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ー・ 農林漁業関係職業従事者率 生産 ・ 運輸関係職業従事者率 販売
23 人 23 口 1. 農林漁業関係職業従事者率 生産・運輸関係職業従事者率 販売・サービス関係職業従事者率 事務・技術・管理関係職業従事者率 2. 完全失業率 産業別人口構成 1. 農林漁業関係職業従事者率 1985年10月 1日現在の我が国の就業者(15歳以上)は、5835万7232人であ る。これを職業 4部門別にみると、農林漁業関係職業従事者 が536万5 人(全 業が64.5%、建設業が23.2%を占め、運輸・通信従事者は、運輸通信業が 全就業者に対する事務・技術・管理関係職業従事者の割合を都道府県別 70.6%、サービス業が7.9%を占め、技能工、生産工程作業 者および労務 にみると、東京都の42.7%が最も高く、次いで、神奈川県39.7%、奈良県 作業者は、製造業が54.4%、建設業が20.0%を占めている。 37.4%と続き、また、最も低いのは青森県の24.7%である。 体の9.2%)、 生産・運輸関係職業従事者が2071万8788 人(35.5%)、販売・サ 1955∼1985年の間に生産・運輸関係職業従事者は、89.6%増加した。職 ービス関係職業従事者が1328万7702 人(22.8%)、事務・技術・管理関係職 業大 分類別では、 採掘作業者 は85.4%減少した が、運輸・通 信従事 者は 業 従事者 が1882万6108人(32.2%) 、そ の 他分類 不能 の 職業 が16 万4629人 113.2%、技能工、生産工程作業 者および 労務作業者は93.4%それぞれ増 (0.3%)である。 加となっている。 2. 完全失業率 全就業者に対する生産・運輸関係職業従事者の割合を都道府県別にみる 1985年10月 1日現在の我が国の労働人口(15歳以上)は、6039万551人で っている。また、年齢構成(5歳階級)は、55∼59歳(17. 1%)が最も多く、 と、岐阜県の45.1%が最も高く、次いで、愛知県42.6%、福井県42.5%と ある。そのうち、就業者が5835万7232人、完全失業者が203万3319人で、 次いで、60∼64歳(14.7%)、50∼54歳(14.1%)となっており、職業 4部門 続き、また、最も低いのは東京都の28.4%である。 完全失業率は3.37%である。 農林漁業関係職業従事者の男女別内訳は、 男54.2%、女45.8%の割合とな 完全失業率を都道府県別にみると、沖縄県の7.63%が最も高く、次いで、 別就業者のうち、高齢者の占める割合が最も高くなっている。なお、農林 福岡県5.66%、高知県5.58%と続き、18都道府県で全国平均を上回ってい 漁業 関係職 業従事 者のうち、農 林漁業 作業 者は、農業 が89. 1%、漁業が 7.2%、林業が1.8%を占めている。 1955∼1985年の間に職業 4部門別の全就業者が、67.8%増加した中で農 林漁業関係職業従事者は、66.6%減少しており、職業 4部門別のうち唯一 の減少部門である。 全就業者に対する農林漁業関係職業従事者の割合を都道府県別にみると、 岩手県の25.2 %が最も高く、次いで、青森県23.5%、鹿児島県22.3 %、宮 崎県21.5%と続き、また、最も低い のは東 京都の0.6%、次いで、大阪府 る。また、最も低いのは、長野県の1.65%、次いで、福井県1.99%となっ 1. 販売・サービス関係職業従事者率 ている。 1985年10月 1日現在の販売・サービス関係職業従事者は、1328万7702人 完全失業率を男女別にみると、男は3.76%、女は2.75%と男が高くなっ (全体 の22.8%)であ る。職 業 大 分 類 別 で は 、販売従事者 が834万2159人 ている。また、年齢階級(5歳階級)別にみると、男は15∼19 歳が10.97%、 (62.8%)、保安職業従事者が80万2180人(6.0%)、サービス職業従事者が 60∼64歳が10.00%と際 だって高く、女 は15∼19歳が6.97%、20∼24歳が 414万3363人(31.2%)である。 4.85%と高くなっている。 販売・サービス関係職業従事者の男女別内訳は、男57.1%、女42.9%の 完全失業率の推移をみると、1955年の1.91%から、1960年は0.77%と経 0.9%となっている。 割合となっている。また、年齢構成(5歳階級)は、販売従事者では35∼39 済の高度成長期に低下したが、1965年は1.37%、1970年は1.35%と1%台 〔凡例と作図の要点〕 歳(16.2%)、保安職業従事者では20∼24歳(14.5%)、サービス職業従事者 で推移し、その後は一貫して上昇し続け、1985年は最も高い3.37%となっ では35∼39歳(14.3%)が最も多い年齢層となっており、販売・サービス関 ている。完全失業率の高まりは、景気変動による雇用調整の失業の増加や 産・運輸関係職業従事者、販売・サービス関係職業従事者、事務・技術・ 係職業従事者全体では、35∼39歳(15.5%)が最も多い年齢層である。なお、 若年層の労働に対する意識の変化などによるものと考えられる。 管理関係職業従事者の職業 4部門にまとめ、全就業者に対する割合をそれ 販売・サービス関係職業従事者のうち、販売従事者は、卸売・小売業、飲 〔凡例と作図の要点〕 ぞれ従事者率として、市区(区は東京都のみ)町村別に表わした。なお、職 食店が74.9%、製造業が7.8%を占め、保安職業従事者は、公務が73.4%、 業従事者は常住地による統計である。 サービス業が18.8%を占め、サービス職業従事者は、サービス業が48.1%、 者とは、失業している状態にとどまらず、積極的な求職活動を行っている 〔主な資料〕 卸売・小売業、飲食店が47.7%を占めている。 者をいう。 これらの図は、職業 大分 類の11項目を、農 林漁 業関係職 業従 事者、生 1.総務庁統計局,昭和60年国勢調査報告 1955∼1985年の間に販 売・サービス関係職業従事者は 、100.9%増加し 2.総務庁統計局,昭和60年我が国人口の概観 完全失業率とは、労働人口に占める完全失業者の割合をいい、完全失業 〔主な資料〕 た。職業大分類別では、販売従事者は 98.1%、保安職業従事者は86.5%、 1.総務庁統計局,昭和60年国勢調査報告 サービス職業従事者は110.0%それぞれ増加となっている。 2.総務庁統計局,昭和60年我が国人口の概観 全就業者に対する販売・サービス関係職業従事者の割合を都道府県別に みると、東京都の27.6%が最も高く、次いで、大阪府27.0%、福岡県26.7% 1. 生産・運輸関係職業従事者率 と続き、また、最も低いのは長野県の17.6%である。 1 9 8 5 年1 0 月 1日 現在の生産・運輸関係職業従事者は、2 0 7 1万8 7 8 8 人 ( 全 1985年10月 1日現在の我が国の就業者(15歳以上)は5835万7232 人で、産 体の3 5 . 5%) である。 職業大分類別で は、採掘作業 者が 5万1 2 8 3 人( 0 . 2%) 、 運輸・通信従事者が 2 3 1 万9 6 7 4人( 1 1. 3%) 、 技能工、生産工 程作 業者および 労務作業者 が1 8 3 4万7 8 3 1 人( 8 8 . 5%) である。 生産・ 運輸関係職 業従事者の 男女別内訳 は、男7 2. 4 %、女2 7. 6 %の割合 2. 産業別人口構成 1. 事務・技術・管理関係職業従事者率 1 9 8 5 年1 0 月 1日現在の事務・技術・管理関係職業従事者は、1 8 8 2 万6 1 0 8 とな って いる。ま た、 年 齢構成(5歳 階級 ) は、 採掘作業 者で は5 0 ∼5 4 歳 人( 全体の3 2 . 2%) である。職業大分類別で は、事務従事者が1 0 3 3 万8 5 0 3 人 ( 2 0 . 1 %) 、運輸 ・通信従事 者では3 5 ∼3 9 歳( 1 7 . 6%) 、 技能工、生産 工程作 ( 5 4 . 9 %) 、専門的・技術的職業従事者が6 1 8 万2 6 2 人( 3 2 . 8 %) 、管理的職業 業者および労務 作業者 では3 5∼3 9 歳(1 4 . 8%)が最も多い 年齢層と なってお 従事者が2 3 0 万7 3 4 3 人( 1 2 . 3 %) である。 業別の人口構成は、第 1次産業(農林漁業)に541万2193人(9.3%)、第 2次 産業(鉱業、建設業、製造業)に1933万4215人(33.1%)、第 3次産業(商業、 運輸・通信業、サービス業)に3344万4306人(57.3%)、その他分類不能の産 業に16万6518人(0.3%)が従事している。 産業別の人口構成は、1940年は第 1次産業人口1439万人(44.3 %)、第 2 次産業人口844万人(26.0%)、第 3次産業人口943万人(29.0%)であった。 り、生産・ 運輸関係職業従事 者全体で は、 3 5 ∼3 9 歳(1 5 . 1 %) が最も 多い年 事務・技術・管理関係職業従事者の男女別内訳は、男5 3 . 7 %、女4 6 . 3 % 齢層で ある。なお、 生産・運輸関係職 業従事 者のうち 、採掘作業 者は、鉱 の割 合 と な っ て い る 。また、年齢構成 (5歳 階級)は、事務従事者では 業別人口構成のうち半分近い割合を占め、その後は経済の高度成長に伴い、 2 0 ∼2 4 歳( 1 6 . 6 %) 、専門的・技術的職業従事者では2 5 ∼2 9 歳( 1 7 . 0 %) 、管 一貫して減少し、1960年は32. 7%、1970年は19. 3%と20%を切り、1985年 理的職業従事者では 5 0 ∼5 4 歳( 1 7 . 9 %) が最も多い年齢層となっており、事 は9.3%と10%を切るまで減少した。 職業 4部門別就業者の推移 年齢別就業者数 事務・ 技術・ 菅理関係職業従事者 販売・ サービス関係職業従事者 生産・ 運輸関係職業従事者 農林漁業関係職業従事者 その後、第 1次産業人口は、第 2次世界大戦後の1950年には48.5%と、産 務・技術・管理関係職業従事者全体では、3 5 ∼3 9 歳( 1 4 . 0 %) が最も多い年 第 2次産業人口は、基幹産業として1973年の石油ショックまで増加傾向 齢層である。なお、事務・技術・管理関係職業従事者のうち、事務従事者 を示し、1975年には34.1%となった が、その後経済の安定成長に伴い、 は、卸売・小売業、飲食店が2 2 . 6 %、サービス業が2 2 .4%を占 め、専門 1980年3 3 . 6 % 、1985年33.1%と割合が低下傾向を示している。 的・技術的職業従事者は、 サービス業が7 7 . 2 %、製造業が 1 0 . 9 %を占め、管 また、第 3次産業人口は、一貫して増加傾向で、1975年には産業別就業 理的職業従事者は、 製造業が2 7 . 2 %、卸売・小売業、 飲食店が2 5 . 0 %を占 者の半数を越える51.8%となり、1985年は57.3%で、社会全体の動向を反 めている。 映して第 3次産業が国民経済全体に占める割合が高まっている。 1 9 5 5 ∼1 9 8 5 年の間に事務・技術・管理関係職業従事者は、2 1 4 . 1 %増加し 〔凡例と作図の要点〕 た。職業大分類別にみると、事務従事者は2 1 8 . 8 %、 専門的・技術的職業従 この図は、第 1次、第 2次、第 3次産業別の就業人口構成比を市区 ( 区 事者は2 2 4 . 2 %、管理的職業従事者は1 7 3 . 3 %それぞれ 増加となっている。 は東京都のみ)町村別に表わした。ただし、就業人口は常住地人口による ものである。 〔主な資料〕 1.総務庁統計局,昭和60年国勢調査報告 職業別就業者の増減率(1975∼1985) (国勢調査報告から作成) 2.総務庁統計局,昭和60年我が国人口の概観 完全失業率の推移 産業別就業人口の推移 (国勢調査報告から作成) 職 業 別 就 業 者 数( 1985) (国勢調査報告から作成) (国勢調査報告から作成) (国勢調査報告から作成) (国勢調査報告から作成) 89 農林漁業関係職業従事者率. 生産・運輸関係職業従事者率 農林漁業関係職業従事者率 2 3 . 1 (1985) 都府県界 30%以上 市町村界および東京都の区界 25%以上 30%未満 20%以上 25%未満 15%以上 20%未満 10%以上 15%未満 5%以上 10%未満 1:5,000,000 5%未満 生産・運輸関係職業従事者率 (1985) 都府県界 50%以上 50%未満 40%以上 45%未満 35%以上 40%未満 30%以上 35%未満 25%以上 30%未満 25%未満 90 市町村界および東京都の区界 45%以上 1:5,000,000 販売・サービス関係職業従事者率. 事務・技術・管理関係職業従事者率 販売・サービス関係職業従事者率 2 3 . 1 (1985) 都府県界 35%以上 市町村界および東京都の区界 30%以上 35%未満 25%以上 30%未満 20%以上 25%未満 15%以上 20%未満 10%以上 15%未満 1:5,000,000 10%未満 事務・技術・管理関係職業従事者率 (1985) 都府県界 40%以上 市町村界および東京都の区界 35%以上 40%未満 30%以上 35%未満 25%以上 30%未満 20%以上 25%未満 15%以上 20%未満 1:5,000,000 15%未満 91 完全失業率. 産業別人口構成 完 全 失 業 率 2 3 . 2 (1985) 全労働力人口に対する完全失業者の割合 都府県界 6%以上 市町村界および東京都の区界 5%以上 6%未満 4%以上 5%未満 3%以上 4%未満 2%以上 3%未満 1%以 上 2%未満 1985.10.1現在 1:5,000,000 1%未満 産業別人口構成 (1985) 都府県界 業 第 市町村界および東京都の区界 産 2 次 次 3 産 第 業 1985.10.1現在 1:5,000,000 第1次産業 92