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香南支所・コミュニティセンター整備構想
香南支所・コミュニティセンター整備構想 1.基本構想 (1)交流機能を持った施設 ホールを核にして,多様な交流機会を創出し,交流の力で,「人」と「もの」と「こと」を 創造する機能を持たせます。 (2)文化機能を持った施設 地域住民の文化活動を活性化する,市民クラブ的な活動が行える機能を持たせます。 (3)情報機能を持った施設 多様な情報ニーズに応える地域住民の情報拠点としての機能を持たせます。 (4)学習機能を持った施設 子どもから学生,社会人,高齢者まで,多様な学習機会を提供する,「知」の拠点としての 機能を持たせます。 (5)防災機能を持った施設 地震等の災害発生時の避難所として機能できる空間を備え,香南地区の防災拠点としての機 能を持たせます。 (6)支所機能を持った施設 証明書の発行や各種手続きを行うための機能を持たせます。 2.基本構想の条件 (1)基本条件 ・鉄筋コンクリート造 平屋建 ・建物の延床面積は890㎡以内 ・行政部分(支所部分)とコミュニティセンター部分は夜間等に間仕切ができる構造としま す。 ・建設費はコスト縮減に努め,建設単価は300千円/㎡以内とします。(敷地造成費は別 途とする。) 構造/階数 敷地面積 延床面積 鉄筋コンクリート造平屋建 4,752㎡(有効面積 約2,058㎡) 890㎡ (コミュニティセンター) (700㎡) (支所) (190㎡) (2)用途別条件 ①香南支所部分 区分 事務室 整備の方向性 ・110㎡以内,想定職員数は14人 ・机 14脚 (100cm× 70cm) ,キャビ ネット14台 (60cm ×40cm),書 庫 10台 (80cm×50cm),端末4台(100cm×70cm),プリンター4台(140cm×80cm), コピー機1台(150cm×80cm),印刷機1台(150cm×80cm)および防災機器 (150cm×70cm)を配置できるスペースを確保 ・間仕切をして休憩スペース(冷蔵庫や食器棚配置)を設置。 待合スペース ・窓口カウンター,記載台,待合椅子,個人認証端末(70cm×70cm)を配置 会議室 ・40㎡程度 男性更衣室 ・6㎡以内 女性更衣室 ・6㎡以内 ②コミュニティセンター部分 区 分 整備の方向性 建物の外観及び ・延べ床面積は700㎡以内 全対のイメージ ・外観は周辺の田園環境と調和し,「和」と「モダン」のテイスト ・建物内は淡い色合いの壁面に古木風な木の風合いを活かし,躯体のコ ンクリートやガラス・金属(現代素材)と融合させた,新しいけれど懐かしさ を感じる内装 オープンスペース ・面積70㎡程度 (待合スペース, ・住民が自由に立ち寄れ,憩い,賑わい,交流できるフリースペース 図書閲覧スペー ・図書コーナーを設け,自由に閲覧できること。 ス,掲示・展示ス ・ギャラリー機能を設け,創作活動の発表の場 ペース) コミュニティ協議 ・面積35㎡程度とし,センター内を見渡せる位置に配置 会事務室 ・来訪者の窓口対応は土足 ・職員4名が執務できるよう備品等を配置 ホ ー ル( ステー ジ ・間口10m,奥行き4m 程度の側室付き造り付けステージ 部分) ・ステージ下収納 ・ステージ部は,可動式パーティションでホール部と部屋として分けられる 構造 ・音響に優れたものを目指すため,各種音響設備を導入 ・開口部には,遮音カーテンを設置し,音漏れに配慮 ホール ・ステージと合わせて,面積240㎡程度 ・収容人員は200人程度 ・地域の文化活動団体や各種教室の発表の場など,中規模なイベントや 研修会,講演会に適した多機能ホール ・中会議室として利用できるよう,3分割可能な防音パーティションを設置 し,防音効果の高い壁面材を使用 ホール(倉庫) ・面積20㎡程度とし,ホール用長机等を収納 調理室 ・面積30㎡程度 小会議室 ・面積35㎡程度,音楽室としての使用を考慮し,防音に配慮 和室 ・面積45㎡程度,床の間なし,押入れを設置 給湯・授乳室 ・面積10㎡程度の利用者用給湯室兼授乳室 ・授乳場所は入り口から視線を遮るよう配慮 屋内倉庫 ・面積20㎡程度,上部まで収納可能とした造り付け棚を設置 団体活動室 ・面積50㎡程度,オープンスペースに隣接し,共用部から中の活動状況 が分かる構造 ・出入り口にカギは作らず,各種団体が自由に使える,開放的な雰囲気に 庭園 ・公民館南側の庭園を残すとともに,モニュメントを移設 ・既存の庭石を移設し,有効に活用 ・既存の樹木については,コストを勘案しながら,できるだけ移設 その他の屋外施 ・別棟で,防災備蓄倉庫を設置 設 ・屋外でイベントが開催できるよう電源や給排水設備を設置 支所庁舎との連 ・合築のメリットを活かすため,支所事務室の独立性を守りながら,トイレ, 携 給湯・授乳室等,施設設備の共用を図り,有機的な連携を推進 その他特記事項 ・ソーラー発電等,省エネルギーや自然エネルギーの導入を進め,環境 負荷を低減する施設整備を行い,維持管理費の軽減に配慮 ・ユニバーサルデザインを取り入れた施設設計 ③共用部分 区 分 玄関 整備の方向性 ・風除室を設け,土足とすること。 ・上がり框のないバリアフリーとし,土足床の材質は滑りにくいもの 通路等共用部分 ・設置可能な部分に,手すりを設置 ・ピクチャーレールを設置し,ギャラリー機能を持たせること。 トイレ(男性用) ・ユニバーサルデザインに配慮 トイレ(女性用) ・ユニバーサルデザインに配慮 トイレ(身体障害 ・ユニバーサルデザインに配慮 者用) ・身体障害者の視点を取り入れた使いやすいもの 駐車場 ・身体障害者専用駐車場,身体障害者用スロープを設置 駐輪場 ・30 台程度駐輪できるもの