Comments
Description
Transcript
AMSIIC年代測定と士器編年との対比による 高精度
118典 g,'「学と''1然I:l・'、j;:鮒賜りII本丈化財fl・学会,il AMSIIC年代測定と士器編年との対比による 高精度編年の研究 今村崇雄! ユ ・小林!雛一Ⅲ・坂本稔型1・西本暇弘 1 序 近イlf,g-1'i.'、j:唇イリ¦究において炭素14イ¦ミ代illll)ii(または放射1ソ¦炭素年代測定,以¦、̅,文'¦!では炭紫 14を!'Cと肥す)が注llを雌めるようになってきたが,この1I¥蛾には1990イ¦ミ代後半以降における _1つの'災¦人¦を挙げることができる◎第.に,AllS法(ac(yeleratormassspectrometry:llll述器 質蚊分析法)による!'Cillllだの進 とその感度,精度,測定効率の伽'2である。AMS装il!'iは, 198(),1990イ¦ミ代を通じて,技術的革新・改良が続けられ、().5∼1.5ミリグラムの炭業試ネ:¦を,'C 測定粘庇() 3∼0.5恥)(イ¦晶代換陳で 24∼ '1()年)で,年llll2()001MI以l・測定できるような比岐的 小jNの装lifが,淵堆レベルで¦ルl発され,199()<¦晶代II!ごろからll水を含むlll:界の多くの施i没でイ11次い で導入ざオしはじめた。その糸,'ilIL,感度とil!I定効率で11捌的に催位にあるAMS法が,粘度において も従来のβ線!;¦数法(放り、l"!il・数法)とj,iを、ifくるかそれを唆鰡するレベルとなり,1!Cil1ll定は技 術的に1つの!¦i』換点を越えたとみられる。 輔亜に,''Cイ¦是代仙を#fイ¦ミ代(=実年代)へ変換するための「1件年較llfデータベース」のl'il際レ ベルでの幣仙.標準化と,その桁密化である。近年、!!C波度をもとに,汁陳される'4C年代仙(モ デルイ¦ミ代)を〃f年代に変換して議論することが,研究の標準になっている。この'杵年較lliデータベ ースの1998イト版である「INTCAL98」(S(uivereta1.1998)("1)は,過去24,000年までの¦杵 年較IHII11を/j.えるが.11,7()0年までは、II「水の年輪試料の粘密な!'C測疋を堆礎にした,10イlii'j胃の 核,[仙となっている。すなわち,新イi器ll、}代以降の年代研究については' めの環境が終ってきているのである(/γ村1999,2000. イト代をi;絲lllに縦I浦するた ・'¦1+12001)。 このような11f蛾から,l'i1,1f雁山民{緋、リ物航では高粘度ィいIS11Cイ'三代il1l」定法を碁III、研究・I樅史研 究へWiM<¦'¦9にiIW川する{iⅡ先を推進してきた。!;式朴のIji処l'l!を行うことができる炭糸イト代r":¦'ノミ 験顎 を幣1'iliし,,式料の観察ヤサ;のための各 装i〃 化、j姿:的洗浄のためのl没伽と装ill'i,"&¦'陵ガス化(:¦'俊化 炭紫ツど¦ミ)と#,'i製ならびにグラファイト化のための装慨.A1/ISil1ll定川拭朴允h!1プレス装li'Y:なと響を 総介lil'先ノ〈'、j::胱人'7::〒285-85021ノ,i*11j城内llll.ll7 ¦KI-岬山乢附'l"":〒285-85()2{ノI*'¦j城内¦ll」.ll7 キーワード:繩紋l:#IJ()m()nl)()t[G'・]・),:ulSIlli4W繩瞳分析(ac(Jel()l・at()rmasssI)e(、ll・()111etrI-),炭紫イト代 ('・adiofa'・l)()ni,g(l).l#fi1"'[(¦;代((alibl・atedage)、|器柵イド(p()Itel・l・-ll・pEchronolog]・) - 1 - 慨き,AMSの前段階の作業を一世してイrう体勢を終えてきた。また,これに併行して、¦¦本の木 材の'!C測定を行って勝年較lliデータベースとの比!¦礎をイrい,ヨーロッパや北米のデータに依拠す るINTCAL98の 川'IノkについてJIL礎的検,訓をイ」:ってきた。 雌近のイiⅡ先テーマとして,l器jM式による¦¦本の先史時代の刑,,i年休系を,111界史の年代体系と対 比できる,ルf年代スケールによる年代体系に'li次換することをll標に此¦1il研究を進めている。災イ¦ミ代 による耐イ¦ミは,歴史における社会と文化の¦¦寺空 造,環境蛎象と歴史事象のイ111%1,文化jf象の伝播, 大陸とI]本列島とのキl唾作川呼の実祉的研究に不II」-欠である。そこで,l器剛式によるi;絲lllな細イ¦ミ を,''C濃度のデータによって実年代に転換し,それを列島地域ごとに¦リlらかにすることを1I指し ている。本論文では,これらの研究に関連し,絶対柵年のための方法と考え〃について,関東地域 を''1心とする繩紋'¦!期'三器の細年を例に報f'『したい@ 11C年代を蕪準にした繩紋時代の稲イ¦生は.これまで散発的ながら行われてきた。しかしながら, 従来の関連研究を柵剛すると,その基礎となるイ¦皇代データの粘度もさることながら川上状況の把握 や試料の選択などに間越のあるケースが,しばしば兄受けられた(今村2001)。そこで.われわれ は,測定をAMS法による,'I、Wi'illl:11Cil1ll定に¦鮎世するとともに,g・,'i'.jメ:研究料・・¦'I然イ:l・'7:{iⅡ究荊・¦Hl で緊密な協災体iliリをとって盗料を選定し、結采をilll二状況や上器荊iiイ¦ミにフィードバックし、イ!}られ た測定結果や試料選択の妥:、 '¦イtについて検祉をmね,偏加度の商い炭素年代データをllX得すること につとめた。 試料選択については,出上土器と年代測定試料のIpl時性を皿要祝し,1器付蒲炭化物(燕炊きさ れた植物などのコケ)や住居内の炉内部の炭化物や焼失家屋の柱材などを'11心に測定をイ]萱った。単 に¦可じ層位であることを根拠に同時'¦ソ¦ミを仮定することは排除した。 また,集藩世跡の竪穴住1!叶などの 構自体を測定対象とみなし,I11時存イI遣描群や承 ¦異l係のあ る住ITil・群の検討をおこなった。¦器型式の年代比定についても,椰年的位佃付けの確かな士器に付 藩する炭化物(小ll1・11」本2001)をおもな測定試料とし,l細別時期ごとに複数のイ12代測定を行 うことで,il11分ノM式ごとのイIミ代を検I;jする材料とした。 本イリ¦究の人きな¦¦標は、|竜器川!式柵年によってすすめられてきた繩紋・弥4ミ時代の年代的枠組み を、ダ111!'》肌枇でI11脚此することにあるが,イiル先涜源・ll、fllljのイI-効利川をlxlるl・.から,まず,災然の 11例と|器荊,,i年イリ¦究が蚊も進んでいる分野の一つである束11本繩紋時代!¦リリlを対象に尚M'j度年代測 定を行い,*IIIM¦」土器剛式ごとのl腓年代や、雌落・1i:l,i}の継続期¦川の復元にも雌"I.}、(を当てイリ¦究を進め ることとした。 本稲では.まず試料の処理・測定ノノ法と.ルf年較lfについての方法と考え〃を示し。さらに得ら れた結果の柵¦'¦各について検討する。具体的な'2器型式ごとの年代'''9位世付けや集落の年代的検討に ついては,》¦」柚において論じていくこととする。 2 2試料と分析方法 il!¦Iだの1拭料は.¦%l束地ノノ.を'¦1心とした本州l約束側の地域の,1fに繩紋¦¦、↑代¦11期∼後期の迩跡を対 象として収集した。 |器剛式との関係が¦リl碓な対象を進んで,|器付満炭化物(漆を含む)・雌落内川上炭化材(炭 化椰r・略果熱を含む)について,!i(科採収の上,顕微鏡観察や炭紫介イl.地の測定を行いながら, lii処jil!まではliil-基準で処fil!した。炭素¦11位体比をAMS法で測定し,炭素年代を得た上で。¦fll" 棟唯であるINTCAL98較11illll線を川いて暦年代の推定を打った。これまでに,北陸.中部・if1 束.¦伽火北において,多放の拭料.をl'i':"¦器・遺跡から採取している。イII1余川県藤沢巾SFC 跡 と,束〃(郁人橋遺跡の44試料(小林・今村・坂本・大野2003)を含む260試料について測定結采 がイI}られている。このうち,繩紋ll#代'¦'!WI(前期末葉・後期初弧にかかるものを含む)に帆する!式 料は,約150拭料である. 2.1.!式料の観察・採取 ,批料の採取においては.以l、、の,IDI、(に注,ばを払った。 木材・炭化材試料では,材・のなるべく外1111から測定拭料を採取するとともに。顕微鏡観察によっ て樹柿¦'il定を試み,クリ・コナラなどの環イL材を選んだ。また。枝材があるときはこれを優先し, 根・樹皮の部分は避けた。 上器付蒜炭化物では,土器I'¦体への付椅状況を観察し,祉録化するとともに,内面付蒜炭化物を 優先し,外側の場合は¦I縁部近くの文様内にこびり付いている付粁物を採収した。試料は,しばし ば¦器の接合や¦古¦定のための各巾Iの合成イI機物(バインダーや接イ '『尚l1など)の汚染の影響を受けて いる!'」能性があり。試料採取ではそれらの使用の有無について陥惚を{!}るとともに,その混入を避 けることにホlll心の注意を払った。また,脱脂綿などで包まれていたl器なと については,顕微鏡l、、 で脱脂綿を除去した。 2.2.1;(料の処即 2.2.llii処理:イj機溶媒による↑¦¦¦脂成分群の除去およびAAA処j'l1 ,武料の収り扱いの過 で起こりうる汚染として,素手による汕脂成分,発jl'¦の際の遺物のII'il定に ll、)折川いられるバインダーなどイj.機溶庁ll,保椅の際に用いたⅡI能'¦ソ¦かある紙熱や脱脂綿群がある。 また¦器1,l満炭化物では,¦器の破片を接合して復元する際に川いられるセメダイン・イi膏・介成 樹脂・*,'i満テープ等や注記作業でのニス・ラッカー等の使用によるiノj染が与えられる。 ここでは,おもに木炭。黄炊きによって生じたと考えられる 2器付イウ炭化物,漆,種子などが対 象となるが,扱ったもののほとんどはH1を杵の試料である。災際の処JII!ではすべて'4じプロセスで 3 i式料処j'l!をイ」:った・ まず,「;犬料をアセトンに投け振とうし,拭料の取り扱いにおける汕脂成分や,ノj一混入した陽介 に1)lliえ,バインダーや接イ猯l1などの不純物を溶解・除去する操作を行った。次に,IIIM(acid)・ア ルカリ(alkali)・l峻による化学洗浄い.ヘ.ヘ処JII!)として,それぞれ80℃で11l#INIずつの処l'l!を 行う。まず希珈IIW(lN-HCl)で批人する1I1能'¦ソ'3のある11慨の破ハ.や岩イiに1I1米する炭l腰」iⅢ[を除去 (21'II)し,さらにアルカリで汕脂やフミン¦囎なとミを除去する。炭化材・漆,i式料はlN-NaOHで3 11'¦以¦・_,」器付満炭化物の場合は0.lN-Ka()Hにより.21'11以上処fll!を行い、イヤ色が概ねなくなっ たことを陥恕した。さらに雌処珊により「l1fⅡした後、洗浄水が''1性となるまで,純水により数l'il"t 浄した。 なお.l'II収された炭化物の が少ない場合を除いて.I'!¦収された炭化物の、卜分 喚を年代測定川 試料とした. 2.2.2炭¦'唆ガス化と桁製,グラファイト化 2.2.1の操1ノ¦;については,すべてのIi八判についてl'il、 /埖史乢併¦1#物鮒で操作をイ」:なったが、 以¦、.の操作については,拭料の状ル山に応じて(a)地球イ1・'、j41iノ¦究jrI抑を迪じベータアナリテイック fl:(BetaAnalytiCl,'C,USA)へ送付し・炭¦腰ガス化と粘製,グラファイト化およびAMSによ る''C測定を依帆した場合,(b)l'il')J樅史災俗博物館において,炭雌ガス化と粘製を行い。グラフ ァイト化とAMSによる'!C測定を,地球科'、河iル先}リ『:株を迪じベータアナリティック社へ依加した 場合,(c)l'il!刎樅史乢1谷博物館において、炭雌ガス化と粘製、グラファイト化をイ」きい.力ll迎器分析 研究所i株}'、AMSによる!'C測定を依加した陽介の3 (b)(c)の:FIIIIIを採川した場介の処f'l!は、以¦、.の りの方法をとった(iiii2)。 りである。AAA処則1の済んだ乾燥拭料数mg を。約50()mgの雌化fi!1とともにバイコールガラス補に投じ,真ク膳にリlいてガスバーナーで封じ切 った。このガラス竹を祗賦'1jiで950℃,2∼311.fl川jll熱して!式料を光余に燃焼させた。僻られた燃 焼ガス''1には2l砿化炭素のほか水などの小純物が捉イIミしているので,ガラス典ソ ラインをⅢいてこ れを分離・粘製した。 炭化材や良好な|器1,M'i:炭化物では、、¦え均して炭糸換艸:III:にして6()9011,1皮にあたる炭¦'俊ガスが 1:,'i製できた。漆蛾脱の場合は,それ以上の炭糸含イIIII:"!恕められ,逆にやや不良な|器付イ'i:炭化物 の場合には,低い炭素含イj.1!tの,;JW1もi惚められた、 l∼l、5mgのグラファイトに1;l1、'1する確化炭衆を分収し,グラファイト作成に)¦lいた。(c)の ケ ース で は , 水 素 ガ ス を 導 入 し , 三 雌 化 炭 衆 と 水 来 を バイ コ ールガ ラス 補 に 封 じ た ( C O : : H 2 = l:2.2)◎これを'I'6AWiでlll熱してグラフアイトを『!}た響補にはあらかじめ触媒となる鉄粉が投じ てあり,グラファイトはこの鉄粉の11111川に析出する.グラファイトは鉄粉とよく 介した後,穴径 1mmのアルミニウム製カソードに60kgfの11iノJで允 したご 1 2.2.3年代測定 'Cillll定はIll迎器うjイリMルツヒルi(測定機¦MI舟り-IAA.4),または地球利.'、jx:{iⅡ'光)リ『を皿じベータアナ リティック社(測定機¦仏勝り-Beta)へ姿!;[した。 米¦'《¦・ベータアナリテイック社では,送られてきた試料を-定の条件のもとで柴'¦'的に処」:''1しグ ラ フ アイ ト を 作 成 す る 。 こ れ を A M S 測 定 川 の カ ソ ー ド に 允 j l ' ( し , ' ' C I J I W i i ; 犬 科 ( N I S T. A N U ' IAEA)とともに,契約したlll界各地のlll述器施設で''C測定をイ」:っている。!iJ(11の測定1111Iの統!;¦ 誤ノ唯と,|リリ(準!式料のllj:」兇'¦'liやブランク(ツ將!式験)の値をもとに,独Hにデータ!i、Hllliを行って,イ¦ 代 仙を報;'『する 2002イlil()ノlからは,¦'illl.↑にilll1だした複激のルリ雛,式料やブランクi式料の測定データ を添えて,データに対・する11,,1,fW呆 ili:を添えるようになった。 加速WI+分析{U¦究所に依脈した腸合は、 雌の'IC試料とブランク試料(!'Cを含まない炭糸を}Ⅱ 体として,iJt料粘製して11}られたもの)を,各激ii式料¦'111#にillリだした。これによって!式料処」:'¦!におけ る汚染のii、Filll1,データの¦¦」現'¦'¦f1;、Hi11iを独¦'¦にイ」罵った。 A1ISでは.グラファイト炭衆!淡料の''[、,'ユC(または!!C/':;L、¦11位体比)を"¦¦迎器によI)illll定す る。illllだされる''C/'2C比は,"ll迷器の特'i'll・lllj血に川いる,Wj',tilliで, jミ際のIIIIIとはわずかにずれ がノ¦《ずるため,¦!ilⅡサに測定する楪準拭料の''C/'2C比をlll:」Ⅱするよう袖¦¦fをイ」:う。 また.i11¦It,式科のII碓なイ¦畠代を得るには,¦'il位体効来の彩禅を測定し袖lliする必典がある('¦'l,1 2001)。こうした11fl位休幼采は':IC/'2C比を¦!illi,fにITI-ることによって袖lliする.':;C測定川ガス,iA料 を、f'11,{分析,il・によl)測定して,!:;C/1:C比を,淵べ,#lli'fすることがこれまで多かったが,雌近は, 加速器で¦!illl、W!!ll定した'3C/'"C比を川い#lliifするようになった.':{C/'JC比は 常,楪堆体(I11-ノ¦物 b e l e m ' l i l c 化 イ i の 炭 雌 カ ルシ ウム の ' : ; C / ' " C l t ) 伽 差 仙 に 対 ・ す る T 分 率 j [ ; ( J ( パー ミ ル , % U ) で ン」くされる。ドIIi'[した''C/1"C比から、''Cイ¦i代11III(モデルイド代)がイリ:られる("!;#衣記では〔、()n、,enti()llal''Cageとllfばれる)。なお,''Cイ¦畠代仙は!!Cイ¦晶代であることを¦リl雌にするため,ここでは ''CBI)と火1氾する(!;ii3)「, 力¦¦述冊分析liⅡ先Ⅳ『に依加した試料では,''C楪準試料(NIS'1,シュウ樅)とブランク拭料,おのお の激!iJ(1:¦を¦''l時にil1Iだした。これによって,iハ判処l'l!におけるi/j栄の州llli,l'l:」11'¦'¦{の,i・lイllliを仙¦'¦にイ」: った・,iJW1処l'l!における現代炭素のオノj染は.().1%以¦、.で雌視できるレベルであった。地」ホイ:l・」、j4{ijl: 先ノリ「に送1、lした1武料のイ¦ミ代{l''{の!iWiliでもiノj染はl'ilレベルと、トリIW「し,!i1-節¦-_j!!(祝しうるとして扱った。 2.2.1lffイ¦暑岐ll( イI卜られた!'C年代{lhを たイ¦晶代に変換するには,暦イ¦ミillilliデータベースからイリ:られる!'Cイト代と胖 年のプロットを,移動平均などのノj法でil!l・らかなllll線としてlll[するなと して、グラフからIWを求 めるノj法かlllいられることも多いが,ここでは.ベイズ統,;¦(Bt,、-csiansiaIIsti(Js)による雌』*く 3 密¦史分イlj!ilW(Buckl991)をEx[、(jl1・.のプログラムをlllいてイ」:った(今村2001)。()xf()1-d人'、j:: で公lIlされているOxCalプログラム(BI-()nk-RamscI-1991)もBu(、kらによるベイズ統!i1・による ぢえノノ・に雌拠しており,近イ¦ミ イli'litl[に採川されることが多い、 水I,',.iで111いたiil節では,lifイ¦2'¦itlKデータベースとしてINTC,IL98を川い、ドllilll」によって5イ¦ミご とのデータベースに拡人した|・.で解析をイjった !!(、イ¦ミ代il1ll)Ell''iと各1件イ¦主に対応するデータベース 1111(の・放度を縦*端¦節し,イ刊if』キ《の95.-1()()に州'1する純¦JI1,すなわち統!;¦!洪ノ")21W馴叩Ⅱ1ノ'fにイ;¦1,'1 するイ¦ミ代の範¦井lでノj《した イli代はl()イトでjLめたIII11を1il・節した.なお.''Cイト代をl杵イ¦ミ代へ!li2'[した 111'l.'lit'¦《イト代は,calBC(またはcaIM))で衣i氾する(Jalはmlil)ratcdの 味である。 3測定結果 水イ¦n,'1で検,i、lする繩紋'¦'!リlのイ¦晶代liル先は、間來地ノjを!¦'心とした本州,¦;¦"(1111の地域の,iiに繩紋時 代¦jil川∼後期の 跡を対象としてll)(雌した!批判-のうち.¦jiルリlイ<柴の[{,l.j縦八期から後1Ul初肌の竹 γI、1式∼リIII之¦ノ1人川の|器.または刑,,iイト¦'¦9にそれらに、ifイ」:する|淵什jM式に比定される|器に伴う1,1 i''i:炭化物,1iil,'h'l',¦:炭化材の約15(),i(料のil!1定仙を扱う 1!,'il々のデータについては, 跡の¦州介途'¦!のため未flli'iff料が多く、」)1時,I,1j<において1l1'il別のil1ll)E il''iを肥すことができる!iA料は多くはない-1111il1リのデータは迩次l1lil別の光りIII1111代報i'iilfなと.に捉,jミし つつあるが,将来的には、¦-jJ9)jll!lllで今¦''lfTI}¦汁したデータも含めて,企測定試料について提,j《す るi参進である。,i,¦"lllは別の機会に委ね,以¦、.では測定1II11とMfイ¦晶收1[イli代および比定される¦:WI卜jM式 によって11,'il々の!式料を)地」;することとする。 なお'''1-¦¦剃りjとされるl岬のイ¦弓代11I11の'¦'で火きくイ¦ミ代1ll'[かかけ離れる仙がイ1卜られた例がこれまで に測定ネ,'i采をイリ曾ている26()例'¦'で約3()例,栂められている これらは,¦1il・の洲年''11位li'」iづけがさ れる,i'(W:l・群と比べて.iil.独でいずれも300イ¦ミ以¦えの¦IHきがあり,i11llだの統iil-I'lりな揺らぎでは,塊¦リlで きないデータで、以¦、の糊,,i<¦ に側する1縦,茄には含めない¦-.!idl)15()1iJ上料は、これらを除いたl・.で の!iJt料数である倉この特)'!lな政1111(を,」:した批判の世、ドは,〃と化¦:イや柿j'.なと・で、¦リlらかにi1iし〈, 'だ束ll、);にll"Iの異なる炭が況ぜ込まれていたかt腓のjll!没後にll、↑¦川を絲て況人したものと,Iと!われ るⅧまた|器付イI↑物で,炭衆含イl.』キ《の',ifリ介が械端に低い,ijW1のjル介.¦1I-いイ¦i代を,」〈した例があI), コケの!式料に含まれていた鉱物に¦ノ、l包された炭¦砿」1,,1か、¦器胎|鷺に111米する111-い"と糸が!i"¥した''」. 能'¦'li,1111」:'¦!の 炊きによる雌げ以外の炭化物であった'11.能'¦、ノ¦{がgえられる。これらについては,次 」nでi#t,iiiする、 ¦xllに,間叫(III11i越北峠の炭衆イ¦ミ代データの部を,」くす|器刑,,ifl品に対比した場介の査糾の州対 的位¦i'¦iづけが小¦リlなもの(束北や束抑lソ、¦川のt器.ネ¦¦製[器や漆,存器に仙川された雌文¦員器など) は.lxiには肯lll汁した。なお¦!il試料から 数の測定をイjった」ル合や11il・!武朴からの採収ではない が¦!il-世跡川¦三で刑,iイ¦ミ1..の{:l1k,I的1,II:iiI'f"¦!ilかつ炭紫イ¦え代が¦1ilのjル合,すなわちlXlにおいて令く 6 14C年代(BP)@Charcoal 関東.中部.北陸radiocarbonages 土器型式5000490048004700460045004400430042004100 別 期 末 側 △ ロ 一 二 I 沈 蘓 緑 提 g i Ⅱ 五 領 ケ 古 五 台 狢 領 ヶ 沢 新 道 b 大 木 7 古 新 巻 勝 坂 2 1 1 5 6 趾 』 7 & 1 人 巾 ] 1 4 , 1 0 【 阿 王 台 3 勝 坂 3 a 9a 中 期 ●CharredMaterialonpottery 土器付着炭化物 炭化材・物 0039㈹380037()036003500 ! K : 2 糞 Z堂 生 霊 拳 Ⅲ Ⅷ 碑 I 式 K l 1 ( 1 $ K l l K 2 I J咄 〆 0 n 1 1j 千 寺 一句八 J】U 1 八 旬 切 } 職 H Ⅷ : 稲 M w W WGHR812 潔 も 嘩 一 軸 〃 一 刷 型《 唯 、〉 暉 一毛 ル 、・ 脈 判0 Ⅵ 01 師P 川 原 3 k ( 昌 I H 91 1 I ざ 2 、(1 I う 勝 坂 3 b 吹 眺 伽 1 :5 9 2 0 1 叩曽利E1 U51l 大 木 8 b l l a 加曽利E2 l l l ) 禾lⅢa l l E 連 l 2 L l 加曽fllE3 弧 文 lリ3 別)ト {HHi) MN17 他 KM37 }<I(17()'41 撫 "凝 I 職 両 蕊 4 ,W , !念・ l 2 b Ⅶ ! 抑 レシS(】ド 紳利mb I 2 1( 大 木 9 3 1 加曽利E』 l : l 称 名 O I 【 {1 7 KM kⅧ '6 -!i'''' 一'iNA蝿 寺 侭 期 ¦蝿之内 l 堀 之 内 2 鰹ご二年恥 I lllllllll〃Ⅲ̅r十、肘緯さ畦 トコ! ( 500049004800470046004500440043004200410040003900380037O036003500 BP Ver31 1 1 X T iけ 畠 l 繩紋¦¦、↑代'¦!!Ull二器の!'Cイ¦昌代(側叫(・'¦!fK・北¦堆地ノノ.)と[器剛式Ⅸ分との比'彼 uISI・adi()c(ll-b()nag"()1-1h[、iliddlcJom()'II)()1Ic'・j'onth(。Ka''l()a'1d l、hllbul-(、Hi()IICOmparis()[1()l.':(_Jageswilhl)()II(、r]・-I]・peclassiIkali()I1 7 Calibratedages 較正暦年代(calBC) 関東・中部・北陸 土器型式 37003600 350034003300 限 一 ドS1711■■■■■■ W 『 畠 肌 1 l 4 5 6a 6b 7 8a 1 2 炭 化 材 ・ 物 土 器 付 着 炭 化 物 2……IQ 320031003000 1 R 前 115K3 期集合沈線ロ 1コ爪"'''"nj,sKE I■■1sド に十三菩提 =."、ー!KFslo! 鵬 五 領 ケ 台 五 台 狢 領 ケ 沢 新 道 木 沁 大 古 新 巻 勝 坂 2 州11岬ICharcoal■■■■CharredMaterialonpottery 1 1 '002000 2500240023002200 言 『 ■■■ - R 刺 M 鯏 1 ISKl 1 洲 81 1 8 1 ■ ■ ■ ■ 弓1,11,Ⅷ :lK20I l l K l g ■■■■■■■■■■■■■ト1K月 R I K l O w 1 ( ) 1 ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ 1M邪Ⅶ11】邪鮒311離lIIII1T涌2(渋312 lRfK3 ■■Wイ :ハ NM6ロ■〒!■■■ 一 ■ ■ ■ ■ ■ ■ W j Ⅱ 6 7 獅 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ( 弧 1 7 Ⅵ 1(;HH8.121■■■lnIWl加II11U鋤MII #加凱1K泡:10 :MGII67h!l""I"M伽肥'"'"棚! 1 W 1I1 ウI I Al1?】 沖ilIHH型 1 1 「 I Ⅶ Z 6 3 卵I釦1311m洲#1181弧l肥l#11シルミ l l B 棚 馴 1 邪 I H 1 B I I I I クル ミ ト 、 ( ) K Ⅶ 2 3 8 b I811IIIllII肺I洲11瓢)IItIj ̅ ,"¦M張瞬. 1 【 9 1 1 5 1 1 1 1 1 1 1 II 1 1 1 I I 1 r 捌 】 l I 1 ■ 1 r 1 ・ ● 8 1 l I 1 # 1 I I ll l 1 I I I ll l 3 11 I 釧 川 刈 川 1 I I I I l 1 1 I 1 # 1 1 1 1 1 1 1J 1 1 1 11 3 1 1 1 I 一 Ⅷ 可 . 匂姻 《 打 7 い杯 1 歩 、 . 坐 部1 11 U IRF胴I<FM 期 f I 1 1 1 1 8 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 L)h HlllMQIIRfMl SF、IH I 卜 9 c I 勝 坂 3 b 、別 1 1 6 11 Ⅵ lOa加曽利E1 1 N ,0@¦大木8b I も 、 二 K、 凸 hⅢ 1 1 、 q 8乳I(.u1 h N . Il6K プ モ 0 1 冊 】 ペ ト 閏 α j(ⅨX:Zpl TTN丙2〔)f RNI7031 『Ⅶ{19:1 I 1期了()411 ■、157 、 KⅡ 1●【 lla加曽flIE2 《 1l 毎 】 OO A 応 「Y32(JIOHI■■ h3 、 一 一 州 州 州 州 州 州 岬d 1 l l2a加曽利E3 郡 。 1 2 b # ↑ 》 二 、 1 8 冊 1 珊 曽利mb ■ ① ■ 即 時 曲 叩 昨 h W 11 1 2 c 大 木 9 1 3 加曾利124 砧 1 柵 t 抑 19 l 洲 1 日 M 11 1 l j 『F、 、妬} 別S劉 、L州 雑 ぅ1 而 辨1 邪 11 Ⅱ 1 Ⅳ 8 F 1 一 4 乱 、 l j J 叶 巾 Ⅷ 《 伽 Ⅲ門 一 】 川 拘 翻0 、 I 1 1 り 九 j 、 齢 ウ しン 扣 1 I 川 1 郡# 叩 5 H 1 .Ⅱ脂 11 Ⅷ 8 1631 一『 1 帆印 0 J ノ 11 1 1 Ⅷ 4 11 龍 州 一 1 91 l 肌 》 1 1 1I い 睡1 11 l 」 1 1 1 侭 印 1 f か IA 3 呼1 #か 1 11b曽利HIa l l c 連 弧 文 1 1 I1 K剛 1 R K Ⅱ lmKKlI Ⅱ iI 11 l 1 1 称 名 寺 (('122 、KHl 極 期 KYK、 ¦膳削 M)、鴨lni淵 ■ I 臥WW l猟Wl3ウルシⅦⅧ 一 コ ( ! | 370036003500340033003200310030002900280()270026002500240023002200210(〕 太線は含まれる確率の高い部分 2000 calBC Ver31 Ix12繩紋塒代'¦11UlL器の イ¦叩itl[イli代(間束・!¦1iflj・_¦上¦堆地ノj)とlZ器)M火Ⅸクj、との比收 Fig2.C(llibralcdagcs()l.1h(、]Iiddkj()m()llp()[[(ll-、-()ntht、Kant()and'I、hllbur(jgi()11 C()InParisoll()l̅c(l1ibl・a[(、dag(jswilllI)()II(jl-]--1]-i)(j(1assifi(、all()11 8 ○ ○ 劃 劃 、 の ヨ く 。 ト ニ I 国 一快 苗 田囹国 一 g 一 ル 蒋屏 忍 詞 凋 皇 里 扣 扣簗 ル展 獅 獅 展 騨 騨 騨 騨 騨 騨 心 心 氾獅 暖 暖悪 ! 浬晨 昌 晨 緬 晨 鑿 鑿 鑿 鑿 鑿 塗 肘 刷症 厚 ●ロ ※ ■ ◇ q ○ 今 + q ※ 口③ 力 4 。 。 寺 討 ○ ○ @ 劃 箕 亜 ○ ○ m 劃 。 。 。 ② C ○ 国 の 言 ■ ◇ ぐ O ● ( ○ m | 毎 。 ) ① 如 く で ① 碧 甸 』 皇 一 m ○ I 紗 十 牝 ロ 。 苛 め ○ ○ や め 。 9 ③ ! 一 C ○ 一 m 三 ○ ○ の 可 ○ ○ ト 奇 。 ○ ぬ ぐ ○ ○ の マ T I〕 ○ ○ 一 吋 ○ ○ つ め ○ ○ ト の 八 ' |q〕 炭業イト代測定仙と較正年代、上器)M式¦><分とのイ:1IM Fig3.Rclati()11shipamongl-adiocarb()llagEs 1gl-adiocarb()llagEs,calibratedagEsandpottery-typcclassification Q v 。 ○ ぬ の liilじ位li'#iに¦!ilじ散1III1が、ifぶ」扮介には,1つにまとめてある。例えば勝坂3八期のSFC 跡やI¦IW fIE3式期の人怖 跡では,多数の¦'il・MIIMllll#!111の!iハ料をil1Iだしているが.l!il一イ¦是代の測定{l'11がい くつもイ!}られており,すべてをプロットすることはできない。ボ,'i%LI'¦りに¦、xI,jくされたデータは約9() ,;A料である。¦、xI2は,¦xllの炭糸イ¦ミ代にjILづいて,;¦算した lli<¦晶代を,95o()11;III1I災界を合も、純¦川で ,;¦・卵して,」 したものである。 ¦xl3は,これらのデータを上器制,,iイトから惣定されるlll(勝で,過度にllll陥をツ授けて¦児タllしたものと, INTCAL98の 」lilll1級とを、ifべ比 したものである。¦!ilのIWIMJt'¦1でも.SFC 跡や人怖 跡など雌然世跡,'lll:の,iK料については,砿被仇Iハーなどにもとづく 跡内でのイ11吋llⅨ序に従う.また, その他の資料については,II」能なll4り、小林によるj則式'j:星的な変進側に従いlWりを定めたが,多く の!;Jt料については¦!il・刷人¦ノ1におけるlll!!li宗は.任意の¦肥i〃であり,!litl[llll線にあうようにl'1uii''iした。 データは,lXll・2において,1!il・ll、剛1・¦'il-年代のためにプロットしなかったもの,およびその 後新たにil1¦j定イ¦/【をイリ:たデータを含むl331式料である。炭衆イト代と'ノミイ¦ミ代のfl'i絲による変肋するグラ フの波の形が,!lifllillll線と'ノミ際のデータのNJタリとでよく11'1似し,この純紋'¦'期を}¦'心とした,式朴IWi が,幣介'''9な'肥タllをなしていることが¦'j・定されようただし,'¦'1リl初狐や'¦1!リl水柴などは,他の11,1; 1Ulに比べデータのlllj陥をやや広げたjル合が多いが、雌成したデータのネ¦l密が・だでないため('¦'!!11 初蚊や''1期水紫がやや少ないため)である'リ能'伽があるハ 4試料に関する考察 4.11昔器柵イ¦ミにおけるイ¦ミ代測定,式料の検制. IIM1で述べたように,''Cイ¦晶代をjIL準にしたこれまでの繩紋時代の刑IIiイトは。そのJIL礎となるイ¦ミ代 データの粘度もさることながら!IIII急状況の把握や試料の選択なと に¦川胆がある場合が,しばしば兄 受けられたcそこで,本」瓜では,まず、川いた年代測定i式料について検i洲する。 イド代測定では,いわゆる>'!4常仙(()lllliel-)の取り扱いが雌しく、一定の根拠の¦、̅にこれらの1III1 を除外して縦論する必典がある。多くのイ¦晶代データを系統''1りに扱う塒介は,あるイ1I渡データに対す る拠常のイj無をi雛伽することができる。 」〕↓イIi1!l:ている約3()()のデータ(¦!il・,;式料を 激¦'ilil1llだした」ル介も含めてカウント)のうち、¦'il・ のイト代に1」i,}帆と,I凸!われるi式朴岼や,これまでのill兄によI)]多想されるイ¦ミ代から人きく外れるデータ が33例側11リされている.IxI,1に,」くすように、t器1,1イ''f物の腸介はl()(1(,",炭化材のj助介はl()9()MI I¦1lik.*lllかい炭化砿]'一や水洗進ソ¦」でイリ:た炭化物では約5()()()の航;*くで。幣介的なデータと比べ3()() イli以'.、の開きを示す測定11hがi!}られている 〃と化砿j'等の独,l/Zした微糸¦¦¦な!武判では.械端に新しい近lll:以降の年代を'j〈すことが多く, ¦慨Ⅱ 上であっても.その迪椛に碓'ノミに伴うかとゞうかのi認定か非lil・に鮒しいことをI又映している。また, 跡によって,かなり終介的な糸,'i采が多い場合と,かなりの,式料が樅介的ではない場合とが分かれ - 1 ( ) - 1 6 0 1 140 鵬 120 100 図異常値(anomalous p整合値(normal) 鵬 無 菜80 :眉 11Ⅱロ 口 6 0 40 20 I 0 ロ 土器付着 I 炭化材 漆 種実 C h a r r e d C h a r c o a l L a c q u e r S e e d materialon Pottery lxl4fi"1別の測定数と異術11Aの制令・ Fig4.l)islribllIio'1()fanomal()LIsradiOCarbonagesinvari()ustypes()IcarbonsamPle る傾¦句がある。 漆試料についても,若下例,幣合的でない試料が認められているが,木胎漆器の場合は木質部を 分離しきれずにともに測定している場合,生漆と判断した試料の場合は漆と異なる有機物である場 合などの理由が考えられる、種子・漆については,測定数が少なく,今後の検討・を要する。 4.2土器付着炭化物の検討 ¦器付粁炭化物はこれまでも年代測定に利用されてきたが,今凹対-象としたような,煮炊きに伴 う炭化物の応川例は少ない。 われわれのこれまでのk器付端炭化物の測定例では,10例ほどについて,IIIらかにIII-い年代が 測定された。この助介には拭料からの炭素のIIII収率が極端に低く(iiii4),1器に付イI↑している炭 化物が少なかったために,一部¦器11台土を含んで試料採取をしたロ」.能性がある。おそらく胎上「l1の 鉱物に含まれる古い炭糸が測定結采に影響していると推測される.このほか,1111部外側付満の炭化 物の場介,他の類例と比べて500年以上古い数値が測定された場合が2例と,内岨I付着のコケ状の 炭化物で,極端な場介では2万年前を越える年代値が示された例がl例あった。これらは,ススや コゲと認定した巾に,埋没時に土壌'Pのより古いll手代の炭化物を付着させた可能性食料残樺の炭 化物以外の物質の可能性(アスファルトなど)が考えられる。これらの例は,イリ¦究の比較'''9初期の 段階で収集したものが多い。 - 1 1 - 一ノj,i"排'¦/¦畠の食物がコケとして残ることがあれば,抑洋のリザーバー効果によるIII-いイ¦晶代をIj. える1'l能 眺がある(今村1999)。しかし,これまでに測定した'¦1では。海洋の111.い炭衆にlll米す̅る データと トリ断されるケースは。本柚で扱った範l)¦:¦では¦リl雌には1栂められなかった。おそらく,1,1イ畝、l 象 跡が¦ノ1陸 にIMfll'¦9に多く.食料柵j!がlifl.の杣物・動物が殆どだったためと老-えられる。 なお,バインダーやセメダインなどの介成イj機物による.禿11111や幣jll!11業に伴う1器のiノj染の''」能'¦γkは,常に厳しくチェックされねばならないし,またこれらの確実な除去法の碓立についても, 様々なケースで雌,忍していく必災がある。 |器付消炭化物は,以上のようないくつかの注なすべき探 の年代'¦if を有しているものの,上器の使川¦ルミ をノjえる,'、Ij:で非常に注llすべき試料である。直接t器rl体の年代(1[碓には付イキ炭化物 のイト代)を測ることで.土器の製作時の'¦、i'i報である|己器測式と,使川時の'¦肖報であるイ¦乏代1IIIIのlHjの 雅離を蚊小とすることができる,ij、〔が垂典である。そこで.t器付粁炭化物の年代を!ifillliするため, すでにノj法,諭的に確立されている,木炭との比i肢を行ってみる ニ まず,今''1¦打った測定の''1に,12器1,1-イ"『炭化物の'1器仙川時とほぼlirllIIWIと想定される木炭の測 定データがイ¦}られている(小林ほか2002,2()03)ので.比岐のため衣1に,池した。 この4例では,木炭が上器付イ'f炭化物に比收してやや11l.く川ているものの,ほぼI汎ノIrfの純¦jl:¦とし て 解 釈 で き る 仙 と な って い る 。 木 炭 は いず れも 広 雌 樹 の 峨 孔 材 で あ る が , I 1 I 木 効 果 ( ( ) l d w o o d effect)のため,"¦-flミ 度lifめに川る''l能 性があることも考慮する必要がある(iit5)。また, ¦器付j'↑"と化物とほぼ¦'1時川と惣疋される木炭のillll定データの比收 r a b l C()mpal・is()110[radi()('ai-l)()nagcs()f(Jhal・redmaterial()np()tt()l・, withthose()f(Jharc()allhillalT(J()I11(JI11p()rarywithCa(ahoIhcl・ 1基1 土、l irt跡 繩 顛 機関番り老1II-年代 出kⅨ Bc{a- 「3[c ,% I, 炭素年代 BP 神奈川卯 炭化材.クリ 6 従 h i t 1 5 715 9 79 1 13 3加曽利E2 藤沢'ljSFCIIx イ、1着炭化物 6 1 i J J i " 1 5 81 1 5 8 1 9 9 11 I I 1 W 利 E 2 ill'奈川リ,↓ 炭化材クリ. lliI.hi」11157922勝坂3b 膝沢'¦」̅SFCIIIメ 1,1-イ弱と化物 ル〔ル(部 炭化材クリ 1 1 も Ⅱ Ⅱ Ⅱ も TN 跡 1,1イif炭化物 lhj;l!¦;2()次 1 j 二 I 。 ← 、 l ワ 員 q g nノロ、ノ Ⅱ 8 日 4170士.10 146()士40 l l 1仇川床 1 i l i 1 6 3 2 9 9 勝 坂 3 b 1 -26.1 p 4230 40 O L l 271ia・1Jilノ1 27仇 1 7 1 6 3 6 16819)( 〃 F f j ー 、 1 弓 2 4 . 5 ,1370士4 ) ( 261 . 4,130士40 24.9 435() ,1() ゴ 、 〃 〃 f 凸 l 1 ゴ 1 159258 勝坂2b 1,1府炭化物 1リ.|:城¦'111,i' 1りljj'iKllll'1内 24.3 162291 勝坂2b 25.5 4440士4() 1,1イヤ炭化物 l"1JMKll'rlノ1 163298 勝坂21) 25.3 444()士40 炭化材コナラ 火乃(W¦;!X川'¦」 灯 25.3 449() 4() ¦xllには,1三器炭化物のデータとともに,多くの木炭のデータがi池されているが。¦'「lじ|食器1M式の ''1での比岐を兄ると,とくに-ノjにIiったイト代を,jくす側h」はj!!(い。 イ¦え代測定の対象としての¦器付イイ『炭化物のイj川'¦1そを碁えると,その試料としての性格を詐しく検 討していく必典がある。われわれの絲 験では,¦器1,1滴炭化物の、卜数以}・_は、111処jll!の際のアルカ リ処叫によってクfiど溶解した.今後,¦器1、」イ'i物のイ¦ミ代i!!ll定への迪応'¦γliを拡げるため,アルカリ溶 -12 液''1のフミン峻呼,炭化物以外の成分についても,年代測定への妥>I1'¦'¦ミを検iilするなどのi裸 をイI している。 5暦年代に関する考察 ¦xllは炭来年代仙をl器咽式の刑,,lイ¦2)¦¦i!に、ifべて図にしたものである。これをみると,おおむねl: 器M1式のlll!!li雀にそってイ¦ミ代的にilllj定{ll'lが、ifぶ部分と,わずかに変肋する 分とがあることが分かる。 ¦xllは,あくまでルと衆イト代のillll)ii1I1'(であってソミ年代ではなく,これによって,たとえば/i弧ケ台2 人と勝坂l式上器とが年代的に逆lLiするとか,、if存することを,」〈しているのではない。lxl2の¦緋イ¦; 'iitlliしたイ¦ミ代でみると,あきらかに他のi!1Iだ{¦尚とはずれる試料がいくつかみとめられるものの,む しろそれらは例外的なiⅢ定仙であって,乍体としては.士器jM式の糸¦l911とl杵イ¦晶代とが逆1低する'l;例 は1温められない。むしろ,/IⅦ'1ケfi2式から勝坂2a式,lll1,.ヤ利E2式から4人にかけて,II1M広く¦!il じようなルイ『イ¦ミ代の確率分布がノjくされる¦¦、j:川があることが認められる。 このIII!lllには,、ifヘノノーのjIL唯である|器刷式淵,,i年の¦川越か,この1リlllllにおける1件年II"'lillll線の塒 !¦'liによる糸IIi%Lの2つのIリ能¦ソ¦;がある。¦jil間-では.¦:器ソ則火のイ11i,11'¦9なliうタllがホlllかな,'、i,(でINI述ってい るか、または 器ノルtの変化でなく,|器ノリ式変換1リlに新¦¦¦の|:器が くjWfしている'1l.能¦ソ¦かど・ えられる。liil杵について,衝朴とした|器の州,}IJjl器剛式の1湛定や,liil捉となる¦2WI+)M式糾,iイ¦ミの1樅 ,術に,まったく誤りがないとはいえないが.g-1吋学的なl器I術としての,瀧1術は別に縦ることにして, むしろ後什のⅡ」能'トliについて検制する。 後什のⅡ」能'¦ソ¦畠は,l杵イ¦ミ llillll線の特'¦ソ¦iにJILづくもので,過よ-において人女('¦1の''C濃度が-だで はなかったことを反映しているとするものである。 |、xI3をみると,その年代1111(')11(IIIMと剋定される畔年代のI1IIUi参がよく合致することが不されている イ'「「の例外とすべき,!li2'Kllll線からややはずれた試料か,各時川にイj':{¦{するが,これらは 休とし ては3()(岬1,波であI,)、測定,洪ノfによるゆらきゞの範囲と考えられる。よって、それらを除いて器えれ ば、|器ノ別式から相対-的な1111勝が決められている測定仙を、¦1il・l器ノ刷人1リlの範ljillノ1で帷べなおし. また 器ノM人の¦¦、fllll的IM陥を,リ,1終しつつil1l疋仙を配列していくと,おおも、ね'liillillll線と・致するよ うに門dii''tできる。これは,¦: 仏tの、iしびノjと,核llfllll線とがよく・放していることを示唆している. 糸¦¦¦かく兄ると,1:器刷式の/I弧ケfr2式から勝坂2a式の11,f川にあたる純¦川は,'¦"'lillll線との・ 牧の,'出い'咄側lである。ノ':仙ケ台2火については3400calBCころの1llillillll線の谷llljに、I1たるイト代が 測定イll'1には!忍められず、逆に勝坂1人から勝坂2a式にかけて33()()[、(llBCころに, 芙際の測定1111(に おいて,!liil[llll線トーで炭素イ¦主代が4()∼50fl新しくなる部分が!泌められる。3400calBCころの芥 ¦Ⅲについては.ちょうどその川iHlにあたるl器を測定していないII1能'¦ノ¦iがある。実際に,,武料のiljll 約から、/I弧ケ台2Jt111,¦2段階の|器については,ほとんと測定できていない。今後.!i1"ll)1雌に ついて,illll定を期やして検制することが,糾 である. - 1 3 しかしながら,その他の時期については、t器ノル噸,iイ¦皇による順序と, {[IIIIWIzでの'!C年代 仙の勅liljがきわめてよく致していると場-える。特に、i11llだが多くなされている勝坂3式以降は, ilif'lillll級の波イ」:と, ノミ際のii犬料のillljだ{ll'iが.よく・放していることは,l'il」Iイミ深い。勝坂3人以降に ついては,|器ノⅢ式としてのllll!稀も糸lllかく検1il-されており,かつ時期によっては,イi21,}}の!Tt 川序 など,1:I1A,11'¦りなllln川条がよく定まっている。すなわち,l111陥については,-定の時IMI¦'i,lとはいえない ",ll旧序が定められているという,'、I,(では.年I肺イ'三代のウイグルマッチングに州、I1するアプローチが 実験されていると捉える, さて,IxI3によって,繩紋ll#代'¦!期の|え器ノルtの#fイト代を,かなり絞り込んでI砿I術することがIII 能である。ただし,繩紋時代'¦1期の梛年については、別柵で個々の¦宣器試料の型式而も含めて詐糸lll に縦!ihするi:¦杣iであるので,ここでは部概略を述べるにとどめる。 繩紋¦¦、f代1ii期と!¦1期の境の年代については、¦-皇杵捉式・!¦リllll、 斬保1式t腓群の測定仙をならべると. 式I器#トと,/I菰ケ台1式・ ¦fllll級か少し波イ」息した谷¦Alにあたる35()()-3550calBC ころにあたると巻えられる(小林ほか2003ab)。/I弧ケ向1人および、iトイj側lの| 付イヤ物は,il1ll定 例が少なく、なおデータの帯械をlxlることが望まれる。 繩紋時代'¦'川と陵1Ulの境にイ:¦¦、'1するイト代については、2500∼245()calBCころには"ll',,!1'fijE1Jt から祢納、↑式に変化しているとi沈みとることができる。 |勝坂la式が帆するイト代については,l杵イ¦ミ代とともに.''C機度が大きく変化するⅡ#川にイ:II)'1する ので,年代をJI2」肘に1I碓に碓定できる一ノj,111述したように/1弧ケ向2式から勝坂2a式について はやや介致しないi'fli分がある。これは¦¦水における核Ilillll線の地域錐をllflⅨ映した結果であるl'1. 能'1 '2もある.今後,測定例を州やすことと.イ¦輪イ¦ミ代資料などを川いてこの時期の llillll線を検跡 する'lZ、要があI),今後の課題としたい。 6まとめと課題 il!¦)定ホ,'i采と'IMI12llll級を比1校検i制することによI)、繩紋ll、f代'¦1期の年代IIIMが,3500-3550calBCこ ろをはじまりとし,25()()∼2450cf'lB(、ころには後!リjのIz器群が出現していることを示した。ま た。'¦'!!111:腓ノM式のイ¦i代II'Mについても紋I)込める''1能'I'liを,」〈した. 塒だのll,f!IJIの州i,iイ'2''1り位ii''iづけの¦リl硴な12器に1,トう炭化物を、If'¦'¦'lりにイ¦ミ代illll定を行うことで,雌 率的に¦#:イf年'ililliのIIIMも絞ることができ,50{¦ミより畑いllfilllllIMを検,i、」することがⅡI能とgえる.特 に,"11i'、j::的位li''iづけが¦リl雌で検祉'1」能である 跡・盗料にi、j-して,数多く測定を行うことがイI効 である。¦器のノⅢ式変化の時illl'l'i,1について,及び.雌洛の継続川¦川や{iJI'l・のⅢ川期IHIについての検 討も爪ねつつあるので,改めて,術じたい、 水研究は,¦l本学術仙報'!会科 、jxrliⅡ先fY1え成13.14{FI更堆撚研究(A・l)(般)「繩文時代 1 弥ノ¦そ¦¦、}代のIII「Ii粘度イト代体系の椛築」(細 併り・l3308()09)による研究成果を川いている。 水イ,','jをまとめるにあたり、|、記のノj々此び,柵機¦兇lにはたいへんおlll:,i#になI)ました. li'1本挙之.11i(jj'γf,JJIlf尚j'・,雌イ,.ifit,¦・卜jill久,llllxl'11:人,判1)):、,ij森リ,UI¦!I髄文化11イセンター, ヤ'汀1リ!UI¦!IIIf文化財センター,¦:¦」旛郡'ijj'l!',髄文化財センター,金沢巾jll!ノI蝋文化1Mセンター,i'l'余川リ,( 肌戯文化l1イセンター,かながわぢ「',.'7:11イ1、11,1{l.!jl1村教frfjia,北l-、巾lll!I髄文化財センター,、,ノ川 'lj教育姿1ia,収束梛jll職文化l1イーセンター,栃木県埋II髄文化財センター,l&IIIIIUI¦職文化!1イセンタ ー,|リl野村jll職文化財センター,ililllMi'ij"fi委興会.赤城付教育委員会. Ⅲi『¦ 兄村数奇姿jifr,IM 烏リ,↓文化llJ¦I¦IEfl・jl,藤沢'l」教育委興会。IIIIlll'lj"fi委曲会,ll.'{l.{¦x教育委典会,仙浜'ijふるさと 財¦、jl 以¦・1、fに!拙して1淵恵を衣します。 (2003.3」7'更j'¦!) 言 士 R E ,ilil)''Cイ¦昌代をl緋イト代にll3I[するためのデータベース,1998イlf版。 Sluil・[、l・.il..61.a1.1()981NTC.M 98R&ldi()cal・b()I1f'g(、(、alibl・ali()11,21.()0()-()(、(IIBI) Radi()(、fll、l)()11"'l()1()41-l()83. ,;iI2)ii此朴の収柴.脈llXはおもに小林. 『村が行い¦器j!リ式の、トl1別は小林が打った。試料処j'l!に おけるんIA処1111はおもに小林がイルI1した。l'il,'"嬢史災俗椰物館において,炭雌力.ス化と粘製,グ ラファイト化をイ」真った場合は,坂本が}ll]'1した。 ji:i;3)BI)はbeI()1℃l)r(、SEI11のl'lffで,195()イ¦ミをJIL,'.'.(に過よ・にさかのぼった数仙で〉」くす。j山',ili', 炭衆のl'il肢体効果のトllill{として試料のj':℃11/iを25%・に規格化して得られるイ¦ミ代値を川いる(!¦1 村1999)。i1lll)ig!洩差はl1;!WWII,唯で衣す。 iiif'1)i式朴の炭素含イ」̅:キ〈については,AA.ヘ処f'l!による拭料のInivl:のj'iW城比*(炭紫含イJ̅>+<lと する)と,AAA処l'l!後の州'j製作柴による炭衆換算品でのえ¦! 化炭素のIW械比,*〈(炭素含イj.3*《2と する)の2つについて検ii、Iしている。lli%・については,111'i'cl'11:人も検!;1を,式みているが.含イI-牛《の 述う付イ'i:物について.lll水はk器仙lllll、↑の!jil'lリノ.法呼による付イ''i物の,I'li格によるノ紬1flを仮定してい る('''水2()()())。 iili5)木材は,1iil,「l・の仙築ll、fにIIf水を川いるか以前に伐採済みのものを川いる場合,l,'fijLII、トに伐 採する助介の迷いによっても,木材のイ¦ミ代かソ14なるが.この」ル合は!式料''1体(この場合は木材)の 歴史的位il''iづけの間 である。木材では.'I1心 に近いイ¦ミ怖 分を試料としてしまった吻合は,そ の樹齢のイ¦ミ数のみ、朧山''1りなイト代(この」ル介化1門の構築イli代)よりI}i<なる'1」能'¦1が考えられる。 もしも木材が均fノ〔につぶされてi式料となっていた場合(例えば糸lllかなスス状の炭化物となって採収 された場合)は、平均仙すなわち樹齢の、ト分の年数分,lliいイ¦ミ代をイI卜ることになる轡これを,1縦史 - 1 う イ¦:代に対するll「水効果とllfぶ。 ただし、ここで検!i、1・している''於穴liil,!l・の附築材と,川いられた|器1,1イ'倉i物の吻合には,¦器に炭 化物が1,1・イifするのは.その|器で雌俊に,鷲炊き.または煤けさせた段階に付イI'i:したとどえられ,'IM 穴化l!州#築後,その1iIII1i・が仙川されている定期¦III(ll水の,',{!1il111度の雌境¦、.では散イ¦ミから雌人でも 2()∼3()イ¦叩'¦削虻)を絲てからであるので,この¦H1にもlif!1」的なll、flIIIでのズレが兄込まれる よ=」 て,本イ,:,.jで'」〈した』ル合は,¦'il-1iJ,'},'l',¦:の¦器付イ, 『物と、火災liil,1¦などでの仇11!¦描築材('IJi,'lllの 燃料材の」ル合は別)との¦川には、I11-水効%Lの兄込まれる分と,1iil!州11築後のノ¦ミ柵が続いた¦¦.Ⅵ,illの合 ,;¦分が,ナfとなるⅡ」能''化が考えられる なお、i;JW1選択においては,樹木については.悩仲↑の外111llに近いノjを進択す̅ることを優)!心した また, ノミ休狐微鈍観察による樹椰¦'il定を1jったホ,'i眼では.脚l象,iハイ:¦はほとんと がクリで,まれにコ ナラなどが|忍められる・激例のイi;材と,!と!われる人形の炭化材で脱察したホ,'i%Lで.雌人35イlil',り虻の 〈¦ミ''1m(''1心i'fljは腐っているjル合が多く.また雌外 も欠仙しているjル合がほとんどのため.樹i肺と してどの州史のイ¦ 数が足されるべきかイ《¦リl)を政える付であった よって,雌人¦14に兄i,'iもっても 5()イ¦ミのIII-水効来を兄込む必'X!¦'¦(は,Zしいと巻える 参考文献 /洲;、l・峯雌l999「,'!、Wi'illtillCイト代illll定とど・,'i'、j:冒ノj法と,iMU坦」『,'I'fjl:i'j庇イト代決定法とそのI心川一輔 ,紀を,'1心として』111:l1地球り.外X().26.海洋川版23-31. /ア村峯雌2()0()「 I11・'、jメ里における'【、イ'i代il1llだ,'」'WIIjl史化とi1測り'''1に側する!淵'川越」『どll1.'、jx@と化'、j:: をむすぶ』叫Ui(入学川版会,55-82. /γ{:、l峯雄2001「繩又∼弥ノlilllf代膨ィ」ソUIのイト代をどえる-¦ll1胆と峻 」i"¦!LI紀ィiル先』4()15()9-516. 小lll,鬼i't・lll*l'11人2()()l「繩文¦2腓の-いIS14C(¦昌代と'¦ii'[イト代」Ig・,{,・'1メ鴬と¦'l然イ:l・'、j::」輔12り. |¦水文化財枠、j:会。l-13 小林!11i・・ノド付峯雄・l)V本IMI弘.坂本臆2()()2「AMSllLイト代による繩紋'¦1!!111:器.災洛川'光」「¦¦ 'lc9-,i,-'7協会輔681111総会{iⅡ先発火災片皇l9-52 小林,洲.. γ村崇雌2()()2「3'、i't分析lli'l#!li.遺跡川 試料の炭衆イ'{代測定」『llノJll'li」'¦!戯文化 財1州作、#¦li'il21i']#!¦; 跡Ⅵ。188-92 小林,猟./γ村峯雌2()()3al[」Aillj( 跡川 2 二器の炭衆イト代測定」 「余沢'ljl_'Aflj( 跡」金沢'lj.jII! 順I文化財センター,l37-lll 小林1猟・・今村峯雌2()031)「¦,lj鍜冷lll迩跡'、̅の根地ⅨIIIIIzk器のりと衆イ'晶代i11llだ」『i村鍜冷lll 跡苑 1,,,,,州侮報i'i!'i:-藤沢'lilfli'lj.iill'l'i¦li熊北部第:(:地¦x:)¦地Kl'i'iWII!1f染に伴う'州介一輔l() &,'i代6・附柵』l69-171 小林I派一・今村崇雄.」Ⅸ水稔.ノJIj:11',1j'・2003「側束地ノJ純紋婚'#のl↑fイ¦ミ'li2'[年代-SFC・人怖. 16- li'l郷.世跡川l試料の炭糸イ¦ミ代測定」『セツルメンl、研究』4,29-64 j上1汕・郎・|¦¦村俊ノミ20()l「繩文11,1:代の,'l¦Jjl:,'j度制,i年ミーミ内メLlll 跡のイド代測定」『輔IILI紀{IⅡ光』:i()、 l71-184 111*I1!I:人2()()()「1、j・イ と化物の化'、j:処JII!からみた繩文土器の,飾り¦)形態」『γ,lli雌人'、』た文'、j::i.fIWI:'j.E,愉柴』 137,1-l() !''村俊ノミ1999「放射¦¦'li炭糸法」『簿,li学のためのイ¦ミ代測定'、jx:人¦'Ij」.111.今1I1:¦$t,236. Br()nkRamscy.C.1994:Allal]'sis()I(Fhr()11()1()gicalinf()rmali()llandradi()cal・b()I1calibrati()n:7、/】(、 pl・()gramOxCa/.」r(・/M(、(ノノ()gi(・"/a"dC()mpum'9A̅Ewsノe"erll:ll-l6. Bllck.CE"Kcllworllly.1B..Lill()11,CI)..andSmith.,1.F.lll991.C()mbiningal℃hae()1()gi(Jalfllld l・fldi()(、arl)()lllllf()rmflli()n:aBavt,sianal)pr()achtocalibrati()11.Alltlquity65:808-821. Stuiv(、r,M"Reimer,P.J.,Bard.E..Back.JW.、Burr.G/S..Hugh(Jn,K.A.,Kromcr.B..McC()rmac, G…Yand(Jl・Plidlt..1.alldSI)urk.ll.19981NTCAL98Radi()[arb()Ilagcctllibrati()n.24,0()0-0cal BI)./ffidi()"1・1)()〃4()(3).l()41-1()83. Kig()shi.K.(111dllas(、gawa,ll.1966:S(、〔、lllill-1・ariali()110fatlll()sI)h(jriCradi()carl)()11c()IIccllll-ali()n tllldils(I(、lX、lldL,11c(J()nge()lllagllelism.j.()c()pllys.RCs.71:l()65-1071. NflraNali()ntllCulturall<es()archlI1slitllt(、1990:I)endr()(hr()1101()gyin_lapan,Rel)l.()IthcNara Niali()llalCLllluralR(、sea1℃hlllslitut(j.N().48. Imamura.11..Sakam()t(),11..Shiraishi.T..Sahara.11..Nakamura.T"MilsLllalli.T"alldvandel Plich1,J.1998:Radi()Carb()llagecalibrali()11IoI-Japancsew()()dsamples:wiggle-matching allalVsisf()1・at(、stsI)ecimell,Acte8du(P()ll()quc<Cl4ArchcoI()gie>(Pr()c.3rdlnt.Sylnp. ()11''CandAr(zllfIcoI()gy(Ly()n.Aprill998)).pp.79-82. Sakal]1()t().11"Imamllra.ll..、・al]d()rPlichl.J.'I、.、Mitsutani.T..(llldSahara.11.2003:Radi()carbon calibl・ati()1I1()l-Japal}cseu-()()dsaml)I(Js{Radiocal-b()n.inpress. 7 1 II.(、llil('()I()gyill](IN(lluralS(、iぐ11(・(¦.1-()1.131)I)118 StudyonJomonchronologybycomparisonofmultipleAMS radiocarbondateswithpottery-typeseries: acasestudyofKantoregion,Japan Mine()1MAMURA'J.KenichiKOB」'W.ヘSHI',11in()rLISAKAll()TO2andT()V()hir()NISII1M()TO! 'D()l)arl'nenl()fJt'l)('nes[、Hist()rl・,(iraduaI(、l.11m.〔、rsiい・I()r_4(k・anedStu(les,Sakurtl.Chil)a、285-85()2Japtlll 」Xati()llallluseumofjapall(jsellis[()ry.Stlkura.(Jhiba@285-85()2Japan M()l-ethflll26()cal-b()I]&Ice()llssampl(jsass()daIL、dwilhl)oIIcriesallds(jttl(lm(JI1IsillthcJ()m()11 peri()(IsIw、redate(lusingいISradi()(Jal・b()llmeasurem(nt._lm()nglhes[、saml)les,ab()u(150 saml)k,s,whi(、llw[、l・(、111〔、()l1(、(Ptcdfr()1111hl,NIi(1dk、、I()111()11l)(、ri()(I()fKalll().Thul)u.T()11()kuall(1 ll()kllrikur(、gi()11s.i''Jal)(111.wer[、11s〔、(1I()(、()IISll.ll(、lal)()1(c1・]'(、hr()11()1()gyill(jal(、lldar-v(、flrs(、&ll(j llsinglhcillk'l・l1ati()Ilall・fldi()(rarl)()11(xllil)1・(11i()'1(lalal)fIsc.INTC.ヘL98. Tll(、sampl(jsc()11sistmainh・()l・(jhal・red(、fl1・b()lla(、(、()llSmaI(、rlals((jstinlak'(11()1)(j[、harr(、(If()()d '・(、mflil1s)r(jmailled()111h(Jsllrla(x,()f(I(、epl)()u.1san(Ichar(Poalfragnlc'1{s.ex[、小訓cdIr()Intheplt(Iwellings.』Isl]1allllumbel・()Is(jcdsandl&I(y(lu(jl-wereals()(、()lle(、ted・Wesel(x、tedlllesampl()s wh()M、relali()111()p()tter)'tyl)cc()llldl)c(rk,ar1,・idenlilied.Charredmat(jrialsIr()ml)oIt(、rv帥℃I〕arlicularlvimporlant.l)eCauselhevr(jprcs(、llllllcdat(j(l()s(jIvrelaled(()thel)r()(ILIcIi()n()1.thcI)()wIs. ヘ Th(jsampk,SWC1℃cxamil]cdulldel-ami(、r()s〔、()peandlreatcdbyrisingwitha(Jet()Ileands(alldardadd-alkali-a(jid(AAA)l)r()ccdurc.Th(、lr(lale(Isaml)Icswer(jful、(hcl・()xi(IIzedillt()carl)()11 (li()xi(Ic,whidlwaslhellgral)hitiz(jdwilhh]-dr()g[,nfindFe(Jalalizcl-・ThegraphiIcsamplcswcl・e I)1℃SSL、dinl()(、ilth()(IcsI()rAAISI11easurclll(、111.1)al・1()Isaml)Ics,whi[、hw(、l・eA"・IA-11-cfl{(、d,fllld (、&lrb()lldi()xi(1(、w(、l・(、〔、()111missi()11[,dI()I・まい1S'[、d(llingl()B(、lil-anah'1i(、,1II('..[S.l、'1、hegraphilC saml)I(js,(()g('lh(、l・willlslandar(Isaml)k,sI111(I1)l(lnks.w[、1.e〔、()mlllissi()IIL、(II()IIIstiill([、()f 入 〔、Icra(()rA''alysis,Sl'i'・akawa,Jal)(111. W(、examillcdlllelt、sllltsI)1-(、()mparinglh[、measur〔、(ldal(Jsillthe(hr()'1()logical()rdel-()fI)()t1(>rylypcalJ()m()nperi()d.-lb()ull()('()ollhcsamplcsu・crer(Jgal・dedas()llilicrsan(lth()scw(、re l)()ssil)l]-(jithe'-misidelllilied()1-1rallsk,l-rc(lfr()111()1・[,rl]・ingla]-(、rs.Th(、calibratc(lagcs砥℃re(、()11(J()l・dantwith{hc(hron()I()gical()rdercsti1l1at(、dIr()mp()llerj--i]pf、.B、・l()callllgagr()up()1.multil)lcdatesinthclNTCIL98(Jalil)1・ali()11[、u'。、.(、,u・c(Jancstinlatelhe(、alibratedagcs()Isamples mudlln()l℃〔、IcarIv.Itissh()wlllhatlheiliddk、J()111()11peri()ds(arte(lar()(llld350()-3450calBC alldcndc(lar()und2450-250()(falBC. - 1 8 -