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振動診断機のご提案

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振動診断機のご提案
振動診断機 基本コンセプト
基本 ンセプト
『見せて聞かせて喋る振動診断機』
お客様向け
振動診断機のご提案
2014年
◆
見せる…
見せる
…測定・解析結果を表示
http://www.madlabo.com/mad2/KSK/ntsa/
表
◆
示
聞かせる…
聞かせる
…振動を音に変換
振動音
◆
蔵前産業株式会社
開発技術部 大原 康弘
喋る・・・解析結果に基づき警報出力
喋る
・・・解析結果に基づき警報出力
解析結果に基づき警報出力
判
定
0
Photo:橋本勝
振動診断機
目次
振動診断機 用途・特徴
用途 特徴
目
◆
用
○
○
○
工具の摩耗 欠損検知
工具の摩耗・欠損検知
ギアの摩耗・欠損検知
各種設備診断
◆
○
○
○
特
途
徴
リアルタイム・オンライン解析による診断
LAN--ADCによる遠隔操作
LAN
ADCによる遠隔操作
各種解析機能(周波数・時間軸・ARMA
各種解析機能(周波数・時間軸・
ARMA)
)
次
新連携プロジェクト
特許 学会発表
特許・学会発表
私たちの会社(蔵前産業㈱・㈱数理設計研究所)
きっかけと開発経緯
解析システム(New Time Series Analyzer)
周波数解析
時間軸解析(工具破損診断)
ARMA解析(工具摩耗診断)
• 振動診断機について
• 振動診断機事例集
•
•
•
•
•
3
新連携プロジェクト
特許・学会発表
特
異分野連携新事業分野開拓における連携(新連携
異分野連携新事業分野開拓における連携(
新連携)の態様
)の態様
許
『コンソーシアム事業
コンソーシアム事業』
』他による
他による共同特許出願
共同特許出願(蔵前産業㈱・㈱数理設計研究所・群馬県)
(蔵前産業㈱・㈱数理設計研究所・群馬県)
特許出願2003-50354
連携体
学
技術指導
前橋工科大学
(コア企業)
群馬工業高等専門学校
(特許公開2004-255535 )
技術連携
蔵前産業㈱
特許第4024223
特許出願2004-62527
平成20年度関東地方発明表彰
『機械システムの診断方法及び機械システム診断装置 』
群馬産業技術センター
群馬県支部長賞受賞
(特許公開2005-250985 )
事業化支援
特許出願2006-319757
群馬県産業支援機構
装置設計製造販売
特許第3869811
『切削加工における加工状態診断方法 』
官
審査請求中
『切削加工における異常検出方法 』
(特許公開2008-132558 )
北関東産官学研究会
技術連携
金融支援
金融機関
学会発表
技術連携
群馬銀行
日本機械学会 関東支部10周年記念 ブロック合同講演会
2003.09.05~06
日本機械学会 関東支部ブロック合同講演会
2009.09.26~27
産
㈱数理設計研究所
(連携体企業)
工作機械メーカー
制御ソフト開発メーカー
機械加工メーカー
中小企業金融公庫
論文発表
群馬産業技術センターの宋研究員による論文投稿
International Journal of Machine Tools & Manufacture 45 (2005) 909-921
国際学術雑誌掲載
『 A new approach to cutting state monitoring in end-mill machining 』
4
蔵前産業㈱
会社概要
社
員
36名
規
模
資本金
敷地
建物
蔵前産業㈱
医用機器部品
(男31名・女5名:役員・パート含む)
(男
名 女 名 役員
ト含む)
営業品目(主力部品)
弊社売上の約半分
売上の約半分近くを占める医用機器部品。X線TV
X線TV・C
C
T・MRI
MRIの動力部分の部品を中心に受注
4,800万円
本社4 232㎡(1280坪)
本社4,232㎡(1280坪)
本社2,324㎡( 704坪)
第2工場2 093㎡(630坪)
第2工場2,093㎡(630坪)
第2工場
540㎡(160坪)
設
立
昭和44年(1969
昭和44年(
1969)1月
)1月
年
商
48,748万円(2010年)
アドレス
5
東京都日本橋
X線TV
工作機械部品
http://www.kuramae.ne.jp/
リニアガイド
6
CT
MRI
工作機械のための新世代ロ ラガイド(リニアガイド
工作機械のための新世代ローラガイド(リニアガイド
リニアガイド)やモノ
モノ
キャリアのリニア軸受部等を受注
キャリア
モノキャリア
7
蔵前産業㈱
営業品目(精密部品)
宇宙関連部品
蔵前産業㈱
人工衛星のパラボラアンテナのジョイント部品や、国際宇宙ス
テーション(ISS)の日本の実験モジュール部品
実験モジュール部品を受注
国際宇宙ステーション
実験モジュール
試作機1号
船内実験室
ボーイング787の中央翼部品
ボ
イング787の中央翼部品 PX ビジネスジェット部品
イング787の中央翼部品、PX、ビジネスジェット部品
等の受注
航空関連部品
ボーイング787
診断機事業
PX
紙容器事業
ビジネスジェット
営業品目(開発事業)
時系列モデルから計算した推定値
推定値と実測値
実測値との残差
残差を評価する
ことで、加工面態
加工面態をリアルタイムに診断
リアルタイムに診断できる
試作機2号
試作機3号
平成6年(1994年)ごろから新分野である環境にやさしい紙
環境にやさしい紙
容器のプレス金型に着手
容器
各種紙容器
おかめ容器
8
㈱数理設計研究所
社
員
16名
規
模
資本金
会社概要
立
年
商
アドレス
ロ
研究概要
企業精神
(専従4名・非専従12名)
(専従
名 非専従
名)
できそうでできること 超常現象はその道の専門家に任せ
できそうでできることと超常現象
できそうでできないことやわからないこと
できそうでできないこと
きそ
きな
と わからな
とやわからな
わからないことの研究をしてい
と
究を
ます。
最近は測りにくいものの測定に情熱を燃やしています。
1,000万円
平成14年(2002
平成14年(
2002)7月
)7月
仕切りトレー成型金型
9
㈱数理設計研究所
前橋本部
太田研究室(東毛産業技術センター内)
設
振動診断機
群馬県前橋市
4 185万円(2010年)
4,185万円(2010年)
業
http://www.madlabo.com/mad/
http://www madlabo com/mad/
務
電子技術、工学、防災科学の研究
内容1
研究を運営できない他社の研究室
内容2
異分野間をまたぐ接着剤
ゴ
10
11
きっかけと開発経緯
機械加工での問題点
機械加工での
問題点
解析システム(
解析システム
(NewTSA)
NewTSA)
・刃具がダメになると製品が不良
不良になる
・いつ
いつ刃具がダメになるか分からない
・刃具がダメになる時期
時期を知りたい
専用ハードウェア
平成14年
刃具摩耗 破損検出装置の開発
刃具摩耗・破損検出装置の開発
刃具摩耗・破損検出装置の
破損検出装置の開発
平成14・15年度
平成14
15年度
地域新生コンソーシアム事業
平成17年~
大手加工メーカー共同開発
大手加工メーカー
共同開発
振動加速度をリアルタイム
振動加速度を
リアルタイムで測定・解析・診断
で測定・解析・診断
データ測定
・市販品が見つからない
市販
・無いものは作ろう
無いものは作ろう!
時間軸解析
・群馬県立群馬産業技術センター
群馬県立群馬産業技術センタ
・蔵前産業㈱
蔵前産業㈱
・㈱数理設計研究所
㈱数理設計研究所
・前橋工科大学
PC
・新聞記事
新聞記事がきっかけで・・・
・横旋盤用工具摩耗
摩耗診断機(難削材)
・NC立旋盤用工具破損
破損診断機(難削材)
平成18年度
新連携認定
新連携
認定
ARMA解析
・事業化
事業化にむけて新たなスタート
事業化にむけて新たなスタ
事業化
ト
・㈱数理設計研究所と2社連携
2社連携
周波数解析
サウンド出力
12
周波数解析
13
周波数解析
周波数
解析
振動加速度をリアルタイム
振動加速度を
リアルタイムで
で周波数解析
周波数解析
(スペクトル判定法)
FFT
アナライザー
振動信号(実測信号)のスペクトル
スペクトルの時間変化
時間変化を利用して解析する手法
表示画面
音紋(スペクトログラム)画像
解析画面
周波
数
[Hz]
実測波形
パワー
スペクトル
時間
[sec]
設定画面
音紋
実測信号のパワ
実測信号のパワースペクトル
パワースペクトルをリアルタイムで算出
パワ スペクトルをリアルタイムで算出
スペクトル
パワースペクトルの時間変化を音紋
音紋画像として記録
14
15
時間軸解析
振幅の統計処理
振幅の統計
処理
振動加速度をリアルタイム
振動加速度を
リアルタイムで
で時間軸解析
振幅の統計量で異常診断判定
基本的な
判定法
■平均 (average): データ群を分布で表したときの
グラフの中心位置を表す
表示画面
振幅絶対値平均
0.4
0.3
0.2
0.1
0
-0.1
-0.2
-0 3
-0.3
-0.4
0.15
0.1
0.05
0
-0.05
-0.1
-0.15
設定画面
16
時間軸解析
2
0
1 ブロック
振幅解析
(波形判定法)
1
3
4
200
5
6
400
7
600
10
20
30
40
9
800
10
1000
絶対値の
平均
絶対値
0
8
50
60
70
80
90
100
17
ARMA解析
振動加速度をリアルタイム
振動加速度を
リアルタイムで
でARMA解析
振動
アナライザー
振動信号(実測信号)の絶対値
絶対値を基に2種類の移動平均
2種類の移動平均を利用して解析する手法
表示画面
特
警報出力
長
振動振幅(振動レベル)の長期移動平均
長期移動平均
を基準とし、それに対する短期移動平均
短期移動平均
の相対変化量で切削加工中の工具破損
相対変化量で切削加 中 工具破損を
具破損を
具破損
リアルタイムに捉える
リアルタイム
長期移動平均と短期移動平
均の差が大きくなったら
工具破損と判断
設定画面
青:短期移動平均
赤:長期移動平均
18
19
ARMA解析 part1
part1
ARMA解析 part2
part2
ARMA解析の概要
ARMAモデル
アナライザー
ARMA解析
(モデル判定法)
動
力
部
振動信号(実測信号)を基にモデルから生成された信号(推定信号)
モデルから生成された信号(推定信号)を利用して解析する手法
特
時系列モデル
ARMA(p
ARMA(
p,q)
入
力
長
切削加工部
ε (t )
ŷ(t)
測定時
異常検出
実測信号
y(t)
y ((t )
yˆ ( t )
推定信号
残差
振動信号をARMAモデルにより表現し実測信号とのズレ
ズレに着目
することで測定中の状態変化
状態変化をリアルタイム
リアルタイムに捉えられる
ε ( t ) = y ( t ) − yˆ ( t )
実測信号と推定信号のズレ(残差)
ズレ(残差)を監視する
ARMA(4,3)モデル
・切削加工の力学モデル
力学モデルに対応する時系列モデルを数学的に証明
・実測値を基にAIC法
AIC法(赤池情報量規準)による導出
測定時の状態変化
測定時
状態変化を判断
状態変化
20
ARMA(4,,3)モデル
ARMA(4
残差の統計処理
残差の統計
処理
残差の統計量で異常診断判定
時系列モデル(ARMA(4,3)モデル)を用いて残差を求める方法
,
残
■ 残差
=
実測値
-
21
推定値
線形な信号
非線形な信号
2
0.4
0.3
0.2
0.1
0
-0.1
-0.2
-0 3
-0.3
-0.4
2
4つの信号から
次を予測
1
残差の平均
1
予測誤差=残差
予測誤差=残差
0
0
-1
-1
-2
5
10
線形な信号=小さな残差
15
0
5
10
15
非線形な信号=大きな残差
22
1
2
0
1 ブロック
-2
0
基本的な
判定法
■平均 (average): データ群を分布で表したときの
グラフの中心位置を表す
0.15
0.1
0.05
0
-0.05
-0.1
-0.15
3
4
200
5
6
400
7
600
10
20
30
40
9
800
10
1000
絶対値の
平均
絶対値
0
8
50
60
70
80
90
100
23
無線振動センサの開発
振動診断機について
振動診断機に
平成20
平成
20・21年度新連携対策補助金実施状況
20
・21年度新連携対策補助金実施状況
21年度新連携対策補助金実施状況
開発内容と販売価格
平成20年12月
工作機械の電磁環境調査
電磁環境調査
◇
振動センサについて
振動センサ
について
平成21年
1月
送信機試作(第1次)
送信機試作
◇
LAN--ADC
LAN
ADCについて
について
平成21年
2月
微弱電波による通信実験
通信実験
◇
解析ソフトについて
解析ソフト
析
について
平成22年
1月
送信機試作(第2次)
送信機試作
◇
振動診断機について
振動診断機
について
◇
運用形態について
運用形態
について
微弱電波送信機(第1次試作)
蔵前産業本社工場 電磁環境調査
微弱電波送信機(第2次試作)
通信実験(電波暗室)
25
振動センサの価格
加速度ピックアップ
LAN--ADC
LAN
ADCの開発
の開発
㈱小野測器製(市販品)
ネットワーク計測制御モジュール
プリアンプ内蔵型加速度検出器
NP 3331B
NP-3331B
データ収集
デ
タ収集
75 000円
75,000円
信号ケーブル(5m)
信号ケ
ブ (
)
NP-0143
データ制御
デ
タ制御
20,000円
パソコン
LAN--ADC
LAN
振動センサ
マグネットベース
NP-0100
金
◇
◇
◇
◇
13,000円
額:108,000円
LAN/インターネット対応
LAN/インターネット対応
高精度アナログ計測
高精度
アナログ計測
高耐圧接点入出力
高耐圧
接点入出力
多機能シーケンス制御
多機能
シーケンス制御
LAN-ADC 基板設計
(消費税別途)
26
27
LAN--ADC
LAN
ADCの価格
の価格
解析ソフト(
解析
ソフト(NewTSA
NewTSA)
)
振動加速度をリアルタイム
振動加速度を
リアルタイムでオンライン解析
でオンライン解析
LAN--ADC
LAN
ADC/
/KSK
ネットワーク計測制御モジュール
(ポート選択可能)
1ポートタイプ
詳細は
別途ご相談
周波数解析
解析画面
PC
時間軸解析
250,000円
サウンド出力
設定画面
金
LANLAN
-ADC
ARMA解析
額:250,000円
(消費税別途)
28
解析ソフトの価格
解析ソフト
の価格
29
振動診断機の販売
振動診断機
NewTSA/
NewTSA
/Standard
モジュール構造解析ソフト
(カスタマイズ可能)
標準価格
詳細は
別途ご相談
工作機械
500,000円
振動センサ
解析ソフト
・時間軸解析 ・時系列解析
・周波数解析 ・画面出力 ・警報判定
・警報出力 ・音声変換 ・サウンド出力 等
LANLAN
-ADC
・フィルタ機能
金
プラント
プラ ト
額:500,000円
(消費税別途)
30
自動車
解析ソフト
パソコン
31
振動診断機の価格
振動診断機運用形態 part
part1
1
ローカル接続・・・携帯測定可能
ローカル接続
・・・携帯測定可能
振動診断機/Standard
振動診断機/
Standard
振動センサ
LAN--ADC
LAN
解析ソフト
その他付属品
合計金額:830,000円
720,000円
パソコン
2.2万円
(消費税別途)
詳細につきましては、別途ご相談
*詳細につきましては、別途ご相談
32
振動診断機運用形態 part2
33
振動診断機
リモート接続・・・集中管理可能
リモート接続
・・・集中管理可能
実
例
振動診断機
34
集
事例1:社内~コンソーシアム事業
事例1:社内~コンソーシアム
事業 part
part1
1
事例1:社内~コンソーシアム事業
事例1:社内~コンソーシアム
事業 part2
SPSS:残差の分散を適用
面粗さと残差の関係
<工具:エンドミル刃先>
危険(逃げ面摩耗量4mm)
2.1
散
残差の分散
1.8
仕上げ加工
使用不可(逃げ面摩
耗量0.04mm)
➴
工具:φ20
φ20エンドミル
エンドミル
材質:SKD11
1.5
摩耗大
(刃具交換)
1.2
寸法:W200×D200
➴
0.9
1.0
1.0
新品工具
摩耗工具
0. 8
0. 8
*仕上げ加工
使用不可(逃げ面摩
耗量0.04mm)
0. 6
残差の
の分散
加工内容:側面仕上げ
加工条件:メ カ 推奨条件
加工条件:メーカー推奨条件
回転数:470rpm
回転数:
470rpm
送り量:240mm/min
送り量:
240mm/min
切込:径=0.1mm
切込:径
=0.1mm・
・Z=30.0mm
残差の
の分散
×10-11
2.4
0. 4
0. 2
新品工具
摩耗工具
0. 6
0. 4
0. 2
0.6
0.3
0. 0
新品工具
0. 0
0.4
0.6
0.8
1.0
1.2
1.4
1.6
0.0
0
5
10
15
20
25
切削距離(mm)
8
10
時系列解析による残差(分散)の変化を監視することで
時系列解析による残差(分散)の変化を監視することで
加工初期段階での加工面粗さ状態が把握できる
36
事例2:社内~チタン加工
事例2:社内~チタン
加工 part
part1
1
37
事例2:社内~チタン加工
事例2:社内~チタン
加工 part
part2
2
試作機3号:残差の平均を適用
試作機3号:残差の平均を適用
切込量:0.5mm ピックフィード:
切込量:0.5mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:5800rpm
回転数:
5800rpm 送り速度:
送り速度:1480mm/min
1480mm/min
切込量:1.0mm ピックフィード:
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:2000rpm
回転数:
2000rpm 送り速度:
送り速度:740mm/min
740mm/min
工具:φ
φ10BE(CS)
※1
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
振幅の移動平均
振幅
移動平
DATA:2008/1/11 09:09
6
30
×103
時系列解析による残差(分散)の変化を監視することで
加工初期段階での微小な振動信号から工具の初期摩耗検出可能
100×100の切削
4
断面曲線の最大高さ,Pz(μm)
粗さ曲線の算出平均高さ,Ra(μm)
100×100の切削
振幅の移動平均
工具: φ10BE(CS)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法:W100×D100×H75
寸法:W100×D100×H75
・低トルク・高回転
・振幅と残差が次第に
増加
・振幅の変動幅も次第
に増加
・9サイクル目の終り
際(図中※
※1)に大
きな変化有り
・高トルク・低回転
・振幅と残差が次第に
増加
・振幅の変動幅も次第
に増加
・チタン加工part1と
比べて振動は小さい
が、急変点は無い
残差の平均
残差の平均
DATA:2008/1/22 14:25
38
39
事例2:社内~チタン加工
事例2:社内~チタン
加工 part
part3
3
事例2:社内~チタン加工
事例2:社内~チタン
加工 part
part4
4
試作機3号:残差の平均を適用
切削条件比較:φ
φ10BE(CSコート)使用
切込量:1.0mm ピックフィード:
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:2000rpm
回転数:
2000rpm 送り速度:
送り速度:740mm/min
740mm/min
100×100の切削
切込量:0.5mm ピックフィード:
切込量:0.5mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:5800rpm
回転数:
5800rpm 送り速度:
送り速度:1480mm/min
1480mm/min
振幅の移動平均
切込量:1.0mm ピックフィード:
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:2000rpm
回転数:
2000rpm 送り速度:
送り速度:740mm/min
740mm/min
工具: φ10BE(TH)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
100×100の
切削
100×100の
切削
振幅の移動平均
寸法:W100×D100×H75
残差の平均
・高トルク・低回転
・振幅と残差がほぼ一
定で安定している
・振幅の変動幅は小さ
く、安定している
・チタン加工part2と
比べて振動も残差の
平均も少ない
DATA:2008/1/31 13:28
振幅の移動平均
残差 平均
残差の平均
残差の平均
機械の最大トルクを利用し切込量を増加させた方が
機械の最大トルクを利用し切込量を増加させた方が、
工具も安定し摩耗量も少なく、切削除去量も増大(200%)した
40
41
事例2:社内~チタン加工
事例2:社内~チタン
加工 part
part5
5
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part1
1
切削工具比較:φ
φ10BE(CSコート・THコート)使用
振動診断機:振幅移動平均を適用
切込量:1.0mm ピックフィード:
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:2000rpm
回転数:
2000rpm 送り速度:
送り速度:740mm/min
740mm/min
100×100の
切削
振幅の移動平均
切込量:1.0mm ピックフィード:
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
1.5mm
回転数:2000rpm
回転数:
2000rpm 送り速度:
送り速度:740mm/min
740mm/min
100×100の
切削
振幅の移動平均
切込量:0.5mm
切込量:0.5mm
ピックフィード:1.5mm
ピックフィード:
ピックフィ
ド 1.5mm
回転数:5800rpm
回転数:
5800rpm
送り速度:1480mm/min
送り速度:
1480mm/min
1回転の切込量:0.25mm
1回転の切込量:0.25
転
込
mm
切削速度:180m/min
切削速度:180
m/min
残差
残差の平均
均
残差の平均
同条件下でφ10
10超硬
超硬ボールエンドミルTHコートの方が
超硬ボールエンドミルTHコートの方が、
ボールエンドミルTHコートの方が
ボールエンドミルTHコートの方が、
工具も安定し摩耗量も少なく、切削除去量も増大(130%)した
100×100の切削
工具:φ
φ10BE(CS)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法:W100×D100×H75
振幅の移動平均
DATA:2009/7/27 09:33
42
43
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part2
2
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part3
3
振動診断機:振幅移動平均を適用
振動診断機:振幅移動平均を適用
切込量:1.0mm
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
ピックフィード:
ピックフィ
ド 1.5mm
回転数:3820rpm
回転数:
3820rpm
送り速度:1184mm/min
送り速度:
1184mm/min
1回転の切込量:0.31mm
1回転の切込量:0.31
転
込
mm
切削速度:120m/min
切削速度:120
m/min
切込量:1.0mm
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
ピックフィード:
ピックフィ
ド 1.5mm
回転数:1910rpm
回転数:
1910rpm
送り速度: 706mm/min
工具:φ
φ10BE(CS)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
1回転の切込量:0.37mm
1回転の切込量:0.37
転
込
mm
切削速度: 60
60m/min
m/min
寸法:W100×D100×H75
100×100の切削
振幅の移動平均
DATA:2009/7/27 11:16
工具:φ
φ10BE(CS)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法:W100×D100×H75
100×100の切削
振幅の移動平均
DATA:2009/7/27 13:28
44
45
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part4
4
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part5
5
振動診断機:振幅移動平均を適用
振動診断機:振幅移動平均を適用
切込量:0.5mm
切込量:0.5mm
ピックフィード:1.5mm
ピックフィード:
ピックフィ
ド 1.5mm
回転数:5800rpm
回転数:
5800rpm
送り速度:1480mm/min
送り速度:
1480mm/min
1回転の切込量:0.25mm
1回転の切込量:0.25
転
込
mm
切削速度:180m/min
切削速度:180
m/min
100×100の切削
切込量:1.0mm
切込量:1.0mm
ピックフィード:1.5mm
ピックフィード:
ピックフィ
ド 1.5mm
回転数:3820rpm
回転数:
3820rpm
送り速度:1184mm/min
送り速度:
1184mm/min
工具:φ
φ10BE(TH)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
1回転の切込量:0.31mm
1回転の切込量:0.31
転
込
mm
切削速度:120m/min
切削速度:120
m/min
寸法:W100×D100×H75
振幅の移動平均
DATA:2009/7/28 08:38
100×100の切削
工具:φ
φ10BE(TH)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法:W100×D100×H75
振幅の移動平均
DATA:2009/7/28 13:01
46
47
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part6
6
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part7
7
振動診断機:振幅移動平均を適用
切削条件比較:φ
φ10BE(CSコート)使用
No.3
No.2
No.1
切込量:1.0mm
切込量:1
ピックフィード:1
ピックフィード:
ピックフィ
ド 1.5mm
回転数:1910
回転数:
1910rpm
rpm
送り速度: 706
706mm/min
mm/min
1回転の切込量:0.
1回転の切込量:0
転
込
.37mm
37mm
切削速度: 60
60m/min
m/min
1回転の切込量:0.25mm
1回転の切込量:0.25mm
切削速度:180
切削速度:180m/min
速
m/min
工具:φ
φ10BE(TH)
材質:チタン合金(Ti-6Al-4V)
寸法:W100×D100×H75
100×100の切削
1回転の切込量:0.31mm
1回転の切込量:0.31mm
切削速度:120m/min
切削速度:120
m/min
振幅の移動平均
1回転の切込量:0.37mm
1回転の切込量:0.37mm
切削速度: 60m/min
60m/min
高切込 低切削速度の方が 工具も安定し摩耗量も少ない
高切込・低切削速度の方が、工具も安定し摩耗量も少ない
DATA:2009/7/28 10:00
48
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part8
8
切削条件比較:φ
φ10BE(THコート)使用
49
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part9
9
切削工具比較:φ
φ10BE(CSコート・THコート)使用
No.6
No.5
No.4
1回転の切込量:0.25mm
1回転の切込量:0.25mm
切削速度:180
切削速度:180m/min
速
m/min
1回転の切込量:0.31mm
1回転の切込量:0.31mm
切削速度:120m/min
切削速度:120
m/min
1回転の切込量:0.37mm
1回転の切込量:0.37mm
切削速度: 60m/min
60m/min
同条件下でTHコートの方が 工具も安定し摩耗量も少ない
同条件下でTHコートの方が、工具も安定し摩耗量も少ない
高切込 低切削速度の方が 工具も安定し摩耗量も少ない
高切込・低切削速度の方が、工具も安定し摩耗量も少ない
50
51
事例3:社内~チタン加工
事例3:社内~チタン
加工 part
part10
10
事例4:大手自動車部品メーカー~研削加工
THコート
CSコート
切削条件
時間[sec]
No.5
No.2
良
品
60
No.4
No.1
・良品はスペクトル
が集中し、不良品はスペ
クトルが分散する
自動車部品のミゾ研削加工時の振動を測定・解析
加工後のワークの良品・不良品を判定
No.6
No.3
・良品と不良品で、音紋
のパターンが異なる
振動診断機:音紋を適用
切削工具摩耗比較:φ
φ10BE(CSコート・THコート)
通過周波数範囲
パワー
境界摩耗
1回転の切込量:0.25mm
1回転の切込量:0.25mm
切削速度:180m/min
切削速度:180
m/min
境界摩耗
0
周波数
不良品
刃先欠損
刃先欠損
正常摩耗
1回転の切込量:0.31mm
1回転の切込量:0.31mm
切削速度:120m/min
切削速度:120
m/min
1回転の切込量:0.37mm
1回転の切込量:0.37mm
切削速度: 60m/min
60m/min
正常摩耗
通過周波数範囲
60
パワー
周波数[kHz]
0
0
DATA : 2009/06/18
周波数
20
10
52
事例6:大手加工メーカー~旋盤加工 part
part1
1
事例5:自動車部品メーカー~NC旋盤加工
試作機1号:残差の波形率を適用
製品(アッパーシャフト)の加工部クラック
クラックを検知
製品80本目(1サイクル)で工具交換
スペクトル判定法
(周波数解析)
振幅の移動平均
工具:住友電工
赤:長期移動平均
35
学習した基準値
36
37
38
39
(本)
基準値×
基準値
×130%
・正常な加工で基準値
を学習
・基準値×130%を一
定時間越える信号を
異常として検出
・35・38・39本
目が不良品(NG)
不良品(NG)
DATA:2007/12/21 11:10
54
モデル判定法
(残差解析)
材質:工具鋼
回 数
波形判定法
(振幅解析)
寸法:-
波形率
診断
青:短期移動平均
1
加工内容:外径
加工条件:黒皮荒加工
切削速度:-
送り量:-
切込:-
最
最大振幅
試作機3号:振幅の移動平均を適用
学習
53
時間(分)
摩耗
摩耗
重切削加工
時系列解析による残差(波形率)の変化を監視することで
工具の摩耗や工具の最適交換時期の判断可能
55
事例6:大手加工メーカー~旋盤加工 part
part2
2
事例7:大手加工メーカー~
事例7:
大手加工メーカー~旋盤加工
旋盤加工
試作機1号:試験結果及び診断結果
結
試作機3号:残差の平均を適用
加工内容:外径 加工条件:黒皮荒加工
切削速度:- 送り量:- 切込:-
論
残差の平均
振動加速度を測定・解析し、基準値に対
振動加速度を測定
解析し 基準値に対
して設定した閾値により約80%
約80%の精度
でチップ摩耗を検出
摩耗を検出(破損前にアラーム
出力)
)
工具:住友電工
材質
材質:工具鋼
具鋼
スペクトル最大値
寸法:-
振幅の移動平均
・残差、スペクトル、
振幅による複合診断
新品状態を基準とし、
・新品状態を基準とし、
基準からの相対変化
(%)で警報を出力
的中率9割を目指す
・的中率9割を目指す
DATA:2008/1/23 08:30
56
事例8:大手加工メーカー~旋盤加工
試作機3号:振幅の移動平均を適用
振幅の移動平均
刃具破損発生
57
事例9:大手加工メーカー~立旋盤
事例9:大手加工メーカー~
立旋盤 part
part1
1
加工内容
加工内容:外径
加工条件:黒皮荒加工
切削速度:-
送り量:-
切込:-
端面加工:断続重切削(鍛造肌)
工具:住友電工
材質:工具鋼
寸法:-
青:短期移動平均
赤:長期移動平均
外径加工:断続重切削(鍛造肌)
差が拡大
・工具破損が発生する
と、長期移動平均と
短期移動平均との間
に顕しい差が出る
工具破損をリアルタ
・工具破損をリアルタ
イムに検出可能
穴明加工:複合ドリル(φ70)
診断装置(試作機3号)
重切削加工
58
59
事例9:大手加工メーカー~立旋盤
事例9:大手加工メーカー~
立旋盤 part
part2
2
事例9:大手加工メーカー~立旋盤
事例9:大手加工メーカー~
立旋盤 part
part3
3
試作機3号:残差の平均を適用
加工内容:端面 加工条件:黒皮断続
切削速度:50m/min
切削速度:
50m/min 送り量:
送り量:0.63mm/rev
0.63mm/rev
試作機3号:残差の平均を適用
加工内容:端面 加工条件:黒皮断続
切削速度:42m/min
切削速度:
42m/min 送り量:
送り量:0.63mm/rev
0.63mm/rev
切込:7
切込:7mm
mm
切込:
切込:7mm
7mm
工具:CNMM190616
振幅の移動平均
工具:CNMM190616
残差の平均
材質:SNCM
チップ破損
寸法:φ1472
材質:SNCM
寸法:φ1472
食い き
食いつき
チップ交換
残差の平均
NG:チップ摩耗
NG
チップ摩耗
・グラフ中央:切込の
増加 振幅増加する
増加⇒振幅増加する
が残差は追従しない
・チップ摩耗が進んで
NG領域に入ると残差
が急増する
チップ破損部
食いつき部
刃具摩耗の進み
DATA:2008/1/14 14:38
・チップ破損時、残差
が急変
・食いつき部も残差が
急変するが、ここは
無信号⇒有信号の
変化点なので、チッ
プ破損と判別可能
破損 判別可能
DATA:2008/1/15 10:06
60
事例9:大手加工メーカー~立旋盤
事例9:大手加工メーカー~
立旋盤 part
part4
4
61
事例10:振動センサ取り付け位置
試作機3号:残差の平均を適用
振動センサ:小野測器製:NP-3331B(
振動センサ:小野測器製:NP
-3331B(市販品)
市販品)
加工内容:穴明 加工条件:φ70
加工条件:φ70
切削速度:13m/min
切削速度:
13m/min 送り量:
送り量:0.2mm/rev
0.2mm/rev
切粉噛み込み
工具:BCカッター
工具:BCカッタ
残差の平均
異常時のスペクトル
正常時のスペクトル
材質:SNCM
寸法:φ1248
刃具摩耗の進み
4.3
110
2.9
73
1.4
36
・工具摩耗の進みにと
な 残
ゆ や
もない残差はゆるや
かに増加
・切粉噛み込み時、残
差が急変し、スペク
トルにも変化が現れ
る
DATA:2008/1/10 13:49
62
マシニングセンタ:治具(バイス)
NC旋盤:刃具(バイトホルダ)
旋盤:刃具(バイトホルダ治具)
マシニングセンタ:製品(ワーク)
NC旋盤:芯押台(平坦部)
立旋盤:ラム(主軸)
63
Fly UP