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一般廃棄物処理基本計画(概要版) [PDFファイル/673KB]
上越市一般廃棄物処理基本計画 ~概要版~ ごみを 減らしましょう ごみ減量とリサイクルイメージキャラクター 平成27年3月 上越市 <<基本理念と基本方針>> ≪基本理念≫ 3Rの実践によるごみ発生量の削減と 資源化の促進による環境負荷の少ない循環型社会の構築 基本理念の実現 <<基本方針1>> ごみ発生・排出削減の実践 “ごみの発生を元から絶つ”という考えの基、市民・事業者・行政が 一体となって、ごみの発生・排出削減を実施します。 <<基本方針2>> 資源化の推進 排出されたごみについては、出来る限り資源化を推進します。 <<基本方針3>> 効率的なごみ処理システムの整備推進 排出されたごみを効率的に処理できる、環境負荷の小さい ごみ処理システムの整備を推進します。 3Rとは….… リデュース(発生抑制:Reduce) リユース (再使用:Reuse) リサイクル(再生利用:Recycle) <<ごみの排出削減目標>> 80,000 平成36年度のごみの総排出量目標 10%の削減 3Rのうちの「リデュース」・ 「リユース」を念頭に、生ごみの 水きりのほか、エコバックやマイ ボトルなどを始めとした使い捨て のライフスタイルを見直すための 啓発活動や、ごみの削減に向けた 取組を実施することで、削減目標 の達成を目指します。 排出量 69,975t 排出量 66,300t 70,000 排 60,000 出 量 ( 50,000 t / 年 40,000 ) 事業系 21,422t 949g 排出量 62,900t 削減率 5% 事業系 20,300t 948g 30,000 20,000 家庭系 48,553t 家庭系 46,000t 削減率 965g 1 人 10% 1 960g 日 事業系 平 19,400t 955g 均 排 出 950g 量 ( g 945g / 人 日 938g 940g ) 家庭系 43,500t 10,000 970g 0 935g 930g 平成25年度 平成31年度 実績値 平成36年度 削減目標 <<ごみの排出削減に向けて>> 市民・事業者・行政のごみ発生・排出抑制の取組 <<基本方針1>> ごみ発生・ 排出削減の実践 環境配慮型ライフスタイ ルの実践 ◆生ごみ減量の推進 ◆容器包装廃棄物の発生抑制 ◆再生利用品の使用促進 事業者における環境配 慮型事業活動の推進 ◆製品の長寿命化 ◆過剰包装自粛 ◆流通時の梱包材の減量と再生化 市役所等の公共施設に おける排出抑制の促進 ◆“上越市環境マネジメントシステム(JMS)”の 活用 事業系ごみへの対応 ◆排出者責任による処理の推進及び責任の強化 ◆産業廃棄物の混入防止 情報発信・環境教育 不用品回収業者への 対応 ◆不用品回収業者への実態調査の実施と指導 啓発事業の継続実施 ◆環境啓発イベントの開催 ◆広報等による呼びかけ ◆転入者に対する普及啓発 環境教育の充実 ◆学校教育における取組 ◆生涯学習での取組 環境事業活動の推進 ◆環境マネジメントシステム導入支援の推進 <<資源化推進目標>> 80,000 排出量 69,975t 排出量 66,300t 排出量 62,900t 70,000 家庭ごみの資源化率目標 50%以上 事業系 焼却・埋立量 21,422t 排 60,000 出 量 ( 50,000 t / 年 ) 40,000 分別の徹底を呼びかける啓発活 動や特別収集など分別しやすい仕 組みづくりについて取り組み、資 源物回収率の向上を目指します。 30,000 事業系 焼却・埋立量 20,300t 家庭系 焼却・埋立量 25,184t 家庭系 焼却・埋立量 23,000t 家庭系 資源化量 23,369t 家庭系 資源化量 23,000t 事業系 焼却・埋立量 19,400t 家庭系 焼却・埋立量 21,750t 20,000 10,000 0 リサイクル率48% 平成25年度 家庭系 資源化量 21,750t リサイクル率50% リサイクル率50% 平成31年度 実績値 平成36年度 削減目標 <<ごみの資源化・リサイクルの推進>> 分別排出の徹底 <<基本方針2>> 分別収集の徹底 ◆家庭ごみの分別徹底 ◆事業系ごみの分別徹底 ◆家庭系ごみの特別収集 家庭ごみ有料化制度の 継続・検証 ◆家庭ごみ有料化制度の継続 ◆容器包装の指定袋の検討 資源物の拠点収集 ◆資源物常時回収ステーションの適正利用 ◆リサイクル推進店認定制度の活用 資源化の推進 ごみヘルパー制度の 活用 ◆ごみヘルパーによるごみ出しや分別支援 資源化処理の継続 資源物資源化の推進 ◆容器包装リサイクルの推進 ◆小型家電リサイクルの推進 家電リサイクルへの対応 ◆収集・運搬業者の紹介と適正処理の呼び掛け ガラスびん収集運搬・処 理体制の変更 ◆コンテナ積み方式への変更 資源循環ビジネスの創出 バイオマス利活用の 促進 ◆生ごみの資源化 ◆剪定枝等の資源化 ◆廃食用油の資源化 <<最終処分削減目標>> 80,000 排出量 69,975t 排出量 66,300t 排出量 62,900t 70,000 平成36年度の最終処分量目標 51%の削減 現状では埋立処分している燃や せないごみの破砕残渣を、平成29 年度稼動予定の焼却施設で焼却処 理し、最終処分量の大幅な削減を 目指します。 排 60,000 出 量 ( 50,000 t / 年 ) 40,000 中間処理 減量分 36,228t 中間処理 減量分 37,890t 中間処理 減量分 36,010t 30,000 20,000 10,000 家庭系 資源化量 23,369t 家庭系 資源化量 23,000t 家庭系 資源化量 21,750t 最終処分量 10,378t 最終処分量 削減率 48% 5,410t 最終処分量 削減率 51% 5,140t 平成25年度 平成31年度 平成36年度 0 実績値 削減目標 <<ごみ処理システムの整備>> 収集・運搬システムの効率化 <<基本方針3>> 効率的なごみ 処理システムの 整備推進 集積所の設置・管理 ◆集積所の新設・修理に対する助成 収集運搬許可業者の 業務体制の見直し ◆効率的な収集体制の整備 適正な施設整備の推進(焼却施設・最終処分場) 既存施設の適正管理 ◆周辺環境に配慮した施設の管理・運営 計画的な施設整備 ◆施設の継続的な修繕・整備 焼却施設の整備促進 ◆安全・安心で災害に強い施設の整備 関係機関等との連携 審議会や協議会等との 連携強化 ◆環境美化の促進や不法投棄防止について連携 した活動の展開 不法投棄対策 ◆環境パトロール員による巡回 適正処理困難物の処理 ◆適切な処理ルートの確保と関係事業者等との 連携の強化 在宅医療廃棄物の処理 ◆安全性や秘匿性を考慮した回収及び処理 <<最終処分場整備に関する目標>> 適正な処理体制維持のため、新規最終処分場を整備します。 一般廃棄物の最終処分のほとんどを市外・県外の最終処分場に依存している 現状では、自らの廃棄物は自らの区域内で処理するという“自区内処理”の考 え方に適合しないとともに、災害時の廃棄物の処分先を確保するという防災面 からも、将来の適正処理体制を安定的に維持することは重要であり、市民の皆 さんの理解と協力を得ながら、最終処分場の建設を目指します。 最終処分場の建設にあたっては、最終処分量の削減を見込んだ上で適正な施 設規模を検討し、環境に配慮した安全性の高い施設の建設を目指します。 <<関係者の役割>> 市民 事業者 上越市 市民一人一人がごみの排出者であり当事者であるという認識が重要 であるため、ごみ発生・排出に対する意識を高く持ち、ごみの適正 な循環型利用に対する取組が求められます。 廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないこと から、事業活動におけるごみ発生・排出抑制や再生資源、再生品 の利用促進に努めるとともに、従業員への教育や研修、環境イベ ント等への積極的な参加が求められます。 ごみ排出抑制や再利用による減量、適正処理に関する総合的な施策 を実施するとともに、ごみ減量等に関し適切な普及啓発や情報提供 を行うことが求められます。 一般廃棄物処理基本計画 概要版 平成27年3月策定 発行 編集 新潟県上越市 上越市自治・市民環境部生活環境課 〒943-8601 上越市木田1-1-3 TEL 025-526-5111(代)