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図書だより 第 4 号

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図書だより 第 4 号
図書だより
第4号
発行:有馬高校図書委員会 2016 年 11 月 24 日
執筆・編集協力:森脇麗奈・中野咲希・岡田舞・小阪佳奈・杉本葵・川上桃花・宇城汐音
11 月~12月は読書月間
大好評!新作しおり配布中!
120 周年記念講演でお話いただいた本のソムリエ、清水克衛さんのお話を覚えています
か?生徒のみなさんはまだあまり自覚がないようですが、日本は開国、敗戦以来の大変革時
代を迎えています。まだだれも経験したことのない時代を生き抜くには、学ばなければいけ
四日間の奇蹟
浅倉卓弥
ピアニストの青年とアスペルガー症候群の少女。
二人に起こった悲劇は互いの大切なものを奪い去ってしまった。青年の
指と少女の両親を。
主人公である青年の心の変化を繊細に書き上げた作品。
タイトルの四日間が何を指すのか、それが二人にどんな影響を与えるの
か。
互いに欠けたものを補い合いながら生きる二人の物語。
ない。どこから学ぶのか?本から学ぶのだと清水さんはおっしゃっていましたね。特に過去
の日本人と日本の歴史から学ぶことを勧めておられました。日本にも過去の激動の時代に本
を読み、思想を深め、行動した先人たちがたくさんいたからです。
本は私たちの目を開き、広い世界へと思考を導いてくれます。自分の中にぶれない一本の
太い軸を育ててくれます。本には生きるヒントが一杯詰まっています。是非そんな本に出会
ってほしいと思っています。
清水さんのお話をもう一度聴きたい、もっと聴きたい、と思った人は、清水さんの著作を
あん
ドリアン助川
どら焼き屋をひとりで経営している主人公の千太郎。
そんな千太郎の前に一人、高齢の女性がやってきた。
「こういう仕事を、してみたかったのよ。」「時給は半分でいいのよ。
三百円で」
この店で働きたい女性の思いとは...
どら焼きと人によるあたたかい物語。
図書室においていますので、是非借りに来てください。
「何から読んだらいいかわからない」という人は、清水さんが薦める『中高時代に読む本
50』の中からまず 1 冊読んでみてください。本を読み慣れていない人にも読みやすい本が
たくさん紹介されています。
「知行合一」
(ちこうごういつ)、気づいたら行動してみましょう。自分や他人を変える力
がみなさんの中にあることに気づくでしょう。(司書)
こころの処方箋
この本は、臨床心理士で兵庫県篠山市出身の河合隼雄さんの
代表作です。人生の中で誰もがひっかかったことのある“常識”につ
いてわかりやすく、ユーモラスに書かれています。是非一度読んでみ
てください。
120 周年記念講演ので清水さんが紹介してくれた本
■ヤマザキマリ『国境のない生き方』
■金谷武洋『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』
■内村鑑三『代表的日本人』
、
『後世の最大遺物』
■池田晶子『14歳からの哲学』
■橋本治『大不況には本を読む』
やさしい現代語版がお
薦めです。
原文なら図書室にありま
す。“ウチカン”に挑戦し
てみましょう!
■橋本左内『啓発録』致知出版社
残念ながら、現在のところ、内村鑑三以外は、本校図書室に置いていません。入り次第、図
書だよりにてお知らせしますが、早く読みたい人は公立の図書館等で探してみてください。
河合隼雄
図書委員オリジナルしおり(原画)をプレゼント中!
貸出 1 冊につき 1 枚配布。数に限りが
ありますので、お早目に!
図書室開室状況
新着本紹介
絶賛の声
多 数!お 薦
めの一冊。
武 士 道 セブ ン
ティーン、エイ
テ ィ ー ンも 揃
ってます。
月
火
水
木
金
21
22
23
24
25
28
29
30
12/1
2 12 月考査
昼休みは開館
放課後閉館
住野よる
また、同じ夢を見ていた
(双葉社)
赤川次郎
ふたり
(新潮文庫)
湊かなえ
岩本茂樹
高校入試
自分を知るための社会学入門
(角川文庫)
)
(幻冬舎)
有川 浩
明日の子供たち
(幻冬舎)
西本昌司
本当にわかる!地球科学
(日本実業出版社)
誉田哲也
武士道シックスティーン
(文春文庫)
原沢伊都夫
グローバルな時代を生きる
ための異文化理解入門
(幻冬舎)
5 12 月考査
6
7
8
閉館
9
午前中授業
17 時閉館
15 時閉館
12
13
14
15
16
19
20
21
22
23
冬季オープンハ
イスクール
閉館
天皇誕生日
閉館
★冬季休暇期間中の開館時間:9:10~16:30
通常授業期間
考査中
月曜・木曜 17::20 閉館
火曜・水曜・金曜 18::20 閉館
15 時閉館
考査明け(午前中授業)
17 時閉館
※カラー版を参照してください。
閉館日
永井均
子どものための哲学対話
人間は遊ぶために生きている!
(講談社)
三省堂編集所・編
三浦基弘
発明とアイデアの文化誌
(東京堂出版)
ひと目でわかる
大栗博司
数学の言葉で世界を見たら
六法入門
(三省堂)
父から娘に贈る数学
(幻冬舎)
司書のおすすめ!永井均・著『子どものための哲学対話 人間は遊ぶために生きている!』
嫌なことをしなければならないとき、どうする?例えば、勉強とか・・・
―なんでもそうなんだけど、する量の全体を考えないで、とにかく、まず、やりはじめてみることだね。
9月~11月の貸出数、利用者統計 (9 月 15 日~11 月 18 日まで)
利用生徒数
(授業を含む総来室者数)
月(開館日数)
貸出数(生徒のみ)
9 月(6 日間)
87 冊
10 月(12 日間)
47 冊
188 人(205 人)
11 月(8 日間)
54 冊
126 人(156 人)
合計
188 冊
112 人(173 人)
426 人(
つまり、なにかをやりとげようとしないで、ただ、やりはじめようとするんだよ。やりはじめるだけでいい
って考えるんだよ。(同書 p66 ペネトレの言葉より引用)
★★★どこから読んでも楽しく、興味深い、猫のペネトレと「ぼく」の40の対話。
※図書委員は委員会活動時は利用生徒数には含まれません。
※県立図書館・図書委員文庫・雑誌は貸出冊数には含まれません。
534 人)
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