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ヒトおよびマウス LPC遺伝子のク口一ニン グと遺伝子構造解析 I m pe i ra l Ca n c crRc s e ar c hFu nd 1Me d ic al On c ol o g y De p a r t me n t0' 海老原充 1 目次 1 目次… … ・ .••..... 2 緒言 … … ・ ・ ・ ・ 3 ヒト LPC遺伝子のクローエングと解析……・…... . . . . . . . ・一 一 . .. . . . ・ . . . . . . .. .. . . . . . 22 ・ー・… ・・…・… ・… …・ … … ・ ・ ・ ・ ・ … ・ ー . 1 一. . .. . . . ・ . . .. . . . ・ . ・ .. ... . . .. . . ..・ … H . . . . . . .・ ・ ぃ …・・… …. . . .. .. 3 … …… ー… . 22 3.1 はじめに.. . 23 3.2 材料および方法 3. 2.' プレ -jIポイントの同定.ー…・……・一一一……・… … ー … … …“… . . 2 3 u 3.2.2 プレ-jIポイントの jIローニングー … … … … 一 一 一 … … … … ・ … … ぃ 24 3. 2. 3 プレ」クポイントの解街 …・ー……・………“一………・ … ー … … … . . 2 7 3.2. 4 LPCの同定とクローニングー ー ー … … … ー … …………・…“ 一…“一日 28 ...……ー 一 一 … …。32 3.2. 5 エタ Yン ・イントロン構造の解析… … … 今 日 … . .. . . . . . . . . . . . ・ ・ 3. 3 結果. e ・ ・・ ・ ・ ・・ e . . . . 3 6 ・ . . . . . . ... .. . . . . . ー ・ e o 3. 3・1 ブレークポイントの同定日・・……“...・ ・一一 一 … …・… 一 一 …ー …・ . 3 6 E . . . . . . . . … 37 3.3.2 プレ」タポイントのタローニングー … 一 一 一 …“…“…・……. 3・3・3 プレータポイントの解折………… 一 一 … ……・…ー …・…・…-一.. . . . .38 h ……… 3 8 … …5 0 3.3.4 4 L P Cのi 認定ecD NAのタ口ーニングー 一一 … … … … ー … … 3.3・5 エタ Yン ・イントロン様造の解折…・・・… 一 一 一 一 一 一 一 … 7 ウス LPC遺伝子の タローニングと解析....・ー...・ ・ ・ ・… 4. 1 H はじめに.... ー . ー ー …..・ e . . . . 5 4 ・ . . . . . .. . . . . . . . . ・・… ・ … . . . .. . . .. . . .. . . . ・ ・ 0 4. 2 材料および方法........ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. . . . . .. . . .. … 4.2.J . . . . . . . ……・ーぃ . 54 … e 日 . . . . . . . . . . . . . . . ・ . . . . . . . . . . . 5 5 ・ ・ '7ウス染色体 DNAのスクリーニング・一一一・……・・………… . . . . . . . . 5 5 4.2.2 欠失変異訟の作成・ 一 一 一一…・・……一……………一一一.........… . . 5 9 4.2.3 DNAシーケンス…… … … … … … … … “ … … “ … ….....…………… 60 4.2.4 エタソン ・イ Y トロン構造の解析‘ 一 一 … … … ...~...……・。… ......… ..61 4.2.5 '7ウス c DNAの只クリーニング… . . . .. . … 一 … … …… … …-… …ー・… 6 4 4.3 結果... ・・・・ ・ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ・ … . . . . . . ... . . . . . . . ・ h ・ . . . . ・ . . . . . . . . . . . . . . 7 0 4.3.] '7ウス染色体 DNAのスタ 5ー ニ ン グ " … … “ … … … ‘ …ーー…….... …… 7 0 4.3.2 欠失変異妹の作成 … … … ー … 一 一 … 一 一 … … … ー … . . . . .. . . . . . . . . . .. 7 5 4.3.3 DNAシーケンス ー・ーー‘一一一一一一一…“““““…・日日 …ー一…ー一一一一 … 7 7 ・ ー… … 一 一 一 … … … … ー・107 4.3.4 エクンン ・イントロン構迫の解析一…… ・ 4.3.5 "7クス c DNAのλタリー=ング… …ーー・…・・ 一……ー…ーー……・・…・・ー… 一 一109 5 考察 … ー ・・… . . . . ・・ . . . 噂 ・ ・ ・ … a … ・ … ・ … …・ ……・…・・ … ー . . . . . . . . .1 14 5-1 LPC遺伝子とその術進 ー ・ : r 5-2 SUsTII.lS l N L lKES l l I N EPRO' I ' EASE . . . . . 5・3 LPCと 紅 、l 笠の関連 5-4 今後の研究.. . . 6 謝辞 7 参 考 文献 ・ー一 …..... . . . . . . . . . . . . . .. . . . . 1 1 4 一一 . . . .. . . ... . . . . . . .. . . .. . .120 .•••.•••...•.•• .• •• .•.. •.• •.. . .. . . . . . . . . ... . . .1 2 5 ・ ・ ・ e 一 ー ・ ・ -… … ・ … . . . . . . . ・ ・ . ・. ・…・・・… M e …・・一 ・ー … ・ ・ ー ・ … . . . . ・ ・ . . . . ・ ・..…・・…・…・… H e 2 . . . . . . . . . . . . . .. . . . ... . . . . . . . . 1 2 7 ・ …・・… … . . . .. . . . . . . . . ...… … ・…… ……・・・・・・・ 128 129 2 緒言 染色体 ]I番長腕は、高い有{仁主 幹で欠失 ・転j 亙が観察されることが知られてい る。主に創lI j J 包遺伝学的手法によって、さまざまな例が報告されている 。特に、 ]lq222 4 の領域は、幸L 癌、J1 i t i組、直腸癌、悪性のメラノーマ、副神経節腫、白 血病など多くの慈性服務細胞で、欠失 ・中副獲が報告されている 。 at a x i a t e l a n g i ect a si a) 関連遺伝子 また、この領域には、血管拡張性失調症 ( ( ATM) 、白血病に関与する MLLがコードされていることも知られている 。 以上のように、これらの染色体の欠失 ・転座は、白血病、リンパ媛、機々な 癌と関連していることが示唆されている 。遺伝子レベルでも、 i 伝座により新し い融合遺伝子ができ符ることが知られている 。 あるタンパク質の N 末端と}j j lの タンパク質の C 末端が融合するのである 。 あるいは、ある遺伝子の上流等に、 別の遺伝子のプロモーター ・エンハンサーなどの調節配列が転座してくる、ま たはプ ロモーターが欠失してしまうなどの影響により、その澄伝子の発現レベ ノレが変化することもある 。 融合タンパク質が生じる場合 、通常、それぞれのイントロン内に、 b r e a k p o i n t が存在している 。 mRNA に転写されたのち、 i n f r a m e にスプライシングされる ことにより、融合タンパク質が生じる 。 調節配~Ij が転座してくる場合は、イム ノグロプリンや T細胞レセプターの r e a r r a n g e m e n tが関与している例が観察され ている 。染色体転座の研究によって、転J 査のパートナー遺伝子(融合するそれ ぞれの遺伝子)には、かなりの特異性があることが明らかになっているが 、あ る特定の領域が関与する転j 受のパートナー遺伝子、あるいは領域は、一つであ るとは限らない。すなわち、ある b r e a k p o in t は、複数かつある程度の特異性を もったパートナー遺伝子、あるいは領l 或を持っているのである 。 このような b r e a k p o l n tの一つに染色体 l l q 23がある。 I l q 23 I 士、傑 k な白血 或内の 病細胞において転鹿が起こっていることが知られており、かつ llq23領 j b r e a k p o i n tも複数あることが知られている l。 3 t ( 4; 11 ) ( q 2 1; q2 3 )は、 もっとも最初に報告された l l q23 が関与する転座例であ り、急性リンパ芽球自 , f J l 病細胞 ( a C U leJymphobla s ti cl euka 巴I T I la 、以下 AL L )で 見つかったヘ Aし し 怠者の予後は悪く、通常 、非 B細胞 、非 T細胞タイプであ ると共に、ターミナノレデオキ シ ヌ ク レ オ チ ダ ー ゼ 活 性 プ ラ ス で あ る 。 t ( 4; 1 1) (q21 ; q23) タイプの転座を持つ白鼠病は、 ALL に分類されることが多く、 ea r r a nge me n tが関与していることが知られてい かっイムノグロプ リン遺伝子の r a c u temyeloi d1 巴u kaemia、以下 るが、例外も知られている。急性骨髄性白血病 ( AML) がその例である 。形態的に、これらの白血病細胞は、単球とリンパ球細 ( 4; l l) 転j 坐を持つ急性白血病 胞からなっていることが示唆されている。また、 t ea r r a ngement が起きたイムノグロプリン、およびリ 細胞を解析した結果から、 r ンパ球と背・ 髄球のマーカー遺伝子が発現していることが明らかになっている 。 I l q23 領域が関与,している転座を解析するにつれ、急性白血病の約 5% のケ ースにおいて、 Ilq23転座が関与していることが明らかになってきた“。また、 I l q 2 3が関連する転座には 、少なくても お ものパートナー領域が存在すること が報告されている 6. IIq23 が関与する転座を生じる白血病には、 ALL、AML、 小児、遺伝的要因によるもの 、そして他の癌に対する細胞毒性な治療法による 2次的な白血病などが含まれる 。 さらに、 I I q23 が関連する転座は、非常に複 雑であり、 他の複数の転座が同時に起きていることもある 。 例えば、リンパ球 p 32、 1 9p1 3 , , 8, 9, 1 0, 5、骨髄球白血病で、は I q21 "、2 p 2 1'2、 白血病においては 4q21、 I 1 、9p2214、 l 6q271 O p JI . 、 " l 7q25、 1 9 p 1 3'6などである 。 HRX遺伝子が ' '' 定されて以来、 l l q2 3領域とそれに関与する転座の分子生物 学的研究が飛躍的に進んだ。 IJq23領域にマップされる HRX遺伝子が成人 、子 MJ らず、ほぼすべての白 血病に関与して いることが明らかになっ 供 、 2次的に f たからであ る。 そのパートナー遺伝子は、綴々である口(下表) 。 4 表 1 HRX遺伝子がs!,j l 子したI 阪 座とパー トナー遺伝子 転座型 ノぞートナ」遺伝子 関連遺伝子 t ( 4 ; 1 1) (q21; q 2 3 ) AF4 LAF4( humm) 1 ( 9; 1 1) ( p 2 2; q23) AF9 Ancl( y e a s t ) , Anc1( y e a s l) 1 ( l1 ; 1 9 )( q23 ;p 1 3 . 3 ) ENL t (1 ; 1 1 ) ω32; q23 ) 巴 巴 1 ( 6; 1 1) ( q28; q23) AF6 cno( Dro s o p h i l a) p s1 5( mous e ) pa15 t ( 1 0 ; 1 1) ( pI2q23) AF10 c .E l e g a ns ) ,BR1 4 0( human) c e z f( l ( 1 1; 1 7) (q23; q21) AF17 .Elegans) ,BR140( h l l m a n) c e z f (C 1 ( 1 1 ; 1 9 ) (q 2 3 ; p 1 3 . I ) ELL p80e l o n g a l i o nf a ct o r l ( 1 ; 1 1) ( q 2 1; q 2 3 ) A F l c l q 司 <小児白血病> さて、小児における 11q23の異常と急性白血病関与は、 1980年代始めから知 られていた。 1980年代 の後半になって 、 さらに詳しい解析がなされると、白血 病と 11q23 の異常(例えば、 t ( 4; l l) 、1 ( 9; 1 1) 、t ( 1 1; 1 9) 、1 ( 11 : 1 7 ) など)に、強い . 1 9 , 2 0 , 2 1 . 2 2 。 しかし、 小児における l1q23 相関関係があることが明らかになった山 8 と白血病の強い相関に対して 、子供 (1 5 才くらいまで)の白血病においては、 高い相関関係が示さ れていない ( ALLで 5%、A恥1Lで 1 3%程度である) 。 小児、子供のどららの場合も 、 IIq23 の異常を伴う白 血病の予後は思わしく ない。芽球細胞においては、イムノグロプ リンの H鎖に 1 巴a r r a n g e m e n lが見られ るとともに、脅髄球特異的なマーカー泣伝子の発現も見られる 。 また、 AML や ALLなど、すべての小児白血病の発症は 、平均して 9週から 1 6週の間と い う報告もある 。 'は、 l l RX遺伝子が関与して 現在、小児の AML、ALしにおける 11q23の呉市 いることが明らかになっている白 2 九 小児の ALL96 例 を調べたところ、非1 1 J R 包遺 伝 学的に 、 50% に llq23 の異常が観察された。しかし、 サザンハイブリダイゼ ーションに よる解析では、引 %で HRX遺伝子の r e a r r 初 g 巴m entが観察さ れた 。 小児 の白 血病は 、極めて短い潜伏期間 (すなわち急性)を持つが、 そのこと 5 は、子宮内ですでになんらかの異常'が起こっていることを示唆していると考え られる。白血病の双子を詳しく調べたところ、どちらもまったく同じ HRX の r e a r r a ng 巴men t が起こっていることが明らかになって いる。また、lJ l l の双子を調 べた結果から、末梢 J 包K 4 1 1胞において同じ t ( l]; 1 9 )( q23; p1 3. 3 ) 慰の転座が起こって いることが明らかになった。 このことは、小児の白血病における染色体異常は、 子宮内ですでに起こっていることを示唆している 。 さらに、双子でも異なる形の転艇が起こっている例が知られている 。 この場 合 、 HRXの点在が B 前駆体制l IJ J 包か造血系の幹細胞でおこり、それが子宮内で 他の胎児に移されたと考えることができる 。 く2次的な白血病 > 2?X的、あるいは治療によ って生じた AMLの地加が報告されている 25.26 主 に別の異常に対 し 、 化学治療を施した後に起きる可能性が高いとされている 。 骨髄異形成 ( my 巴 l o dy sp l a s i a) に関した治療を施した 9 1 例について調べたとこ ろ、共通して染色体 5番と 7番に異常が観察された。 11q23の異常も 9例にお いて観察されている 。 これら IIq23の異常が生じた 2 次異常例では、骨髄異形 成が再発する前に、極めて短い期 間で白血病が発症している 。1 2例の小児 AML を調べた結果、 5例が 11q23に異常があり、そのうち 4例 AL しか non-Hodgk i n' s リンパ腫の細胞性塞桧に対する治療歴があった。傑々な血液学的あるいは充実 性麗療に対して 巴 pipodophy . l Jo t o x i n巴 t o p o s i d eや 1 巴n i p o 刻化 などの化学治療を施し た成人 ・子供を含む 37例につ いて、治療後に生じた AMしについて調べた。 そ の結果、これらの白血病は短い潜伏期 間で起き、単球あるいは骨髄性単球が優 勢で、かっ高頻度で 11q23 が関与・した細胞遺伝学的な異常が観察された。充実 性J l 重湯に対して治療を行った 3365 仔"1では、 1 2 例の治療による骨髄性白血病が 観察された。また 、骨髄性細胞の染色体焔'析を行った 8仰l では、 2例で完全な 染色体 7 番の欠失 、4 例では del ( 1 6) ( q 2 2) を伴 う 1 ( 9 ;11 ) か t ( 8; 2 1 )、あるいは d e l ( 1 6 ) ( q 2 2 )を伴わない 1 ( 9; 1 1 )か 1 ( 8 ; 2 1) が見られた。巴 p i p o d o p h y l 1 o t o x i nの投薬を 6 受けた 2例では lJq23の異常が見られた。このデータや他に報告されているデ ータから考えると、 e p i podophyl l o l oxi n 投薬を受けた慰者は、アノレキレート系 の投薬と関与している 2次白血病症候群とは一線を薗する 2次白血病を生じる t o p o s i d 巴とア/レキレート系の薬 危険性にさらされていることを示唆している。 e m の作 機作は異なるようである。アルキレー ト系の薬は DNA と架橋を作る作 用を介して働くのに対して、 e l opos i d eはトポイソメラーゼ ロ と相互作用寸る ことが知られている。機々な研究により 、2次白血病における l1q23の異常は、 denovoの白血病における 1 1 q2 3の異常と同織に HRX遺伝子の r e a r r a ngem en tが 関与していることが示唆されている 。 また 、 この事から 、TRX遺伝子内のトポ 坐に関与しているかどうかという疑問が生じるが 、 イソメラーゼ 日結合部位が転J この相 │ 潤関係は不明である 。 く HRX遺伝子のクローニング> l q 23領域の転座の b r e a k poi n tを含む DNA断片は、 YACクローンと さて 、 I ( 4: l l) ( q 21 ; q 2 3)、 t ( 9 :1 J ) ( p 2 2 ;q23)、 し て 単 隣 さ れ た 27。 このクローンには、 t t ( lJ ; 1 9 ) (q 2 3 ; p 1 3) で見られる b r e a k p o i n tが含まれていることが、 m S l t uハイブリ ダイゼーションによって明らかにされた。 また 、この YAC クローンは、 CD3 遺伝子を含むことが明らかになり、 b r e a k p oi n tが CD3遺伝子近傍にあることが 示唆された。同時に、 b r e a k p o i n t が CD3遺伝子近傍に位置していることは、 PFGE ( P u ls e dF i e l dG巴1El e cl T opho r es i s )によっても証明された。 さらに、 CD3遺伝 h r omos omewal k して得られた別の YAC クローンにも小児白血病細胞 子から c が持つ llq23 の転座領域が含まれていることが明らかになり、転肢に 関与して いる領域が CD3遺伝子近傍であることが再確認さ れた。 さて、iIii:i座領域にマップさ れ る遺伝子は、クローニングされる前から名前が r n ix e dl i ne a g el e lk a e m i a )、あるいは AL L l( a c l l t 巴l ympho c y t i c つけられていて、 MLL( などと呼ばれていた。そ して 、 1 992年になって、 ALU28、H l l ・ x l却、 l e u k ae mia1 ) TR X' Oなどの名前で、 3カ所からクローニングが報告された。この論文では 、 HRX 7 遺伝子の名前で記述することにする。 HRX 遺伝子は、グノム上でが~ 1 0 0 k bの大きさであり、 21のエクソンからな る。また、 3969 アミノ酸残基、 431kDa という傾めて大きなタンパク質をコー ドしている。幾いたことに、転座の b r e はpoi n Lは 、 100kb の領域のうち、わず mH 1断片内に集中していることが明らかになった。この転座によ か 8kbの Ba nf r ameの融合が起きていたのである 。 り、パートナー遺伝子との間に i HRX遺伝子産物を解析すると、他の遺伝子 l 宝物との相同性が明らかになった。 o p b il amel加 o g a s t e t の発達に関与する遺伝子 L r i l ho r a x ( t r x )との相同性 特に、 Dros が高く、これが HRX 遺伝子の名前の由来でもある。もっとも相同性が高い領 域は、アミノ酸レベルで 75%であり、この領峻は Dros op h i laの Enha n c e ro fZ e s t c にコードされているタンパク質の C末端部分、 p o s i t i o ne f f e c tv a r i e g a l i o n( PEV) のサプレッサー、および SI I .( 凶r ) 3 9と G9a遺伝チとも相同性が高い。この領域 S _u p p r e ss oro fv a r i巴ga t Jo n、Enha n c e ro fz e s旬 、 は 、 SET ドメインと呼ばれている( 工n出or似 から名付けられた)九しかし、その機能は不明である。 SET ドメイン以外にも特筆すべきドメインがある。その一つが、 HRXの中心 或は、 近くに位置するシステインリッチ領域である。このシステインリッチ領j P I 王D あるいは、 LAP ドメインと名付けられた Z i n cf i n g 巴rドメインであり、様々 なタンパク質配列に見つかっている。この LAPは DNAメチノレトランスフエラ ーゼと中日向性があり、メチノレ化されていない DNAやメチノレ化された DNAを区 別することに関与していると考えられている。転写の活性化ドメインは、この LAP ドメインの末端に位置している。また、転写のリプレッサードメインが しAP ドメインの真ん中に見つかっている 。 さて、もう一つ特筆すべきドメインは、 HRX遺伝子産物の N 末端の ATブッ 或は、 出i f GI ( Y) の ATフックと相同性があるが、 Dros op h i la クである九この償j のt r x遺伝子産物内には存在しない領域である 。 ATフックは、 DNAの 2重 鎖 の惜のうち、 小 さなj I ' I C( minorgr oov e) に結合することが知られている 。ただし 、 この結合によって 、直 後q 去写の活性化が行われるのではなく、何等かの因子の 8 活性を促進する働きがあると考えられている。 i 伝l 主によって、リンパ系細胞の成熟等に必要とされるなんらかの機能を持つ TRX泣伝子が、その機能を失うことになると考えられる 。 くパートナー遺伝子のクローニング> 主によって生じた融合遺伝子の パートナー遺伝子 様々なクVレープにより、転j ( TRX遺伝子と融合した遺伝子)のクローニングがなされてきた。 (1) t ( 4; I l) ( q2. 1; q23) t ( 4; 1 1) (q 2 1; q 2 3 )における パートナー遺伝子は、 AF4あるいは FEL と呼ばれて lt e m a t i ves p l i c i n gにより 1 2 k bと 1 0. 5kbの 2つの mRNA いるヘ AF4遺伝子は、 a に転写され、 1210アミノ酸残基からなるタンパク質になる 。ま た 、 AF4は多く の組織で広く発現していることが知られている。 AF4は n u c l e a rt a r g e t i n gs equen c e( NTS) を持ち、セリン ・プロリンリッチなタ ンパク質である 。また 、サブトラクション cDNAライブラリーのスクリーニン グから、 LAF4 と呼ばれる AF4 と相同性が高い遺伝子がクローニングされた。 LAF4遺伝子産物も NTS配列を持ち、核内に局在することが明らかになってい る。 AF4、LAF4遺伝子産物は、ともに GAL4DNA結合ドメインと相互作用した 時に転写を活性化するドメインを持っていて 、かっこの領域が HRX遺伝子と 融合した後にも保持されている 。 このr,r;性化ドメインが l 巴u kaemia の発症に関 与していることが示唆されている。 (2) t ( 9; 1J ) ( P2 2 ; q 2 3 )と l (I I; J 9 )( q23; p I3 .1 ) ( 1 1; 1 9 )( q23; p 1 3 .1 ) 転艇のパートナー遺伝子は、それぞれ AF9 t ( 9; I l) (p 2 2 ; q 2 3)と t と ENL遺伝子であるヘ AF9 と ENLは、アミノ酸レベルで 56% の相向性を持 つ 。 t ( 9 ; 1 1)と t ( l l ;1 9 )転座は、 AML と ALL の両方で見られる転J 主であり、 l e u k a e m i aと深く関与していることが考えられる 。 どちらの遺伝子産物も、 NTS ドメインと C末端に RNAポリメラーゼ E に相 9 問的な配列を持っている 。 ENL は 、 C 末端の 90 アミノ酸主主基領域に転写活性 化活性を持ち、リンパ球と骨髄車11胞の両者でその活性が観察されている 。 この 転写活性化ドメインは、 ENL、AF9 で保存されており、かっ I IRX 遺伝子との 融合遺伝子産物でも保存されている 。 このことにより、この転写活性化ドメイ ンが、 l 巴u ka emiaの発症に関与 していることが示唆される 。 一方、出芽酵母からクローニングされた抜タンパク質をコードする遺伝子 ANCI ( a c t i n non-complem en t i n g ) が 、 AF9 ・ ENLと高し、相同性を保持しているこ とが報告されている 。 この遺伝子の変異は、アクチン、細胞骨絡などの憐迭に 異常を示す。 したがって 、AF9 および ENL遺伝子も、アクチンフィラメント の形成等に関与していることが考えられる 。 (3) t ( 6; 1 1) (q27; q23 ) t ( 6 :1 1) 転座におけるパー トナー遺伝子は、 AF6である 九 この遺伝子は、 1 6 12 アミノ駿残基からなり、アミノ酸レベルで Dros o p h i l aの cno遺伝子産物と 40% の相向性があることが明らかにな っている。 cno遺伝子産物は、 Not c bカスケー ドと他のシグナ/レ伝達経路との相互作用を仲介すると考えられているタンパ ク 質である 。特筆すべきは、 AF6、cno ともに 、モータータンパク質キネシンフ ァミリーや、同じくモータータンパク質であるミオシンファミリーと相同性を 持っていることである 。 この杓向性を示す領域は、モータードメインではない。 相向性をもったこの領戚の機能は不明であるが、何等かのタンパ ク質との結合 に関与していることが考えられている 。 したがって、 AF6 遺伝子産物自身は、 モータードメインを持っていないが、イ可等かの分子のトランスポー トに関与し ていることも考えられている。 また、 AF6、cnoともに DHR ( GLGF ) ド メ インを持っており 、このことは、 細胞骨絡と細胞j 肢の接点に局在する可能性を示唆している 。 (4) 1 ( 1 ;1 1) (p32; q 2 3 ) 1 1 ) 転座におけるパー トナー遺伝子は、 AFIPである九この遺伝子は、 896 t ( l; アミノ酸残基からなるタンパク質をコードしている 。 AFIP 遺伝子産物は 、ア 1 0 ミノ酸レベノレで、マウスの epsl5遺伝子 ( ep i d e r r n a lgrowt hf a c t o rr e c ep t o rp a 山way 5遺伝子産物は、 EGFレ s ubs t r a t e1 5)と 88%の相同性を保持している 。 この eps1 I 1 I } 包質内のターゲシトである 。 e p sl 5は 、 N セプターによってリン酸化される品1 末端にリン酸化ドメイン、その C 末側にフィラメン卜の形成に関与する ミオシ ンのドメインと似たヘリックスドメインが存在している 。 さらに、 DPF という 3アミノ酸残基からなる繰り返し配列があり、この領域が機能ドメインである と考えられている。 (5) t ( x; I I) (q J3 ; q 2 3 ) l) 転座のパートナー遺伝子は、 AFXl 遺伝子である九 AFX1 遺伝子は、 t ( x ;l f o rk h e a dファミリーに属する転写因子と高い相同性が見られる 。しかし、 f o r k h e a d ファミリー遺伝子と高い相同性を示す一方で、まったく相同性を持たない領域 もあるので、特異なメンバーと考えられる。 (6) t ( 10; I l) (p I2 ;q2 3 )と t (I I; 1 7 ) (q23; q 2 1) ( 1 1: J7) ( q 2 3 ; q 21 ) 転座におけるパートナー遺伝子は、それ 1 ( 1 0; 1 1) (p1 2 ;q 2 3 )と t 0AFIOと AF17は、ともにシステインリッチな N ぞれ AF10 と AF17である則' 末端領域と C 末端のロイシンジッパー領域を持ち、高い相同性を示す。 これら は、既に報告されている BR140遺伝子とも高い相同性を示すが、 BR140遺伝子 . el e g a n sの CEZF遺伝子も AFI O は、極基性領域を持つ点が異なっている。また、 C および AF17 と同様なシステインリッチ領域とロイシンジッパーを保持してお り、これらは種を越えて高く保存されている遺伝子であると考えられる 。 t (1 0; 1 1) 転座は、主に背・髄性単球ないし急性単球白血病細胞において観察され る。 1 ( 10 ;1 1 )転座を持つ 8 例の患者を司,~ベたところ、 AFIO のロイシンジッパー 領域に I 侭 X の N 末端が融合していることが明らかになっている 。 また、染色 0:js:に何人されている異常も報告されている 体 1 1番の長腕の一部が、染色体 1 が、これも AFIOと HRXが関与していることが示唆されている 。 リンパ腿細胞で、あり骨髄分化のモデ〉レ細胞としても使われる U937 細胞は、 HRX と関与しない t ( I O; l l) (p lとq 1 4 )転座を起こしている 。 この例では 、染色体 1 1 1 0番上の転l 主に関与している遺伝子は AF10であるが、染色体 1 1 格上の遺伝 1a t l u i na s s emb1y pr ot ei nであることが明らかにな 子は、 CALMと呼ばれる AP3c I O が融合してた最初の報 っている 。 これは、 HRX遺伝子以外の遺伝子と AF- 告例である。 (7) t ( lI ; 1 9 ) ( q2 3 ;p I3 .1 ) 到底に関与してし、る遺伝子は、 ELL ( MEN とも呼ばれる) t ( 1 1; 1 9 ) ( q 2 3 ;pI 3 .1 ) Q である 3$。 この転座は、 EN L 遺伝子が関与する州 1 ; 1 9 ) (q2 3 ;p 13 . 3 )転座とは異 毒性が高いロイシンリッチなモチ」フを持ち、これは なる 。 ELL 遺伝子は、指2 po l ( ADPr i bo s 巴) p o1 ym 巴r as e が持つ DNA 結合ドメインと相同性を示している。 ELL遺伝子は綴々な組織で発現しているが、特に末梢血リンパ細胞や骨格筋、 胎盤、:m巣などでの発現レベルが高いことが知られている。近年、 ELLは RNA poJ ymer a sereJ ongat ionf a ct orであることが示されている 。 (8) i ( l; 1 1) ( q2J ; q 2 3 ) t (J ; JJ ) ( q 21; q 2 3 ) 転座に関与する遺伝子は 、 AFl qである 390 AFJ q遺伝子産物は、 約 9k Da のタンパ ク質であるが、特に高い相│吉l 性を示す他のタンパ ク質が知ら れていない。 また、胸腺細胞で強く発現しているが、末摘リンパ組織では発現 していなし、。 ただし、白血病細胞では発現していることが知られている 。 (9) I ( JJ ; 2 2 ) (q2 3 ; q1J ) l) 転座に関与する遺伝子 は 、 まだ同定されていないが、 BCR遺 t (1J ; 2 2 ) ( q 2 3 ;ql e akpoi n tがあることが明らかになっている 。 伝子よりセントロメアよりに br (10) HR . Xの s e l ff us i on eJ ff us i onが見られることが知られているへ HRX AML において、 HRXの s 遺伝子が直鎖上に繰り返されており、 2から 6回の繰り返し構造どなっている 。 . Xのエクソン 2以下が これらの繰り返し構造は、エクソン 6のあとに別の HR n f r a me な融合である 。 したがって、一部機能 融合する形になっており 、かっ i eJ ff us i onには、 を持った HRX遺伝子産物が発現しているのかもしれない。この s Al u配列が関与していると考えられている 。 1 2 トリソミー I Iにおいては、 2本の正常な 1 1番染色体に加え、 HRXの s eL ff us i o n を起こした 1 1番染色体が存在する例が複数報告されており、 トリソミー 1 1と HRXの s el ff u s i onの関係が示唆されている 。 <HRX遺伝子の機能 > op h i l aと酵母にお 正常な HRX遺伝子産物の機能は不明である 。 しかし、 Dros ける研究から、以下のことが示唆されている 。 D r o s o p h i l aの lrx遺伝子は、ホメオティック遺伝子の発現に必要であることが brm) 遺伝子は、酵母の転写活性化系に関与す 示されている 。また、 brahama ( /SNFと高い相間性を持つ t r i t h O J以 ファミリーに属する遺伝子で、ある 。 こ る SWI の SWI/SNF 遺伝子産物は、クロマンチン構造を修飾することにより、転写を 促進すると考えられている 。ヒトの brm遺伝子である BRGlは、ヒトの SWl/SNF 複合体と相互作用して、 HRXとともに染色体構造を変化させるものと考えられ る。目 立 の N 末端に存在する ATフックは、 HRXがクロマチンの構造変化と 関与していることを示唆するものである 。 というのも、同じ AT フッタを持つ HMGタンパ ク質は、ヒストン Hl と競合する形で染色体の構造変化に関与して いることが明らかになっているからである 。 さらに、 SWl/SNF複合体は、ヒス トンや HMGと相互作用し、転写を活性化することが明らかになっている。HRX 遺伝子を Knoekoutしたマウス HRX(/ うでは、 A 台 児 ; 1 ¥ 11 に致死となることがわかっ ており、このことは、 HRXがホメオティック遺伝子の発現に関与していること + / ー)マウスでは、成長遅滞、 を、間接的にサポートしていると考えられる 。HRX( J 包の異常が観察されている。 骨格や造血系締I HRXが関与した融合遺伝子の中には、クロマチンを修飾する因子を含んで、い るものがある。 BR140は 、 TFIIDの TAF2 50サブユニットと高い相向性があり また酵母の Anclは、TFIIDと TFOFのコンポーネントである 。すなわち、 HRX 融合遺伝子がクロマチン構造を修飾することによって、他の遺伝子の発現レベ レ ノ ・パターンを変化 させることが考えられる 。 E 玖 X が他の多くのパートナー遺伝子と融合することが、白血病の発症に関与 1 3 しているのか、またこの変興が g山 noff u ncuonなのか l os so ff U Dc t i onなのかは、 興味がある問題である。細胞遺伝学:および分子生物学的研究によると、融合タ 1 が HRX遺伝子、 C 末端側が他のパートナー遺伝子 ンパク質は、常に N 末端似1 であることを明らかにした。このことは、 Æ~ なことは、 HRX 泣伝子の C 末 端が失われることであることを示唆している。すなわち、 LAPf PHDドメイン、 t r a ns a c r i v a t ioo ドメイン、そして SET ドメインの欠失である。 HRX自身の sel f f ls i on が観察されることからも、パートナー遺伝子が重要な働きをしているこ o u tマウスの研究結果からも、 l 阪皮によって l o s so[ とは考えにくし、。また、Knock f u nc t ionが起こっていることが考えられる。 しかし、パートナー遺伝子が何等かの役割を持つという可能性もある。すべ ての融合タンパク質は、 i nf r ameであるからである 。単に HRX遺伝子の C末端 toff ram 巳な融合遺伝子が見つかってもおかしくない。ま の欠失が重要なら、 ou た 、 ENL と AF9、AFIO と AFl7 のように、機能的に同じと考えられる遺伝子 がパートナーになっていることも、パートナー遺伝子が何等かの働きをしてい l I l 病細胞には、明らかな相関 ることを示唆するものである。さらに、転座と白 I 関係があることが示されている。 HRXAFLO、HRXAF 6は 、 AMLM4 と AML ENLは、 リンパ、骨髄性、およ M5に見られるのに対して、 HRX-AF9 と HRX- 、 U937 白J f r l病細胞 び来分化な白血病に見られるからである。さらに、 AF10 は 0 が他の遺伝子と融合していることが明らかになり、 HRX が機 において、 AF1 能を失うことが重要ではないとも考えられる。 HRXAFIO 融合遺伝子に関する研究から、転座によって HRX 遺伝子にロイ シンジッパーが融合していることがわかっており、このことは融合タンパク質 重要な意味を持つことを示唆している。多くの白血病 がダイマーとなることがE 細胞において、正常な HRX 遺伝子も発現していることを考えると、融合タン パク質とダイマーを形成するタンパク質は、正常な HRX 遺伝子産物なのかも しれない。 o sso ff u n c t ion、gai noff l l o c t i on 以上の知見からでは、 HRX遺伝子の変異が l 1 4 のいずれであるかの結論を導くことはできない。 さらに解析が必要である 。 <IIq23転座のメカニズム> r eak p o i n t 前述のように 、IIq23にマップされる HRX遺伝子が関与した転座の b は、極めて限られた領減 ( 8 . 3kbBamH 1断片)に集中している 。 この DNA断 片はすでに鹿基配列が決定されており、イントロン 6に 4つの Alu配亨) 1 がある ? ; il ) が見つかっている九 10例の詳細な b r e a k p o i n t のを含めて、合計 8つの Alu配 の解析から、 5, 秒) jで b r e a k p o i n tがイントロン 6であることが明らかになった。 このことは、 Alu 配列が転座と関与していることを示唆する間接的な機拠であ るが、一方でパートナー遺伝子の b r e a k p o i n t近傍に A lu配列が見つからないこ ともわかっている 。 t ( 4; 1 1 )と t ( 9 ;1 1) 転肢において、転座に関与する両方の染色体の b r e a k p o i n t近 傍にへプタマ一一ナノマーの組換えシクeナルが見つかっているへこのことは、 V(D) Jr e combinaseが転l 主に関与している可能性を示唆している 。 しかし、他の 1が見つかっていないので、すパての 転座においてはへプタマ一一ナノマ一曲目) 転座がこれと同じメカニズムであるとは考えにくし 、 ( 4; 1 1) 転座を解析した研究て、は、 topolsom巴r as e1 1i 総合切断部位に また、別の t a s e 見られる配列が見つかっている 。 2 次白血病を予防するために、 topoisom巴r 阻害剤が有効であることが知られている 。すなわち 、少なくとも 2 次的な白血 病の発症に関しては、 ωpOls omera s eが関与していることが考えられる 。 HRXの イントロン 6を含む 8 . 3kbpBamH1断片の配列を調べたところ、 t o p o i s o me r a s e[ J 結合切断普1 ) 伎と I b pだけ違う配列が I I箇所に見つかっている。 d巴 novoの白血病と 2次白血病では、│司じ 8 . 3kbpの BnmHJ断片内でも統計的 にb r e a k p o i n tが異なることが明らかになっている 。 denovoではセントロメアよ りの半分に集中しているが、 2 次白血病ではテロメアよりの半分に集中してい る。 くP r o p r o t 巴i n c o n v e r t ase> 1 5 翻訳後修飾 ( p o s t l r a n s ! a t i o n a l mo d i f i c at i on) の概念は、今から 30年前のイン シュリンのプロセッシングの発見 43に端を発し、以来様々な研究がなされてき た。糠鎖付加、リン酸化、硫酸化などである。このようなタンパク質のプロセ ッシングの中で、もっとも基本的なものは、タンパク質の加水分解である 。 タ ンパク質の加水分解には、大きく分けて次の 3つの分類がある。 ( 1)粗商小胞体内でのシグナルベプチダーゼによるシク令ナ/レペプチドの除去。 ( 2 )細胞外に放出された後に加水分解。 ( 3 ) 細胞内での前駆体タンパク質 ( p r o p r o l 巴i n ある いは p r e じu r s o r ) のプロセッシ ング。 以後、この論文では、分類 ( 3 )に属するタンパク質の加水分解について述べる ことにする 。 さて、多くの分泌タンパク質は、前駆{本と呼ばれる大きな不活性型タンパク r o p r o t e i nc o n v e r t a s e s (以下 PCs ) 質として合成される。その後、特異的な苦1位が p により切断されて活性型になる。多くの場合の特異的な部位とは、 2 つの連続 Arg、Lys) の N 末端側である 。 した埴基性アミノ鮫 ( このようなプロセッシングを受けるタンパク質は、ペプチドホ Jレモン ・神経 ペプチド ・成長因子 ・l 疎結合型成長因子レセプター -血液凝固因子 ・細胞後着 因子 ・ウイノレスのエンベロープの粧タンパク質などであり 、一般に調節タンパ r e g u J a t o r yp r o l 巴i n) と呼ばれている判へ ク質 ( プロセッシングは、真核細胞の分自立、過程で行われる。分泌タンパク質 ( p r e p r o p r o t e i n) が粗商小組体 ( RER; r oughendoplasmicr et iculum) で合成されると 同時にシグナ/レペプチドが切断され、 ' tじた proprotetnが、 TransG o l g iNetwork ( TGN) においてさらにプロセッシングを受け、成熟したタンパク質となる。 p r o領域)の C 末端の 2甑基性 また、プロセッシングの過程で生じる中 間体 ( i o nされることが知られている 。 アミノ酸が切断され、カノレボキシノレ基化 amidat さて、 インシュリンタンパク質のプロセッシングの発見以後、このプロセッ シングに関与する酵素 に関する酵素についての報告は少なく 、唯一酵母の Kex2 1 6 遺伝子にコードされる Kexin がプロホ/レモンのプロセッシングに関与している ことが知られているにすぎなかったへ しかし、常に 2 境基性アミノ酸が切断書1 [ 位に存在していることから、何等か の酵素がこのプロセッシングに関与していることが示唆されてきた。 また、切 [ 位に構造的な多係性がある ことから、この過程に関与する酵素は複 断される普1 数であることも予想されてきた。 切断部{ 立に見られるアミノ酸配列は、 Lys-Ar g が約 47%、Ar gAr gが 22%、Lys L y s • Arg Lysが 3%、1塩基性アミノ酸のみ が1 4%、4つ以上の甑基性アミノ殺が 9% となっている。また、 p r o p r o l e mの 2 次構造がプロセッシングに重要であることも知られている。 さらに、同じ遺伝 子産物でも、組織特異的なプロセッシングを受けるものがあることも知られて いる。 1980年代後半ーから、酵母の Ke x in慌の酵素が1 1 荷乳類でも報告されるようにな り 、 s u b t i l is i n 様セ リンプロテアーゼ ・ファミリーを形成していることが明らか になってきた。 現在までに報告されている l 椅乳類の s u b l i u S l n l i k ep r o t e a s eファミリーは、 れmn、 PC1 I 3、PC2、PC4、P C5/6、PACE4( P a i r e dba si cAmiooa ci dr es i d ueC le a vi ngEnzyme 4) の 6種類である 。 u b l i l is i n係セリンプロテアーゼは、 f u r i nである九 最初に報告された翰乳類の s f u r i nをコードしている f u r遺伝チは、務遺伝子 f esの上流 ( f esl Ip s l r e a mr egi o n) に見つかったことからその名前がつけられた。 J u r遺伝子の発現パターンには組 織特異性がなく、多くの細胞で発現していることが知られている。 f U l遺伝子の 発現レベノレが上昇している細胞とし ては、 p r i m a r ynonsmalc eJ ll ungca r c i n o m a s、 a d e n o c a r C I l 1o mas、s q l l a m o u sc eJ lc a r c i n o m a s. "埼玉知られている。興味深いところで は、この f u r遺伝子は、復数の転写開始点を持っていることである。また、組 織特異的な al t e r n aL ives p l i c i n gも観察されている 。 49 、 f ur i n が認識して切断する配列は、 Ar g -xLys lArg Arg であり、 p r oTGFβ1 mvの gp160' 0、pro-NGFなどが基質候補として知られている九しかし、どの 1 7 基質も I n VJ柱 。 系で調べられたものであり、 m VJ VO での基質となりうるかは明 らかになっていない。近年、 HIV の GP1 60の例では、 fmin よりもより効率的 にプロセッシングする別の鮮素の存在が示唆された 510 f u r i n遺伝子をはじめとする s ub t i li s I nJ i k 巴pr o t e as e sは、日甫乳類のみならず、広 く種を越えて保存されていることが知られている 。 これまで、 a ng e J e r f i s h、 XenopusJ e av is 、Dros oph i J am巴 ! a n o g a s t e r、Caenor ha b d i t i sel e g ans 、Lymne aAstagnal i s 、 Hydr av u J g a r i sなどで報告されている 。 これらの s u b t i J is l i トJ i k ep r o t e お巴の基本構造は次のようになっている 。 N 末端 r e領域(シグナノレペプチド)、 p r o領 域、c a t a Jy t i cdomain、middledom 泊 目 から、 p ( p domain) 、そしてそれぞれの s u b t i l i s i l 1i !k ep r ot e a s eによって異なる C 末 端 領域である 。pr e領域は 、分泌タンパク質などに共通に見られる配列であり、 ER 内で、シグナノレペプチダーゼ‘により切断される ( p r e領域が切断されたタンパ ク質を p r o p r o t e m とl 呼ぶ) 。その後、 p r o p r o t 巴 I n内の p r o領域が切断されて、成 熟した s ubi tJ is i n -1 i1 信 仰o t e a s 巴となる 。 s u b t i l i s i n J i k ep r o t e a s eの c a t a l y t i cdomainは、手護問あるいは s u b t i l is i n l i k ep r o!ea s e 聞で極めてよく保存されていることが知られている 。特に、セリン、ヒスチジ ン、アスパラギン│酸などの 4 アミノ駿校基およびその周辺領域は相同性が高い へ ただし、ただし、 PC 2 においては、アスパラギン駿がアスパラギンに鐙き 換えられている。 また、この c a t a ! y t i cdomainは 、 s u b l ii ls i nJ i k ep r o t e a s 巴間でも っとも保存されており、酵母の k ex とヒトの f ur i n間でも 47%のアミノ酸残基 が保存されている 。 1甫乳類で長布jに見つかった f u ri n と酵母 k巴 x遺伝子で 47% のアミノ酸が保存されていることから、この c at a l y t i cdomain、特によく保存 れているセリン、ヒスチジン、アスパラギン駿周辺の上院基配列を mぃ、 d巴generate u b t i l is i nl i k ep r o t e a s eをクローニングする試みがなさ p r i m e r sを設計して車Iiしい s れ 、 PCl"、PC2" . 5 4、さらに PACE4 、 目 PC456."、PC5f PC6" . 5 9がクローニングされ た。 m i d d l edOl 1 1a i nは、酵母 k e xの P ドメインであり、前述の c at a Jy t i cdomainと比 1 8 絞すると相同性が低く、酵母とヒ卜では 31 %のアミノ酸成義が保存されている 。 P domain は 、 k巴 X においては、酵素活性を保持するために必要であることが知 られている 。 m i d d l e domainより C末端側の領域は、 s u b t i l is i n L i k ep r o t e a s 巴によってかなり u r i n、PACE4、PC5 f PC6におい 異なり、ほとんど相同性が見られない。 ただ、 f u r i n と PC5 f PC6 は 、 て は 、 シ ス テ イ ン リ ッ チ な 構 造 が 観 察 さ れ 、 また、 f l T a ns r n embranedom副 日 を持っていることが明らかになっている。 浦乳類 s u b t i l is i n l i k 巴p r o t e a s eの基本構造を記す。 以下に l P悶 pro f 叩 n c n l a J yl i c m i d d l e 皿 ・ .. 臼 ・ ・ ・ E PAC 陀 1 /PC 3 陀 2 d ・ h _ 6 3 8 a a a 5 、 e 6 町 間6 E 753; tB 1 PC4 圃置 l r a n s m cmb r 叩 C E I 877na 図1 s u b t i l i s i n -I i keprotea~e ファミリーと椛造 これまでに報告されている哨乳類の 印刷 i l is i nl i k 巴p r o t e a s e の発現パターンを 調べると、次のようなことがわかる。 P C I /3と PC2は br ai n特異的な発現を示すが、 PAC E4、f u r i nは、調べられた e s t l s特異的である 。PC5fPC6は 、 すべての細胞で発現している 。また、 PC4は 、 t 1 9 i n t ιs tm 也、b r 乱m、t e Sl 1S 、o v a r yなどで発現しているが、 p a n c r e a sや k i dn りでは発 現が見られない。 l Ib ti Ji s i nl i k ep r o t e a s eの発現パターンを表にまとめる 。 日荷乳類の s 表2 s u b t i l i s i nI i kep r o t e a s eの発現 PCJ/3 PC2 P i t l l i t a r y + + Hy p o th a Jamus + ++ A n t e r i o rl o b e ++ PC 4 PC5/6A PC5/6B F u r i n PACE4 ++ ++ + + I n t enn 巴d i at el o b e + ++ P o s r e r i o rl o b 巴 ( ー ) A d r e n a ls + ( ー ) ++ B r a i n ( ) ++ + Hea r r ++ ++ P a n c r e a s + + ++ + K idney ( + ) L i v e r ++ Lung + S p l e e n + I sI 巴I + Ovary ++ + + 巴s tme I n t T e s l i s ++ + Muscl巴 + ++ C +) + ++ ++ + ++ 巴n t a P l a c i J i s i n l i k ep r o t e a s e の細胞内局在を翻ベた結果によると、これらは TGN s u b t ( 凶n sG o l g in e t w o r k ) に局在することが示唆されている印。 f u r i n タンパク質の C 末端には、 TGN t 巴r g 巴t i n gs i g na J の 存 在 が 示 唆 さ れ て い る 。 YKGL と CPSDSEEDEG である 。 これらのシク、ナノレを欠失させると、免疫飢餓学的に検 l l r i nタンパク質の局在が変わることが報告されている 。 出さ れ る f 2 0 また 、f u r i n 遺伝子を ノ ックアウト した 7 ウスは致死になることがわかってお ! W J きをしていることが示唆されている ( p e rs o n a l り、発生の段階でも重要な f 口 VIVO での基質が何であるか、また c o m m u n i c a t i o n) o ただし、上述のように、 i それぞれ の s u b t i l is i n L i k ep r o t e a s e において異なった基質特異性を持っているの かは定かではない。合成ペプチドや HNの GPl60 タンパク質を用いた研究で u b ω i s i nl i k ep r o t e a s eによって、基質を切 l t l f i -る活性に差が見られることが は、s 報告されているが 、111VIVOでどのようになっているかは定かではない。 この論文では 、non-Hodgki目、リ ンパ腫 にま れに起 こっている t ( J1 ;1 4 ) 転座部 位にマップされる遺伝子のクローニング 、およびその解析を行ったので報告す るこ こで報告する 遺伝子は、上記の s u b t i l i s i n l i k ep r o t e a s e ファミリーに属する 遺伝子 LPC ( Lymphoma P r o p r o t ei nC o n v e r t a s e) であり 、 日商乳類で 7 番目の s u b t i l i s i n l i k ep r o t e as 巴ファミリーに属する酵素である。 21 3 ヒト LPC遺伝子のクローニングと解析 3・1 はじめに l l q 2 3転座は、多くの白血病細胞において観察される転j 藍である 。特に、ほぼ すべての細胞において、 TRX泣伝子が転座に関与していることがわかっている。 しかし、リンパ極細胞においては、 l l q2 3転盛が関与する例はあまり知れてい i n' s リンパI J 重細胞の " j J リオタイプ解析の結果から ない。 この章では、 non-Hodgk 得られた t ( 1 1; 1 4 )型の転鹿に関与する遺伝子の同定、およびクローニングを報 告する。 2 2 3-2 材料および方法 3・ 21 ブレークポイントの同 定 non -Hodgk . in' s型リンパ J ! 重細胞のカリオタイプの解析結果から、このリンパ股 患者由来の細胞には、 l ( 1 1; 1 4)(q23 ; q 32)転J~ が起こっていることが判明していた へ14q32 には、イムノグロプ リン H 鎖がコードされており 、イムノグロプリ ンの組換えが転座に関与していることが考えられたため 、H 鎖の各部イ 立を用い てサザンハイブリダイゼーションを行った。 サザンハイブリダイゼーションは、以下のように行った。 0μEを 50un i t sの Ba mH 1 、EcoR1 、HindI I I、 Ps t1 、Bglr ヒト高分子量 DNA1 で消化し、 0. 7%のアガロースゲノレ ( 25V、一晩)で、電気泳動した。 その後 、 . 5μg /μlを含む 1XTBEバッフ ァーに 1 5分間浸して染 エチジウムブロマイド 0 色し、泳gy J を確認するとともに、スケールをあてて写真を綴った。 0. 25N HCl 溶液に 30分間、 0.4NNaOH溶液に 20分間浸した後、中和することなく 0. 4NNaOH 溶液を用いて、アノレカリトランスファーを行った。 トランスファーを 2 時間行 った後 、2XSSC溶液でメンブレンを 3ンスし風乾した。メンブレンは 、Hybond め am ) を用いた。 N+ ( Amer 0 00 Cで 1 0分間加熱して変性させた後、ランダムプライ プローブの標識は、 1 7 ーラベリングキッ ト ( Amer s ham)を用いて行った。標識には 、約 50ngの DNA を用いた。標識後、スパンカラムにより標識主れた DNAプローブを精製した。 0 メンプレンを以下の表に示したハイ ブリダイゼーション溶液中で 65C、 l時 0 間プレハイブリグイゼーションした後、 1 0 0C、5分間加熱後氷冷した DNA プ 5Cで一晩ハイブ リダイゼーションを行った。 ロープを加 えて、 6 0 表3 ハイブリダイゼーション溶液の組成 23 1 0XOe n h a r t 's 4XSSC 1 % SOS I 0 0 μg /mls a l mons permONA ノ、ィブリダイゼーション後、次の条件でメンブレンを洗浄した。 2XSSC/0. l % 8DS 室混、 5分 2X8SC/0. l % 80S 室組、 5分 1XSSC /O . I% SOS 6 5C、1 0分 0 その後、フィノレムカセット内でー70C、一晩露光させた。 0 3-2-2 ブレークポイントのクローニング プレークポイ ン トのクローニングは、以下のように行った。 まず、 t ( 1 1; 1 4) (q23 ;q32) 転座を持つリンパ駿細胞 ( rCRF細胞サービス部によ り樹立)、および末梢血から分離した細胞を用い、以下のようにコスミドライ ブラリーを作製した。 9 1 0 0 n 叫の 細胞を遠心で、試験管に集め、氷冷した PBSで 2回洗 った。その後、 1 0rnMT r is .CI ,p l l8、2 5mMEOTA,p I l8、0 . 5% 消化バッファー ( 1 0 0O1M NaCl、1 0 !mlp r o t e i n as eK)を加え、 50Cで一晩インキュベートした。その後、 80S、0 . 1mg 等量のフェノーノレ :クロロフオノレム イソアミノレアノレコール ( 24: 2 4 : 2)で 3回 000g 抽出した。1 1 2盆の 7. 5M酢酸アンモニウムと 2{ 音量のエタノーノレを:IJPえて 2, で 5分間遠心 した後、上清を捨て 70%エタノールで洗浄した。その後、 J m Jの 1 1 lmg ! mJ) 。 20に溶解さ せた( コスミドラ イブラリー n l のON Aを得るために、ライブラリーの材料となる染 24 色体 DNAの部分消化の条件設定を行った。用いたコスミドは、 l o r is t 4で‘ある 。 1 0μgの DNAをエタノーノレ沈殿させた後、 9 0J . L1 のH ,.Oと10μlの 10X制限酵素 バッファーを加えた。 5 本の微昆;遠心 r;s; に 1 ~5 までの番号をつけ 、 l の微量;遠 心管に 30 μ l 、 2~4 には 20 μ l 、 5 には 10 μ l の DNA 溶液を分注した 。まず 、 l の微 量遠心管に 1 5 u n i ts の制限酵素 Sau3A [ 在加えた。 l の微盆速心管から 1 0μl を2へ 0 μl を3の微量遠心管へ移すことを 5の微量遠心管ま 移し、 2の微量試験管から 1 で繰り返した。表 を参照。 表 4 染色体 DNAの部分消化 微量遠心管の番号 μ g) DNA盆( 2 2 3 4 5 2 2 2 2 r 1 ! i J 限醇素量( I lo i t s ) 1 0 3 .3 1 .1 0. 4 0. 2 濃度( I lnitslμgDNA) 5 1 . 7 0 . 6 0. 2 0 . 1 5分間インキュベートした後、 0. 5% アガロースを j 羽いたゲ、 Jレ電気泳 3 70Cで 1 動を使用して適当な反応条件を決めた。反応条件が決定後、 lm gの DNAを用い 0 m lで行った。反応開始後、 1 3 分で、 3 .31 叫、 て制限酵素処理を行った。反応溶液は 1 1 5分で 3 . 3 m l、 1 7分で 3. 3mlを取り、反応を停止した。フェ ノーノレ/ クロロホノレム で抽出後、エグノーノレ沈殿により回収した。 回収した DNA在用いて、さらにシュークロース勾配によるサイズセレクショ ンを行った。 1O ~40 % のシュークロース勾配を超遠心チューブ内に作製し、これに 65 C で5 0 分間加熱した DNAを重層した。その後、 1 50, OOOgで24時間、20Cで超遠心 した。 0 , ペリスタポンプを使って、チューブの底から 7 5 011 ずつ微量遠心管に分注し 、 各サンプノ レ の中から 4 0 μl ずつを使 って、 0 . 5%アガロースグル電気泳動により、 適当な大きさの DNAを含むものを選択した。 その後、以下の表のようにライゲーション反応を行った。 25 表5 ライゲーション反応 2 3 4 5 ベクター (IOOng lμl ) 挿入 DNA ( 2 0 n g l μ1 ) 2 挿入 DNA ( I0 o g 1μ1 ) 0 . 5 2 挿 入 DNA ( lnglμ1) l OXライゲーションバッファー H10 ig a s e 2 0 0 u n i ts l μ 1T4J 0 . 5 0 . 5 0 . 5 0 . 5 0. 5 0 . 5 0. 5 2 2. 5 2 0 . 5 0 . 5 0 . 5 pH7. 6)1 l0mMスペノレミ 1 0Xライゲーションバッファー:660mMT r i s・HCI ( ジン1 l00mMMgCI !1 5 0mMDTT / 2mg / mlBSA( DNase/RNa s eフリー ) / 5mMATP ライゲーション後、 Gig a p a c kgol d ( S t r a t a g e n巴 )を用いてパッケージングした。 その後、 E . c o l iに l f a n s f e c !した。 245X245mmのプレートに約 1X 1 0 'コロニーをプレーティングし、常法によ り 、 Hybond N+へトランスファーし、アルカリで固定した。 アノレカリ固定は次 のようの行った。 メンブレンを 3 M Mペーパーの上に置き、最低 1 . 0分間乾燥させた。 その後、 、 .5MI laCl 1分間 0.2NNaOWl I 2XSSC 1分間 1.5MT r i s・HCl 2XSSC l分間 処理し、 3M Mペーパー上で乾燥させた。 その後、をプロープとして、以下のようにコロニーハイブリダイゼーション を行った。 rsham ) を用 プローブ、の標識は、ランダムプライマーラベリングキット(ん11巴 いて行った。標識には、約 50ngの DNAを用いた。標識後、スパンカラムによ り標識された DNAプロープを精製した。 26 0 メンブレンを以下の表に示したハイブリグイゼーション溶液中で 42C、 l時 0 0 0C、5分間加熱後氷冷した DNAプ 間プレハイブリダイゼーションした後、 1 ロープを加えて、 42Cで一晩ハイブリダイゼーションを行った。 0 表6 ハイブリダイゼーション溶液の組成 50% Formamide 5XD巴n h a r t' s 5XSSC 0. 1 % SOS /nus alm o ns permONA 1 0 0μg ハイブリ夕、イゼーション後、次の条件でメンブレンを洗浄した。 2XSSC/0.l% SDS 室温、 5分 2XSSC/0. l % SDS 室混、 5分 0. 2XSSC/O. l % SOS 42C、1 5分 0 0 0 . 2XSSC/O . l% SDS 42C、 1 5分 その後、フィルムカセット内でー70C、一晩露光させた。 0 3-2-3 ブレークポイントの解析 得られたコスミドクローンを用い、部分的な制限辞表マップを作製し b r e a k p o i n tを含む DNA断片、および正常な DNA断片をザ プラスミド pBl u 巴s c n p t SK( ー )にサブクローニングした。その後、これらの DNA断片の ONA シーケン スを行った。 DNAシーケンスは、 ABI 37 3Aを使い、ダイターミネーター法により行った。 ダイターミネーター法によるシーケンス反応は、 ONATherma JCy c 1e rMode l480 2 7 ( P e r k i n Elme r )を用いて以下の条件で行った。 表7 シーケンス反応溶液 鋳型 DNA 8 μ 1(0.2~ 0 . 5μg) ターミネータ一反応 mix 8 μl プライマー 4 μl 反応サイクノレ 0 9 6C 5分 lサイクノレ ↓ 9 6C 30秒 0 50C 1 5秒 0 2 Sサイ クノレ nO c 4分 3-2-4 LPCの同定とクロ ーニング COS6クローンから単離した BamHI f Bg Ir断片を、エクソントラッピンクふ m ベクター pSP13八サプクローニングした後、 B u c k l e rの方法によりエクンント ラッピングを行ったぺ以下に、エクソントラッピングの概要を示す。 ラピ γ ト日グロビンの タおよび 3 'スプライシング音1 1 位の問にエクソンが含まれている と恩われる染色体 DNAを姉入し、これを CHO細胞にトランスフコク卜する 。 その後、細胞質 mRNAを調製し、これを f l iし、て cDNAを合成する 。 この cDNA には、 CHO細胞由来の遺伝子が大部分であるので、ラビットの Hグロビン遺伝 子領域にアニーリングするプライマーセットを作製して、 PCR 反応を行う 。 そ の後、 TA-clo日i n gk i t( T nvi t r o g e n ) により、 プラスミドへクローニングを行った。 2 8 S's p l ici ngs i t 巴 W 側 SV4 刊O 0 3's p l i c i ngs it 巴 ωω 何 β州 g 以 ω 仰 l 凶 伽 仙 0 榊 b β-gl o b i n 一 一 一 一 一]polyA ρν ρ u pd o C ︽ し nu t n ρi V n u o 9u 3 0 U lIll111曹 v _ _ _ . . genomicDNA cyt o p l a s m i cRNAi s ol a t i o n cDNAs yn t be si s 圃圃 圃- ・ ・ ・t一 一 一 ー 一 一 ー ・ ・ ・ ・ E 仁三二二コ potential巴xon 図Z エクソントラッピングの概略 得られたクローン e t p l 2を則い、以下のように 、 J u r k a t細胞から作製した cDNA ライブラリーをスクリーニングした。 このライブラリ)は、 J . Dunn巴博士から 供与された。 245X245mm のプレートに約 5コロニーをプレーティングし、常法によ jXJ 0 り 、 HybondN+へトランスファーし、アノレカリで固定した。 アルカリ固定は次 のようの行った。ま た、メンブレンは、 8枚調製した。 0分間乾燥させた。 その後、 メンブレンを 3M Mペーパーの 上に置き、最低 1 29 0 .2NNa OH/l . 5MNaCI 1分間 1 .5MT r is'HC1 / 2XSSC 1分間 2XSSC l分間 処理し、 3MMペーパー上で乾燥させた。 p 12 をプロープとして、以下のようにコロニーハイブリダイゼー その後、巴l ションを行った。 Ame r sh am) を用 プロープの機識は、ランダムプライマーラベリングキシト C いて行った。様識には、約 5 0 n gの DNAを用いた。標識後 、スパンカラムによ り標識された DNAプロ ープを精製した。 0 メンブレンを以下の表に示したハイブリダイゼーション溶液中で 42C、 1時 0 0 0C、5分間加熱後氷冷した DNAプ 間プレハイブリダイゼーションした後、 1 "cで一晩ハイブリダイゼーションを行った。 ロープを加えて、 42 表8 ハイブリダイゼーション溶液の組成 50 ) ' もF ormamide h副 1' 5 5XD巴n SXSSC 0 . 1% SDS / m ls a lmons p e rmDNA 1 0 0 μg ハイプリダイゼーション後 、次の条件でメンブレンを洗浄した。 2XSSC/O . I% SDS 室温、 5分 2XSSC/0. l % SDS 室温、 5分 0 0. 2XSSC/0 . l% SDS 4 2C、 1 5分 0 0 . 2XSSC /0 . l% SDS 42C、 1 5分 0 その後 、フィルムカセ ッ ト内 で ー70C、ー腕露光させた。 3 0 単自f Eされたクローンを用いて、 DNAシークンスを行った。 DNA シーケンスは、 AB1373 を使い、ダイターミネータ一法により行った。 , l巴rModel480 ダイターミネータ一法によるシーケンス反応は、 DNATh巴rmuCyc σ e r k i n E l m e r )を用いて以下の条{牛で行った。 表 9 シーケンス反応溶液 鋳型 DNA 8 μ I(0.2~0.5μg) ターミネータ一反応 mix 8 μl プライマー 4μ1 反応サイクノレ 96C 5分 0 lサイクノレ 0 96C 30秒 50t 1 5秒 2 5サイクル 0 7 2C 4分 得られた c DNA を用いて、常法によりノーザンハイブリダイゼーションを行 p l e en、tbymus、p r o s t a 旬 、 r e si ts 、ova r y、s m a l li n t es t i問 、 った。用いた mRNAは、ヒト s c ol o n、p e r i p h e r alb l o o dl e uko c y t e、マウス h ea r t、b r 剖 n 、s p l e e n、l u n g、l i v 町 、 s k 巴I ta 1 mus c l e、k e dn ey、t e s t i sである。 その後、得られた c DNA をプロープとして、次のように P l ライブラリーを CRF の DNA ライブラリーサービ スクリーニングした。 Pl ライブラリーは、 I ス部から供与されたメンブレンフィノレターを用いた。 プロ」プの標識は、ランダムプライマーラベリングキット (Amersham) を用 いて行った。標識には、約 50ngの DNAを用いた。原誠後、スパンカラムによ り標識された DNAプロープを精製した。 3 1 メンブレンを以下の表に示したハイブリダイゼーション溶液 1ド て ‘ 420C、 1 時 間プレハイブリダイゼーションした後、 I O O O C、5分間加熱後氷冷した DNAプ ロープを加えて、 42 C でー I~~ハイプリダイゼーションを行った。 0 表1 0 ハイプリダイゼーション溶液の組成 50% Formamide SXD e n h a r t' s 5XSSC 0 . 1% SDS 1 0 0μg/mIs a Jmons pemlDNA ノ、イブリダイゼーション後、次の条件でメンブレンを洗浄した。 2XSSC /0 . l% SDS 室協、 5分 2XSSC/0. l% SDS 室温、 5分 0 . 2XSSC/0 . 1% SDS 42C、 I S分 0 0 0 . 2XSSC/O . l% SDS 42C、 I S分 0 その後、フィノレムカセット内でー 70C、一晩露光させた。 得られた PI クローンは、 3 0 ~ SOm Jの LB培地を用いて精義し、アノレカリ SDS f 去により DNAを精製した。 3-2-5 エクソン・イントロン構造の解析 得られたヒト LPCcDNAの塩基配列から、 PCRプライマーを作製し、以下の 条件により PCRを行った。テンプレートは、先にクローニングされた LPC を 含む P lクローンを朋し、た。 3 2 表 1 1 反応溶液組成 鋳型 DNA (ヒト LPCPIクローン) 1 0 . 0 μ l 1 0XPCRバッファ- 5~ μ 1 25 n 宙I Mg C I2 5. 0μ1 2mM心<T Ps( e a c h) プライマー 1( 20m M) 5 . 0μl 2.5μl プライマー 2( 20m M ) 2 . 5μI Q H, 1 9. 0μl 1 .0μl l u /μ1 Ta qDNAポリメラーゼ 反応サイクノレ 0 94C 5分 0 6 0C 2分 lサイク/レ nO c 10分 0 9 4C 1分 0 6 0 C 1分 nO c 30サイクノレ 1分 nO c lO分 lサイクノレ PCR終了後 、 0 . 7および 1 .2% アガロースゲノレ亀気泳i1V J で羽幅産物を解析する 恒産物をアガロースグノレから切り出し、 Gene C l e a nJ Ik . it( Bio1 0) )に ともに、地 1 より精製した。 精製した各 DNA断片は、 TAC l o n i n gk . i t( l nvi l r o g e n) により pCRIJベクターへ クローニングした。 以下に TAC l oI li n gの概略を示す。 3 3 PCR産 物 A A L Tを付加したベヲヲー T T ライゲーション IT I L_ _ _ _ _ JA B IA I TI l l 図3 TAc l o n i n gの概略 クローニングした i 曽幅産物を含むプラスミドは、アノレカリ SDS法により精製 I3univ e r s eおよび r e v e r s 巴プライマーを用いて DNA した。これを鋳型として、 M シーケンスをし、その後、必要に応じてプライマーを合成しシーケンスを行っ た。 DNA シーケンスは、 AB臼7 3 をイ吏い、ダイタ」ミネータ一法により行った。 ダイターミネータ一法によるシーケン λ反応は、 DNAT h e r m a lCy c Je rM o d e l4 8 0 ( P 巴 r 凶l E l m 巴 r )を用いて以下の条例ニで、行った。 表1 2 シーケンス反応溶液 鋳型 DNA 8 μ 1(0.2 ~0.5μg) タ}ミネータ一反応 m i x 8 μl プライマー 4μl 反応サイクノレ 0 9 6C 5分 lサイクノレ 3 4 0 96C 3 0秒 0 5 0 C 1 5秒 2S¥ ) イクノレ nO c 4分 3 S 3-3 給果 ブレークポイントの同定 3-3-1 領域をプロ}ブとして t ( ll ;1 4 ) 転座を持つ患者 ヒト ・イムグロプリン H 鎖 J H の腫務組繊細胞から抽出した DNA と正~1\' X;llI胞 から抽出した DNAIO μE を Eco R 1 、 6a mH1 、HindI l 1 、 Ps tI 、Bglnで消化した後、常法によりサザンプロッティン グし、サザンハイブリダイゼーションを行った。その結果を下図に示す。 EcoR1 samH1 TCC TC C ¥、 9‘4 k b ロ 1 五n . dI I I Ps t1 B g ll I TCCTCCTCC "-RSkbP ¥ 図4 breakpointの同定(サザンハイブリダイゼーション) ここで T は、腿協和│ 胞から抽出した DNA、C は正常細胞から抽出した DNA である 。 盛務品! 日 胞に特異的なバンド(矢 ヒト ・イムノグロプリン H鎖 J Hを用いると、 l 36 印)が得られた。 どの服務細胞においても、正常細胞と同じ大きさのバンドと 腹筋細胞特異的なバンドの 2 つが観察され、かつ‘ングナノレの強さは、正常細胞 で得られたバンドの強さの半分であった。 このことは、正常細胞では、どちら のa l l e l eも同じ大きさのバンドを与え、』重蕩創1 1 胞では一方が正;常と同じバンド、 もう 一方が腫腐細胞特異的なバンドを与えることを示唆していると考えられる。 ( 11 ;1 4 ) 転座の breakpoin t をクローニングするために、ヒト ・イ したがって、 t ムノグロプリン 日鎖の J H領域をプロープとすることにした。 3-3・ 2 ブレークポイントのクローニング スクリーニングの結果、下図に示したクローン COSIO が符られた。 このク ローンを用いて制限酵素地図を作製した。 Cbromos om巴 I I 4 Chromos ome1 DMI DXPI 同出。υ凶 門司ロ昌司 ﹃出。υ叫 ヱロ話回 図5 breakpointの制限酵素地図 3 7 HZE沼田 ω国 HEEd Z巨 時国 Z戸高田 ﹄ ﹄ u凶 同出o Zロ呂 田 z t h何回 H 甲﹃戸口同国 -ZE“岡田 ZE岡田 u凶 ︻記o ﹄ d国 EE ω凶 ﹄出。 戸田戸呂田 -ZE阿国 出。υ凶 出。υ凶 IOkbp また、 i 333プレークポイントの解析Jで得られた結果と合わせて、 COSIO 司 内の染色体 1 1 書領域をプロ」ブとして、再度スクリーヱングを行って、転座 1祷 ( b r e a k p o i n t に隣接した領域)を含む COS6 が起きて いない正常な染色体 1 クローンを得た(上図参照)。以下、この COS6を用いて解析した。 3-3-3 ブレークポイン卜の解析 COSIOと COS6の制限酵素地図から、 b r 巴a k p o i n tを含むと考えられる DNA断 EcoR1断片)をプラスミド p B l u es c ri p tSK( ー )へサブクローニングし 、DNA 片 ( ∞ GGAGAGAAGAGTGAGMGT C l II I 略行白川竹下門C AACMMGGAGGAGGGM 叫G TGCTCGGTAMAACACM 印C A G T A A l i ωT1寸寸G C C C T C C G A C C A G 凡C G C G A 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 AGGGGAAGGGGTGGTG^GCGGG^CC~ì(;GGGCTGAGCAGAGGGG^TG"CAGAGGTCAGGGAGTGG竹寸TGGCCTCCGACC.AGACGαAGGGG,\GAGAAG叫TGAGMGT t( 1 1: 1 . 1 ) 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 A邸∞ MGωGTGGTGAGCGGGGCCCTGGGGCTGAGCAGAGGGGATGCCCTGGCTG.~GGGCG C H1 4 図6 breakpoinlの境基配列 r e a k p o i n l 周辺の庖基配列を決定した。その結果を以 l ' に シーケンスを行い、 b 示す。 、 1 4需の境1 回 目I J である。 t ( 1 1 ; 1 4) CHll、CH14は、それぞれ正常な染色休 日 議 は、クロ ーニングされた EcoR 1断片から明らかにされた breakpo. i n tの邸基配列 である。 3-3・4 L P Cの同定と cDNAのクローニング エクソン トラッピングの結果得られたクローンの DNA シーケンスを決定し 38 た。 シーケンス解析から、ラビット日グロビン遺伝子配列が含まれていないも p l2を得た。 e t p l2の鹿基配5' ) 1を下図に示す。 のを除いて、クローン el T C A G C A G G A l 百G A C C l 百G AGATGTCAGGGCrGAAGACCCTGGAGCATGTGGCAGTGACAGTCTCCATCACTCACCCACCG CGCGGCAGCTTGGAGCTCAAGCTG 判 明' GCCCCACTGGCAT G A T G T C C C T C A T C G G C G C C C C C C G C A G C A r r G G A C r C 図7 etp12の邸基配列 また、このクローンは 、コスミドクローン COS6 とハイプリダイズすること ) を含んでいることが明らかになった(データは示さな u 、 )。 から、 COS6内の配ヂ 1 この e t p l の配列を用いてデータパンクを検索したところ 、s u b t : i l i s i l ls e r i ne 巴との相同性が明らかになった(後述)。 p r o t e as u r ka t和J I 胞から作製した cDNAライブラリ 完全長の cDNAを得るためにヒト J M と3 ' 末端を含むク }をスクリーニングして、完全な CDSを含むクローン pc ローン pcDおよび p c21を得た。 データベース解析から、この遺伝子は、 f u r i n などの s e f l l l ep r o t ea s e ファミリ ーに属する遺伝子であり 、今まで報告されて いない遺伝子であることが明らか になった。そこで、この遺伝子を LymphomaP r op r o t ei n COJlv e r t as 巴 ( LPC遺伝 子)と名 付けた。以 F、この論文では、 LPCを呼ぶことにする 。 他のファミリーとの比較は、マウス LPCの配列と共に考察の1 ' コで述べること にする 。 ヒト LPCcDNAの塩基配列を 以下に示す。ヒ トLPCcDNAをシーケンスは、 染色 体 DNA をシー ケ ンスした時と同傑に、必要に応じて 17 ~24me l のオリコ ヌクレオチドを合成し た 。 ほぽ同時期 に 、 他のグループから LPC ( p r o p r o t 巴 i nc o n v c r l a s e7;PC7) のクロ ーニングが報告さ れた。彼らの報文によると、ヒ トLPCcDNAは、こ こで示し た配列より長いことが明らかになっている 。また、後に述べるマクス LPCcDNA 39 および染色体 DNAのシーケンスから明らかになったエクソン l とエクンン 2 の一部が、この cDNA西 日 : y J I には含まれていない。 4 0 1A G AA T CC A GT C CA C TG C TC T GA T GC C GA A GG G GA G GC A GA A AG T G M e t Pro L y sG l y ArgG l nL ysV a l 4 6C C AC A CT T GG A TG C CCCCC T GG G CC T GCCCA C CT G CC T CT G GC T G P r o1 11 S Leu Asp Ala Pro Leu Gly Leu Pro Thr Cys Leu Trp Leu A A竹 AG C CG G GC T CT T CT T AC T GG T TC C CT G GG T CA T GG G CC T G 9 1 G Glu L e u Ala G l yL e uP h eL e uL e u ValPro Tr pV a l MeLG l yL e u 1 3 6 G C AG G GA C AG G TG G GC C TG A TG G CC A GG G CA C AG G GG G GG C GA G C Ala G l yT h rG l yG l y1 ' 1 "0 A s pG l yG l nG l yT h rG l yG l y Ala Ser 1 8 1 T G GG 口 G T GC A CC T GG A AA G CC T GG A AG G TG A CG G GG A GG A AG A G TrpAla V a lI li sL e uG l uS e rL e uG l uG l yA s pG l yG l uG l u Glu 2 2 6A C TC T TG A GC A GC A GG C GG ATG C CT T GG C GC A GG C AG C AG G GC T G Thr L e uG l u Gln G l n AlaA s p AlaL e u Al aG J n Al aAlaG l yL e u 2 7 1 G T GA A TG CrG G AC G CA T CG G AG A GC T TC A GG G GC A CT A CC T CT T T V a l Asn AlaGly Arg I leG l y G1 uL e u Gl nG ] yI l isTyr L e uP h e 31 6 G T CC A GC CTG C TG G GC A CA G GC C GG C CC T GG A GG T GG A GC C CA T C V a l Gl nP roAlaG l yI li s ArgP r oA l aL e u Glu V a lG l uP r oI l e 361 C G CG A GC A GG T GG A GG C TG T GT T GG C TG G GC A TG A AG C TG T GC G C ATgGln G l nV a lG l u AlaValLe u AlaGl yI l i sG J u AlaV a J Arg 4 1 C l e a v a g es i t e 4 0 6T G GC A CT C AG A GC A GA G GC T GC T AA G GC G GG C CA A GC G CI A G CG T C TrpH isS e rG l uG JnArgL e uL e uArgArgAlaL ysArgI SerV a l 4 51 C A C ' 門 CA A CG A CC C CA A GT A CC C GC A GC A AT G GC A CC T GA A TA A C 1 1 i sP h eA s nA s pP r oL y sTyr P r oGlnG l nT γ 1 )H is L e uA s nA s n 4 9 6C G AC G GA G CC C GG G CA G GG A CA T CA A CG T GA C GG G TG T GT G GG A A ArgA r耳 SerP r oG ] vA rgAsp l l .eAsn Va lThrG l vV a JT r口 G l u 5 41 C G CA ATG T GA C TG G GC G AG G GG T GA C 氾G T GG T GG T AG T GG ATG A C ArgA s nV a l Th rG l v ArgGlyV a l Thr V a ]V a lV a 1V a l広 司 As日 5 8 6G G AG T GG A AC A CA C CA T CC A GG A CA T TG C AC C CA A CT A TA G CC C T Gly V a l Glu Hi sThr I leG l nA s pI leA l aProAsnTyrSerPr o 6 3 1 G A GG G TA G CT A TG A CC T CA A CT C TA A TG A CC CTG A CC C CA T GC C C Glu G l v SerTvrAsp L e uA s nS e rA s nA s pP r oAsp P r oM etPro 6 7 6C A CC C 心G A TG T GG A GA A TG G CA A CC A CC A TG G CA C GC G AT G TG C A Hi s ProAsp V a lG 1 uA s nG l yA s nH is而 司 GlyThrArgCyS Ala 7 2 1 G G AG A GA T CG C GG C TG T GC C CA A CA A CA G CT TCT G TG C CG T GGGC Glv Glu I J e Al aAlaV a lP r oA s nA s nSer P h eC y s AlaV alGJ y 7 6 6G T GG C CT ACG G GA G CC G CA T CG C AG G TA T CC G GG T AC T GG ATG G A V a 1 A1 aTv rG l ySerArg I leA l aG ly r 1 eArgV a lL e u AspG1y 42 8 11 CCT CTCACA GACAGC ATG GAG GCA GTGGCG TTCAACAAG CACTAT P r oL e uT h rA s pS erM e tG l uAlaV a l Ala1 'h eA s nL y s Hi sT V l 856 CAGATCAAT GACATC TACAGCTGC AGC TGG GGA CCA GATGACGAT G l n1 1 eA s nA s pl l eT v rS e rC v sS e rT r pG l v1 'r oA s pA s pA s p 9 0 1 GGGAAG ACA GTGGAT GGCCCCCAT CAG CTT GGA AAG GCTGCC TTA G l vL vsThrV a lA s pG l v1 'r ol Ii sG ll1 L e uG l vL vsA l aAlaL e u 946 CAACAT GGG GTG ATTGCTGGT CGC CAG GGC1 ' 1 'T G GG AGCATCTTT G 1 1 1H isG l vV a ll l eA l aG l vA r gG l nG l v1 'h eG l vS e rI leP h e 9 9 1 GTGGTA GCCAGTGGCAACGGA GGC CAACんCAACGACAACTGCAAC v a l刷 AlaS e rG l v応 可 GlvGlvGlnHisAsnAspAsnCYSAsn 1 0 3 6 TACGAT GGCTACGCCAACTCCATC TACACCGTCACCATA GGA GCT T v rA s pG l vT v rA l aA s nS e γ 1 1eT v rThrV a lT h r1 1 eG l y A1 a 1 0 8 1 GTG GAT GAGGAG GGA CGCATG CCT TTCTATGCAGAA GAA TGTG C C V a lA s pG l uG l uG l yA r gMe t1 'r oP h eTyrAlaG l uG l uC y s Ala 11 26 TCC ATG CTG GCAGTCACCTTCAGT GGT GGG GACAAG ATG CTTCGG S e rM e tL e uA l aV a lT h rP h eS e rG l yG l y As pL ysM e LL e u Arg 1 1 7 1 AGC ATTGTG ACC ACT GACTGG GACC1i CAG AAG GGCACTGGCTGC S e r1 1 eV a lT h rT h rAs pT r pA s pL e uG l nL ysG l yT h rG l yC y s 4 3 1 2 1 6 ACTG A GGGCC A CA C AG G GACCTC AG C TG C AG C GCC TC T GG C AG C T ThrG l uG l yH isT h rG l yT h r広 司 AlaAlaAlaProLeu Ala Ala 1 2 6 1 GGCA T GA T AG C CT T AA T GC T GC A GG T GC G GCCCT G CC T CA C GT G G G l y Me t1 1eAlaL e uMe tL e uG l nY a l ArgP r oC ySL e uT h rT r p 1 3 0 6 C G TG A CGTCC A GC A CA T CA T TGTCT T CA C AGCCA C CC G GTATG A G ArgA S DY a lG l nH js1 1 e1 1 eY a lP h eT h rA l aThrArgTvrG l u 1 3 5 1 GATC G CC G TG C AG A GT G GG T CA C CA A CG A GG C AGGCTTCAGCC A T ASDA r gA r gA l aG l uT r pY a lT h rA s nG l uA 1 aG l vP h e5 e rH is 1 3 9 6 AGCCACC A G CACGGTTTCGGCC T CC T CAACGC CTGGA G GCTCGTG Ser H isG l nH isG l vP h eG l vL e u Le uA s nA . l aT r pA r gL e uY a l 寸AG C ATCCT A C 1 4 41 AATG C AGCCA A GA T CT G GA C AT C TGTCC C TT A C1 位旦斗斗_Al旦 L 工 呈_ U 旦_I~12 _ Ih!:_~ ~r_ Y .~L P r . 9 _ I . Y J : . . . J . _ e . ! 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JuL e uG l uS e rV a lP r oL e uC y sSeγSer 2206 AAG GAT CCA GACGAA GTG GAA ACAGAGAGC AGG GGCCCTCCCACC L y sAspP r oA s pG l uV a lG l uT h l "G l uS e rArgG l yP r oP r oT h r 2251 ACC TCTGAC CTCCTT GCCCCA GACCTG CTG GAG CAA GGG GACTGG ThrS e rAs pL euL e uA l aP r oA s pL e uL euG l uG l nG l yA s pTrp 2296 AGCCTG TCCCAG AACAAGAGCGCCCTG GAC TGCCCT CAT CAG CAC S e rL e uS e rG l nA s nL y sS e rA l aL e uA s pC y sP r ol Ii sG l nH i s 2 3 4 1 CTA GAC GTA CCG CACGGG AAGGAG GAG CAG ATCTGC TGA CCTCAG Le uA s pV a l' Ir ol Ii sG l yL y sG l u Gl uGl nI l eC y s 2386 GGC CTG ACA GTGTGG GAC AGG CTCTTCTTT CCCAAA ATTAGG GAG 2 4 31 CTCTTG ACA GAA AGCAGT TCT GATGCT TACATCTGG AATCTG AGG 46 2476 CATCC 1 'C TG ACTCCA CTCAAA GAG GGTGAG GGCCTTCTTAAGATA 2 5 2 1 CAA ATG GTG GAG GATTGC TGCCAGAGA AGT CTG GTCAGA GCC ACA 2566 GGG TCT GCCTCCAGCCAA ACG GGA GCTTTTGGT GAG AAG GTG 1 l ' G I ' 26日 山 AGGGGA TTG GCG CCC CCCTTTGGTTTG GCC TCCATCC1 C川 2656 1 'CTC 1 'T G GG CCAAGCCAG CTG CCTAGG TCC CCCAAG CATGGG GG^ ml~m~~millm~~~rn~m~~ 2746 GCG CATC T CAAT GGA AACATCACTGGGGTC ACT TGG GAA GAG GAC 'G GG AGG AGCCCCTGG ACA TGCCTG TCCTGA 2791 TTCGGG GTA GAG GC1 2836 AAG CGG C1 'G C CT CCA TTA TCCATTCCC ^AG ATG CCTGAT CAG AAA 2 8 8 1 CCAACCATG AAT GAA CCCCTG GCT CCT TCA CCA CCCCCACGA TTG 2926 GTA TGA TGC TGC CGG CACAGCTGG GATACA CACGGCTCCCCCAGG 2971 CCT GAG CTG CTTCACTAG GGA ATCσG CGGCAG GACTGCAGA GCA ' GG GAG CCA CTG 3016 GAT GGC AGA TGCACA TGTTGG AGG AGA GAG CCT1 ~l~m~m~~~rommm~~~m 3106 GGG AAA 1 'G G CC 1 'T C CCGCCGG AGG CCA GCTATC1 'GCC TG ACA GGC 3 1 5 1 TGT GACTCTT口 CTCAACCT1 'G GC CT1 'C TCCCC TCT 1 ' CTGAG CTA ' 1 ' 1 ' TTTA AT GC1 'T AA GAT 1 ' 1 'G T TTTTC1 'C 1 'T T1 ' 3196 GTTGGT TGA ATT 1 ~l~~~rnmmillmmrn~~mmw 3286 ATA AAA ACCTTCCAA ACA AAAAAAAAA AAAAAAAAA AAA ポリ A鎖付加シグナノレは、下線で示した。 また、 p r op r ot et nconv e r t 3 s eに保存 されている活性に関与しているアミノ般 (4アミノ酸後基)は、四角で図 って 示した。 Cat al yt icdom ai nは下線、 mi dd J edomai nには破線で示した。 また、 LPCが成熟化する際に切断される部位は縦線で示した。 r eakpoi n tを太い縦線で示した。 さらに IJq23転廃で見つかった b 47 次に、 L PC遺伝子内の breakpointを示す。 p hu k - C h r o m o s o m c11 空自国 Ill- ZE何回 ZEm坦 Z E d u国 Zロ呂田 ZE2出 ヱロお由 pcD p c 2 1 pcM c l p l 2 図 8 O . 2 k b p LPC遺伝子と breakpoint この図から明らかなように、 L PC遺伝子内の breakpointI 士 、 c o d i n g領域内で はなく 3 'n o n c o d i n g領域て・あった。他の I I q23が関与している転座では . i o f r a m e PC遺伝子による な融合タンパク質ができている例のみが報告されているが、 L I ymphoma発症は、iJ J l のメカニズムであることが考えられた。 次に、ノーザンハイブリダイゼーションの結果を示す。 図9 ノーザンハイブリダイゼーション(ヒト mRNA) 48 左から s p l ee n、t bymus 、pr O Sl a 旬 、l e Sl 1S ,ovar y、s ma lli n te st i n e、col o n、pe r i p he r a lb . l oo d 、 l e uk ocyt e 図10 ノーサーンハイブリダイゼーション(マウス mRNA) 左から、 h伺抗、b r a i n、s p le en、l u ng、l iv巴r 、s k el ta lmus cl e 、kedn旬 、 l eS l JS ヒト、 7 クスともに調べたすべての組織において発現していることが明らかに なった。 4 9 3・3-5 ヱクソン・イントロン構造の解析 ヒ ト LPC cDNA がクローニングされていたため、:I;l[基配 ~Ij 情報を元にして PCR用プライマ}を作製した。 これを j 明い、すでにクローニングされていたヒ ト LPC染色体 DNAを含む 3つの Plクローンを鋳型として、 PCRにより必要 隠し、 DNAシーケンスを な部分(エクソン ・イントロンを含む領域)のみを増 1 行った。 以下に 、PCRによって噌幅したエクソンの例を示す。 1 2 3 4 5 6 7 図I 1 エクソン j 1 J jJ 或の増幅 ( PCR) レーン 1 :o X174 lHa eJ l l レーン 2 エクソン I 1 レーン 6 エクソン 1 5 50 レーン 3 エクソン 1 2 レーン 7 エクソン 1 6 レーン 4 エクンン 1 3 レーン 5 エクツン 1 4 エクソン/イン トロンのコンセサス百日Jを以下に示す。 エクソン n イントロン n 回 叫T G - エクソン n+l C 1 f - c E Bran c h部位 図1 2 エクソン ・イントロンのコンセンサス配列 下線は、 100%保存されている配列を示す。 以下に、ヒト LPC遺伝子のエクソン ・イントロン構造を示す。 S仕 u c t u r巴 o fhumanLPC 1 1 一寸ー→ { ) ト4 7 89 I k t 1 01 1 12 t + t 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 ι十斗十Eト ニ 山1 • 口 Codi ngr c g i o n Nonc o d i ngr cgi on 図 1 3 ヒト LPC遺伝子のエクソン ・イントロン構造 得られた Pl クローンを上記の PCRを用いた方法で解析したところ、クロー 5 1 ン Nl と N3は、エクソン 2から 1 7までのすべてを含んで いたが、クローン N2 はエクソン 1 3以降のみを含んでいることが明らかになった。 3以降を含んだ 3' 領域のみを持ったクローン 当初 、 これは、N2がエクソン 1 であると考えたが、詳しく制ベるうちにそうではない ことがわかった。 l エク Yン 1 7の 5 ' { j l j ) のプライマーと 3 1 ' t f のプライマーを汗]1,、て PCR を行った ) . 2 k b pのバンドが得ら れたのに対し、 04ではまったくバ ときに、 Al、B3では 1 7 のほぼ真ん中付近とアニーリン ンドが得られなかった。 しか し 、 エクンン 1 グするように設計・されたプライマーと 5' 側 のプラ イマーを用い ると、 どのクロ 、 ) 。 このこ ーンも同じ大きさのバンドを得ることができた(データは示さな u 7の 3 ' 領域が欠失している こ とを示唆する 。 また、 04 とは 、N2は、エクソン 1 のエクソン 1 3 より 5' 側 を調べると、エクソン 1 2以前の エクソンは存在しない が、少なくと 20kbp以上上流まではクローニングされていることが明らかにな った。 r e a k p o i n t の解析から得た LPC 遺伝子下流に存在する L i n e 以上の知見と 、b r e p e a lとを合わせて考えると、以下の図のような少なくとも 2つの LPC遺伝子 3からエクソン 1 7の途中までのみを含む)が存在すること ( 一方はエクソン 1 が明らかになった。 52 I ? 2 3 4 5 S t r u c t u r eo fhumanLPC I kb 6 7 89 1 01 1 1 2 1 31 41 5 1 61 7 H t 十叶置] 一 →ー十 世 Li n er c p e a t は 41 5 1 61 7 A l u I c 凶 i n gr eg i on 日 Non. c o di ngr e gi on 図1 4 ヒト LPC遺伝子の構造 また、データは示さないが、 FISH法による詳細なマッピングによると、これ らの 2つの LPC遺伝子は、 I l q 23内の憎めて近い領域に存夜することが明 らか になっている。 5 3 4 マウス LPC遺伝子のクローニングと解析 4-1 はじめに PC遺伝子について解析した。 この遺伝子は、リンパ腫に関与す 前章で、ヒト L るだけでなく 、タンパク質の成熟化に関与する p r o pr o t e inc o nv e r t as eであること PC から、正常細胞において緩めて重要な役割をになっていると考えられる。 L 遺伝子の機能を角判H ー するうえで、マウス L PC遺伝子をクローニングすることは 有用である 。 この章では、マクス L PC染色体 DNAの構造と cDNAをクローヱ ングしたので報告する。 54 4-2 材料および方法 4-2-1 マウス染色体 DNAのスクリーニング マウス LPC染色体 DNAを得るために使用したプロ}ブは、次のように調製 した。まず、すでにクローニングされていたヒト LPCcDNAの触媒ドメインを コードしている領域の 5' 末端に相械的な合成ヌクレオチドを作製した。 5' -CTTCA A CG A C C C CA AGTACCC-3' 図1 S ヒト LPCプライマー (M27) このプライマーと、ベクターのクローニング部位上流の M13プライマーを使 用して、 PCRを行った。 これにより、ヒト LPC遺伝子の p r e p r o領域のみが地 幅された。 HumanLPCcDNA Ca t al yt icdomain +- 図 1 6 ヒ トLPCcDNAの prepro領域の噌l I i l i PCRは、以下の条件 で、行った。 5 5 表1 3 反応溶液組成 鋳 型 DNA (ヒト LPCc DNA) J O . Oμ1 I OXPCRバ ッ フ ァ - 5~μ 1 2 5 1 1 ホi fM gCI 2 5 . 0 μ1 2m MdNTPs( e ac h ) プライマー 1( 2 0mM) 5.0μl 2 . 5 μl プ ラ イ マ -2( 20mM) 2 . 5 μl 同o l u /μ1TaqDNAポリメラーゼ 1 9 . 0 μl 1 .0 μl 反応サイクノレ 9 40C 5分 0 6 0C 2壬 〉 lサイクノレ nO c 10〉 づ ↓ 0 94C 1分 0 6 0C 1分 nO c 1分 3 0l ; ト イ ク ノ レ ↓ n"c 1 0分 lサイクノレ 反応終了後、 0 . 8%アガロースグ";レ電気泳動を行い、目的の泊 l 焔物 ( p r 巴p r o領 域)を含むアガロース片(約 6 00bp)を切り出した。 このアガロース片に、 Hp を加えてアガロースの濃度が 0 . 4%以下になるように調製した。 このようにして地幅 ・精製された しPC p r e p r o領域をプロープとして、マウス 染色体 DNA に対してサザンハイブリダイゼーションを行い、プロープが他 の セリンプロテアーゼ遺伝子などを認識しないことを確認した。 サザンハイブリダイゼーシヨンは 、以下のように行った。 マウス高分子量 DNA1 0μgを 5 0 u n i lsの BamHT 、EcoR[ 、H i n d i l lで消化し、 56 0. 7%のアガロースゲノレ ( 25V、一腕)で、電気泳動した。 その後、エチジウム . 5μg /μlを含む I XTBEバッファーに J 5分間浸して染色し、泳動 ブロマイド 0 を確認するとともに、スケーノレをあてて写真を徹った。 0 . 25NH C I溶液に 3 0分 .4 N Na OH溶液に 2 0分間浸した後、中和することなく O . 4NNa OH溶液を 間 、 0 用いて、アルカリトランスファーを行った。 トランスファーを 2時間行った後、 2XSSC溶液でメンブレンをリンスし J liR乾した。 メンブレンは、 Hy b o n dN+ ( Ame r s ham)を用いた。 プロープの線識は、上記の増幅産物を含むアガロース片を J O OO Cで 1 0分間加 Ame r s ham)を用い 熱してとかした後、ランダムプライマーラベリングキット ( 0 n gの ONAを用いた。標識後、スパンカラムにより て行った。機識には、約 5 標議された ONAプロープを精製した。 メンブレンを以下の表に示したハイブリダイゼーション溶液中で 6 50C、1時 0 0 0 C、5分間加熱後氷冷した ONAプ 間プレハイブリダイゼーションした後、 1 5Cで一晩ハイブリダイゼーションを行った。 ロープを加えて、 6 0 4 ハイブ Yダイゼーション溶液の組成 表1 l OXO巴n h a r t 's 4XSSC l , } も S OS 1 0 0μg/mJs a Jm ons p e r mONA ハイブリダイゼーション後、次の条件でメンブレンを洗沖した。 2XSSC/0 . 1 % SOS 室温、 5分 2XSSC/0 . l ' 3 も S OS 室温、 5分 1 XSSC/O .I % SOS 6 50 C、1 0分 5 7 その後、フィ/レムカセット内でー700C、-1 政露光させた。 マウス LPC染色体 DNAのスクリーニングは、以下のように行った。 NM539大腸菌を LB培 地'=1"'でー l 児培養し、その I 音溶液 0. 5 0 1 1を 50mlの LB培 地 ( 0.2%マノレトースと 10mMMgSO ,を含む)に殖菌し 3時間、 370 Cで振とう培 養した。この地溶液 3 mlとファージ溶液 ( 2 .5x1 0 5 u;1 29マウス染色体ライブ pf Cで 10分間インキュベートした後、 ラリー λ2001)を混ぜ、室温で 20分間、 370 5 0 0 1 1のトップアガロースを加えてよく混ぜた後、 245X2 4 5 m f f iのプレート上に 0 広げた。これを 37Cで一晩インキュベートしてプラークを得た。 0 l 3メンブレ 1時間 4Cで冷やした後、次のようにハイプリダイゼーション f Ame r s ham) を使用した。 ンを調製した。メンブレンは、 HybondN+ ( まず、プレート上にメンプレンを載せ、 l分開放置した。この時、メンブ をつけた。メンブレンを 3M Mペーパーの上に置き、 レン上の 3個所に針で‘向1 最低 1 0分間乾燥させた。その後、 、 0.2NNa OH/ I. 5M 1 l a CI l分間 1 .5M T r is. HC1 / 2XSSC 1分間 2XSSC l分間 処理し、 3M Mペーパー上で乾燥させた。 LPCpr ep r o領域をプローブとして、 1 297 ウスの染色体 DNAライブラリーを スクリーニングした。プロープの標識は、サザンハイブ リダイゼーションと同 僚に行った。 メンプレンを以下の表に示したノ、ィブリダイゼーション溶液中で 420C、 l時 間プレハイブリダイゼーションした後、 1 0 0 0 C、5分間加熱後氷冷した DNA プ 0 ロープを加えて、 42Cでー腕ハイブリグイゼーションを行った。 5 8 表1 5 ハイブリダイゼーション溶液の組成 5 0% F o r m a n t i d e 5XD巴n ha r t 's 5XSSC 0 . 1% SDS 1 0 0μglm ls almons p e rm DNA ハイブリダイゼーション後、次の条件でメンブレンを洗浄した。 2XSSC/O. J% SDS 室温、 5分 2XSSC/0 . l% SDS 室温、 5分 0 . 2XSSC/0. l % SDS 42C、1 5分 0 0 0 . 2XSSC/0 .門も SDS 42 C、1 5分 0 その後、フィノレムカセシト内でー70C、一晩露光させたロ 4・ 2 2 欠失変異株の作成 司 l e ti onk i t (宝酒造)を用いて次のように作成した。 欠失変異株は、 De まず、欠失変異株取得に使用する P la smjdDNAを CsCI密度勾配法により調 a s m idDNA 1 0gを Kpn1および S a lIで完全に消化した。 プエノ 製した。この pl 0 0μlの e x ol 11 1 cl e a s 巴 ー/レ抽出 ・エタノーノレ沈殿により精製した後、 1 I I Ib u f f e r で溶解した。これを 37Cに温めた後、 e x on uc l e a s e1 日を lμl加え、 q 墜く混ぜて 0 0 7Cに戻した。 4 5秒から l分毎に 1 0μlずつを別のチューブ(あらか すばやく 3 nn l l c le a s eb l l f f l 巴I を 1 0 0μl分注しておく)に移した。すべての溶 じめ MungB巴a 0 5Cで 5分間インキュベー卜して、 e x o nu c l e a s e1 I Iを失活さ 液を移し終えた後、 6 0 7Cに戻した後、 2 μ lの MungBe a nl11 1 c l e a seを加え経く混ぜ せた。チューブを 3 て、 37 C で 45 ~ 60 分間イ ンキュベートした 。 フェノー/レ摘出 ・ エタノーノレ沈 0 59 殿で精製した後、 5 0μlの K le n o wb uf f e rに溶かし、 1 μlの K le n o wf r a gme n tを 加えて、 37t で 1 5分間インキュベー卜した。 この溶液 1 0μ1: を 月J Iのチューブ 0 0μl 、溶液 Bを 1 2 μl 加えて、 1 6Cで 1時 に移し、ライゲーション溶液 Aを 1 0 間インキュベー卜した。 その後、フェノール抽出 ・エタノーノレ沈殿で、精製し、 4 0 μ lの反応溶液 ( I O u n i tsの制限酵素を含む)で 1I 時間消化した。 この溶液を そのまま用いて、定法により大J 易菌を形質転換した。 大腸菌は Xし IB 1 ue 、あ 0個を 5 m lの LB液体培地で 3 7C、 るいは OH5白を用いた。得られたコロニー 5 0 la sm i dDNAを精製した。 一晩援とう培養して 、アノレカリ SOS法により p 4・ 2-3 DNAシーケンス 2 ・2 ・l で得られたファージ ONAを X ho1または Xba1 ( λ マルチクローニン B l ue s c r i plSK( + lヘサブクローニングした。 サプ グサイト)によって断片化し、 p クローニング後、それでも大きな断片については Hi n d [ [ ]で消化し再度サブクロ ーニングを行い、 1 ~4 kbp 程度の断片とした。 さらにターゲットとなる配列を含んでいると考えられる領域、および 3 k 旬 以上の断片に関しては、欠失変異株を作成した後 DNAシーケンスを行った ( 4 2 2 欠失変異株の作成参照) 。 DNAシーケンスは、 ABl 3 7 3 Aを使い、ダイターミネータ一法により行った。 ダイターミネータ-r:去によるシーケンス反応は、ONATh e r ma l Cy c le rMo d e l 48 0 を用いて以下の条件で行った。 ( P e r k i n E l m e r ) 6 0 表1 6 シーケンス反応溶液 鋳型 DNA 8μ1(O.2~ 0 .5μg) ターミネータ一反応 I ni x 8 μl プライマー 4 μl 反応、サイクノレ 9 60C 5分 lサイクル ↓ 0 9 6C 30秒 0 5 0C 1 5秒 2 5サイクノレ nO c 4分 r dと M 1 3r 巴 ,v e r s 巴、それに得ら シーケンスに用いたプライマーは、 Ml3[0仰 a れたシーケンスからさらにその下流をシーケンスするためのプライ 7 ーを調製 した。 4-2-4 ヱクソン・イント ロン構造の解析 エクソン ・イントロンの解析は、次のように行った。ま ず、得られた DNA 自己列が LPC遺伝子を含んで、いること、さらに、他のセリンプロテアーゼ遺伝子 ではないことを確認するために、 B l a s t n プログラムを使朋して DNA データパ ンクを検索した。 検索結果を元に、マウス染色体配夢I J 中のエクソン領域を推定し、その領域を 含む前後 Ikb ほどの配~IJ を、 Gene F inde rの HSPL ( s ea r c bf o rp o t e n t I l us p l i c es i t e s l により解析しエクンンを同定した。その後、スプライシング在日位に保存されて いる配列、およびブランチ部位に保存されている配列を確認、した。 6 1 また、マウス しPCcDNA 配 ~IJ を決定 (4-2-5 参照)した後は、マウス LPCcDNA 配~IJ を元にして PCR プライマーを作製し、館」出 DNA としてスクリーニングし たマクス LPC を含むファージ DNA、およびクローニングできなかった領減に 倒してはマクス染色体 DNAを使用した。 PCRは以下の条件で行った。 表1 7 反応溶液総成 鋳 型 DNA 1 0 . 0μi 1 0XPCRバッファー 5.0μ1 l , 25m MMgC 5. 0 μ│ ルr dNTPs( e a ch) 2m 5 . 0 μl プライマー 1( 20mM) 2 . 5 μI プライマー 2( 20mM ) 孔P 2 . 5 μl I~Oμ1 i u /μ1TaqDNA ポリメラーゼ 1 .0 μl 反応サイクノレ 0 9 4C 5分 C 9 4C 30手 少 0 6 0C 30秒 n" c 30サイクノレ I ~ IO 分 反応終了後、 1 .4% アガロースゲ‘ル電気泳動にて地隠された領域にイントロン が含まれているかどうかを機認した。 隠した PCR産物は、 G e n e c l e a nn( BI0101) を矧いて精製した後、 TA また、治 l をf f lいてプラスミド へクローニングし、 DNAシーケンス C l on i ng k i t( l n v i t r og e n) を行った。 TA-c Ion i ngの概略を以下の図に示す。 PCR産 物 八 A 仁 Tを付加したベヴヲ T T ライゲーシヨン L_ _ _ _ _ _ _.JT L_ _ _ _ _ _ _ ~ AI A T[ 1 l 図1 7 TA-c 1o n i n gの概略 Taqpo 1 ymeraseを用いて PCR反応を行うと、増幅産物の 3' 末端にアデニン( A) が l塩基だけ付加される 。 この A と キ 目 指I I 的な T を付加したベクターを用いてプ ラスミドベクターへのクロ」ニングを行うと、プラントエンド ・ライゲーショ ンよりクローニング効率が上がることが知られている 。 PCRによるエクソン ・イントロン構造決定法の概略を以下に示す。 1 4 1 3 • ブライマー l ブライマ -3 ブライマ -2 PCR産物A PCR産物日 図1 8 PCRによるエクソン ・イントロン構造の決定 3、イン トロン 1 3、そし プライマー !と 3による増幅産物 B は、エクソン [ 4 と含んでいると考えられる 。一方、プライマー l と 2 による噌 てエクソン [ 6 3 幅産物 A は、エクソン 1 3のみを含んでいる 。 したがって、増幅産物 B の長さ から増幅産物 A の長さを引くと、イン トロン 1 3 (エクソン 1 4の一部も含む) を求めることができる 。 4-2-5 マウス cDNAのスクリーニング マウス LPCcDNAは RACE法により取得した。 RACE法に用いた mRNAは、マウスリンパ腫細胞 EL4 ( 約 l ぴ細胞)より、 M i c r oFa st T r a ck( l n v i t r o g en) を用いて調製した。 また、すでにエクソン ・イントロン構造の解析により明らかになったエクソ ンの配列から 、 RACE法に用いる次の 2つのオリゴヌクレオチドを合成した。 MA5 5' -CCGGGTGCTGGATGGACC ACT 寸' ACTGACA3 ' MA3 5 ' -GCACC TGCAGCATGAGGGCTATC ATTCCA 3 ' 図1 9 RACE用プライマー 鋳型となる cDNAは以下のように調製した。 lμlの 1μg lμ1mRNA と lμlの 1 0μM の c DNA 合成プライ , )o N_ , N 3 ')、3μlの ITCTAGAATTCAGCGGCCGC(T 7 ー ( 5' - Hpを加 えて 70Cで 2分 0 0 間イ ンキュベー卜した。 その後 、以下の試薬を加えて 42Cで l時間 30分イン キュベー トした。 表1 8 F i r s ts l l ' a n ds y n t h e s i sr e a c t i o n r i me r ) 5 μ I mRNA溶液(含 p 2 μ I 5Xf i r s ts t r a n db u 針引 lμI 10mM心HPmix l μI 1 0 01 li t s / μ I MMLVr e v e r s et r a n s c r i p t a s 巴 F i r s ls t r a n dbl 1f f e r: 250mMT r i s( pH 8 . 0) / 30mMMgCI , J375mMKCI 0 その後、直ちに以下の試薬を加えて、 1 6Cで 1時間 30分間インキ ュベー卜 した。 表1 9 Seconds trands y n t h e s i sr e a c t i o n 1 0μI F i r s ts t a r a n dr e a c t i o n 4 8. 4μ1 H p e c o n ds l r a n db u f f e r 1 6 μ 1 5XS 1 .6 μ I 10mMdNTPmix 4μI Seconds i r a n denzymes 5X Second s l r a nd bu仔町 ・ 500m M KCI / 50mM (NH' ) 2 S0 /Mg C I: ! 0. 75mMsNAD l Tr i s( p H 7 . 5 ) / 0. 25mg/mlBSA scondslrandenzymes 巴 6 u n i t s / μ IE .c ol iDNA p o l y m e r a s eI Jl .2 1l 1i ts / μ IE .c oi l DNAl i g a s e / 0. 2 5 u n i t s / μ IE .c ol jRna s eH 0 Cで 45分間インキ らに 2μlの 1 0 u n i ts /μIT4DNAp ol ymeras eを加えて、 1 6 ュベー卜した。 その後、 4μlの 0.2MEDTN2mg/mlgl y c o g enを加えて反応を停 止させた。 1 0 0μlのブェノーノ レ /クロロホルム/ イ ンアミルアルコーノレ( 25 : 2 4 :1 )で l度、ク ロロホルム/イ ソアミノレアルコー/レ( 2 4 :. 1 )で l度、抽出した後、 40μIの , COON l む と 320μlの 99%エタノーノレを加えて室温で 20分間遠心した。 4MCH 上清を捨てた後、 8 0%エタノーノレでリンスし乾燥させてから 1 0μlの H pに溶 解させた。 6 5 cDNA末端に結合させるアダプターは、以下の配列のものを用意した。 z エ且主旦辺阜工 一主位よ一一一 5'-CTAATACGACTCACTATAGGGCTCGAGCGGCCGCCCGGGCAGGT-3' cDNAa d a p t o r 3 'CCCGTCCA-5' APlprimer 5'-CCTAATACGACTCACTATAGGGC-3" 図20 cDNAアダプターと APlアダプター 合成した の cDNAに以下の試薬を加えて、 1 60Cで一晩インキュベー卜した。 表 20 cDNAアダプターの連結 5μ1 d sc DNA 2μ1 10μMcDNAア ダ プ タ 2μ1 5XDNAl ig a t i o nb u f f e r lμ1 l u n i t /μJT4DNAl i g a s e 0 反応後、 70Cで 5分間インキュベートし l ig a s eを失活させた。アダプターを scDNAを用いて、以下のように 3 ' および S' RACE反応を行った。 連結させた d 66 表21 5' および 3' RACE反応 5' RACE反応 3' RACE反応 1 0XPCRb u f f eI 5 μl 5μl H, O 3 6 μl 36μI 10mMdNTP lμl lμl K l e nTaqp o l y r n e r as 巴 1μl lμl d scDNA ( 1 / 5 0希釈) 5μl 5μl APlp r i m e r lμI lμl MA3 lμl lμl MA5 RACE-PCR反応は、 p e r k i n E l m e r社の DNATherma lC y c l e r480を用い、以下 の条件で、行った。 9 4C 0 1分 0 9 4 C 30秒 0 1 0分 6 8C 30サイクノレ 反応、 終了後、アガロースゲノレ電気泳動で維認し、目的のバンドを切り出し、 l e a nr( BI OlO I)を用いて精製した。その後、 TA C l o n i n gk . il ( [ n v i t r og e n ) Gen巴c を用いてプラスミドヘクローニングした。 クローニングした 5 'および 3' RACE 産物は、 ABI 373 を用いダイターミネータ一法により DNAシーケンスを行っ た 。 得られた配列をもとに、 c DNAの 5 'および 3 'にプライマー ( MA5-2と MA33) を合成(下図)した。 6 7 MA5-2 GCGGCGGCAGCAGCAGCAGCGACAGTAGCA ' I TCCGGTAAAGGGACTCGTGCC MA 33 GGAGACCγrAC 図2 1 "7ワス LPCcDNA増 幅 J 日プライマー すでに合成した の cDNAを鋳型に して、以 下の条件により PCRを行った。 表 22 反 応 溶 液 組 成 鋳型 DNA ( c 1scDNA) 1 0 . 0μl 1 0XPCRバ シ フ ァ - 5~ μ 1 25m MMgCI2 5 . 0μ1 1 N TPs( e a c h ) 2mMc 5 . 0μi プライ マ ー 1( 2 0日市1 ) 2 . 5μl プライマー 2( 2 0I l 1M) 2 . 5μl H20 1 9 . 0μl lu/μ1TaqDNAポ リメラーゼ 1 .0μl 反 応 サイ クノレ 0 94C 5分 0 6 0C 2分 nO c lサ イ クノレ 1 0分 ↓ 0 9 4C 1分 0 60C 1分 30】 チイ クノ レ nO c 4分 ↓ nt 1 0分 lサイ ク ノレ 68 このようにして得られた、ほぽ完全長の 7 ウス cDNA は 、 5 'および 3 'RACE 産物同様に 、 GenecJ e an 1 1( BIOI O I) 、TACl o n i ng k i t ( I nv Il J . oge n) を利用し てプラスミドへとクローニングしたo 得られた 7 ウス cDNAクローンは、 373A DNA シーケンサー (A BI ) 、およ びダイターミネーター ・サイクノレシークエンスキ ッ ト ( ABI ) を用いて DNA シ ーケンスを行った。 シーケンスに m~ 、たプライマーは、 MI 3 f orwar d と MI 3 r e v e r s e、それに得られたシーケンスからさらにその下流をシーケンスするため のプライマーを調製した。 シーケンス反応は、 同様に行った。 6 9 r 4 -23 DNA シーケンス 」 と 4-3 結果 4-3-1 マウス染色体 DNAのスクリーニング ヒト LPCcDNAの p r o領域を プロープにして 、サザンハイブリダイゼーショ ンを行った結果を示す。染色体 DNAは、マウス DNAI Oμgを EcoR1 、Hind1 口、 ヒト DN AIOμgを EcoRr で消化 したものを用いた。 マウス ヒト E J c o R1 HindT I I EcoR1 守 一 一 一 一 一 一 20kbp 図22 pro領域をプロープに用いたサザンハイブリダイゼーション マウス LPC染色体 DNAを ク ロ }エングするた めに用いたライブラリーは、 7 0 I C R Fが提供する DNAライブラリーサービスから供与された λ20 0 1ベクターを 使ったマウス染色体ライブラリーである。この染色体ライブラリーは、マウス 1 2 9から調製した染色体 DNAを元に作られたものである 。 λ2 0 0 1 のクローニ r ング部位は B a mH1であり、事 入 DNAは S a u 3 A1による部分消化によって剥製 された。 以下に λ2 0 0 1のマップを示す。 -, PR, .__. T λ+ , q l PRM ・ 一 一 一 一 」 T 'A tcont刷 叫 ー - 一一一一一-rR r J 1 f 1 E M n ~ |君 I~ S!t.吉宮署るきさ官 E重量:;:;~~若:g~ ¥ ¥ ¥ / I O'((5川川件グ九 , ロ 園 田 i IlEa31旧 日 I l In t l l t r l llllllll l l山 判 石臼 E 1 5 E E lll内HU = h ' 同盟 伺 呈1 ・ 也 E 一 A - WYA E F3ZWM砧 . 1 1 吟 E 同 H 1 : : 189 . T " 1 1 H腿 m t l l J l I I I [ I l ] 獲 「 片令" μ (州 " ト一一 ~\, , / 一片告白司令~ PL λ2001 - PT岡 野 c o PRE ・~ -ーーーー』 t ' "P RM 叫 一ト 一一一一一. 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一 一計 口 引合 I回目 2次スクリーニング 最終スクリーニング 6 2 2 1 2 3 3 6 得られた 3 クローン ( C6、C8、C1 0) を λファージのマルチクローニング者fI と Xho1で消化して、得られた DNA断片を pB1uescriptSK ( ー ) ヘ 位である Xba r サブクローニングした。このようにして得られた DNA 断片を元に、制限酵素 地図を作製した。 とのサブクローンは、 DNAシーケンスにも用いられた。以下 に得られた 3クローンの制限酵素地図と cont L gマ ップを示す。 - 1kb H i n d l l l H i n d l l l H i n d l l l H i n d l l lH i n d l l lXbal 亡二二コ Xbal C10 H i n d l l l C8E E H i n d l l l 目 Xbal Xbal Xbal H i n d l l l Hi n d l l l 目 目 Xhol Xbal Xbal ' Xbal C6 H i n d l l l H i n d l l l H i n d l l l H i n d l l l 仁 コ H y b r i dほ e d w i t h humanp r or e g i o n DNA 図24 マウス LPC染色体の制限酵素地図 ( 5' 領域) 上記 2回のスクリーニ ングに用いたプロープがヒ トLPCc DN Aの 5 '末端か ら 500bpの領域であったため、得られた 3 クローンがどれも 3' 領域のみを含むク ローンであった。そのため、マウス LPCcDNAが得られた後に、 BamH1から 73 下 流 (18683390bp) の断片をプロープとして、再度 8プレート ( 4プレート × 2回)をスク Yーングした。結果を以下の表に示す。 3 '末端) 表24 "ウス染色体 DNAのスクリーニング ( 1I 火スクリーニング l回目 2次スクリーニング 最終スクリーニング 8 2回目 1 2 3 〉、 コ 1 3 20 4 4 ぷ 1 苦 ロ マウス LPC染色体の 3 ' 領域をスクリーニングした後、サブクローニング、お よび制限酵素地図の作成は行わず、 r 333 DNA シーケンス Jに示す方法に より 、直接必要な部分の PCR によるクローニングおよびシー ケンスを行った ( 3 3 3 DNA シーケンス参照) 。サブクローニングしなかったのは、既にマ クス LPCcDNAがクローニングされていたためである 。 7 4 4-3-2 欠失変異株の作成 Subcbn E d .F: r a g mffi也 Xbal Xbal ー ー ー ー ー ー : D e l e t i o nmutantswerepreparedusingthesefragments. 図2 5 サブクローニングした 7 ウス LPC5' 領域の DNA断片 太線で示した断片は、シークンスのために欠失変異株を取得したことを示す。 以下に、作製した欠失変異株の 1W t lを示す。得られた欠失変異株をユニーク な制限醇素で消化した後、アガロースゲノ レ電気泳動したものである 。 7 5 図2 6 シーケンスのための欠失変異株 . 9 k b p (挿入 DNA の大きさが ここで示した欠失変異株は、全体の大きさが 5 2 . 9 k b p、ベクターの大きささは 3 . 0 k b p )のクローンである。 ほぽ全長にわたっ て、欠失変異した株が得られたことがわかる 。 上記のクローンを用いて 2 . 9 k b pの挿入 DNAをシーケンスし、 c on t Jg"7ツプ を作製した。その結果を下図に示す。 欠失変異株は 2 . 9 k b pの挿入 DNA全体にわたって作成できたが、c o n u gマッ プからわかるように 、2 . 9 k b pの中心付近ですべてのクローンのシーケンス反応 が止まってしまい、それ以上シーケンスすることができなかった。 この領域は、 樋めて G+C含量が高く、 Ta qDNAp o l y m e r a s eを用 いてはシーケンスできない と考えられる。しかし、 V巴 n tDNAp o l y m巴r as 巴を用い、かっアニーリング温度 を上げても、この領域の シーケンスを得ることはできなかった。 この領域は、 LPCのプロモーター配列を含む領域であり、 CpGi s l a n dである と考えられる。 76 D e l e t i o nM u t a n t s 4 0 0 ε 印 . . 。 冊 1 HU J u n e r 巴 2 0 0 2 .9kbpf r agmen t 1 2. . - 咽 E ー ー ー マ ー 一 一 ー ィ ト マ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー " " " トー今一一ー一千ーー争 。 争 + 一 一 ー 一 ー ー → ー ー ー ー ー ー キ 事 惨 : ‘ ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 詞 ト _ . _ _ _ _ _ " ・ ・ : ・ ←-_ . _-:惨 ←一一一一一一予 トーー?一一一一づ惨 . ト ー テ ー ー ー ー ー . , . . . ・ , ← ー ー 一 一 一 一 一 ← → , , ー ー 字 国4 ・ ・ 白 1 ー "ー←~・ 2 00 4 00 6 0 0 . 0 0 。 冊 1 tzf 一戸 ー ←. . . 4 4 α J 5 0 0 b pg a p τ 王子p ~ ‘← . -一+一---< ‘・・--ーー一一一~ -ー < . ‘ ー ー + 一 一 一 <: + 一 一 一 ー 一 一一一一一~ . . . ← ー ー ー ー ー ー → ー ー ー ー ー ー. . . が ー 一 一 一 ー 』 一 一 一 一 弓. . . 図 27 欠失変異株によるシーケンスと c o n t i g これらの cont Igマップを作製するためには、 DNASTAR[ ncの Se qma nプログ ラムを用いた。 4-3-3 DNAシーケンス r 42 -1 マウス染色体 DNAのスクリーニングJおよび r 4 -2 -5 マクス cDNA のスクリーニング Jで得られたマウス LPC染色体 DNAとマウス LPCcDNAク ローンは、すべて ABT社 373ADNAシーケンサー、およびダイタ」ミネーター 法により DNAシーケンスを行った。 くマクス LPC染色体 DNAシーケンス〉 77 マウス LPC 染色体 DNA の 5 '領域(エクソン l ~ エクソン 12) は、ほぽ全長に 渡って DNAシーケンスを行った。 3 ' 領域については後述する。 シーケンスのためにサブクローニングした DNA断片を以下の図に示す。 Subcbn e : : 1F: r a g mffi也 X b a J EcoRJ ー 圃 園 田 園 ー : D e J e t i o nmutantswerep r e p a r e du s i n gt h e s efragments. 図28 サプクローニングしたマウス LPC5' 領域の DNA断片 これらのクロ ー ンをシーケンするとともに、必要に応じて 17 ~24mel のオリ コヌクレオチドを合成し 、プロモーター領域を含む、マウス LPC染色体 DNA の ア領域のシーケンスを決定した。 シーケンスの途中、 2 カ所シーケンスできなかった領域があるが、それは図 nnnnで表示した。1322、11493bpの 2カ所である 。特に、最初jの J 322bp 中では 口 からの領域は、 GC 含担;が 8 0 ~90 % と非;常に高く、欠失変異株や Vent DNA polyme r a s e のような耐熱性がより高い酔素を使用することによって反応淑度を あげてもシーケンスを決定することができなかった。 この領域は、LPC遺伝子 78 のプロモーター領域であり、 GpCi s l a n dと考えられる(後述)。 また、エクソンを同定することが閥的であったため 、エクソンとその近傍以 外の領域には不確定の廠基が残っている 。 そのシーケンスを以下に示す。 7 9 マクス LPC 染色体 DNA 配列(エクジン J~ エクソン 1 2 ) CTTTARACTCACTAGGCGGCGAATTGGGTACCGGGCCCCCCCTCGAGGTCGACGGTATCG 60 ATAAGCTTTCCTCTGCATAATGCCCACTGTGTCAGTTCCTCCAAACACCTAAGAAAGAGT 1 2 0 ATTCTGAAGGAGGGCAATAAAAGAGCCACTTCCGGCCATAAGTCCCAGTCAACACTGCCC 180 門C TGGACAGAAATGCA TCAGGCGCTGTCATACACATAAACATAAGGCAGACTACTTTTG' 240 GTCATTCCAAACAGACGATAATCTGATAAGAATTTTCTGAATGGTCCACATACCTACCTC 300 CATTTATTAAAGTTGACCTTTTTGGCCAAGATTCAATAATATGTTTAAATCCCTTTTGGC 360 門T AAGTGATAGGGTTTATGTGAGGTGTTTCCA TGTTGCAGTCAAAGCATTCTCTATTA A ' 420 門T TAGCCTGACAGTATTCCTTTC AGAACAAGTCACCCCGGACCATCTCTDTGGGGTGTC 480 CTACAGATGGGAATGTCTGGTATCTGCCAACGCCCCACTAACAAGTTACCATTGAGTCAC 540 口 CAA AGGCTACTACTCAGTTACTCCAGGGAGAAAAGGGAGATGTTGAAAAACATGGTAA 600 GTAAGGGAACCCAAGAAGACGGTTTTTTACATTTTTATTTTTAAGAGCATCTTTTTTGCT 660 GCAAAATAAAC TCGGCCTTCTATGGTAACAAGAAAAACTAGGTGGTAAAAGTAGGATTAG 720 γrCCCATTCCTGCTTTTATTTTGACAGCATCCCATGAATAGAATATCTCTGAACCCAGAA 780 GAATGCACAAGAGCAGATACGAGTCAGGC TGAATCAATAGTCACAGCTCAGTGCCTCAGT 840 TTCCTCTCATAAGAAAAAGCTCCTAGGTGAAAATGGGCCCTGAAACGCCATTATTGCATC 900 TCSGATGCAATCAGTCTGCCTACAATAGGGTCGAGATCATTGCCTCCAACAGGGAACAAG 960 GTCTGGGTCACCGATGCCCAGT AAACGAAAACCTTAGGGCAAGGGTCATACGTGAAACTC 1 020 CGCAGCTAGAGCCCCAAACGAGAGGGATGGGGGGTGGGGTCGCACATCTGGCTCAAGAGC 1080 CCAGTGTGCCCAAGGGAATCCCGCAAGGCAGTGATGGTCACCAGTCAGGCGGCGACGCAG 1140 AAGGGGACAATGGGGGGAAGCTGCGCCGGGTGGTCACCGCCACTCTTCACAGGGAGCTGC 1 200 CGCTACGCTGGCCCTTGGCACTGGCCAGCGCCACCTCCACCCCTTCCCCTCCGTCCTCAC 1260 CGGCCGCCAGCTCCCGTCCCACTCCCAGGCCGGGCTCCCGCCCTGTCCCCGCCGCCCCCT 1320 附N NN l 可NNCGACCGCCACCGACGGCGCCCTCTGGCGGCAGGXGCGGACAGCGACCGR 1380 CNN ACAAMGGAGCCGRTTGAGGGGACCAGCCCTKAGACCCAAGCGRAGCCCGASSAATWCGCG 1 440 T ' 門T CTGAGGAGTTTATGGGGAAGA 1 500 GGCCAGAGAGACGGCGGCCGGATGGAGGCGAGACC 80 GTCAAGGWTATGGCAKTCCGACGGAGAAGAGC むGCGAGGGGTGTTTAGAGTTCGGAACCG 1 5 6 0 GGATGGTCCTTACAGAGGACGCCATGAAGGACGAGGGCCCTGTAGCGGAGGGGGTCCTGT 1620 GGCGGAGGACACGAGGATTTGAGGCGCCGGAACTCCCACAGCCCTCACGGGCCTGTGACA 1 6 8 0 氾G CCCGCTGGTCAAGAGGCCGC 1740 GAAGCCGTCGGCGGGCGTCGGCGGAGCGCCCGGAGCTC AGGCCCAGCCGCTGATTGGC 叩C GGCGCCGGGCGGAAGTGATGTCGCTGTCAGTGGCGCC 1800 TCCGGCTCCGGGGAAGCCGAGAGTTTCCGTAGGGTGGGGGClt : r 口 口r口 口r A口rAにr M : r AI 1860 Exon1 叫 RF にA rA . r TA. r rAArA. rAr . r .rT. r T . r r 町T GAGTCGGGAAGAAATGTAGTGGAGGCTGGACCT 1920 CGGATATACGGGGGACCATGGACCGGGGCTGGTCGGCGTCTGCGGAGGAGGTCC げC GCT 1980 GAGGGCACCTTGGGTCCTGGCGTGGGCGACCCCAGAGGGACCGGGTCTCCGGGTCGTAGG 2040 TTCCGGACAGCATCGGTCCTAAGGAGAGAGAGAGGCACATTGCACGGAGCAGCTGAGTCC 2100 GCGTGGGAGTGGGGGCATCAGGAAATTCACTCTGTACAGACCCTGGTTCCTGTGAGTGGG 2160 GAGACGGGGCTTGAAGGACGGTGGTTTAAGAGCAGAATCTTGAGCAGGAAAGGTGCCCGT 2220 r TAAGATTTCTTGCTCA 2280 CTACCTTAGTTGAGGGTGATGGGAGTCTATTTTCAGAAAGTGC GAGGTCTGAGAATAAGTGCTGCTGTGCCCCTGGACCACAGGGAGAAAAAAACAAACAAAC 2340 AAACAAAACAAAACAAAAACAAAACTCGGTTTCTCTTCCAGAAATBTCTGTTGGAACCTA 2400 CAGAGATTGTAGGAGCCTGCCTGAGTGGATGGCTGCTATCAAACCAGACTTTGGATTTAC 2460 寸G GGCCAAATTGAAGCAGCCCCAGGG 2520 TTATATGCAGACTAGGGAAGACACCTGGGTATCT GCAGGAAGAATGTAATAGGAAATATGCCATGGAAC 打A AGGACA丁目 TGGCCCACACCTA 2580 TAATAACAGCAGTAAAGGGGTGGAAGCAAGAGTTCTCAGCCAACCTTTATTATATAAAGA 2640 l I ATGTTGGTGGCACACACCTTTGTTATCCCAGCACTCTGGAAGC 2700 AAGCTTGπTAAGCCG GGAAGCAGGCTGGCTCTCTTGAGTTCCAGGCCAGCCTGGTATACAGAGGAAGGGGAGGTC 2760 CAAGGAGTCTTTGGTAAAACAGTCTTTCCAGAATGTTTTAAGTCGGTACCATCCAAGTGT 2820 寸G GTAGACAGTAGTGAGTTγrAAATG 2880 ATGTCTGGACACCAAGACTGCTGCAGTGTGGGCl AGCTCAAGACCCCACATGTGCCTTGTTCCTGCCCCCACAGTTGCTCGAAAGTTCTAATTT 291 '0 GGTGGGGTTTTTTTCCCCTTTGAGTGGTTGAAGACAGGGCTGGAGCCTGTGCCCTCACTG 3000 AAAATCCAACTTGGTGAGACGGGGCCAGCTCCTTAGTCCTTCTTGCCAGTCATTTCCTCT3060 CTCCCAGTTACCCACATGCACTTATACTACATTTTATTTCCATTATCTGGCTTTCTCCCT 3120 81 G f l : 竹 G TCCCATCTGGACTTCAAGGTGCTGGATTTCCTGGTAATGGGAGGTGCTAACAGTT 3180 AGGTCTTGCTAAGCCCTTAAAGAAGCAAATGAAAATAACATGATAGGTTAAGAAGTGGGG 3240 TATCTGGGTTCTGTATTGGTGTGGXCTTAγr GTGATGAATGTCTCCTAGTCTGTGGCCTG 3300 TTTTAGATCCCTGGAAATGACA打 TAACACTGGTCACTGGTCAGGCCTGGCCTTCACTTT 3360 AGTTTCTGCTTTGCTGGCTTTAGTGGGACACCTTTTTGTTGTTGTTTCTGTACTTGGGGT 3420 3480 E x o n2 3540 叩 CTC 附 川G AGATAG附 I GTAGGAAT CCACTGGGAAAAAGACTT 3600 ATGTTGTCTGTAAATAAGARGGAGATAGAGCTGGGTGTTGATGGCTCATGCCTGTAATCC 3660 CAGGTAGACACAGGTGGATCTCAGTGAATTTGAGGCCAGCCTGATGGTCTACATAGTGAG 3720 TTCCAGGACAGCCAGAGAGAGCTACATAGTGAGATCATGTTTTTAAAAAAGAAGGAGGAA 3780 GAGAAGGAGGAGGAGGAGGAGGGGTCCTGATGTTGTCAGTCATGGGAσrGATATGTACTT 3840 GGAGTAACTGAATGAGCAGCCCAAAGCAAGCACCTGGATGATGCCAGGCTATTGGGGGCA 3900 CCAAGGGATGGGCCATTGTGCTGTAGGAGTCATCCACTGGGGTTAGCCCTGGCTCATACT 3960 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TGTAGCATGTACCTTTGGCTGAACTATACCCCTGTGTGCCCCAGTTGTAAAATGGAGGTT 4920 GTAGCAGTGCATATTTGATGGAGTTACTGTTAAAACAAGTAAGTGTGTATGTGAAGCATT 4980 TAGAAAAGTGTCTTACTCATGGGGGAACCCTGTYGTGTATTGGCTGATTGCAAACTTTAC 5040 TGCATAATAATTACCAATTAGCCCTAGCTACCACTTTGTGCTTGAGTTGCCTACAAGTGA 5100 GACCAAGAATCGATCGGAGGGACAGGACTCTCATGTGCCCATCTGGACTCTGTTCCCCAC 5160 TAACCTGTTGGTCTGTAGCCTCTGTTTGGCTCTTTAATAAAAGGCAAGGAAAGGGGTAGC 5220 x o n4 5280E 5340 5400 」一一一一一」 ACCCAACTACGTGAGTGGCCTGAAGTGAGCCCTGCTGCCACCCTGCTCCTTCCCTTTTGT 5460 TCCCTTTCCTAGAAGGCACTGAGCCA^^GCAGACAGCCTGGGAGGGGATAGTGTTCTGCC 5520 TCCTTTCTCAGTCAGCTTTCCAGACTTGC 芯G TTAAGGCCCGGAAGTTGACTTTGGTCTAT 5580 AGCATTAATTCCTGCATCCTGTTGTTGCTGCTTTCCTGGGAGGGGAGCAGGGAATGGCCC 5640 TA 5700 TATAGGCAACTACTTTCTCTTTAGAGGTTCTGAAAACCTCTGGCTAAGGTGTGATCγr GAAAGTCTGAAATCTTTTACCCTGGGCTCGCCCCAAGCAGCAGGCATAGTACTATACC 冶G 5 760 CCAAGAGAAAAGCTTGATTMAAACAAACAAAACMAACAACCCTGCCCTCTCAGCTTCC 5820 五GTGTCCTTGGCTCTTACCTTATAACCTTGGTTTGCTCGAGGCAGTGGGTGTGCTA 5880 CTCC 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AGCCAGCCAGGCTTGGAACTCATAATATTGTTCAAAGTGGCTTTGAATTTATTAGCCATC 11280 TTCCTGCCTTGGCCTCCATGAGTTGAGATTACAGGTGGGATATACCATACCTAATAAAAC 11340 AGCTGTTTTTTTCACCTCATTCTTTGAGAAAGGGTCTTATAACCTAGGTTGCCTCCAAGT 1 1 4 0 0 CCCCTTAGTTCCTGATCCTCCTGCATTAGTGGGGGGTTTTGG 1 1 4 6 0 CACTATGTAGCTGAGGAl・ 寸T TCGAGACAGGGTCTCTCTGTl 寸A NNNNNNNNNNTGTTAGTAAATTGTAGAG 1 1 5 2 0 TTTTcn TTTGGAGTTAAGCCTGGGTATGGTATTTGACCAGGTTTATAATTAAGTTCCCTGTCCCCA 11580 TTCCACAGTTGGCTTTCAAGAAGAATTGCTGAATGTTTGCTGGGGGAGGGAAACATTTTG 11640 TTCTAGTGGCCTTGCTCCTCCTGTAAATAACCCTTCATCCAAGCTCCTGTATTAACTTTA 11700 ATTAAACTTGCTGGTCCCCTAAAGAAAATAAATAAAAATTAGCTGGGCTGTGGTGGTGAA 11760 CATCTTTAATCCCAGCACTTGGAAGCAGAAGCAGGTGGATYTVTDTWTTBH¥ v AKGCCAGM 11820 SATGXGGCCTAXTACAGAGTGAGTTCCAGGACAGCCMAGGGCTACACAGAGAAACCCTGT 11880 CTTGAAAAACTAAAAAAAAAAAAAGGAAAAAAATGGGATGGTCCAGGCCAGAGCTGGGCA 11940 GGAGCCAGATGCTTGTCAGCATTTGCCAGTGGCCAGTTGGGTTGTTCCTGAGGTTACTGG 1 2000 GAATTAAGTAGCTTCATCTTCACACAGGGTCAAGTTCATCTTACAAAATGAACTTGTTAT 12060 GCCAGAAAATGACTTCTGGTCAACACATTGTTCTGAGGCTCTGTGCCAGTTGACCCTCAC 12120 CCCAGGGAGGAGAGAGAAGGG.ATAGACT AAAGTGAAAAGCAGAAAGTTTGCCCAAAAATT 12180 GGGGTGATACTAGCCTGTTAGAAGAACAAGTGCCTATTCCTTACCGCCTGGCAGAGTTAT 12240 GTGACCCTCGAATCCTGTCCCCTGCAAGGGACCTAACAAGGCTCTGTAσrGAAATTGTCA 12300 CTGTTGCTCTACACAGCCTAGCTTTGCCCCTTCCAACTCAACXTGGTTTCTCACCCTCAC 12360 CCCACCTTCCATCTGAACTGTAATγrGTCCAGATTTGTAAAGGGAGTTTATTCAGCCAAG 12420 竹T GGAATGCCCTTGCCTTGGCAACCTCCTGTTGTGTGACCAGGCAGCTGCA 1 2 4 8 0 TTCCCATC 1 2540 TGGAGCTGTCTCTGAGGAGAAGGGCCAGGGGAATAGGCTTCCCAGCATCTGGCTTCTTGC. T l ' GCGCTGTGTGATGTGCTTGCCATTATGGGCAAGT 1 2600 CCAAGGAGCTTCCCTAGGTTTTCC TGGCAGGCTTTGCATCTGTACTCTAGGCTATCGCTGTGTGAGGCTGTl l T CCTTAACAGGA 12660 AAAAATCAATCTGTTCCCCTGGCACCAGTCAGGCTTCCTCTCTGGTGGAGACTACAACGT 12720 円 、A CTTCTCTTG12780 GGAGTGTTTTTCCTTTTCTTTTAGGAGAGCATAGTGTCTGGGTGAAAA' GCTGCTGCAGTAACATCTGGGATGGσr T GGGGGTGGAGGAAXCAATGGAGAAGGCAGCTC 1 2810 TTGGAAGAAGTTGGCACCCTGGTGTCTGACCCAGGAGAGAAGTTTGAAAGAAAAAAAAAA 12900 GTAGCCTGCACTGGCTTTATα~ACAAAGTTTAGCTGGGCAAGTCCCTGTTAACCCCTγfT 12960 寸G ATGGGGCATGACCTTGATGCCCAMACAGATACTGTCTTCTCCCA J3020 TGATACACTTATGl GTTTTAATGTCTC 冶T CTGAGAGACATGGGTAGGAGAGAGGAGCTCACAGACACCCCllACC 13080 CAAGACACCACCCAGAGCAGGA^^AGCAGCTTGTCCAGTGGCCCAGTATTGCCTGGCAAG 13140 冶G TAGGCCTTCAAGGGAAGGTTGTAATAAATAA 1 3200 ACAGTCCATGTAGATACTGAAACCTGC 川 C TCCAGCCGGAGCCCAJ 3260 TCTTAGGGAACTTGTACCCTACATTCTCATGGTTCCTCTCCC GTATAGCTGTAGCCACTCCCAGCTAGCTGTGTTATGTGAGTTGGGATAGAGAGTTTAGGA 1 3 3 2 0 ATGAAATGATA^^A^^TTAGAGGAGCAGGAACCAAGAAACTTATGTGTAACCCACATCCT 13380 涜G CTGTGCCCCCAAGGTCACTCTTCAGTTTCCA 13440 CTCACATCCATTATCTCCTTTCCTTAC 及T AAGGA 1 3500 TCATCTAGAGATGGATGGAAGGGGTAAGGGTCTCCTGTGCCTAGGCCTCTGTC AAGTTAGAGGAGAGGGTCACCTGAGAGACTTGTTTGAGGACTGTCTCATTCCCTTCCAGT 13560 内 GTGACCACTGACTGGGAC むT TCAGA1 13620E x o n1 0 AGGGCACTGGCTGCACTGAAGG印 刷CA印 刷CTCAGCTGCAGCTC 口 同 町AGCTGI J3680 叩C 刊 日 中 旬 CGG 記C 叩C 口 CACATGGCGGG川 TACAGCACA 1 3740 GAATGATAG印 CTCA 礼T CCAGGTGAGAGCTGATAACAAGTGCCCAGCCCACCCCACTC J 3800 TAATTGTCTTCACAGCC CATGGCTGGGCTGTCAGGAGACTC CAGACTCAAAAAC 汁Y CCAAATGTCTCAGGGTGGGA 1 3860 TGTGTACAGCATGGGTGTGAGGACAGATCCCCAAGATGAGCTGTGGCAAGGCACTCTCAC J 3 920 TTGGGAGCTGGTCGTCTGGAGTCCCTCTAGGGAAGC^^GTCACTCATGGAGTTTTGACTC 1 3 9 8 0 陀A GTGGGAGAAGAAAGTCA 1 4 0 1 0 TTTTTTTTACCTTTTTTGAGGGAATCCATTCCTAGCGGCC' E x o n1 14160 GTGAACCAAGGTGTTAGCCAGCAGGATACCCYG 1 4220 TATAGAAAAAACTGAGGGAAGGTACCAATGCCTAAACATCACCTGGCATTTTTATTGGTA 1 4280 CTTGACCACTTTAGGCCTTATTCTGGCTGATAGCCATCTTATCAGTGGGAAGTCGAAGTT 14340 CCCAAGTTGTTAGTAGTGTAAGGAGAACTTGATTGGACTCTGGGGCTTTCAGTGCTTCTG 1 4400 TTTTCCTTCCCTTCAGACCATGGCTGTTTCCTCTGAGTTCn‘ MCTTGTTTTTCTCAGGA 1 4 4 6 0 ACATTTGGGGTACAGAAGGGACCTCAAGTGMAGAGTCTGATGATAGAAAAGCTAGAGGG 14520 TTAGACCTTAGAGAGCTTACTGAGTCTCTGCATGAGTGTGTGTGTGTGTGTGTGTGAATA 14580 Exon12 AGGTCCAGGCTTGAGGCGGGTGATGGGGAAGCTAAGCTAAGCTCATCCTCCCTGCCCAGT 1 4820 TCTCCCCCTTCCTTCAGTAGCTTGAGCTGTAGCCAAACCTGTGGAGTTTTCTTTGAMCAT 14880 TTTAGGGCATGTTGCTGCTTCTGAJ r 円 、G GCTGGCCTCTGGCTGCl 、 TAACAAGACCTTTCT14940 CCTGAGTTCCTCATATMGAAGGAGCTGTAAGCCAATGGACTAGGAAGGCAGTGGGCTGA 1 5 0 0 0 GTGGGAGTGGGGCTTAGGGAGCCTCAGCAGGGGTTGAAAAAAGTTCCTGTGACTTTCATG 15060 CTAAGATCTTGCCAAATACCCTTTCCAGCACAGAGGCCCCAGCATGAAGGAGAGAAATGC J5120 ATGTTTGGTTCTTAATTTCCTCCAGAGAAAGCCAGATGCCATCTCTAAGGGGTGGGGCAC 15180 -A CAGTTTCYACTGTGCTGTTGCTCTTTC CTCTC T1 5240 AAGCACAAGCACAGGTTCCCTGGGCI GCTTKCCATCACAGGGTGGGTCTGTCTGTGAAGGAGTGCAGGGCACCTTCTGACCCAAGG 1 5300 GGTGTGCTCTATGTTAAACCCAGAGGTGGATACCCTCCCAAGAGAGACGGGAGGCTGGAT 15360 門T TGGTGCTTGTGAAAAAACCCAA 1 5 4 2 0 TCAGATGTTTTGTGCAGCCTGCATTGTCTTTA T T G ' TGCCTCATACATCCTAAGCATGCATACTCTACCACTAAGCTACAC CCCAGC TTCTCTATA 15480 TGCACATTTCTCAGATGTTCCTATCCTTAGT 口CATGGATCAATTTTTCAACCTTGAGAA 1 55 40 ATGTTGACAACCAGAGTTATTTGCTACTTTGTAAAAACTGAGGTGTATATGAGCGCCATG 1 5600 CTGATATCAGAACTCTGTACTTATTTTTCCTGTGTCCCTTGAAAGTGCCCAGACCAGAGA 15660 TATGAGGTCTAGAAGAATGACCAAAGAAGGGACCTTGGGTGGGAGGATAGGCCAGCCTTT 1 5 720 CTTCATGAACACTTCTCTCCCTAAGCATATCTTACTCCTGTTAGTGCCCCTATGTGTGGA 1 5780 AGGATACGAGGCCTAGGGAATGCATTTTTCCATGAACAGCATGCTGTCATAGGAAGGGTA 15840 GAAAACATCCAGGAATGTGGTTTGGGGAAGCCCCTGGCCTTTATACACTGTCTTGGGGAT 15900 TGTGGGCCTTTTGGCCTTTACTCAAGGCTGTTTTCCTCTCACTTC TGTCAGATGAGCAAG 15960 寸G ACCAGCTTTGTTATCCTCTGCTTCCCATTATCCAG 16020 TGAACTTCTCAGGGTCAGAGACl 89 GGAATGTGGCCCCTTAAAGTGCCCTTCCATAGGTATTGGGCAGCTGGCAACTGCCTGTTG 16080 GTCGCTAGAAAGCATTAハAGAGAAGTGTAGAGGGCAGAATACAGGGGTGGGAGTGCCAAG 16140 TTCTTGCCCTTAGTACATTCAGCCCT l6200 CAGGTCATCCATGTCAGAAGCCAGGGAAAGAGGl CAATAGATAGAACAAAACAGAAAGAAAAGGTGAGCCTGAAAGGCTGGCTTGGCCATCAAA 16260 GGAGTGAAATTCACATGGTACAGAACTGAGCAATGCAGCCCCAGTCTAGATGCCCCACCC 16320 CCTACAATCAATCCTAGATGGTCCAGACACCTCATCCCAGACAGCCACATCATTCCAGAC 16380 ACACTGTAGAACTTACAGCACTGATAGGCCAGCCATAGTCTTCAAGCAAGATCCTCGAG 16439 90 上記の配 ~IJ から解析したマクス LPC 遺伝子のプロモーター領域は次の通りで ある。 P r o m o t e rRegiono fMouseLPC ー5 0 0 3 1 0 / 句 II GC-rich >80% NFI 2 70 ・2 5 1 2 0 31 8 91 7 1 1 4 9 7 2 -圃 ••• 圃 • AP2 NFI 1 H4TF 2' NFI GR' ! 7 +J .「→ SP I H4TF-2! ' CAATbi n d i ng r a c t or? 下? andCI 図 29 -?ウス LPCプロモーター領 j 或 プロモーター領域の角科庁から、 SPIや NFIといった hous ek e e p i ngg eneに特徴 的なモチーフが見つかった。この結果は、 N o r t h e r nb l o t t i n gの結果とも一致して いる。また、 GR ( Gluc o c oni c o i dr ec ep lor ) によって誘導される要素が見つかっ ているが、これが機能しているかどうかは不明である。 <マクス LPCcDNA配列のシーケンス> 次に、 RACE法によりクローニングし配亨1]を決定したマウス LPCcDNAの配 列を示す。 マウス LPCcDNAをシーケンス時には、染色体 DNAをシーケンスした時と 同様に、必要に応じて 17 ~24mer のオリゴヌクレオチドを合成した。 91 マウス LPCcDNA配;7"1]とアミノ酸配列 ] GCGGCGGCAGC AGCAGCAGCGACAGT AGC AACAGA GGCTGT GGG 45 TCTGCA GCT GTG TTC CCA GTCGACACT CAC TGC TCA CAG TGA AGG 90 TGA CAT CTCCCTCCA TTTTCA CAA GATGAG TGTGGT ATG GTTACC 1 3 5 CAG GCC AGG ACCTAA ACTTCA CAG AGA GCC CAG CCT GCT GTT CTG 180 ATG CCG AAA GGG AGG CAG AAA GTCCCA CACTTG GAT GCCCAC CTG 1M e tP r oL y sG l yA r gG l nL y sV a JP r OH isLe uA s pA l aH isL e u 225 GGCCTG CCC ATCTGCCTC TGG CTG GAA TTA GCCATCTTCTTT CTG 1 6G lyL e uP r o1 1 eC y sL e uTrpL e uG l uL e uA l aI leI ) h eP h eL e u 270 GTT CCCCAGGTC ATG GGCCTATCAGAG GCAGGTGGG CTTGAC ATC a lP r oG l nV a lM e tG l yL e uS e rG l uA l aGlyG J yL e uA s pI le 3 1V 315 TTG GGC ACA GGG GGG CTG AGCTGG GCCGTA CAT CTG GACAGC CTA 4 6L e uG JyT h rG l yG JyL e uS e rT r pA l aV a J トl i sL e uA s pS e rL e u 360 GAA GGTGAG AGG AAG GAA GAG AGT CrG ACG CAA CAG GCC GAT GCT 6 1G l uG l yG l uA r gL y sG l uG l uS erL e uT h rG l nG l nAlaAs pAla 405 GTG GCCCAG GCA GCA GGG CTTGTG AAT GCTGGG CGC ATT GGA GAA 7 6V a l AlaG l n AlaAlaG lyLe uV a lA s nA l aG l y Arg l leG l yG l u 450 CTCCAG GGG CACTAC CTCTTTGTC CAG CCT ACTGGG CATAGG CAA 9 1L e uG l nG l yH i sT y rL e uP h eV a lG l nP r oT h rG l yI li sArgG l n 9 2 4 9 5G C CA T GG A GGTGG A GG C CA T GC G GC A AC A GG C AGAGGCTGTG TTA 1 0 6A l aM e tG l uY a JG l uA l aM e tA J : gG l nG l n AlaG l uA l aY a lL eu 5 4 0GCCA G G CATG A AG C TG T GCGCTGGC A CT C GGAGCAAACGCTGC T G J2 1 AlaA r gH i sG l uA l aY a lA r gTr pHi sS e rG l uG l nThr L e uL e u Cl e a va g es le i T CC A CTTCAATGATC C CAAGTACC C T 5 8 5A A GA G GGCCAAGC G C IAGTA 1 3 6L y sA r gAlaLy sArg l a e rl l eHi sP h eA s nA s pP r o Ly sT y rP r .o T GAATAATCGGCGGAGCCCAGGAAGAGACATC 6 3 0C A AC A GT G GC A CC 1 5 1G 1 nG l nT r .pH i sL e uA s nA s nA r gA r gS e rP r oG l vA r .gA s pI le 6 7 5A A TG T GA C AGGTG T GT G GG A GC G AAATGTAACTGGG CGTGGGG T G 1 6 6A s nV a lT h rG l vV a lT r pG l uA r gA s nV a lT h TGlvA rf ! .G l vV a l 7 2 0A C AG T GG T GG T GG T GG A TG A CG G AG T GGAAACA CACC G TCAG GAC 1 8 1T h rV a lV a lV a l ValIA 司 AspG1v Val GluThrHis ArgGln Asp T CAACTCT 7 6 5A TCG C AC C CAACTACA G TC C AG A GG G AA G TTA TGACC 1 9 61 l eAlaP r oA s nT y rS e rP r oG l uG] yS e rT v rA s pL e uA s nS e1' 8 1 0 AA TG A CC C AG A TC C CA T GC C CC A CC C TG A TG A GG A GA ATGGCAAC 21 1 AsnA s p 1'1'0 A s pP r oMe tP r oli sP r oA s pG l uG l uA s n_ ( : ; l yA s n 8 5 5C 川CC ATG G GA C CC G GT G TG C AG G AG A AAT TG C AGC TG TGCCCA A C 2 2 61 1 i s応 司 GlvThrArf ! .C y S AlaG l vG l uI leAlaAlaV aJP r oA: m 9 3 9 0 0A A CA G C1 ' 1 'C1 'G TG C AG 1 'GG G1 'G 1 'GG C C1 'A CG G GA G CC G AA 1 'AG C A 'V TG l vS e rA r glLeA l a 2 4 1A s nS e rP h eC y SA l aV a lG l yV a JA l a1 1 'G A CA G1 'A 1 ' GG A GGCT 9 4 5G G TA T CC G GG T GC T GG A TG G AC C AC T TA C 2 5 6G ] yI 1eA r gV a lL e uA s pG l yP r o. L e uT h1' A s口 S e rM e tG l uA l a 9 9 0G T GG C GT TCA A CA A GC A CT A TC A GA T CA A TG A CA T CT A CA G CT G C L v sI li sT v rG lnIleA s nA s pIleT y rS e rC y S 2 7 1V a 1A J aP h eA s n. 1 0 3 5A G CT G GG G CC C AG A TG A TG A TG G GA A GA C AG T GG A TG G TC C TC A T 1 'oA s pA s . pA s pG l y. L y s1 'h rV a lA s pG l yP r oH is 2 8 6S e rT r pG 1 yP 冶GC 1 'CG G AA A GG C1 'G C CT T AC A AC A TG G AG 1 'GA T GG C 1 'G G1 'C G C 1 0 8 0C Lv sA l aA l a. L e uG l nJ li sG l vV a lM e tA l aG l vA r g 3 0 1G 1 nL e uG 1 v. 1 2 5C A AG G C1 ' T TG G AA G TA T CT T TG 1 'GG T TG C CA G TG G TA A TG G GG G C J 1 1 7 0C A GC A CA A TG A CA A CT G CA A CT A TG A TG G CT A TG C CA A CT C CA T C 3 3 1G 1 nH isA s nA s pA s nC v sA s nT V I -A s pG lvT v rA laA s nS e r1 1e 'A CA C TG T CA C CA T AG G AG C TG T GG A TG A GG A GG G AC G GA T GC C T 1 2 1 51 3 4 6T v rT h rV a l ThγlleG 1 yA l aV a lA s pG l uG l uG l yA r gM e tP r o '1 'A TG C AG A GG A GT G TG C CT C CA T GC T GG C AG 1 ' CA C C1 ' 1 ' CA GT 1 2 6 0T T1 3 6 1P h eT y rA l aG l uG l uC y sA l aS e rM e LL e uA l aV a lT h rP h eS e r 9 4 1 3 0 5G G TG G AG A CMGA 1 'GC T GC G GA G CA T TG T GA C CA C 1 'G A C1 'G GG A C 3 7 6G 1yG l yA s pL y s M e tL e uA r gS e rT 1eV a lT h rT h rA s pT rpA s p 1 3 5 0C T TC A GA A GG G CA C TG G CT GCA C TG A AG G CC A CA C AG G AA C CT C A 3 9 1L e uG l nL y s山 T h r仙 ω 加 仙 仙 H i s附 仙 附 図 1 3 9 5G C TG C AG C TC C TC T GG C AG C TG G AA T GA T AG C CC T CA T GC T GC A G 4 0 6AlLAl i l _i ¥ l < lP r oL e uA JaAl aG 1 yM e lI leA 1 aL e uM e lL e uG l n 1 4 4 0G T GC G GC C CT G CC T CA C AT G GC G GG A TG T AC A GC A CA T AA T TG T C 4 2 1V a 1A r耳 P r oC y SL e uT h rT r pA r gA s pV a1G1 nHi sI le1 1 eV a1 1 4 8 5T T CA C AG C CA 1 'CC A G1 'A TG A AG ATC A TC A TG C AG A CT G GC T CA C C 'h 1 'A l a1 1 eG l nT y rG l uA s pl Ii sH isA l aA s pT r pL e uThl' 4 3 6P h e1 1 5 3 0A A TG A GG C TG G CT T CA G CC A CA G CC A TC A GC A TG G TT T CG G CCTG 4 5 1A s nG l uA JaGl yP h eS e rH isS e rl Ii sG l nl J isG lyP h eG l yL e u 1 5 7 5C T CA A CG C TT G GA G AC打 G T CA A TG C AG C CA A GA T CT G GA C AT C T r gL e uV a lA s nA l aA Is ! _b-'y~_]_1旦~_TI.P_J_h_l二五位 4 . 6 6L e uA s nA l a1~p A 1 6 2 0G T CC C TT A CT T AG C CT C CT A TG T CA G CC C CA T GCTGA A AG A AA A T 4 81y _ a _ l _ E 工 旦J J エ _ l & l ! . _ l 1l ' !_~~~_IY!: _Y号L~~LPr.Q_M~j;_担比 _L.Y_s__G_l__lょ A旦11 1 6 6 5A A GG C TG T TC C GA G GT C CC C CC A CT C TC T GG A GG T GC T AT G GA A T 4 9 61-J三五」主 1見L~t:.q__A~g_~~LE.rQ_ り i ~ _~~.L !-gy_ýJ!J__Y_aJ _ 1旦児_T_l.:R_ _ ^ ' 担 9 5 1 7 1 0G T CA G CA G GA C GG A CC T GG A GA T GT C GG G GC T GA A GA C C1 ' 1 'GG A A 5 1 1Y31LS_e.よ_l\.r_[_Th.LI!:モJ2._~~日 _Ç! 日型空 l_~~LÇl.Y_!-.!l~_1-.Y.!'_J_~工 _L_e~u_ 旦l_u_ 1 7 5 5C A TG T GG C AG T GA C AG T CT C CA T CA C TC A CC C AC G AC G TG G CA G C 5 2 6H i 江_ V _ 8 _ l __ A ) _ i ! __ I ' _ i!_し.Tb_r:_V_~!_~~Ln~_ I'bL ]:Ii l'_E'I.9_J:.IK.. }.lX 旦ェ5旦 1 8 0 0T T AG A AC T GA A AC T GT T TT G TC C CA G TG G CA T GA T GT C TT T GA T C 5 4 1 Leu 旦弘」はl!. _I~t!!._I~~u__~b_ ~_çY~_~[Q_~~r_Çl'i_!1.!l占",M_e_t__S_e.工 _L_e_u_ よh 1 8 4 5G G CG C GC C CC G CA G CA T GG A CT C GG A TC C TA A TG G C1 ' 1 'CA A TG C T 5 5 6ç_ly__A_l_8_旦:_o_ _~ζ在五色t_M~!_ß~Q_~~r_ðl' P_PI9_ J:..!'D_~)工'p_h_e__A_s_n_Ali!_ 1 8 9 0T G GA C CT T TT C CA C TG T GC G GT G CT G GG G GG A AA G AG C AA G AG G C 5 7 1:r.n江~_J:_ Jh.~ 互生してh主_V_~L位ιÇy~_I[p_Çl'i_Çl~_ JI.!x_A_l主 An主主1_x 1 9 3 5G T CT A CA G AC T GG ' M ‘ A T CA G GG A TG T AG G AG A TG A GC C GC T CC A G 5 8 6y_a,_l_ _Ty_I~_I\l:_g__1,<型組 Il\1 _ð!:g_ð!?Q_Y~l_ Çl'i_J:.~p_H!-I_'p'旦 _L_e..u__G)_1l 1 9 8 0A T GG G CA T CC T CC A GC A GT G GC A GC T GA C CC T GT A TG G CT C CA T G 1 6 0 1りム旦ヱよ1 _ e . . _ l , _ e _ l ! _ G .1 2 _ . 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位は縦線で示した。 また、 LPCが成索L 以下にマウス LPCcDNAとヒ トLPCcDNAの犠基配列 を示す。 Iである 。 また、マウスおよびヒトで 上段がマウス LPC、下段がヒト LPC配ヂJ 保存されている配列は ilJで示した。一致しないお復基は、空白で示している 。 ギャップを怖入することにより、配列の alignment を最適化している 。 これ 末端の共通配亨1 1を見つけるために有効である。 3'non-coding領域の は、特に 3' l l N Aの安定性や他 の因子が結合するなど、イ可等かの役割をもっと 共通商己列は、m 考えられる 。 AGAGC∞'\G-CCTGCTGTTCTGATGCCGAAAGGGAGGCAGAAAGTCCCAC.~CTTGGATGCCCACCTGGGCCTGCCCAT CT7 9 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 AGAATCCAGTCCACTGCTCTGATGC CGAAGGGGAGGCAGMAGTGα; A CA CTTGGATGCCCCC C TGGGCCTGCCCACCT 7 9 GCCTCTGGCTGGAATT AGCCA - TCπcηfCTGG lT CCCGAGGTGATGGGC CT ATCAGAGGGAGGTGGGCTTGACAT 1 5 6 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 ∞ ∞ ∞∞ ∞∞ G 舵C 口口 cTG Oσ C ' f G ω O A A 竹 T T 刈 A G C α C G ω G G 氏C 冗 T C ' 円口 cT 刊 T ACT 刊 GGTT 冗C ぽ C C T G CG 冗 T C 川 A T GG G C α G ω G C A C G ω G A C ω A G O 叩 T GG G C α ' 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A C T G1 1 9 0 GCAGAGGAGTGTGCCTCCATGCTGGCAGTCACCI 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 111 1 1 1 1 1111111 1 1 1 1 1 111 1 1 1 1 111 GCAGAAGAATGTGCCTCCATGCTGGCAGTCAC C-円以G TGGTGGGGACAAGATGCTTCGGAGCATTGTGAC CACTGACrG 1 1 9 0 G G A C C T T C A G A I I G G G C A C T G G C T G C A Cr G A A G G C G A C A C A G G A A C C T C A G C I ' GCAG CrCCTCTGGCAGCTωAATGATAG 1 2 7 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 GGACCTTCAGAAGGGCACTGGCTGC.~CTGAGGGCCACACAωGACCTCAGCTG C AGCGccrCTGGCAGCTGGCATGATAG 1 2 7 0 CCCTCATGCTGCAGGTGCGGαCTGCCTCACATGGCGGGATGT I ¥ C A G C A C A T A AT T G T ( ' ' T TCACAGCCATCCAGTATGAA 1 3 5 0 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 111 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 CCTT A ATGCTGCAGGTGCGGCCαGCι: TCACGTGGCGTGACGTCGAGCACA TCAT T G T CけじA C A G じ ' C AC α: GGTATGAG 1 3 5 0 GATC.~T 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CAOCCACGACGTGGCAGCTTAGMCI'GAAAC lGT r r T GTCOC 1 6 6 8 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 111 1 1 1 11 111 1 1 1 11 1 1 1 11 1 1 1 ∞ AGACCCTGGAGCATGTGGCAGTGACAGTCTCCATCACTCACCCACGGCGC CAGCTTGGAGCTGAAGCTGTTCTGCCCC 1 6 6 8 AGTGGCATGATGTCmGATCGGCGCGCCCCGCAGCATGGACI'CGGATCCT MTGGCTTCAATG-CTTGGACCTmCCA 1 7 4 7 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 11 1 1 1 1 1 11 1 1 1 ∞ AGTGGCATGATGTCCCTCA TCGGCGCCCCCCGCAGCATGGACTCGGATCCCAAC CirCM T G A ( . ' T -GGACt 円C TCCA 1747 CTGTGCGGTG 口GGCGGGAAAGAGCAAGAGGCGTC-TACAGACTGGTTA' l CAGGGATGTAGGAGATGAGCCGCTCCAGAT 1 8 2 6 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11111111111111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 CTGTGCGATGCTGGGGGGAGAGAGCOCGAGG -GACαACAGG C 1 iGTCA TCAGGGATGTCGGGGATGAGTCATTCCAGGT 1 8 2 6 GGGCATOCTCCAGCAGTGGCAGCTGACCCTGTAT∞CTCC.~TGTGGAGTCCAGTAGACATιAAGGACAGACAAAGTCTCT 1 9 0 6 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 C GGCATCCTCαGCAA TGGCAGCTGAαCTATATGGCTCTGTGTGGAGTGCAGTAGACATCAGGGACACACAAAGGCTGT 1 9 0 6 TAGAAAGTGCTATGAGTGGAAAATACCTGCATGI\TGGCTTCACCC1'GCCTTGCCCAC~ìGGGCTGAAAATCC(汁 GAGGAG 1 9 8 5 11 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 11 1 1 11 1 1 111 1 11 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 11 1 1 11 11 1 1 1 111111 1 1 1 1 1 TAGAGAGTGCCATGAGTGGAAAATACCI'GCACGATGACITCGCCCT(にCCTGCCC.~CCGGGG~1'G^^AA竹'CCI'GAGGAA 1 9 8 6 GATGGCTACAOCATTACCCCTAACACACTCAAGACCC 門G T GCTGGTAGGCTGC 行C AGTGT 灯『α'GGACT Al " 打A CTA 2 0 6 6 1 1 1 111 1 1 1 1 1 111 11 111 1 11 11 11 1 11 1 1 1 1 11 11 1 1 1 1 1 1 11 11 11 1 1 1 1 1 11 1 1 1 11 11 1 1 11 1 GATGG 11'ACACCATCAα:CCCAACACCCrCAAGACG口'GGTGCTGGrAGG~TGTTrCACCGTCTTCrGGACrGTTTACTA L 02 2 0 6 6 CATGC TAGMGTGTGCGTGAGCCAGAGGM ---CM--G 一 一GC-一一T 一一一T-CCAC - CC -AT -21 4 6 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 C A旬 CTGGAAGTATATTTGAGCCAGAGGAATGTGGClにCAATC A I ¥GTnGTA GGAGTGGACCCTGα:ACTGGCCCCATC2H6 G-CT一一一GC -AGGAAGGGAl'GCTGαCCTGGGαCCACGAAGGCAAAACTCCAAGGATGCAGGGAC.~GCACT 21 8 0 G 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1111 1 , GGAGCCGGMAGCCMGGAGGAAGGG¥ -C 一一一一ー一一ーーート ( トAG- ー一一一一一一一一一ー一一ー一- C T2 1 8 0 船 舶T CAATGCCAGTGTGCAG C.~GCAAGGA -CC r G G A T G G A G T G G Al T CAGAG-CATGGGGAC-TGCA CMCTGCATCT2252 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 111111111111 1 1 1 AGAATGAGTGιCACTTTGGAGCAGCAAGGATCCAG -ACGAAGTGGAAACAGAGAGCA -GGGGαCTCC CA G -CAG -2252 ∞ AGGTTCGTGGCCCCAGAGCTGGATTGTCCTCCACACCAACCCCCAGACCTGCTGCAGG AAGAGCGGGCAG -A 行T GC -2 2 9 9 11111111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 111111111 1 , { ," fCTG i ¥ CCTG ー--GT-一一TG一一一一一一一ーロヱCAGACCTGCTGG¥GC-AAG-GGGAl " f GGA--Gα2299 fGACCC 一 一 一CAGAGCCCAG -CTTαα‘ ωTGTA CAACA GGCA C T T C GT AA i ¥ l " f CGGTTATGAGGGT 竹C A2369 副 11 1 1 11 1 1 11 1 1 1 1 11 1 1 11 11 1 1 111 1 1 11 1 1 1 1 一 TGTCCCAGAACAAGAGCGα' CTGGACT 収工C TCATC-AGCACCTAGACGTAC CGC A ーωGGA-AGGAGGAG-CA2369 ATCGTG-GAAGCTC,\GGAGG -GA -ATGGTCCTG-ATAGT州 -CAT~l'一一一一 -G邸Aべ;-c-一〈一一 2 442 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 111 1 1111 1 1 1 1 1 1 1 1 11 GATC -TGCTGAC C TCAGG-GCCTGACAGTG TGGGACAG -C . c r C打 CTTTCCCAA""irAGGGAGCTCT¥'GACAGAA 2 4 . 4 2 -C A 仔ー ーベトーC- C-TCrG-AA- G- CAT-T-TGCAGO 口CC-TCAG-GAGGGTG¥ i GGGCC ¥ i TC ' I T A A T G -25t8 1 1 1 1 11 11 1 1 1 1 1 1 1 11111111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 AGCAGTTCTGATGCTTA G ATCTGGAATCTGAGGCATC CTCTG -A -ひTCCA C 1 t 1 ¥ AAGAGGGTGAGGGCCJ'TCTTAA-GA2518 ] 03 -CAG -T 百GT AAGGGACTGGTGATCATGOCHCT C f ,¥GCTGAACT-TGGCTGAGAA( 工 ; HTGACAAGGGAT TGGCACCA2578 I 1 1 1 I 1 1 I I 1 1 1 II 1 111 I1 1 1 1 1 1 1 II 111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 TACAAATGGT-GG A ーは; -AT -T GCTGC CAGA -GMGT C f G G -TGAGAGCC - 一 一 AGAα;A-GGCAGCCCTTG,~ T I 1 11 1 1 1 1 1 I 1 1 AC へG GG-TCTGCCTCCA2578 T-TC 口C G 口C- - T ' 口GGAGC -一 一TAGT(川 TGT一CCTAGACCA2617 11 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 11 1 1 1 G -CC ¥ i AACGGGAGCTITrGGTGAG : ¥ A G C 寸前-T GGA CAGGGGAT -TGGCGαCCCC 円 T GGmGGCCT 一 一CCA2617 一 一 一Cぽ TATATACCT-AGA-MT2717 C f ACTC ¥ i TT -CATG-AGHAGTT AT GC, ¥ G C -A A G -T CCAGGAC C-T 111 1 1 111 111 1 11 1 1I 11 1 1 1 TC - 1 1 1 111 I11 CTCATCT CTC -TTGGC , c ωAGCCAGCT -GCCTAGGTCCCCCAAGCA TGGGGGACCCCTTCCCACAT AT AA -2717 GCTC 打G TCAGAAGTGT C ACTOCCAAGGGAαAGAGAGAGGC TGCT A AG A C , 2 7 8 3 1111 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1111111111111111 ∞ GGTCACHGGGA2783 GT-T-G-AGAAGGTGC -C f GCCATAG --C C A G -GAGωC AT -C T C A A T GGAAA C ATCAσ 】 CCrGGACATGCCTACC C f GAMGCAGCTGCCTTCA H ACC 町 村TCT -2 8 6 3 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 11 1 1 1 1 1 11 1 1 1 111 11 AGAGGA 口iCGGGGTAGAGGCTGGGAGGAGCCα ' I GGACATGCCTGTCCTGAAAGCGGCTGCCTCCAnATCCAnCCCA 2 8 6 3 C f GAAGCCAA C f TA-AAC 口GTC CACATc TTCACT-ACCATTCGαCTTCTGCTGAAGGAA 2 92 8 -G-TGCOCCTGTT 111111 1 I1 1 1 11 1 1 1I 1 1 1 11 11111 1 1 1 1 111 1 1 1 1 1 1 1 AGATGC C ーTGATCAGAAACCAACC -A l 唱A A ー T GMCCCC -TGGCT C -C T T C J ¥ C C A-C一CCC -C¥ i CGAnGGTA2928 TGGTGACGTGTTCCCA 以; A G A ACTGGGA-一 一 一 一ιOCA-AC-AGGATTCCCCAGACCCTTGCTCC-CTCA廿 GGGA2991 11 1 11 1 11 1 11 1 111 1 1 1 1 1 11 1 1 1 I 11 1 11 1 1 1 1 11 TGATG-C ーTG 一CC-GGC-ACAGCTGGGATACACACCGCTCCCCCAGかーC口GAGCー ト GC打 CACT-A-GGGA2991 1 04 A G T -T G G C C A G C T G G A C T T C A G A G A G C T MGA- C A C A G C AT -ト1TC A A-A G A T A G C C トG G G A G C A C T G 一 一 一 3064 11 111 111111111111 1111 1 11 1 1 1 111 1 1 1 1 11 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 , AT C C T G -C GG C A G G A C T G C A G A G -C -A GA T G G C A G AT G C A C A T G ' 円' G G¥ G G A G A G A G C C T T G G G A G C C A C T GC C A C3 0 6 4 局 ∞ G -ACC , ¥ 一C C T G T C T T C C T C T G C A C T G C T C A G G G A A AT G G C C T T C A TTCCAGAGGCCAGCTGTCTGCσ3143 TC - T C T 1 1 1111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 T C G I 叩T G C T G C C A C C A C C C T G T C r T C C T C T G C A A -G T G C T C A G G G A M T G G C C T T C C C G C C G G A G G C G A G C T A T C T G C C T31 4 3 G AC T T 一T-T-C-CTC--CG1TC'門GGCC打 CTCαCTTGCCATCTTCTGAGCTAATTGTTMTATGAA--TTT3210 1 1 1 11 111111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 G ¥ iC A G G C T G T G A C T C T T C ' r C T C i ¥ AC - C T T G G C C T TC T C C C C T 一 一 一 一CTTCrGAGCTAG竹 GGT-T-GM円 rTT3210 TACTTTrCMAGCMCGATm ' G TT G A AT T l i T T TC T G C A C A G C T T T -C C A A A A T A3 2 8 8 l T T A A T G C T T A A G A T T T G A T1TT- 111111111111111111111111111111111111 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 11 1 1 1 1 1 1 1 mAATGC 1 TA A G Am G 1 T l i T C下 C T T T I C A C A G C A A C A l i T T C T T G A 川 市 門 判r r cr G C A C A G C1 TT 寸C C A A A I ¥T A3 2 8 8 MAAG CA G A AGTATAMMC C C , ん¥ AM"3 3 2 l 11111 111 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 AAMC C 1 寸CCAAAGAAAAAMAAAAAAAAAAAA3 3 21 L P C全体では、継基レベルで、ヒトとマウスで 67%保存されており、 c o d i n g 領域だけで比較すると、 83%保存されている 。 アミノ酸レベノレでは、 90 弘保存 されていた。この数値は、ほぽヒトとマウスの磁の違いを反映した差と考えら れる。 ' n o n c o di n g領域を比較したところ、ヒト ・マウス聞のいくつかの領 また、 3 C s Iに受録されているデータを検索してと 域で高い相同性を示した。 しかし、 N ころ、イ可等かの機能的を示唆するデータは得られなかった。 L 05 <マウス LPC 3 ' 領域のシーケンス> マウス LPC3'領域(エクソン 1 3~ J 7) のシーケンスは、エクソンとその近傍 領域のみ行った。 シーケンスにfFJ~、た D NA は、マウス LPC のエクソン 13 以降 をプロープとしてマウス染色体ライブラリーをスクリーニングして得たファー ジ DNAおよひ令マウス染色体 DNAそのものである 。 これらの DNA を用いて、 P C I l によりイントロンを含む領域を嶋中高してシーケンスした。 3間)は、他のイントロン ただし、イントロン 12 (エクソン 12とエクソン 1 と比べて大きく、 2回の 7 ウス染色体ライブラリーのスクリーニングにも関ら ず、一部しかタロ}ニングするととができなかった。 また、エクソン 1 2 とエ クソン 1 3の配列から作製したプライマーを用いて l o n gr a n g e PCRを行っても クリアなバンドを得ることはできなかった。 この結果は、ヒトのイントロン 1 2 とまったく同じであった。 1 0 6 4-3-4 エクソン・イントロン構造の解析 マクス LPC染色体構造の解析には、 2つの方法を用いた。 5 ' 領域は、プラスミド八サブクローニングした DNAをシーケンスし、それを 既知のヒト LPC配列と比較することによりエクソン部分を決定した。 この時、 エクソン ・イン トロン境界領減で保存されている配列を篠認した。 3' 領域の構造を決定する前に 、マウス LPCcDNAがクローニングされ、全配 列が明らかになったため、 3 ' 領域については、 PCR により必要な部分(エクソ ン ・イントロンを含む領域)のみを増幅し、 DNAシーケンスを行った。 エクソン ・イントロンのコンセサス配列を以下に示す。 G t A TJL自 工 島 l 図30 エクソン ・イントロンのコンセンサス配列 下線は、 100%保存されている配列を示す。 イン トロン構造をまとめる 。 以下に決定したマウス LPC染色体上のエクソン ・ 表2 5 7 ウス L PCのエクンン ・イントロン構造 E x o n 2 3 4 5 6 7 8 9 1 0 1 1 1 2 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 3'inLron~5'exo n L e l l g t ho f 1 n t r o n 1 5 4 2 6 0 9 6 3 9 5 7 4 1 7 1 1 1 2 8 7 8 4 3 7 6 2 3 0 0 0 3 5 0 4 0 0 3'exon~5'i n 位。n G G T G G G G G C TG C G G C G G C A G C G G G T C C A C A GG T C T G C A G C T G T T G T T T G C A GC C T G C T G T T C T T C T T C T A C A GA AT A A T C G G C G A A T G T T T C A GA G T C C A G A G G G C A A T A C C T A GG T A T C C G G G T G A T C T CA I ¥C A G C T G G G G C C C A G 町G C C T T A C A T G T T C T T C A GG T C T G T G C C A GG A G C T GT G G A T C A C C T T G G A G G T G A C C A口G A A T T C T T T C A G T A T G A A G A T C A C T T T G A G C A G A T C T G G A C A T C C T T C C T A T A G T C A G C A G G A C G G A G G C T G T G G σ r G A G T C G G G A 1 ' A G G A A T G G C G A G A G C C C A GG G T G G C A C C T G G T A A G T A C A G C A C C C A A C T A C G T G A G T G G C C C G A A T A G C A GG T A A C T C A T G C A C A G C T G C A G G T A A G G A G G G G G C T C G G A A A GG T A A C T G A G G A G T C A C C A T A GG T A G T G G T C T A ' ' I G A G C A C T T C G C G G A G C A T TG A G C C A T C C A G G T G A G A G C T G A T G C A G C C A A GG T G A A C C A A G G C T A T G G A A T G G T A A G C C T C C A G C A T G G A C T C G T A T G T T A C A C ND A G G G A T G T A GG T G A G C C T C C T A T T G C C C T A GA G A T G A G C C G G A C A G A C A A A GG T A G G T A C A T C T G T C C T G T A G T C T C T T A G A A A ND N D ← ヲ 8 0 0 8 5 0 2 0 0 3 0 0 N D 表中の下線は、スプライシング領域に 1 0 0%保存されている配列を示す。 また、上記の表を模式的に表すと、以下の図のようになる。 S t r l l c t u r eo fmO ls 巴L PC 23456789 1 31 41 5 1 6 17 1 0 1 11 2 計 十 ι十-H ト ニ 叩時 ob m nc ur 、 向 ウス LPC遺伝子のエクソン ・イントロン構造 m 7 凶加 図3 1 UM CN 円U ・ ・ 一十十世 l 1 kb マウス LPCは、平均して 2 0 0 b pのエクソンと 1 . 5 k b pのイントロンを持って 2を除く) 。 ただし、 O R l コが始るエクソン 3と ORFが終了 いる(イン トロン 1 する げ が他 に比べて大きく、これを除くと 、エクンンの平均の長さが 1 1 0 b p となる。ま た、エクソン、イン トロンを合わせた染色体上の LPC遺伝子の大き 8 k b pである 。 さは、約 2 A l t e r na t i v es p l i c i ngが起こっているかどうかは明らかにならなかったが、別の グ ノ レープによると 、より短い転写物があるとの報告もある 。 4-3-5 マウス cDNAのスク リーニング lCRFには DNAライブラリーサービスがあり、必要なライブラ リーを提供し PCcDNAクローンをスクリーニングするため、 ICRFの DNA ている 。 マウス L ライブラリーサ」ピス部より、マクス c DNAクローンが固定されたスクリーン グ用メンブレンフィノレターを提供してもらい、それをスクリーニングした。ス クリーニングには、染色体 DNA をスクリーニングするときに用いたヒ卜 L PC のp r o領域を PCRにより増幅した DNAをプロープとして用いた。 スクリーン k b p グの結果、合計 4クローンが得られた。しかし、この 4クローンは、どれも l と短く、予想されたマクス L PCcDNA完全長 3 . 5 k b p と比べではるかに短かっ た。 また、これら 4クロ ー ンを DNAシ}ケンスしたところ、 r 3・3 3 DNAシ ーケンス」の結果で示されたマウス LPCcDNA配列とまったく同じ配列が見ら れたが、同時にどのクローンにも明らかにイン トロンと思われる配列も見つか った。 また、含まれて いたエクソン領域も極めてわずかな領域のみであり 、か っ他 にマク ス cDNA ライブラリーが入手できなかったため、cDNA ライブラリ ーの スクリーニングをあきらめた。同時に進めていた染色体 DNAのクローニ PC遺伝子の配列の一部が明らかに ングおよびシー ケンスの結果から、マウス L 情報を元にして、 RACE( R a p i dampl i f i c a t i ol 1o fcDNA ) なって いたので、との配:71 e n d s ) 法によるマウス LPCcDNAの単離を行うことにした。 以下に RACE法の概略を示す。 N " NAAAAA ム ロ 成 A n u N c il-v が )AmRNA NNTTγ J ' T NNAAAAA 成 合 A 出 N ι υ n ll よ曹' mRNA/cDNA NN ' f ' 1 ' T 1 ' 1 ' JNA^^^^ 門マγ「 N N ' dscDNA NNAAA^A - 7 ' > ' ブ'>ー付加 NNTT ' I ' T' 5お よび3民ACE, I ' CR反応 5・ RACE 3・ RACE NNAAAA_ NNTT ャr r - 図32 5' および 3' RACE反応の概略 RACEr : 去 は 、 c DNAの一部がクローニングされた時に、後り 5 'あるいは 3 '領 ' 領域を J 羽帽する場合、すで 域をクローニングするために使われる方法である。 5 にシーケンスされた配列を元に、 5 ' 方向へ合成が進むようにプライマーを設計 する。また、鋳型となる cDNAには、従来オリゴ dCなど、が使われていたが、 反応ステップ数が多いうえに、付加される C の数をコントローノレすることが難 しかった。 ここでは、合成した c DNA末端にアダプターを連結した。こ れにより、先に 合成した 5 ' 方向へ合成が進むようにプライマーとアグプターに相補的なプライ マートを使用して目的の遺伝子産物だけが RACE反応により噌幅された。 また、ここで行った RACE反応には、 2つの工夫を施 した。 1つめは、 cDNAを合成するためによ1 ]いたオ リゴ dTプライマーの 3' 末端に、 N_ , N ( N_ , =G orA orC、N=G o rA orC o rT) を付加したことである。 これによ り、必 ず mRNAのポリ A 鎖の十J-け械部分にプラ イマーが結合し、 cDNAが合 ' 成されることが保証される 。 したがって、合成さ れた cDNAは、少なくとも 3 末端側に │ 到してはまったく同じ配列を持っていることになる 。 このプライマー を用いることにより、後の PCR 反応を行った時の起こる PCR 産物のサイズの 違いを長小限に抑えることができる 。 ポリ AmRNA NNAAAAAAAAAAA 問 問T 1 ' 1 ' 1 ' 1 ' N-I N( N-I = G orAo rC N=GorAorCorす を含むプライマー 必ずポリ A鎖の付加 さ品た部分に結合する ポリAmRNA AAAAAAAAAAA TT1'TT AAAAAAAAAAA TT 1 ' TT AAAAAAAAAAA TTTT 通常のオリ二おTプライマー ポ' ) A 鎖のどの部分に結合するかわからない , , 図33 N_N ( N_ =Go rA o rC、N=Go rA o rCo rT) を や j ; J I 日したオーリゴ dTによ る cDNAの合成 2 つめの 工夫は 、RTPCR、特に長い産物を得る H 寺に起こ りやすい非特異的な PCR産物を厳小 限に抑 えるためにタ yチダウン PCR法を用い たことである 。 タッチダウン PCR法の特徴 は、次のようである 。まず、アダプターに相補的 1 1 1 なプライマーの Tm値より高い温度をアニーリングおよび伸長反応の温度に用 いる 。 この反応を数サイクノレ行うことで、目的の cDNAだけが蓄積する 。 その 首脳産物を得る 後、アニーリングおよび伸長反応の温度を下げて反応を行い、 L のである 。 タ ッチダウン PCRを行うためには、目的の遺伝子に特異的なプライ マー(ここでは MA5 と M A3 ) の Tm1 庄 1 が高くなければならなし、。今回用いた 0 遺伝子特異的プライマー MA5と MA3の Tm値は、ともに 70C以上である 。 . . - I . 3k b p A P I Mo u s eLPCc DNA - . . 恥1 A3 ー MA5 A P I 2 .l k b p ー TTTTT _ AMAA 吋A 3 3 I MA5 2 完全長; DNA 図34 RACE法とプライマー 図に示したように、すでに既知であった配列を元に MA5と M A3を合成した。 これらのプライマーとアダプター特異的なプライマー APl を用いて RACE反 RACEおよび 5'RACE )。増幅産物を TA c l o n i n g法によ 応を行った(下図の 3' DNA りプラスミドベクターにクローニング した後、 DNA シーケンスを行い、 c の 5' と3 ' 末端に PCRプラ イマーを合成した ( MA52 と MA3-3)。 当初 、完全 'および 了末端から 30ヌクレオチドをプライマーと 長の cDNA を得るために 5 して用 いたが、非特異的なバンドが多く見られ目的の LPCcDNAが噌幅されな ' { J t J I のプラ イマー ( MA32) の Tm 値が低かったため 、アニーリング かった。 3 温度を 上げられず、非特異的なバンドを消すことはできなかったと考えられる 。 1 1 2 そこで、完全長の c DN A を得ることをあきらめ、十分に高い Tm値を与える ' 末端に近い領域に新しいプラ プライマーが設計できる領域のうち、もっとも 3 イマー ( M A3 3 ) を設計することにした。 2 を用いることにより、下図のようにほぼ非 この新しいプライマーと MA5 F u l l leng t h)。このバンドは、 North 巴r n 特異的なバンドを除去することができた ( ハイブリダイゼーションで得られたバンドよりも小さかったが、ポリ A 鎖およ び 3 '末端から 200bpほどが含まれていないことから、目的のクローンであると 考えられた。 図3 5 RACE反応濯物 ここで得られた完全長の cDNAは 、 TAcl o n i n gにより、プラスミドベクター DNAシーケンス参照)。 にクローニングされた後、域基配列を決定した ( 1 1 3 5考察 5-1 LPC遺伝子とその構造 LPC遺伝子は、ヒ卜では IIq23にマップされる。 この領域は、白血病細胞で 頻繁に転座が見られる領域である 。また、他の腫蕩においても転座が報告され Iq23 の ている 。 このことは、転座の「ホシトスポット」であるか、あるいは I 転座が腫蕩の形成に何等かの形で関与していることを示唆している。 ヒト LP C 遺伝子とマウス LPC 遺伝子の染色体構造を解析した結果、エク ソ ン ・イントロン構造はもとより、イントロンの長さまでほぼ閉じであること が 判明した(下図参照) 。 I k b S t r u c t u r eofhumanLPC 1 1 2 3 4 5 6 7 89 ι十 I t t : コー 制i -→ ー斗白 2 3 4 5 6 7 8 9 一十十-{] I I 1 3 1 4 1516 1 7 101112 I III 101 1 1 2 1 3 1 4 1516 1 7 肘 十 ιH I 二子 S t r uct u r eofmous eLPC I Coding叫 glOn 日 Non. c 凶川島 ' 0 " 図3 6 マウスおよびヒト I _ PC構造の比i l 凌 しかし、他の s l Ib t i l is i n l i kep r o te a s 巴の中で既にエクソン ・イントロン構造が 6 4 決定されている f l l r i n63や PC4 とはかなり精進が違うことが明らかになった。 f u r i nは、エクソン lが複数あると共に、プロモーターのも 2つあることが報告 lJ4 されているが、 LPCには、 a l t e r na t i ves p l ici o g産物の存在や複数のプロモーター の存在を示唆する証拠が見つかっていない。 また、 PC4 では、 p r e p r o領域がエ n i t i a t i o nc odon クソン lから 3までにまたがっているのに対して、 LPCでは ATGi がエクソン 3に存在し、 p r e p r o領域すべてがこのエクソン 3内に存在する 。他 のs u b t i l is uト J i k ep r ot e a s eとの比較は次節にて行う 。 以下に、これまでクローニングされた LPC遺伝子のアミノ鮫レベルの比較を 次のページに示す。 ただし 、 LPC:humanLPC ル仏PC:mous 巴 LPC RLPC:r a tLPC XENOLPC: Xenop usLPC である 。 u b t i l is i nl i k ep r ot e a s eの酵素活性中心であり、種 また、四角で囲んだ領域は、 s を越えて保存されている領域である 。 Xeoopusは、ヒト ・7 ウス ・ラ y トの配 列とかなり異なる昔1分があるが 、活性中心部分は、縄めて保存されていること u b t ii ls i nl i k ep r o l ea s 巴問でも 、緩め がわかる 。後述するが、この領域は、 他の s てよく保存されている 。 LPCのアミノ酸配列全体を比較すると、ヒトとマウス ・ラッ ト聞で約 8 8% 、 マウスとラッ ト問では 96%保存されているのに対して 、 ヒ トと Xe nopus聞では 71 % 、マウス ・ラッ トと Xenopus間では 6 7%が保存されていた。 Xenopusおよ びラットのエクソン ・イン トロン構造については報告がないので比 t険はできな いが、マウスとヒトとの類似性が明らかになったため、ラット LPC遺伝子の構 造は類似 しているものと考えられる 。 115 60 L P C .P l l O MPKGRQKVPJ lL OAPLGLPTCLWLELAGL ドL L V P W V M G L A G T G G P O G Q G T G G .ASWAVHLE M L P C .PRO MPKGRQKVPHLDAHLG. I P lCLWLELA. l f F L V P Q V M G L S E A G G L D I L G T G G .LSWAVHLD , V P Q V M G L T E A G G L O T L G A G G .LSWAVHLD R L P C .PRO MPKGRQKVPRLDARLGLPICLCLELA.l F F I I . P C .PRO M . . . . . . . . .Y l l l P lS. SLCLCCY l 1 ド1 VSHSPPTHAACSLHNMEDVGSGDELTWAVHLD XENO 61 120 L P C .PIW SLEGDGEEETLEQQADALAQAAGLVNAGRIGELQGHYLFVQPAGHRPALEVEPIRQQVEA MLPC. PRO SLEGERKEESLTQQADAVAQAAGLVNAGRIιELQGHYLFVQPTGHRQAME 印 刷R QQAEA RLPC. PRO SLEGEI~KEESL 1 QQANAVAQAAGLVNAGRlGELQGHYLFVQPAGHGQAMEAEM 恨Q QAEA X E N O L P C .PRO S S A C E K G E E .MDTLADELSKATGLENRGVIGELKDHYLF...AYRGSTPSQEDARRKAf i J ¥ 1 2 1 180 L P C .PRO V L A G ll EAVRWHSEQRLLRRAKRSVHFNDPKYPQQWHLNNRRSI ' GIWl N V T G V W E R N ¥ t TGR 出I 1 . P C .PRO VL A 即 日V RWHSEQTL ぱR AKRSI 府 間P K T I ' Q Q W I I. l N N R R S P G l l DI N V T G V W E R N; f T G R 間E A印 刷SEQRLLKRAKRSl H FNDPKYPQQWHLNNRRSPGl ID1 NVTGVWERNf ;TGR R L P C .PRO V L A E SL TWYSEQKPLKRSKRSLHFNDPKYPQQWI lL H N A l l NP GMDl NVTGVWEl I NVTGR X E N O L P C .PRO L F T ωi 1 8 1 240 X E N O L P C .PRO GVTVVVVDDGVQH T lQD1 QPNYSPEGSYDLNSNDI 'D PMPHPDGGSDN l IH GT l l C A G E I A A V 2 4 1 300 L P C .PRO PNNSFCAVGVAY G S R1 AGmVLDGPLTDSMEAVAFNKHYQf N D IY S C S W G P D l l D G K T V D G M L P C .PRO P N N SI ' CAVGVAYGSRIAGIRVLDGT 'L TDSMEAVAFN 悶I Y Q IND1 YSCSWGPDDDGKTVDG C .PRO PNNSFCAVGVAYGSRIAG1RVLDGPLTDSMEAVAFNKHYQINDf YSCSWGPDDDGKTVDG RLP ' LTDSMEAl A F N K H Y Q 1 N O lYSCSWGPDDDGKTVDG X E N O L P C .PRO SNNSFCAVGVAFCSRIAGl l l V L D GI 3 0 1 360 LPC. PRO M L P C .PRO X E N O L P C .PRO PHQLGKAALQHGVlAGRRGFGSJ F V VASGNGGQFNDNCNYDGYA N S IYTVTJ GAVNEVGR 3 6 1 4 2 0 X E可O L P C .PRO MPFYAEECASMLAVTFSSGDKLMRSIVTSDWNLQKGTGCTEGHTGTSAAAPlAAGMIALM 421 4 8 0 L P C .PRO I LQ~RPCLTWRDVQHIIVFTAl官 YEDllRAEWVTNEAGFSHSHQHGFGLLNAWRLVNAAKl W M L P C .PRO 札Q~RPCI,TWRDVQHl r v 門 A1 Q YE D H H A D W L T N E A G F S I I S H Q H GF G. ILNAWI lL V NAAK1 W R L P C .PRO I LQ~RPCLTWRDVQHIIVFTATQYEDHIlADWLTNEAGFSHSHQIIGFGLLNAWHLVNAAKIW X E N O L P C .PRO LQVRPCLTWRDVQH1IVFTATKYEDI lH AAWETNGAGFSHSHQHGFGLLNAWRLTNAAKJW 4 8 1 6 ' 1 0 L P C .PIW rSVPYLASYVSPVLKENKA1 PQSPRSLEVLWNVSRMl I LEMSGLKTLEHV, WTVSI T H P R百 M L P C .PRO TSVPYLASYVSPMLKENK AVI ' I lSPHSI . E VLWNVSRTI lLEMSGL K TLEHV AV T VSJ T lI P R R R L P C .PRO TSVPYLASYVSPMLKENKAVPRSPIISL EVLWNVSRTDLEMSGLKTLEHVAVTVSJ 1 'H PRR 口 LEHVAVW f IA I I P R R X E N O L P C .PRO ESVPYLASYISPVFKENKQI PLVRNTLEVNWNVTAADLRLSG洲 5 4 1 6 0 0 L P C .PRO GSほ LKLFCPSG附 S L IGAPRSMDSI l PNGFN l I W TFSTVRCWGERARGTYRL V JRDVGDES 札P C .PRO GSLELKLFCPSGMMSLJGAPRSMDSDPNGFNAW TFSTVRCWGERARGVY l ILVI RDVGDEP h 刷S L lGAPRSMDSDPNGI 市D WTFSTVRCWGERARGVYRLVJR I J V G D E P RLPC. PRO GSL ELKLFCPSG X E N O L P C .PRO GN凶 1 RLSCPSGMSSL l AASRRSDMDPNGFSEW TFSTVRCWGESAEGTYRMVVTDTGDES 6 0 1 6 6 0 L P C .PRO FQVG1 LRQWQL TLYGSVWSAVDIRDRQRLLESAMSGKYLHDDFALPCPPGLKIPEEDGYT M L P C .PRO LQMGI LQQWQ . I TLYGSMWSPVDTKDRQSLLESAMSGKYLHDGFTLPCPPGLKr PEEDGYl R L P C .PRO LQVGr LQQWQL TLYGSTWSPVDIKD l lQSLLESAMSGKYLHDDFTLPCPPGLKIPEEDGYS X E N O L P C .PRO I . I lPGILQQWQLTLYGSSWASEDI 川E RRRVVEDAQSGKPLNSSFSLPCPPGLVI AEQEGY1 6 6 1 7 2 0 L P C .PRO LTPNTLKTLVLVGC 門' V F W TV YYMLEVYLSQRNVA S N Q V .. CRSGPCHWP.. HRSl IKAKE T lY Y M L E V C L S Q R N K A S T I I G .. CRKGCCPWA.. P R l l Q NSKD M L P C .PRO lTPNTLKTLVLVCCFSVFW RLPC .PRO lTPNTLKTLVLVGCFSVFWTJYY~止EVCLSQRSKASTIIG. . CRRGCCPWP .. PQSQNSKE XENOLPC. PHO 1TNNTUffLLLLGCF AVF WSLYYTLELYWSQGSSDGI 日L DLNCEG1 NCSWSCSKGTPSPQE 7 8 0 7 2 1 L P C .P R O EGTELESVP 印S SKDPDEVETESRGPPTTSDLLAPDLLEQGDWSLSQN.K S A L D C P .H Q H G日CITASSドLAPEL... .... • ... ..... DCPPHQP M L P C .PRO AGTALESMPLCSSKDLDGV日SEH R L P C .P R O V G T A L E S M P L C S S K D L D G V D S E I I G D C T T A S S L L A P E I,L G E A D W S L S Q N S K S D L D C P P I I Q P X E N O L P C .PRO LEAGSESVPLfGVEQEEEl EV 7 8 1 TSPLM.. .. .. . .• . • ....Y l l T S M P S R T Q S P 7 9 3 L PC .PRO LDVPHGKEEQ1 C . MLPC .PRO P D L L Q G K S G Q I C . .C R L P C .PRO PDl .. .KDGQl X E N O L P C .P R O TDLRHLTSEL 1 1 9 5・ 2 S u b t i i l si r トl i k es e r inep r o t e a s e トl j k es e r i n ep r o t e as e泣伝子ファミリーは、近年報告されるようになっ S u b r i l is i r 3、PC2、PC 4 , PACE4、P C5/6、 た新しい遺伝子ファミリーである 。すでに、 PCl/ f u r i nの 6遺伝子が報告されており、 しPCは 、 7番目のメンバーである 。 他のメンバーと l次配列を比較すると、 LPCは他のメンバーをj 緩めて異なっ ていることがわかる 。以下に各ドメインごとの相向性を示す。 Prepro Middle C-terminal C a t a l y t i c LPC I I DH N f u r i n mIl 49.2 PC1/3 []QD 49.0 PC2 114.71 43.3 S I28.9 I 1 2 . 9 1 1 . 9 118.2 目 D PACE41 4 9 . 6 []i]J 4 7 . 6 mPC5/6B 116.41 4 9 . 3 mPC4 1 2 . 2 33.8 1 1. 1 Numbersi n d i c a t esequencesi m i l a r i t ywithLPC 図37 LPCと他のメンバーとの比較 もっとも保存されている c a l a l y t i cd o m a i nでも、保存されているアミノ酸残基 が 50%に消j たない。 yl o g e n i ct r e eで表すと、次のようになるべこの結果も、 LPC遺 分子進化を ph 伝子が他の s u b t i l is i nl i kep r ot e a s eとかなり異なっており、むしろ酵母の Ke x 2遺 伝子に近いことがわかる 。 これは、 LPC 遺伝子が f u r m の活性中心付近の保存 巴n 巴r a t e dPCR によっては、クローニングさ されている嵐基配列を元にして d e g れなかったことと一致している 。 MFURIN, P町 FUAIN. PRO MPC lPRO 向Pc4,PAO DFU印 Nl .Pf 司 MPC P , 。 肉 RPC1. PRO PCl 3. PRO 。 向 PC2.P 円PC2. PAO DFU問 N2 . .P' ミ MPC5P 。 問 MPC6. P円O RPC5. PRO PAO PCSA, PACE4. PRD , MPACE4. PR APACE4,PRI MLPCPAO 同 日C. PRO LPC. PRO XENOLPC門 KE X2.PRQ BS. pRO 3 9 . ' 3 . " 25 回 1 5 1 0 図38 s u b t i l i s i n・l i k ep r o t e a s eの P h y l o g e n e t i ct r e e この Phyl o g en e t i ct r e eから、 LPCはかなり早い時期に他の s u b t i l is i nl i k epr ot 巴a s e から分かれたと考えられる 。それは、真修生物の di v er s i t yが大きくなった時期 と考えれれる。 また Xe n opu sLPC遺伝子の染色体構造が明らかになれば、より 詳細な Phyl og en e t i cl r e eが作成できると考えられる 。 次に、 subtilisin-likeproteaseファミリ一間で保存されている活性中心領 1を他のメンバーと比較した結果を示す。 域の配ヂ) f 門 Jl227 凶 MLP C TGRGVTVVV Dl l G V E T MFUIUN 下G I l G I V V S J, DD GIEK 間' C I TGKGVV1TV D l I GLEW MPC4 T G I 1 G V V I S. 1D l I GI E K ' C5 MI TGKNIVVTI DDGIER MPC6 TGKNIVVTI D D GI E R NGNI~ICIT RCAGEJAA 1N F UR T G I I G I V V S I, DDG1EK L P C I GVTVVV 日氾 VE I l TGl N G NII I OTRCAGElAA P C J3 T VDD TGKGVVl GLE W C I T l I CAGEIAM NEN I P C 2 T1 GIDDGIDY TGKGV ¥ V F N PC5A TGKNJ V VT l, DDGJ E R NEN {ηlCAGEVAA NDNIj OTl I CAGEVAA I C I TR C A GE V S A sacilJus 、G IDS TGSNVKVAV日 D N NI C I THVAGTVA A XENOPUS LPC TG l I GVTVVV DD GVQ I l SDN I C I T l I CAGEIAA YeastKEX2 TGAGVVAAlDD GLDY SDD I O T R C A G E I A A 328 { 405 MLPC TG ' I SAAAPLAAGMIALMLQ MFURIN T G lS 4 SAPLAAG1 1ALTLE MP C l T G lS I I SAPLAAGI F A L A L E MPC4 r σ lS 4 SAP L A AGMl ALALE MPC5 T GS A SAP MMG1IALALE MPC6 GSVFVWASN f : G SAP MAAGl l A L A L E TGSA FURIN :f ; G GSIFVW A S (t T G ' IS ASAPLAAGI I A L T L E G GSIFVVAS 同: T G 11 S LP C P C l3 P L A A G Mr A L MLQ GSJFVW A S ~GG P C2 GSJYVWA SD G G P C5A GSVPV WA SN G G 日a c il 1u$ GVVVVAAA N E G XENOPUS LP C f ; G GSl F V V A SN Yeast KEX2 c GAJYVrAS目; T G G G 1 1 1 1 54 1 A A A APIAAGMIALMLQ P L AAGVYTLLLE 図 1 subtilisin・ I ikeproteaseの保存領j 成比較 122 図中の数字は、マウス LPC 配ダJ I中のア ミノ鮫残基を示す。また、活性中心で あるアミノ酸残基は四角で阻んだ。 この図から明らかなように、種を越えて活 性中心およびその近傍のアミノ酸配列が保存されていることがわかる 。 このこ とは、これらの酵素の活性および基質が懐めて似ていることを示唆している 。 1 n vltro系の研究から、 furin と P^CE4の阿方が H J Vの gp160タン パク質のプ ロセッシングを行うことができることが報告されている 。 しかし、両者とも gp160に対して、かなり低い酵素活性しか持たないことも報告されているへ こ のことは、 [urin と P^CE1、および少なくとももう一つ別の subtilisin-like protease が gp160 タンパク質を切断できること示唆している 。すなわち、 l n vitro系では基質が重なりあうことを示している。 他の subtilisin-like protease の基質の検紫もなされているが、 1n v1tro 系では基質が重なりあうため、現在 nal. 1 ve な基質を同定することは困難であ る。 Sublilisin-like proteaseが切断する配列は、 IHK / R R 、R X X R 、あるい / K Rである 。 はR これまでに報告された基質は、以下通りである 。 表 26 su b t i l isi n -I ikeproteaseと基質 I ' C l/ 3,P C 2 e nま y m e s f u r i n s u b s t r a t e s v o nW i l le b r a n df a ct o r( v W F ) p r . o o l l io me1 a n oc o r ti n( P O M C ) 日-NGF p r o-i n s u1 i n a n t r a xt o x t n p r o -gl u c a g o n H lVg p 1 6 0 J o w d e n s it y [ jp o p r o t ei nγeceptor- ' ) r e l a t e dp r o t e i n (LRI ただし、 subLilisin-jlkeproLease聞で基質特異性は交差するため、lIIVgp160 をプロセッシングする酵素として、 furin 以外にも PACE4、そして LPC が候補 となっている へ gpl 60 のプロセ ッシングを阻害することにより、I-lI V に感染した T 細胞の増 殖を阻害できることが知られており、 subtilisin-jike protease の基質特異性 の研究進展が期待されている 。 LPC 遺伝子産物は、アミノ酸の 1次配列の比較と解析から、 furln と同傑な 立体構造をとることが予想されている。 これは、 furin 同様に 6 アミノ酸残基 を認識している可能性を示唆するものである 。現在、 LPC 遺伝子産物の基質特 1i . cati 0 1 1 )。 異性に関しては、次の表に示したことが知られている (personalcommUI 表2 7 Furinと LPCによる基質の切断 E n do g e no u s Pr oren i n D V R T K R F u r i n L P C + + ( ー D V F R T K + R V R T K R R V F T Q R R V R T Q R + R V F T K R + D V R T K K +/ ー + 寸K R D v r . p r o-v W F D V R T Q R +/ ー D R R R K R + +( ー G I I R S K R + + G H R S A R + G H A S K R + ( ー GHI~SKG 上記の表から、 しPC遺伝子産物は、切断書1位(示したアミノ酸配列の C末端) , 2 , 4番目のアミノ酸菌UI J を認識していることがわかる。 から数えて、 1 1 24 5-3 LPCと転座の関連 緒言で述べたように、ヒ トLPC遺伝子は白血病細胞において頻繁に転座が観 察される lJq23領域にマップされる 。 また、non-Hodgkin's リンパ滋和I J I 包におい てまれに見られる l ( 1 1 ; 1 4 )転腹部位からクローニングされたため、転[![および リンパ腫との関連が示唆されているヘ LPC遺伝子が関与したリンパ脆の例は、今回の例以外に 2例のみ知られてい ' nonc od i n g領域に b r e a k p o i n tが見 るだけであるが、どちらも、 LPC遺伝子の 3 つかっている 。 これは 、この領域の転座がある種のリンパ腫の発症にとって何 等かの役筈J Iをになっていることを示唆する 。 白血病細胞で見られる転座と違って、融合タンパク質が発現することはない ため、融合によってどのような変化がもたらされるかは不明である 。 しかし、 μ エンハンサーが LPC遺伝子近傍に存在 転座によって,イムノグロプリンの E するようになることから、 LPC遺伝子の過剰発現が関与していることが与えら れる(下図) 。 1 2 5 LPCa n dlymphoma 「..LPC 寸 AAA 卜一一一一→ AAA AAA AAA -一一一一→~ AAA AAA AAA Ab no r ma lp r o c e s si ng e . g. g r o w t hf a c t o r s あるいは、 LPC遺伝子の 3'n o n c o d i og領域 ( mRNA内)が欠失することによ umo v e rが短くなることも考えられる 。 り 、 LPCm則可A の安定性が変化し t LPC と同じファミリーに属する PCl /3と疾病に関する報告によると、 P Cl遺 伝子の変異によって、肥満が引き起こされることが示唆されている。発症のメ カニズムは、以下のように考えられている 。POMCは 、 PCl / 3および PC2によ ってプロセッシングされ、 m e l a n o c o r ti nが作られる。 これが、 m巴l a n o c oni n のリ セプターである MC4-Rを産生している細胞へと作用する 。 しかし、 PCl/ 3に変 異がおこることにより、 mel a nocor t in が産生されず、正常な刺激が届かず肥満 になると考えられる(下図参照) 。 このことは、 MC4-Rをノックアウトしたマ ウスが肥満になることと一致 している 。 1 26 O b e s i t yandPCs /ノ POMC ノ内 …、 一 人 削工 、- Me l a n PCl/3,PC2 / O b e s i t v 図 40 PC1 I 3と肥満 5-4 今後の研究 しPC遺伝子産物がリンパ腫の発症に関与している可能性を調べるために、現 在 、 L PC遺伝子を CD2遺伝子のプロモーター下に結合したプラスミドを用い てトランスジェニックマウスを作製している 。 このベクターを用いることによ I 胞で L PC遺伝子過剰発現を誘導することができる 。また、 LPC遺 り、リンパ創J 伝子の機能を研究するために、 knockout マウスを作成している 。 knockout マウ スを作製することにより、 mRN A の安定住E の影響を間接的に解析できると共に 、 LPCの発達との関連が調べられるものと思われる 。 6~射辞 この研究を行うにあたりご指導いただいた BryanD .YoungI 導上に感訪れ、たし ます。また、ヒ トLPC遺伝子の解析にあたり、 J o a n n eMeerabux博士および Na t h a l i e 巴博士に大変ご協力いただきました。 L e c o i n t さらに 、研 究 を 進 め る に あ た っ て ご 助 言 い ただいた英国 I m p e r ia lCance r i . c a lOncologyの皆機に感謝 します。 R e s e a r c hFund,Med 7参考文献 YoungD . B .( 1 9 9 2 )C y t o g e n e l i c創 ldmol 巴c u l a ra n al ys i so fc h omosomel l q 2 3 I 、 問ClinicalHaematology5:881-185 a b n o r m a l i t i e si nl e uk : a e m i a .B a i l l i e 2 OshimuraM.e ta l .( 1 9 7 7 )Chrol 1 1o somesa n dc a u s a t i o no fhumanc a n c e ra n d l e u k a e m i a. xxvnPossiblem巴chanismsfort h eg e n e s i so fc ommonchromosome a b n o r m a l i t 】 巴s ,i n c l u di ngi s o ch r omosome sa n dt b ePh1 .C a n c e rR e s .3 7 : 3 5 0ト3507 Vand e nB e r g h eH .巴ta l .( 1 9 7 9 )An 巴wc hromosom巴 a bn o n n a l i t yi na c ut e 3 I ymphobl a s t i cl e u k a e m i a(AしL) . HumanG巴n e . t4 6 :1 7 3 1 8 1 AbeRa n dS a n d b e r gA .A.( 1 9 8 4 )S i g n i f i c a n c eo fabnormal i t ie si n v o J v i n g 4 chromosomal segm 巴n t1 1 q 2 2 2 5i 日a c 日比 l e u k a 巴m i a .C a n c e rGenel .C y t o g e n e. t1 3 :1 2 1 1 2 7 Ra i m o n d iS .C .e la . l( 19 8 9 )Ch i l d hooda cu t eIymphobl a s t i cJ 巴u ka e l l 1 i aw it h 1 chromosomal b r e a k p o i n ta tl l q 2 3 .s l o o d7 3 :1 6 2 71 6 3 4 6M iltemanF .e ta J .( 1 9 9 3 )Re p o r to ft h ec o n l l n i t t e eonc h r omosom 巴c h a n g e si n n e o p l a s i a .GenomeP r io r it yRe p o r t s1 : 7 0 0 7 2 6 7 A r l h u rD .C .e ta . l( 1 98 2 )Tr a n s l o c a t i on4 ;1 1i na c u t eI y m p h o b la st icl e uka e m i a c l i n i c a lc h a r a c t e r i s t i c sa n dp r o g n o s t i cs i g n if i c an c e. Bl ood5 9 : 9 6 9 9 1 29 8K an巴koY . 巴t a 1 .( 1 9 8 6 )C l i n i c a la n dh ematol o g i cc h a r a c t 巴r i s t i c si na c u t el e u k a 巴m la 1S .B J o o d67・48449 1 w i t h11q23t r a n s l o c a t i oI ) 'Ha g e m e i j巴rA .巴t叫 ( 1 9 8 7 )C b a r a c t e r i z a t i o no f .t b eb l a s tc 巴Ilsi na C l l t e1 巴u kemiaw i t h ) :r e p o r to fe i g h ta d d i t i o n a lc a s e s加 do fonec a s ew i t bav 叩 a n t t r a ns l o c at i o n( 4 ;11 t r 釦 s l o c a t i o n .Leukemia1 : 2 4 ・3 1 1 0HeimB .e ta . l( 1 9 8 7 )N巴ws l r u c t u r a lcbromosomalr e a r r a n g e m e n t si ncong 巴n i l a l k巴mia1 : 1 6 2 3 l e u k e m i a .Leu a 1 .( 19 8 7 )At (1 ; 1 1 )i na c u l en o n l y m p h o c y t i cl e u k e m i aFABt y p eM4 1 1S a i tS .N .e t .C y l o g e n e t . 2 4 :1 8 1 1 8 3 C a n c e rGenet 1 2F ed 巴r M e ta l( 19 8 5 )A2p;11qchromosomet r a n s l o c a t i o ni nd y s m y e l o p o i巴Uc p r 巴l e l l k e m i a .CancerG巴n et .C ytogenet . l5 :1 4 3 1 5 0 1 3D巴r r eJ . e ra . l( 19 9 0 )1 0S i l Uh y b r i d i za t i o na s c e r t a i n sl hep r e s e n c eo fat r a n s l o c a t i o日 t ( 6 ;1 1 )i na na c u t em o n o c y l isl e l l k e m i a .Genes,Chromosomesa n dCancer .2 : 3 4ト344 a 1 .( 19 8 2 )T r a n s l o c a t i o n( 9 ;1 1) ( p 2 1 ; q 2 3 )川 t h r e ec a s e so fa C l l t e 1 4h a g e m e i j e rA 巴1 巴 l Ik 巴m i a .C a o c e rGenet .C y t o g e n巴1.5 : 9 5 1 0 5 monoblas t i c1 1 .( 1 9 8 7 )Ana na 1y s i so fl e l l k e m i cc el Jc hromosomalf e a t u r e si ni n f a n t s "P u iC .H .e ta Blood6 9 :1 2 8 91 2 9 3 1 6Ha y a sh iYe ta l .( 1 9 8 8 )l m m n o g l o b l i nh e a v yc h a i ng e n er e a r r a n g e m e n t sa n dmixed 1 3 0 l i n e a g eC h a r a C l e r is t i c si na c u t el e u k e m i a sw i t ht he] 'J ; 1 9t r a n sl o c a t i o n .Cancer6 1: 7 2 1 720 JJ q23r e a r r a n g e m e n t si n 1 7B e r n a r dO .A .andB e r g e rR .( 1 9 9 5 )Mol巴c u l a rb a s iso f ] jg n加 1p r o l i f e r a t i o n s .Genes, Chromosomea n dCancer1 3 : 7 5 8 5 h e m a t o p o i e t i cma 巴r i s t i c so fi n f a n ta c u t el eukemiaw i t ho r I SKanekoYe ta . l( 1 9 8 8 )C l i n i c a lc h a r a c t L io n s .Le ukemia2 : 6 7 2 6 7 6 w i t h o u tJI q 2 3t r a n s l o c a 1 9K a t zF .e ta . l( 1 9 8 8)Cellulatωdm o l e c l l l a rs t l l d i e soni n f a n tn l l l la C l l t eI y m p h o b l a s t i c l e u k e m i a .Bl ood7 1 :1 4 3 8 -同47 却 S t a r kBe t剖.( 1 9 8 9 )B i o l o g i ca n dc y t o g e n e t i cc h a r a c t e r i s t i c so fl e u k e m i ai ni n f ! m : t s . Cancer6 3 :1 1 7 1 2 5 1ChuuW.M.e ta l(1 9 9 0 )I n f a n tl e u k e m i a :a na n a l y s i so fmineC h i n e s ep a t i e n t s A me r i c a nJ .Hematology34・ 2 4 6 2 5 1 nf a n la c u t el eukemiaw i t ht (1 1 ;1 9 ) .B r i t i s hJ .Haematology 1 2g i b b o n sB .wta l( 1 9 9 0 )I 7 4 : 2 6 4 2 6 9 目 R u b n i t zJ . E .e ta . l( 19 9 4 )F r e q u e n c ya n dp r o g n o s t i cs i g n i f i c an c e01 'HRX ni n f a n ta C l l t 巴I ymphobl a s t i cl e u k e m i a :aP e d i a t r i cOncologyGro up r e a r I飢 gementsi S t u d y .Blood8 4 : 5 7 0 5 7 3 Sor 巴 ,n s e nP .H 巴ta . l( 1 9 9 4 )Mol巴c u l a rr e 紅 r a n g e m e n t so ft b巴 MLLgenea r 巴 p r e s e n t1 1 1 24 1 3 1 mostc a s e so fi n f a n ta C l l t em y e J o i dl e l l k c m i aanda r 巴s t r o n g J yc o r r e l a t e dw i t hmono c y t i c .C l i n i ca JI nv e s t i g a t i o n9 3 : 4 2 9 4 3 7 o rmyel omonocyticp h e n o t y p e s .J 百 LeB巴a uM. M.e ta . l( 1 9 8 6 )CJ i n i c a la n dc y t o g c n e t i cc o r r 巴J a t i o日si n63p a t i巴n t sw i t h 巴r a p y r e l a t e dmy 巴J o d y s pl a s t i csyndromesa n da cut en o n l y m p h o c y t i cl e l l k e m i a :f l l r t h e r l h 巴f o rc h a r a c t 巴r i s t i cabnonna l i t i e so fc h r Ol 1 1 osomesn05a n d7 .J . C L i n i c a l e v i d巴nc OncoLogy4 : 3 2 5 3 4 5 26Z u l i a nG .B .e ta . l( 1 9 9 3 )E t o p o s i d ea n ds e c o n d a r yhaematol o g i ca Jma Ji g n a n c i e s : Jso fOncol ogy4 : 5 5 9 5 6 6 c o i n c i d e n c eo rc a u s a l i t y ?Anna , , 27Z i e m i日v a nd e r P o e lS .e ta l .( 1 9 9 1 )I d e n t i f i c a t i o nofageneMLL t h a ts p a n st h e a n s l o c a t i o n sa s s o c i a t e dw i t hhUl 1 1 a nl e u k e m i a s .P r o c .Nat. lAca b r e a k p o i n ti n1 1q23【r S c i .USA88:10753-10739 首 Gu巴t叫 ( 1 9 9 2 )Thet ( 4 ;1 1 )chromosomet r a n sl o c a t i o no fhumana c u t el e u k e m i a s , r e l a t e dl oD r o s o p h i l at r i t h o r a x,t ot h eAF4gen巴.Cel7 ・ . 17 0 1 f us e st b eALL-lg e n巴 708 , . D j a b a l iM.e ta J .( 1 9 9 2 )A t r i t h o r a x l i k eg e ni si nt e r r u p t e dbychromosome11q23 巴 t r a n s l o c a t i o n si na c ut el e u k e m i a .N a t u r 巴 Ge ne t .2 :1 1 3・11 8 3 0T kachukD .C.e ta J.( 19 9 2 )L n v ol vemento fahomologo fd r o s o p h il a t ri t h o r a zby 1 1q23chromosoma Jt r a n s J o c at i o n si na c u t eI 巴u k e m i a s .Cel71 : 6 91 7 0 0 T s c h i er s c hB .eta . l( 1 9 9 4 )Thep r o t e i nencodedbyt h eDrosophi l ap o si t i o n e f f e c t 31 1 3 2 v a r i e g a t i o ns u p p r e s s o rg en 巴S u( v a r ) 3 9combi日e sdoma i nso fa nt ag oni s i t i cほ gu la t o r so f hom 巴o t i cg enecompl巴x e s .EMsOJ .1 3 : 3 8 2 2 3 8 3 1 G r o s sc he d lR. e ta l .( 1 9 9 4 )HMGdom むnp r o t 巴i n s :a r c h i t巴c t u r a le . J 巴m e n t si nt h e J2 巴mb l yo fn u c l e o p r o l e i ns tr uc t l l r e s .T r e n d si 日 Ge 日巴t i c s1 0: 9 4 -100 a s s , , 3 3P r a s a dR .巴ta l.( 1 9 9 3 )Cl o n i n go ft h 巴 ALL lf us i onp a r t n e rt heAF-6g e n ei n v ol ved Jn a c u t emy 巴l o i dl e l l k 巴mi a sw i t ht het ( 6 ;11 )ch romo s o met r a ns l o c a t i on .CancerRes . 5 3 : 5 6 2 4 5 6 2 8 3 4B e r n a r dO .e la l .( 19 9 4 )Ano v elg ene,AF-I F,f u s e d1 0HRXi nt ( l ;1 1) ( P3 2 ; q 2 3 ), i s n o t t巴l a t e dl oAF-4,AF-9orENL .Oncogene9 :1 0 3 9 1 0 4 5 lJ .e t叫(19 9 3 )Acutel e l l k e m i a so [d i f f e r en tl i n e a g e sha v es i m i la lル1 LLgene ' 'Co汀 a f l l s i onsn c o d i o gr 巴l a l 巴dc hime ri cp r o t 巴i nsr e s u l t i n g仕omchromo s o malt n U1s l o c a t i o n _ Pr o c .Nat . lA c a d .S c i .USA.9 0 : 8 5 3 8 8 5 4 2 P r as a dR .e ta l .( 1 9 9 4 )L e u c i n ez i p p e rd i m e r i z a t i o nmot ifen c ode dbyU l eAF1 7g e n e 1 .6 na cu t el e はe m ia. P r o c. Nat. lAcad. S c iUSA.91 ・ 81 0 7 8 11 1 f us e dt oAL Ll(MLL)i C h a p l i nT .e ta l .( 1995 )An o v e lc 1a s so fz i ncf i n g e r / le u c i n ezi p pe rg ene si d e n t i f i e d 37 fromt h巴 m o l e c u l a rc l on i ngo ft het ( 1 0; 1 1 )t r a ns l oc ai toni na c u t 巴l 巴u k emia.slood 8 5 :1 4 3 5 1 4 4 1 , 3 8T hirmanM. J . e ta l .( 19 9 4 )Cl on i ngofELL ag en et h a tf us e st oMLLi na t ( ll ; 1 9 ) ( q 2 3 ; p I 3 . 1 )i na cu t emy el o i d1 巴u k e m i a .P r oc .Nat. lA c a d .Sci .USA.9 1 :1 2 1 1 0 - 1 2 1 1 4 , , 3 9T seW.elaL( 19 9 5 )An o v e lgeneAFlq f u s e dt oMLLI I It ( l; I I ) ( q 2 1; q239 i s s p 巴c i f i ca l Jye x p r e s s e di nl e l l k e m i ca n dimmatureh 巴m a t o p o i e t i cc e l l s .Blood85: 650656 司 刊 SchichmanS .A .e ta L(1 9 9 4 )ALL-Ip a r t i a ld u p l i c a t i o ni na c u t el e u k e m i a. P r o c. NatL A c a d .S c i .USA.9J : 6 2 3 6 6 2 3 9 Gl IY .e ta J .( 1 9 9 4 )S e q l l e n c ea na Jy s i so fl h eb r e a k p o i n tc Ju s t e rr e g i o ni l lt h eALL-1 41 na c u t el e u k e m i a .CancerR e s .5 4 : 2 3 2 6・2330 genei n v o l刊 di 4 2Gl IY .e la l .( 1 9 9 2 )Th 巴 84; I J )( q 2 1; q 2 3 )chromosomet r a n s l o c a t i o n Si na c u t e J .A c a d .S c i .USA.8 9 :1 0 4 6 4 l eukemiasi n v o l v ei nt h eVDJr e c o m b i n a s e .P r o c.N a l 1 0 4 6 8 4 1 S t e i n e rD .a n dOyerP .E .(1 9679Th 巴b i o s y n t h e s i so fi n s u l i na n dap r o b a b l ep r e c u r s o r 巴I la d 巴n oma.P r o c .N a t l .Acad. S c i .USA .5 7 :1 45 o fi n s u l i nbyah u m a l li s l e lc H u t t o nJ .C .(1 99 0 )s l l b t i l is inl i k ep r o l e a s esi n v ol v e di nt h 巴a c t i v a t i o no fp r o p r o l e i n s 叫 r .Op.C e l lBio . I2 :1 1 3 1 o ft h eeuka r y o t i cs e c r et o r yp a t h w a y .Cur 4 sH osakaM.e taL( 19 9 1 )Ar g X I y s / A r g A r gm o t i fa sas i gn凶 f o rp r e c u r s o rc l e a v a g e Jy z 巴db yf u r i nw i t h i nt h ec o n s t i t u t i v 巴s e c r e t o r ypathway. J .BioLChem.2 6 6 :1 21 27 c a ta J u l i u sD .巴ta 1 .( 1 9 8 4 )I s o l a t i o no ft b巴 p u t a t i v es t r u clUr a lg e n巴 f o rt h巴 I y s i n e a r g i n i n e 46 巴t i da s er e q u r e df o rp r o c e s s i ngo fy e a s lp r e p r o -臼 f a c t o e.C e l l3 7 :1 0 7 5 c l e a v i n gendop 1 3 4 , Roebro 巴kA .巴tU.( 19 8 6 )C h a r a c t 巴r iz a li o no fhumanf e s / f p sr e v e a l sanew 47 t r a n s c r i p t i o nl l n i l( f u r )i nt h巴 imme d i a t eup s t r e a mr e g i o no fl b ep r o t o o u c o g e n巴.Mol l .Rep.1 1 :1 1 7 Bio 4 8S c h a l k e nJ .A .e ta l .( 1 9 8 7 )f u rg e n ee xp r e ss i o na sad is c r i r r 由1 a t i ngmarkeri nhuman r .J .C l i n i c a l l n v e s l i g a t i o n8 0 : 1 5 4 5 l u n gc a n c e 4 9D uboisC. M e ta l .( 1 9 9 5 ) .P r o c e s s i n go ft r a n s f o n n i n gg r o w t h f a c t o r b e t a Ip r e c u r s o r b yhumanf u r i nc o n v e n a s e .JH i o lChem.270:1 0 6 1 8 1 0 6 2 4 間 Anderson-E. De ta l . (1 9 9 3 ) .I n h i b i t i o no f1 也Y1g pL 6 0 d e p e n d e n tmembran巴 f l l s i o n tJB i o lChem.2 6 8 :2488724891 . byaf u r i n d i r e c t e da l p h a ( I ) a n t i t r y p s i nv a r i a n. 日1 no c e n c i oN .M.e ta . l(1 9 9 7 )E n d o p r o t e a s ea c t i v i t i e so t h e rt h a nf l l o n剖 1 dPACE4 w i t har o l巴 i np r o c e s s i n go fHlV1gp1 6 0g J y c o p r o t 巴i n si nCHO-K1c e l ls . J .B io. lCh 巴m 2 7 2 :1 3 4 4 1 3 4 8 巴Y anW. J .M.e ta . l( 1 9 9 0 )F u r i ns ias u b l i Ji s i n l i k ep r o p r o t ω nprocessmg 5 2Yand enzym 巴i nh i g h e r巴u k a r y o t e s .Mo. lBio. lR e p .1 4・265 5 3S e i d a hN .G .e t3 1 .( 19 9 0 )cDNAs e q l l巴n c eo flwOd i s t i日c tp i t u i l a r yh o m o l o g o l l st o 日巴 p r o d uc t s :T i s s u e s p e c i f i cm . RNAse n c o di ngc a n d i d a t e sf o rp r o Kwx2a n df u r i ng e hormonep r o c e s s i n gp r o t e i a s e .DNACel JB io. l9: 41 5 4 包4 54 Sme 巴k e n sS . P .a n dS t 巴i n e rD .F .( 1 9 9 0 )I de n u f ic a t i o no fahumani n s l l l i n o m acDNA 1 3 5 e n c o d i n gan o v e lmamma 1i a np r o t e i ns t r u c t u n u l yr el a t e dt ot h ey e a s td i b a s i cp r o c e s s i n g K e x 2 .J .B i o. lChem. 265・2997-3000 a 1 .( 1 9 9 1 )l d e n t i f i c a t i o no fas e c o n dhumans u b t i l i s i n L i k ep r o t e as 巴 5 sK i e f e rM.C .e t g e n ei nl h ef e s / f p sr e g i o no fchromosom 巴1 5 .DNAC e l lBω. 11 0 : 7 5 7 7 6 9 5 6N叫c a m l l r aK .巴ta . l( 1 9 9 2 )I d e n l i f i c a t i o no faf o u r t hmembero ft h emamma 1i a n e n d o p r o t e a s ef a m il yh o m o l o g o l l s10t h ey e a s lKex2p r o t e a s e. J .B io l .Chem.2 6 7 : 5 8 9 7 5900 日 S e i d a hN .G .e la . l( 19 9 2 )T e s t i c u l a r巴x p r e s s i o no fPC4i 日出 er a t :m o l e c u l a rd i v 巴r s i t y L l i s i n l i l c 巴p r o p r o l e mc o nv 巴r l a s 巴.Mo . lE n d o c r i n o l o fagennc e l l s p e c i f i cKex3/subt 6: 1559-1570 5 8LussonJ巴ta 1 . ( 1 9 9 3 ) .cDnas 汀lIc t u r eo ft h emouse創 l dr a ts u b t i l i s i nk e x i n l i k ep c 5 巴s s e di ne n d o c r i n ea n dnon 巴n d o c r i n ec els .P r o c ac a n d i d a l ep r o p r o l e i nc o n v e r t a s ee x p r N a t lAcadS c iUSA .9 0 :669ト6695 5 .NakagawaT .e ta 1 .( 1 9 9 3 ) .l d e n l i f i c a t i o no fa Di s o f o r mw i l ha ne x t r e m e l y1 剖 g ec y s 巴g i o no fp c 6 .ak e x 2 l i k 巴p r o c e s s i n ge n d o p r o t e a s 巴.F EBSL e l l .3 2 7 :1 6 5ー1 71 . r i c hr 印 MoJJoyS . S .e ta l .( 1 9 9 4 ) .I nt r a c e l l u l a rt r a f f i c k i n ga n da cL iv a t i o no ft h ef l l r i n 巴t g na n dr e c y c l i n gf r o mt h ec e ls u r f a c e . p r o p r o t e i nc o n v e r t a s e-l o c a l i z a t i o nt ot h ,1 3 :1 8 3 3 EMBOJ 1 .( 1 9 9 4 )Molec凶釘 c l o n i n go fan o v e l1 1q23b r e a k p o i n t 6 1MeerabuxJ.M.e ta 1 36 a s s o c i a t e dw i出 non-Hodgkin' sIympoma.On ∞g巴ne .9 : 8 9 3 8 9 8 日 Bl Ic k l e rA .J . e ta . 1( 19 9 1 )Exonampl i uc a l i o n :As t r a t e g yt oi s o l a t emammaJiang e n e s b a s e donRNAs p l i c i n g .P r o c .N a t. 1A c a d .S c i .USA.8 8 : 4 0 0 5 4 0 0 9 RoebroekAJかIe ta . 1( 1 9 9 5 ). Thed f u r 2g e n eo fd r o s o p h i l a m e l a n o g a s t e r-g e n e t i c 6 3 o r g a n i z a t i o n,巴xpr e s s i o nduringιmbryoge 白e s i s,a n dp r o p r o t e i np r o c e s s i n ga c t i v i r yo f i t st r a n s l a t i o n a lp r o d l l c td f u r i n 2 .DNACe lBio. l1 4 :2 2 3 2 3 4 白Mb i k a yM e tal .( 1 9 9 4 ) .S t r u c t u r eo ft h巴 g e n ef o rl h et e s t i s s p e c i f i cp r o p r o t e i n fi l sa l r er na t em e s s e n g e r RNAi s o f o n T I s .G巴nom i . c s . 2 0・2 3 1 2 3 7 . c o n v e r t a s e 4釦 do 自 S e i d a hNG e ta l .( 19 9 6 ) .cDnas t r u c t u r e, t is s u ed i s t r i b u t i o o, a n dchromosomal l o c a l i z a t i o no fr a tpc7,an o v e lmamma l i a np r o p r o t e i nconve r ta s ecl o s 巴s t1 0y e a stk e x i n l i k ep r o t e i o a s巴s .P r o cNatlAcadS c iUSA .9 3 :3388-3393 白 V o l l e n w e i d 巴rF巴1 凶.( 1 9 9 6 ) .C o m p a r a t i v 巴c el l l l la rp r o c e s s i n go fr h eh l l ma n i m m u o o d e f i c i e n c y v i r u s(HN-I )e n v e l o p egl y c o p r o t e i ngpl 60byt h emammalian ーl i k 巴c onv er t a s e s .B i o c h e l l lJ .31 4 :521 5 3 2 . s l l bt i l i s i n l k e x i n MeerabuxJe ta l. ( 1 9 9 6 ).An 巴w m 巴m bero ft hep r o p r ot e i nc onv e r t a s巴 g 巴n ef am i ly 67 ( lp c )i sl o ca r e da tac h r o m o s o m e t r a n sl o c a l io ob r e R k p o i n ti nI ymph o m a s .Canc e rRe s 56・4 4 8 4 5 1 1 3 7