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5月24日(土)は大運動会。川崎東小学校では、子どもたちの自主性を伸

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5月24日(土)は大運動会。川崎東小学校では、子どもたちの自主性を伸
5月24日(土)は大運動会。川崎東小学校では、子どもたちの自主性を伸ば
すために、5・6年生全員と4年生の一部で「運動会プロジェクトチーム」を編
成して、それぞれの役割を計画、運営します。
そのプロジェクトチームの紹介と応援団の結団式が5月8日に行われました。
全校児童が集まり
入場の合図を待つ赤、白応援団。
結団式が始まろうとしています。
燃える心で、
赤、白、お互いが
力強くダブル優勝宣言を!
プロジェクトチームは応援、マスコッ
ト、放送・集会、スローガン、ポスター、
みつわ種目、長岡甚句、ダンス、セレモ
ニーの9つ。それぞれのチームが昨年度
のことを振り返り、さらに自分たちの工
夫を取り入れ、粘り強く取り組んでくれ
ることを期待しています。それが、私が
目指している「気付き、考え、行動する」
姿です。
運動会のスローガンは、代表委員会で、次のものに決定しました。
一人はみんなのために みんなは一人のために
(みつわ)の心で 優勝めざせ!
「みつわの心」とは、「燃える心」「明るい心」「広い心」の3つです。運動会
という一大行事は、この3つの心を成長させるチャンスです。「正しい競争心」
で、ぜひ、勝敗にもこだわってほしいと願っています。「正しい競争心」で勝敗
にこだわってほしいからこそ、今年度は、応援賞の観点を子どもたちが分かりや
すい明確なものにしたり、審査員の配点の改善をしたりしていきます。
勝者は大いに喜ぶとともに、敗者へのいたわりの気持ちをもつ。敗者は大いに
悔しがるとともに、勝者へ「おめでとう」の気持ちをもつ。運動会終了後、この
ことができたら、今年度の運動会は大成功であると考えています。
運動会当日は、赤組応援団長「横山民登さん」、白組応援団長「羽鳥陽介さん」
を中心に競技と応援のダブル優勝を目指した子どもたちの真剣な姿をお見せしま
す。地域の皆様、保護者の皆様、応援よろしくお願いいたします。
物事には優先順位があります。私も仕事をする際、優先順位を考えています。
これを間違えると信頼を失ってしまう。そうかと言って、自分の仕事を後回し
にしてばかりいると、仕事が期限まで間に合わず、これまた、信頼を失ってし
まう。その折り合いがとても難しいです。
学校では、優先順位の第1位は子どもたちのことです。しかし、子どもたち
のことでもその中で優先順位があります。その優先順位をきちんとつけなくて
はなりません。また、ここは我慢させるべきだという場面もあります。何でも
かんでも子どもの言うことを聞いていると、その子どもは、世の中は自分中心
に回っていると勘違いしてしまいます。そして、大人になった時に大きな挫折
を味わうことになります。
家庭ではどうでしょうか。子ども中心で動くことが多いと思います。私もそ
うでした。しかし、時には、大人の都合というのも教えてやることが大事だと
思います。そうかと言って、親の都合だけで子どもを動かしてばかりでは、こ
れまたいけないと思います。
私たちの大先輩の「大村はま」先生が次のようなことを言っています。「子ど
もを本当にかわいいと言うんでしたら、子どもが一人で生きていく時に、泣く
ことのないようにしてやりたいと思います。一番大事な時に泣かずに済むよう
にしてやりたいです。」難しいことですが、私たち教師と親の責務だと思います。
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