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職業実践専門課程の基本情報について

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職業実践専門課程の基本情報について
(別紙様式4)
平成26年10月10日現在
職業実践専門課程の基本情報について
学
校
名
設置認可年月日
校 長 名
吉田学園動物看護専 平成14年11月21日
門学校
石川 濶
設 置 者 名
設立認可年月日
代 表 者 名
学校法人吉田学園
昭和53年10月31日
吉田 松雄
目
的
所
在
地
〒065-0016
札幌市東区北16条東5丁目4番7号
(電話)011-712-1633
所
在
地
〒060-0063
札幌市中央区南3条西1丁目15番地
(電話)011-272-6070
本学科は、高等学校教育の基礎の上に動物看護に関する知識及び技術を教授するとともに人と動物
のふれあい・きずなの理念を大切にし、豊かな心で動物と接することができる有為な人材の育成を図
り、教育を行うことを目的とする。
分野
課程名
学科名
動物看護学科
文化・教養 専門課程
講義
教育課程
1,174 時間
生徒総定員
生徒実員
144人
学期制度
長期休み
生徒指導
修業年限
全課程の修了に 専門士の付与 高度専門士の付与
(昼、夜別) 必要な総授業時
数又は総単位数
2,416時間 平成17年文部科学
2年(昼)
―
(又は単位) 省告示第30号
演習
実験
0 時間
実習
0 時間
専任教員数
88人
■前期: 4月1日~9月30日
■後期:10月1日~3月31日
実技
1,242 時間
兼任教員数
0 時間
総教員数
8人
■学年始め:なし
■夏
季:7月24日~8月20日
■冬
季:12月24日~1月12日
■学 年 末:3月7日~3月31日
■クラス担任制(○
有 ・無)
■長期欠席者への指導等の対応
・クラス担任制をとり早期段階で注意
喚起・面接指導を実施。必要に応じ保
護者との三者面談を通し学習意欲の
向上を促す。
- 1 -
12人
20人
■成績表(○
有 ・無)
成績評価
■成績評価の基準・方法につい
て
・成績評価は100点満点とし、
点数によりA~Dに分類、うちA
~Cを合格とし単位修得を認め
る。
・評価方法は定期試験、課題並び
に学習活動等を総合的に勘案し
て行う。
・教育課程の定めるところによ
卒業・進級条件 り、教育指導計画に従って履修
しその成果が満足と認めた場
合。
・加えて卒業は修業年限以上在学
した場合。
■課外活動の種類
課外活動
■サークル活動(○
有 ・無)
就職等の状況
■主な就職先、業界
ポッケ動物病院
ことに動物病院
ユニ動物病院
スウェーデン通り愛犬診療室
酪農学園大学付属動物病院
・動物看護師
主な資格・検定 ・愛玩動物飼養管理士
・認定トリマーライセンス
・認定看護グルーミング
ライセンス
・社会常識能力検定
・エクセル検定
■就職率 96.4%
■卒業者に占める就職者の割合93.1%
■その他(任意)
他
(平成25年度卒業者に関する平成26年5月時点の
情報)
中途退学の現状
ホームページ
■中途退学者5名
■中退率5%
平成25年4月1日在学者85名(平成25年4月入学者を含む)
平成26年3月31日在学者80名(平成26年3月卒業生を含む)
■中途退学の主な理由
進路変更・病気・学校生活・学業不適応
■中退防止のための取組
(学業不振者)
単位未取得になる可能性が高い者には補填授業等を行い、未取得者を増加させない取り
組みをしている。
(学校生活不適応者)
クラス担任等が細目に学生個々人に目を配り、生活の変化があった場合にはすぐに個別
面談等を行う等、怠惰な学生を減少させる取組をしている。
URL: http://www.yoshida-doubutsu.jp/
※1「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職(内定)状況調査」の定義による。
①「就職率」については、就職希望者に占める就職者の割合をいい、調査時点における就職者数を就職希望者で除したものとする。
②「就職率」における「就職者」とは、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)として最終的に就職した者(企業等か
ら採用通知などが出された者)をいう。
③「就職率」における「就職希望者」とは、卒業年度中に就職活動を行い、大学等卒業後速やかに就職することを希望する者をいい、卒業後の
進路として「進学」
「自営業」
「家事手伝い」
「留年」
「資格取得」などを希望する者は含まない。
※「就職(内定)状況調査」における調査対象の抽出のための母集団となる学生等は、卒業年次に在籍している学生等としている。ただし、卒業
の見込みのない者、休学中の者、留学生、聴講生、科目等履修生、研究生及び夜間部、医学科、歯学科、獣医学科、大学院、専攻科、別科の学
生は除いている。
※2「学校基本調査」の定義による。
全卒業者数のうち就職者総数の占める割合をいう。
「就職」とは給料,賃金,報酬その他経常的な収入を得る仕事に就くことをいう。自家・自営業に就いた者は含めるが,家事手伝い,臨時的な
仕事に就いた者は就職者とはしない(就職したが就職先が不明の者は就職者として扱う。
)
- 2 -
1.教育課程の編成
(教育課程の編成における企業等との連携に関する基本方針)
文化・教養分野教育課程編成委員会は、文化・教養分野における推薦学科等において、実践的かつ専門的
な職業教育を実施するため、企業等との連携を通じ必要な情報の把握・分析を行い、教育課程の編成(授
業科目開設・授業内容・実施方法の改善・工夫等)に活かすことを基本方針とする。
(教育課程編成委員会等の全委員の名簿)
平成 26 年 10 月 10 日現在
名 前
志波 洋輔
今道 昭一
石川 濶
海野尾 英樹
千葉 一俊
池田 麻美
所
札幌市小動物獣医師会 副会長
きたのさと動物病院 院長
学校法人吉田学園 動物看護専門学校
学校法人吉田学園 動物看護専門学校
学校法人吉田学園 動物看護専門学校
学校法人吉田学園 動物看護専門学校
属
校長
副校長
副部長
教員
(開催日時)
第1回 平成 26 年 6 月 9 日 13:30~14:30
第2回 平成 26 年 9 月 2 日 13:30~14:30
2.主な実習・演習等
(実習・演習等における企業等との連携に関する基本方針)
事業委託契約書による連携を基本とし、実践的かつ即戦力となり得る技術習得を目指すために連携を行うも
の。
科 目 名
科 目 概 要
連 携 企 業 等
現場実習Ⅱ
講義・学内実習で学んだ知識と技術を基に、実務
経験を通して総合的な動物看護、動物医療が実践
(平成26年4月より科目名 できる為の基礎能力を習得する。
きたのさと動物病院
を「総合臨床実習」に変更)
豊平動物病院
いぬとねこの病院
みどり台ペットクリニック
季実の里動物病院
3.教員の研修等
(教員の研修等の基本方針)
教員は、次に掲げる各研修を通し、現在就いている業務又は将来就くことが予想される業務の遂行に必要
な知識・技術・技能等を修得するとともに、その他その遂行に必要な能力・資質等の向上を図ることを基
本方針とする。
・教職員研修会
・専門学校教育研修会
・新入職員研修
・階層別研修
・外部研修等(学会等を含む)
- 3 -
4.学校関係者評価
(学校関係者評価委員会の全委員の名簿)
平成 26 年 10 月 10 日現在
名 前
志波 洋輔
今道 昭一
所
札幌市小動物獣医師会 副会長
きたのさと動物病院 院長
(学校関係者評価結果の公表方法)
URL: http://www.yoshida-doubutsu.jp/
5.情報提供
(情報提供の方法)
URL: http://www.yoshida-doubutsu.jp/
- 4 -
属
授業科目等の概要
(文化・教養専門課程 動物看護学科)平成 26 年度
分類
必
修
○
○
○
○
○
○
○
○
選
択
必
修
自
由
選
択
授業科目名
授業方法
授業科目概要
様々な動物の基本的な生体構造と、そ
の生命維持に関する機能を学ぶ。さら
動物形態機能学 に各項目ごとに代表的な疾患を学ぶ
ことにより、臨床現場において遭遇す
る様々な病態への理解を深める。
動物の発病のメカニズムと病理学的
特徴を理解する。細胞の損傷、基本病
変、免疫異常、浮腫、腫瘍など疾病の
動物病理学
原因、発症の機序、病変の広がり、結
果が生体に及ぼす影響を病理概論と
して学ぶ。
動物病院で遭遇する代表的な疾患を
中心に学ぶ。動物種・品種によって好
動物疾病看護学
発する疾患もある。特徴的な症状、ケ
アの仕方、予防に重点を置く。
体内動態(薬の投与方法による違い、
どのように体に吸収され、移動し、排
動物薬理学
泄されるか)や動物病院で使用される
代表的な薬を中心に学ぶ。
主に犬猫に感染する内部寄生虫、外部
動物感染症学
寄生虫および微生物について理解し、
予防と看護に活かす。
微生物の特徴と病原微生物を学ぶ。
病原体・衛生管理 感染様式と予防を理解する。
ワクチンの種類と特徴を理解する。
健康な犬や猫に必要な日常のケアと
動物健康管理
適正な飼育方法について理解し飼い
主指導ができる。
基礎的な栄養素を理解し、過不足など
で起こりうる問題点を学ぶ。
ペットフードに関する基礎知識を理
動物栄養学
解し適正な取り扱いを学ぶ。
処方食と疾患別による栄養特性を理
解する。作り食についての理解を深め
食性の違いも学ぶ。
- 5 -
配
当
年
次
・
学
期
授
1
2
90
60
10
○
2
30
2
○
1
2
60
90
10
○
1
30
2
○
1
2
30
30
4
○
1
30
2
○
1
16
1
○
1
2
60
16
5
○
業
時
単
位
数
数
講
演
義
習
実
験
・
実
習
・
実
技
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
動物看護に関わる法律を学び、動物医
動物医療関連法
療業務における法規上での責務と規
規
制事項を理解する。
"公衆衛生の基本的な考え方を学び、
国
民の健康増進および人と動物が共生
公衆衛生学
を目指すための予防衛生、動物福祉、
環境保全、社会で実践されている公衆
衛生業務について理解する。
生殖器の構造を学ぶ。
性ホルモンと発情、交配、妊娠、出産、
動物繁殖学
産後ケアについて理解する。
生殖器系の疾患も理解する。
人と動物の絆(HAB)の理念と動物介
在活動、動物介在療法、動物介在教育
など社会活動を理解し、人と動物の共
動物人間関係学
生に寄与することを目標とする。HAB
による人間と動物にもたらす影響と
その目的を理解する。
犬の発生起源・種類・特徴及び、基本
的行動を理解する。
動物行動学
基本的行動、基本的な「しつけ」を理
解し、飼育指導に活かす。
生命倫理を基本に人と動物が共生す
るために必要な倫理学の理念を身に
つける。
獣医療倫理・動物看護倫理では、動物
動物福祉論
医療現場で直面する生命倫理につい
て理解を深める。
動物福祉学では、動物福祉を考慮する
ための基本的理念を理解する。
様々な動物の生態、習性、飼育管理方
法、生理、病気、社会的役割等を学び、
飼養管理学
動物との快適な生活のためのよきア
ドバイザーとしての責任を理解する。
チーム医療に基づいた専門職として
の看護倫理、業務指針から動物及び飼
動物看護学
い主に寄り添った動物看護実践能力
と問題解決能力を身につける。
主な内科疾患の症状や治療方法を理
解し身体的・精神的状況の観点から回
復に至るまでの必要な事項を理解す
る。各疾患に対する外科手術の手順を
理解し術後の入院管理や看護の留意
臨床動物看護学
点を学ぶ。術後の回復経過を理解し個
体に応じた身体的看護法を学ぶ。
皮膚疾患、眼科疾患および歯科疾患の
専門的分野の疾病の原因や症状、治療
法を学ぶ。
動物入院管理
入院時の個体及び疾患別に応じた看
護能力を身につけ飼い主指導に活か
す。
- 6 -
2
30
2
○
1
30
2
○
1
16
1
○
2
30
2
○
1
60
4
○
1
30
2
○
1
2
106
46
10
○
1
15
1
○
1
2
30
60
6
○
2
30
2
○
△
犬猫の新生子期から幼年期の管理に
幼齢動物・老齢動 ついて理解し予防と看護に活かす。ま
物管理
た、老齢動物の管理、介護を理解し飼
い主に寄り添った在宅看護に活かす。
エマージェンシーとトリアージの基
本を理解する。
救急救命対応
代表的な緊急疾患の知識を学ぶ。
○
○
人と動物のより良い共生を目指し、専
クライアントエ 門職の観点から今まで学習した専門
デュケーション 知識を活用し啓蒙と個別に応じた飼
い主指導に活かす。
検体を用いる検査と生体検査の目的
動物臨床検査学 と意義を理解し手技に活かす。
○
○
○
○
○
○
○
○
○
社会人として必要な常識・ビジネスマ
ナー・コミュニケーション能力の習得
院内コミュニケ を目的とする。
ーション
動物関連業界に適した思いやりを基
本とし、受付業務、院内コミュニケー
ションを身に付ける。
飼育に必要な、グルーミングの目的と
必要性を理解し、グルーミングの基礎
動物飼育実習
技術を習得する。また、基本的な服従
訓練方法を理解する。
講義等で学んだ知識を基にした実践
として、診療現場で必要な観察力及び
看護法に関する基本的手技を身につ
動物看護実習
ける。更に、正確性、迅速性も身に付
ける。また、現場で必要なコンピュー
タの基礎やグルーミングについても
身に付ける。
臨床検査の目的と意義について理
解する。適切な検体処理と顕微鏡の基
本動作、便検査、血液検査、細胞診の
動物臨床検査学
意義、レントゲン撮影の基本および応
実習
用知識、培養検査、超音波検査および
心電図検査等を理解し看護実践能力
を身につける。
基本的な外科手術の流れを理解し、手
術準備、麻酔モニタリング、手術助手
外科動物看護実 及び周術期の動物管理を身につける。
習
また、手順や要領を考慮した行動から
問題解決能力や看護実践能力を身に
つける。
講義・学内実習で学んだ知識と技術を
基に、実務経験を通して総合的な動物
総合臨床実習
看護、動物医療が実践できる為の基礎
能力を習得する。
総合臨床動物看 動物病院で必要な知識・技術について
復習し、応用できるようになる。
護学
- 7 -
2
30
2
○
1
15
1
○
2
30
2
○
1
30
2
○
1
76
5
○
1
2
60
106
5
○
1
2
150
106
8
○
1
2
90
136
7
○
1
2
60
30
3
○
1
2
88
144
6
○
2
120
4
○
○
総合臨床動物看
護学実習
○
総合動物看護実
習
○
総合動物飼育実
習
動物看護師として必要な臨床検査技
術の習得する。また、臨床検査の内容
を理解し応用できるようになる。
講義で学んだ事、グルーミング実践の
基礎を理解した上でカットの基本を
学び、より高い技術の向上を目指す。
犬の各個体の性格を見きわめ、接し
方、トレーニング方法を決めていく。
能力の方向性・可能性によるトレーニ
ングを行う。
2
120
4
○
2
240
8
○
2
240
8
○
32 科目 2,416 時間
合計
- 8 -
平成 26 年度
吉田学園動物看護専門学校
学校関係者評価報告書
評価対象期間
平成 25 年 4 月 1 日~平成 26 年 3 月 31 日
吉田学園動物看護専門学校
学校関係者評価委員会
<日
時>
平成 26年6月9日(月)14:30~15:30
<場
所>
吉田学園動物看護専門学校
4階図書室
<出席者>
志波
洋輔
(札幌市小動物獣医師会
副会長)
今道
昭一
(きたのさと動物病院
石川
濶
(学校法人吉田学園
吉田学園動物看護専門学校
校長)
海野尾英樹
(学校法人吉田学園
吉田学園動物看護専門学校
副校長
千葉
一俊
(学校法人吉田学園
吉田学園動物看護専門学校
副部長)
池田
麻美
(学校法人吉田学園
吉田学園動物看護専門学校
教員
院長)
本委員会委員長)
動物看護学科担当)
<自己点検評価結果及びその他評価項目の報告と意見交換>
1.
「吉田学園動物看護専門学校
自己点検・評価」の評価内容についての報告
別紙「自己点検・評価項目」の結果とその他評価項目について、項目 ごとに報告、
状況に応じ改善方策等を示し説明が行われた。
①
「学校運営」について
・ 「法令等の遵守」については、専修学校設置基準等に定める法令等が遵守
されている。
・ 「財務」については学園本部との連携により、適性に処理されている。
②
「教育目標・課程」について
・ 「教育目標」については、学園理念や社会的要請、業界のニーズを反映し
設定されている。
・ 「教育課程」については、学校の教育目標を反映し定められている。今年
度については動物看護師統一認定機構推奨のコアカリキュラム採用 1 年目
であり、次年度に向けて検証・見直しを行っていく。
③
「学生数」について
・ 動物看護学科については 1 学級 36 名以下(普通教室面積より)と定めら
れている。現状、2 年生 2 クラス、1 年生 1 クラス体制であり、1 学級 36
名以下は守られている。
当校は、動物看護学科(2年制)と少人数のトリマー専攻科(1年制)か
ら構成されており、動物看護師養成に特化した学校であり、地域の中で動
物看護学科の在籍数は多いが、復数の学科を持つ他校と比べ総在籍者数は
多くはない。
・ 在学年限についても学則に従い適切に管理されている。
④
「課程・学科・授業時数」について
・ 「授業計画」については、昨年度入学生までは日本小動物獣医師会に沿っ
た内容であったが、今年度入学制より、動物看護師統一認定 機構推奨のコ
アカリキュラムに準じた内容へと変更している。
・ 日本愛玩動物協会の愛玩動物飼養管理士養成指定校に認定されている。
・ 授業評価アンケートを実施し、教員へのフィードバックを行っている。
・ 現場実習については、動物病院が実習施設となるが、適切な実習先との連
携を行いながら、事前の学習、事後の評価、指導を行っている。特に、事
前の学習の際には、動物病院の獣医師(院長)から実習に向けての心構え
等の特別講義を受講させている。
・ 教科書についても、今年度入学生は前述のコアカリキュラムに対応したも
のを採用しているが、今後も教科書については検討の余地があるため、出
版社との連携を深め、より良い教材の選定に努めたい。
⑤
「教員・組織」について
・ 各教員の従業時間の配分については、教員の職種によって講義可能な科目
に違いがあるため、多少の偏りはある。
・ 次年度は1年生、2年生共にコアカリキュラムに準じたカリキュラムにな
り、授業時間数も増加するため、教員の確保が課題となってくる。また、
募集状況によって、クラス数が変わってくるため、それに伴い講師の必要
人数も変わってくるため、ある程度早期の判断か必要となる。
・ 担当教員の都合によりその時間に講義ができない場合は、極力、代行授業
ではなく、講義の日時を変更することにより担当教員が講義を行うことと
している。
⑥
「成績評価・認定」について
・ 学則・内規等の各要件に則して適切に行われている。
⑦
「試験」について
・正規の試験の他に、正当な理由があり試験を受講できなかった場合の追試験
や、合格点に達しなかった場合の再試験についても、公平の観点から適切な
実施を行っている。
⑧
「入学・休学・退学及び卒業」について
・今年度から本格稼働する統合管理システムにより、タイムリーな出欠管理が
可能となり、迅速に細やかな指導が可能となる。
・退学者については、そこに至るまでの経緯を記録し、適切な継続した指導に
努めている。退学者数もここ数年はほぼ5%以内に収まっている。今後、更
に退学者が減るように、教員間の情報交換等にも努め、きめ細やかな指導を
継続して行うよう心掛ける。
⑨
「休業日」について
・定例休業日を年度当初に定めており、臨時休業日等についても事前に適切に
周知している。
⑩
「賞罰」について
・特段問題なく運営を行っている。
⑪
「その他」について
・学則・内規等を適切に運用している。
⑫
「報告」について
・学校基本調査および概況調査等、適切な手法で関係各署への報告を行ってい
る。
⑬
「資格取得」について
・認定動物看護師資格について、例年は 90%~100%の合格率を維持してい
たが、今年度は、70%を切る結果(全国平均約 70%)となってしまった。
今年度については、授業及び補講体制を整備し、学生のモチベーションを下
げないような指導を心掛け、全員合格を目指す。
⑭
「学生指導」について
・マナー教育に対し、登校時の挨拶指導、休憩時間等の来客や教員に対する挨
拶指導、職員室入退室の挨拶指導等を継続して行っている。
・外部カウンセラーによるカウンセリングルームを設置し、心のケアへの対応
も図っている。
⑮
「進路指導」について
・担任及び就職担当者が連携し、きめ細かな指導を行っている。学校全体の3
月末での決定率としては約8割であるが、動物看護学科については、現在未
決定は1名という状況である。今後、早期に100%の就職が実現できるよ
う、一層の指導強化を心掛ける。
⑯
「文書管理」について
・文書保存管理規程に基づいて適切に管理を行っている。
⑰
「保健・安全管理」について
・学校保健安全規程に基づいて適切に管理を行っている。
⑱
「個人情報管理」について
・学生に対しては、入学時に個人情報の使用範囲について書面等で説明をし、
同意書を得たうえでの使用及び管理を行っている。
2.
ご意見等
各委員には、全般通じて忌憚のない意見を求めたところ、「教育課程」において
座学以上に実習技術・知識を養う学習の向上を図り、より実践的な学生の養成につ
いて、また「学生指導」「進路指導」において雇用側からみるマナーや挨拶等の人
間教育と就職採用との関連性等について、意見・アドバイスが寄せられた。
3.
今後の取組について
各委員からの意見やアドバイスについて、本校は今年度よりコアカリキュラムを
採用し、動物看護を含め動物に係る者としての幅広い専門知識と実践力を身に付
け、社会に貢献できる人材の育成を図っていくものである。併せて人と動物のふ
れあい・きずなの理念を大切にし、挨拶を含め、豊かな心で 接することができる
人間性の向上を図るよう引き続き進めていく。
最後に委員長より、委員の皆様からいただいた意見や助言を活 かし、より充実
した学校評価制度を確立し、学生の満足向上に繋がる教育体制の強化を図ってい
く旨の総括をもって閉会した。
以
上
吉田学園動物看護専門学校 自己点検・評価 項目
個
1 法令等の遵守
1
2 財務
学
校
運
営
別
点
検
事
項
① 専修学校設置基準等に定める法令等を遵守し、コンプラ
イアンスを意識した学校運営が行われているか
② 実習学生数に対しての実習施設数、実習期間及び一施設
あたりの実習学生数は適切か
② 理事会においての決議及び評議委員会においての諮問決
議がなされているか
③ 実習担当教員による巡回指導を行い且つその記録が整備
されているか。
又教員及び指導者の各指導記録は確実に行われ、且つ相
互連携は十分に取られているか
① 教育目標・育成人材像が明確に定められているか
② 目標・人材像は、学園理念、社会的要請、及び業界の人
材ニーズを反映したものとなっているか
2
教
育
目 2 教育課程
標
・
課
程
別
点
検
事
項
① 当該施設は、実習施設要件(内容、それに必要な設備・
機器等)を満たし、選定は適当であるか
① 監事監査及び公認会計士のチェックを行っているか
③ 財務内容についての公表を行っているか
1 教育目標
個
9 施設実習
(動物病院等)
③ 専門教育課程として、教育目標に対応した授業構成と
なっていること。
4
課
程
・
学
科 1 教科書・教材・
・ 0 教具等
授
業
時
数
また、実習の評価方法は適正に行われているか
④ 当該施設で知り得た個人の秘密保持について、学生に十
分な指導をしているか
① 使用教科書は適切であり、教育課程に応じ、適時見直し
を行っているか
※動物看護学全書ほか
② 養成校の基準に則した教材用機器・器具、標本・模型類
が備付けられているか
※老朽化していないか
③ 内、補助金により取得した物品は、処分可能年数等が明
示され、廃棄等の異動が記録されているか
① 学校の教育目標を反映した教育課程になっているか
また専修学校設置基準等に定める教育内容・時間数等を
反映した教育課程になっているか
1 図 書
1
・ 教育目的、専門教育課程に則した専門図書、及び関係学
術雑誌類が備付けられているか
② 教育課程は、社会的要請・ニーズの変化に応じて見直さ
れているか
1 教員数
・ 規程・学則に則した学生総定員、及び各科目を授業する
に、資格ある教員数を有しているか
※都度見直しがなされているか
1 定 員
(入学・在学)
3
学
生
数
・ 動物各学科課程の学級定員、学生総定員は、学則・規則
に則しているか
※本校:1学級36名以下(普通教室面積から)
※基準:動物看護36名、トリマー18名
(日小獣:在籍又は在籍見込 30名以上)
2 在学(籍)年限
・ 休学者及びその在学年限等は、学生別に管理しているか
1 授業計画
① 学則・規則の専門教育課程(学科)に則した授業計画
(シラバス)、カリキュラム等を作成しているか
5
2 内、専任教員・
資格
教
員
・
組
織
※教育及び運営等に日小獣獣医師が2名以上参加
① 教員数の半数以上は、専任教員として確保しているか
※最低3名以上
② 各教員は、学則・規定等に定める特定各科目を教授でき
る資格を有しているか
3 教員資格
要件確認
・ 客観的に資格要件を証明する書類があり、適切に保管・
管理しているか ※特に非常勤講師の資格
・資格証明書(写)、免許証(写)、履歴書等
・就任承諾書
4
課
程
・
学
科
・
授
業
時
数
② 授業計画、カリキュラム等は学生に配布し、十分に周知
徹底しているか
2 区 分
・ 課程、基礎・専門科目及び選択・修科目等の各区分は明
確か
3 授業時数
・ 授業科目・時数は、基準・学則に則しているか
4 単位換算
・ 授業時数の単位換算は、講義、演習、実習別に学則等に
則しているか
① 科目、授業時数、単位は精査され、それぞれの配分は適
切で、且つ整合性の取れた構成となっているか
5 整合性
② 学則、学習のしおり、募集パンフレット、ホームページ
等の記載内容は相互に整合し、誤解を与える文言・記述
はないか
③ 学生配布資料に変更ある場合は、差替え等を行い、速や
かに学生に周知・徹底しているか
6 授業進捗管理
① 授業計画上の各科目は学則等で計画された順に実施され
ているか。
また、各科目(講義・実習等)の進捗が適時把握できる
管理体制になっているか
4
課 7 学生授業評価
程
・ 8 認定校等
学
科
・
授
業
時
数
② 各科目(講義・実習等)の授業時間数に不足が生じた場
合、補講授業の処置が適切に取られているか。又記録管
理しているか
・ 学生の授業評価アンケート結果(評価)を教育改善に反
映させているか
① 各認定・提携先の定める要請カリキュラムはクリアーさ
れているか(科目、授業時間等)
※日本小動物獣医師会、日本愛玩動物協会(認定制度採用校)
② カリキュラムの教材(テキスト等)、機器教具、設備等
は、認定先が求める基準・要件に則しているか
③ 当該カリキュラムを授業できる教員(講師)は、資格要
件を満たしているか
④ 認定先のノウハウ等に関する機密事項、目的外使用等
は、十分守られる手立てがなされているか
※教員及び学生に周知徹底しているか
4 代 行
5 5 出欠勤
教
員
・
組 6 勤務実態
織
・ 授業代行する場合、当該科目の代行者は知識・技能・経
験・資格等などから適当と思われる者が担当しているか
① 出勤の都度、出勤簿(原簿)に本人による押印をしてい
るか
② 出勤簿は毎日管理しているか
※特に非常勤講師について
① 勤務実態と担当時間割が整合しているか
② 特定の教員に偏ることのないよう、各教員の時間配分は
適切か
7 運営会議
① 会議の種類、人員構成及び運営等の必要事項について定
めは有るか
② 諸会議は、目的別に適切に開催・運営し、且つ記録さ
れ、会議録は保存しているか
個
1 科目修得
単位認定
別
点
検
事
項
・ 成績評価、履修科目修得・単位認定、進級・卒業認定は
所定の基準に則っているか
※履修認定基準(原則)
出席時数:実施授業数の80%以上
2 評価配分
・ 成績評価の構成項目、及び配分は適正であり、運用は公
正・公平に行っているか
個
1 定例休業日
9
休
2 臨時休業日等
業
日
別
点
検
事
項
・ 夏季、冬季、及び春季休業日の日程、期間は年度当初に
定め、学生に周知しているか
・ 休業日の授業、休業日変更、臨時休業日等、学生に事前
に適切に周知しているか
※出席数、試験、実習、課題、レポート、学習
活動等の成績・評価により総合的に判断
3 認定会議
6
4 評価基準の
共有
成
績
評
価
・
認 5 学生への周知
定
① 授業科目の履修、単位取得を特別会議を経て認定する特
例は、評価資料等に基づき、運用は公正・公平に行って
いるか
② 内規等で定める認定・判定会議は記録され、会議録とし
て保存しているか
① 学習活動状況等の視点・基準は、教員間で共有し、情報
交換等は適切に行われているか。
特に非常勤講師との連携・情報交換等に留意しているか
1 賞 罰
1
0
賞
罰
② 学生の成績・評価・学習活動状況等は指導記録簿等に適
時・適切に記録しているか
① 成績評価・評定及び単位取得等の基準は、予め学生に周
知され、指導も含め、意識づけされているか
② 予定授業に変更が生じる場合、速やかに学生に連絡でき
る体制となっているか
6 出席時数
・ 出席簿に基づき算出する学生別出席時数は、照査してい
るか
7 補 講
・ 休講となる場合、学則基準の時数・単位を修得する措置
が補講等でとられており、記録管理しているか
8 他の履修済
単位の認定
・ 他の専修学校・教育施設、又は入学前における授業科目
の履修証明書を申受けているか
② 定められた褒章・懲戒の基準・事由等について、学生に
周知しているか
③ 懲戒処分が懸念される学生の情報等の記録・管理、及び
指導等は適切に行っているか
1 必要経費等の
徴収
・ 諸経費・教材費等必要以外の金銭を、学生・保護者等か
ら徴収していないか
2 学則・内規等
① 学則・内規等は、基準・規則・要領等の趣旨・要件に則
しているか
1
1
そ
の
他
② 各条項での「別に定める」事項は明文化され、且つ適切
に運用しているか
③ 「その他特別な事情がある場合」等の例外について適切
に運用しているか
1 定例報告
1
2
・ 種類、実施時期・期間・科目・範囲は、事前周知を含め
適切に行っているか
2 受験資格
・ 定期試験の受験資格、及び特例扱いは妥当か
7
3 不正行為
・ 試験中の不正行為に対する処置は適切か
試
4 追試験・再試験 ① 追試験は、正当な理由として認められる学生か
験
1 1 資格取得
3
資
格
取
得
1 指導目標(計画)
② 再試験は、公平の観点から適切な範囲(回数)で実施し
ているか
1 入学資格
・ 規則・学則に定める入学資格要件を満たしているか
2 入学審査の
公平性
・ 入学審査・選考は適正・公平に行われているか
3 手続・許可
・ 入学手続きの際に確認資料を申受け、保管しているか
④ 学則・内規等が実態と適合しない事項について、各法
令、規則・基準等に則する範囲において見直ししている
か
・ 毎年及び2年毎の定例報告(書類提出)は、適切、且つ
遅滞なく行っているか
※動物看護学科
・毎年………学生募集要項、学校概要
・2年毎……教育カリキュラム、設備・備品
報
告
1 試験の実施
① 褒章の評価基準、懲戒の事由等は妥当、且つ適正か
① 目標とする資格が社会的ニーズに合っているか
② 学生の資格取得について、積極的な対応が図られている
か
③ 資格取得(合格)率は適正水準で、目標をクリアーして
いるか
① 学生指導目標、及び指導計画が立てられているか
② 指導目標に沿った成果が上げられているか
1 2 ルール・マナー
4
学
生
指
導 3 教育相談
① 集団生活における規律・協調・責任を重んずることを、
日常的に教育・指導しているか
② マナー(禁煙指導等を含む)、しつけ教育・指導が日常
的に行われているか
① 学生生活不適応、学業不振、問題行動者等を早期に発
見・指導する体制が整っているか
※卒業(見込)証明書
特に卒業証明書等は全員分整備されているか
4 出席簿
8
入
学
・
休
学
・ 5 欠席・公欠・
退
忌引等
学
及
び
卒
業 6 届(願)・
在学年限
① 出席簿(原簿)に基づき出欠席の状況を確認し、適切に
記録しているか
② 出欠席の他の関係書類への転記(登録)は、出席簿(原
簿)に基づいて行われ、且つ照査しているか
③ 遅刻・早退の時間管理は、厳正に行っているか
④ 出欠・早退・遅刻等の判定基準は、学生に周知徹底して
いるか
① 「欠席届」等は所定の手続で提出され、要因を確認し、
出席簿に正確に記入・管理しているか
② 公欠課・忌引等の出席判定基準は、公正・公平であり、
適切に運用しているか
・ 各種届(願)・許可、及び休学期間管理等は適切であ
り、一元管理され、且つ整然と管理・保管しているか
7 除 籍
① 除籍事由及び教員会議の内容を記録し、管理・保管して
いるか
② 特に懸念対象学生に対しては、状況・経緯等を記録し、
適切に指導を継続しているか
8 休学・復学・
退学
・ 休学者・復学者・退学者について、そこに至るまでの経
緯・対応等を記録し、学園本部あて報告しているか
9 卒業・課程修了
の認定
① 教育課程修了認定基準・要件に基づき、公正・公平に認
定しているか。
又特別な事情による認定は、公正・公平な判定基準に基
づき行っているか
② 各学生の学年課程の修了、又は卒業認定に関し、諸基
準・要件が学生ごとに管理され、最終的総合的評価は適
切か
② 教育相談(カウンセリング)体制が整備され、有効に機
能しているか
1 1 進路指導
5
進
路
指
導
1 文書管理者
1
6 2 保存期間
文
3 管理・保管
書
管
理
4 ファイリング
① 進路指導目標、及び指導計画がが立てられているか
② 学生に対する就職指導、情報提供、就職相談は十分に行
われているか
③ 学生の進路意欲の高揚が図られ、目標とする成果が上げ
られているか
・ 「文書管理者」を決めて管理しているか。
又、「文書管理者」は誰か
・ 法定表簿を含む文書等の保存期間は守っているか
・ 保存文書等は「管理文書・廃棄文書一覧」を作成し、適
正に管理・保管しているか
・ ファイル背表紙に文書名・使用期間・個人情報記載の有
無を明記しているか
個
1 教育環境管理
別
点
検
事
項
① 普段から、学生・職員の教育環境に留意しているか
※火災・地震等の災害予防、使用避難施設・
設備関係、校舎内外の設備・衛生環境等
② 学校・関係部署(所管:企画管理室)の相互連携等は、
十分に取られているか
1 2 健康管理
7
保
健
・
安
全
管
理
① 学校保健安全計画を策定し、実施・報告(学園本部宛)
しているか
※策定報告:4/15迄 実施報告:3/31迄
② 健康診断が「保健管理等の規程」に沿って実施されてい
るか
③ 実施した結果が保管されているか
④ 保健室の利用状況・薬剤の補填などが適切に管理されて
いるか
⑤ 特に伝染病り患等の事態の対応は、適切に行われている
か(教職員、学生共通)
※該当者発見の場合
・本部宛の報告関係、予防処置関係
1 指 導
・ 個人情報の取扱いに関し、平素から教職員を指導してい
るか
2 機密保持
① 重要書類・PCデータ・PCについて、教職員及び学生
に対して、外部持出し禁止の指導をしているか
1
8
個
人
情
報
保 3 同 意
護
4 目的外使用
※外部持出しの場合は許可を得ているか
② 重要書類・PCデータは、施錠保管・パスワード保護等
により、機密保護しているか
・ 個人情報保護に関し、学生・保護者への通知・同意書等
は洩れなく申し受け、保管しているか
・ 同意の範囲外で情報の利用、又は第三者提供していない
か
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