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『ホット・ゾーン:「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々』 『アルプスの恐怖

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『ホット・ゾーン:「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々』 『アルプスの恐怖
『ベルリンに一人死す』ハンス・ファラダ著 みすず書房 943.7/フ/
ナチスの恐怖政治下のベルリン。静かに暮らしていた職工長オットーは、一人息子
の戦死をきっかけに、妻とともに思いもかけぬ抵抗運動を開始する。だが、その行
為はたちまちゲシュタポの注意をひき、命懸けの追跡劇が始まる…。
『ホット・ゾーン:「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々』
リチャード・プレストン著 飛鳥新社 936/フ/
そのウイルスに感染した人間は、目、鼻、口、体中のあらゆる孔から出血し「崩壊」
する-。エボラ出血熱とは何か。1967〜93 年にかけて起きた、恐怖のウイルスとの
闘いを描いたノンフィクション。
『アルプスの恐怖:ラミュ小説集』C.F.ラミュ著 国書刊行会 953.7/ラ/
20 年の時を経て、のどかで平和な山の村を再び襲った恐怖の出来事とは。表題作の
ほか、実在の通貨偽造者がモデルの「贋金作りファリネ」、ある日突然異国の地から
やってきた美少女が巻き起こす事件を描く「美の化身」を収録。
『モンスターズ:現代アメリカ傑作短編集』
B.J ホラーズ編 白水社 933./モ/
吸血鬼やゴジラ、蛾男からあなたの隣にいる怪物まで、多彩なモンスターが勢ぞろ
い。ケリー・リンク、エイミー・ベンダーら気鋭の作家が贈る、恐怖と笑い、遊び
心に満ちた、ちょっぴり切ない傑作モンスター・アンソロジー。
『幻想と怪奇の英文学』春風社 930.2/ケ/
ジェイムズ・ホッグからアンジェラ・カーターまで、気鋭の英文学者による本格的
な研究・批評の集成。ブックガイドと日本における幻想文学研究を展望する対談を
併録。
『千年前の人類を襲った大温暖化:文明を崩壊させた気候大変動』
ブライアン・フェイガン著 河出書房新社 451.8/フ/
南北アメリカ大陸を襲った大干ばつ、中国の洪水、インドの大飢饉…。かつて世界
各地で何が起きたのか? 西暦 800 年から 1300 年までに起きた地球温暖化現象を挙
げ、人類がこうむった苦難の歴史と生きのびる術を説く。
『危険・有毒生物』学研教育出版 481.9/キ/
主に日本の周辺に生息する危険・有毒の生物を、海と陸に分けて写真とイラストで
紹介。生物の体の作りを図解して、危険あるいは有毒の説明をするとともに、被害
の対処法を提示。寄生虫や感染症を起こす生物も取り上げる。
『東京奇譚集』村上春樹著 新潮社 913.6/ム/
奇譚(きたん)。それは、不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あ
なたの近くで起こっているかもしれない物語-。『新潮』掲載に書き下し 1 篇を加え
た小説集。
『失われた夜の歴史』ロジャー・イーカーチ著 インターシフト 230.5/イ/
夜を暗闇が支配していた時代、悪魔などが跋扈する一方で、自由を求める人々は夜
に解き放たれた-。文学・社会・生活・心理・思想・魔術…。私たちが忘れてしまっ
た、夜の魅惑と恐怖を描き尽くす。
『異界からのサイン』松谷みよ子著 筑摩書房 388.1/マ/
死を知らせた猫、メンドリからのサイン、キジムナーと火の玉、山小屋の怪、迎え
に来た死者たちなど、ひとを越えた、はるかな宇宙から届けられたサインを収録。
『び
わの実ノート』連載に加筆して単行本化。
『英国の幽霊伝説:ナショナル・トラストの建物と怪奇現象
フォト・ストーリー』 シャーン・エヴァンズ著 原書房 388.3/エ/
悲劇の王妃アン・ブーリンがさまよう場所、T・E・ロレンスの家、
「バスカヴィル家
の犬」のもとになった伝説など、イングランド、ウェールズ、北アイルランドをめ
ぐる不可思議な幽霊譚を、幻想的な写真とともに紹介する。
『恐怖の作法:ホラー映画の技術』小中千昭著 河出書房新社 778.0/コ/
映像の第一線で活躍してきた著者が、人々を惹きつけ続ける「ホラー」=「怖い物語」
がどのように作られるかを分析し、その実践法を伝授する。ホラーファンも必読の、
「小中理論」決定版。
『可愛い黒い幽霊:宮沢賢治怪異小品集』
宮沢賢治著 平凡社(平凡社ライブラリー814) 918.6/ミ/
空をかける人の眼には見えない二疋の雪狼。山男は小さな箱のようなものに変えら
れ、種山ケ原の尾根はいつしか消えた-。宮沢賢治の《常識》を覆す、幻視と恐怖と
強迫観念に満ちた、文豪小品シリーズ第 3 弾。
今一生著 河出書房新社 360/コ/
化学の楽しさを広めた小学生、地元を元気にする高校生など、よのなかを変えた、
たくさんの事例を紹介。困難を解決し、世界を変えるための、一番やさしいソーシ
ャルデザイン入門。
奥泉光著 河出書房新社 910/オ/
「坊っちゃん」は中二病の物語? 「こころ」って傑作じゃない? 「それから」に
潜むミステリーとは? 奥泉光が漱石の全く新しい読み方を伝授する。香日ゆらによ
る漱石案内漫画付き。
ミーナ・ホランド著 エクスナレッジ 383.8/ホ/
私たちは食べながら旅をする-。世界の 39 の国と地域の料理を紹介し、多くの国
に共通する食材の秘密、移民がもたらす影響と変化など、地理と歴史が複雑に絡み
合う食文化の世界を読みとく、極上の食辞典。レシピも収録。
アイリック・ニュート著 NHK 出版 404/ニ/
地球以外の星に、生き物はいるのか? なぜ、いつか死ななければならないのか?
数学は、役に立つのか? 宇宙、死、数をテーマにした、サイエンス・ジャーナリス
トによる“思考するための”科学入門書。
末次由紀原作・イラスト 時海結以著 講談社 913.6/ト/1~4
① 離ればなれになる新との約束を胸に、中学に入学した千早と太一。千早はかるた
仲間を探そうとするが、空回りばかり。太一は秀才が数多く集まる開明成中学で
自分の限界を知り、かるたへの情熱を失っていき…。青春かるた小説。
② 祖父の介護のため、福井に戻ることになった新。かるた仲間の千早・太一との約
束を胸に、新は永世名人である祖父の「かるた」を再現するため練習に励む。し
かし厳しすぎる現実が新を追いつめ…。青春かるた小説、第 2 弾。
③ かるたの札だけが友だちの京都の中学 2 年生・詩暢に、東京からの転校生・美稀
がからみ、詩暢はいつしか美稀のペースに巻きこまれていく。一方、太一は告白
された女の子とつきあいはじめ…。青春かるた小説、第 3 弾。
④ 新との約束を守るため、瑞沢高校を目指して受験勉強に励む千早。そんなとき陸
上部に入ることになる。一方、太一はかるた仲間を失い…。大江奏が古典好きに
なったきっかけのエピソードも同時収録。青春かるた小説、完結。
西条ヤングアダルトコーナー
2015 年7月
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