...

電気工事部門実施要項 (PDF:204KB)

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

電気工事部門実施要項 (PDF:204KB)
第14回高校生ものづくりコンテスト九州大会
電気工事部門 実施要項
1
2
期
日
平成27年7月11日(土)・12日(日)
日 程
(1)平成27年7月11日(土)
9:00 運営関係者集合
12:00 受付開始
12:30 部門別打ち合わせ
①作業台抽選・ゼッケン配布
②競技説明及び競技上の注意
③作業準備等
16:00 開会式
17:00 解散
(2)平成27年7月12日(日)
8:00 運営関係者集合
8:20 受付開始
9:00 競技開始
11:30 競技終了,審査,片付け,昼食
14:30 閉会式
15:30 解散,片付け
16:30 完全退館
3
競技会場
独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構
大分職業能力開発促進センター 電気設備実習室
第14回高校生ものづくりコンテスト九州大会
電気工事部門 課題
1 競技課題及びコンセプト
1)概ね、縦 1,800mm × 横 1,800mmの垂直パネルに、別紙「競技規則」に従い、「施工図」、
「施工条件」に示す電気設備の施工を想定した配線工事を行う。
2)競技会のため(見栄え)の課題作成ではなく、本大会の主旨でもある「実際の現場でも役に立つ
技術力の向上」を考慮した採点方法とする。
2 競技時間
150分(2時間30分)
3 基本回路構成
1)施工図の基本となる回路構成は、「電灯展開図」を基にしている。
2)3路スイッチ2組(A・B)による電灯の点滅とするが、一部の点滅は4路スイッチによる切替が
可能となるよう配線を行う。
3)パイロットランプの結線は、3路スイッチ(A)側が異時点灯、(B)側が同時点灯とする。
4)この回路には常時通電のコンセントが含まれる。
4 施工条件
1)器具及び材料の配置は施工図に従って行う。ただし、3路スイッチ(A・B)でどの電灯(a・c)、
(b・d)を点滅させるかは、当日抽選にて決定する。
2)指定寸法
ア 寸法原点は競技者が上下左右のバランス等を考慮して任意に決定する。
イ 寸法原点に水平、及び垂直となる基準墨を引き、定めた原点には赤ピンを刺しておくこと。
ウ 指定の寸法は、器具相互間、器具とボックス間、及び管路のそれぞれの中心間の
寸法とする。
エ 半径指定(R:○○)の寸法は配線及び管路の内径寸法とする。
オ 最上部の電球への配線は指定点(P)を通過させること。
カ 作業を行う上で書き入れた全ての墨入れ線は消さずに残すこと。
3)分電盤を想定した台紙(ケント紙)を画鋲で固定し、配線用遮断器を取付けて分電盤とし
配線用遮断器の1次側の電線端は通電が出来る様にケーブルシースを約100mm剥がし、
芯線を20mm程度剥ぎ取っておくこと。また、ケーブルを固定する為に1箇所ステープルで
止めておくこと。
1 / 6 ページ
4)露出コンセントの縦位置は電灯(a)の配線直下とする。
5)金属管及び金属ボックスのD種接地工事は省略する。
6)電線の色指定(ケーブルの場合は絶縁被覆の色)
ア 電源からの接地側電線は全て白色とする。
イ 電源からスイッチ、コンセント等までの非接地側電線は黒色とする。
ロ 上記以外の電線は全て赤色を使用する。
7)電線の接続等について
ア 接地側の配線は器具の接地側端子に接続する事。
イ ボックス内での電線相互の接続は終端接続を基本とするが、接続の簡略化を
図る為の通し配線も可能とする。通し配線を行う場合はボックス内の余長は
取らなくてもよい。
ウ ボックス内の接続箇所は、全てリングスリーブにて施工すること。また、接続箇所には
絶縁キャップを取付ける事。
8)作業修了(完了)の要件
ア 配線用遮断器、3路スイッチは「切」状態で完成させる事。また、4路スイッチは電灯
(a・c)、(b・d)が同一回路になる状態とする事。
イ 与えられているカバー、及び電球は全て取付ける事。
ウ 作業エリア内が清掃されており、整理整頓されている事。
9)その他
ア 材料表の電線、サドル、ステープルなどは支給の範囲内で施工する事。
5 当日決定事項
1)3路スイッチの点滅区分
①
3路スイッチ(A) → 電灯点滅(a・c)
3路スイッチ(B) → 電灯点滅(b・d)
②
3路スイッチ(A) → 電灯点滅(b・d)
3路スイッチ(B) → 電灯点滅(a・c)
2 / 6 ページ
《施工図》
テーマ 「和」
350
250
300
200
300
分電盤
B
300
90
R:
←
2C
1.6VVF
IV2.0(PF16)
R
320
VVF1.6-2C
300
IV1.6(PF22)
3(B)
PL(同時点灯)
IV1.6(E19)
IV1.6(PF22)
3(A)
PL(異時点灯)
IV1.6(PF16)
PL(同時点灯)
R
(d)
(c)
400
150
500
75
75
75
B
75
R
400
3(B)
3(A)
PL(異時点灯)
分電盤 機器配置図
3 / 6 ページ
100
IV1.6(E19)
VVF1.6-2C
550
上
以
6R
←
→
上
以
6R
850
IV1.6(PF16)
IV1.6(PF22)
4
100
(b)
←R:120
120
P
VVF2.0-2C
(a)
←
R:
90
R
250
基準点
《電灯展開図》
L
3路スイッチ
(A)又は(B)
3路スイッチ
(A)又は(B)
4路スイッチ
R
R
(c)
R
(a)
R
(b)
(d)
N
L
PL
PL
PL
PL
R
N
パイロットランプ(異時点灯)
4 / 6 ページ
パイロットランプ(同時点灯)
《材料表》
記号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
品名
適用
安全ブレーカーHB型(取付ビス付 2P1E20A
露出角型コンセント
15A 125V
埋込連用3路スイッチ
15A 300V
埋込連用4路スイッチ
埋込連用パイロットスイッチ(白) 100V
連用取付枠
レセプタクル
丸型引掛シーリング
6A 125V
1A 125V
引掛レセップキャップ
ねじなし電線管(1/2本)
E19 1.83m
なじなしボックスコネクタ
E19用
絶縁ブッシング
E19用
電線管用サドル
E19用
リングレジューサー
C25-C19
合成樹脂可とう電線管
PF16
合成樹脂可とう電線管
PF22
合成樹脂可とう電線管用コネクタ PF16用
合成樹脂可とう電線管用コネクタ PF22用
合成樹脂可とう電線管用サドル PF16用
合成樹脂可とう電線管用サドル PF22用
ゴムブッシング
19用
ゴムブッシング
25用
中型四角アウトレットボックス
中浅
大型四角アウトレットボックス
大浅
中型四角丸穴カバー
大型四角スイッチカバー
大型四角ブランクカバー
ねじなし露出用スイッチボックス 19mm 一方出
IV電線
1.6mm 黒
IV電線
1.6mm 白
IV電線
1.6mm 赤
IV電線
2.0mm 黒
IV電線
2.0mm 白
VVFケーブル
1.6mm-2C
VVFケーブル
2.0mm-2C
リングスリーブ
小
リングスリーブ
中
絶縁キャップ
小
絶縁キャップ
大
ステップル
1号
木ネジ(皿頭)
3.5×20mm
ボディービス(皿頭)
4.0×10mm
分電盤用ケント紙
150×150mm
画鋲(ケント紙貼付用)
画鋲(寸法原点用)
赤色
電球(小丸球)
100V 7W 白色
5 / 6 ページ
数量
カタログ番号
1個
1個
4個
1個
4個
5個
2個
2個
2個
1本
2個
2個
6個
4個
3m
2.5m
6個
6個
10個
8個
1個
3個
2個
4個
2個
3個
1個
2個
4m
7m
26m
2m
2m
3m
1m
30個
5個
30個
5個
15個
70個
20個
1枚
4個
1個
4個
Panasonic BS1112
Panasonic WK1012W
Panasonic WN5002H
Panasonic WN5004
Panasonic WN3031WK
Panasonic WN3700
Panasonic WW3402
Panasonic WG6000WK
Panasonic WW3410WK
Panasonic DW819K
Panasonic DS02192
Panasonic DS1719
Panasonic DS1619
Panasonic DS5325K
Panasonic DM316SRH
Panasonic DM322SRH
Panasonic DMP16K
Panasonic DMP22K
Panasonic DM3916
Panasonic DM3922
Panasonic DS37443
Panasonic DS38446
Panasonic DS4311
Panasonic DS4612
Panasonic DS4212
Panasonic DS70191
競 技 規 則
1 服装・工具
1)屋内配線工事の現場作業にふさわしい作業着を着用する。
2)常用の腰道具の他に、バイス、パイプカッター、ベンダ、リングスリーブ用圧着接続工具、
回路計、導通試験機、計測器(下げ振り、治具を含む)、作業床面の汚損防止シート、
清掃道具、その他必要と思われるものを、参加選手各自で準備する。バイスは
主催者側で用意しているものを貸し出しすることが出来る。ただし、用意するバイスは
新品ではなく、個々により状態が異なる為、貸し出しの際に抽選で選択する。
3)万一の誤照射を防止する為、レーザー光を用いた工具類の使用は禁止する。
4)治具とは、作業板面上に課題の寸法や器具、電線管等を取付ける位置を割り出す為に
準備したものをいい、各治具を展開状態にした物が、A3サイズ内に収まるものとする。
ただし、この課題でしか利用できない治具の使用は減点とするか、認めないものとする。
2 競 技
1)競技は、競技規則及び競技課題に基づき、指定された作業板(概ね 1,800mm×1800mm)
の上に屋内配線工事を施工して、その技術の優劣を競うものとする。
2)作業領域は概ね 2,000mm×2,400mm相当とする。
3)作業時間は、清掃を含め150分(2時間30分)とする。
4)競技に使用する材料は、競技課題の材料表に示すものを主催者側で準備するので、用意
された材料以外のものを使用してはならない。
5)競技中に材料の追加、交換等の必要が生じた場合は、係員に申し出ること。
(競技開始後の材料の追加、及び取替えは減点対象とする。)
6)公平を期すため、要項及び課題図面、メモ用紙等の持込は禁止とする。
(当日、競技委員から課題施工図、材料表、及び白紙を配布する。)
7)競技場には、作業用電源及び動作確認用の電源は無いが、電池式電動工具の使用は
差し支えない。
8)競技開始後は工具を追加して持込んではならない。やむを得ず追加する場合は係員に
申し出ること。
9)競技中に、工具等を他の選手との間で貸し借りしてはならない。
10)競技開始後は各自の作業板の前から離れてはならない。離れる必要が生じた場合
(トイレ等)は係員に申し出ること。
11)常識を逸脱した作業手順で課題を作成した場合は減点対象とする。
(例、ステープルを仮止めした後にVVFケーブルを挿入等)
12)競技中に、他の者に迷惑の及ぶような行動があった場合は、状況によって退場を命じる。
13)作業床面を傷つけたり汚したりしないよう注意する事。
14)競技終了報告は手を挙げて「終了しました」等の宣言により終了したものとみなし計時する。
終了後は、速やかに作業エリアから退出する事。
15)安全に留意して競技を行う事。もし、怪我をした場合は、遅滞無く係員に報告する事。
16)飲料水の持ち込みは制限しない。
6 / 6 ページ
Fly UP