Comments
Description
Transcript
円山動物園環境教育プログラムの体系一覧表 子供:中学生以下 総合
円山動物園環境教育プログラムの体系一覧表 子供:中学生以下 事業対象 実施 プログラム 項目 事業 大人 子供 年次 見る、感じる 各動物舎およびその他の施 総合学習の作業所案内:エサ貯蔵庫、 (第1段階) 設 熱帯動物館通路など普段見る事ができ 継続 ○ ない所を見学することにより、動物を身近 実施 動物を見る、動物 動物を見る、動物のなき声を に感じてもらう。 の温もりを感じる感 聞くなどし、円山の自然を肌 北海道・北方圏ゾーン展示:エゾシカ、 性を養うことを目的 で感じてもらう。 オオカミ、ヒグマ、アザラシなど人と野生 継続 ○ ○ とし、目で見る、手 動物との関係や歴史を解説するととも 実施 で触る、なき声を聞 に、地元の自然を守ることを啓発する。 く、といった五感を 野生復帰、自然体験ゾーン展示:オオ 活用して動物に触 ワシやシマフクロウを野生復帰させること 平成 れる楽しい体験を に挑戦する。エゾリスやニホンザリガニな ○ ○ 21年 たくさん行う。→動 ど身近な動物の繁殖などに取り組んで 物を見る、動物の いく。 温もりを感じる感性 アジアゾーン展示:アジアに生息する動 平成 を育む。 物を集中させ、アジアの環境の多様性と ○ ○ 24年 ともに生息域の保全の大切さを伝える。 アフリカゾーン展示:アフリカに生息する 平成 動物を集中させ、動物たちの共存や食 ○ ○ 24年 物連鎖を伝える。 以降 類人猿、モンキーエリア展示:森林伐採 継続 などにより絶滅の危機にある状況を伝 ○ ○ 実施 え、人間の行動を考えるきっかけとする。 来園者のための環境整備 来園者増により環境教育の 機会を拡大するとともに、園 内の快適さを充実し滞在時 間を延ばすことで、感じる考 える時間をもってもらう。 円山エリアの交通対策:公共交通の利 用をよびかけCO2削減をうったえる。 ○ ○ 平成 22年 トイレ・授乳スペースの整備:母親や幼 児など早い段階から環境に関する意識 付けを行う。 ○ ○ 継続 実施 野外ステージ建設:アースディ等環境に 関するイベントで活用する。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ コンビニ等誘致:滞在時間を延ばし、カ フェでは地産地消と啓発を行う。 園内交通の整備:利便性を高めるため バリアフリー対応で環境にやさしい周遊 観覧交通を検討する。 イベントにおける環境メッ セージの発信 KIDS ZOO:動物園を子育てサロン化 し、エコをテーマに行う。 氷のプレゼント:サル山とホッキョクグマ 集客イベントの中に、環境に へ氷をプレゼントし、温暖化防止をうった ○ 関するメッセージを込める。 える。 真夏の雪まつり:本物の雪を通じて雪の 魅力や雪冷房の活用などをアピールす ○ る。 どうぶつの敬老の日:長寿動物に対し 感謝とますますの長寿を祈念して特別メ ○ ニューを給餌し、命の大切さを三世代交 流の中で伝える。 平成 24年 以降 平成 20年 平成 24年 以降 ○ 継続 実施 ○ 継続 実施 ○ 平成 19年 ○ 継続 実施 円山動物園環境教育プログラムの体系一覧表 プログラム 子供:中学生以下 事業対象 実施 項目 事業 大人 子供 年次 様々な媒体による啓発活動 オリジナルグッズ開発:間伐材や道産素 継続 材を活用したグッズを開発し、グッズを通 ○ 実施 テレビ、新聞、インターネット して呼びかける。 などあらゆる媒体を使って、 観光ツアー修学旅行誘致:旅行会社に 環境メッセージを発信する。 対するPRし、環境教育コンテンツの充 継続 ○ ○ 実により修学旅行などによる集客の増加 実施 を狙う。 ウィZOOユーパスポート:公共交通の 継続 ○ 利用をよびかけ、地下鉄でのPRを行う。 実施 動物との触合い ドキドキ体験メニュー:動物たちの行動 を間近で見たりすることなどで、感動とも 動物の温もりを感じてもらうた に高い学習効果を狙う。 め、動物と直接触れ合うこと アニマルセラピー効果の実証:動物との ができる施設の整備及びメ ふれあいなどを通じたアニマルセラピー ニューの設定をする。 効果の検証を行い、癒しの効果を提供 する。 ふれあいゾーン展示:動物とのふれあい を通じて「いのちの大切さ」などを伝え、 環境教育の入口とする。 夏、冬一日飼育係:動物園の裏側を体 験し、動物園を深く理解してもらう。 大人の一日飼育係:動物園の裏側を体 験し、動物園を深く理解してもらう。 学ぶ、考える (第2段階) ○ ○ 継続 実施 継続 実施 ○ ○ ○ ○ 環境への理解、興味を深め 各動物舎の説明看板:動物の説明のほ ○ る施設(整備) か、環境メッセージも表記する。 動物科学館改修:展示物などを固定し 自然環境への理解や興味を ているため容易に入替等ができないた ○ 深めてもらうため、展示物の め、可動式展示等へ転換を図り、学習拠 工夫や施設の整備などを行 点にする。 う。 環境教育施設:入口、パンフレット等に 環境教育施設である旨明記し、入園者 ○ に関心を持ってもらい考える機会を与え る。 動物を通して自然 環境への理解、興 味を深めることを目 的とし、動物と環境 のつながりについ て学習したり、自分 の興味のある事柄 について調査したり する。→学習する、 調査することを体験 し、動物を通して自 環境への理解、興味を深め オオワシ国際シンポジウム:オオワシ国 然環境への理解、 るイベントの実施 際シンポジウムを開催し、オオワシプログ 興味を深める。 ラムの取り組みを世界に発信する。 動物と環境のつながりなど、 ZOO LOHASナイト:夜の動物園で地 自然環境への理解や興味を 産地消オードブルを楽しみ、環境に優し 深めるイベントを実施する。 いライフスタイルを考えるセミナーを実施 する。 動物愛護標語募集:応募作品の中から 5点を日本動物園水族館協会に推薦す る。 インドネシアフェア:国交50周年を記念 して、インドネシアの動物や文化、生物 多様性などを紹介する。 動物画コンクール:動物観察を通して理 解を深める。 ○ 継続 実施 継続 実施 継続 実施 ○ 継続 実施 ○ 平成 24年 以降 ○ 平成 20年 ○ 平成 20年 ○ 継続 実施 ○ 継続 実施 ○ 平成 20年 ○ 継続 実施 円山動物園環境教育プログラムの体系一覧表 プログラム 項目 子供:中学生以下 事業対象 実施 事業 大人 子供 年次 慰霊祭:動物愛護週間に1年間に死亡 継続 した動物に慰霊碑前で黙祷と献花し、命 ○ 実施 の大切さを伝える。 動物特集ウィーク:毎年テーマを決めて 継続 ○ ○ 開催する。 実施 スネークアート展:爬虫類、両生類のお 継続 かれている環境を通して、環境問題に関 ○ 実施 して理解してもらう。 長寿まつり(七夕かざり):熱帯動物館 に飾った柳の木に、動物たちの長寿の 継続 ○ ○ 願いなど自由に書いてもらい、命の大切 実施 さを伝える。 絶滅危惧種の園内繁殖:絶滅の危機に 継続 陥った生息域での状況を説明し、環境 ○ 実施 保全に対する意識を喚起する。 夏冬休みナイトキャンプ:通常では見る 継続 ことの出来ない動物の生態を探り知識を ○ 実施 深める。 常設パネル展:動物と環境のつながり、 平成 環境保全のための行動について、常設 ○ ○ 20年 のパネルを展示する。 人材の育成 飼育グループ制:飼育技術の伝承及び 展示企画の質向上と、緊急時における ○ 環境教育が普及するには、そ 飼育員の支援体制を確立し、学生ボラン れを支える人材の育成が重 ティアやガイドボランティアを育成する。 要であるため、動物園を拠点 環境教育の指導者講習:環境教育を普 とした支援活動を行う。 及させるため、NPOと協力してワーク ○ ショップや講習会を行う。 長期体験研修:環境教育の普及を図る 上で学校教育との連携が重要であるた ○ め、教員の研修を受け入れる。 円山レッドデータの編さん:円山動物園 が飼育する絶滅危惧種について、生息 環境教育を学習するには、そ 地域の環境変化などを紹介する。 れに必要な情報が重要であ 環境教育教材の開発:命の大切さや環 るため、あらゆる機会を通じて 境メッセージを伝えるため、総合学習で 情報提供を行う。 活用できる教材を開発する。 ホームページ:お客様が来園前後に動 物やイベントの情報を見ることにより学習 効果を高める。 円山動物園だより:お客様が興味を持 つ内容にし、環境について考えることの できる記事を提供する。 カエルパネル展:国際カエル年を記念し て両生類に関するパネルを展示。 干支の特別展示:その年の干支につい て、生息環境など各種情報をパネルで 紹介する。 フリーペーパ:エコチルなどフリーペー パを活用し、様々な情報を提供する。 平成 21年 継続 実施 継続 実施 情報提供による啓発 ○ 継続 実施 ○ 平成 20年 ○ 継続 実施 ○ ○ 継続 実施 ○ 平成 20年 ○ 継続 実施 継続 実施 円山動物園環境教育プログラムの体系一覧表 プログラム 行動する (第3段階) 日常生活における 環境問題について 興味をもち、自然環 境に配慮した取り 組みを進んで行うこ とを目的とし、自ら 行動する機会を与 える。→自ら行動す る機会を与え、自然 環境を生かす行動 力を養う。 子供:中学生以下 事業対象 実施 項目 事業 大人 子供 年次 各種講座等の提供 園内動物病院プログラム:獣医体験を 継続 通じて動物の生命から地球環境まで幅 △ ○ 実施 動物と環境のつながりなどを 広いテーマで環境教育を行う。 内容とした講座等をあらゆる 総合学習のガイダンス:事前にガイダン 継続 機会を通じて提供する。 スを受けてから園内を回ることで、動物と △ ○ 実施 環境のつながりが理解しやすくなる。 出前講座:こちらから出向いて動物園の 継続 ○ 役割や環境問題を伝える。 実施 教材の貸し出し:総合学習の場で、少し 継続 でも利用していただきたく、レプリカ及び ○ 実施 解説書を貸し出し。 教材ビデオの貸し出し:職業調べのため 継続 に、飼育係の仕事について収録したビ ○ 実施 デオを貸し出し。 移動動物園セミナー:飼育員が動物た ちの環境メッセージを伝えるため出向い 平成 ○ ○ て講演と年間パスポートの販売、アニマ 20年 ルファミリーの勧誘を行う。 サンデーセミナー:冬季間毎週日曜日 継続 に開催する体験型セミナーで啓発を行 ○ 実施 う。 ドキドキ体験メニュー(再掲):感動とも に高い学習効果がでているか評価検証 継続 ○ ○ し、メッセージ内容伝え方の整理をす 実施 る。 行動に結びつけるイベントの アースディの開催:市民、企業、NPOな 実施 どと共同で開催し、地球環境を考える具 ○ 体的行動のきっかけづくりとする。 日常生活における環境問題 野生動物復元プロジェクト:オオワシや について興味をもち、自然環 シマフクロウを野生復帰させることに挑戦 ○ 境に配慮した行動に結びつく する。エゾリスやニホンザリガニなど身近 イベントなどを実施する。 な動物の繁殖などに取り組んでいく。 円山川の自然を取り戻す取り組み:円 山川に生息するニホンザリガニの保護繁 殖や園内ビオトープの整備、上流におけ ○ る不法投棄防止や生活排水抑制など、 市民と共に自然回復に取り組んでいく。 円山エリアの自然エネルギー活用:周 辺施設も含めて導入することにより環境 環境にやさしいエネルギーを 負荷軽減の効果が期待できることから、 導入し、その旨表示すること 関係部局等と連携し検討するとともに、 で、来園者に環境問題を自ら 家庭での活用をよびかける。 考える機会を与える。 節電:不要な電気は消灯していることを アピールし、家庭での協力をよびかけ る。 省エネ:園内に省エネタイプの自動販売 機を設置し、来園者にアピールする。 エコ活動:園内飲食店でのエコ活動を推 進し、家庭での取組みを働きかける。 継続 実施 継続 実施 継続 実施 利用エネルギーの見直し 平成 22年 以降 ○ ○ ○ ○ ○ 継続 実施 継続 実施 継続 実施 円山動物園環境教育プログラムの体系一覧表 プログラム 子供:中学生以下 事業対象 実施 項目 事業 大人 子供 年次 資源の有効利用 フンだって役に立つ:草食動物のフンを 継続 利用して親子でハガキをつくる講習会を ○ 実施 資源の再利用、使い捨て製 実施する。 品の不使用などにより、環境 ゴミ分別の徹底:ゴミの分別を徹底し資 継続 ○ ○ 活動のPRを行う。 源の再利用を図る。 実施 環境クリーン大作戦:北海道コカコーラ 平成 と提携し、空き缶の回収再資源化を実施 20年 する。 周辺環境の保全(整備) 円山周辺の環境保全:円山公園、円山 川沿い木道、ユースの森など一体となっ 周辺環境を保全(整備)する た環境保全をよびかける。 ことで、自然環境の大切さを 理解してもらう。 ボランティアガイド:動物の知識をより深 めてもらえるよう、ボランティアによる解説 限られた資源を有効活用する に環境メッセージを加える。 ため、役割を明確にし市民と アニマルファミリー:登録者が選択した の協働を推進する。 動物のエサ代を支援し、家族のように愛 着をもってもらう行動をよびかける。 企業との協働:CSR(企業の社会的責 任)活動を実施している企業など、様々 企業と協働を推進する。 市民動物園会議:基本構想、計画どおり 行われているかをチェックするため外部 委員会を設置し、本プログラムの報告も 行う。 ○ 平成 20年 ○ 継続 実施 ○ 継続 実施 ○ 継続 実施 ○ 継続 実施 市民との協働