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音羽川水系河川整備計画(案) - 愛知県河川整備計画流域委員会

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音羽川水系河川整備計画(案) - 愛知県河川整備計画流域委員会
音羽川水系河川整備計画(案)
⑥アンケート編
平成 15 年
愛 知 県
1
2章
ア ン ケ ート 結 果
1. ア ン ケ ー ト の 概 要 ( 一 般 )
アンケート調査の目的
音羽川水系の将来像を描くにあたり、音羽川・山陰川・白川・西古瀬川が流れる地域
を共同の存在空間にする人々が、どのような川を必要としているのかをアンケート調査
により把握する。
アンケート調査の実施時期
アンケート票は、4月初めに配布される広報誌に添付して配布した。回答はがきは、
5月15日までに投函するよう依頼したが、それ以降に返送されたものも受け付けた。
アンケート票の回収状況
アンケート票は、14,662 世帯に配布し、1,310 票を回収した。回収率は 8.9%であった。
【アンケート票の配布・回収状況】
配布先
音羽町
御津町
豊川市
合 計
配布枚数
2,300
1,341
11,021
14,662
回収枚数
225
62
1,023
1,310
回収率
9.8%
4.6%
9.3%
8.9%
回答者の個人属性を次頁に示すが、男性が 50.3%、女性が 44.6%であった。年齢別に
見ると、60 歳以上の男性(23.2%)、50 代の女性(15.0%)、50 代の男性(12.6%)、
40 代の女性(11.1%)の順に多くなっている。
1
【回答者の個人属性】
音羽町
10代
20代
30代
男性 40代
50代
60歳以上
合計
10代
20代
30代
女性 40代
50代
60歳以上
合計
20代
40代
50代
無回答
60歳以上
無回答
合計
合計
10代
20代
30代
男性 40代
50代
60歳以上
合計
10代
20代
30代
女性 40代
50代
60歳以上
合計
20代
40代
50代
無回答
60歳以上
無回答
合計
合計
御津町
6
4
8
16
38
63
135
3
2
8
16
31
19
79
2
1
1
9
7
19
39
1
1
3
8
2
2
17
3
3
5
11
225
音羽町
2.7%
1.8%
3.6%
7.1%
16.9%
28.0%
60.0%
1.3%
0.9%
3.6%
7.1%
13.8%
8.4%
35.1%
0.0%
0.0%
1.3%
1.3%
2.2%
4.9%
100.0%
豊川市
合計
5
1
6
62
6
10
46
81
120
222
485
11
30
80
121
164
82
488
1
1
5
23
20
50
1,023
14
15
55
106
165
304
659
15
33
91
145
197
103
584
1
1
8
31
26
67
1,310
御津町
3.2%
1.6%
1.6%
14.5%
11.3%
30.6%
62.9%
1.6%
1.6%
4.8%
12.9%
3.2%
3.2%
27.4%
0.0%
0.0%
0.0%
8.1%
1.6%
9.7%
100.0%
豊川市
0.6%
1.0%
4.5%
7.9%
11.7%
21.7%
47.4%
1.1%
2.9%
7.8%
11.8%
16.0%
8.0%
47.7%
0.1%
0.1%
0.5%
2.2%
2.0%
4.9%
100.0%
合計
1.1%
1.1%
4.2%
8.1%
12.6%
23.2%
50.3%
1.1%
2.5%
6.9%
11.1%
15.0%
7.9%
44.6%
0.1%
0.1%
0.6%
2.4%
2.0%
5.1%
100.0%
2
問1:どのぐらいの頻度で川へ行きますか。(1つだけ選んで下さい)
音羽川についての無回答は 15.6%であるが、山陰川・白川・西古瀬川についてはそれ
ぞれ 51.1%・47.3%・51.4%が無回答である。
音羽川では、ほとんど毎日が 25.6%、週1回程が 13.8%で、これらが全体の 39.4%を
占めており、川を訪れる頻度は高い。
一方、山陰川・白川・西古瀬川については、ほとんど行かないが、それぞれ 38.9%・
35.1%・37.3%で、川を訪れる頻度はかなり低い。
【音羽川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
音羽町 御津町 豊川市
59
25
252
37
9
135
4
2
38
11
4
66
29
10
192
44
8
181
41
4
159
225
62
1,023
合計
336
181
44
81
231
233
204
1,310
音羽町 御津町 豊川市
22
3
18
1
3
2
5
11
8
16
3
40
59
28
422
97
30
542
225
62
1,023
合計
25
22
7
19
59
509
669
1,310
音羽町 御津町 豊川市
2
5
61
7
27
19
8
22
3
1
75
85
18
357
135
23
462
225
62
1,023
合計
68
34
19
30
79
460
620
1,310
音羽町 御津町 豊川市
1
1
25
1
33
10
22
2
5
48
87
25
377
135
30
508
225
62
1,023
合計
27
34
10
22
55
489
673
1,310
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
音羽町 御津町 豊川市
26.2%
40.3%
24.6%
16.4%
14.5%
13.2%
1.8%
3.2%
3.7%
4.9%
6.5%
6.5%
12.9%
16.1%
18.8%
19.6%
12.9%
17.7%
18.2%
6.5%
15.5%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
25.6%
13.8%
3.4%
6.2%
17.6%
17.8%
15.6%
100.0%
音羽町 御津町 豊川市
9.8%
0.3%
8.0%
1.6%
0.3%
0.9%
0.5%
4.9%
0.8%
7.1%
4.8%
3.9%
26.2%
45.2%
41.3%
43.1%
48.4%
53.0%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
1.9%
1.7%
0.5%
1.5%
4.5%
38.9%
51.1%
100.0%
音羽町 御津町 豊川市
0.9%
8.1%
6.0%
11.3%
2.6%
1.9%
12.9%
2.2%
1.3%
1.6%
7.3%
37.8%
29.0%
34.9%
60.0%
37.1%
45.2%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
5.2%
2.6%
1.5%
2.3%
6.0%
35.1%
47.3%
100.0%
音羽町 御津町 豊川市
0.4%
1.6%
2.4%
1.6%
3.2%
1.0%
2.2%
0.9%
8.1%
4.7%
38.7%
40.3%
36.9%
60.0%
48.4%
49.7%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
2.1%
2.6%
0.8%
1.7%
4.2%
37.3%
51.4%
100.0%
【山陰川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
【白川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
【西古瀬川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
3
【音 羽 川 】
25.6%
ほ とん ど毎 日
13.8%
週 1回 程
3.4%
二 週 に 1回 程
6.2%
月 1回 程
年に数回
17.6%
ほ とん ど行 か な い
17.8%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
【山 陰 川 】
ほ とん ど毎 日
1.9%
週 1回 程
1.7%
二 週 に 1回 程
0.5%
月 1回 程
1.5%
4.5%
年に数回
38.9%
ほ とん ど行 か な い
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
【白 川 】
5 .2 %
ほ とん ど毎 日
週 1回 程
二 週 に 1回 程
月 1回 程
2 .6 %
1 .5 %
2 .3 %
6 .0 %
年に数回
3 5 .1 %
ほ とん ど行 か な い
0 .0 %
5 .0 %
1 0 .0 %
1 5 .0 %
2 0 .0 %
2 5 .0 %
3 0 .0 %
3 5 .0 %
4 0 .0 %
【西 古 瀬 川 】
ほ とん ど毎 日
週 1回 程
二 週 に 1回 程
月 1回 程
年に数回
2 .1 %
2 .6 %
0 .8 %
1 .7 %
4 .2 %
3 7 .3 %
ほ とん ど行 か な い
0 .0 %
5 .0 %
1 0 .0 %
1 5 .0 %
4
2 0 .0 %
2 5 .0 %
3 0 .0 %
3 5 .0 %
4 0 .0 %
問2:主にどのような場合に川へ行きますか。
(いくつ選んでもかまいません)
散歩(58.2%)
・花見(23.1%)
・自然観察(21.8%)の順に多く、一方、魚釣り(9.5%)・
水遊び(8.2%)・昆虫採集(1.5%)といった水辺での活動的な目的は少ない。
市・町別に見ると、散歩は3市町とも一番多い。二番目以降は、音羽町では自然観察
(23.1%)
・なんとなく(20.0%)
・魚釣り(15.1%)、御津町では自然観察(30.6%)
・運
動(16.1%)
・なんとなく(16.1%)、豊川市では花見(27.3%)
・自然観察(21.0%)
・花
火大会(19.4%)の順で多くなっている。
9.5%
魚釣り
8.2%
水遊び
1.5%
昆虫採集
21.8%
自然観察
23.1%
花見
58.2%
散歩
4.7%
サイクリング
11.0%
運動
16.0%
花火大会
15.3%
なんとなく
20.5%
その他
0.0%
魚釣り
20.0%
8.0%
8.1%
7.2%
水遊び
昆虫採集
10.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
15.1%
12.9%
12.4%
0.9%
4.8%
1.5%
23.1%
自然観察
花見
30.6%
21.0%
8.0%
9.7%
27.3%
51.1%
54.8%
散歩
サイクリング
運動
花火大会
2.7%
6.5%
5.0%
5.8%
16.1%
11.8%
3.6%
4.8%
19.4%
20.0%
16.1%
14.2%
なんとなく
その他
0.0%
60.0%
17.9%
10.0%
20.0%
25.8%
31.1%
30.0%
音羽町
5
40.0%
御津町
豊川市
50.0%
60.0%
70.0%
問3:川について、現在どのように感じていますか。(1つだけ選んで下さい)
音羽川についての無回答は 16.0%であるが、山陰川・白川・西古瀬川についてはそれ
ぞれ 70.2%・63.6%・70.2%が無回答である。
音羽川では、きたない(21.3%)
・自然が豊か(19.8%)
・水が少ない(14.0%)の順に
多く回答されている。音羽川について市・町別に見ると、音羽町ではきたない(21.8%)・
水が少ない(14.7%)・自然が豊か(14.2%)、御津町ではきたない(22.6%)・殺風景
(21.0%)
・自然が豊か(14.5%)、豊川市では自然が豊か(21.3%)
・きたない(21.1%)・
水が少ない(14.5%)の順に多くなっている。
山陰川では自然が豊か(7.8%)・きたない(5.7%)、白川ではきたない(12.6%)・水
が少ない(5.7%)、西古瀬川ではきたない(10.7%)
・水が少ない(4.2%)が多く回答さ
れている。
【音羽川】
19.8%
自然が豊か
6.0%
殺風景
4.0%
きれい
21.3%
きたない
7.7%
近づきやすい
近づきにくい
2.4%
14.0%
水が少ない
4.2%
自然災害に対し多少なりとも不安
農業用水として重要である
その他
2.7%
2.0%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
【音羽川】
音羽町
14.2%
御津町
14.5%
12.0%
21.0%
21.3%
豊川市
0%
10%
14.7%
21.8%
22.6%
20%
30%
6.5%
40%
50%
自然が豊か
きれ い
近づきやすい
水が少ない
農業用水として重要である
無回答
9.7%
14.5%
8.7%
21.1%
8.0%
60%
70%
80%
90%
殺風景
きたない
近づきにくい
自然災害に対し多少なりとも不安
その他
6
100%
【山陰川】
7.8%
自然が豊か
2.2%
殺風景
1.1%
きれい
5.7%
きたない
0.3%
近づきやすい
3.4%
近づきにくい
2.8%
水が少ない
0.8%
自然災害に対し多少なりとも不安
2.7%
農業用水として重要である
2.9%
その他
0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% 5.0% 6.0% 7.0% 8.0% 9.0%
【白川】
2.3%
自然が豊か
3.5%
殺風景
0.8%
きれい
12.6%
きたない
1.7%
近づきやすい
3.2%
近づきにくい
5.7%
水が少ない
1.7%
自然災害に対し多少なりとも不安
農業用水として重要である
2.5%
その他
2.4%
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0%
10.0% 12.0% 14.0%
【西古瀬川】
2.7%
自然が豊か
2.3%
殺風景
きれい
0.1%
10.7%
きたない
近づきやすい
0.8%
3.4%
近づきにくい
4.2%
水が少ない
自然災害に対し多少なりとも不安
農業用水として重要である
0.7%
2.2%
2.7%
その他
0.0%
2.0%
7
4.0%
6.0%
8.0%
10.0%
12.0%
問4:かつての川と比べて、現在の川は何が最も変わってきていると思いますか。
(1つだけ選んで下さい)
音羽川についての無回答は 18.9%であるが、山陰川・白川・西古瀬川についてはそれ
ぞれ 73.5%・66.9%・73.8%が無回答である。
音羽川では、川の風景(13.5%)・川に対する人々の意識(13.1%)・魚の種類や量
(12.1%)・普段の川の水量(10.8%)の順に多く回答されている。音羽川について市・
町別に見ると、音羽町では川の風景(19.1%)
・河川工法(12.9%)
・川に対する人々の意
識(11.6%)、御津町では河川工法(29.0%)
・川の風景(17.7%)
・魚の種類や量(11.3%)、
豊川市では川に対する人々の意識(13.9%)・魚の種類や量(12.8%)・普段の川の水量
(12.0%)・川の風景(12.0%)の順に多くなっている。
山陰川では変わらない(4.7%)・川の風景(4.0%)、白川では川に対する人々の意識
(5.2%)
・普段の川の水量(4.6%)、西古瀬川では川に対する人々の意識(3.9%)
・変わ
らない(3.7%)・魚の種類や量(3.7%)が多く回答されている。
【音羽川】
4.4%
変わらない
10.8%
普段の川の水量
13.5%
川の風景
13.1%
川に対する人々の意識
1.8%
川の形
10.4%
河川工法
9.8%
川での遊び
12.1%
魚の種類や量
3.1%
川周辺の樹林
2.1%
その他
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0%
10.0%
12.0%
14.0%
16.0%
【音 羽 川 】
6 .7 %
音羽町
6 .5 %
御津町
1 9 .1 %
1 7 .7 %
1 2 .0 %
豊川市
0%
10%
8 .4 %
2 9 .0 %
6 .5 %
1 2 .0 %
20%
1 2 .9 %
1 1 .6 %
1 3 .9 %
30%
変わらない
川に対する人々の意識
川での遊び
その他
8 .7 %
40%
普段の川の水量
川の形
魚の種類や量
無回答
8
6 .5 % 1 1 .3 %
1 0 .4 %
50%
8 .9 %
60%
6 .5 %
1 2 .8 %
70%
80%
川の風景
河川工法
川周辺の樹林
90%
100%
【山 陰 川 】
4.7%
変 わ らな い
2.2%
普段の川の水量
4.0%
川の風景
2.9%
川 に 対 す る人 々 の 意 識
1.0%
川の形
2.2%
河川工法
1.9%
川での遊び
3.4%
魚の種類や量
1.7%
川周辺の樹林
2.6%
その他
0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% 4.5% 5.0%
【白 川 】
3.4%
変わらない
4.6%
普段の川の水量
3.4%
川の風景
5.2%
川に対する人々の意識
1.1%
川の形
4.0%
河川工法
4.0%
川での遊び
4.1%
魚の種類や量
1.0%
川周辺の樹林
2.2%
その他
0.0%
1.0%
2.0%
3.0%
4.0%
5.0%
6.0%
【西 古 瀬 川 】
3.7%
変わらない
2.4%
普段の川の水量
3.3%
川の風景
3.9%
川に対する人々の意識
0.6%
川の形
2.2%
河川工法
2.9%
川での遊び
3.7%
魚の種類や量
1.1%
川周辺の樹林
2.4%
その他
0.0%
0.5%
1.0%
1.5%
9
2.0%
2.5%
3.0%
3.5%
4.0%
4.5%
問5:音羽川水系で、最も好きな場所はどこですか。
川の名では、音羽川が 66.5%と圧倒的に多く回答されている。次いで、白川(5.8%)・
山陰川(4.0%)・西古瀬川(2.4%)の順に多くなっている。
市・町別に見ると、音羽川は3市町とも一番多い。二番目以降は、音羽町では山陰川
(16.0%)・切山川(0.9%)、御津町では白川(9.7%)・山陰川(3.2%)、豊川市では白
川(6.8%)・西古瀬川(3.1%)の順で多くなっている。
66.5%
音羽川
佐奈川
0.1%
山陰川
4.0%
室呂川
室川
0.1%
諏訪川
0.1%
2.4%
西古瀬川
切山川
0.2%
男川
0.1%
天王川
0.1%
白川
0.0%
5.8%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
58.7%
音羽町
50.0%
60.0%
16.0%
77.4%
御津町
9.7%
67.5%
豊川市
0%
音羽川
男川
20%
佐奈川
天王川
70.0%
6.8%
40%
山陰川
白川
60%
室川
室呂川
無回答
10
諏訪川
80%
西古瀬川
100%
切山川
問7:これからの川には何が一番必要だと思いますか。(1つだけ選んで下さい)
環境保全(河川環境の整備・保全)が 60.5%、親水利用(河川空間の公園的利用)が
16.4%、利水(飲み水や農業用水などの確保)が 8.7%となっており、治水(洪水調節)
は 5.9%と少ない。
市・町別に見ると、環境保全は3市町とも一番多い。二番目以降は、音羽町では利水
(14.2%)
・親水利用(12.4%)、御津町では親水利用(17.7%)
・利水(6.5%)
・治水(6.5%)、
豊川市では親水利用(17.2%)・利水(7.6%)の順で多くなっている。
5.9%
治水(洪水調節)
8.7%
利水(飲み水や農業用水などの確保)
16.4%
親水利用(河川空間の公園的利用)
60.5%
環境保全(河川環境の整備・保全)
7.1%
その他
0.0%
14.2%
音羽町
12.4%
御津町
17.7%
豊川市
17.2%
0%
20.0%
20%
40.0%
60.0%
80.0%
60.0%
56.5%
9.7%
60.8%
40%
治水(洪水調節)
親水利用
その他
60%
80%
100%
利水(飲み水や農業用水などの確保)
環境保全(河川環境の整備・保全)
無回答
11
問8:河川環境面では、何を期待しますか。(いくつ選んでもかまいません)
多様な生き物が生息する川にして欲しい(70.8%)・きれいな水の川にしてほしい
(66.6%)
・護岸をコンクリートで固めないで欲しい(44.4%)
・景観の良い川にして欲し
い(36.7%)・魚釣りが楽しめる川にして欲しい(29.8%)の順に多くなっている。
市・町別に見ると、3市町ともほぼ同様の傾向になっている。
70.8%
多様な生き物が生息する川にして欲しい
22.8%
流れる水を増やして欲しい
36.7%
景観の良い川にして欲しい
66.6%
きれいな水の川にして欲しい
29.8%
魚釣りが楽しめる川にして欲しい
44.4%
護岸をコンクリ−トで固めないで欲しい
草が生えないようコンクリ−トで固めて欲
しい
1.7%
7.4%
その他
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
71.1%
75.8%
70.4%
多様な生き物が生息する川にして欲しい
11.3%
流れる水を増やして欲しい
20.9%
23.9%
37.3%
32.3%
36.9%
景観の良い川にして欲しい
58.7%
58.1%
きれいな水の川にして欲しい
29.8%
魚釣りが楽しめる川にして欲しい
29.0%
68.8%
41.9%
44.9%
43.5%
44.3%
護岸をコンクリ−トで固めないで欲しい
草が生えないようコンクリ−トで固めて欲
しい
80.0%
3.1%
1.6%
1.4%
その他
8.9%
6.5%
7.1%
0.0%
20.0%
音羽町
12
40.0%
御津町
60.0%
豊川市
80.0%
問9:川の草刈りについて、どうお考えですか。(いくつ選んでもかまいません)
水辺の美しさや潤いに配慮して行うべきである(65.6%)・多様な生物の生息に配慮し
て残すべきである(43.0%)・洪水等による災害の防止を重視すべきである(21.3%)の
順に多くなっている。一方、害虫等が発生するから除去すべきである(16.9%)
・見苦し
いから除去すべきである(10.3%)といった除去を希望する回答はあまり多くない。
市・町別に見ると、3市町ともほぼ同様の傾向になっている。
水辺の美しさや潤いに配慮して行うべきである
65.6%
43.0%
多様な生物の生息に配慮して残すべきである
10.3%
見苦しいから除去すべきである
害虫等が発生するから除去すべきである
16.9%
21.3%
洪水等による災害の防止を重視すべきである
9.8%
その他
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
6 4 .9 %
7 2 .6 %
6 5 .4 %
水 辺 の 美 し さや 潤 い に 配 慮 し て 行 うべ き で あ る
4 7 .6 %
4 5 .2 %
4 1 .8 %
多様な生物の生息に配慮して残すべきである
見苦しいから除去すべきである
害虫等が発生するから除去すべきである
1 0 .2 %
6 .5 %
1 0 .6 %
1 5 .1 %
9 .7 %
1 7 .8 %
2 1 .3 %
2 1 .0 %
2 1 .3 %
洪水等による災害の防止を重視すべきである
その他
0 .0 %
7 .1 %
8 .1 %
1 0 .5 %
2 0 .0 %
音羽町
13
80.0%
4 0 .0 %
6 0 .0 %
御津町
豊川市
8 0 .0 %
問10:川に整備して欲しい施設等がありますか。(いくつ選んでもかまいません)
人工的な施設は少ない方がよい(51.8%)
・散策路(42.4%)
・自然のままで全く手を加
えない方がよい(21.8%)・あずまや(17.9%)の順に多くなっている。
市・町別に見ると、3市町ともほぼ同様の傾向になっている。
2 1 .8 %
自 然 の ままで 全 く手 を加 え な い 方 が よ い
5 1 .8 %
人 工 的 な 施 設 は 少 な い方 がよい
釣 り場
1 1 .1 %
野鳥観察場
1 0 .6 %
6 .8 %
野外学習施設
5 .6 %
ス ポ − ツ公 園
1 4 .5 %
ピ スポーツのできる広場
ク ニッ ク の で き く広 場
1 7 .9 %
あず まや (休 憩 場 )
1 2 .7 %
自転車道
4 2 .4 %
散策路
7 .8 %
その他
0 .0 %
2 0 .0 %
4 0 .0 %
6 0 .0 %
2 4 .0 %
1 9 .4 %
2 1 .4 %
自 然 の ままで 全 く手 を加 え な い 方 が よ い
4 1 .9 %
人 工 的 な 施 設 は 少 な い方 がよい
4 9 .3 %
5 3 .0 %
1 6 .4 %
1 1 .3 %
9 .9 %
釣 り場
8 .9 %
野鳥観察場
1 0 .4 %
2 1 .0 %
6 .7 %
8 .1 %
6 .7 %
野外学習施設
4 .0 %
3 .2 %
6 .1 %
ス ポ − ツ公 園
ピク
ニッ ク の で き く広 場
スポーツのできる広場
1 4 .2 %
1 9 .4 %
1 4 .3 %
あず まや (休 憩 場 )
1 5 .6 %
1 9 .4 %
1 8 .3 %
1 1 .6 %
1 4 .5 %
1 2 .9 %
自転車道
3 6 .0 %
4 0 .3 %
4 3 .9 %
散策路
7 .6 %
9 .7 %
7 .7 %
その他
0 .0 %
2 0 .0 %
音羽町
14
4 0 .0 %
御津町
豊川市
6 0 .0 %
問11:音羽川水系に関する自由な意見をお聞かせ下さい。
回収した 1,310 票のうち 860 票(記入率 65.6%)に自由意見が記入してあった。市・
町別の自由意見の記入状況は、音羽町が 160 票(71.1%)、御津町が 51 票(82.3%)、豊
川市が 649 票(63.4%)であった。
内容は多岐にわたるが、主な意見を以下に示す。
1) アンケート調査の実施について
○今回のアンケートにより、改めて音羽川のことを考えました。普段、忘れてしまって
いることが多いことをつくづく思いました。反省あるのみ!情報をもっと多く、もっ
と頻繁に、もっと多様に送ることで、川への意識が高まるように思われる。山と川の
ある町に住むことが出来る身に感謝!(豊川市)
○このようなアンケートをされるのは、大変良いことだと思います。この結果を何らか
の方法で公開して下さい。「お役所仕事」ではなく住民の直接の意見・体験を重視して
下さるよう、お願いいたします。これからも建設的な意見を集約して下さい。(私も出
します)(豊川市)
2) 河川整備計画について
○行政の一方的な考え方で事業計画を立案するのでなく、この様なアンケートを利用し
ながら、地域住民の参加で川を守っていくことが大切です。今後もきれいで、水の豊
富で、人々の親しみのある川でありたいものです。(豊川市)
○何らかの施設整備に結びつけようとするためのアンケートのように感じました。施政
者は哲学を持って事に当たらねばならないし、哲学を磨くように努めねばなりません。
中途半端に川の自然を変えてはならないと思います。(豊川市)
○河川整備が場当たり、小間切れ的で一貫性がない。中長期計画を立て、年度毎に積み
上げて行くよう努めてほしい。(豊川市)
○役所の中のプランで仕事を進めるのではなく、地元の意見(小単位で良いから)を先
ずヒアリングして、プランを立て、実行に移すべき。特に子供達の意見を尊重すべき
である。極論すれば、役所はプランを立てるな。地元に任せるべき。
(豊川市)
○軽薄な施策でもって川を変形しない。生きていることを知る。川岸の桜の花はきれい
だが、流れる水の汚れていることに目を向けたい。どぶ川に色のついたコイを放して
も、少しも美しいと思わない。また、コイを放流しても良いが程々にすること。メダ
カやフナやハヤがいて、そしてコイが少しいれば良い。多すぎたり、度を過ぎたこと
は、好意などの押しつけで馬鹿げている。本当に川を考えるなら自然に近い姿になる
ように努力することだ。また、橋の欄干の模様も好きでない。汚いものや臭いものを
隠すのに「キレイなふた」をすることと同じ。
(豊川市)
○四国の四万十川のような地域の誇りとなる川にするため、夢のある計画を立てて実
行して下さい。
(豊川市)
15
3) 川の護岸工事について
○山陰川の支流にまでコンクリート護岸(ひどいところは三面コンクリート)にしてい
るが、本当に必要な工事とは思えない。自然の生態系を残すため、治水上どうしても
コンクリート護岸が必要な箇所のみにして欲しい。蛇行しているところを直線にした
り、先進国の中で最低である。50年は遅れている。豊橋土木事務所も理論上は勉強
されていると思うが、行動として即動いて欲しい。土建会社を儲けさせるだけの不必
要な工事は止め、できれば昔の川に戻す工事をして欲しい。(音羽町)
○音羽川下流のコンクリート護岸は、いくら何でもヒドイ!ヒドスギル。あれでは近づ
けない。排水路だ。早く元の様に戻してほしい。いつも見るたびに心が痛む。とても
さびしいー。
(御津町)
○河口近くで護岸をコンクリートで固めてあります。安全に対しては心配はなくなりま
したが、川に対する親しみは減ったんではないかと思います。(御津町)
○この頃の堤防内側の工事は間違いです。コンクリートの壁で固めるべきです。ホタル
は住むことができます(自然に川の中に土砂がたまりますから)。水害が怖い。コンク
リ壁でないと堤防はこわれる。白川の現在の堤防改良工事は間違い。
(豊川市)
○昔のように、自然の川にしてメダカやドジョウのいる川にしてほしいです。コンクリ
ート護岸の川は非常に殺風景で、心がすさんでくるように感じます。
(豊川市)
○河川の改修には護岸はそこそこ整備して良いが、川底はもっと工夫して下さい。昔な
つかしい、いろいろな生き物も護岸工事、河川改修の名のもと、川も岸もすべて作り
替えてしまっています。もっと真剣に考えて下さい。(豊川市)
4) 多自然型工法について
○音羽町役場の横が今回整備された。見た目にはきれいで良いかもしれないが、自然の
動植物(川近辺に住む)が住む場がない。(音羽町)
○音羽町役場裏の川の工事について憤慨している。生物の棲めない川になった上に、水
量が増えると土手が流れ、折角貼った芝生も雑草に覆われ、一体、何のための工事な
のか分からない。地元の住民が望んでいるのは、あんな工事だったのだろうか。憩い
の場にもならない。毎日見るたびにストレスが溜まっている。何とかして欲しい。(音
羽町)
○最近の音羽町文化ホールのちょうど裏の音羽川の管理が非常に悪い。雨が降った後に
水が増します。そして川ぎりぎりまで芝生が植えてあるので降った後、水が上がって
くるところまでの芝生は全て流されます。ですが後日、作業員の方が流された土肌む
き出しの元あった芝生の所に同じように芝生を植えています。はっきり言ってムダ。
また、少し前の話になりますが、上記の所に大きな木が立っていました。それを無惨
に切り倒したことは罰せられるに値します。植え替えれば良かったのに…。(音羽町)
○春の音羽川は特に美しく、友人・知人を連れて歩きたくなります。しかし、西中横の
堤防の法面の壁画は何だ!そして「せせらぎの小川」なるバカげた構造、そして川面
をさえぎる飛び石(?)
。大切な税金を使ってあんな変なものを作るな!コイのために
も今すぐに撤去してほしい。ゴミのたまり場になりきたない。桜の木にちょうちんも
16
ぶら下げないで!!まして鯉のぼりの残品もぶら下げないで!!川本来の美しさを心
に映せばよいのです。○○でやっているからと、猿まねはやめて下さい。本当に自然
を愛している人も沢山いるのですから。(豊川市)
○西部中付近の川辺は、コンクリートで固められ、川の中は流れが人工的になっていて、
水辺で遊べるようになっていますが、あまりにも装備されすぎていて好きではありま
せん。昔の様な雑草の生えた土手が懐かしい。自然を大切に残してほしい。(豊川市)
5) 河川整備について
○直線的な川の流れにしないで下さい。蛇行する川筋で浅瀬や深場を自然のままに魚が
住める河川にして下さい。水辺に水生生物を残しホタルの生息できる環境を残して下
さい。(音羽町)
○自然の流れを砂防工事などにより直す必要は全くなく、色々な生物、植物、魚等の生
息を充分考え、災害の発生した所のみを工事していくべきである。自然を壊す河川工
事など、税金の無駄遣いである。自然をもう一度見直すべきである。
(音羽町)
○川には水域文化があります。単に、治水だけで考えるべきではないと思います。余り
きれいにすると、ホタルもいなくなります。曲がりくねったものが川です。(音羽町)
○本来、川はまっすぐなものではないはず。それを治水関係でまっすぐに河川工事(赤
坂地域は必要性が低いはず)を行ったため、川に川らしさ(自然)がなくなり、その
中で生きていた魚、生物が生息できなくなってしまった。赤坂では、今も、また今後
も、引き続き河川工事が行われる予定である。地球規模で考えれば、川は昔の川の形
に近く、また自然に合う河川工法との調和と融合であろう。やはり、何と言っても川
のあるべき姿は手を付けない四万十川にある!(音羽町)
○今までの河川工事は、コンクリートで川を死なしてしまっている。治水も必要である
が、自然に近い工法を持ってすべきであり、魚や生き物の住みにくい川は人間にとっ
ても良いわけがない。(音羽町)
○私の見る限り、少しずつ少しずつ自然を壊している河川工事は、何かこれからの時代
に不安を感じます。今の最新の工法は自然を残す工法だと思います。
(豊川市)
○川の整備も大切だと思うが、全ての川を整備するのではなく、自然のままの川という
のも残してほしい。私達が小さい頃まで遊んだ西古瀬川も、子供たちはほとんど見か
けないので寂しい。川に行くと小さかった頃の遊び、友達、思いなど、ふっと思い出
されてなつかしく、暖かい気持になれます。(豊川市)
○最近の音羽川は、ほんのちょっとの大降りでもすぐに増水してくる。川の上流や付近
の山々が崩され、宅地化したせいだと思う。護岸工事はかなりしっかりしてきたが、
川底はずいぶん昔より上昇し、大雨の度に、この川が溢れたらどうしようという不安
がついてまわります。水質検査、ゴミ集め等、地域住民の努力もずーっと続いていま
すが、心ない少しの人達のポイ捨てが川岸を汚しています。主人の子供の頃には、川
で泳げたというきれいな川だったのですから、素晴らしい周りの景観に負けない美し
い川に戻って欲しいです。(豊川市)
○現在の川に対する行政は、まず人間のことを第一に考えて行われている。洪水になら
ないような治水が優先され、コンクリートで固められて味気ない。治水も大事である
17
が、それをそう見えないよう気を配り、工事を行うべきである。自然に見えるように
する(スイスではそうしているそうだ)。(豊川市)
6) 川の草刈りについて
○河川は私達の川ですので、草刈り清掃は地元でやるべきである。町役場を通しPRし
てほしい。協力します。
(音羽町)
○赤坂地区において、毎年酷暑の時期に市民奉仕により(強制)音羽川の草刈りや清掃
をしているが、住民は住民税の重い負担に喘いでおり、その上肉体労働を強いられた
まらない。住民自治組織の執行部は面子にこだわる余り実施しているが、今後こんな
ことは止めてもらいたい。(音羽町)
○私は散歩が日課ですので、白川の堤防を歩いています。しかし、夏になると草が茂っ
て歩くのに困難です。出来れば草を刈って歩きやすくしてほしいです。でも、コンク
リートにはしてほしくないです。コンクリートの上を長時間歩くと足を痛めるので、
砂利や草がいいと思います。(豊川市)
○音羽川の草刈りは年2回ぐらいしているようですが、西古瀬川は年1回しか来ません。
衛生上よくありません。年3回は刈ってほしいと思います。夏など虫が多くなり不潔
ですので、自宅近くでは年に5回ぐらいは刈り込んでいます。本当に困ります。
(豊川
市)
○川の草刈りは、年に2回ぐらいはいるが、もう少し数を増やして欲しい。年1回は川
の中の汚泥の掃除もすると、もっと素敵な川になると思う。(大変だと思いますが)桜
の木の消毒ももっとしっかりやって欲しい。毎年毛虫の幼虫に悩まされます。草もそ
うですが川のまわりの大木の手入れはやってもらえないのでしょうか?電線にかかり
そうだったり、車に当たったり…。堤防沿いの道路は住民の私達がやってますが、木
の手入れまでは手が出せませんので、勝手なお願いですみませんが…。(豊川市)
7) 堤防への自動車の乗り入れについて
○音羽川の音羽町地内は自然が豊かに残っているので、これ以上人工的施設は不要と思
う。御油、国府地区は堤防上に自動車道があるが、自動車は通行止めにして、自転車・
歩行者専用にしたい。(音羽町)
○レジャーその他の利用が多いから、堤防は舗装等をして整備してもらいたい。愛知県
は道路は良くなったと他県からの人は言うが、今後の対処は、河川の堤防を充分利用
されますよう研究されたい。河川の堤防上は通行止めのないようにして、快適な自然
を親しめるようにして下さい。(御津町)
○水量が少ない時、悪臭がする。散策路には車で入れないようにして欲しい。安心して
老人・子供がゆっくり散歩が出来るようにしたいです。(豊川市)
○自動車が通行出来ない自転車道または散策路だけで良いと思います。休憩場以外の施
設は全く必要ありません。川には直接関係なく広場を作ることは賛成です。ただし、
それに付随する色々な設備は不要です。川の土手を舗装して自動車を通すことは、絶
対に反対します。とにかく川を自然状態のまま保存して下さい。(豊川市)
18
○車の通れるのは右岸または左岸の堤防のみとし、片方は市民が自由に散策でき、健康
増進に役立てるようにし、舗装せずに砂利道または陸上競技場のトラックのような路
面にしてほしい。(豊川市)
8) コイの放流について
○音羽川の鯉の放流は直ちに止めるようお取り計りを願いたい。今、国府地区の川には、
鯉以外の魚の姿は見あたりません。いくつかの原因があると思いますが、鯉以外の魚
が住めないような音羽川は町民としても残念です。まず鯉を撤去して、昔いた魚たち
が戻ってくるよう町民の意識を盛り上げたい。
(豊川市)
○コイの放流をやめて。現在川にいるコイもどこかの池にでも持っていってほしい。小
魚がいなくなったし、水辺の草の根までも食べてしまうため、虫もいなくなった。ト
ンボもホタルも少なくなってしまった。(豊川市)
○コイを放流しているので、汚い水を流すことはためらわれますので良いと思います。
早く下水道ができれば、今より水はきれいになるのかと思いますが、子供が川に入り
たくても、親としたら、現在はドブの水が入っているので、自由に入らせようとは思
えないので、泳げるぐらいきれいな川で遊ぶ子供時代を過ごさせてあげられる川にな
ればと思います。(豊川市)
9) 川沿いの樹木について
○川の両岸にさらに桜などを植え育て、川のまわりを花見の場として整備し、川を守る
(環境保全の)意識を高める場所として力を入れてほしい。(音羽町)
○諏訪の桜並木に負けず、とても桜がきれいに水辺にたれ、最高の眺めになってきたの
は嬉しいのですが、急に桜の木が一本もないところがあり何か淋しい風景になってい
る。あれほどの川幅があるので、並木の豊川の様に、ずっと桜並木があると良いと思
います。ベンチ等も置いてあるとほっとすると思いますが。(豊川市)
○堤防に花のある所があると良い。桜の木の他にも四季の草木が植えられて、ゆとりの
場とされつつ子供達も掃除など奉仕する事により、自然の中で学ぶ場所となると良い。
自然はそのままに!!(豊川市)
10) 川に整備する施設について
○子供と散歩できる散策路やあずまやができると、これから足を運ぶ回数も増えると思
う。でも車で行くので、駐車場もないと行かないかもしれない。また、犬のフンやゴ
ミのポイ捨てが目につくので、私達市民のマナーもきちんとすべきだと思う。(豊川
市)
○流域に親水公園のような施設が欲しい。膝位の深さで、子供も楽しく入れるくらいの
広さがあるような。休憩できる場所は欲しいが、(無用な出費となるような)ビックリ
するような飾り物は不必要。(豊川市)
○音羽川、上流であっても泥が多く、水遊びには適さないのが残念。自然をそのまま残
19
すことが最大の課題と思うが、川岸をいじらない範囲でサイクリング道、広場などが
出来たら、川により親しめると思う。(音羽町)
11) 川の水質について
○汚れた水を清くするのに、どれだけの資金、時間、手間等がかかるのかを強く考えて
欲しい。地球は人間だけのものではない。共存できるような方法等を考えて欲しいと
強く強く願います。美しい日本を子孫に残したいものです。(音羽町)
○20年代初めから中頃、音羽川で泳いだことを覚えている私にとって、今の状況はと
ても悲しい。水辺地域の開発に伴い水質が悪化していくように感じられる。私の周辺
地域は未だ下水道が整備されていないため、汚水等が直接川に流れ込んでいる。護岸
をコンクリートで固めることに予算を使うよりも、水質浄化、汚水等が直接流れ込む
所に浄化装置(これがあるのかどうか判らないが…)を取り付ける等々、に重点を置
いて欲しい。きれいな自然は心安らぐものです。そう思いませんか?(豊川市)
○魚が住み野鳥が訪れる環境を残して欲しい。草は見苦しくない程度に刈り、むやみに
コンクリートで固めない方が良い。水質検査で工場の排水をチェックして、子供達が
安心して楽しめる場所になるといい。(豊川市)
12) 川への親しみについて
○私が子供の頃は、川は生活の中から切り離せないものでした(洗濯、水遊び場、プー
ルの代わり等)。当然に住民達皆で草刈や危険物を拾ったりしてみんなで守ったもので
す。行政任せになって数十年、皆の心に川は無くなったと思います。無関心で無責任、
便利さだけを考えた開発、水量が少なくなっているのも気になります。何十年か先に
は水のない川になるのでしょうか。
(音羽町)
○汚い→行かない→関心なしと、悪循環をくり返している。(音羽町)
○私達の子供の頃は、学校から帰るとすぐ近くの川に汚れた靴を持って洗いながら、小
石でダム等を作り小魚を取って遊びました。豊川市に6社(旭かだん、新東等)が来
て、社宅が出来、水洗トイレが出来てから、親から川へ行ってはいけないと言われた。
今孫と一緒に行くが、草ぼうぼうと犬のウンチで通れない位です。前の様な遊べる川
になってほしい。(豊川市)
○大学を卒業してから、日本各地をテント担いでキャンプしながら旅をしてきました。
何回か川縁でテントを張ったこともあったけど、そのとき思ったのは、音羽川ではテ
ントを張るスペースはないなという事。家が近すぎるという事もあるけど、僕が物心
ついたときには、音羽川は既にほとんどがコンクリートで固められていたという事が
とても悲しかった。それでも小学校の頃までは川で泳いだりして、毎日川で遊んでい
ました。最近、川沿いに子供達の書いた標語が立っているけど、子供の姿は見えませ
ん。僕たちの責任ですね。(豊川市)
○人工的に改良した河川を見ながら生活していると、川に親しみがなくなり、汚しても
心が痛まなくなってくる。「全てを水に流す」の意味をはき違えないように。きれいな
川であれば、ゴミ等を投げ捨てないようになるはず。魚も昆虫も、水草も全て人間と
20
同じ生物であることを忘れないように。(豊川市)
13) 子供の川遊びについて
○音羽川では危険な所は除き、子供達が川遊びが出来るところがあると良いと思う。橋
の上から眺めると、小魚が多く泳いでいる。魚つかみなどやれると良いが、禁止にな
っているので出来ない。しかし、子供達は遊んでる姿を見かけるが、本当に楽しそう
だ。こういうことが出来る川になると良いなあと思います。(音羽町)
○私の子供時代の様な遊びをする子供達がいなくなって寂しい気がします。山と川のあ
る中での生活は本当に良いものです。(御津町)
○近年は、ほとんど川で遊ぶ子供達を見かけません。汚いとか危ないとか理由はあると
思いますが、子供達が楽しめる川になってほしいです。(豊川市)
○大人および行政が「川は危ない」と言っている。行政は、川を改修して子供が遊べな
い川にしている。ホタルやメダカのいる川に戻して欲しい。(豊川市)
○川原や土手に四季折々の草や花(タンポポ、ススキ)があり、蝶々、トンボが飛び、
夜にはホタルも飛び交い、そしてメダカや小ブナを追う子供達のはしゃぎ声が聞こえ
る。そんな昔に帰ることはもう無理でしょうか。自然は自然らしく残して欲しい。(豊
川市)
○こんなに近くて景色も良いのに、子供の水遊びもできないなんて。情操的に考えても
時代の変わり様と嘆くだけでなく、皆できれいな川に戻すよう積極的に行動を起こす
べきだと思います。自然環境保護は何も山林地区だけの問題ではないと考えます。な
ぜ今まで放って来たのでしょうか。分かりません。シンポジウムを開催して下さい。
(豊川市)
14) 川の自然について
○私の住んでいる近くは、5年位前まで、夏にホタルが飛んでいたが、護岸工事の為か、
常夜灯がつくようになったせいか分からないが、この頃はいなくなってしまった。自
然破壊が進んでいるのかなと思う。人間のためとはいえ、自然に申し訳ない気がする
(白川付近在住)。(豊川市)
○水が少ない上に護岸工事で自然が失われている。水辺に自然の草がないため、数少な
い魚、特に小型の魚は隠れる場所がない状態にあり、水鳥の餌になっている。川鵜が
毎日飛来し、小魚を全部食っている。隠れる場所がないため、殆ど食われてしまって
いる。(豊川市)
○昔の自然豊かな川に戻したいですね。私達は生活しやすい社会に少しずつ変え現在に
至っていますが、その為に多くの生物が減っていってしまいました。でも、やっとそ
の間違いに気付きました。まだ遅くないと思います。どうか、自然豊かな愛知に戻し
たいです。お祈りいたします。そして努力いたします。(豊川市)
○川は自然のままに残したい。川の整備は必要ですが、護岸に草の生えないような整備
にはしたくない様に思われます。川は子供達によって思い出の多い故郷となる様に望
みます。(豊川市)
21
15) 川の環境保全について
○私がこの地に嫁ぎ、上の子が産まれた頃(S.60)、夏になるとホタルが飛び交い、土手
にはツクシやレンゲの花が咲いていました。以後、護岸をコンクリートが埋め尽くし、
川の水位は下がり、川底にコケが生え、魚の数も種類も減りました。もちろんホタル
も…。木も切られてしまい鳥も減りました。以前は、よくカワセミも見られ巣もあっ
たりしましたのに残念です。全く昔のままとは言いませんが、自然の香りがする生き
物の住みやすい音羽川をよみがえらせて頂けたらと思ってやみません。(音羽町)
○防災機能も大切ではあるが、人が水面に近づけない河川工法は、地域住民の川への関
心を無くしてしまう。しかし、問 10 の施設については、地域住民の意見を充分に検討
しないと税金の無駄遣いになるので注意されたい。環境保全については、人為をどの
程度介入し、生態系をどのレベルで維持するかの判断が難しい。このアンケートが河
川管理に生かされることを期待する。ご苦労様です。河川に限らず、環境保全に対す
る住民の意識を向上させるための普及、啓発に取り組むべきである。
(音羽町)
○私は子供の頃、毎日のように音羽川へ魚釣りに行きました。川の土手には、水草がた
くさんあり良い魚取り場でした。ドジョウ、小ブナ、ウナギ、はえ等々色々な魚が取
れましたよ。それから、今話題のメダカも。今ではコンクリートブロックの護岸が目
立ち、そこに住む魚の種類もすっかり変わってしまいました。これからは治水という
面だけでなく、人の手を加えて昔の川の姿に戻すような整備も必要なのではないでし
ょうか。治水と環境保全の両立は難しい事かもしれませんが、それが、これからの行
政のあり方だと思います。(豊川市)
22
アンケート問 5/問 6 クロス集計結果(一般)
アンケート結果から音羽川水系内で好きな場所について、回答数の多い地点を整理する
と下表のとおりとなる。
これを見ると、音羽川水系内では、御油の付近がアンケート総数の約 23.7%を占め、つ
いで国府周辺(含む国府小学校)19.8%と、この 2 箇所で全体の約 43.5%と回答者の半分
弱の人に好きな場所として挙げられる結果となっている。支持される理由としては川、桜、
自然等に関連した豊かな河川環境を挙げている人が多く、日常の散歩、安らぎを求める場
所として人々の生活に密着した場所となっている事や、子供の頃川で遊んだ場所だからと
いった回答も多く、流域住民にとって音羽川が生活の一部として密着し、心の故郷となっ
ていることをも感じさせる結果となっている。
特定の場所を示さない回答では、昔川と遊んだ記憶や、豊かな自然が残っているといっ
たイメージでの回答が大半を占めている。
このような意見の集約として、
・ 川と桜等と一体となった親水性の高い河道区間(花見、散歩等の利用)
・ 豊かな自然が残されている(心のふるさと)
音羽川水系内で好きな場所(回答数の多いもの)
河川名
音羽川
山陰川
西古瀬川
白川
1
2
3
4
5
音羽川水系で好きな場所
御油周辺
国府周辺(国府小学校周辺)
豊川西部中学校周辺
長沢地区周辺(長沢小学校周辺)
音羽町役場周辺(音羽中学校周辺)
1 萩地区周辺
2 赤坂駅周辺
1 八幡町、白鳥周辺
2 平尾町周辺
1 野口町、市田町周辺
2 平尾町周辺
回収枚数
回答数
322
143
107
29
18
%
24.6
10.9
8.2
2.2
1.4
12
3
0.9
0.2
7
4
0.5
0.3
14
5
1.1
0.4
1,310
100.0
摘要
といったような理由により、流域住民の中に音羽川の河川としてのイメージが形成され
ていると考えられる。
23
24
2. ア ン ケ ー ト の 概 要 ( 学 校 )
アンケート調査の目的
音羽川水系の将来像を描くにあたり、音羽川・山陰川・白川・西古瀬川が流れる地域を
共同の存在空間にする人々が、どのような川を必要としているのかをアンケート調査によ
り把握する。
アンケート調査の実施時期
アンケート票は各学校に5月初めに配布し、
担任の先生の協力を得て5月中に調査を実
施した。
調査は、音羽川水系周辺の小学校5年生と中学校2年生を主な対象とした。
アンケート票の回収状況
アンケート票は、小学校11校・中学校5校の16校を対象として、1,395 票を配布し、
全数を回収した。
【調査対象の小・中学校】
音羽町
御津町
萩小学校
長沢小学校
赤坂小学校
音羽中学校
御津北部小学校
御津南部小学校
御津中学校
豊川市
御油小学校
国府小学校
代田小学校
八南小学校
桜町小学校
平尾小学校
中部中学校
西部中学校
代田中学校
【回答者の属性】
男 性
女 性
無回答
合 計
音羽町
188
189
6
383
御津町
50
58
1
109
25
豊川市
389
393
121
903
合計
627
640
128
1,395
問1:どのぐらいの頻度で川へ行きますか。(1つだけ選んで下さい)
音羽川についての無回答は 12.0%であるが、山陰川・白川・西古瀬川についてはそれ
ぞれ 30.1%・29.5%・34.9%が無回答である。
音羽川では、ほとんど行かないが 46.2%、年に数回が 17.3%で、これらが全体の 63.5%
を占めており、川を訪れる頻度はかなり低い。
また、山陰川・白川・西古瀬川については、ほとんど行かないが、それぞれ 56.9%・
48.5%・56.1%で、川を訪れる頻度はかなり低い。
【音羽川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
音羽町 御津町 豊川市
36
2
100
31
12
19
21
5
26
31
11
47
112
32
97
130
41
474
22
6
140
383
109
903
合計
138
62
52
89
241
645
168
1,395
音羽町 御津町 豊川市
13
5
7
1
3
13
1
2
18
2
3
99
1
13
190
71
533
43
33
344
383
109
903
合計
18
11
16
23
113
794
420
1,395
音羽町 御津町 豊川市
1
1
27
1
36
29
2
7
53
5
7
139
251
62
363
124
31
256
383
109
903
合計
29
37
29
62
151
676
411
1,395
音羽町 御津町 豊川市
1
1
12
3
15
7
14
1
7
14
6
14
31
250
44
488
125
33
329
383
109
903
合計
14
18
21
22
51
782
487
1,395
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
音羽町 御津町 豊川市
9.4%
1.8%
11.1%
8.1%
11.0%
2.1%
5.5%
4.6%
2.9%
8.1%
10.1%
5.2%
29.2%
29.4%
10.7%
33.9%
37.6%
52.5%
5.7%
5.5%
15.5%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
9.9%
4.4%
3.7%
6.4%
17.3%
46.2%
12.0%
100.0%
音羽町 御津町 豊川市
3.4%
0.6%
1.8%
0.9%
0.3%
3.4%
0.9%
0.2%
4.7%
1.8%
0.3%
25.8%
0.9%
1.4%
49.6%
65.1%
59.0%
11.2%
30.3%
38.1%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
1.3%
0.8%
1.1%
1.6%
8.1%
56.9%
30.1%
100.0%
音羽町 御津町 豊川市
0.3%
0.9%
3.0%
0.9%
4.0%
3.2%
0.5%
6.4%
5.9%
1.3%
6.4%
15.4%
65.5%
56.9%
40.2%
32.4%
28.4%
28.3%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
2.1%
2.7%
2.1%
4.4%
10.8%
48.5%
29.5%
100.0%
音羽町 御津町 豊川市
0.3%
0.9%
1.3%
2.8%
1.7%
6.4%
1.6%
0.3%
6.4%
1.6%
1.6%
12.8%
3.4%
65.3%
40.4%
54.0%
32.6%
30.3%
36.4%
100.0% 100.0% 100.0%
合計
1.0%
1.3%
1.5%
1.6%
3.7%
56.1%
34.9%
100.0%
【山陰川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
【白川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
【西古瀬川】
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
26
ほとんど毎日
週1回程
二週に1回程
月1回程
年に数回
ほとんど行かない
無回答
合計
【音 羽 川 】
9 .9 %
ほ とん ど毎 日
4 .4 %
週 1回 程
3 .7 %
二 週 に 1回 程
6 .4 %
月 1回 程
1 7 .3 %
年に数回
4 6 .2 %
ほ とん ど行 か な い
0 .0 %
5 .0 %
1 0 .0 % 1 5 .0 % 2 0 .0 % 2 5 .0 % 3 0 .0 % 3 5 .0 % 4 0 .0 % 4 5 .0 % 5 0 .0 %
【山 陰 川 】
1 .3 %
ほ とん ど毎 日
週 1回 程
0 .8 %
二 週 に 1回 程
1 .1 %
1 .6 %
月 1回 程
8 .1 %
年に数回
5 6 .9 %
ほ とん ど行 か な い
0 .0 %
1 0 .0 %
2 0 .0 %
3 0 .0 %
4 0 .0 %
5 0 .0 %
6 0 .0 %
【白 川 】
2 .1 %
ほ とん ど毎 日
2 .7 %
週 1回 程
2 .1 %
二 週 に 1回 程
4 .4 %
月 1回 程
1 0 .8 %
年に数回
4 8 .5 %
ほ とん ど行 か な い
0 .0 %
1 0 .0 %
2 0 .0 %
3 0 .0 %
4 0 .0 %
5 0 .0 %
6 0 .0 %
【西 古 瀬 川 】
ほ とん ど毎 日
1 .0 %
週 1回 程
1 .3 %
二 週 に 1回 程
1 .5 %
月 1回 程
1 .6 %
年に数回
3 .7 %
5 6 .1 %
ほ とん ど行 か な い
0 .0 %
1 0 .0 %
2 0 .0 %
27
3 0 .0 %
4 0 .0 %
5 0 .0 %
6 0 .0 %
問2:主にどのような場合に川へ行きますか。(いくつ選んでもかまいません)
水遊び(34.3%)・なんとなく(34.0%)・魚釣り(25.2%)・散歩(22.4%)の順に多
くなっている。
市・町別に見ると、音羽町では水遊び(48.0%)
・なんとなく(32.1%)
・魚釣り(28.2%)、
御津町ではなんとなく(38.5%)・水遊び(33.9%)・魚釣り(31.2%)、豊川市ではなん
となく(34.2%)・水遊び(28.6%)・魚釣り(23.3%)の順で多くなっている。
25.2%
魚釣り
34.3%
水遊び
5.1%
昆虫採集
9.6%
自然観察
10.0%
花見
22.4%
散歩
8.0%
サイクリング
4.4%
運動
7.9%
花火大会
34.0%
なんとなく
11.0%
その他
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
魚釣り
20.0%
28.6%
3.7%
花見
9.7%
8.3%
6.0%
5.5%
運動
花火大会
0.0%
48.0%
33.9%
20.2%
22.5%
19.3%
22.8%
6.5%
11.0%
8.2%
3.9%
6.4%
4.3%
4.2%
5.5%
9.7%
32.1%
なんとなく
その他
40.0%
12.2%
散歩
サイクリング
35.0%
11.9%
4.9%
自然観察
30.0%
28.2%
31.2%
23.3%
水遊び
昆虫採集
25.0%
34.2%
38.5%
9.4%
9.2%
12.0%
10.0%
20.0%
音羽町
30.0%
御津町
28
40.0%
豊川市
50.0%
60.0%
問3:川について、現在どのように感じていますか。(1つだけ選んで下さい)
音羽川についての無回答は 30.0%であるが、山陰川・白川・西古瀬川についてはそれ
ぞれ 58.2%・47.9%・63.6%が無回答である。
音羽川では、きたない(25.0%)・自然が豊か(10.2%)・近づきやすい(8.3%)の順
に多く回答されている。音羽川について市・町別に見ると、音羽町ではきたない(25.6%)
・
自然が豊か(16.2%)・近づきやすい(14.1%)、御津町ではきたない(28.4%)・近づき
やすい(15.6%)
・自然が豊か(9.2%)、豊川市ではきたない(24.4%)
・自然が豊か(7.8%)
・
近づきやすい(5.0%)の順に多くなっている。
山陰川ではきたない(8.7%)・自然が豊か(6.9%)、白川ではきたない(20.3%)・近
づきにくい(4.4%)、西古瀬川ではきたない(11.6%)
・近づきにくい(4.0%)が多く回
答されている。
【音羽川】
10.2%
自然が豊か
3.9%
殺風景
6.3%
きれい
25.0%
きたない
8.3%
近づきやすい
近づきにくい
3.8%
水が少ない
3.9%
1.9%
自然災害に対し多少なりとも不安
農業用水として重要である
0.9%
5.7%
その他
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
【音 羽 川 】
11.0%
16.2%
音羽町
御津町
9.2%
豊川市
7.8%
0%
6.4%
25.6%
28.4%
14.1%
7.0%
15.6%
24.4%
10%
20%
30%
40%
自然が豊か
きれ い
近づきやすい
水が少ない
農 業 用 水 として 重 要 で ある
無回答
50%
60%
70%
80%
90%
殺風景
きたない
近 づ き に くい
自 然 災 害 に 対 し 多 少 な りとも不 安
その他
29
100%
【山陰川】
6.9%
自然が豊か
1.9%
殺風景
3.8%
きれい
8.7%
きたない
1.6%
近づきやすい
5.4%
近づきにくい
1.5%
水が少ない
自然災害に対し多少なりとも不安
0.3%
農業用水として重要である
0.8%
10.8%
その他
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0%
10.0%
12.0%
【白川】
自然が豊か
2.9%
殺風景
3.2%
3.9%
きれい
20.3%
きたない
3.0%
近づきやすい
4.4%
近づきにくい
3.5%
水が少ない
自然災害に対し多少なりとも不安
0.8%
農業用水として重要である
0.9%
9.2%
その他
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
【西古瀬川】
2.7%
自然が豊か
2.4%
殺風景
1.6%
きれい
11.6%
きたない
近づきやすい
1.4%
4.0%
近づきにくい
水が少ない
自然災害に対し多少なりとも不安
農業用水として重要である
1.4%
0.4%
0.8%
10.0%
その他
0.0%
2.0%
30
4.0%
6.0%
8.0%
10.0% 12.0% 14.0%
問4:かつての川と比べて、現在の川は何が最も変わってきていると思いますか。
(1つだけ選んで下さい)
音羽川についての無回答は 31.7%であるが、山陰川・白川・西古瀬川についてはそれ
ぞれ 59.0%・50.4%・65.4%が無回答である。
音羽川では、魚の種類や量(16.4%)
・変わらない(11.6%)
・川の風景(9.2%)
・川に
対する人々の意識(9.0%)の順に多く回答されている。音羽川について市・町別に見る
と、音羽町では変わらない(23.2%)・魚の種類や量(17.0%)・川の風景(12.3%)、御
津町では魚の種類や量(18.3%)・変わらない(15.6%)・川の風景(10.1%)、豊川市で
は魚の種類や量(15.9%)・川に対する人々の意識(10.4%)・川の風景(7.8%)の順に
多くなっている。
山陰川では変わらない(11.9%)・魚の種類や量(4.4%)、白川では魚の種類や量
(9.8%)
・変わらない(8.8%)、西古瀬川では変わらない(7.2%)
・魚の種類や量(5.5%)
が多く回答されている。
【音羽川】
11.6%
変わらない
3.2%
普段の川の水量
川の風景
9.2%
川に対する人々の意識
9.0%
3.7%
川の形
3.4%
河川工法
4.2%
川での遊び
16.4%
魚の種類や量
1.7%
川周辺の樹林
5.8%
その他
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0%
【音 羽 川 】
2 3 .2 %
音羽町
1 5 .6 %
御津町
豊川市
6 .2 %
0%
7 .8 %
10%
1 2 .3 %
1 0 .1 %
8 .3 %
1 0 .4 %
20%
6 .0 %
7 .8 %
5 .5 %
1 7 .0 %
1 8 .3 %
1 5 .9 %
30%
変わらない
川に対する人々の意識
川での遊び
その他
40%
50%
普段の川の水量
川の形
魚の種類や量
無回答
31
60%
70%
80%
川の風景
河川工法
川周辺の樹林
90%
100%
【山陰川】
11.9%
変わらない
1.9%
普段の川の水量
3.5%
川の風景
3.9%
川に対する人々の意識
川の形
1.0%
河川工法
1.1%
2.1%
川での遊び
4.4%
魚の種類や量
川周辺の樹林
0.9%
10.2%
その他
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0%
10.0%
12.0%
14.0%
【白川】
8.8%
変わらない
1.9%
普段の川の水量
6.3%
川の風景
7.5%
川に対する人々の意識
1.5%
川の形
河川工法
1.4%
2.7%
川での遊び
9.8%
魚の種類や量
川周辺の樹林
0.6%
9.2%
その他
0.0%
2.0%
4.0%
6.0%
8.0%
10.0%
12.0%
【西古瀬川】
7.2%
変わらない
普段の川の水量
1.2%
3.7%
川の風景
3.9%
川に対する人々の意識
川の形
河川工法
0.8%
0.9%
1.5%
川での遊び
5.5%
魚の種類や量
川周辺の樹林
0.6%
9.4%
その他
0.0% 1.0% 2.0% 3.0% 4.0% 5.0% 6.0% 7.0% 8.0% 9.0% 10.0%
32
問5:音羽川水系で、最も好きな場所はどこですか。
川の名では、音羽川が 36.3%と圧倒的に多く回答されている。次いで、白川(13.3%)・
山陰川(4.6%)・西古瀬川(1.0%)の順に多くなっている。
市・町別に見ると、音羽川は3市町とも一番多い。二番目以降は、音羽町では山陰川
(15.9%)、御津町では白川(0.9%)、豊川市では白川(20.4%)・西古瀬川(1.6%)の
順で多くなっている。
なぐら川
0.1%
36.3%
音羽川
佐奈川
0.4%
4.6%
山陰川
1.0%
西古瀬川
赤小川
0.1%
全川
0.1%
13.3%
白川
室川
0.2%
44.0%
無回答
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
43.6%
音羽町
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
50.0%
15.9%
31.2%
御津町
33.8%
豊川市
0%
なぐら川
20.4%
20%
音羽川
佐奈川
40%
山陰川
西古瀬川
33
60%
赤小川
80%
全川
白川
100%
室川
無回答
問7:これからの川には何が一番必要だと思いますか。(1つだけ選んで下さい)
環境保全(河川環境の整備・保全)が 54.3%、利水(飲み水や農業用水などの確保)
が 16.5%、親水利用(河川空間の公園的利用)が 13.5%となっており、治水(洪水調節)
は 7.5%と少ない。
市・町別に見ると、環境保全は3市町とも一番多い。二番目以降は、音羽町では利水
(18.5%)
・親水利用(12.8%)、御津町では親水利用(24.8%)
・利水(16.5%)、豊川市
では利水(15.6%)・親水利用(12.5%)の順で多くなっている。
7.5%
治水(洪水調節)
16.5%
利水(飲み水や農業用水などの確保)
13.5%
親水利用(河川空間の公園的利用)
54.3%
環境保全(河川環境の整備・保全)
3.6%
その他
0.0%
音羽町
6.5%
8.2%
0%
12.8%
40.0%
15.6%
20%
60.0%
6.3%
53.0%
24.8%
16.5%
御津町
豊川市
18.5%
20.0%
46.8%
12.5%
55.7%
40%
60%
治水(洪水調節)
親水利用
その他
80%
100%
利水(飲み水や農業用水などの確保)
環境保全(河川環境の整備・保全)
無回答
34
問8:河川環境面では、何を期待しますか。(いくつ選んでもかまいません)
きれいな水の川にしてほしい(73.3%)・多様な生き物が生息する川にして欲しい
(62.8%)
・景観の良い川にして欲しい(38.6%)
・護岸をコンクリートで固めないで欲し
い(36.3%)・魚釣りが楽しめる川にして欲しい(33.5%)の順に多くなっている。
市・町別に見ると、3市町ともほぼ同様の傾向になっている。
62.8%
多様な生き物が生息する川にして欲しい
20.4%
流れる水を増やして欲しい
38.6%
景観の良い川にして欲しい
73.3%
きれいな水の川にして欲しい
33.5%
魚釣りが楽しめる川にして欲しい
36.3%
護岸をコンクリ−トで固めないで欲しい
草が生えないようコンクリ−トで固めて欲
しい
9.4%
1.2%
その他
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
64.0%
67.9%
61.7%
多様な生き物が生息する川にして欲しい
16.7%
17.4%
22.3%
流れる水を増やして欲しい
30.8%
43.1%
41.3%
景観の良い川にして欲しい
67.6%
77.1%
75.3%
きれいな水の川にして欲しい
29.2%
魚釣りが楽しめる川にして欲しい
33.8%
45.9%
43.1%
41.3%
32.8%
護岸をコンクリ−トで固めないで欲しい
4.4%
5.5%
12.0%
草が生えないようコンクリ−トで固めて欲
しい
その他
80.0%
1.0%
0.0%
1.4%
0.0%
20.0%
40.0%
音羽町
35
60.0%
御津町
80.0%
豊川市
100.0%
問9:川の草刈りについて、どうお考えですか。(いくつ選んでもかまいません)
多様な生物の生息に配慮して残すべきである(45.4%)
・水辺の美しさや潤いに配慮し
て行うべきである(43.9%)
・害虫等が発生するから除去すべきである(25.4%)
・洪水等
による災害の防止を重視すべきである(18.6%)の順に多くなっている。一方、見苦しい
から除去すべきであるという回答は 13.2%とあまり多くない。
市・町別に見ると、3市町ともほぼ同様の傾向になっている。
43.9%
水 辺 の美 しさ や 潤 いに配 慮 して 行 うべ きである
45.4%
多 様 な 生 物 の生 息 に配 慮 して 残 す べ きである
13.2%
見 苦 しいから除 去 す べ きである
25.4%
害 虫 等 が発 生 す るから除 去 す べ きである
18.6%
洪 水 等 による災 害 の防 止 を重 視 す べ きである
2.5%
そ の他
0.0%
20.0%
40.0%
60.0%
40.7%
45.9%
45.1%
水辺の美しさや潤いに配慮して行うべきである
47.0%
多様な生物の生息に配慮して残すべきである
65.1%
42.3%
11.7%
13.8%
13.7%
見苦しいから除
見苦しいから除去すべきである
21.1%
19.3%
27.9%
害虫等が発生するから除去すべきである
19.8%
16.5%
18.4%
洪水等による災害の防止を重視すべきである
その他
1.8%
0.9%
3.0%
0.0%
20.0%
音羽町
36
40.0%
御津町
60.0%
豊川市
80.0%
問10:川に整備して欲しい施設等がありますか。(いくつ選んでもかまいません)
自然のままで全く手を加えない方がよい(33.4%)・人工的な施設は少ない方がよい
(29.7%)・あずまや(28.2%)・スポーツ公園(26.2%)の順に多くなっている。
市・町別に見ると、音羽町では自然のままで全く手を加えない方がよい(42.6%)・人
工的な施設は少ない方がよい(32.4%)・あずまや(21.4%)、御津町ではあずまや
(39.4%)・釣り場(38.5%)・スポーツ公園(35.8%)、豊川市では自然のままで全く手
を加えない方がよい(30.3%)
・あずまや(29.8%)
・スポーツ公園(29.3%)の順に多く
なっている。
自 然 の ままで 全 く手 を加 え な い 方 が よ い
3 3 .4 %
2 9 .7 %
人 工 的 な 施 設 は 少 な い方 が よい
釣 り場
2 4 .9 %
野 鳥 観 察 場
1 4 .4 %
野 外 学 習 施 設
1 1 .8 %
2 6 .2 %
ス ポ − ツ公 園
ピ ク ニスポーツのできる広場
ッ ク の で きく広 場
2 3 .4 %
あず まや (休 憩 場 )
2 8 .2 %
2 4 .6 %
自 転 車 道
1 7 .6 %
散 策 路
2 .6 %
そ の 他
0 .0 %
2 0 .0 %
自 然 の ままで 全 く手 を加 え な い 方 が よ い
4 0 .0 %
4 2 .6 %
2 6 .6 %
3 0 .3 %
3 2 .4 %
2 9 .4 %
2 8 .7 %
人 工 的 な 施 設 は 少 な い 方 が よい
2 0 .6 %
釣 り場
3 8 .5 %
2 5 .1 %
1 4 .1 %
1 5 .6 %
1 4 .4 %
野 鳥 観 察 場
1 1 .0 %
野 外 学 習 施 設
1 1 .3 %
1 9 .3 %
1 5 .9 %
ス ポ − ツ公 園
1 3 .1 %
ピ ク ニスポーツのできる広場
ッ ク の で きく広 場
3 5 .8 %
2 9 .3 %
2 2 .0 %
2 7 .9 %
2 1 .4 %
あ ず まや (休 憩 場 )
2 9 .8 %
1 2 .5 %
自 転 車 道
1 2 .0 %
散 策 路
3 9 .4 %
3 1 .2 %
2 8 .9 %
2 2 .0 %
1 9 .4 %
3 .9 %
1 .8 %
2 .1 %
そ の 他
0 .0 %
2 0 .0 %
音 羽 町
37
4 0 .0 %
御 津 町
豊 川 市
6 0 .0 %
問11:音羽川水系に関する自由な意見をお聞かせ下さい。
回収した 1,395 票のうち 718 票(記入率 51.5%)に自由意見が記入してあった。市・
町別の自由意見の記入状況は、音羽町が 193 票(50.4%)、御津町が 78 票(71.6%)、豊
川市が 447 票(49.5%)であった。
内容は多岐にわたるが、主な意見を以下に示す。
1) アンケート調査の実施について
○僕の意見どおりにはならないけど、もしよければ努力して下さい。(豊川市)
2) 河川整備計画について
○水の量を少し多くしてほしい。(豊川市)
○川の水が少ないのでふやしてほしい。魚の種類を多くしてほしい。(豊川市)
○コンクリートで固めるようなのはいやです。洪水とかが防げるようにと言っても、川が
汚れたり自然破壊になるからいやです。自然のままがいいです。白川の水はすごくきれ
いだったので、そのままのきれいさを残したいです。(豊川市)
○私はコンクリートをやめてほしい。川はそのままにしておいてあげたい。川の草は少し
多いのでとってほしい。あまり多いと困る。スポーツ公園とかもやめてほしい。だって
どうせ地面をコンクリートで固めてしまうのでしょう。(豊川市)
○やっぱり今の人でも「昔は良かったな」という人がいます。こんなことを言う人が
いるということは、昔の川の方が好きだったということです。今の川も好きになる
ようにしっかり改善してほしいです。
『魚が棲める(鯉以外)』
(豊川市)
3) 川の護岸工事について
○音羽中学校の横の川の壁がコンクリートになって、魚がいなくなって、釣りがおもしろ
くなくなった。生き物がいなくなったので、これ以上コンクリートで壁などを固めて欲
しくない。(音羽町)
○コンクリート護岸や段差をつけたので水生生物が変化してしまった。
今の時代は見直し
の時代である。コンクリート護岸を壊して。(音羽町)
○コンクリートで固めると、自然が消えてしまうからなるべくやらないでほしい。
(豊川
市)
○自然のままできれいな川になってほしいので、
コンクリートはやめた方がいいと思いま
す。(豊川市)
4) 多自然型工法について
○音羽町役場の前にはもう人の手で埋め尽くされて、きれいになったけれど、魚などは少
なくなったと思う。(音羽町)
38
○音羽町役場の前の川がコンクリートで固められました。古くからいた魚が、今はもうい
ません。人としては便利かもしれませんが、魚や生物のことを考えると、やらない方が
良かったと思います。(音羽町)
5) 河川整備について
○工事などをすると、川が汚れて魚たちが住めなくなるから止めて欲しい。(音羽町)
○コンクリートで固めるのは見た目はきれいだが、生物が住めなくなるので絶対にやめた
方がいいと思う。(音羽町)
○このままでいいと思う。
(音羽町)
○川を変えないで下さい。工事しないで下さい。この前してから、その場所で魚を見るこ
とはないです。(音羽町)
○自然ではなく人工的という感じが強い。(音羽町)
○子供から大人まで気軽にいける川にしてほしい。施設を増やしてほしい。(御津町)
○音羽川の所に自然があればいいから、人はあまり手を加えない。(豊川市)
○川の横にあるブロックは古いなら古いでいいから変えないでほしい。
わけは水が汚れる、
おりたときにすべる。(豊川市)
○川が人に開発されると、川の水や自然はどんどん汚くなるから、コンクリートをはるの
や、周りに人工施設を作るのはやめてほしい。
(豊川市)
6) 川の草刈りについて
○川の中の草を取って、水をたくさんにしてほしい。(豊川市)
○みんながゴミを捨てないように色々な所に看板を立ててほしい。草のない音羽川にして
ほしい。水をきれいにしてほしい。
(豊川市)
○コンクリートとかで固めないでほしい。自然のほうがホタルとかたくさん増えたりする
から固めたり草をなくさないでほしい。(豊川市)
○草を取れ!ヘビがおるのが怖いぞ。
(豊川市)
7) 堤防への自動車の乗り入れについて
○まず、水をきれいにして魚が住めるきれいな川にしてほしい。車などがたくさん通る所
ではなく静かな所で、木などがたくさんあり、鳥などがたくさん来る所にしてほしい。
(豊川市)
8) コイの放流について
○こいが少ないからこいをふやしてほしい。ゴミを捨てるのをやめてほしい。(豊川市)
○雨がふると、きまって水が増えて、その次の 2・3 日は水が少ないからどうにかしてほ
しい。こいを放流したせいで、小さいメダカなどの生き物が食べられてしまっているか
ら何とかしてほしい。(豊川市)
39
○コイの放流をやめてほしい。(豊川市)
9) 川沿いの樹木について
(桜の木など、川沿いの樹木についての意見はなかった。
)
10) 川に整備する施設について
○川の近くに小道があって、その歩くところに花があって、到着したら噴水やベンチがあ
る所。果物狩りができる所。(音羽町)
○特に新しい施設は要らないと思う。そんなことをして、生き物がいなくなるのは困るし
…。これ以上工事するのもいやです。(音羽町)
○環境を守りながら、スポーツ公園を作って欲しい。(音羽町)
○小さい子が水浴びできるくらいきれいにしてほしい。魚・水虫のギャラリーを作ってほ
しい。(豊川市)
○音羽川に天然水族館を作ってほしい。(豊川市)
○音羽川にお年寄りも安心できる施設を作ってほしい。(豊川市)
○こいをふやしたい。サイクリングロードを作ってほしい。
(豊川市)
○川の近くに公園を作ってほしい。でも川には手を加えないように作ってほしい。
(豊川
市)
○人工的施設はつくらないでほしい。
(豊川市)
○川へはあまり行ったことがなくて、そのほとんどがサイクリングです。友達と一緒
に遊びに行く時とかに見かけます。自然は壊さない方がいいけど、自転車道とか、
散歩する時の施設は作った方がいいと思います。自然を見る(川を見る)人の気持
ちも考えて施設を作った方がいいと思います。(豊川市)
11) 川の水質について
○できるだけ水をきれいにして、いろいろな魚が住めるようにして欲しい。昔みたいに戻
して欲しい。
(御津町)
○音羽川のほうにあまり排水が流れない方が良い。生き物が少なくなってしまう。音羽川
に流れる排水は下水処理場のほうに行き、きれいにしてから流してほしい。(豊川市)
○音羽川は水が汚いので、魚などが死んでいってしまっているのだと思う。もっと水をき
れいにして魚などをもっともっと増やしてほしいと思う。そうすれば、みんな(子供、
大人など)近寄って自然とふれあえると思う。
(豊川市)
○昔の音羽川は泳げたそうなので、きれいな水にできるといいと思います。(豊川市)
12) 川への親しみについて
○ゴミが捨ててあったり、魚や鳥が死んでいたりして、水が濁っていて川の底が見えない
所があるし、見ていていやな所もあるので、きれいな川で遊びたいです。(豊川市)
40
○もっときれいな川にしてほしい。川に入りやすくしてほしい。お花とかも植えてほしい。
ゴミをなくしてほしい。
(豊川市)
○もっと森を広くしてほしい。それにみんなが楽しめる広場にしてほしい。(豊川市)
○今の川は汚い。コンクリートで固められて、川っぽくなく、楽しくない(泳ぎたくなる
ような川にしてほしい)
。魚をたくさん放流してほしい。(豊川市)
○川辺でのんびりしている人が少ないということは、川が汚いということなので、まずキ
レイにすることから始める。(豊川市)
○最近は何も気にせずゴミを捨てている。そういうのをもっと注意した方がいいと思う。
きれいになれば川に来る人も増えると思います。(豊川市)
13) 子供の川遊びについて
○泳ぎたい。子どもにとって楽しくて、休日に遊びに行けるようなところにして欲しいと
私は思います。(御津町)
○川の魚が全部いる川にして、釣りのできる川にしてもらいたい。川はきれいにしてもら
いたい。(豊川市)
14) 川の自然について
○コンクリートで固めないで、そのままの姿の自然を見たい。自然をいつまでも残してほ
しい。(音羽町)
○コンクリートで固めた為、「ホタル」がめちゃくちゃ少なくなった。(音羽町)
○ヘビなどの危険な生物は除去して欲しい。(御津町)
15) 川の環境保全について
○音羽川はごみが多いので少なくするように努力した方がいい。(豊川市)
○わたしは音羽川水系をとってもきれいな川にして、昔のようなきれいな川で、メダカや
水遊びなどをしてはしゃぎたいです。なので、地域の人達に川にゴミを捨てないように
してほしいです。(豊川市)
○もっとゴミなどをへらして、もっと昔みたいなきれいな音羽川にしてほしい。魚たちが
ちゃんと住めるようにしてほしい。
(豊川市)
○もう少し水をきれいにしてほしい。生物ももう少しふやしてほしい。草が生えない方法
を考えてほしい。(豊川市)
○もう少しこい以外にも魚がいるといいです。周りにも緑がいっぱいあると自然がもっと
良くなると思う。(豊川市)
○私が小学校に入学した時は、とてもきれいだったのに、中学に入学した時には、だいぶ
汚くなってしまいました。だからこのままにしておくのは、いけないと思います。きれ
いにするようにしていかなきゃいけない。(豊川市)
41
アンケート問 5/問 6 クロス集計結果(学校)
一般を対象とした問 5/問 6 のクロス集計(一般)と同様に、流域内の小・中学校 16 校
を対象とした生徒からのアンケート結果から音羽川水系内で好きな場所について、回答数の
多い地点を整理した(下表)。
これを見ると、対象とした学校による回答総数の違いは有るものの、一番多い回答数を得
た豊川西部中学校周辺を始め、学校周辺を好きな場所に選ぶ回答が多くみられ、
(一般)で
回答数の約 50%弱を得た御油周辺に集中した回答との違いが見られた。これは、生徒が日
常の学校生活で豊かな自然が残る音羽川にふれあいながら活動し、身近に河川を感じている
結果と考えられる。また、支川等で見ても、白川上流や山陰川の萩地区など自然が残ってい
るところを好きな場所と選んでいる回答が多く、選んだ理由としては川で遊べる、魚がい
る、釣りができる、泳げると言った、川とのダイレクトな付合いが見られる。この結果は
(一般)での回答で好きな場所として選ぶ理由の景観、散歩と言った川と周辺環境とを総
合的な視点から判断している回答との違いが見られる。
これは(一般)での回答で子供の頃川で遊んだ場所だからといった回答も多く見られたよ
うなことを考えると、現在の小・中学校の生徒に対しても将来同様な思いでとなれるよう
な、自然豊かな音羽川となる河川整備を進めることが重要であると考えられる。
音羽川水系内で好きな場所(回答数の多いもの)
河川名
音羽川
1
2
3
4
5
音羽川水系で好きな場所
豊川西部中学校周辺
御油周辺
音羽町役場周辺(音羽中学校周辺)
国府周辺(国府小学校周辺)
長沢地区周辺(長沢小学校周辺)
山陰川
1 萩地区周辺
西古瀬川
特になし
白川
1 上流域周辺
2 小田渕町周辺
回収枚数
42
回答数
108
85
79
34
26
%
8.2
6.5
6.0
2.6
2.0
11
0.8
21
11
1.6
0.8
1,395
100.0
摘要
43
3. 一 般 と 小 ・ 中 学 校 の 比 較 評 価
問1.
どのくらいの頻度で川へ行きますか。(1 つだけ選んでください)
音羽川では、一般は週 1 回以上(ほとんど毎日+週 1 回程)が 39.4%であるのに対し、小・
中学生は 14.3%と、子供の方が川を訪れる頻度が低い。
山陰川・白川・西古瀬川については、一般も小・中学生も、川を訪れる頻度はかなり低い。
問2.
主にどのような場合に川へ行きますか。(いくつ選んでもかまいません)
一般では、散歩(58.2%)・花見(23.1%)・自然観察(21.8%)の順に多く、小・中学
生では、水遊び(34.3%)・なんとなく(34.0%)・魚釣り(25.2%)・散歩(22.4%)の
順に多くなっている。
一般は、小・中学生に比べ、魚釣り・水遊び・昆虫採集といった水辺での活動的な目的は
少ない。
問3.
川について、現在どのように感じていますか。(1 つだけ選んでください)
音羽川では、一般は、汚い(21.3%)・自然が豊か(19.8%)・水が少ない(14.0%)の
順に、小・中学生は、きたない(25.0%)・自然が豊か(10.2%)・近づきやすい(8.3%)
の順に多く回答されている。一般も小・中学生も、きたないという指摘が一番多い。
山陰川・白川・西古瀬川については、一般も小・中学生も、きたないという回答が多くな
っている。
問4.
かつての川と比べて、現在の川は何が最も変わってきていると思いますか。
(1 つだけ選んでください)
音羽川では、一般は、川の風景(13.5%)・川に対する人々の意識(13.1%)・魚の種類
や量(12.1%)
・普段の川の水量(10.8%)の順に、一方、小・中学生は、魚の種類や量(16.4%)
・
変わらない(11.6%)・川の風景(9.2%)・川に対する人々の意識(9.0%)の順に多く回
答されている。
山陰川・白川・西古瀬川については、一般も小・中学生も、変わらない・魚の種類や量と
いう回答が比較的多くなっている。
問5.
音羽川水系で、最も好きな場所はどこですか。
川の名では、一般も小・中学生も、音羽川が圧倒的に多く回答されている。
問7.
これからの川には何が一番必要だと思いますか。(1 つだけ選んでください)
一般は、環境保全(河川環境の整備・保全)が 60.5%、親水利用(河川空間の公園的利
44
用)が 16.4%、利水(飲み水や農業用水などの確保)が 8.7%となっている。一方、小・中
学生は、環境保全が 54.3%、利水が 16.5%、親水利用が 13.5%となっている。
なお、治水(洪水調節)については、一般が 5.9%、小・中学生が 7.5%と、いずれも少な
い。
問8.
河川環境面では、何を期待しますか。(いくつ選んでもかまいません)
一般は、多様な生き物が生息する川にして欲しい(70.8%)・きれいな水の川にして欲し
い(66.6%)・護岸をコンクリートで固めないで欲しい(44.4%)・景観の良い川にして欲
しい(36.7%)・魚釣りが楽しめる川にして欲しい(29.8%)の順に多い。
一方、小・中学生は、きれいな水の川にして欲しい(73.3%)・多様な生き物が生息する
川にして欲しい(62.8%)・景観の良い川にして欲しい(38.6%)・護岸をコンクリートで
固めないで欲しい(36.3%)・魚釣りが楽しめる川にして欲しい(33.5%)の順に多くなっ
ている。
一般も小・中学生も、自然豊かな川を望んでいる。
問9.
川の草刈りについて、どうお考えですか。(いくつ選んでもかまいません)
一般は、水辺の美しさや潤いに配慮して行うべきである(65.6%)・多様な生物の生息に
配慮して残すべきである(43.0%)・洪水等による災害の防止を重視すべきである(21.3%)
の順に多くなっている。
一方、小・中学生は、多様な生物の生息に配慮して残すべきである(45.4%)・水辺の美
しさや潤いに配慮して行うべきである(43.9%)・害虫等が発生するから除去すべきである
(25.4%)の順に多くなっている。
一般も小・中学生も、見苦しいから除去すべきであるという回答はあまり多くない。
問10. 川に整備して欲しい施設等がありますか。(いくつ選んでもかまいません)
一般は、人工的な施設は少ないほうがよい(51.8%)・散策路(42.4%)・自然のままで
全く手を加えない方がよい(21.8%)・あずまや(17.9%)の順に多くなっている。
一方、小・中学生は、自然のままで全く手を加えない方がよい(33.4%)・人工的な施設
は少ない方がよい(29.7%)・あずまや(28.2%)・スポーツ公園(26.2%)の順に多くな
っている。
一般も小・中学生も、人工的な施設の整備は、あまり望んでいない。
問11. 音羽川水系に関する自由な意見をお聞かせ下さい。
一般も小・中学生も、コンクリート護岸や人工的な施設の整備に対する批判的な意見が多
い。小・中学生は、ごみや水の汚さに関する意見が特に多い。一般は、かつての川の姿や川
遊びを懐かしみ、自然豊かな川づくりを望む声が多い。
川の草刈りやコイの放流については、一般では否定的な意見のほうが多いが、小・中学生
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では肯定・否定が入り交じっている。
なお、一般では、今回のアンケート調査を高く評価する声も挙げられており、住民参加の
川づくりに期待する意見も見られる。
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