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うるま市地域雇用創造計画 平 成 2 4 年 3 月 うるま市

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うるま市地域雇用創造計画 平 成 2 4 年 3 月 うるま市
うるま市地域雇用創造計画
平 成 2 4 年 3 月
うるま市
目
次
Ⅰ
自発雇用創造地域の区域‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1 自発雇用創造地域の区域‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 要件該当区域であることの明示‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
1
1
Ⅱ
労働力の需給状況その他雇用の動向に関する事項‥‥‥‥‥‥‥
1 地域の概況‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 人口、労働力人口、就業構造等の動向‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
3 地域内の労働力需給状況等の雇用面における課題や雇用動向を
踏まえた雇用開発計画の方向性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1
1
2
地域雇用開発の目標に関する事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1 実践型地域雇用創造事業の実施に伴う雇用創出
(1) アウトプット指標‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(2) アウトカム指標‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(3) 当該目標の設定の根拠・当該目標の把握の方法‥‥‥‥‥‥
4
Ⅲ
2
実践型地域雇用創造事業以外の雇用創出事業の実施に伴う雇用
創出‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
3
4
5
7
8
Ⅳ
地域の特性を生かして重点的に雇用機会の創出を図る事業の分野に
関する事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
1 地域重点分野の設定‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
2 地域重点分野に係る市町村自らが当該分野において行う雇用機会の
創出に関する施策及び今後の見通し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
Ⅴ
地域雇用創造協議会に関する事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
1 協議会の名称及び構成員等‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2 活動内容‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Ⅵ
雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発
を促進するための方策に関する事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11
1 地域雇用開発の促進のための措置‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11
2 地域雇用開発の促進に資するうるま市の取組‥‥‥‥‥‥‥‥ 14
Ⅶ
Ⅷ
計画期間に関する事項‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
10
10
10
22
自発雇用地域内において事業協同組合等が労働者の募集に従事しよう
とする場合にあっては当該事業協同組合等に関する事項‥‥‥‥‥ 22
Ⅰ
自発雇用創造地域の区域
1
自発雇用創造地域の区域
沖縄県うるま市
2
要件該当区域であることの明示
うるま市は、沖縄公共職業安定所管内に所在し、沖縄公共職業安定所における最近3
年間及び最近1年間における有効求人倍率は、下表のとおりとなっており、一般・常用
とも、それぞれ当該期間における全国の有効求人倍率を下回っており、要件を満たして
いる。
有効求職者数
有効求人数
有効求人倍率
(沖縄所)
有効求人倍率
(全国)
平成21年
146,602
32,675
0.22
0.47
一
平成22年
158,879
39,381
0.25
0.52
般
平成23年
191,015
42,233
0.22
0.65
3年間平均
165,498
38,096
0.23
0.54
平成21年
146,135
29,833
0.17
0.36
常
平成22年
158,593
35,259
0.17
0.40
用
平成23年
190,590
36,516
0.17
0.52
3年間平均
165,106
33,869
0.17
0.42
Ⅱ
労働力の需給状況その他雇用の動向に関する事項
1
地域の概況
本市は、沖縄本島中部に位置し、南は沖縄市、北は金武町に接しており、平成17年4
月1日に具志川市、石川市、勝連町、与那城町が合併して誕生した。那覇空港から北東
へ25㎞の沖縄本島中部に位置する人口116,979人(平成22年度国勢調査)、面積86.08㎢
で、東に金武湾、南に中城湾を臨み、有人、無人を含め8つの島々があり、これらの
島々と本島を結ぶ海中道路や風光明媚な自然景観があって、県内でも気軽に行ける離
島として多数の観光客を集めている。
しかし、平成17年度の国勢調査によると完全失業率は、14.6%と県内11市の中で最
も高く、県平均の11.9%を大幅に上回っており、雇用状況の改善が大きな課題となっ
ている。
このような状況を受け、平成18年には、地域提案型雇用創造促進事業(旧パッケー
- 1 -
ジ事業)、平成21年には沖縄県、うるま市、金武町、宜野座村で構成する沖縄県環金武
湾地域雇用創造協議会で地域雇用推進事業(新パッケージ事業)の採択を受け、各種
人材育成事業を実施するなど、雇用の創出拡大に努めているところである。(同事業平
成23年度終了)
2
人口、労働力人口、就業構造等の動向
(1)労働力需給状況
ア
人口
本市の人口は、116,979人(平成22年国勢調査)で、平成17年と比較して、3,44
4人(3.0%)の増加となっており、また、65歳以上の高齢者が人口に占める割合
を示す高齢化率は、17.5% (平成22年度国勢調査)であり、県平均よりも0.2ポイン
ト上回っている。
イ
労働力人口
平成17年の国勢調査によると、本市の労働力人口は、51,034人で、平成12年と
比較すると、3.2%の増加となっており、年齢構成別では、特に、若年層の人口流
出が著しく、2.5ポイントもの減少となっている。
ウ
就業構造
平成17年の国勢調査によると、本市の就業者数は、43,587人で、平成12年に比
べて0.5%の減少となっており、就業者数を産業別に見ると、第一次産業従事者が
5.5%、第二次産業が21.6%、第三次産業が72.8%となっている。
また、平成18年事業所・企業統計調査により、本市に所在する事業所の産業分
類別の従業者数の構成比率を見ると、卸売・小売業が26.1%と最も高く、次いで、
サービス業の16.7%、建設業の12.3%、飲食店・宿泊業の11.8%、医療・福祉の1
1.6%、などとなっている。
エ
求人求職の状況
本市が所属する沖縄公共職業安定所管轄区域(以下本地域という。)の平成22年
度の新規求人数は、17,992人(月平均1,499人)となっており、産業別の新規求人
構成比としては、医療・福祉が27.1%と最も高く、次いで情報通信業が16.9%、
サービス業が14%、卸・小売業が12.5%などとなっている。
また、平成17年度の新規求人数16,830人(月平均値1,403人)と比較すると1,162
人(6.4%)増加しており、有効求人数についても、平成22年度は41,869人(月平
均値3,489人)となり、平成17年度の38,788人(月平均値3,232人)と比較すると、
3,081人(7.3%)の増加となっている。
一方、有効求職者数は、平成22年度では167,322人(月平均値13,944人)となり、
平成17年度の139,530人(月平均値11,628人)と比較すると、27,792人(16.6%)の
増加となっている。
この結果、一般有効求人倍率は、平成17年度の0.28倍から平成22年度は0.25倍
と悪化している。また、県平均の0.31倍を下回っており、地域内の求職者にとっ
て非常に厳しい雇用情勢が続いている。
- 2 -
このような雇用情勢の下、本市においては、従来にも増して、雇用開発の必要性が高
まっており、今後は下記の3のとおり、地域の特性を活かした重点分野を設定し、本計
画に盛り込んでいる実践型地域雇用創造事業をはじめとする各種施策の実施を通じ、地
域における雇用機会の創出を図っていく。
3
地域内の労働力需給状況等の雇用面における課題や雇用動向を踏まえた雇用開発計画
の方向性
全国的に雇用失業情勢が厳しい中、本県は特に厳しい状況が続いており、全国との
格差は依然として大きい。本市を管轄する沖縄職業安定所管内は雇用状況が著しく悪
い状況にあり、また、有効求人倍率は県内他地域よりも低い水準で推移している。
全国的に少子高齢化が進展し若者の流出抑止に苦慮している地域が多い中、沖縄県
は年少・若年者の人口割合が高く、地域経済の発展にとって大きなアドバンテージを
持っている。しかし、本市では高齢者の人口割合が県平均より高く、現在の厳しい雇
用情勢が続くと、働く場を求めて若者の流出が更に進み地域の衰退が加速する恐れが
ある。
本市ではこのような経済構造からの脱却を図るため、情報通信関連産業・モノづく
り産業を中心とした企業誘致や健康・長寿・美容といった地域資源を活かした産業の
育成に努めるとともに、中心市街地の再開発事業を行い地域の活性化に積極的に取り
組んでおり、この動きを後押しすることにより、本市の産業振興と雇用状況の改善を
図る必要がある。
本市においては、情報通信産業を中心に求人数は着実に増加しており、次のとおり
雇用創出の見込みが大きい地域となっている。
(1)
うるま市は情報通信産業振興地域に指定されおり、県による通信コスト低減化の
支援等を受けることができ、情報通信関連施設やインキュベート施設を設置したこ
とにより、引き続き情報通信関連企業の立地が見込まれている。
更に、本県の今後の情報施策の中心となる沖縄IT津梁パークの整備が進められ
ており、平成23年8月現在393名が雇用されており、平成24年度中に民間IT施設が完
成する事により、情報通信産業の集積による500名の新規雇用創出が見込まれてい
る。その他、うるま市では情報産業の振興と雇用創出を目的に、「いちゅい具志川
じんぶん館」、
「石川地域活性化センター舞天館」、
「うるま市IT事業支援センター」
を開設しており、13社の入居で393名の雇用が創出され、今後とも雇用の拡大が期
待される。
(2) うるま市では、日本国内でも官公庁発注建築物への導入義務化が始まっている「B
IM」を用いた建築設計手法を普及推進するため取組を実施している。これに伴い
発生する、膨大な量の2次元図面設計モデルを3次元BIMモデルへと変換する作
業を効率的にうるま市・沖縄県内へと誘導するために関連企業の誘致を促進し、産
業の活性化とBIMオペレーターの人材育成による雇用拡大を図る。
- 3 -
(3)
本市及び周辺地域では既存大型ホテルが立地している他、海中道路などの風光明
媚な景観や海洋性リゾートなどの海浜資源が豊富にあることから、既存観光資源の
整備を図ることで、今後の観光客増加が期待される。
(4)
環金武湾地区市町村で構成する金武湾開発推進連絡協議会では、平成14年度に健
康・長寿・美をキーワードとした「環金武湾振興QOLプロジェクト」を策定して
おり、本市では、総合保健福祉センター、未病ケアセンターを開設するなど、地域
資源を活用した産業の振興による雇用の創出が期待できる。
そうしたことから、地域雇用開発のための施策を講じて、雇用の創造を推進し、地
域経済の活性化を図る必要があり、地域雇用開発にあたっては次の分野において重点
的な取組みを行うこととしている。
ア
情報サービス産業
イ
生活関連サービス産業(観光と健康)
Ⅲ
地域雇用開発の目標に関する事項
1
実践型地域雇用創造事業の実施に伴う雇用創出
(1)アウトプット指標
イ
ロ
雇用拡大メニュー(利用企業数)
①
1年度目
60社
②
2年度目
120社
③
3年度目
120社
合計
300社
人材育成メニュー(利用者数)
①
1年度目
225人【地域求職者 154人、在職者
②
2年度目
430人【地域求職者 296人、在職者 134人】
③
3年度目
430人【地域求職者 296人、在職者 134人】
合計
ハ
※
71人】
1,085人【地域求職者 746人、在職者 339人】
就職促進メニュー
①
1年度目
②
③
60人【地域求職者
50人、在職者
10人】
2年度目
120人【地域求職者 100人、在職者
20人】
3年度目
120人【地域求職者 100人、在職者
20人】
合計
300人【地域求職者
50人】
250人、在職者
なお、本目標数値の達成には、別途、実践型地域雇用創造事業の事業構想として
選抜されることが必要である。
- 4 -
(アウトプット指標の内訳)
ア
1年度目
2年度目
ウ
ト
プ
ッ
3年度目
ト
合計
アウトプット
指標設定の根拠
イ 雇用拡大メニュー
うるま市商工会、
①在住外国人の購買動向と顧客拡
30社
60社
60社
150社
会員事業所2,328
大セミナー
件(平成23年11
②中小企業向け経営革新セミナー
月現在)のうち、
30社
60社
60社
150社
約13%を目標とし
て設定する。
ロ 人材育成メニュー
平成22年度うる
①情報サービス人材育成事業
120人
240人
240人
600人
ま市ふるさとハ
地域求職者 88人
地域求職者176人
地域求職者176人
地域求職者 440人
ローワーク窓口
在職者
在職者
在職者
在職者
160人
で相談を受けた
②生活関連サービス人材育成事業
32人
64人
64人
105人
190人
190人
485人
人数(6,539人)の
地域求職者 66人
地域求職者120人
地域求職者120人
地域求職者 306人
約17%を目標とし
在職者
在職者
在職者
在職者
て設定する。
39人
70人
70人
179人
ハ 就職促進メニュー
平成22年度うる
①情報発信HP
-人
-人
-人
-人
ま市ふるさとハ
地域求職者 -人
地域求職者
-人
地域求職者
-人
地域求職者
-人
ローワークの求
在職者
在職者
-人
在職者
-人
在職者
-人
人検索端末利用
300人
者数(24,116人)
②企業面接・説明会
-人
60人
120人
120人
の1.2%程度を目
地域求職者 50人
在職者
合
計
10人
地域求職者100人 地域求職者100人
在職者
20人
在職者
20人
地域求職者 250人
在職者
50人
イ 雇用拡大メニュー
60社
120社
120社
ロ 人材育成メニュー
225人
430人
430人
1,085人
地域求職者154人
地域求職者296人 地域求職者296人
地域求職者 746人
在職者
在職者
在職者
ハ 就職促進メニュー
71人
60人
134人 在職者
120人
134人
地域求職者100人 地域求職者100人
在職者
在職者
10人
20人 在職者
20人
る。
300社
120人
地域求職者 50人
標として設定す
339人
300人
地域求職者
250人
在職者
50人
(2)アウトカム指標
①
1年度目
124人(常雇
92人、常雇以外
32人、創業者
人)
②
2年度目
234人(常雇 168人、常雇以外
63人、創業者
3人)
③
3年度目
236人(常雇 169人、常雇以外
64人、創業者
3人)
- 5 -
合計
594人(常雇 429人、常雇以外 159人、創業者
6人)
(アウトカム指標の内訳)
ア
1年度目
イ 雇用拡大メニュー
2年度目
6人
ウ
ト
カ
3年度目
12人
ム
合計
12 人
アウトカム指標設定の根拠
30人
アウトプット数300
在住外国人の購買動向
常勤
2人
常勤
3人
常勤
3人
常勤
8人
社、10社あたり1名を
と顧客拡大セミナー
常勤以外
1人
常勤以外
2人
常勤以外
2人
常勤以外
5人
想定する。
創業者
人
創業者
1人
創業者
1人
創業者
2人
中小企業向け経営革新
常勤
2人
常勤
3人
常勤
3人
常勤
8人
セミナー
常勤以外
1人
常勤以外
2人
常勤以外
2人
常勤以外
5人
創業者
人
創業者
1人
創業者
1人
創業者
2人
ロ 人材育成メニュー
100人
57人
192人
情報サービス人材育成
常勤
常勤
113人
事業
常勤以外
9人
常勤以外
創業者
人
創業者
20人
人
194人
常勤
113人
常勤以外
20人
創業者
人
486人
常勤
常勤以外
沖縄IT津梁パーク
283人
213名、うるま市IT
49人
事 業支 援センタ ー50
創業者
人
生活関連サービス人材
常勤
17人
常勤
30人
常勤
31人
常勤
78人
育成事業
常勤以外
17人
常勤以外
28人
常勤以外
29人
常勤以外
74人
創業者
1人
創業者
1人
創業者
2人
創業者
人
ハ 就職促進メニュー
情報発信HP
企業面接・説明会
8人
14人
14人
36人
名、その他20名
うるま市ふるさとハ
常勤
- 人
常勤
- 人
常勤
- 人
常勤
- 人
ロ ーワ ークの平 成22
常勤以外
- 人
常勤以外
- 人
常勤以外
- 人
常勤以外
- 人
年度就業実績12%を
創業者
- 人
創業者
- 人
創業者
- 人
創業者
- 人
参照に設定
常勤
6人
常勤
10人
常勤
10人
常勤
26人
常勤以外
2人
常勤以外
4人
常勤以外
4人
常勤以外
10人
創業者
人
創業者
人
創業者
人
創業者
人
ニ 雇用創出実践メニュー
10人
16人
16人
42人
うるま市観光サポー
観光商品化パッケージ
常勤
5人
常勤
5人
常勤
5人
常勤
15人
トセンター(仮称)
推進事業
常勤以外
2人
常勤以外
7人
常勤以外
7人
常勤以外
16人
での雇用
創業者
人
創業者
人
創業者
人
創業者
常勤
3人
常勤
物産商品化推進事業
合
常勤
11人
人
常勤以外
人 常勤以外
人
常勤以外
人
創業者
人
創業者
人 創業者
人
創業者
人
6人
12人
12人
30人
常勤
4人
常勤
6人 常勤
6人
常勤
16人
常勤以外
2人
常勤以外
4人 常勤以外
4人
常勤以外
10人
創業者
人
創業者
2人 創業者
2人
創業者
4人
ロ 人材育成メ
ニュー
4人
常勤以外
イ 雇用拡大メ
ニュー
4人 常勤
人
100人
常勤
74人
192人
常勤
194人
143人 常勤
144人
- 6 -
486人
常勤
361人
常勤以外
創業者
計
ハ 就職促進メ
ニュー
計
人
常勤以外
48人 常勤以外
49人
常勤以外
創業者
1人 創業者
1人
創業者
8人
14人
14人
常勤
6人
常勤
常勤以外
2人
常勤以外
4人 常勤以外
創業者
人
創業者
人 創業者
ニ 雇用創出実
践メニュー
26人
10人
10人 常勤
16人
10人
123人
2人
36人
常勤
26人
4人
常勤以外
10人
人
創業者
16人
人
42人
常勤
8人
常勤
9人 常勤
9人
常勤
26人
常勤以外
2人
常勤以外
7人 常勤以外
7人
常勤以外
16人
創業者
人
創業者
人 創業者
人
創業者
人
(3)当該目標の設定の根拠・当該目標の把握の方法
①アウトプット指標設定の根拠
当事業における雇用拡大メニューの利用企業数は、うるま市商工会、会員事業所2,328
件(平成23年11月現在)のうち、約13%を目標として設定する。
人材育成メニューの地域求職者数は、平成22年度うるま市ふるさとハローワークで相
談を受けた人数(6,539人)の約17%を目標として設定する。就職促進メニューは、平成
22年度うるま市ふるさとハローワークの求人検索端末利用者数(24,116人)の1.2%程度
を目標として設定する。
②アウトカム指標設定の根拠
うるま市総合計画では、うるま市の特徴である「健康長寿」、「環境」、「情報」、など、
特定分野での起業やビジネス機会の創出を進め、戦略的なビジネスモデルを育成するこ
とで、新規産業による雇用効果の目標を1,200名と設定している。
また、未就労者の就業支援により、完全失業率を14.6%から12.0%へ改善することも目
標としている。そのためには、新たに1,323名の新規雇用を創出することが必要とされて
いる。
今回の実践事業では「情報サービス」、「生活関連サービス」を重点分野と位置づけ、
うるま市総合計画に掲げる雇用創出目標の約50%をアウトカムの目標として設定し事業を
推進していく。
各分野での雇用の見通しは以下のとおりである。
・情報サービス分野では、地域内で整備が進められている沖縄IT津梁パークの民間
IT施設が完成することにより、今後約500名の新規雇用が見込まれている。また、
うるま市のIT事業支援センターで約100名の雇用を見込んでいる。その他市インキ
ュベート施設及び近隣市町村のIT関連施設での雇用が見込まれる。
・生活関連サービス分野では、雇用創出実践メニューで立ち上げを予定している、う
るま市観光サポートセンターでの雇用や、関連する宿泊施設、観光施設、観光飲食
店舗等での雇用を見込んでいる。
・就職促進メニューのアウトカムは、うるま市ふるさとハローワークの平成22年度就
業実績12%を参照に設定した。
- 7 -
③当該目標の把握の方法
イ
各事業を利用した求職者等へのアンケート調査を行う。
ロ
会社説明等を行った企業への問い合わせ等を行い把握に努める。
【参考】
◆地域求職者等の主な就職予定者先
情報通信サービス
沖縄IT津梁パーク、うるま市IT事業支援センター、いちゅい具志川じんぶん
館、石川地域活性化センター舞天館入居企業等
生活関連サービス:
うるま市観光サポートセンター(仮称)、観光体験施設、健康増進施設、地域周辺
ホテル、観光飲食店等
◆地域求職者等の主な創業分野
民泊施設、体験学習サービス、健康美容施設、観光資源を活用した飲食店舗への誘
導を目標とする。
※
なお、アウトプット・アウトカムの目標数値については、計画期間内における毎年
度の「実践型地域雇用創造事業・事業実施計画」及び「実践型地域雇用創造事業・事
業実施委託契約」において計画するアウトプット・アウトカムの目標数値の本計画期
間内合計値が変更された場合は、変更後のアウトプット・アウトカムの目標数値を本
計画変更後のアウトプット・アウトカムの目標数値と見なし、本計画の変更手続きは
経ないこととする。
2
実践型地域雇用創造事業以外の雇用創出事業の実施に伴う雇用創出
上記1の実践型地域雇用創造事業の実施による雇用創出のほか、本市においては、下記
の「Ⅵ
雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発を促進する
ための方策」の「2
地域雇用開発の促進に資するうるま市の取組」の各種事業の実施を
通じ、地域産業の活性化及び新産業の創出を促進するとともに、地域内の雇用機会の増大
を図り、計画期間において、地域内の新規雇用創出人数を650人以上とすることを目標とす
る。
Ⅳ
地域の特性を生かして重点的に雇用機会の創出を図る事業の分野に関する事項
1
地域重点分野の設定
2
①
情報サービス産業
②
生活関連サービス産業(観光と健康)
地域重点分野に係る県及び市町村自らが当該分野において行う雇用機会の創出に関す
- 8 -
る施策及び今後の見通し
①情報サービス産業
本県の情報通信産業の振興については、自立型経済構築に向けた柱として重点的に取り
組んできており、これまでに県全体で216社の企業立地と約2万人の雇用創出を実現してい
る。今後も、情報通信費低減化支援事業、若年者雇用助成、人材育成支援及び情報通信産
業振興税制等を引き続き活用するとともに、GIXの構築、沖縄IT津梁パークの整備推
進など新たな施策を展開し、産業の集積・振興を図り、雇用の場の創出に向けた施策を進
めていく。
うるま市では、今後の情報施策の中心となる沖縄IT津梁パークの整備が進められてお
り、平成 23 年 8 月現在で、13 社が入居し 393 名余の雇用を創出している。平成 24 年度
中に民間IT施設が完成することにより、情報通信産業の集積による 500 名の新規雇用が
見込まれている。その他、うるま市では情報産業の振興と雇用創出を目的に、「いちゅい具
志川じんぶん館」、「石川地域活性化センター舞天館」、「うるま市IT事業支援センター」
を開設しており、19 社の入居で 464 名の雇用が創出され、今後とも雇用の拡大が期待され
る。
また、日本国内でも官公庁発注建築物への導入義務化が始まっている「BIM」を用い
た建築設計手法を普及推進するため取組を実施している。BIMを導入することで、建築
ビジネスを効率化することが可能となり、これに伴い、膨大な量の2次元図面設計モデル
を3次元BIMへと変換する作業が発生し、大規模なアウトソース需要が生まれてくる。
首都圏などで発生するBIM関連アウトソースビジネスを効率的にうるま市・沖縄県内
へと誘導するため関連企業の誘致を促進し、産業の活性化とBIMオペレーターの人材育
成による雇用拡大を図る。
(詳細は、「2 地域雇用開発に資するうるま市の取組」において後述する。)
②生活関連サービス産業(観光と健康)
沖縄県は、観光産業をリーディング産業として位置づけ、多様なニーズに対応した滞在
型の質の高い観光リゾート地の形成に向けてアクションプランを推進しており、平成22年
度の入域観光客数は約571万7,900人、うち外国人観光客数は過去最高の約28万人を記録し
ている。
また、沖縄総合事務局は、沖縄が持つ健康・長寿のイメージ、温暖な気候等の優位性を
活かした医療、介護、福祉、癒し等の総合的なヘルスサービスの提供と高い水準にある我
が国の医療技術を活かした医療・観光交流を推進するため、(財)沖縄観光コンベンション
ビューローを事務局とした「万国医療津梁協議会」を設立した。
うるま市は総合計画で、うるま市の特長である「健康長寿」、「環境」、「情報」など、特
定分野での起業やビジネス機会の創出支援を進め、戦略的なビジネスモデルの育成を目指
すことを謳っており、環金武湾振興QOLプロジェクトの推進、(財)おきなわ健康長寿研
究開発センターの設立など、健康長寿産業の充実に向けて取り組んできた。
平成 18 年度に策定した「うるま市観光振興ビジョン(10 年計画)」では、「訪れて感動
・住んで自慢のまち・うるま」を大きな柱に、5 の基本方針と 11 の基本施策、31 の推進
施策の実施に向けて関係団体とともに取組んでいる。
- 9 -
平成 23 年 3 月には、「一般社団法人うるま市観光物産協会」が設立され、当協会が中心
となって本市の観光振興施策の策定や事業推進を担っていくことになっている。
民間における観光振興の主導的な組織として設立されたうるま市観光物産協会は、行政、
観光関連団体、民間事業者、市民との連携体制を築き、観光情報の収集、誘客PR活動を
積極的に展開するとともに、施策推進に向けた調整機能を果たす。
うるま市への観光入域客数を 100 万人と設定しているが、円高の影響もあり国内観光客
数の減少が見られ、国内はもとより市町村においても観光関連産業の経営状況も大変厳し
い状況である。
市内における主要観光地である世界遺産「勝連城跡」や海中道路中央に位置する「海の
駅あやはし館」においては、年間 10 万人~ 20 万人の観光客が訪れ、うち約 2 万人~ 3 万
人の外国人観光客も訪れている。
しかし、観光分野では、豊富な地域資源に恵まれている反面、うるま市全体としての観
光戦略やPR,名産品や特産品の開発・振興など、まだ未成熟な状況となっている。
このため、うるま市としての観光振興の方向性を検討し、地域資源を活かした付加価値
の高い観光商品の開発や、名産品や特産品の選定及びブランド化を推進するとともに、そ
れを踏まえた戦略的な観光産業の振興を図ることが課題となっている。
(財)おきなわ健康長寿研究開発センターでは、沖縄滞在型特定保健指導ツアーなど、
高付加価値のニューツーリズム商品価値検証が進められており、新たなサービスメニュー
の開発と、それらを担う人材育成、加えて既存観光資源の整備を進め、雇用の創出を目指
す。
(詳細は、「2 地域雇用開発に資するうるま市の取組」において後述する。)
Ⅴ
地域雇用創造協議会に関する事項
1
協議会の名称及び構成員等
地域雇用開発促進法(昭和62年法律第23号)第2条第3項第4号に規定する協議会とし
て、本県全域で雇用の促進や情報通信関連産業、観光関連産業の振興に取り組んでいる
団体及び本市の商工会、観光協会等の連携により産業振興と雇用の創出を図る目的で設
置された「うるま市地域雇用創造協議会」を同法に規定する地域雇用創造協議会とする。
また、うるま市地域雇用創造協議会の構成員は、次のとおりとする。
2
①
うるま市
②
うるま市商工会
③
うるま市観光物産協会
④
特定非営利活動法人
⑤
財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
ぷろぷ
活動内容
うるま市地域雇用創造協議会では、厳しい雇用状況にある沖縄県うるま市において、
うるま市や経済団体が実施する地域資源を活用した産業の開発・振興の取組と相まって、
地域の雇用創造効果を高める事業を実施し、当該地域の雇用創出に取り組むものとする。
- 10 -
Ⅵ
雇用の創造に資する方策その他当該自発雇用創造地域の地域雇用開発を促進するため
の方策に関する事項
1
地域雇用開発の促進のための措置
(1)地域雇用開発助成金の活用
地域雇用開発促進法に基づく雇用情勢の特に厳しい地域である雇用開発促進地域そ
の他の雇用開発が必要な地域において、雇用開発に取り組む事業主を支援するため、
地域雇用開発助成金を支給する。
所 管 官 庁:厚生労働省
事業実施主体:沖縄労働局
事業実施期間:平成25年9月30日まで
(2)地域の雇用再生プログラム支援措置
イ
地域再生総合プログラムに基づく支援措置
①地域雇用創造推進事業
事 業 内 容:「健康・長寿・美」と「IT津梁」による雇用創出
1.雇用拡大メニュー
・創業者を対象とした労務管理や中小企業を対象とした財務戦略セミ
ナー
2.人材育成メニュー
①健康・長寿・美容産業に等に求められる健康運動指導者やスパセ
ラピストの育成
②IT津梁パーク立地企業に求められる情報通信産業人材の育成
③地域のものづくり関連企業に求められる3D設計技術者の育成
3.就職促進メニュー
・窓口相談・援助・企業合同説明会
所 管 官 庁:厚生労働省
事業実施主体:沖縄県環金武湾地域雇用創造協議会
事業実施期間:平成21年度から23年度
②地域雇用創造実現事業
事 業 内 容:高付加価値型モノづくり産業集積・活性化推進事業
1.3次元CAD/CAE普及支援事業
・環金武湾地域企業・教育機関現状調査活用事例の作成等
2.3次元試作モデル作成支援事業
・試作モデル作成、モデル提供、3次元試作モデル作成支援実践等
所 管 官 庁:厚生労働省
事業実施主体:沖縄県環金武湾地域雇用創造協議会
事業実施期間:平成21年度から23年度
- 11 -
(3)地域再生総合プログラムに基づく支援措置以外の省庁施策の活用
イ
雇用の促進
①沖縄中部勤労者福祉サービスセンター補助金(うるま市)
事 業 内 容:中小企業と大企業間にある労働条件・労働福祉等の格差をなくすため、
中小企業が単独では実施が難しい福祉事業について、事業主・勤労者・
行政が一体となり、大企業なみの福利厚生を行なうことを目的とする。
所 管 官 庁:厚生労働省
事業実施期間:平成21年度から
(4)実践型地域雇用創造事業の活用
①雇用拡大メニュー(事業主を対象とする事業)
ア
地域雇用拡大事業
事 業 内 容:地域の中小企業を対象に、在住外国人の顧客拡大や新規事業の開拓、
経営革新による雇用の促進に繋げる。
○在住外国人の購買動向と顧客拡大セミナー
・在住外国人の購買動向の把握、新規顧客の開拓
○中小企業向け経営革新セミナー
・業績管理、行動計画の立て方、PDCAサイクルに関するセミナー
事業実施期間:平成24年度から26年度
事業実施主体:うるま市地域雇用創造協議会
②人材育成メニュー
ア
情報サービス人材育成事業
事 業 内 容:情報サービスを提供するうえで求められる、コミュニケーション能
力、ヒアリング能力、プレゼンテーション能力及びテクニカルスキ
ルを学ぶことにより、即戦力として沖縄IT津梁パークやうるま市
IT事業支援センターなどの情報通信関連施設で活躍できる人材を
育成する。
○ヒューマンスキル向上プログラム
・パソコン入門から始める顧客対応研修、CC対応キャリアアップ
セミナー、即戦力ビジネス英語研修
○テクニカルスキル向上プログラム
・BIMオペレーター育成研修、スマートフォンアプリ技術者育成
研修
事業実施期間:平成24年度から26年度
事業実施主体:うるま市地域雇用創造協議会
イ
生活関連サービス人材育成事業
事 業 内 容:地域の持つ健康・長寿のイメージと、おもてなしの文化の優位性を
活かした医療、介護、福祉、癒し等の総合的なイメージを提供でき
- 12 -
る人材を育成し、地域資源を活用した観光サービスを構築すること
で、雇用の創出へ繋げる。
○ホスピタリティ観光人材育成プログラム
・観光サポーター育成研修、中国語で学ぶ沖縄観光研修
○ウェルネス人材育成プログラム
・健康運動指導者養成研修、トラベルヘルパー養成研修
事業実施期間:平成24年度から26年度
事業実施主体:うるま市地域雇用創造協議会
③就職促進メニュー
ア
情報発信HP
事 業 内 容:地域求職者、企業に対して協議会が実施する研修やセミナーについ
て、ホームページを開設し市内外への情報を提供する。
事業実施期間:平成24年度から26年度
事業実施主体:うるま市地域雇用創造協議会
イ
合同企業面接・説明会
事 業 内 容:事業利用者及び一般求職者を対象に、重点分野の産業への就業を促
すため個別に企業面接説明会を開催する。
事業実施期間:平成24年度から26年度
事業実施主体:うるま市地域雇用創造協議会
④雇用創出実践メニュー
ア
観光物産商品化サポート事業
事 業 内 容:「観光」、「物産」、「観光イベント」に係る実践事業。
観光・物産・イベントを中心にした活性化事業を展開する。
○観光商品化パッケージ推進事業
観光に関して、観光ルート・観光プランの策定、観光案内情報
の強化、観光案内所の設置が急務である。また、市の特産品、名
産品、土産品の販売所がなく、通過型観光になっているのが現状
である。
これらの課題を解決するために、実践支援員、推進員を配置し、
観光商品開発、観光案内所の整備、多言語案内ガイドのシステム
を構築する。
○物産商品化推進事業
物産に関して、観光土産品の開発、マネージメントを行なうた
めの事業を実施する。
事業実施期間:平成24年度から26年度
事業実施主体:うるま市地域雇用創造協議会
- 13 -
※
なお、本計画に盛り込まれた上記「(4)
実践型地域雇用創造事業の活用」の本事業
構想・施策の展開にあたっては、別途、実践型地域雇用創造事業の事業構想として選
抜されることが必要である。
2
地域雇用開発の促進に資するうるま市の取組
(1)雇用促進
①うるま市ふるさとハローワーク運営事業
事 業 内 容:ハローワーク沖縄の庁外施設をうるま市本庁に設置、窓口専門職員等に
よる職業相談および職業紹介等を行う。
事業実施主体:沖縄労働局、うるま市
事 業 規 模:110千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成22年度
ロ
利用者数
24,116名
就職決定者数
844名
今後の見込み
平成24年度
職業相談および職業紹介
②雇用奨励金
事 業 内 容:うるま市に新規に立地した企業が本市在住の市民を採用した場合1名に
付き5万円を交付する。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:1,000千円
事 業 成 果:
イ
ロ
これまでの実績
平成22年度
交付実績
14名
70万円
平成23年度
交付実績
17名
85万円(平成24年1月現在)
今後の見込み
平成24年度
支援制度の拡充
③高齢者就業機会確保事業(うるま市シルバー人材センター)
事 業 内 容:定年退職後等の高年齢者に対して、地域に密着した仕事を提供し、高年
齢者の生きがいの充実や高年齢者の社会参加の促進を図ることを目的と
して、センターが行う事業の促進に要する経費の一部について補助を行
う。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:17,672千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
- 14 -
平成23年度
ロ
高齢者就業機会の開拓と会員獲得の拡大につながった。
今後の見込み
平成24年度
さらなる就業機会の開拓と会員獲得の拡大を図る。
(2)情報サービス産業
①うるま市IT事業支援センター管理・運営事業
事 業 内 容:大規模情報通信産業の誘致を図るとともに、地域に特化した情報産業の
育成と起業家による新たな情報産業の創出をはかり、地域の活性化と雇
用拡大に寄与する。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:7,435千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成23年6月末
コールセンター
2社、雇用実績270名
インキュベート室
FM放送局
ロ
5社、雇用実績21名
1社、雇用実績4名
今後の見込み
指定管理者制度の導入により、専門家による効率的な施設管理で経費の削減を
図るとともに、インキュベートマネージャーによる入居企業の支援及び起業支援
を推進することで雇用の拡大を図る。
②いちゅい具志川じんぶん館管理・運営事業
事 業 内 容:うるま市の産業活性化をめざし、雇用に向けた人材育成や資格取得をは
じめ、産業創出機能を有した拠点施設として「雇用機会の創出と産業振
興による市の活性化」を目的とする。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:13,181千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成23年6月末
ロ
入居企業10社
雇用者数123名
今後の見込み
指定管理者制度の導入により、専門家による効率的な施設管理で経費の削減を
図るとともに、インキュベートマネージャーによる入居企業の支援及び起業支援
を推進することで雇用の拡大を図る。
③石川地域活性化センター舞天館管理・運営事業
事 業 内 容:インキュベート施設として、地域における起業家支援、人材育成、交流
拠点の位置づけのもと、地域の活性化を促進する。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:4,278千円
- 15 -
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成23年6月末
ロ
インキュベート室:4社、雇用実績15名
今後の見込み
指定管理者制度の導入により、専門家による効率的な施設管理で経費の削減を
図るとともに、インキュベートマネージャーによる入居企業の支援及び起業支援
を推進することで雇用の拡大を図る。
(3)生活関連サービス産業
①闘牛振興事業
事 業 内 容:本市の資源である闘牛を広く内外にPRし、観光産業に結びつけ、観光
客の誘致に寄与する。また、闘牛候補牛審査会を行うことにより、闘牛
の育成と資質の向上を図り、観光闘牛の振興を図る。
事 業 実 施 主 体:うるま市
事 業 規 模:うるま市闘牛組合連合会への補助金
1,495千円
事 業 成 果:
イ
ロ
これまでの実績
平成21年度
闘牛大会等開催数29回
動員総数
35,870人
平成22年度
闘牛大会等開催数29回
動員総数
25,050人
平成23年度
闘牛大会等開催数18回
動員総数
26,850人(見込)
今後の見込み
平成24年度
闘牛大会等開催数20回(予定)
動員予定人数
30,000人
平成24年度は、うるま市闘牛組合連合会の創立40周年記念を迎える。記念事業
での闘牛大会の開催や様々な取り組みを企画し、闘牛による観光振興に寄与する。
②うるま祭り・うるま市エイサーまつり事業
事 業 内 容:市民意識の高揚と市民相互の親睦・融和を深めると共に地域活性化を図
ることを目的に「うるま祭り」、「うるま市エイサーまつり」を開催。
事業実施主体:うるま市及び祭り実行委員会
事 業 規 模:祭り実行委員会予算規模 22,000千円(市補助金
12,500千円)
エイサーまつり実行委員会予算規模 8,300千円(市補助金
7,000千円)
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成23年度
ロ
エイサーまつり観客動員数
約3.6万人
うるま祭り
観客動員数
約5.0万人
エイサーまつり観客動員数
約4.0万人
うるま祭り
約6.0万人
今後の見込み
平成24年度
観客動員数
今後は、地域と積極的に協働のまちづくりを推進しながら、民間の知恵を導入
し、まつり全体の内容充実を図る。民間団体(観光物産協会)を中心にアウトソ
- 16 -
ーシングを積極的に導入する方向で進める。
③あやはし海中ロードレース大会
事 業 内 容:「あやはしのまち与那城を磯のかおりを楽しみながら、海中道路を走ろ
う」を合い言葉に県内外からのランナーを迎え、健康増進及び地域活性
化の促進を目的に開催。
事業実施主体:うるま市及び大会実行委員会
事 業 規 模:平成23年度
22,000千円(市補助金
1,500千円)
事 業 成 果:
イ
ロ
これまでの実績
回
年度
申込数
完走者
完走率
第10回
平成22年度
6,934
5,169
74.55%
第11回
平成23年度
8,659
7,789
89.95%
今後の見込み
第12回
平成24年度
参加者目標数
7,000人
ゲストスターター、招待ランナーなどの選考で、集客に繋がるような人選が必
要。海中道路をメインコースにした潮風を感じながら健康的に楽しく走れる大会
にする。また、県外からの誘客にも力を入れ、マラソンと観光をパッケージとし
た観光商品の開発も積極的に行う。観光消費額の増大にも力を入れ、地域活性化
に繋げる。
④海の駅あやはし館管理・運営事業
事 業 内 容:地域の活性化、雇用創出を目的とした観光拠点施設として海の駅「あや
はし館」を整備(平成15年度オープン)。指定管理者が土産品販売、レ
ストラン経営、バーベキュー、マリンスポーツなどのサービスを提供し
ている。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:13,432千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
年間21万人の入館者、雇用者数30名
ロ
今後の見込み
1次~3次産業を含めた農工商連携でネットワークを結び、産業創出と雇用の確
保を図るための取組を推進する。
⑤うるま市観光物産協会補助金
事 業 内 容:観光物産協会の運営・事業費の補助金。
本市の観光産業を担う民間団体として、観光情報の収集、検証、事業策
定、観光客誘客プロモーション、観光関連人材育成事業、民泊事業など
- 17 -
を展開し、観光産業の活性化に寄与する。
事 業 実 施 主 体:うるま市
事 業 規 模:20,000千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
受託事業
①観光商品流通促進事業
6,000千円
②特産品等販売・誘客促進事業
3,885千円
③第6回市エイサーまつり運営管理業務
840千円
④ミスうるま選出大会等調整管理業務
720千円
⑤あやはし海中ロードレース大会運営管理業務
ロ
2,700千円
今後の見込み
・観光商品流通促進事業
・民泊先進地視察及び実践展開事業
・民謡イベント事業
・エイサーガイドブック作成事業
・銀座わしたショップ物産フェア(特産品等販売・誘客促進事業)
・台湾観光客誘客及び物産販路拡大事業(自主事業)
⑥観光商品流通促進事業
事 業 内 容:地域の特性を活かし、地域の主体性と創意工夫による活性化を推進する。
(対米請求権助成金事業)
事 業 実 施 主 体:うるま市
事 業 規 模:6,000千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成22年度は、闘牛とエイサーをコラボレーションした観光イベントを年間7
回開催。延べ来客数2,160名
ロ
今後の見込み
本市オリジナルの観光ルート、プランの構築と観光商品の開発を推進。
海中道路をメイン会場に「沖縄キッズトライアスロン大会」や「体験型観光プ
ラン」、観光客誘客のための文化芸能PR活動を展開する。
⑦観光まちづくり推進事業
事 業 内 容:うるま市特有の観光資源を活用した旅行商品化、大手量販店等との連携
による観光と物産展、特産品開発、誘客宣伝プロモーション、イベント、
催事などの事業を展開し、誘客促進、ブランド化を図り観光・物産のま
ちづくりを推進する。(緊急雇用創出事業)
事 業 実 施 主 体:うるま市
事 業 規 模:10,000千円
事 業 成 果:
- 18 -
イ
ロ
これまでの実績
平成22年度
雇用延人数6名
平成23年度
雇用延人数4名
今後の見込み
平成24年度
雇用延人数4~5名を予定。
うるま市観光振興ビジョンに基づき、基本施策として「観光推進体制の確立」
のため、観光関連産業に従事する人材育成を図る。
⑧外国人観光客受入体制整備事業
事 業 内 容:外国人観光客を誘客するために、単なる通訳だけでなくうるま市の観光
関連知識をもった語学堪能者を育成し、地域におけるホスピタリティを
中心とした受入体制の構築を目指す。(緊急雇用創出事業)
事 業 実 施 主 体:うるま市
事 業 規 模:15,000千円
事 業 成 果:
イ
ロ
これまでの実績
平成22年度
雇用延人数6名
平成23年度
雇用延人数6名
今後の見込み
平成24年度は、前々年度からの緊急雇用事業の人材を積極的に活用しながら
雇用体制を維持するため様々な事業を展開する。
⑨物産品等販売・誘客促進事業
事 業 内 容:県外大手百貨店などと提携し、積極的にうるま市産品等の販路
拡大を図る。主に物産フェア及び観光PR活動を展開。さらに特産品や
観光土産品の開発を図る。
事 業 実 施 主 体:委託事業
事 業 規 模:5,200千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
・北海道札幌市で「機能性食品・化粧品ビジネスマッチングin札幌」へ出展(出
展事業者数3社)
・岩手・盛岡市のイオンジャスコ盛岡店にて、
「うるま市物産と観光フェア2010」
を開催。
・テレビ、マスコミへのメディアキャラバン及び会場イベントステージにおける
観光PR活動を実施。
・三重県伊勢市における「神嘗エンヤ市(食と物産市)」に出展
ロ
今後の見込み
東日本大震災の影響もあり、平成23年度は物産フェアを開催できなかったが、
今後は岩手・盛岡市において大型ショッピングセンターを会場に、「沖縄・うる
- 19 -
ま物産フェア」を開催する予定。
8月1日から4日までの「盛岡・さんさまつり」にあわせ、物産フェアを開催す
る。
(4)地域特性を活かした産業
①創・操業支援事業
事 業 内 容:ワンストップサービスによる立地企業への創・創業支援を行うことによ
り、企業誘致活動の展開を図る。
事業実施主体:沖縄県、中城湾港開発推進協議会(うるま市、沖縄市)
事 業 規 模:9,450千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成22年度 創業支援:313件
ロ
操業支援:463件 視察調査業務等:542件
今後の見込み
平成24年度
継続して支援を行う。
②中城湾港開発推進協議会
事 業 内 容:中城湾港新港地区開発の協力体制を確立し、企業誘致活動、国・県への
要請活動、四者意見交換会等の諸事業を実施する。
事業実施主体:うるま市・沖縄市
事 業 規 模:3,270千円(負担金)
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
沖縄県より、創・操業支援事業を受託し、立地企業への支援を実施。
ロ
今後の見込み
平成24年度
継続して支援を行う。
③うるま市・金武町企業立地促進協議会
事 業 内 容:うるま市・金武町企業立地促進計画について、国からの同意を得て、地
域金型人材養成事業を実施するとともに、集積地域への企業誘致を推進
する。
事業実施主体:うるま市・金武町
事 業 規 模:2,920千円(負担金)
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
海外展開支援事業(中国深圳市、台湾高雄市)を実施
ロ
今後の見込み
平成24年度
継続して支援を行う。
④金型人材育成事業
- 20 -
事 業 内 容:製造業を支えるサポーティング産業の中でも中核的存在である金型産業
の立地を促すため、金型の設計・製造に関する技術者を育成する。
事業実施主体:うるま市
事 業 規 模:10,000千円
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成23年度
ロ
10名の受講
今後の見込み
平成24年度
継続して実施する。
⑤金武湾開発推進連絡協議会
事 業 内 容:沖縄本島東海岸の金武湾を囲む3市町村が「健康長寿」を地域振興のテー
マにして、地域資源を活かしながら様々なプロジェクトを実施している。
事業実施主体:うるま市・金武町・宜野座村
事 業 規 模:4,472千円(負担金)
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成23年度
各市町村の関連プロジェクトを実施した他、環金武湾ウォーキング
大会、国県との意見交換会、調査研究事業等を実施。
ロ
今後の見込み
平成24年度
新たな沖縄振興計画の実施に伴い「雇用対策」、「産業」、「観光」の3
分野を重点に調査・研究等を行う。
⑥環金武湾振興QOLプロジェクト
事 業 内 容:金武湾を取り巻く、うるま市、金武町、宜野座村が「健康・長寿・美」
をコンセプトに、個性豊かな地域資源を活用した地域振興策。7つのリ
ーディングプロジェクト、民間を主体とした8つの戦略事業を推進して
いる。
事業実施主体:金武湾開発推進連絡協議会(うるま市、金武町、宜野座村)
事 業 規 模:6,242千円(協議会予算)
事 業 成 果:
イ
これまでの実績
平成14年度に環金武湾振興QOLプロジェクト基本構想・基本計画策定し、かん
なタラソ沖縄オープン、(財)おきなわ健康長寿研究開発センター設立、環金武湾
地球温暖化対策地域協議会設立、環金武湾ウォーキングフェスタの実施等となっ
ている。
ロ
今後の見込み
健康長寿の研究や健康長寿産業の開発、創造・育成による自立型経済構造の構築
と、健康長寿を目指す市民運動の成果等によって市民福祉と市民のQOLの向上
とともに、都市再生、農業振興、産業創出、雇用確保、地域物産振興等を実現す
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ることを目指す。
Ⅶ
計画期間に関する事項
厚生労働大臣の同意を得た日から平成27年3月31日までとする。
ただし、計画期間中における地域内の経済、雇用情勢の変化や外的な状況の変化に
対応するため、必要に応じて本計画の変更を検討することとする。
※
なお、本計画に盛り込まれた上記「Ⅳ-1-(4)
実践型地域雇用創造事業の活用」
の本事業構想・施策の展開にあたって、別途、実践型地域雇用創造事業の事業構想とし
て選抜された後は、本計画期間終了日については、当該事業の終了日までとする。
Ⅷ
自発雇用地域内において事業協同組合等が労働者の募集に従事しようとする場合にあ
っては当該事業協同組合等に関する事項
該当なし
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