Comments
Description
Transcript
怒濤の林間、心は青空!
感謝 RRaaiinn wwaallkk 台風4号 サバイバル テント張り ロウソクの炎 しゃもじ 心の中に 友 自由な献立 スタンツ ピッツァ 嬉しい 楽しい 幸せ 愛して る 大スキ ありがとう ついてる〜 雨中は宇宙に通ず。 怒濤の林間、心は青空! Rain Walk という言葉があります。イギリス発祥だそうですが、僕は、15年くらい前にある英語の先生に この言葉を教わりました。雨の日にあえて歩くことをする。街を歩く、森を歩く、それは晴れていた時には 見えなかった光景が目に飛び込んできます。ぬれたポストはいつもより鮮やかな赤になり、ほこりを洗われ た、草木の緑はつやつやと輝く緑色をしている。ハダをつきさすような日光はなく、しっとりと水分が体を 被ってくれる。草花は、いつもより鮮烈な香りをはなち、いつも顔を出さない、カタツムリやカエルがいき いきと活動している。そうです、雨の日に歩けばいつもと違う見方ができる。いつもと異なる一面を見れる のです。 今回の林間学校、いつも晴れを誇り、青空こそが最高!と思っていた我が学年に雨が訪れました。おー! これは、「ついに晴れ伝説が終わった」とも思ったのですが、、、実はこの林間のテーマを「サバイバル」 と決めた時、「もしかしたら雨が降った方が面白いかも、、」という考えがわずかにあったのも事実です。 結果はどうだったのか?確かに計画していた、市役所見学とナイトハイクはなくなりましたが、それ以上 に、この青宇宙学年に大きな心の宝物を残してくれました。雨の中のテント張り、、、つらくて、大変で涙 したヒトもいました。しかしこんな貴重な体験を天は与えてくれたのです。雨中に友と森で寝るなんて経験 はなかなかできません。ナイトハイクはなくなった変わりに、2日目のピザの生地つくり(発酵)やファイ ヤー準備に充分時間がとれました。晴れの日の野外のキャンプファイヤーで、果たしてあのような大盛り上 がりのスタンツ発表ができたででしょうか?ロウソクをじっくり見つめ、全員が輪になって静かに見つめる ことができたでしょうか? 炎天下の中でのテント張りはもっと大変で、脱水症状や飛び交う蚊や虫に悩ま されたかもしれません。そう考えると、すばらしいコンディションを用意してくれた天に感謝しなければな ーと思うわけです。そして何しろ、晴れた中でなければ美味しくないピザ焼きや班別の甲府駅の昼食の2日 目は晴れてくれたし、何よりも、前の週、絶望的な総体が延期にならずに、多くの生徒が試合で欠席しなく てもよくなりました。こう考えると、やはりこの学年の林間はラッキーだった。「ついてるー」と叫びたく なります。そして「ホントにありがとうございました」の青宇宙林間学校だったのです。 南西中2学年は様々な新しいレジェンド(伝説)をつくりました。 レジェンド その1 雨中のテント生活: ・愛宕山の青少年自然の家の方に聞いても、近年、テントで実施した学校はないそうです。実際スタッフの 方達、勢揃いで2ヶ月前からテント張りの研修会を実施したそうです。この学年がたてた26張りのテント は今シーズンずっと設置したまま一般客の方が使用していくそうです。 レジェンド その2 多種多様な献立とピザ ・野外炊事で、こんなにたくさんのメニューで炊飯した学校もないそうです。スタッフのみなさんが驚いてい ました。僕達教師集団もいままでの林間経験でこんなにも豊かなメニューで夕飯を作ったことはありませ ん。しかも雨中で、、ハンバーグあり、ステーキあり、餃子あり、親子丼あり、オムライスも、、、ホント すごい料理が並びました。しかも翌日は窯焼きピザ。ピザ専門店みたいな素晴らしい味のピザもできました 豪華メニュー、各班はこんな献立を満喫した。 1班 1組 2組 3組 ・ジャーマンポテト ・ラーメンとチャーハン ・焼きおにぎり・みそ汁 ・オリジナル丼 ・野菜炒め・果物 ・サムギョプサル・サラダ ・(チョコフォンデュ) 2班 ・チキンライス ・ハンバーグ ・ご飯 ・ワカメのみそ汁 ・ご飯 ・ポテト ・フルーチェ ・スープ ・ししゃもソテー・サラダ ・ハンバーグ・トマト ・中華スープ・みかんの缶詰 3班 4班 5班 ・ご飯 ・餃子 ・ご飯・スープ・野菜サラダ ・ご飯・フレンチトースト ・フルーツポンチ ・チーズインハンバーグ ・ポークステーキ ・ポテトサラダ ・オムライス・コンソメスープ ・オムライス・ポテトサラダ ・オムライス・ポテトサラダ ・フルーツポンチ ・フルーツ盛り合わせ ・ホットケーキ ・ご飯・冷や奴 ・肉じゃが ・チキンライス・ポテトサラダ ・親子丼 ・紅茶 ・ホットケーキ ・けんちん汁 ・ハンバーグ・フルーツポンチ ・デザート(缶詰使用) ・唐揚げ・コンソメスープ 6班 ・焼きおにぎり ・ご飯・みそ汁・肉じゃが ・中華丼 ・サラダ ・広島風お好み焼き ・バナナ ・デザート ・白玉 ・フレークヨーグルト ・サラダ(リンゴ、みかん) レジェンド その3 スゴイ盛り上がりのキャンドル ・青宇宙学年のキャンドルサービスをみたキャンプ場の藤森さんやスタッフの方が、こういってくれまし た。「スゴイ、スタンツでした。こんなに盛り上がってレベルの高いスタンツは、見たことがないです。」 「最後の全員での火を囲んでの詩の朗読などの場面もみんなすごく集中していて、感動しました」ファイヤ ー係が頑張って学年を引っぱってくれました。校長先生とお供の役が火を与えてくれるまでの儀式、学年ゲ ーム大会も「アブラハムの子」を学年で盛り上がって踊ってはじまり、クラス対抗クイズ合戦で団結しまし た。そしてスタンツ発表はどのクラスもすばらしかった。1組「第103回IMR36総選挙」ダンスがそろって いて、ストーリーも面白く、観る人を楽しませんました。2組「愛宕山コレクション」は、軽快なミーシャ さんのMCのによるファッションショー、全員がモデルになってジャージを素材にショーを展開しました。 3組「団結力」では、ソーランを素材に、ソーランとは争い、競いあうことではなく、互いの結びつきを深 めるものだというテーマでクラス全員がまとまっていました。最後の詩の朗読、全員がろうそくの炎をもっ て、円をつくり、内藤有咲さんが読む「ろうそくの炎が揺れる時」で感動的に幕を迎えました。これこそ、 学年の培ってきた力です、「静」の時にはとことん集中、「動」の時にはとことん楽しみ、燃える、そして その切り替えを素早くおこなう。すばらしいファンタスティックNight、2013年の夏至の夜でした。 生徒の声は、次号から紹介します。 南西中2学年通信 南西中2学年通信 6月 26日 発行 6月26日 発酵 第 08 号 第 08 号 林間のphotoから、、、 テントの床面になるパネルを運びます テントを設営、右側でペグ打ちをする三井さん 親子丼を食べる、川瀧くん オムライスをつくる、3組鳴海くん、小野くん アブラハムの子を踊って、学年が盛り上がりました。リードするのは、小松さん キャンドルの最後は、全員がとロウソクの火をもって静かに見つめ合いました。 内藤有咲さんが 静かに、詩を読みます。 青宇宙キャンドル 最後の詩より、、、 朗読 内藤 有咲 ろうそくの炎が揺れる時 ろうそくの炎が揺れる時 あなたは何を思うのだろう あなたは何を思うのだろう 幼かった 小学生の頃 人は誰でも輝きを持っている 何も怖いものはなく 私にも輝く一瞬がある いつも自分の気持ちに正直に生きていた 私も この炎のように輝きたい そんな私を思い浮かべるだろうか 私は今を、生きている 美しいものを美しいと感じる気持ち そんな心を見つめながら 正しいものを正しいと言える気持ち 生命の火を燃やし続けたい そんな素直な純粋な心を 私は失っていないだろうか ろうそくの炎が揺れる時 私は周囲を見渡す ろうそくの炎が揺れる時 すると、私だけではない あなたは何を思うだろう 周りの友も、みな輝いているのが見えた 時は流れ、止まることなく そうだ、私には素晴らしい友がいる 私は今、ここにいる クラスの仲間、学年の仲間 たいまつをみつめるこのひととき これらの友と手をにぎり この一瞬も もう二度と戻ってはこない 私自身も輝いて そんな「時」の経過を感じるだろうか この仲間と共に頑張ろう 時の流れの中にいる私 未来は常に我等と共にある だから「今」を精一杯生きよう 胸に希望のともしびを抱き 明日を求めて歩きつづけよ