特別な支援を要する子ども理解と教育支援A(知的障害)
特別な支援を要する子ども理解と教育支援B(肢体不自由)
特別な支援を要する子ども理解と教育支援C(病弱)
課題研究科目
実習科目
4
課題研究I(学校創造・授業デザイン,子ども支援)
課題研究II(学校創造・授業デザイン,子ども支援)
学校教育実践研究I(学校創造・授業デザイン,子ども支援)
学校教育実践研究II(学校創造・授業デザイン,子ども支援)
必修:4単位
必修:10単位
Graduate School of Education
SHIMANE
University
島根大学大学院 教育学研究科|教育実践開発専攻(教職大学院)
2016
個々人の「学修要求」を
満足するオーダーメード型プログラム
■キャリア発達に応じた科目選択が可能なカリキュラムを提供し,
実務家教員と研究者教員の協働による指導の下での計画的な履
修を行います。
◉教育実践開発専攻(教職大学院)の2年間
月
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1 年 次
基礎・共通科目
共通科目
選択科目
選択科目
1
課題研究科目
実習科目(学卒)
2 年 次
松江市内の公立学校で160時間以上
(1年間)のインターンシップ実習を行
うが,実習時期や期間は指導教員や
実習校と相談して決定します。
実習科目
(現職)
現職教員の2年目の共通科目,
選択科目は夏季・冬 季休業中
の集中講義となります。
選択科目
課題研究科目
実習科目(学卒)
実習科目
(学卒)
実習科目(現職)
実習科目
(現職)
3
附属学校(必要に応じて勤務校)
での実習(観察実習など)を通して
資料収集や教材研究を160時間以
上
(1年間)
行います。
実習科目
(学卒)
共通科目
2
指導教員の指導のもと,公立学校
での実習(240時間以上)の成果を
課題研究Ⅱの中で報告書としてま
とめます。
指導教員やサテライト教員の指導
のもと,勤務校での実習(240時間
以上)の成果を課題研究Ⅱの中で
報告書としてまとめます。
◉「理論と実践の融合」を目指した学修イメージ
例)
学部新卒学生Bさんの研究テーマ
「協働的な学習による言語力の育成」
選択科目
選択
授業デザインの基盤となる力量を形成
(6単位以上)
必修
学校創造,授業デザイン,子ども支援の
基盤となる力量を形成
(6単位以上)
■ へき地・複式教育の視点から見た学級・学校経営
■授業デザインのための学習観の探究
■インクルーシブ教育研究
成果発表
課題研究科目
(4単位)
■子どもに応じた教育内容の開発
■学力向上をめざした教育方法の探究(初等)
■現代的課題に対応した授業デザイン論
■教育素材の研究と新しい教材開発
選択科目
高度な専門的知識に基づく
教育実践力の修得
報告書作成
10単位(400時間)
改 善
分 析
資料収集
共通科目
学校創造,授業デザイン,子ども支援の
現代的な教育課題に関する理論的・実
践的な学修を通して,その解決に向けて
の基盤的な力量を形成
(20単位)
1.
教育課程の編成及び実施に関する領域(2科目)
2.教科等の実践的な指導法に関する領域(2科目)
3.生徒指導及び教育相談に関する領域(2科目)
4.学級経営及び学校経営に関する領域(2科目)
5.
学校教育と教員の在り方に関する領域(2科目)
学校教育研究の方法と理論
授業改善
(言語力の育成をねらった教科指導)
をテーマとする
附属学校・実習協力校での教育実習
計画立案
課題設定
◉設定した研究テーマにおいて,講
義で学んだ教育理論と実習による実
践を関連づけながら,高度な実践的
研究力を育成(4単位)します。
省察による教育観の深化
◉入学当初にまず,指導教員(専
任教 員+兼 担 教 員 )の 指 導 のも
と,課題を追求するための2年間
の研究計画を策定します。大学院
1年目は附属学校園や実習協力
校(公立学校)での実習を通して
課題解決のための基礎資料の収
集や教材研究を行います。
◉2年目は大学での講義・演習で
得た知見を基盤としながら,指導
教員の指導のもと,協力校での実
習を通して実 践的に課題解決を
行います。その成果は報告書にま
とめます。
学校教育実践
5
島根大学大学院 教育学研究科
臨床心理専攻
地域援助の実践と連動する専門教育
■教育・医療・福祉・産業・司法・行政など,山陰地域の多様な領域で,臨床
大学こころとそだちの相談室で実際に相談ケースを担当します。2年目は,
心理専攻の教員はこころのケアの実践を行っています。このような地域援
継続して実際の相談ケースをしながら,医療現場や教育現場における実
助の実践から得られた知見を大学院教育に還元します。そして,地域の特
習,さらには臨床心理地域援助の実践について学び,山陰の学校現場や
性やニーズを的確に把握して対応する臨床心理地域援助の能力の向上を
地域社会に臨床心理技能を応用し,実践する力を身につけていきます。
目指します。
■これらの実習や演習を通して,地域やコミュニティにおけるニーズを的確
■臨床心理専攻の1年目は臨床心理学・学校臨床・臨床心理地域援助の基
に汲み取り,そのニーズに適切に対応できる力量を備えたスクールカウン
礎について学ぶとともに,臨床心理専攻の教員の指導を受けながら,島根
セラー等地域貢献人材の養成を行っていきます。
◉臨床心理専攻での大学院生の育成
臨床実践から
人材育成へ
地域臨床の最前線から
心の問題を把握
全国でも
トップクラスの
相談数
老人福祉・地域医療
企業
自治体
教育・子育て支援
教育学部附属
こころとそだち
の相談室
これからの社会の心を守る
学校臨床と地域援助の
専門家を育てる
心の問題への対応力のある
人材を育成
+
高度な専門家の
育成
司法・警察
公認心理師(国家資格化予定)
研究から
臨床実践へ
現代社会の諸問題に対応し、
地域再生を図る
6
心の病のケア
少子化をめぐる心の問題
社会的ストレスのケア
発達の偏りへのサポート
高齢化社会の心のケア
災害・トラウマのケア
臨床心理士
研修会による
卒後教育の
充実
Graduate School of Education
SHIMANE
University
島根大学大学院 教育学研究科|臨床心理専攻
2016
現代的なニーズに対応可能な
学校臨床と地域援助の専門家育成を目指した授業内容
■専門授業科目を,
「臨床心理学の理論と実践科目群」,
「学校臨床の理論
理実習Ⅰ」
「学校臨床心理実習Ⅱ」,さらには,
「スクール・カウンセリング事
と実践科目群」,
「臨床心理地域援助の理論と実践科目群」に分け,各科目
例研究」
など,
学校現場における学校臨床に重点化した授業を開講します。
群における学びを通して,地域の特性や学校のニーズを把握する能力を豊
■臨床心理地域援助の理論と実践科目群:山陰地域の臨床心理地域援助の
富な実習から身につけます。
実践について学ぶ
「臨床心理地域援助論」
など,
学校現場を含む山陰の地域の
■臨床心理学の理論と実践科目群:心理臨床活動の基礎となる臨床心理
特性と現状を熟知した臨床心理地域援助の実践にかかわる科目を開講します。
学的な理論・知識,心理臨床活動の実践において必要な心理療法の諸技
■課題研究科目:上記の科目群における学びと,心理臨床の実践から,各
法,及び,臨床活動の研究方法に関する科目を開講します。
自の問題意識に基づいた研究を行い,これを修士論文としてまとめます。
■学校臨床の理論と実践科目群:
「学校臨床心理学特論Ⅰ」
「学校臨床心
科目区分
授業科目
臨床心理学の理論と実践科目群
専門科目
学校臨床の理論と実践科目群
臨床心理地域援助の理論と実践科目群
課題研究科目
備 考
臨床心理学特論 I ※
臨床心理面接法特論 I ※
臨床心理査定演習 I ※
臨床心理基礎実習 I ※
臨床心理実習 I
投影法特論
臨床心理研究法特論
臨床心理学特論Ⅱ
臨床心理面接法特論Ⅱ
臨床心理査定演習Ⅱ
臨床心理基礎実習Ⅱ
臨床心理実習Ⅱ
心理療法特論
心理統計法特論
教育心理学特論
学校臨床心理学特論Ⅱ
学校臨床心理実習Ⅱ
精神医学特論
グループ・アプローチ特論
家族心理学特論
臨床心理課題研究 I
学校臨床心理学特論 I ※
学校臨床心理実習 I ※
スクール・カウンセリング事例研究 ※
障害児・者心理学特論
メンタルヘルス特論
臨床心理地域援助論 ※
臨床心理課題研究Ⅱ
必修
(※)
:7単位
選 択:4単位
必修
(※)
:5単位
選 択:2単位
必修
(※)
:2単位
選
択:4単位
必
修:8単位
基礎から応用へ,理論から実践への段階的カリキュラム
■各科目群において,1年前期から2年後期まで,基礎的な知識と技能か
ら,学校や地域における臨床の実践へ向けた,段階的なカリキュラムを提
供し,教員の指導のもと,計画的な履修を行います。
◉臨床心理専攻が目指す人材育成
2 年 次
心理臨床の基礎知識と技能を
身につけ,学校臨床や地域援助の
ための視点を磨く
山陰の学校現場や地域社会に
臨床心理学的技能を応用し
実践する力を身につける
学校臨床心理学特論Ⅱ
学校臨床心理実習Ⅰ
学校臨床心理学特論Ⅰ
小・中学校でのメンタルフレンド実習
臨床心理地域
援助の理論と
実践
臨床心理学の
理論と実践
スクールカウンセリング事例研究
山陰地域の特 性を反映した学
校臨床実践例にもとづく演習
学校臨床心理実習Ⅱ
高等学 校等における臨床
心理実習
現代の学校の問題に対する臨
床心理学的観点を学ぶ
家族心理学特論
メンタルヘルス特論
グループアプローチ特論
精神医学特論
障害児・者臨床心理学特論
臨床心理学特論Ⅰ・Ⅱ
心理療法特論
臨床心理査定演習Ⅰ・Ⅱ
投影法特論
臨床心理面接特論Ⅰ・Ⅱ
心理統計法特論
臨床心理学研究法特論
臨床心理課題研究Ⅰ
臨床心理基礎実習Ⅰ
臨床心理基礎実習Ⅱ
臨床心理地域援助論
教育・介護・医療・福祉・行政な
ど,地域社会に対する援助の実
際を学ぶ
臨床心理実習Ⅰ・Ⅱ
医療機関において実習を行い,
デイケアなどでの関わりや臨床
心理査定の実践力を身につける
島根大学こころとそだちの相談センターにおける臨床実践
地域社会の特性を理解し,
援助を行う専門家の養成
教育心理学特論
山陰地域をモデルとして
現代の地域社会の
問題を考える
山陰地域に密着して学校臨床と地域援助の理論と実践を学ぶ
学校臨床の
理論と実践
1 年 次
7
教育実践開発専攻(教職大学院)
入学定員 17名(学部新卒学生等:9名程度/現職教員:8名程度)
現職教員1年短期履修コースは廃止
修了要件 修業年限(2年間を標準とする※1),修了単位(46単位)
担当教員 専任教員16名と兼担教員(研究科教員全員)
学 位 教職修士(専門職)
実習等を含めた2年間の本課程(専門職学位課程)の修了要件を満たすことによって取得できます。
従来の修士課程と異なり修士論文は課しません。
免 許 小学校教諭専修免許状,中学校教諭専修免許状,高等学校教諭専修免許状,
幼稚園教諭専修免許状,特別支援学校教諭専修免許状
小・中・高・幼の専修免許は「教科又は教職に関する科目」を24単位,
特支の免許は「特別支援教育に関する科目」を24単位修得することによって取得できます。
※1 長期在学(3年)プログラムを開設します。
臨床心理専攻
入学定員 8名(募集人員のうち,若干名を社会人,私費外国人留学生の受入枠とする)
修了要件 修業年限(2年),修了単位(32単位)
学 位 修士(教育学)
本研究科に2年以上在籍し,所定の単位を修得し,かつ必要な研究指導を受けた上,
修士論文の審査及び試験を合格することによって取得できます。
取得資格 臨床心理士受験資格
本専攻は財団法人日本臨床心理士認定協会による,第1種指定大学院の認定を受けています。
本専攻は従来の修士課程と異なり,教育職員専修免許状は取得できません。
問い合わせ先
島根大学 教育・学生支援部 学務課 〒690-8504 島根県松江市西川津町1060
TEL:(0852)32-6035 E-mail:sad-nyushi02@office.shimane-u.ac.jp
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