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地域貢献に関する情報開示

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地域貢献に関する情報開示
島根県
鳥取県
兵庫県
岡山県
広島県
株式会社 山陰合同銀行
(平成16年10月)
はじめに
当行は、「地域の夢、お客様の夢をかなえる創造的なベストバンク」を経営理念に、地域のお客様
からの信頼とご支持をいただくべく、地域に根ざした経営を心掛けております。そして、従来から経
営の成果を含めた様々な地域貢献への取組状況について、情報開示を積極的に行っております。
ここに、当行の活動を地域のお客様により一層ご理解いただくため、「地域貢献に関する情報開示」
をご報告申し上げます。
アクトファイブ
当行は、昨年度より中期経営計画「ACT05」をスタートさせ、「地域・お客様にとって良き相
談相手となり、頼りにされる銀行となろう」を行動指針に、地域の皆様の様々な金融ニーズにお応え
し、また、地域の企業・産業の振興と地域経済の発展を支えていくという使命を強く認識する中で、
役職員一丸となって諸活動に取組んでおります。
この「地域貢献に関する情報開示」を、これらの成果、ならびにお客様とごうぎんとの距離を測る
ツールとして、ご活用いただきたいと考えております。
地域貢献に関する基本認識と開示情報
われわれの考える「地域貢献」には、本業である銀行業務を通じて行う地域経済に対する地域貢献
と、企業市民として取り組むメセナ活動等の地域貢献があります。このような地域貢献に関する各種
情報を大きく4つに分類し、ご報告申し上げます。
①地域への信用供与の状況
②地域のお客様への利便性提供の状況
③地域経済活性化への取組状況
④その他メセナ活動等
「地域」とは
当行は、島根・鳥取・広島・岡山・兵庫・大阪・東京に営業拠点を置いて活動をしております。
今回開示します各種情報につきましては、大きく地域を①山陰両県(島根・鳥取)、②山陽兵庫
(広島・岡山・兵庫)、③東京・大阪に分類し、項目の内容に応じてはさらに細分化(島根と鳥取
など)して説明を行っております。
その他、適宜特別な説明が必要なものにつきましては、項目毎に注記を行っております。
目次
1.地域への信用供与の状況
区分
開示項目
A
貸出業務の概況
B
1 総貸出金残高、地域別貸出金残高とその割合
1
2 業種別貸出金残高、貸出先数
2
中小企業向け貸出業務の状況
1 中小企業向け貸出金残高とその割合、地域の中小企業向け貸出金残高
3
2 中小企業向け融資商品の提供内容
4
3 山陰両県の保証協会保証付貸出金残高
4 山陰両県の地方公共団体制度融資への取組状況
C
ページ番号
5
個人向け貸出業務の状況
1 個人向け貸出金残高とその割合、貸出先数(含む住宅ローン)
2 山陰両県の個人向け貸出金残高とその割合、貸出先数(含む住宅ローン)
3 個人向けローン商品の提供内容
6
7
2.地域のお客様への利便性提供の状況
区分
D
開示項目
店舗・ATM等の状況
1 店舗等チャネルの状況
E
ページ番号
8
預金業務等の状況
1 総預金残高、預り資産残高
9
2 総預金残高、地域別預金残高とその割合
10
3 決済・資産形成サービス等の利用状況
4 地域のお客様への利便性提供に資する取組みの状況
11
3.地域経済活性化への取組状況
区分
F
開示項目
地元企業に対する経営サポートの状況、企業育成への取組み
1 地元企業の経営相談等への取組状況
2 地元企業の再生への取組状況
3 企業育成への取組状況
G
ページ番号
12
13
地方公共団体の事業との関係
1 地方公共団体事業との関係
14
4.その他メセナ活動等
区分
H
開示項目
ページ番号
地域への各種支援活動の状況
1 メセナ活動等の状況
15
・本報告に掲載しております図表・グラフの計数は、単位未満を切り捨てて表示しております。
・比率につきましては小数点第二位以下を切り捨てて表示しております。
・計数等は平成16年9月30日を基準日とし作成しています。
A.貸出業務の概況
A−1.総貸出金残高、地域別貸出金残高とその割合
当行は、お客様の様々な資金ニーズにお応えするため、山陰地区(島根・鳥取)をはじめとし、山
陽兵庫地区(広島・岡山・兵庫)、大阪・東京等の営業地域で、様々なご融資のご相談を行っており
ます。総貸出金残高および地域別貸出金残高、同貸出金比率は下表をご参照ください。
平成16年9月末における総貸出金に占める地域別貸出金比率は、山陰両県では65.5%、山陽
兵庫地区では20.0%、東京大阪地区では14.3%となっております。
(1)地域別貸出金残高
(単位:億円)
H15/3
残高
H16/3
構成比
残高
H16/9
構成比
残高
構成比
島 根 県
7,443
35.2%
7,415
34.4%
7,237
34.3%
鳥 取 県
6,946
32.9%
6,968
32.4%
6,579
31.2%
山陰両県
14,389
68.1%
14,383
66.8%
13,816
65.5%
広 島 県
1,189
5.6%
1,333
6.1%
1,387
6.5%
岡 山 県
1,365
6.4%
1,696
7.8%
1,703
8.0%
兵 庫 県
950
4.5%
1,082
5.0%
1,136
5.3%
山陽兵庫
3,505
16.6%
4,112
19.1%
4,228
20.0%
東京大阪
3,209
15.2%
3,007
13.9%
3,028
14.3%
総 合 計
21,105
100.0%
21,503
100.0%
21,072
100.0%
(2)平成16年9月末現在の地域別貸出金残高シェア
東京大阪
14.3%
島根県
34.3%
山陽兵庫
20.0%
鳥取県
31.2%
1
A−2.業種別貸出金残高、貸出先数
当行の業種別貸出金残高および貸出先数は以下の通りとなっております。
(単位:先、億円)
項目
業種
H16/3
H16/9
全店
うち山陰両県・山陽兵庫
全店
うち山陰両県・山陽兵庫
先数
2,941
2,834
(96.3%)
2,878
2,770
(96.2%)
残高
先数
2,805
867
1,963
867
(69.9%)
(100.0%)
2,737
822
1,896
822
(69.2%)
(100.0%)
残高
先数
35
63
35
63
(100.0%)
(100.0%)
26
56
26
56
(99.9%)
(100.0%)
残高
10
10
(100.0%)
9
9
(99.8%)
漁業
先数
残高
142
162
142
162
(100.0%)
(100.0%)
141
161
141
161
(100.0%)
(100.0%)
鉱業
先数
残高
36
23
36
23
(100.0%)
(100.0%)
35
18
35
18
(100.0%)
(99.9%)
先数
4,602
4,592
(99.7%)
4,408
4,401
(99.8%)
残高
先数
1,208
139
1,187
136
(98.2%)
(97.8%)
1,071
142
1,056
139
(98.5%)
(97.8%)
残高
先数
190
167
148
156
(77.8%)
(93.4%)
209
168
147
159
(70.5%)
(94.6%)
残高
185
68
(36.7%)
146
56
(38.8%)
運輸業
先数
残高
499
534
482
376
(96.5%)
(70.4%)
495
474
479
372
(96.7%)
(78.4%)
卸売・小売業
先数
残高
5,677
2,944
5,630
2,597
(99.1%)
(88.2%)
5,512
2,851
5,468
2,525
(99.2%)
(88.5%)
先数
133
105
(78.9%)
130
104
(80.0%)
残高
先数
1,028
1,781
274
1,759
(26.6%)
(98.7%)
986
1,873
271
1,853
(27.5%)
(98.9%)
残高
先数
2,073
6,940
1,905
6,879
(91.8%)
(99.1%)
2,033
6,783
1,877
6,723
(92.3%)
(99.1%)
残高
3,389
2,859
(84.3%)
3,482
2,784
(79.9%)
製造業
農業
林業
建設業
電気・ガス・
熱供給・水道業
情報通信業
金融・保険業
不動産業
各種サービス
地方公共団体
その他
総合計
先数
133
133
(100.0%)
132
132
(100.0%)
残高
1,891
1,891
(100.0%)
1,807
1,807
(100.0%)
先数
残高
178,896
5,020
178,415
4,991
(99.7%)
(99.4%)
177,241
5,055
176,794
5,031
(99.7%)
(99.5%)
先数
203,016
202,229
(99.6%)
200,816
200,076
(99.6%)
残高
21,503
18,496
(86.0%)
21,072
18,044
(85.6%)
※( )内は、当該地域の占めるシェアを表しています。
2
B.中小企業向け貸出業務の状況
B−1.中小企業向け貸出金残高とその割合、地域の中小企業向け貸出金残高
中小企業等向け貸出金の残高ならびに同比率の推移は以下の通りとなっております。
(単位:億円)
全
店
中小企業 等
【除く公社】
総 貸 出 金
山陰両県
中小企業 等
【除く公社】
総 貸 出 金
山陽兵庫
中小企業 等
【除く公社】
総 貸 出 金
H15/3
残高
構成比
14,695
69.6%
14,222
67.3%
21,105
100.0%
H16/3
残高
構成比
15,448
71.8%
14,974
69.6%
21,503
100.0%
H16/9
残高
構成比
15,085
71.5%
14,771
70.0%
21,072
100.0%
H15/3
残高
構成比
11,746
81.6%
11,279
78.3%
14,389
100.0%
H16/3
残高
構成比
11,798
82.0%
11,330
78.7%
14,383
100.0%
H16/9
残高
構成比
11,385
82.4%
11,077
80.1%
13,816
100.0%
H15/3
残高
構成比
2,706
77.2%
2,700
77.0%
3,505
100.0%
H16/3
残高
構成比
3,213
78.1%
3,207
77.9%
4,112
100.0%
H16/9
残高
構成比
3,332
78.8%
3,325
78.6%
4,228
100.0%
※上表には、海外店分および特別国際金融取引勘定分を含んでおりません。
※地域の中小企業向け貸出比率とは、地域の中小企業向け貸出金残高÷地域別総貸出金残高を示しております。
※【除く公社】とは、土地開発公社等の地方公社向け貸出を除いたものです。
<中小企業等向け貸出金残高と同比率の推移(全店)>
【除く公社】
16,000
<中小企業等向け貸出金残高と同比率の推移(山陰両県)>
【除く公社】
(単位:億円)
71.0%
残高
比率
(単位:億円)
12,000
比率
69.0%
15,000
81.0%
残高
79.0%
11,500
67.0%
77.0%
14,000
11,000
65.0%
13,000
75.0%
10,500
63.0%
12,000
61.0%
H15/3
H16/3
73.0%
10,000
H16/9
71.0%
H15/3
3
H16/3
H16/9
B−2.中小企業向け融資商品の提供内容
当行では、企業の前向きな資金需要に積極的にお応えするため、ニーズに合わせた各種融資制度を拡
充させております。ごうぎんニュービジネスローン、ごうぎん企業前進ローン、ごうぎんビジネスクイ
ックローンは、その代表的なものです。
<ごうぎんニュービジネスローン>
<残高・件数の推移>
○取扱開始日:平成14年2月12日
40
◇ご融資金額:3千万円以内 (月商の範囲内)
◇ご融資期間:1年 (1年毎更新)
30
◇ご融資利率:3.95%以上(変動金利)
◇保 証 人 :1名以上
20
◇担保条件 :原則不要
◇ご融資形式:当座貸越
10
◇お使いみち:運転資金
◎平成16年9月実績:累計件数266件、累計残高28億円 0
※累計残高は契約極度額に基づくものです。
累計残高
(単位:億円、件)
272
○取扱開始日:平成14年7月1日
◇ご融資金額:2億円以内
◇ご融資期間:1年以上5年以内
◇ご融資利率:1.70%∼2.10%(固定金利)
◇保 証 人 :1名以上
◇担保条件 :ご融資額5千万円以下は原則不要
◇ご融資形式:証書貸付
◇お使いみち:運転資金、設備資金
◎平成16年9月実績:累計件数1,436件、累計残高
343億円
200
204
100
0
H15/3
500
累計残高
累計件数
400
H16/3
H16/9
(単位:億円、件)
1,436
1,346
998
200
500
100
0
0
H16/3
○取扱開始日:平成15年3月3日
◇ご融資金額:1千万円以内(月商の3ヶ月以内)
◇ご融資期間:5年以内
◇ご融資利率:3.00%∼7.00%(固定金利)
◇保 証 人 :法人…代表者、個人事業主…不要
◇担保条件 :無担保(信用保証協会保証付)
◇ご融資形式:証書貸付
◇お使いみち:運転資金
◎平成16年9月実績:累計件数939件、累計残高41億円
80
累計残高
累計件数
H16/9
(単位:億円、件)
<残高・件数の推移>
1,200
1,037
939
60
800
40
20
400
78
0
0
H15/3
H16/3
H16/9
※「ごうぎんビジネスクイックローン」、[島根県信用保証協会アドバンス3000(次頁参照)」 は、
いずれも自動審査システム(CRD)を用いるもので、お申込日の翌日に融資諾否を回答致しております。
4
1,500
1,000
300
H15/3
<ごうぎんビジネスクイックローン>
300
累計件数
<残高・件数の推移>
<ごうぎん企業前進ローン >
266
B−3.山陰両県の保証協会保証付貸出金残高
(1)平成16年9月末残高 ○島根県:1,007億円
○鳥取県: 739億円
(2)平成16年9月末県内シェア(保証承認額ベース) ○島根県:52.1%
○鳥取県:49.8%
(3)信用保証協会保証付融資の新たな動き
○島根県信用保証協会:自動審査システム、保証人条件を緩和した新融資制度の取扱開始
<アドバンス3000>
○取扱開始日:平成16年4月12日
◇ご融資金額:3千万円以内
◇ご融資期間:1年以内
◇ご融資利率:1.75%以上(固定金利)
◇保 証 人 :不要(法人の代表者の保証参加も不要)
◇担保条件 :無担保(島根県信用保証協会保証付)
◇ご融資形式:手形貸付、証書貸付
◇お使いみち:運転資金
◎平成16年9月実績:累計件数255件、累計残高40億円
○鳥取県信用保証協会:新しい中小企業向け金融「広域型保証付CLO」への関与
<広域型保証付CLO>
平成16年7月、鳥取県・宮城県・和歌山県・佐賀県4県の「広域型保証付CLO」組成に
際しては、当行、鳥取銀行、商工組合中央金庫ならびに鳥取県信用保証協会が連携し、県内中
小企業の皆様への資金需要に対応しました。
鳥取県全体:147件24億円(うち当行97件、17億円)
(P.13参照)
B−4.山陰両県の地方公共団体制度融資への取組状況
(1)平成16年9月末残高 ○島根県制度融資:783億円
○鳥取県制度融資:453億円
『リレーションシップバンキングの機能強化計画とその進捗状況について』は、当行のホーム
ページにその詳細を公表しております。 http://www.gogin.co.jp
5
C.個人向け貸出業務の状況
C−1.個人向け貸出金残高とその割合、貸出先数(含む住宅ローン)
地域の個人のお客様に対し、住宅ローンを中心とした個人ローンを積極的に推進しました結果、平成
16年9月末現在の個人向け貸出金残高は4,744億円(前年比+243億円)となり、なかでも住
宅ローン残高は平成16年9月末現在で3,931億円(前期比+323億円)と増加しました。
また、総貸出金に占める個人向け貸出金残高の割合は22.5%となりました。
5,000
4,000
<個人向け貸出金残高と住宅ローン残高推移>
(単位:億円)
個人向け貸出金残高※1
うち住宅ローン
4,744
4,700
3,958
3,000
3,857
3,041
3,931
2,000
1,000
0
H15/3
個 人 向 け 貸 出 件 数 ※ 2
総 貸 出 金 に 占 め る 割 合 ※ 3
H16/3
H15/3
78,122
18.7%
H16/9
H16/3
77,183
21.8%
H16/9
76,488
22.5%
(注)※1「個人向け貸出金残高」は個人ローン残高を計上しております。
※2「個人向け貸出件数」はカードローン件数を含んでおりません。
※3「総貸出に占める割合」は総貸出金残高(A−1(P.1))に占める個人向け貸出金残高の比
率です。
C−2.山陰両県の個人向け貸出金残高とその割合、貸出先数(含む住宅ローン)
山陰両県内の個人のお客様に対する貸出金残高も、平成16年9月末現在で3,674億円(前年
比+277億円)となりました。両県内の総貸出金に占める個人向け貸出金残高割合も、平成16年
9月末現在で26.5%と着実に増加しています。
<山陰両県の個人向け貸出金残高と住宅ローン残高推移>
5,000
4,000
(単位:億円)
山陰両県個人向け貸出金残高※1
うち住宅ローン
3,000
3,394
2,000
2,555
3,674
3,672
2,901
2,932
1,000
0
H15/3
山 陰 両 県 の 個 人 向 け 貸 出 件 数 ※ 2
総 貸 出 金 に 占 め る 割 合 ※ 3
H16/3
H15/3
71,704
23.5%
H16/9
H16/3
70,019
25.5%
H16/9
69,098
26.5%
(注)※1「山陰両県の個人向け貸出金残高」は個人ローン残高を計上しております。
※2「山陰両県の個人向け貸出件数」はカードローン件数を含んでおりません。
※3「総貸出金に占める割合」は地域別貸出金残高(山陰両県)(A−1(P.1))に占める山陰
両県の個人向け貸出金残高の比率です。
6
C−3.個人向けローン商品の提供内容
当行では、お客様のニーズに応じた新型ローン商品の開発、申込チャネルの拡充、ローンセンターの
設置等による利便性の向上を図っております。
(1)個人ローン商品の新設
H12年8月
ごうぎん新型お客様ローン
ごうぎん住宅諸費用ローン
多目的型ローン
住宅関連諸費用専用ローン
H12年12月
ごうぎん新型クイックローン
ごうぎん給振カードローン
審査時間が30分のカードローン
給振指定のお客様へのカードローン
H13年8月
ごうぎんスーパー住宅ローン
ごうぎん新型おまとめローン
ごうぎんポケットローン
35年間固定金利の住宅ローン
高金利の債務一本化ローン
パート・主婦でも借入可能なローン
H16年3月
ごうぎん島根大学大学院法務研究科奨学ローン
ごうぎん公庫買取型住宅ローン
ごうぎんレディースローン
法務研究科の学生への教育関連資金
公庫買取型の長期固定金利ローン
女性専用ローン
H16年9月
ごうぎん新型リフォームローン
ごうぎんスーパーリフォームローン
金利選択型、最長返済期間35年
35年間固定金利のリフォームローン
(2)申込み受付チャネルの拡充
従来からの「店頭窓口」「メールオーダー」に加えて、平成13年8月からローンデスクを設置
し、電話によるローンの受付・内容照会を開始するとともに、平成14年4月からはインターネッ
トによるローン受付を開始しております。
<ローンデスク等の稼働状況>
(単位:件)
H14年度
ローン
デスク
H16年度
(上期)
H15年度
申 込 み 受 付
2,788
2,516
1,401
商 品 内 容 照 会
3,966
3,648
1,677
143
286
193
6,897
6,432
3,445
インターネット受付
合 計
(3)総合ローンセンターの設置
当行では、平日のご来店が困難なお客様に対し、住宅関連融資、消費者ローン、カードローン等
の銀行休業日の取扱い窓口として、松江・鳥取・米子の3ヵ所に「総合ローンセンター」を設置し
ております。
・松江地区:松江市魚町10 本店営業部2F(℡0852−55−1119)
・鳥取地区:鳥取市栄町402 鳥取営業部2F(℡0857−39−5070)
・米子地区:米子市加茂町2−100−1 米子シティ出張所1F(℡0859−31−2321)
※営業時間:平日 AM9:00∼PM4:30、土・日 AM10:00∼PM4:00
※休 業 日:年末年始、祝日
7
D.店舗・ATM等の状況
D−1.店舗等チャネルの状況 (平成16年9月末現在)
(1)種類別店舗数
(2)県別店舗数(含む代理店)
店舗数
店舗数
本 店
支 店
出張所
代理店
総 計
島根県
鳥取県
小 計
広島県
岡山県
兵庫県
小 計
大阪府
東京都
総 計
1
110
42
26
179
94
63
157
6
8
6
20
1
1
179
(3)山陰両県の店舗状況
<島根県>
<鳥取県>
本支店
松江市
八束郡
安来市
能義郡
隠岐郡
大原郡
仁多郡
飯石郡
出雲市
平田市
簸川郡
大田市
邇摩郡
邑智郡
浜田市
那賀郡
江津市
益田市
鹿足郡
計
出張所
9
6
4
1
1
1
3
3
2
2
2
5
3
1
1
3
1
1
1
2
2
2
2
3
1
1
1
3
2
2
1
47
25
代理店
計
2
3
1
1
1
1
2
3
2
4
2
22
17
7
3
2
3
3
2
5
9
2
6
5
2
6
5
5
4
5
3
94
鳥取市
岩美郡
八頭郡
気高郡
倉吉市
東伯郡
西伯郡
米子市
境港市
日野郡
計
本支店 出張所
代理店
9
2
1
1
5
1
3
1
3
1
5
3
4
1
2
7
6
2
2
3
1
42
17
4
計
11
2
6
4
4
8
7
13
4
4
63
※注記
・ 島根県、鳥取県の店舗状況を、店舗種類
別に集計いたしました。
(4)県別CD・ATMの設置台数
CD
島根県
鳥取県
小 計
広島県
岡山県
兵庫県
小 計
大阪府
東京都
総 計
11
29
40
0
0
0
0
0
0
40
ATM
311
226
537
8
15
9
32
1
1
571
計
322
255
577
8
15
9
32
1
1
611
8
※注記
・C D:現金自動支払機
・ATM:現金自動預入支払機
・ATMは店舗内外の台数合計です。
E.預金業務等の状況
E−1.総預金残高、預り資産残高
多様化する資金運用ニーズにお応えするため、投資信託、公共債、個人年金保険等の非預金商品の
販売にも注力しています。
平成16年9月末で個人預り資産残高は 約1兆9,204億円(前期比+251億円)となってい
ます。
(1)総預金残高
個 人
法 人
その他
合 計
(単位:億円)
H15/3
17,744
8,358
4,506
30,609
H16/3
17,878
8,698
4,422
30,998
(2)投資信託残高
(単位:億円)
H15/3
個 人
法 人
その他
合 計
H16/3
82
48
0
131
H16/9
198
59
0
259
(3)公共債残高
278
73
1
352
(単位:億円)
H15/3
個 人
法 人
その他
合 計
H16/3
444
99
38
582
H16/9
691
148
41
881
(4)個人年金保険残高
851
167
45
1,064
(単位:億円)
H15/3
個 人
H16/3
17
H16/9
185
(5)預り資産残高(総合計)
個 人
法 人
その他
合 計
H16/9
17,785
8,412
4,314
30,511
290
(単位:億円)
H15/3
18,289
8,506
4,541
31,337
H16/3
18,953
8,906
4,464
32,324
9
H16/9
19,204
8,652
4,360
32,216
E−2.総預金残高、地域別預金残高とその割合
平成16年9月末時点での当行の総預金に占める山陰両県のシェアは85.3%となっております。
(1)地域別預金残高
(単位:億円)
H15/3
残高
H16/3
構成比
残高
H16/9
構成比
残高
構成比
島 根 県
15,813
51.6%
15,704
50.6%
15,426
50.6%
鳥 取 県
11,288
35.7%
10,807
34.8%
10,601
34.7%
山陰両県
26,770
87.4%
26,512
85.5%
26,027
85.3%
広 島 県
707
2.2%
693
2.2%
737
2.4%
岡 山 県
1,035
3.3%
1,060
3.4%
1,052
3.4%
兵 庫 県
680
2.1%
652
2.1%
651
2.1%
山陽兵庫
2,424
7.7%
2,406
7.7%
2,442
8.0%
東京大阪
1,531
6.1%
2,079
6.7%
2,041
6.7%
総 合 計
30,609
100.0%
30,998
100.0%
30,511
100.0%
(2)平成16年9月末現在の地域別預金残高シェア
山陽兵庫
8.0%
東京大阪
6.7%
島根県
50.6%
鳥取県
34.7%
10
E−3.決済・資産形成サービス等の利用状況
(1)個人向けサービス
個人のお客様とのお取引をより強固なものにするため、給料振込・年金振込等のサービスの充実
を図ってまいりました。平成16年9月末には給料振込取扱い口座数が前期末比+5,716人、
年金振込取扱い口座数が前期末比+1,820人とそれぞれ大幅に増加しました。
なお当行では給料振込・年金振込等のお取引の度合によって、手数料、ローン金利、ギフト券等
のプレゼントを行うポイント制優遇サービス「ごうぎんマイポイントサービス」を行っております。
<給料振込・年金振込取扱い口座数>
給 料 振 込
年 金 振 込
H15/3
317,170
108,812
H16/3
317,686
111,028
(単位:人)
H16/9
323,402
112,848
(2)法人向けサービス
従業員の年金制度に係る法人の皆様のニーズとして、確定拠出年金への関心の高まりが挙げられ
ます。これは、平成24年3月末に廃止となる適格退職年金制度の移行受皿として、また人材流動
化の進展による従業員側のニーズの高まりによるものです。
当行では、平成16年6月より総合型確定拠出年金「ごうぎん401kあんしんプラン」の取り
扱いを始め、今後需要が拡大する企業の確定拠出年金導入を積極的にサポートしてまいります。
E−4.地域のお客様への利便性提供に資する取組みの状況
(1)ATMネットサービスの拡充
<日本郵政公社とのATM提携>
(平成16年5月∼)
○当行のCD・ATMと郵貯のCD・ATMの相互利用が可能となりました。
<山陰両県7信用金庫との提携>
(平成16年10月∼)
○山陰両県に本店所在地を有する7信用金庫との間で、ATM利用手数料の相互無料化提携を行
いました。(名称:さんいんネットサービス)業態間を超えたATMネットワークの構築によ
り、地域の皆様に対しての利便性を向上させました。
<ローソンとの24時間コンビニATM提携>
(平成16年11月15日予定)
○山陰両県56カ店のコンビニエンスストア(ローソン)にATMを設置いたします。コンビニ
ATMでは山陰初、24時間の稼働では中国地方地銀初のサービスとなるもので、地域の皆様
に、今までに無い身近で便利な新サービスをご提供してまいります。
(2)各種相談会の開催
年金受取口座指定の推進のために、年金受給達齢予定のお客様に対し、年金相談会を開催し、年
金に関する各種ご相談にお答えするとともに、「裁定請求事務の代行サービス」を行っております。
(単位:人)
<年金相談会の開催>
相 談 顧 客 数
H 1 4 年 度
1,233
H 1 5 年 度
1,304
H 1 6 年 度
1,285
(注)平成14年度、15年度は年1回開催。平成16年度から年2回開催。
平成16年度の顧客数は上期中開催の実績。
また、資産運用に関する様々なご相談にお応えするため、山陰両県各地にて「資産運用セミナー」
を開催しおります。投資信託、個人年金保険など多様化する金融商品をわかりやすくご説明し、皆
様の資産運用の一助となるよう活動を継続してまいります。
11
F.地元企業に対する経営サポートの状況、企業育成への取組み
F−1.地元企業の経営相談等への取組状況
(1)取引先企業に対する経営サポート体制
○ 地域振興部に金融営業グループを設置。株式公開、M&A、事業承継、社債発行、不動産の有効
活用、販路拡大などに関するご相談や、財務、税務、法務など企業経営全般に関するコンサルテ
ィングを行っています。また、新たなテーマやニーズに対応するため、医療・介護ビジネス担当
や農業ビジネス担当を配置し、経営戦略、事業計画立案のご支援も行なっております。
○ 「ごうぎん経営者クラブ」(平成16年9月末会員数:1,241社)による各種セミナーや会員交
流会を通じて、最新の情報を提供し、地域企業の発展をサポートしています。
(参考)ごうぎん経営者クラブホームページ:http://www.goukei.com
○ 各種商談会への参加案内
取引先の販路支援のため各種商談会への参加案内も積極的に行なっております。平成16年8月
に東京で開催された日本酒商談会「こだわりの酒蔵30選(西日本編)」へは8社、平成16年
9月に広島で開催された商談会「Win−Win2004」へは59社の当行取引先企業に参加
いただきました。
(2)取引先企業向け経営相談会、各種研修、セミナーの実施状況
○ 「ごうぎん経営者クラブ」では、企業の労務、会計、税務、技術評価に関する質問にそれぞれの専
門家が回答する「FAX相談サービス」を提供しております。また、会員企業の経営者の皆様の要
望を反映した「ごうぎん経営者クラブセミナー」を独自企画して開催しているほか、社員の皆様
を対象とした「研修会」も外部コンサルティング機関と提携して開催しております。
○ セミナー等の開催実績
・ごうぎん経営者クラブセミナー:H14年度9回、H15年度11回、H16年度(上期)6回
・社員向け研修会
:H14年度2回、H15年度 1回、H16年度(上期)2回
F−2.地元企業の再生への取組状況
(1)経営改善支援への取組体制の整備
○ 当行では、昭和62年7月、融資部内に専門部署を設置して以来、お取引先企業の経営改善支
援活動には特に力を入れてまいりました。
○ 平成15年10月、融資部内に「経営支援室」を設置。人員も従来の専門部署から3名増員し
10名体制としました。経営サポートの専門部署である地域振興部と連携し、営業店と一体と
なって、お取引先の経営改善支援に取り組んでおります。
(2)企業再生に強い人材の育成
○ 経営改善支援のスキルアップを目的とし、行内研修として「企業再生支援研修」を実施し、企
業再生に強い人材の育成に力を入れております。また、外部コンサルタント講師による「休日
セミナー」を行うなどにより、企業再生の意義、重要性について浸透を図っております。
○ その他、行内のネットワーク上で「経営改善支援フォーラム」を立ち上げ、企業再生の手法や
具体事例、経営改善支援のポイント等、実践的なツールを全店的に還元し、ノウハウの共有化
を図っております。
(3)外部機関との連携
○個別のお取引先に応じた、より専門的なノウハウを提供するため、外部機関とも積極的に連携
を行い、あわせて当行内へのノウハウの蓄積を行っております。
○日本政策投資銀行、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫とはそれぞれ、企業再生等の業務協
力を行っております。また、㈱あおぞら銀行とは事業再生全般についてのアドバイザリー契約
を締結しております。
○さらには、民間経営コンサルタントと業務契約を締結し、企業再生に向けた体制をより充実さ
せております。
12
(4)公的支援機関の活用
○企業再生の実効性を確保するため、公的支援機関である中小企業再生支援協議会や㈱産業再生
機構等の機能を活用し、より公平な視点に立った企業再生活動が行える体制を整えております。
<㈱産業再生機構の活用事例>
∼「石州瓦」製造販売業を営む企業グループ(全13社・従業員数220名)の再生支援∼
・島根県の「石州瓦」は、愛知県の「三州瓦」に次ぐ生産量国内第2位を誇る島根県の貴重な
地場産業です。
・しかし近年は、木造家屋の減少、住宅洋風化に伴う洋瓦の台頭、また住宅着工件数の減少等、
和瓦をとりまく環境は悪化しており、また、当グループが過去に行った大規模設備投資に起
因する稼働率の低下や過剰債務によって、経営状態はますます厳しい状況に陥っていました。
・このような状況が続けば、石州内の中核企業である当グループの消滅につながり、ひいては
「石州瓦」全体の衰退につながるものと考えられ、抜本的事業再生計画の検討および実行が急
務の状態となっていました。
・こうした中、メイン行である当行と当グループは、再生計画を公正に判断し、強力な調整力
を有す㈱産業再生機構(以下機構という)を活用しての再生方針を決定しました。そして、
本年7月に事業再生計画を機構に提出し、支援決定を受けることができました。
・事業再生計画については、島根県ならびに関係金融機関のご理解が最終的に得られ、目下、
再生計画のスタート地点に立った状況にあります。グループ会社の統合と設備集約による経
営の合理化、金融支援としての債権放棄とDES(債務の株式化)を行う中で、今後当グル
−プは着実な事業再生を推し進めていく計画となっております。
F−3.企業育成への取組状況
(1)創業企業の育成体制
○当行独自の融資制度「ごうぎん新産業資金」や、関連子会社「ごうぎんキャピタル㈱」、行政
の融資および保証を含む諸制度を効果的に組み合わせ、創業企業やニュービジネスの育成に努
めております。
○平成16年3月には大学発の新事業をサポートするため「大学発ベンチャー融資」を創設。あ
わせて産学官の連携強化を支援する目的で、地域振興部内に「産学官連携担当」を13名配置
しました。
○その他、当行が創業企業に直接出資を行ったり、ベンチャー企業向けファンドに投資をするこ
とで間接的にご支援をすることも行っております。
○また、島根、鳥取両県の産業支援機関に人材を派遣するなど、地方公共団体とも連携して地元
企業の育成に取り組んでおります。
○創業企業等への投融資実績(平成16年9月末残高)
・「新産業資金」:5億円
・「ベンチャー企業向けファンド投資」 :11億円
・「直接投資」 :4億円
・「ごうぎんキャピタル」による直接投資:24億円
(2)新しい中小企業向け金融
○鳥取県と宮城県、和歌山県、佐賀県との連携による「広域型保証付CLO」の組成に向けて融資
募集を行い、平成16年7月 97件17億円の融資実行を行いました。
※CLOとは貸出債権等を信託銀行に譲渡し、証券化された信託受益権を売却することで、資金調達を行う市場
型間接金融といいます。中小企業がCLOを通じて間接的に資本市場へアクセスすることを可能とし、従来の
銀行融資の枠組みを超えた資金供給を実現する金融手法です。
13
G.地方公共団体の事業との関係
G−1.地方公共団体事業との関係
(1)地方公金の取扱い
○当行は平成16年9月末現在、島根・鳥取両県のほか、島根・鳥取両県内50市町村で指定金
融機関を務めております。
○山陰両県でも平成16年9月1日誕生の琴浦町を皮切りに市町村合併が本格化します。当行は
琴浦町の指定金融機関に指定されたほか、10月1日合併の7市町のうち5市町の指定金融機
関に指定されました。
○市町村合併により、公金事務取扱は大量化・複雑化しますが、当行は地方公共団体と協力して
正確・迅速、かつ効率的な公金事務取扱いを行うことにより、地域経済にとって大きな意義を
持つ公金の管理にこれまで以上に重要な役割を果たしてまいります。
<島根・鳥取両県内市町村指定金融機関内訳>
当 行 指 定
他 行 指 定
合計(指定金融機関制度採用)
島 根 県 下
30 (53.6 % )
26 (46.4 % )
56 (100%)
平成16年9月末現在
鳥 取 県 下
20 (80.0%)
5 (20.0%)
25 (100%)
(単位:先)
両 県 合 計
50 (61.7%)
31 (38.3%)
81 (100 % )
(2)地方公共団体等への資金供給
<縁故債の引受け・貸出>
○ 平成16年9月末の地方公共団体・地方公社に対する貸出残高、および縁故地方債残高(債券
形式、額面ベース)の合計は約3,800億円と山陰では最大の資金供給機関となっています。
<ミニ市場公募債の取扱い>
平成16年8月に第4回「とっとり県民債」(5年債・10年債)及び第2回「松江みらい
債」、9月には第3回「しまね愛県債」が発行されました。
○
○これらの債券は高等学校や小学校等の施設整備に充てるため、県または市が発行したものです。
当行は、次代を担う児童・生徒達の教育に役立てられるこれらの債券を広く住民の皆様に購入し
て頂くため、主幹事行として同債券の募集取り扱いを行い、好評のうちに完売いたしました。
(3)PFI事業等への取組み
(※PFI:公共事業などに民間の資金とノウハウを活用する社会資本整備手法)
○ 当行では、PFI法施行の6年前から、PFIについての調査・研究に取り組んでおります。こ
れは、社会資本整備の重要性と、悪化する自治体の厳しい財政状況を踏まえ、PFIが将来にわ
たって有望な手法になりうると、当時から注目していたことによります。
○ 山陰両県のPFIについては、地元企業・金融機関の積極的な参画を促す「地方版PFI」の推
進をすすめており、関連シンクタンクである(株)山陰経済経営研究所との連携により、官民への
啓発活動に努めております。
(4)関連シンクタンク等による調査・研究の受託
○各地方公共団体のニーズに対応し、当行は㈱山陰経済経営研究所との連携により、①PFI、②
市町村合併、③地域活性化、④産業振興 等 にかかわる計画づくりや調査の実施をお手伝いして
おります。
○平成16年度上期の主な調査・研究実績
・新町建設計画施策編策定支援業務〔八頭東部合併協議会〕
・鳥取しゃんしゃん祭りの観覧客数計測方法および経済波及効果検討調査〔鳥取県鳥取市〕
・プラズマ技術活用による新産業創出の可能性調査〔(財)中国産業活性化センター〕
・貸借対照表等作成支援業務〔島根県益田市〕
・津和野町PFI導入可能性調査〔島根県津和野町〕ほか
14
H .地域への各種支援活動の状況
H−1.メセナ活動等の状況
(1)教育・文化・スポーツ支援活動の状況
<ごうぎん文化振興財団>
○当行の創立50周年記念事業として、平成4年3月、「財団法人ごうぎん島根文化振興財団」
「財団法人ごうぎん鳥取文化振興財団」を設立し、島根県ならびに鳥取県で実施される教育、
文化、スポーツ活動に助成金などを交付させていただくことで支援・協賛をしています。
・平成16年9月末迄の助成金累計:622件(島根326件、鳥取296件)121百万円
(2)福祉支援活動の状況
<ごうぎん「一粒の麦の会」による活動>
○当会は、昭和56年に当行創立40周年記念事業として、地域社会に対する感謝の気持ちを
表すため、関連会社を含む役職員による継続的な募金・寄付活動を目的として発足したもの
です。これまで多くの福祉施設に車椅子などを寄贈させていただく活動を行う他、平成11
年より、国際貢献活動の一環としてユニセフ(国際連合児童基金)への寄付活動をはじめて
います。
・平成16年9月末迄の寄贈累計:515先、75百万円
<「小さな親切」運動山陰本部による活動(福祉関連)>
○「小さな親切」運動の活動は、当行が山陰本部の事務局をつとめさせていただき、山陰地区
の企業、公共団体、学校、NPO法人から個人まで、多くの会員の皆様にご協力をいただく
中で、毎年度車椅子の寄贈運動を展開しております。
(3)環境問題への取組み
<「小さな親切」運動山陰本部による活動(環境関連)>
○「小さな親切」運動の活動としては、福祉支援活動のみならず、毎年「クリーン作戦」と称し
て、山陰の海岸を中心とした、各地自治体と協調した清掃活動を実施しております。
○「小さな親切」運動の全国組織と協調し、「地球ピカピカ大賞」と銘打って、小学生を対象
とした川辺の清掃活動への顕彰と支援活動を行っております。
【本冊子に関するお問い合わせ先】
株式会社 山陰合同銀行 総合企画部
TEL:0852−55−1000
15
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