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LAOS UPDATE

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LAOS UPDATE
Japan International Cooperation Agency
LAOS UPDATE
>>>12 2012 | Vol. 3
“ RTIM” 開催
11月23日にRound
Table
Implementation
Meeting (RTIM)2012が開催されました。RTIM
では、第7次国家社会経済開発計画にかかる
進捗、MDG達成(食料安保、UXO、妊産婦に
かかる健康、環境)、計画・予算の連携、地方
分権、援助効果向上に向けての取り組みがア
ジェンダとしてあげられました。
同会合では、包括的・公平な経済成長とバラ
ンスのとれた持続可能な開発の重要性が提唱
されたほか、特に欧米ドナーからは、非営利団
“ ASEM 9” 開催
11月5日と6日、ビエンチャンにて「アジア・欧州連合」第9回首
脳会合(ASEM)が開催されました。日本からは野田総理大臣が11
体及び市民社会の開発への参画の重要性に
係る指摘がありました。また、分野横断的な課
題として、土地政策や、”Three Builds”と呼ば
れる県・郡・村レベルへの行政権限移譲に係
る取組に係る活発な議論が行われました。
月4日の夕刻、政府専用機でビエンチャン国際空港に到着、そのま
ま無償資金協力「ビエンチャン国際空港拡張計画」で建設された
日本からラオス国政府に対しては、教育・保健
等社会セクターに対するMDG達成に必要な
駐機エプロン及びVIP棟(2010年に見返り資金にて建設)の引渡し
式に臨まれました。この式典では、野田総理とトンシン首相によ
政府予算の確保や新興国ドナーによる対ラオ
ス支援にかかる情報共有を要請しました。
るがテープカットと鏡開きが行われました。翌朝のラオスの新聞
では、両案件がASEM首脳会議に寄与するものとして紹介されてい
ます。
また、6日夜には野田総理と在留邦人との懇親会が行われ、JICA
関係者は12名が出席しました。野田総理からは、ラオスの開発が
進み、メコン地域の中でラオスが中心的な役割を果たす国となる
よう期待していること、またインフラ、農業、教育、保健の重点4
分野でさらなる協力を推進することをトンシン首相と確認したと
の発言がありました。また同行していた芝官房副長官からは、我
が国ODAが日ラオス両国の関係強化につながっているこを実感した
ので、引き続き事業の推進に邁進してもらいたい、との激励があ
りました。
おことわり
本ニュースレターはJICAラオス関係者を対象としたものであり、JICAラオスの活動内容及びニュースの共有を目
的とし、約3ヶ月に1度を目処に発刊していく予定です。ご意見・ご質問はこちらまでお願いします。
[email protected](米山)[email protected](滝沢)
JICA Laos Office 3rd Floor, Sihom Commerce Center, Sihom Village, Chanthabouly District, Vientiane Capital, Lao PDR
Tel: (856-21) 241100/241095-9 Fax: (856-21) 241101-2 Email: [email protected]
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>>>News Update
ルアンパバン写真展開催
ルアンパバンの観光名所である国立博物館にて 現
在 “Life of Luang Prabang” をテーマとした写真展
を開催中です。 同博物館にて活動中の堀澤光栄SV
(写真・ネガ保存)と同僚スタッフが共同で準備にあた
り、主に20世紀初頭から後期におけるルパンパバン
の自然、人びとの暮らし、街の様子などを紹介する
130点の貴重な写真を展示しております。11月15日に
は、カンペン県知事、戸川JICA事務所長等の出席の
下、盛大かつアットホームな雰囲気の中で開会式が
催されました。
皆さま、ぜひ一度足をお運びいただければと思いま
す。
★期間:11月15日(木)~12月31日(月)
(火曜日は休館)
★開館時間:8:30~11:30、13:30~16:00
★入場無料
ラオスWTO加盟
去る10月26日、ラオスは世界貿易機関(WTO)への
加盟が承認されました。今後、国内の批准手続き
などを経て、2013年前半までに正式加盟する見通
しです。ラオスは1997年に加盟を申請、その後、
貿易や投資分野で輸入ライセンスや関税、植物検
疫、知的財産権など90以上の法律や規則の策定・
修正を進め、今回の加盟承認に至りました。WTO加
盟により、投資・貿易相手国が多角化され、経済
周辺依存度を下げることにもつながると期待され
ます。
“CIED2”開始
JICAは、2012年9月から4年間の予定で、「コミュニティ・イニシアティブによる初等教育改善プロジェクトフェーズ 2
(CIED2)」を開始しました。対象県はセコン県、サラワン県、チャンパサック県、サバナケット県の4県とです。これまで
JICAは、南部3県の90の小学校を対象に、2007年12月から4年間に渡って、「南部3県におけるコミュニティ・イニシアティ
ブによる初等教育改善プロジェクト」(CIED)を実施しました。このプロジェクトでは、地域住民と教員など村•教育開発委
員会が主体となり、小学校とともに協力し、小学校の学習環境を改善するための計画の立案とその実施に対して支援
を行いました。その結果、各種教育指標の大幅な向上に貢献することができました。CIED2では、CIED1の成果を拡大・
発展させ、県や郡レベルにおける初等教育のアクセスと質の改善を進めていくため、地方教育行政機関及び職員のマ
ネジメント体制・能力の強化を支援します。
JICA Laos Office 3rd Floor, Sihom Commerce Center, Sihom Village, Chanthabouly District, Vientiane Capital, Lao PDR
Tel: (856-21) 241100/241095-9 Fax: (856-21) 241101-2 Email: [email protected]
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>>>News Update
ラオス観光オフィシャルホームページ
リニューアル・オープン
ラオスパイロットプロジェクト(LPP)観光コンポーネントが支援す
るラオス観光のオフィシャルホームページがリニューアル・オープ
ンしました。旅行者の視点で再構成され、より利用しやすく、ラオ
スの魅力が伝わるホームページになりました。是非一度、アクセ
スしてみてください。まだ知らなかったラオスの魅力に出会えるか
もしれませんよ。
http://www.tourismlaos.org/
“Press Seminar” 開催
JICA広報ビデオ完成
このたび、ラオスにおけるJICA事業を分かりやすく紹介したビデ
オ(ラオス語及び日本語、英語字幕付き)が完成しました。カウン
ターパートへのJICA事業紹介、本邦研修前の説明会、ドナーと
の情報共有の場などなど、皆様のアイディアで積極的な活用を
歓迎いたします!
12月6日、ラオス国内メディア各社(Vientiane
Times, Vientiane Mai, KPL, Lao National Television)を招いて、Press Seminarを行いました。
DVD“Sabaidee JICA Laos”を視聴の後、事務
所からは、今後のJICA事業についての積極的
な広報に向けて協力を呼びかけました。メディ
ア側からはJICA事業には常々関心を持ってお
(担当:浅野/永澤)
り、取材は可能な限り行いとの回答があり、そ
のために早めに情報提供についてのリクエスト
がありました。今後もこのようなセミナーを通し
て、JICAとメディアとのネットワークを構築して
いきたいと考えています。
ラオス事務所・今後の予定
12月14日(金) 専門家会議・事務所忘年会
Laos Updateがホームページからもご覧
いただけるようになりました。
12月29日(土)~1月3日(木)事務所年末年始休暇
1月28日(月)~2月8日(金)
会計検査
2月10日(日)~2月17日(土) JICAパートナーシップセミナー
(NGO,地方自治体、企業、大学等によるJICA事業視察)
2月11日(月)事務所休日(建国記念日(日本))
http://www.jica.go.jp/laos/office/
others/newsletter.htm
この機会にJICAラオスのページも併せ
てぜひご覧ください!
3月8日(金)事務所休日(国際女性の日)
【体調管理にご注意を】
1. ラオスでは、1月頃にインフルエンザが流行します。インフルエンザ予防接種をお済でない方は、なる
べく早めにAIMCクリニック(通称「HONDAクリニック」)で接種をお受けください。
2. 着任後1年前後と、離任前3カ月内は病気、怪我が多くなります。日頃からバランスの良い食事と
十分な睡眠を取り体調管理に心がけると共に交通事故に注意しましょう。
(健康管理員から)
JICA Laos Office 3rd Floor, Sihom Commerce Center, Sihom Village, Chanthabouly District, Vientiane Capital, Lao PDR
Tel: (856-21) 241100/241095-9 Fax: (856-21) 241101-2 Email: [email protected]
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