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タイトル フォルダ 科目名 西洋美術各論Ⅶ 講義名 西洋

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タイトル フォルダ 科目名 西洋美術各論Ⅶ 講義名 西洋
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋美術各論Ⅶ
講義名
西洋美術各論Ⅶ
西洋美術各論Ⅶ
スペイン美術史〜中世から17世紀〜
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
貫井 一美
文化総合Ⅰ類
造形文化
前期 2014/04/14-2014/07/12
講義
特になし
授業概要
800年のイスラムのイベリア半島侵入はスペイン美術に他のヨーロッパ諸国には見られない特徴をもたらした。
そのような歴史的背景に言及しながら、本授業ではスライドを使用し、具体的作例を挙げながら中世から17世
紀にかけてのスペイン絵画を中心にその流れを概観する。
到達目標
スペイン美術の特徴とその背景にある画家の意図や社会、政治、文化的背景を考える。
授業計画
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
履修上の留意点
スペインの歴史・美術、文化全般に関して興味と好奇心をもって、日ごろから図版集や書籍などで基本的な知
識を身に付けるよう心がけること。
準備学習
美術館に足を運び、西洋美術作品に実際に接すること。
できれば西洋史関連の書籍を読んでほしい。
成績評価の方法
試験または課題リポート提出。
テキスト
授業中に必要に応じて資料を配付し参考文献を紹介する。
対象学年
1年,2年,3年,4年
曜日・時限
単位数
水3
2.0
1 回 スペインの歴史と美術概説(中世〜17世紀)
2回
3 回 スペイン中世の美術
4回
5 回 フェリペⅡ世と美術
6回
7 回 エル・グレコ
8回
9 回 17世紀概説
10 回 ベラスケス
11 回
12 回 セビーリャ画派概説
13 回 スルバラン
14 回 ムリーリョ
15 回 バルデス・レアルと死の美術
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋美術各論Ⅷ
講義名
西洋美術各論Ⅷ
西洋美術各論Ⅷ
スペイン美術史〜18世紀から20世紀〜
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
貫井 一美
文化総合Ⅰ類
造形文化
後期 2014/09/01-2014/12/13
講義
特になし
授業概要
「西洋美術各論Ⅶ」に引き続き、スペイン美術の流れを概観する。18世紀から20世紀にかけて他のヨーロッパ
美術の影響を受けながらもスペインの特徴をも保ち続けた画家たちの作品を中心に見ていく。特に20世紀半
ばに内戦という状況によってスペインの画家たちは亡命などを余儀なくされながらも様々な意味でスペイン的
性格を保ち続けた。その動向を概観しながら近代から現代までのスペイン美術について考えたい。
到達目標
スペイン美術の特徴とその背景にある画家の意図や社会、政治、文化的背景を考える。
授業計画
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
第
履修上の留意点
スペインの歴史・美術、文化全般に関して興味と好奇心をもって、日ごろから図版集や書籍などで基本的な知
識を身に付けるよう心がけること。
準備学習
美術館に足を運び、西洋美術作品に実際に接すること。
できれば西洋史関連の書籍を読んでほしい。
成績評価の方法
試験または課題リポート提出。
テキスト
授業中に必要に応じて資料を配付し参考文献を紹介する。
対象学年
1年,2年,3年,4年
曜日・時限
単位数
水3
2.0
1 回 スペイン 17世紀美術概説
2回
3 回 ゴヤ
4回
5 回 19世紀スペイン美術概説
6回
7 回 カタルーニャ・モデルニスモとガウディ
8回
9回
10 回 ピカソ
11 回
12 回
13 回 ダリ
14 回 ミロ
15 回 1961年以降のスペイン美術
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 近代建築論Ⅰ
講義名
近代建築論Ⅰ
近代建築論Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
松葉 一清
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月3
単位数
2.0
講義
特になし
わたしたちの審美眼、美にまつわる価値観は、多くを19世紀以降の近代に負っている。その美意識が具体的
な形をとったのが近代建築である。近代建築の学習は、今日支配的な社会的価値観の源泉を見定めるのに、
有効かつ不可欠な作業である。近代建築成立前夜の18世紀から第1次大戦後までの建築思想の変遷を追い、
現在に至る「美の尺度」の成立を学ぶ。
近代建築成立前夜の建築についての思考を理解する。
履修上の留意点
準備学習
第 1 週 考察/近代建築と反近代建築
第 2 週 建築と時代様式の歩み〜近代への序曲
第 3 週 建築は進化するのか〜トーリーとホィッグ史観
第 4 週 2つの百貨店建築〜進化の可否の実証
第 5 週 3人の空想建築家と近代〜ルドゥーら
第 6 週 装飾は罪悪か〜アドルフ・ロースの思想
第 7 週 近代建築前夜の多義的建築観〜ロンドンの邸宅
第 8 週 先導役の才能(1)〜マッキントッシュ
第 9 週 先導役の才能(2)〜ガウディ
第10週 先導役の才能(3)〜オットー・ワグナー
第11週 近代主義への橋渡し~アメリカの動向
第12週 日本での近代建築の展開〜明治から大正
第13週 日本での近代建築の展開〜震災から昭和
第14週 (休講した場合は補講を行う)
第15週レポート提出
特になし
特になし
成績評価の方法
学期末にレポート提出。出席数も重視する。
授業計画
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 近代建築論Ⅱ
講義名
近代建築論Ⅱ
近代建築論Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
松葉 一清
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月3
単位数
講義
特になし
授業概要
近代建築の掲げた機能主義、合理主義、そして抽象表現が、近代建築の始祖たちの手で拡大していった経緯
をたどる。第2次大戦後の社会で、その弊害について議論が起こり、1970年代半ば以降、近代建築を批判的に
乗り超えるポスト・モダンが勃興する。近代建築の功績と行き詰まり、批判者としてのポスト・モダニストらの功
罪を考える。近代建築変遷の軌跡を追い、21世紀の建築のあり方を考察する。
到達目標
近代建築黎明期以降の建築運動の初志の実現と変質について理解する。
授業計画
第 1 週 導入/20世紀と近代建築
第 2 週 近代建築の特性(1)〜即物性の美学
第 3 週 近代建築の特性(2)〜政治性、運動性
第 4 週 近代建築家の肖像〜世代と時代、地域
第 5 週 ル・コルビュジエの功績(1)〜住宅に始まる
第 6 週 ル・コルビュジエの功績(2)〜都市へ
第 7 週 ミース・ファン・デル・ローエ〜絶対零度の美学
第 8 週 フランク・ロイド・ライト〜近代を超越する者
第 9 週 近代建築の疲弊と批判〜ポスト・モダンの萌芽
第10週 都市的視点と現代建築
第11週 地域と現代建築
第12週 電子のランドスケープを現代建築はどう生き抜くか
第13週 反近代建築の系譜〜日本における試行と広がり
第14週 (休講した場合は補講を行う)
第15週 レポート提出
履修上の留意点
準備学習
特になし
特になし
成績評価の方法
学期末にレポート提出。出席数も重視する。
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術各論Ⅲ-1
講義名
日本美術各論Ⅲ-1
日本美術各論Ⅲ-1
造形の主題と形式−日本美術におけるコトバとイメージ
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
玉蟲 敏子
文化総合Ⅰ類
造形文化
前期 2014/04/14-2014/07/12
講義
特になし
授業概要
インターネットなどの電子メディアから印刷メディア、テレビや映像まで、現代における視覚メディアはコトバとイ
メージに溢れている。しかしそれは現代に限ったことではなく、両者の関わりは長い歴史と広がりを持ってい
る。本論では、絵巻物をはじめとする物語絵から、詩歌の意匠、落款や賛といった画面内に書き込まれる文字
にいたるまで、日本美術おけるコトバとイメージとの内的、外的な連関関係とその諸相について考えてみたい。
到達目標
かたちと意味という視覚的表象の根源的な問題に正面から取り組むことで、日本美術に対する理解を深める。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション:授業内容の確認、教材の説明など
第 2 回 表意文字と記号:意味を伝える手段としてのコトバとイメージ
第 3 回 鑑賞対象としてのコトバとイメージ(1):書の理論、画の理論
第 4 回 鑑賞対象としてのコトバとイメージ(2):「書画」という芸術
第 5 回 鑑賞対象としてのコトバとイメージ(3):料紙装飾
第 6 回 絵画の空間、文字の空間(1):詞書から画賛まで
第 7 回 絵画の空間、文字の空間(2):西洋美術における署名の歴史
第 8 回 絵画の空間、文字の空間(3):落款印章―東アジア美術における署名
第 9 回 物語と美術(1):絵巻物の形式と表現
第10回 物語と美術(2):コトバの語りとイメージの語り
第11回 物語と美術(3):源氏物語と伊勢物語
第12回 物語と美術(4):御伽草子と江戸期の版本
第13回 詩歌と美術(1):屏風と詩歌
第14回 詩歌と美術(2):詩歌の意匠
第15回 試験
履修上の留意点
前期・後期とも通年履修が望ましい。
パワーポイント等画像資料を見せて個々の作品に親しんでもらう。
準備学習
画像や図版だけでは作品のスケールや質感、全貌は伝わらない。美術館に足を運び、モノとしての作品にじか
にふれること。
成績評価の方法
出席および期末試験で評価する。
テキスト
適宜教室内で配布または提示する。
対象学年
1年,2年,3年,4年
曜日・時限
単位数
木2
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術史概説Ⅳ
講義名
東洋美術史概説Ⅳ
東洋美術史概説Ⅳ
中国仏教絵画史
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
下野 玲子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
金2
単位数
2.0
講義
特になし
世界遺産にも指定されている中国の敦煌莫高窟には、北朝時代(5世紀)から元時代(14世紀)までの各時代
にわたる色彩豊かな壁画・天井画が残っています。この敦煌絵画から、中国の仏教絵画の主なテーマと図像、
時代による変化を学びます。
中国仏教絵画の画題や基本的な図像についての知識を身につけ、時代様式の変遷の概要を理解することを
目標とします。
第1回 ガイダンス
第2回 敦煌美術の基礎知識
第3回 敦煌 本生図(北涼~北魏)
第4回 敦煌 説法図と降魔図(北魏)
第5回 敦煌 中国伝統図像との融合(西魏)
第6回 敦煌 仏伝図(北周・宋)
第7回 敦煌 阿弥陀浄土変(唐)
第8回 敦煌・楡林窟 弥勒経変(隋~唐)
第9回 敦煌 維摩経変(隋~唐)
第10回 敦煌 五台山図(五代)
第11回 楡林窟 普賢菩薩図(西夏)
第12回 敦煌 チベット密教図像(元)
第13回 人物図像の変遷(五胡十六国~元)
第14回 まとめ
第15回 試験
中国の歴史、特に王朝の名称などの基本的な用語に目を通しておくこと。地図や簡単な年表を用意しておくと
よい。
準備学習
折に触れて東京国立博物館ほかの博物館・美術館に足を運び、中国に限らず仏教美術にどのような主題の作
品があるか注意してみること。
成績評価の方法
出席日数(30%)、受講態度(10%)、および試験(60%)により評価する。
テキスト
テキストは使用しない。毎回資料を配付する。
参考文献(作品)等
参考文献:『中国石窟 敦煌莫高窟』1~5(平凡社)、『中国石窟 安西楡林窟』(平凡社)
タイトル
フォルダ
科目名
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術各論Ⅰ-1
講義名
東洋美術各論Ⅰ-1
東洋美術各論Ⅰ-1
サブタイトル
古代仏教工芸史概論
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
加島 勝
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
水2
単位数
2.0
講義
特になし
仏教が朝鮮半島の百済から伝えられた6世紀半ば頃以降、わが国の工芸は仏教を中心に発展してきた。この
ような仏教に関わる工芸のことを仏教工芸と称する。奈良・法隆寺や正倉院には多種多様な仏教工芸品が現
存しており、ともにわが国古代(飛鳥〜平安時代)の仏教工芸品の宝庫といっても過言ではない。本講義は、法
隆寺や正倉院の仏教工芸品の諸相を東アジア仏教美術史の中で様式論的研究方法によって具体的に理解
することを目的としている。したがって、その源流を考えるために必要に応じてインド、西域、中国、朝鮮半島な
どの仏教工芸品に関しても論及することとなる。
この講義を通して寺院や博物館・美術館に足繁く通い、実際の作品を鑑賞する勉強態度を身につけてほしいと
思います。
第 1 回 オリエンテーション:授業の内容や進め方、評価方法などの説明
第 2 回 法隆寺の歴史1(創建法隆寺)
第 3 回 法隆寺の歴史2(再建法隆寺)
第 4 回 法隆寺献納宝物の由来
第 5 回 荘厳具1 玉虫の厨子と伝橘夫人念持仏厨子
第 6 回 荘厳具2 灌頂幡
第 7 回 供養具1 龍首水瓶
第 8 回 供養具2 鵲尾柄香炉
第 9 回 供養具3 獅子鎮柄香炉
第10回 供養具4 響銅製鋺・匙
第11回 鏡鑑1 海磯鏡
第12回 鏡鑑2 海獣葡萄鏡・高士弾琴鏡・盤龍鏡
第13回 まとめ1
第14回 まとめ2
第15回 試験
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
授業に積極的に参加すること。
準備学習
授業の中で必要に応じて参考図書を紹介しますので、その都度図書館などで必ず読むように心がけてくださ
い。
成績評価の方法
出席状況と学期末に提出してもらうレポートにより評価する。レポートではその学期中に取り上げた作品に関
する解説、感想などを書いてもらう予定である。
テキスト
テキスト:『法隆寺宝物館』東京国立博物館編集発行、1999年
『正倉院の金工』日本の美術141号 至文堂、1978年
参考文献(作品)等
参考文献は授業中に適宜紹介する。
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術各論Ⅰ-2
講義名
東洋美術各論Ⅰ-2
東洋美術各論Ⅰ-2
古代仏教工芸史概論
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
加島 勝
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
水2
単位数
2.0
講義
特になし
仏教が朝鮮半島の百済から伝えられた6世紀半ば頃以降、わが国の工芸は仏教を中心に発展してきた。この
ような仏教に関わる工芸のこと仏教工芸と称する。奈良・法隆寺や正倉院には多種多様な仏教工芸品が現存
しており、ともにわが国古代(飛鳥〜平安時代)の仏教工芸品の宝庫といっても過言ではない。本講義は、法隆
寺や正倉院の仏教工芸品の諸相を東アジア仏教美術史の中で様式論的研究方法によって具体的に理解する
ことを目的としている。したがって、その源流を考えるために必要に応じてインド、西域、中国、朝鮮半島などの
仏教工芸品に関しても論及することとなる。
この講義を通して寺院や博物館・美術館に足繁く通い、実際の作品を鑑賞する勉強態度を身につけてほしいと
思います。
第 1 回 東大寺と正倉院の歴史
第 2 回 東大寺と正倉院の歴史
第 3 回 荘厳具1 赤漆文欟木厨子
第 4 回 荘厳具2 金銅幡
第 5 回 荘厳具3 漆胡瓶
第 6 回 供養具1 浄瓶
第 7 回 供養具2 柄香炉①
第 8 回 供養具3 柄香炉②
第 9 回 供養具4 響銅製鋺・匙
第10回 鏡鑑1
第11回 鏡鑑2
第12回 鏡鑑3
第13回 まとめ1
第14回 まとめ2
第15回 試験
履修上の留意点
授業に積極的に参加すること。
準備学習
授業の中で必要に応じて参考図書を紹介しますので、その都度図書館などで必ず読むように心がけてくださ
い。
成績評価の方法
出席状況と学期末に提出してもらうレポートにより評価する。レポートではその学期中に取り上げた作品に関
する解説、感想などを書いてもらう予定である。
テキスト
テキスト:『法隆寺宝物館』東京国立博物館編集発行、1999年
『正倉院の金工』日本の美術 141号 至文堂、1978年
参考文献(作品)等
参考文献は授業中に適宜紹介する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術各論Ⅱ-1
講義名
日本美術各論Ⅱ-1
日本美術各論Ⅱ-1
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
宮坂 直樹
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
木4
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
日本書道史を時代別に分類し、その時代の書の特徴を解説する。前期は古墳・飛鳥・奈良時代から大概鎌倉・
室町時代とする。各時代とのつながり、他の芸術との係りを解き、中国の書との関係も講義する。特に日本の
金石文、写経、平安のかな文字にスポットを当てる。スライド、実物の軸や拓本などを鑑賞する。
到達目標
授業計画
書道史の流れをつかみ、中国書道との関係、日本独自の仮名文字の美的表現方法を学習し、近代から現代
書道を理解して欲しい。
第 1 回 オリエンテーション・授業内容の確認・テキスト紹介など
第 2 回 日本書道史概観-古墳・飛鳥・奈良から明治・大正・昭和現代まで
第 3 回 「古墳・飛鳥・奈良時代の書の流れ」時代概観-文字文化の始まり(Ⅰ)
第 4 回 「古墳・飛鳥・奈良時代の書の流れ」時代概観-文字文化の始まり(Ⅱ)
第 5 回 「古墳・飛鳥・奈良時代の書の流れ」時代概観-文字文化の始まり(Ⅲ)
第 6 回 仏教伝来と書
第 7 回 国家仏教と美術
第 8 回 「平安時代の書の流れ」時代概観-唐風文化への憧憬
(三筆と最澄) 平安前期
第 9 回 和様の発達と展開(三蹟と漢字) 平安後期
第 10 回 かなの確立(日本文字の誕生)
第11回 王朝がなの開花(三蹟とかな)(Ⅰ)
第12回 王朝がなの開花(三蹟とかな)(Ⅱ)
第13回 美術工芸と書(貴族の生活と書)
「鎌倉・室町時代の書の流れ」 時代概観-歌道と書体の合体(懐紙と歌人の書)
第14回 まとめ
第15回 試験
履修上の留意点
授業をしっかり聞き、ノートを取ること。書の作品を鑑賞する機会が少ないので、積極的に書道関係の美術館
等を見学し、レポートの提出を願う。前期・後期の通年履修を望む。
準備学習
資料は事前に配布するので予習すること。何よりも書道関係の美術館等で、古い時代の書道作品の実物を見
ること。
成績評価の方法
出席、試験を重視する。但し、美術館見学等のレポートも加味し、総合的に判断する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術各論Ⅱ-2
講義名
日本美術各論Ⅱ-2
日本美術各論Ⅱ-2
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
宮坂 直樹
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
木4
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
日本書道史を時代別に分類し、その時代の書の特徴を解説する。後期は前期に引き続き室町、安土桃山時代
から入るが、江戸時代を中心に、明治・大正・昭和そして現代へと進む。日本の印の歴史も解説する。
到達目標
授業計画
書道史の流れをつかみ、中国書道との関係、日本独自の仮名文字の美的表現方法を学習し、近代から現代
書道を理解して欲しい。
第 1 回 天皇と公家と書(流儀書道と宸翰様)
第 2 回 僧侶の書・墨蹟(精神の書)(Ⅰ)
第 3 回 僧侶の書・墨蹟(精神の書)(Ⅱ)
第 4 回 「安土桃山・江戸時代の書の流れ」 時代概観-茶道と書
(古筆趣味と古筆家)
第 5 回 江戸初期の個性派(寛永の三筆と烏丸光広)
第 6 回 江戸の墨跡
第 7 回 日本主義の人々(江戸の和様)
第 8 回 中国志向の人々(江戸の唐様)
第 9 回 詩・書・画の合奏(江戸の文人趣味)
第10回 町人と書(幕末の三筆)
第11回 「明治・大正・昭和時代の書の流れ」 時代概観-近代書道のあけぼの
第12回 芸術書道の出発
第13回 近代文人の書・機械文明と書
第14回 まとめ
第15回 試験
履修上の留意点
授業をしっかり聞き、ノートを取ること。書の作品を鑑賞する機会が少ないので、積極的に書道関係の美術館
等を見学し、レポートの提出を願う。前期を履修していると、日本書道史の全体像がつかみ易い。
準備学習
資料は事前に配布するので予習すること。何よりも書道関係の美術館等で、古い時代の書道作品の実物を見
ること。
成績評価の方法
出席、試験を重視する。但し、美術館見学等のレポートも加味し、総合的に判断する。
タイトル
フォルダ
科目名
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術各論Ⅲ-2
講義名
日本美術各論Ⅲ-2
日本美術各論Ⅲ-2
サブタイトル
江戸期絵画に見る人物の表現―身振り・しぐさの描写を中心に―
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
鶴岡 明美
文化総合Ⅰ類
造形文化
後期 2014/09/01-2014/12/13
講義
特になし
授業概要
江戸期の絵画においては、現実世界を主な題材とする浮世絵にとどまらず、多くの画派において人間の姿態
や活動の様子に関心を寄せた描写が見られる。本論においてはこうした人物表現の諸相について、時代ごと
に概観する。その際絵師や流派ごとの特色、近世以前の人物表現の系譜からの影響、画譜などの出版物を介
したイメージの伝播など、多彩な視点からのアプローチを試みる。
授業計画
第1回 オリエンテーション 日本絵画における人物表現の系譜
第2回 江戸前期の人物表現(1)初期風俗画
第3回 江戸前期の人物表現(2)久隅守景と英一蝶
第4回 江戸前期の人物表現(3)草創期の浮世絵
第5回 江戸中期の人物表現(1)浮世絵―春信・清長・歌麿
第6回 江戸中期の人物表現(2)文人画
第7回 江戸中期の人物表現(3)写生派
第8回 江戸後期の人物表現(1)浮世絵―北斎・広重
第9回 江戸後期の人物表現(2)洋風画
第10回 江戸後期の人物表現(3)実景図に描かれた人の姿
第11回 戯作挿絵の人物表現(1)初期から中期の黄表紙
第12回 戯作挿絵の人物表現(2)中期から後期の黄表紙
第13回 戯作挿絵の人物表現(3)読本・人情本
第14回 まとめ 近代への展望 西洋絵画における人物表現との出会いと相克
第15回 期末試験
履修上の留意点
前期・後期とも通年履修が望ましい。
スライドを毎回使用して個々の作品に親しんでもらう他、適宜パワーポイントも用いる。
準備学習
展覧会や博物館に足を運び、授業内で扱う作品の実際のスケールや色・かたちを理解するように努力する。
成績評価の方法
後期末レポート。出席は重視します。
テキスト
適宜教室内で配布または提示します。
参考文献(作品)等
『講座日本美術史』全6巻(東京大学出版会、2005年)
対象学年
1年,2年,3年,4年
曜日・時限
単位数
木2
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術史概説Ⅲ-
1
講義名
日本美術史概説Ⅲ-1
日本美術史概説Ⅲ-1
サブタイトル
江戸時代の造形と社会
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
玉蟲 敏子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
木3
単位数
2.0
講義
特になし
江戸時代(1603~1868)は長い平和と経済的な繁栄から、江戸・京都・大坂などの都市を中心に視覚文化が隆
盛し、現在につながる大衆的な造形が萌芽した時代である。本講義では、欧米で親しまれている日本美術の
代表格ともいえるこの時代の造形について、担い手の階級・制作の場・地域性・メディア・諸外国との関係・ジャ
ンルのあり方、などの切り口から、江戸の社会のなかに生きるその実像に迫る。前期は主に17世紀~18世紀
初めを扱う。
造形が単に作家に作られるばかりでなく、社会、時代、地域の変数により多種多彩な美を備えていくものでもあ
ることを認識する。
第1回 オリエンテーション:江戸時代美術史記述の系譜と価値観、都市の姿:洛中洛外図屏風と江戸図屏風
第2回 将軍をめぐる美術(1):二条城と狩野探幽
第3回 将軍をめぐる美術(2):江戸城と日光東照宮
第4回 宮廷・公家をめぐる美術(1):俵屋宗達・『隔蓂記』に現れた造形作家たち
第5回 宮廷・公家をめぐる美術(2):王朝趣味の普及…仁清と色絵陶器・歌仙絵
第6回 大名をめぐる美術(1):初音の調度と嫁入り道具
第7回 大名をめぐる美術(2):大名庭園とその趣向
第8回 町の造形(1):絵画の大衆化と浮世絵の発達――菱川師宣
第9回 町の造形(2):遊里・芝居の周辺
第10回 江戸の新メディア(1):錦絵の創始と春信・歌麿・写楽
第11回 江戸の新メディア(2):戯作絵本の世界・遊びのデザイン
第12回 京の艶隠者と東下り:尾形光琳・乾山
第13回 本阿弥家の東下り
第14回 まとめ
第15回 試験
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
前期・後期とも通年履修が望ましい。
スライドを毎回使用して個々の作品に親しんでもらう他、適宜パワーポイントを用いる。
準備学習
展覧会や博物館に足を運び、授業内で扱う作品の実際のスケールや色・かたちを理解するようにする。
成績評価の方法
前期末試験。出席は重視します。
テキスト
適宜教室内で配布または提示します。
参考文献(作品)等
『講座日本美術史』全6巻(東京大学出版会、2005年)
タイトル
フォルダ
科目名
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術史概説Ⅲ-
2
講義名
日本美術史概説Ⅲ-2
日本美術史概説Ⅲ-2
サブタイトル
江戸時代の造形と社会
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
玉蟲 敏子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
木3
単位数
2.0
講義
特になし
江戸時代(1603~1868)は長い平和と経済的な繁栄から、江戸・京都・大坂などの都市を中心に視覚文化が隆
盛し、現在につながる大衆的な造形が萌芽した時代である。本講義では、欧米で親しまれている日本美術の
代表格ともいえるこの時代の造形について、担い手の階級・制作の場・地域性・メディア・諸外国との関係・ジャ
ンルのあり方、などの切り口から、江戸の社会のなかに生きるその実像に迫る。後期は主に18世紀~19世紀
半ばを扱う。
造形が単に作家に作られるばかりでなく、社会、時代、地域の変数により多種多彩な美を備えていくものでもあ
ることを認識する。
第1回 オリエンテーション:江戸時代美術史記述の系譜と価値観をめぐる問題
第2回 明清文化の渡来(1):中国における文人趣味の大衆化と日本への流入・黄檗宗
第3回 明清文化の渡来(2):関西系文人画の勃興と池大雅・与謝蕪村
第4回 西洋文化の流入(1):銅版画・博物図譜
第5回 西欧文化の流入(2):秋田蘭画
第6回 近世画壇の成立(1):京派の成立と円山応挙
第7回 近世画壇の成立(2):伊藤若冲と曽我蕭白
第8回 近世画壇の成立(3):江戸派の成立と谷文晁・渡辺崋山
第9回 江戸前の王朝人:酒井抱一とその弟子の活動
第10回 町の造形(3):装身具
第11回 町の造形(4):都市の風詠――北斎と広重
第12回 明治への橋渡し:復古大和絵と復古唐絵
第13回 明治への橋渡し:江戸の仏画
第14回 まとめ
第15回 試験
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
前期・後期とも通年履修が望ましい。
スライドを毎回使用して個々の作品に親しんでもらう他、適宜パワーポイントも用いる。
準備学習
授業内で扱う作品を展覧会や博物館に足を運び、実際のスケールや色・かたちを理解するように努力する。
成績評価の方法
後期末試験。出席は重視します。
テキスト
適宜教室内で配布または提示します。
参考文献(作品)等
『講座日本美術史』全6巻(東京大学出版会、2005年)
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 写真概論
講義名
写真概論B
写真概論
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
戸田 昌子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
水3
単位数
講義
特になし
授業概要
日本写真史を通史としてまなぶ。アートとしての写真だけではない、わたしたちの身のまわりにあるあらゆる種
類の写真を通じて、日本人がなにを見て来たのかについて考える。日本を中心とした写真史であるが、それぞ
れの時代に関係する範囲で外国の写真や写真史についてもふれながらすすめてゆく。
到達目標
2.0
一枚の写真を成立させている背景や、状況、その表現のもつ意味などについて、深く考える力を養う。
授業計画
第1回 オリエンテーション
第2回 横浜写真と彩色
第3回 うつされるわたし:営業写真館における日本人
第4回 国土をみる
第5回 うつすわたし:芸術写真の時代
第6回 近代写真の成立
第7回 印画紙から印刷へ:写真技法解説
第8回 戦争と前衛写真
第9回 日本を新しく見る:戦後写真とリアリズム
第10回 映像派からプロボークへ:近代写真の解体
第11回 コンポラと私性の風景
第12回 70年代以降の写真:写真ポストモダン
第13回 現代写真の諸問題
第14回 まとめ
第15回 期末レポート
履修上の留意点
特になし
準備学習
写真展や写真集を出来る限り見ておくこと。
成績評価の方法
授業内容に即した課題によるレポート、および、出席による総合評価。レポートの提出がない場合は評価しな
い。
テキスト
テキスト、レジュメは授業内で配布する。参考文献は授業内で随時指示する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 造形心理Ⅰ
講義名
造形心理ⅠB
造形心理Ⅰ
造形学部・全学科
教養文化
荒川 歩
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月4
単位数
講義
特になし
授業概要
人は、どのような心理的基盤に基づいて、世界を知覚し、美を感じるのだろうか。造形を作り出す心理的基盤に
は何が影響するのだろうか。本講義では、造形に関わる心理学的問題を総合的に検討する。前半の授業で
は、人が世界を知覚する基盤について紹介する。その後、発達や障害、病理といった造形に影響する諸要因
を検討し、最後に、身体性やリアリティ、環境といった個別テーマを取り上げる。
到達目標
授業計画
履修上の留意点
2.0
本講義では、感覚、知覚といった造形を支える心理的基盤を理解すること、造形に影響を与える要因を理解す
ること、そして特殊な切り口による各論を通して、造形に関わる心理を多層的立体的に理解することを目標とす
る。
第 1 回 オリエンテーション:造形心理の射程範囲
第 2 回 感覚・知覚のメカニズム(1)
第 3 回 感覚・知覚のメカニズム(2)
第 4 回 感覚・知覚のメカニズム(3)
第 5 回 感覚・知覚のメカニズム(4)
第 6 回 知覚が感情・認知に与える影響
第 7 回 美的経験の心理1
第 8 回 美的経験の心理2
第 9 回 発達と造形心理
第10 回 障害と造形心理
第11 回 病理と造形
第12 回 身体性と造形
第13 回 リアリティと造形
第14 回 環境と造形
第15 回 まとめ
授業内容は、受講生の関心や知識に合わせて一部変更される可能性がある。
2012年度までの内容と大幅に変更するので注意すること。
なお、色彩に関しては色彩学との重複が予想されるので簡単に言及するにどどめる予定である。
前半の授業は神経の話が多くなってしまうので、少し難しいかもしれないができるだけわかりやすく説明する
ので忍耐強く聞いてください。
成績評価の方法
授業参加と試験を中心に評価する。ただしこれに加えて小さな課題を評価の対象に含める可能性もある。
テキスト
特に指定しない。参考文献は必要に応じて示す。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本建築史Ⅰ
講義名
日本建築史ⅠA
日本建築史Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
松﨑 照明
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月2
単位数
2.0
講義
特になし
古代から近世までの日本建築の歴史を概説する。日本の建築には、神社・寺院・宮殿・住宅など多くの種類が
あり、それぞれ時代によって、特有の形式・様式を持つ。また、各時代の建築技術も多種多様である。これらの
歴史的変遷を、各時代の社会(政治・宗教・美術など)の状況と重ね合わせ、その意匠的手法の特徴にも触れ
ながら、総合的に論じる。
到達目標
飛鳥時代から平安時代までの日本建築の歴史と意匠の基本を理解する。
授業計画
第1回 オリエンテーション
第2回 日本建築史学の基礎概念
第3回 日本建築の特質 ・空間と間 1
第4回 〃 空間と間 2
第5回 日本建築の特質 ・移動と仮設 日本建築の原初的空間
第6回 日本建築の特質 ・定着と囲み 寺院建築の渡来
第7回 古代の建築 ・軸とシンメトリー 寺院建築
第8回 古代の建築 ・配りと非対称 神社建築
第9回 古代の建築 ・巨大と数 古代寺院建築の完成
第10回古代の建築 ・母屋と庇 日本建築の基本構成
第11回古代の建築 ・野物と化粧 1 古代建築の構造
第12回 古代の建築 ・曲線と色 古代建築の装飾 密教建築
第13回 古代の建築 ・水平と細繊 寝殿造と阿弥陀堂
第14回(休講した場合は補講を行う)
第15回 期末試験
履修上の留意点
「日本建築史Ⅰ・Ⅱ」ともに通年で履修することが望ましい。また、真に歴史を知り、それを創造の糧とするため
には講義、文献による学習だけではなく、実際に古建築を体験し、その意匠を身に付けることが不可欠であ
る。この授業には見学等が含まれていないので、各自、積極的に見学に出かけて欲しい。
準備学習
以下に挙げるテキスト、参考文献のうち何れかを通読しておくこと。
成績評価の方法
試験あるいは、レポート提出により成績評価を行う。
テキスト
テキスト:
松崎照明著『日本の国宝建築が知りたい』学習研究社
神代雄一郎著『間(ま)日本建築の意匠』鹿島出版会
後藤治著『日本建築史』共立出版社
参考文献:太田博太郎監修 松﨑照明他著『日本建築様式史』美術出版
太田博太郎著『日本建築史序説』彰国社
井上充夫著『日本建築の空間』鹿島出版会
日本建築学会編『日本建築史図集』彰国社
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本建築史Ⅱ
講義名
日本建築史ⅡA
日本建築史Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
松﨑 照明
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月2
単位数
2.0
講義
特になし
古代から近世までの日本建築の歴史を概説する。日本の建築には、神社・寺院・宮殿・住宅など多くの種類が
あり、それぞれ時代によって、特有の形式・様式を持つ。また、各時代の建築技術も多種多様である。これらの
歴史的変遷を、各時代の社会(政治・宗教・美術など)の状況と重ね合わせ、その意匠的手法の特徴にも触れ
ながら、総合的に論じる。
到達目標
鎌倉時代から江戸時代までの日本建築の歴史と意匠の基本を理解する。
授業計画
第1回 オリエンテーション
第2回 中世の建築 ・垂直性 大仏様の建築
第3回 中世の建築 ・軸と余白 禅宗様の建築
第4回 中世の建築 ・景と境 禅宗と庭園
第5回 中世の建築 ・分割と屈曲 方丈建築
第6回 中世の建築 ・突出と付加 書院造
第7回 中世の建築 ・九間の広さ 会所と能舞台
第8回 近世の建築 ・不整形な複合構成 数寄屋造 1
第9回 〃 2
第10回 近世の建築 ・開放と閉鎖 数寄屋建築
第11回 近世の建築 ・内と外の連続 数寄屋と露地 借景と廻遊
第12回 近世の建築 ・装飾 霊廟建築
第13回 近世の建築 ・場と建築 民家
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 期末試験
履修上の留意点
「日本建築史Ⅰ・Ⅱ」ともに通年で履修することが望ましい。また、真に歴史を知り、それを創造の糧とするため
には講義、文献による学習だけではなく、実際に古建築を体験し、その意匠を身に付けることが不可欠であ
る。この授業には見学等が含まれていないので、各自、積極的に見学に出かけて欲しい。
準備学習
以下に挙げるテキスト、参考文献のうち何れかを通読しておくこと。
成績評価の方法
試験あるいは、レポート提出により成績評価を行う。
テキスト
テキスト:
松崎照明著『日本の国宝建築が知りたい』学習研究社
神代雄一郎著『間(ま)日本建築の意匠』鹿島出版会
後藤治著『日本建築史』共立出版社
参考文献:太田博太郎監修 松﨑照明他著『日本建築様式史』美術出版
太田博太郎著『日本建築史序説』彰国社
井上充夫著『日本建築の空間』鹿島出版会
日本建築学会編『日本建築史図集』彰国社
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
準備学習
成績評価の方法
テキスト
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本工芸史Ⅱ-1
講義名
日本工芸史Ⅱ-1
日本工芸史Ⅱ-1
公家・武家階級の染織品と伝統芸能
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
正田 夏子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
水3
単位数
2.0
講義
特になし
日本の伝統芸能の中から、舞楽と能楽の衣裳を取り上げる。
伝統芸能に使われる衣裳は、日本の染織工芸史を考察する上で欠かせない媒体であると同時に、美術的な
側面ばかりでなく、文学や音楽などの文化を色濃く反映し、それぞれに役に相応しい染織のデザインや材質が
演出の上で重要な意味を担っている。本講義では、公家たちに親しまれてきた舞楽と、武家の教養として不可
欠であった能の装束についての講義をおこなう。
染織に限らず、日本の工芸品の多くは無名の職人によって残された「美術品」が大半をしめるが、単独の魅力
に加えて活用する目的をもった「道具」としての機能が不可欠である。本講義では、このような側面も踏まえて
美術や技術面からの染織の歴史に加え、使われる役どころや当時の服飾モード・社会の流行との関わりをも
考える講義としたい。
授業内容はスライド・ビデオを用いる他、時間外に数回の観劇、観能を行う。毎年、演者や劇場の方々の協力
で、希望者を対象に舞台裏の楽屋での仕事などを見学させて頂いている。せっかく国内にありながら日頃関わ
りの薄く、また敷居が高く思われがちなジャンルであるが、この講義を通して脈々と舞台に息づく美に触れる良
国内に残る代表的な伝統芸能の成り立ちを知り、衣裳を中心とした工芸品の数々をとりあげて日本のデザイン
への理解を深める。
第 1 週 オリエンテーション(授業内容の確認、レポート提出の解説)
第 2 週 日本の服飾と古典芸能のあらまし
第 3 週 舞楽 成立と展開の概要 公家の服飾文化と染織
第 4 週 舞楽 「国風歌舞」(日本古来の歌舞 )の装束
第 5 週 舞楽 高麗楽・唐楽の常装束および盤絵装束
第 6 週 舞楽 高麗楽・唐楽の別装束(各曲の特殊な装束)
第 7 週 舞楽 装束のまとめ
第 8 週 能 成立と展開の概要中〜近世武家の服飾文化と染織
第 9 週 能 翁・神事能の周辺と能装束
第10週 能 女神・女の姿から
第11週 能 武将・貴人の姿から
第12週 能 その他の能の出立ち
第13週 まとめ(予備日)
第14週 休講した場合は補講を行う
第15週 試験
*「日本工芸史Ⅱ−1」「日本工芸史Ⅱ−2」両方履修することが望ましい。
・日頃から学生割引を利用して積極的な舞台鑑賞をすることが望ましい。
・基本知識として服飾や染織用語の他、古典芸能の専門用語(演目や演出など)を授業で習得してゆく必要が
ある。
日本史および古典文法の基礎(例・代表的な和歌など)、四季に伴う風物、人物、動植物の名称を理解してい
る必要がある。
・レポート提出と出席、50%ずつ。
・レポートは実際に鑑賞した伝統芸能を「装束」を中心に報告する。詳細は初回の教室で指示。必ず出席のこ
と。
・授業で扱わなかった伝統芸能についてでも可。4、5枚。
教室で適宜指示。
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
準備学習
成績評価の方法
テキスト
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本工芸史Ⅱ-2
講義名
日本工芸史Ⅱ-2
日本工芸史Ⅱ-2
庶民階級の染織品と伝統芸能
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
正田 夏子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
水3
単位数
2.0
講義
特になし
日本の伝統芸能の中から、狂言、歌舞伎、文楽の衣裳を取り上げる。伝統芸能に使われる衣裳は、日本の染
織工芸史を考察する上で欠かせない媒体であると同時に、美術的な側面ばかりでなく、文学や音楽などの文
化を色濃く反映し、それぞれに役に相応しい染織のデザインや材質が演出の上で重要な意味を担っている。本
講義では、中世庶民の風刺や笑いを盛り込んだ狂言と、近世初期より巷間に親しまれた歌舞伎と文楽の衣裳
について講義をおこなう。染織に限らず、日本の工芸品の多くは無名の職人によって残された「美術品」が大半
をしめるが、単独の魅力に加えて活用する目的をもった「道具」としての機能が不可欠である。本講義では、こ
のような側面も踏まえて美術や技術面からの染織の歴史に加え、使われる役どころや当時の服飾モード・社会
の流行との関わりをも考える講義としたい。
授業内容はスライド・ビデオを用いる他、希望者を対象に数回の観劇、観能を行う。毎年、演者や劇場の方々
の協力で、希望者を対象に舞台裏の楽屋での仕事を見学させて頂いている。せっかく国内にありながら日頃関
わりの薄く、また敷居が高く思われがちなジャンルであるが、この講義を通して脈々と舞台に息づく美に触れる
国内に残る代表的な伝統芸能の成り立ちを知り、衣裳を中心とした工芸品の数々をとりあげて日本のデザイン
への理解を深める。
第 1 週 日本の服飾と古典芸能のあらまし
第 2 週 狂言 成立と歴史、能との関わりと役割 中世庶民の笑いと服飾
第 3 週 狂言 主な役どころと装束、動物の役 (猿、狐、狸)、など
第 4 週 狂言 装束のまとめ
第 5 週 歌舞伎 成立と展開の概要 江戸町人の服飾文化と染織
第 6 週 歌舞伎 女形に見る衣裳
第 7 週 歌舞伎 世話物に見る衣裳(一般服飾との関わり)
第 8 週 歌舞伎 松羽目物(能装束に取材する衣裳から)
第 9 週 歌舞伎 衣裳のまとめ
第10週 文楽 成立と展開の概要 衣裳の仕組みと構造
第11週 文楽 歌舞伎衣裳との関係 江戸と上方
第12週 文楽 衣裳のまとめ
第13週 年間のまとめ(予備日)
第14週 休講した場合は補講を行う
第15週 試験
*「日本工芸史Ⅱ−1」「日本工芸史Ⅱ−2」両方を履修することが望ましい。
・日頃から学生割引を利用して積極的な舞台鑑賞をすることが望ましい。
・基本知識として服飾や染織用語の他、古典芸能の専門用語 ( 演目や演出など) を授業で習得してゆく必要
がある。
日本史および古典文法の基礎(例・代表的な和歌など)、四季に伴う風物、人物、動植物の名称を理解してい
る必要がある。
・レポート提出と出席、50%ずつ。
・レポートは実際に鑑賞した伝統芸能を「装束」を中心に報告する。詳細は初回の教室で指示。必ず出席のこ
と。
・授業で扱わなかった伝統芸能についてでも可。4、5枚。
教室で適宜指示。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 造園史Ⅰ
講義名
造園史Ⅰ
造園史Ⅰ
造形学部・全学科
建築学科
大橋 白日枝
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
火3
単位数
2.0
講義
特になし
古代より中世にいたるまでの主に外国における造園の考察。〈造園とは何か〉を再認識した上で、時代背景と
なる思想・社会と造園技術・材料、そしてデザインの変遷を比較対照しながら、出来るだけ視覚に訴える方法を
多用し、プリント・スライド・ビデオ等を使用しながら進めていく。また、時間が許せば校内・外での視察・研究も
実施したい。
前後期授業を通して現在我々が生かされている状況を古代からふり返って未来に提案できるようになれば緑
の役割を理解できる。
授業計画
第 1 週 一年間の授業計画・説明 成績の判定基準について ビデオ第一回目 現代の造園
第 2 週 造園とは? 造園の意義・範囲、緑に関して全般
第 3 週 緑の空間構成・景観構成
第 4 週 主要樹木と樹形、樹高
第 5 週 樹木の特性・機能特性その 1
第 6 週 樹木の特性・機能特性その 2 緑の役割 まとめ
第 7 週 造園史 日本
第 8 週 造園史 古代 エジプト・西アジア
第 9 週 造園史 古代 ギリシャ・ローマ
第10週 造園史 中世 西欧 その 1
第11週 造園史 中世 西欧 その 2
第12週 前期試験 教場レポート
第13週 レポートの講評・確認
履修上の留意点
・夏休み第一週の火曜日は学外研修日とする。(自由参加)
・大学の規則で決められた出席日数以上の者のみ受験資格者とする。
・「造園史Ⅱ」と併せて履修することが望ましい。
準備学習
機会があれば世界地理を眺めその土地の風土を調べておくとなお一層理解が深まると思います。
成績評価の方法
大学の規定に従う。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 造園史Ⅱ
講義名
造園史Ⅱ
造園史Ⅱ
造形学部・全学科
建築学科
大橋 白日枝
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
火3
単位数
2.0
講義
特になし
中世より現代にいたるまでの主に外国における造園の考察。〈造園とは何か〉を再認識した上で、時代背景と
なる思想・社会と造園技術・材料、そしてデザインの変遷を比較対照しながら、出来るだけ視覚に訴える方法を
多用し、プリント・スライド・ビデオ等を使用しながら進めていく。また、時間が許せば校内・外での視察・研究も
実施したい。
前後期授業を通して現在我々が生かされている状況を古代からふり返って未来に提案できるようになれば緑
の役割を理解できる。
授業計画
第 1 週 造園史 中世 西欧 その 3
第 2 週 造園史 中世 回教
第 3 週 造園史 ルネッサンス イタリア
第 4 週 造園史 ルネッサンス フランス
第 5 週 造園史 ルネッサンス その他の国々 その 1
第 6 週 造園史 ルネッサンス その他の国々 その 2
第 7 週 造園史 18 世紀 イギリス
第 8 週 造園史 19 世紀 世界
第 9 週 造園史 20 世紀 世界 その 1
第10週 造園史 20 世紀 世界 その 2
第11週 造園史 まとめ ビデオ2 回目
第12週 後期試験 教場レポート
第13週 レポートの講評・確認
履修上の留意点
・大学の規則で決められた出席日数以上の者のみ受験資格者とする。
・「造園史Ⅰ」と併せて履修することが望ましい。
準備学習
機会があれば世界地理を眺めその土地の風土を調べておくとなお一層理解が深まると思います。
成績評価の方法
大学の規定に従う。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
準備学習
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 近現代芸術論Ⅰ
講義名
近現代芸術論ⅠA
近現代芸術論Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
松井 勝正
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
木2
単位数
2.0
講義
「近現代美術論Ⅰ」を修得した者は、履修不可。
近現代の芸術表現の多様化は、世界観の多様化に呼応している。したがって近現代美術を深く理解するに
は、造形の専門的な問題を道徳論や認識論といったより一般的な問題と関連させて考える必要がある。本講
義では、主に20世紀前半に発表された芸術理論を手がかりに、芸術が提示する概念を一般的な観点から考察
していく。
毎回、近現代芸術を考える上で重要なテクストを採りあげ、そこからキーとなる概念を端的に抽出し、講義の
テーマとする。
芸術理論とその対象である造形作品とを相互に関連させながらそのテーマを考察していく。
それぞれの理論を精読する方法ではなく、そこからひとつの問題を切り出してより一般的な視点に引き寄せて
考察することと、多読的な方法でテクスト相互の織りなす世界にアプローチすることの2つの方法から芸術理論
近現代の芸術理論の概観を得ること。近現代美術を理解する上で必要な理論的な思考力を身につけること。
第1回 本講義の基本方針
第2回 D・H・カーンワイラーにおける「記号」の概念:類似による再現とは異なる記号による再現の原理とは。
第3回 A・ヒルデブラントにおける「視覚表象」の概念:視覚の原理に正しく基づいた造形空間とは。
第4回 H・ヴェルフリンにおける「様式」の概念:ものの見方を見る見方とは。
第5回 H・マティスにおける「アラベスク」の概念:形態が色彩になるしくみとは。
第6回 F・T・マリネッティにおける「技術」の概念:技術の進歩は世界の認識をどのように変えるのか。
第7回 W・ヴォーリンガーにおける「抽象」の概念:抽象芸術のモチーフ=動機とは。
第8回 P・モンドリアンにおける「抽象-現実」の概念:普遍的なものと個別的なものの関係を探る。
第9回 H・バルにおける「ダダ」の概念:あらゆる価値体系を否定したのちに肯定されるものとは。
第10回 A・ブルトンにおける「無意識」の概念:作者に変わる新たな表現主体「無意識」とは。
第11回 S・ダリにおける「偏執狂」の概念:意味の過剰による同一性の崩壊、そこから導き出される無意識の
構造とは。
第12回 W・ベンヤミンにおける「アウラ」の概念:社会の変化は芸術にどのような変化をもたらすのか。
第13回 J・P・サルトルにおける「絶対」の概念:相対的な世界にどのように絶対的なものを作り出すのか。
第14回 総論
第15回 レポート提出
わかりやすい講義を心がけるが、時に難解な問題をあつかうこともある。疑問点は講義後に積極的に質問しに
来て下さい。
事前に配布するテクストを読んでおくこと。
成績評価の方法
課題レポートで評価する。
テキスト
必要に応じて授業内で資料を配付する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
履修上の留意点
準備学習
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 近現代芸術論Ⅱ
講義名
近現代芸術論ⅡA
近現代芸術論Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
松井 勝正
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
木2
単位数
2.0
講義
「近現代美術論Ⅱ」を修得した者は、履修不可。
近現代の芸術表現の多様化は、世界観の多様化に呼応している。したがって近現代美術を深く理解するに
は、造形の専門的な問題を道徳論や認識論といった一般的な問題と関連させて考える必要がある。本講義で
は、主に20世紀後半に発表された芸術理論を手がかりに、芸術が提示する概念を一般的な観点から考察して
いく。
毎回、近現代芸術を考える上で重要なテクストを採りあげ、そこからキーとなる概念を端的に抽出し、講義の
テーマとする。
芸術理論とその対象である造形作品とを相互に関連させながらそのテーマを考察していく。
それぞれの理論を精読する方法ではなく、そこからひとつの問題を切り出してより一般的な視点に引き寄せて
考察することと、多読的な方法でテクスト相互の織りなす世界にアプローチすることの2つの方法から芸術理論
近現代の芸術理論の概観を得ること。近現代美術を理解する上で必要な理論的な思考力を身につけること。
第1回 本講義の基本方針
第2回 H・ローゼンバーグと「出来事」の概念:道徳的な価値も、美学的な価値も持たない純粋な行為の価値と
は。
第3回 C・グリーンバーグにおける「平面」の概念:ありのままの平面とは異なる視覚的な平面とは。
第4回 M・フリードにおける「純粋視覚」の概念:実体無き視覚が開示する世界とは。
第5回 R・クラウスにおける「視覚的無意識」の概念:反転された純粋視覚、そこに見出される視覚のしくみと
は。
第6回 D・ジャッドにおける「物体」の概念:絵画でも彫刻でもない3次元の物体のあり方とは。
第7回 B・オドハティにおける「コンテクスト」の概念:作品とそれを取り巻く環境との関係とは。
第8回 R・セラにおける「場所」の概念:さまざまな意味の取り巻く都市で芸術の空間はいかに成立するのか。
第9回 R・スミッソンにおける「エントロピー」の概念:「崩壊」の原理にもとづいた芸術の「創造」方法とは。
第10回 M・フーコーにおける「タブロー」の概念:さまざまな表象が結びつき、認識を成立させる条件とは。
第11回 R・バルトにおける「プンクトゥム」の概念:表象自体が実在性を獲得する仕組みとは。
第12回 E・H・ゴンブリッチにおける「イリュージョン」の概念:絵具のシミや、棒きれといった物質が何かの表象
となる条件とは。
第13回 瀧口修造における「あいだ」の概念:西洋と日本、前衛と伝統、書くことと見ること、日本の前衛が見出
された場所とは。
第14回 針生一郎における「戦後」の概念:制度や世界観の根本的な崩壊体験としてあった敗戦。その美学的
可能性とは
第15回 レポート提出
わかりやすい講義を心がけるが、時に難解な問題をあつかうこともある。疑問点は講義後に積極的に質問しに
来て下さい。
事前に配布するテクストを読んでおくこと。
成績評価の方法
課題レポートで評価する。
テキスト
必要に応じて授業内で資料を配付する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本工芸史Ⅰ-2
講義名
日本工芸史Ⅰ-2
日本工芸史Ⅰ-2
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
櫻庭 美咲
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
水3
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
本講義では、陶磁や漆器の技術や表現を中心に日本工芸史の流れについて学ぶことを軸としつつ、工芸史に
かかわる様々な専門用語を習得することも課題とする。工芸史の専門用語は、陶磁、漆器や金工、染織といっ
た工芸だけでなく絵画や文学・芸能の世界にも共通するもので、工芸のジャンルや技術、表現、主題、モチー
フ、伝来、使用法などにかかわる知識の習得には欠かすことのできない重要な基礎である。工芸史の学習を
通じて伝統文化のボキャブラリーを習得し、日本の伝統文化の特質を理解することを目指す。
到達目標
授業計画
日本工芸に関する基礎知識の習得を通じ、日本の伝統文化の特質について自分なりの見解をもつことを目標
とする。
第1回 オリエンテーション -工芸と美術-
第2回 陶磁Ⅰ 製作技術と用語
第3回 陶磁Ⅱ 古代~中世(縄文土器と六古窯)
第4回 陶磁Ⅲ 中世の唐物趣味と飾り
第5回 陶磁Ⅳ 桃山時代 楽茶碗VS織部・志野
第6回 陶磁Ⅴ 江戸時代 古九谷と鍋島
第7回 陶磁Ⅵ 江戸時代 京焼1 仁清と国宝
第8回 陶磁Ⅶ 江戸時代 京焼2 乾山と琳派
第9回 漆芸 製作技術と概要
第10回 美術工芸と文芸Ⅰ 和歌
第11回 美術工芸と文芸Ⅱ 物語と留守模様
第12回 美術工芸と文芸Ⅲ 中国の故事と漢詩
第13回 美術工芸と文芸Ⅳ 能
第14回 まとめ(休講した場合は補講を行う)
第15回 試験
履修上の留意点
パワーポイントを使用し、画像を通して授業を行う。
準備学習
授業内で紹介した参考文献(図録)や展覧会を通じて数多くの作品を観察し、理解を深めること。
成績評価の方法
試験の成果。出席は重視する。
テキスト
基礎用語確認のための共通テキスト:日高薫『日本美術のことば案内』 小学館 2003年
個別テーマについて必要な資料は各回配布する
参考文献(作品)等
参考文献
『続・日本の意匠 : 文様の歳時記』 京都書院 1994-1995年
『角川 日本陶磁大辞典』 角川学芸出版 2002年
辻惟雄『日本美術の歴史』 東京大学出版会 2005年
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術史概説Ⅱ-
1
講義名
東洋美術史概説Ⅱ-1
東洋美術史概説Ⅱ-1
中国仏教彫刻史
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
萩原 哉
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
水3
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
インドに生まれた仏教文化は、中国固有の伝統文化との衝突、融合をくり返しながら変貌をとげ、やがて中国
独自の仏教文化と造形様式を形成した。本講義では、仏教が伝来した漢代から、唐代にいたるまでの中国仏
教彫刻の流れを、主に中国各地の石窟造像を取りあげ、画像等による作品鑑賞をまじえながら概観する。さら
にその影響のもとで育まれた日本の仏教美術についても言及したい。
到達目標
中国仏教美術史の概略を学ぶとともに、造形の基盤となった思想や文化について理解を深める。
授業計画
第 1 回 ガイダンス
第 2 回 仏教伝来と初期の造形
第 3 回 五胡十六国時代の仏教美術
第 4 回 北魏時代(1) 敦煌莫高窟と甘粛省の石窟
第 5 回 北魏時代(2) 雲岡石窟
第 6 回 北魏時代(3) 龍門石窟
第 7 回 東魏・北斉時代の仏教造像
第 8 回 西魏・北斉時代の仏教造像
第 9 回 隋代の仏教造像
第10 回 初唐時代(1) 長安造像
第11 回 初唐時代(2) 龍門石窟
第12 回 盛唐時代の仏教造像
第13 回 中国仏教彫刻と日本
第14 回 復習
第15 回 試験
履修上の留意点
中国の歴史や地理に関する基本的な知識をもって受講することが望ましい。また受講者は、博物館や展覧会
等に積極的に足を運び、仏教美術作品を鑑賞する機会を多くもつよう心がけて欲しい。
準備学習
下記参考文献①、②の図版を事前に参照しておくこと。
成績評価の方法
学期末に筆記試験をおこなう。出席状況の加(減)点要素として考慮する。
テキスト
テキストは特に使用せず、毎回プリント資料を配付する。
参考文献(作品)等
参考文献:
①『中国石窟』平凡社 関連巻
②『世界美術大全集 東洋編』第3・4巻 小学館
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術史概説Ⅱ-
2
講義名
東洋美術史概説Ⅱ-2
東洋美術史概説Ⅱ-2
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
田中 知佐子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
土4
単位数
2.0
講義
特になし
中国において道教は固有の宗教として、また儒教・仏教と並ぶ三大宗教として親しまれるが、日本ではあまり
知られていない。古代の神仙思想などをベースに、宗教教団として、また民間宗教として現在まで信仰されてき
た道教について、その発展の歴史と、特に仏教との関係、日本にもたらされた影響などを、美術を通じて概観し
てみたい。
到達目標
道教について知り、その宗教上の思想や儀礼がどのように造形として表現されたか考えたい。
授業計画
第1回 ガイダンス、道教とは
第2回 中国古代の死生観(1)
第3回 中国古代の死生観(2)
第4回 神仙思想と初期の仏教美術
第5回 石窟壁画と画像石
第6回 道教の成立と道教美術の誕生
第7回 宋~元時代の石窟と宮観壁画(1)
第8回 宋~元時代の石窟と宮観壁画(2)
第9回 日本に伝わった中国の神々(1)
第10回 日本に伝わった中国の神々(2)
第11回 明~清時代の様々な神像(1)
第12回 明~清時代の様々な神像(2)
第13回 まとめ1
第14回 まとめ2
第15回 試験
履修上の留意点
中国の美術を美術館・博物館などで実際に鑑賞する機会があるとよい。美術のほかにも、映画や文学、音楽な
どを通じて中国の文化や歴史に触れてみて欲しい。
準備学習
中国の基礎的な歴史年表や地図などがあれば準備する。
成績評価の方法
※“予定”など不確定な記述は避けること
課題によるレポートの提出を課す。出席も重視。
テキスト
参考文献(作品)等
特になし。そのつど資料を配布する。
◎参考文献(作品)等:
・窪徳忠『道教史(世界宗教史叢書9)』 山川出版社 1977年
・「道教の美術」展図録 読売新聞社・大阪市立美術館 2009年
・『アジア遊学133 道教美術の可能性』 勉誠出版 2010年
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > デザイン史Ⅰ
講義名
デザイン史ⅠB
デザイン史Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
柏木 博
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月3
単位数
2.0
講義
特になし
近代デザイン史をテーマとする。近代デザインは、わたしたちの環境の近代化のプロジェクトとして展開されて
きた。それは、少なくとも三つの出来事を出発点にしている。ひとつはイギリスにおける産業革命。二つ目はフ
ランス革命による古い社会制度からの解放。三つ目は、資本主義的市場経済が生みだした貧困の 19世紀に
おける発見。それらを要因としつつ、都市から日用品にいたるまで、誰もが等しく豊かに生活できる環境を計画
することが近代デザインの理念となっていった。また、1930年代の経済恐慌以降、デザインは市場原理を強
化していくことになる。この授業では、その歴史を振り返る。デザイン史ⅠBとⅡBは連続している。したがって、
連続して受講することが望ましい。
近代のデザインがどのような意図あるいは計画をもって展開されてきたのか。その大きな流れを把握する。
履修上の留意点
1授業内容の説明。
2近代以前の制度からの解放
3貧困の発見
4計画概念の広がり(エベネザー・ハワード『明日の田園都市』ほか)
5消費空間の変化(パサージュ、百貨店、万国博覧会)
6広告の出現(ポスター)
7視点の変化(パノラマ)
8新素材としての鉄とガラス
9トーマス・チッペンデールによる家具のカタログ化
10歴史主義のデザイン
11ジェフリー・ミュージアムの様式展示
12ウイリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ
13アーツ・アンド・クラフツ運動の広がり
14北欧デザインから民藝まで
15前期まとめ
特になし
準備学習
関連する書籍をできるだけ多く読んでもらいたい。
成績評価の方法
期末試験(記述式)あるいはレポート。
テキスト
授業内で紹介していく。
授業計画
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > デザイン史Ⅱ
講義名
デザイン史ⅡB
デザイン史Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
柏木 博
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月3
単位数
講義
特になし
授業概要
近代デザイン史をテーマとする。近代デザインは、わたしたちの環境の近代化のプロジェクトとして展開されて
きた。それは、少なくとも三つの出来事を出発点にしている。ひとつはイギリスにおける産業革命。二つ目はフ
ランス革命による古い社会制度からの解放。三つ目は、資本主義的市場経済が生みだした貧困の19世紀に
おける発見。それらを要因としつつ、都市から日用品にいたるまで、誰もが等しく豊に生活できる環境を計画す
ることが近代デザインの理念となっていった。
また、1930年代の経済恐慌以降、デザインは市場原理を強化していくことになる。
この授業では、その歴史を振り返る。デザイン史ⅠBでは、19世紀が中心となる。デザイン史ⅡBでは、20
世紀が中心となる。したがって、連続して受講することが望ましい。
ここでは、次のような視点を設定して講義を展開する。
①デザインの国際的展開の諸相
②近代美術の造形思想とデザインとの対応
③両大戦間期に生じた政治的経済的問題とデザイン
以上を軸にして、造られたモノ、造った人間(組織)、社会的背景の歴史的検討をする。
到達目標
近代のデザインがどのような意図あるいは計画をもって展開されてきたのか。その大きな流れを把握する。
履修上の留意点
1チャールズ・レニー・マッキントシュ
2クリストファー・ドレッサーと商会
3アール・ヌーヴォー(室内への意識)
4アール・ヌーヴォー(精神空間)
5機械時代の美意識・未来派~アメリカ的生産様式
6ドイツ工作連盟(機械と規格)
7アール・デコ(消費社会)
8ロシア・アヴァンギャルド(革命)
9バウハウス
10バウハウス
11装飾と無装飾について
12アメリカのマシンエージとデザイナー
13アメリカ第2世代のデザイナー
14戦後のデザイン
15後期まとめ
特になし
準備学習
関連する書籍をできるだけ多く読んでもらいたい。
成績評価の方法
記入式レポート。用紙を配付。
テキスト
授業内で紹介。
授業計画
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋工芸史Ⅰ
講義名
西洋工芸史Ⅰ
西洋工芸史Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
北澤 洋子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
木3
単位数
2.0
講義
特になし
『工芸史』と『美術史』を分けている基準は何だろうか。はたしてそのような基準が在るのだろうか。例えば、素
材か、技法か、目的か。大きさだろうか。ガラス工芸を考えてみると、古代エジプトではすでにその技法は洗練
を極め、古代ローマの吹きガラス手法は現代まで行われている。中世にはモザイク壁画・ステンドガラスの描材
となり、空間を彩ったが、これは絵画の領域である。本講義では、従来の『工芸史』の枠組みを柔軟にとらえな
がら、古代から近代までそれぞれの時代を特徴付ける工芸の分野を、他の造形領域と関係づけながら展観し
ていく。
到達目標
素材・技法、時代、地域によって異なる作品の特徴を理解する。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 古代エーゲ海美術の工芸
第 3 回 古代エジプトの工芸①
第 4 回 古代エジプトの工芸②
第 5 回 古代ギリシアの壷
第 6 回 古代ローマの工芸
第 7 回 中世の金工・ガラス工芸
第 8 回 中世の壁画装飾と彩色写本
第 9 回 ルネサンス期の工芸①
第10回 ルネサンス期の工芸②
第11回 ロココの工芸
第12回 アールヌーヴォー①
第13回 アールヌーヴォー②
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 レポート提出
履修上の留意点
教職課程履修の有無によらない。
準備学習
展覧会等の機会を捉えて、可能なら実物を見てほしい。
成績評価の方法
学期末にレポートを提出。
テキスト
参考文献は、授業中に紹介する。
作品名資料を配布する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋工芸史Ⅱ
講義名
西洋工芸史Ⅱ
西洋工芸史Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
北澤 洋子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
木2
単位数
講義
特になし
授業概要
土、ガラス、金属、繊維などの素材ごとに、数千年にわたって制作され伝えられてきた作品を展観する。人の手
の技の凄さを見てゆきたい。なかには、宝石細工とカットガラスのように異なる素材の技法が影響し合うことも
ある。手の技が、時間の経過とともに進化するとは限らないところがまた魅力だろう。
到達目標
異素材間におきる技法の伝播、同時代の美術作品との結びつき、時代を超えて伝わる形と技、といった、縦横
無尽な工芸史の流れを見て取る。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 焼き物の歴史(古代エジプトから近代の磁器まで)①
第 3 回 焼き物の歴史②
第 4 回 焼き物の歴史③
第 5 回 焼き物の歴史④
第 6 回 ガラスの歴史(古代メソポタミアからアールヌーヴォーまで)①
第 7 回 ガラスの歴史②
第 8 回 ガラスの歴史③
第 9 回 金属工芸の歴史
第10回 染織の歴史①
第11回 染織の歴史②
第12回 室内装飾の歴史①
第13回 室内装飾の歴史②
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 レポート提出
履修上の留意点
教職課程履修の有無によらない。
授業内で予告をした上で計画を変更することがある。
準備学習
展覧会等の機会を捉えて、可能なら実物を見てほしい。
成績評価の方法
学期末にレポートを提出。
テキスト
参考文献は、授業中に紹介する。
作品名資料を配布する。
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋美術各論Ⅰ
講義名
西洋美術各論Ⅰ
西洋美術各論Ⅰ
ルネサンス美術
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
北澤 洋子
文化総合Ⅰ類
造形文化
前期 2014/04/14-2014/07/12
講義
特になし
授業概要
「デッサン(仏)」・「デザイン(英)」は、イタリア語の「ディセーニョ」という言葉からそれぞれ枝分かれしたもので
ある。「ディセーニョ(かたち・造形原理)」という基本の概念が、板絵・壁画・彫像・塑像等の枠組みを越えて、す
べての職人/芸術家に一番の問題であった中世末からルネサンス期の美術を、美術の今日的問題を源流に
さかのぼる形でとらえ直したい。
イタリアとフランドルを対象に、編年的な展望によって美術の歴史のダイナミズムをとらえたい。同時にイリュー
ジョンの問題、絵画の現象性、鏡と絵画、素描と彫像、油彩技法の起源、カンヴァスの使用の起源などの諸
テーマを、多数の図版を見ることによって考える。
到達目標
ルネサンス期の美術理論の成立と展開を理解すると同時に、個々の作品の特徴を見抜く眼力を養う。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 1300年代のフィレンツェ派
第 3 回 1300年代のシエナ派
第 4 回 透視図法の成立
第 5 回 1400年代の展開(遠近法理論の成立)
第 6 回 1400年代の展開(ボッティチェッリ他)
第 7 回 盛期ルネサンスの美術(レオナルド)
第 8 回 盛期ルネサンスの美術(ミケランジェロ)
第 9 回 盛期ルネサンスの美術(マニエリスト他)
第10回 ヴェネツィア派(ベッリーニ他)
第11回 ヴェネツィア派(ティツィアーノ他)
第12回 初期ネーデルラント絵画(ファン・エイク兄弟他)
第13回 初期ネーデルラント絵画(ボッシュ・ブリューゲル他)
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 レポート提出
履修上の留意点
特になし
準備学習
展覧会等の機会を捉えて、可能なら実物を見てほしい。
成績評価の方法
学期末にレポートを提出。
テキスト
参考文献は授業中に紹介する。
作品名資料を配布する。
対象学年
1年,2年,3年,4年
曜日・時限
単位数
木2
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋美術史概説Ⅰ-
1
講義名
西洋美術史概説Ⅰ-1(通史)
西洋美術史概説Ⅰ-1
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
北澤 洋子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月2
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
古代ギリシア美術から 20世紀初頭の美術までを、概観する。形の伝承もしくは変容、技法の展開、空間表現
方法の変化などの視点から、各時代の作品を見ていく。多数の図版を使用。
到達目標
時代と時代の相互の影響関係を見て取り、理解することにより、自らの問題として、作品を見ることの意味を考
える。
授業計画
第 1 回オリエンテーション
第 2 回 古代ギリシア美術
第 3 回 古代ギリシア美術
第 4 回 古代ローマ美術
第 5 回 キリスト教中世美術
第 6 回 キリスト教中世美術
第 7 回 キリスト教中世美術
第 8 回 ルネサンス美術
第 9 回 ルネサンス美術
第10回 ルネサンス美術
第11回 バロック美術・古典主義美術他
第12回 印象主義他
第13回 キュビスム他
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 レポート提出
履修上の留意点
教職課程履修の有無によらない。
準備学習
展覧会等の機会を捉えて、可能なら実物を見てほしい。
成績評価の方法
学期末にレポートを提出。
テキスト
参考文献は授業中に紹介する。
作品名資料を配布する。
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋美術史概説Ⅰ-
2
講義名
西洋美術史概説Ⅰ-2(通史)
西洋美術史概説Ⅰ-2
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
北澤 洋子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
木3
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
古代美術(古代ギリシアの古典美術以降)から第二次世界大戦前(20世紀初頭)までの作品を対象とする。古
代ギリシアから近世フランスまで、数百年の間隔を置いて繰り返し表現された「古典的(クラシック)な」形に視
座を置くことで、かえって西洋の美術作品の多様な展開を実感したい。多数の図版を見る。
到達目標
古代から近代にいたる美術史の流れを、変化する作品のつらなりとして理解し、体得する。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 古代ギリシアの美術の成立
第 3 回 古代ギリシアの美術の展開・受容
第 4 回 古代末期の美術
第 5 回 中世美術①
第 6 回 中世美術②
第 7 回 近世ルネサンス美術の成立①
第 8 回 近世ルネサンス美術の成立②
第 9 回 ルネサンスの展開:マニエリスム
第10回 ルネサンスの展開:バロック
第11回 引き継がれる形と否定される形:
①新古典主義対ロマン主義
第12回 ②印象主義他
第13回 ③キュビスム他
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 レポート提出
履修上の留意点
教職課程履修の有無によらない。
準備学習
展覧会等の機会を捉えて、可能なら実物を見てほしい。
成績評価の方法
学期末にレポートを提出。
テキスト
参考文献は、授業中に紹介する。
作品名資料を配布する。
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋美術史概説Ⅲ-
1
講義名
西洋美術史概説Ⅲ-1
西洋美術史概説Ⅲ-1
中世
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
北澤 洋子
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月2
単位数
2.0
講義
特になし
古代ローマ帝国の時代と、ルネサンスによって幕を開けた近世に挟まれた「中世 Middle Ages」の美術は、決し
て一様な特徴を見せはしない。初期中世にゲルマン諸民族が残した写本挿図や金属工芸、ロマネスク期の聖
堂建築と一体となった独特な美意識による石彫の数々、ゴシック期の天を射すような大聖堂建築に穿たれたス
テンドガラスの光、東ローマ帝国を引き継ぎ実に15世紀まで存続したビザンティン帝国のモザイク壁画、などで
ある。合わせて、古代と中世、中世と近世の、それぞれの大きな変化の時期に何が起きたかについても考えた
い。
到達目標
4世紀から15世紀の間の、多様な時代の造形の特性を追体験する。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 初期キリスト教美術における古代ローマ美術の受容
第 3 回 初期キリスト教美術の推移
第 4 回 初期中世美術:ケルト・アイルランド写本
第 5 回 初期中世美術:フランク王国の美術
第 6 回 ロマネスク美術①
第 7 回 ロマネスク美術②
第 8 回 ロマネスク美術③
第 9 回 ゴシック美術①
第10回 ゴシック美術②
第11回 ビザンティン美術①
第12回 ビザンティン美術②
第13回 中世から近世へ:
イタリア・前駆ルネサンス美術と国際ゴシック様式
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 レポート提出
履修上の留意点
特になし
準備学習
展覧会等の機会を捉えて、可能なら実物を見てほしい。
成績評価の方法
学年末にレポートを提出。
テキスト
参考文献は授業中に紹介する。
作品名資料を配布する。
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術各論Ⅱ
講義名
東洋美術各論Ⅱ
東洋美術各論Ⅱ
仏教の思想と造形表現
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
朴 亨國
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
火3
単位数
2.0
講義
特になし
インドで生まれた仏教美術、特に仏像をみる場合、礼拝の対象とするときはいうまでもなく、美術作品としてみ
る場合においても、その典拠となっている経典や儀軌、説話や信仰を知ることは重要である。すなわち、宗教
美術である仏像は、単なる美的鑑賞の対象ではなく、その中には一定の思想や信仰なり教義なりの表現が含
まれている。したがって、そこに表現されている主題においても、そこに表されている形象や組み合わせなどの
形式においても、信仰や教義と造形的な伝統によって与えられた約束によって、かなり厳格に規定されている
のである。
本授業は、仏教美術に含まれている思想や信仰および、作品に表されている造形表現とその意味について、
その成立および地域的・歴史的にどのような変化を呈したのかを考察する。
到達目標
日本に伝わったインド、特に仏教(密教も含む)の造形作品を多くみて理解すること。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション:授業内容の確認
第 2 回 仏教成立以前のインドⅠ(インダス文明とヴェーダ思想)
第 3 回 仏教成立以前のインドⅡ(バラモン教の展開と新宗教運動)
第 4 回 仏教成立以前のインドⅢ(六師外道)
第 5 回 釈迦の思想(縁起・四諦・八正道)
第 6 回 初期仏教と舎利信仰
第 7 回 ストゥーパ(塔)の性格と形式
第 8 回 部派仏教の思想と造形
第 9 回 釈迦の生涯(仏伝)Ⅰ
第10回 釈迦の生涯(仏伝)Ⅱ
第11回 釈迦の生涯(仏伝)Ⅲ
第12回 釈迦の生涯(仏伝)Ⅳ
第13回 釈迦の生涯(仏伝)Ⅴ
第14回 釈迦の生涯(仏伝)Ⅵ
第15回 仏伝(浮彫)から丸彫へ
履修上の留意点
インドの歴史、哲学、地理などの一般的な概念を身につけておくこと。
準備学習
全集など、図書館にある仏教関連書籍の関連図版をみて、授業に参加すること。
成績評価の方法
平常点とレポートを総合的に評価する。
テキスト
特に定めないが、授業内容によって随時紹介する。
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 東洋美術史概説Ⅰ-
1
東洋美術史概説Ⅰ-1(インド美術史)
講義名
東洋美術史概説Ⅰ-1
インド美術史
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
朴 亨國
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
火3
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
日本では「仏教発祥の地」として広く知られているインドでは、紀元前3500年から造形活動が行われ、ヒン
ドゥー教をはじめ、仏教、ジャイナ教、イスラム教などの宗教美術が多く制作された。その数多の宗教美術品の
うち、各時代を代表する遺跡や遺品を中心に、現地で撮影した写真を流しながら講義を行う。
到達目標
日本に伝わったインド、特に仏教(密教も含む)の造形作品を多くみて理解すること。
授業計画
第1回 インド美術史の概要
第2回 インダス文明
第3回 インダス川の岩絵
第4回 バールフットの浮彫
第5回 サーンチーの浮彫
第6回 初期仏教美術(仏像の出現)
第7回 ガンダーラ美術
第8回 マトゥラー美術
第9回 サールナート美術
第10回 アジャンター石窟
第11回 グプタ朝のヒンドゥー教美術
第12回 エローラ石窟
第13回 イスラム美術
第14回 まとめ
第15回 試験
履修上の留意点
インドの歴史、哲学、地理などの一般的な概念を身につけておくこと。
準備学習
全集など、図書館にあるインド関連書籍の関連図版をみて、授業に参加すること。
成績評価の方法
出席、中間レポート、期末試験を総合的に評価する。
テキスト
特に定めないが、授業内容によって随時紹介する。
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術史概説Ⅱ-
1
講義名
日本美術史概説Ⅱ-1
日本美術史概説Ⅱ-1
日本中世絵画史
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
高橋 真作
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月2
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
日本中世絵画の歴史とその特質について設定したテーマにもとづき講義する。スライドやパワーポイントなど
の画像資料を用いて個々の作品の魅力を紹介するとともに、その造形特性と生成背景について考察する。前
期は主に鎌倉時代から南北朝時代にかけての絵画作品を取り上げ、とくに中央と東国、写実と理想化、外来
美術の受容といった視点を軸に読み解いていきたい。また必要に応じて彫刻・工芸などにも言及する。
到達目標
日本の中世美術についての一般的理解を深め、造形と社会との相関性について考えるきっかけを作る。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション:授業内容確認(時代概観)
第 2 回 院政期の造形:王朝絵巻
第 3 回 新都鎌倉の美術(1):慶派仏師の台頭
第 4 回 新都鎌倉の美術(2):禅寺と水墨画
第 5 回 新都鎌倉の美術(3):宋風彫刻の展開
第 6 回 肖像画(1):似絵と頂相
第 7 回 肖像画(2):伝源頼朝像
第 8 回 地獄のイメージ:六道絵と十王図
第 9 回 浄土のイメージ:来迎図と浄土教美術
第10回 景観を描く:宮曼荼羅と参詣曼荼羅
第11回 絵巻物の展開(1):社寺縁起
第12回 絵巻物の展開(2):高僧伝絵
第13回 絵巻物の展開(3):合戦絵巻
第14回 まとめ
第15回 試験
履修上の留意点
前期・後期とも通年履修が望ましい。
準備学習
古美術の展覧会に足を運び、実物に接しておく。
成績評価の方法
期末試験の評価に出席点を加味する。
テキスト
適宜教室内で配布または提示する。
参考文献(作品)等
『日本美術館』小学館
『日本美術全集』講談社
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 日本美術史概説Ⅱ-
2
講義名
日本美術史概説Ⅱ-2
日本美術史概説Ⅱ-2
日本中世絵画史
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
高橋 真作
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月2
単位数
2.0
講義
特になし
授業概要
前期に続いて日本中世絵画の歴史とその特質について設定したテーマにもとづき講義する。スライドやパワー
ポイントなどの画像資料を用いて個々の作品の魅力を紹介するとともに、その造形特性と生成背景について考
察する。後期は主に南北朝時代から室町時代にかけての絵画作品と作家を取り上げ、とくに和と漢、中央と地
方、権力者(パトロン)との関わりといった視点を軸に読み解いていきたい。
到達目標
日本の中世美術についての一般的理解を深め、造形と社会との相関性について考えるきっかけを作る。
授業計画
第 1 回 オリエンテーション:授業内容確認(時代概観)
第 2 回 禅僧の文雅:詩画軸(1)
第 3 回 禅僧の文雅:詩画軸(2)
第 4 回 禅寺の絵師たち:明兆と周文
第 5 回 美術のコーディネーター:三阿弥
第 6 回 地方画壇(1):祥啓と関東水墨画
第 7 回 地方画壇(2):雪舟と雪村
第 8 回 大和絵の展開(1):大和絵師の系譜
第 9回 大和絵の展開(2):土佐光信と光茂
第10回 狩野派の登場(1):狩野正信と元信
第11回 狩野派の登場(2):狩野元信(続)
第12回 狩野派の登場(3):狩野松栄と永徳
第13回 都市を描く:洛中洛外図
第14回 まとめ
第15回 試験
履修上の留意点
前期・後期とも通年履修が望ましい。
準備学習
古美術の展覧会に足を運び、実物に接しておく。
成績評価の方法
期末試験の評価に出席点を加味する。
テキスト
適宜教室内で配布または提示する。
参考文献(作品)等
『日本美術館』小学館
『日本美術全集』講談社
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋建築史Ⅰ
講義名
西洋建築史ⅠA
西洋建築史Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
青井 哲人
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月2
単位数
講義
特になし
授業概要
旧石器時代から中世までのヨーロッパおよび関連の深い周辺地域における建築・都市の歴史を概観する。講
義は一般的な時代区分を意識しつつおおむね時間軸に沿って進めていくが、それぞれの時代においてとくに
重要なテーマを強調するようにしたい。各テーマの学習が、建築芸術の歴史と表現に関する基本的な見方・考
え方の習得となるように配慮する。また、図面・写真資料を配布し、ヴィジュアル・イメージを豊富に提示する。
到達目標
・西洋建築史の大きな流れと、歴史を突き動かすダイナミズムを理解する。
・主要な建築形式(様式)の特質や意義を、図像と言葉で説明できる力を養う。
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 洞窟とテント(神話的想像力、旧石器時代の住居)
第 3 回 先史世界の住居(新石器革命、住居の多様性と普遍性)
第 4 回 都市の誕生(メソポタミア文明の都市と建築)
第 5 回 量塊から柱へ(古代オリエント世界の建築表現)
第 6 回 シュムメトリア(古代ギリシア神殿の造形と哲学)
第 7 回 アゴラとフォルム(古代ギリシア・古代ローマの都市空間)
第 8 回 爆発する工学1(古代ローマ、ビザンチン、アーチ技術の系列的展開)
第 9 回 爆発する工学2(古代ローマ、都市建築、インフラストラクチャ)
第10回 一神教の空間1(初期キリスト教建築)
第11回 一神教の空間1(ロマネスク・ゴシック概論、古典期モスク)
第12回 一神教の空間2(教会とモスクの比較論)
第13回 都市の勃興(中世都市)
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 定期試験
履修上の留意点
「西洋建築史Ⅰ」の後、「西洋建築史Ⅱ」を連続して履修することが望ましい。
準備学習
いかなる表現にも、それを生み出す思想・社会・技術、そして歴史(過去)がある。このことを理解しようとする姿
勢で授業に臨んでほしい。
成績評価の方法
授業中に課す小レポートと期末試験(試験週間に実施)により総合的に評価する。
参考文献(作品)等
・日本建築学会編『西洋建築図集』彰国社
・N.ペブズナー『ヨーロッパ建築序説』(彰国社)
・『西洋建築様式史』(美術出版社)
・西田雅嗣編『ヨーロッパ建築史』(昭和堂)
・陣内秀信他著『図説 西洋建築史』(彰国社)
・布野修司編『アジア都市建築史』(昭和堂)
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋建築史Ⅰ
講義名
西洋建築史ⅠB
西洋建築史Ⅰ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
青井 哲人
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
前期 2014/04/14-2014/07/12
月3
単位数
講義
特になし
授業概要
旧石器時代から中世までのヨーロッパおよび関連の深い周辺地域における建築・都市の歴史を概観する。講
義は一般的な時代区分を意識しつつおおむね時間軸に沿って進めていくが、それぞれの時代においてとくに
重要なテーマを強調するようにしたい。各テーマの学習が、建築芸術の歴史と表現に関する基本的な見方・考
え方の習得となるように配慮する。また、図面・写真資料を配布し、ヴィジュアル・イメージを豊富に提示する。
到達目標
・西洋建築史の大きな流れと、歴史を突き動かすダイナミズムを理解する。
・主要な建築形式(様式)の特質や意義を、図像と言葉で説明できる力を養う。
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 洞窟とテント(神話的想像力、旧石器時代の住居)
第 3 回 先史世界の住居(新石器革命、住居の多様性と普遍性)
第 4 回 都市の誕生(メソポタミア文明の都市と建築)
第 5 回 量塊から柱へ(古代オリエント世界の建築表現)
第 6 回 シュムメトリア(古代ギリシア神殿の造形と哲学)
第 7 回 アゴラとフォルム(古代ギリシア・古代ローマの都市空間)
第 8 回 爆発する工学1(古代ローマ、ビザンチン、アーチ技術の系列的展開)
第 9 回 爆発する工学2(古代ローマ、都市建築、インフラストラクチャ)
第10回 一神教の空間1(初期キリスト教建築)
第11回 一神教の空間1(ロマネスク・ゴシック概論、古典期モスク)
第12回 一神教の空間2(教会とモスクの比較論)
第13回 都市の勃興(中世都市)
第14回 (休講した場合は補講を行う)
第15回 定期試験
履修上の留意点
「西洋建築史Ⅰ」の後、「西洋建築史Ⅱ」を連続して履修することが望ましい。
準備学習
いかなる表現にも、それを生み出す思想・社会・技術、そして歴史(過去)がある。このことを理解しようとする姿
勢で授業に臨んでほしい。
成績評価の方法
授業中に課す小レポートと期末試験(試験週間に実施)により総合的に評価する。
参考文献(作品)等
・日本建築学会編『西洋建築図集』彰国社
・N.ペブズナー『ヨーロッパ建築序説』(彰国社)
・『西洋建築様式史』(美術出版社)
・西田雅嗣編『ヨーロッパ建築史』(昭和堂)
・陣内秀信他著『図説 西洋建築史』(彰国社)
・布野修司編『アジア都市建築史』(昭和堂)
2.0
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋建築史Ⅱ
講義名
西洋建築史ⅡA
西洋建築史Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
青井 哲人
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月2
単位数
2.0
講義
特になし
ルネサンス以降、19世紀までのヨーロッパおよび関連の深い周辺地域における建築・都市の歴史を概観する。
講義は一般的な時代区分を意識しつつおおむね時間軸に沿って進めていくが、それぞれの時代においてとく
に重要なテーマを強調するようにしたい。各テーマの学習が、建築芸術の歴史と表現に関する基本的な見方・
考え方の習得となるように配慮する。また、図面・写真資料を配布し、ヴィジュアル・イメージを豊富に提示す
る。
到達目標
・西洋建築史の大きな流れと、歴史を突き動かすダイナミズムを理解する。
・主要な建築形式(様式)の特質や意義を、図像と言葉で説明できる力を養う。
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 古代・中世建築史の概括
第 3 回 ブルネレスキ登場(初期ルネサンス建築、中世と近世)
第 4 回 建築書の世界(盛期ルネサンス、建築家と建築論)
第 5 回 マニエリスム
第 6 回 クラシックとバロック1(ヴェルフリンの類型学、絵画と建築)
第 7 回 クラシックとバロック2(バロック建築の特質)
第 8 回 バロック建築の諸相
第 9 回 身体的なもの(ロココ、室内、家具)
第10回 ヴィジョネールたち(フランス啓蒙主義、幻視の建築家)
第11回 新世界(大航海時代から19世紀まで、相対的世界の発見)
第12回 ピクチャレスク(美と崇高、廃虚、ロマン主義)
第13回 新古典主義と折衷主義(様式的規範の崩壊、多様性と均質性)
第14回 まとめ
第15回 定期試験
履修上の留意点
「西洋建築史Ⅰ」を履修しておくことが望ましい。
準備学習
いかなる表現にも、それを生み出す思想・社会・技術、そして歴史(過去)がある。このことを理解しようとする姿
勢で授業に臨んでほしい。
成績評価の方法
授業中に課す小レポートと期末試験(試験週間に実施)により総合的に評価する。
参考文献(作品)等
・日本建築学会編『西洋建築図集』彰国社
・N.ペブズナー著『ヨーロッパ建築序説』(彰国社)
・『西洋建築様式史』(美術出版社)
・西田雅嗣編『ヨーロッパ建築史』(昭和堂)
・陣内秀信他著『図説 西洋建築史』(彰国社)
・布野修司編『アジア都市建築史』(昭和堂)
タイトル
フォルダ
科目名
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 文化総合科目 Ⅰ類 > 造形文化に関する科目 > 西洋建築史Ⅱ
講義名
西洋建築史ⅡB
西洋建築史Ⅱ
造形学部・全学科
造形文化・美学美術史
青井 哲人
対象学年
文化総合Ⅰ類
1年,2年,3年,4年
造形文化
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月3
単位数
2.0
講義
特になし
ルネサンス以降、19世紀までのヨーロッパおよび関連の深い周辺地域における建築・都市の歴史を概観する。
講義は一般的な時代区分を意識しつつおおむね時間軸に沿って進めていくが、それぞれの時代においてとく
に重要なテーマを強調するようにしたい。各テーマの学習が、建築芸術の歴史と表現に関する基本的な見方・
考え方の習得となるように配慮する。また、図面・写真資料を配布し、ヴィジュアル・イメージを豊富に提示す
る。
到達目標
・西洋建築史の大きな流れと、歴史を突き動かすダイナミズムを理解する。
・主要な建築形式(様式)の特質や意義を、図像と言葉で説明できる力を養う。
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 古代・中世建築史の概括
第 3 回 ブルネレスキ登場(初期ルネサンス建築、中世と近世)
第 4 回 建築書の世界(盛期ルネサンス、建築家と建築論)
第 5 回 マニエリスム
第 6 回 クラシックとバロック1(ヴェルフリンの類型学、絵画と建築)
第 7 回 クラシックとバロック2(バロック建築の特質)
第 8 回 バロック建築の諸相
第 9 回 身体的なもの(ロココ、室内、家具)
第10回 ヴィジョネールたち(フランス啓蒙主義、幻視の建築家)
第11回 新世界(大航海時代から19世紀まで、相対的世界の発見)
第12回 ピクチャレスク(美と崇高、廃虚、ロマン主義)
第13回 新古典主義と折衷主義(様式的規範の崩壊、多様性と均質性)
第14回 まとめ
第15回 定期試験
履修上の留意点
「西洋建築史Ⅰ」を履修しておくことが望ましい。
準備学習
いかなる表現にも、それを生み出す思想・社会・技術、そして歴史(過去)がある。このことを理解しようとする姿
勢で授業に臨んでほしい。
成績評価の方法
授業中に課す小レポートと期末試験(試験週間に実施)により総合的に評価する。
参考文献(作品)等
・日本建築学会編『西洋建築図集』彰国社
・N.ペブズナー著『ヨーロッパ建築序説』(彰国社)
・『西洋建築様式史』(美術出版社)
・西田雅嗣編『ヨーロッパ建築史』(昭和堂)
・陣内秀信他著『図説 西洋建築史』(彰国社)
・布野修司編『アジア都市建築史』(昭和堂)
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
授業概要
到達目標
授業計画
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 造形総合科目 > Ⅱ類 > デザイン特別演習Ⅰ
2014年度シラバス > 造形学部 > 学科別科目 > 視覚伝達デザイン学科 > デザイン特別演習Ⅰ
講義名
デザイン特別演習Ⅰ(造Ⅱ)
デザイン特別演習Ⅰ
デザイン特別演習Ⅰ
後期 〈2単位 講義〉
後藤吉郎
造形学部・全学科(視覚伝達デザイン学科を除く)
視覚伝達デザイン学科
後藤 吉郎
対象学年
造形総合Ⅱ類
3年,4年
Ⅱ類
曜日・時限
後期 2014/09/01-2014/12/13
月3
単位数
2.0
演習
学部3年生以上のみ、履修できる。受講者定員は30名までとする。
(視覚伝達デザイン学科は学科別Ⅱ類として開講)
「デザイン特別演習Ⅰ」は、デザイン・美術の分野、さらに他の学問領域におけるエキスパートを招き、日常の
学習の将来的な展望を切り開くてがかりを学習する科目である。
●授業は、講師への事前インタビューから、当日の司会進行、質問項目の準備、受講学生からの感想採集、
参考文献の紹介など当日の運営、さらに講義の記録をメディア化する作業まで、学生の主体的運営にまかさ
れる。
●ここでは人間に対する強い関心が、インタヴューをてがかりにしたビジュアルデザインを生み出すことになる
だろう。また、連続する特別講義に対する受講者の記録がその度に記述される必要があるだろう。これらは、
自発的な学習の面白さを満喫するてがかりを与えてくれるだろう。
●課題◎特別講義をてがかりにした各自のデザイン論を A43枚(1200字)にまとめて堤出せよ。
受講生には他学科の 3年、4年および大学院生の聴講を歓迎する。
取材と記事の構成を適切に編集できる能力を養う。 2013年度例
西妙子---ライター、編集者
藤田千織---東京国立博物館学芸員
木下小夜子---アニメーションプロデューサー
イ・ナレ---yahoo! Japan.,インタラクションデザイン・ディレクター
三森ゆりか---つくば言語技術教育研究所所長
森田裕美---Webプランニング・ディレクター
布目杉子---ソニークリエイティブデザイン、デザイナー
高橋玲子---株式会社タカラトミー社長室 共用品推進課
学生諸君には外部からお招きする講師に対する礼節を希望する。
※専任の指導による「クラスメートインタヴュー」が、これらの特別講義と並行して行われる。3年後期の重要な
時期に、受け身側ではなく能動的に他者を紹介し、同時に自分を見つめる機会をもって欲しいと考える。
履修上の留意点
準備学習
特になし
特になし
成績評価の方法
成績は「AERA」のフォーマットに「クラスメートインタヴュー」を記事としてまとめ、編集とデザインされた見開き
ページと、それぞれの講師担当となる準備委員による担当講師の講義をまとめた見開きページの提出によっ
て総合的に評価する。
素点が 100~ 80点は「優」、79~ 70点は「良」、69~ 60点は「可」。59点以下は「不可」で不合格。 タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 造形総合科目 > Ⅱ類 > 絵画a
講義名
絵画a
人体から人間へ
造形学部・全学科
共通絵画
大浦 一志,上楽 寛,伊藤 史
対象学年
造形総合Ⅱ類
Ⅱ類
開講期間
2.3期 2014/05/19-2014/07/12
授業形態
単位数
実技
定員25名(早稲田大学生も履修できる)
「絵画a」は、各学年、専攻、学年を問わず受講できる自由選択科目であるが、開設形態が、午後の集中授業で
あるため、各学科ともに2学年以上での履修を原則とする。
ここは、人体モデルと向き合い「自身のアートの可能性」を追求し、切磋琢磨する美の挑戦道場だ。
履修条件
授業概要
到達目標
曜日・時限
絵画a
2年,3年,4年
月3,月4,火3,火4,水3,水4,木3,
木4,金3,金4,土3,土4
2.0
絵画表現の可能性を探る学生に対して、全学に開かれた「人体(裸婦)をモチーフ」とした授業である。この絵
画授業では、人体クロッキーやドローイング表現を取り入れた授業展開となっている。学生は、対象と向き合
い、解放された感覚で概念性の打破と構築を繰り返し、自己や外界を見つめ表現を深化させる。この授業にお
いては、人体の構造・質・量・空間関係などの基本的把握のみならず、人物に一歩踏み込んだ内面世界や人
間の未知性をも描き出す絵画表現を模索して欲しい。
絵画表現を通して、厳しく自己を見つめ、見ることや描くことの基本となる造形力を養う。
※「絵画a」は、人体(裸婦)を対象とした、8週間の集中実技授業である。
期間の内訳は、人体Ⅰ/4週間、人体Ⅱ/4週間、の2期に分かれている。(モデルポーズは2期とも同じポー
ズ)
授業計画
[第1週~4週] 期間/4週間 ※講評/最終日
モチーフ/ 人体
課題/ 人体Ⅰ(絵画表現)
描画材/ 油彩・水彩・アクリル・墨・鉛筆・コンテ・パステル・その他
基底材/ キャンバス・紙・板・その他
表現方法/ 油彩・水彩表現、ミクストメディアなど
課題数/ 1点・クロッキー30枚(厳選)
[第5週~8週] 期間/4週間 ※講評/最終日
モチーフ/ 人体
課題/ 人体Ⅱ(絵画表現)
描画材/ 油彩・水彩・アクリル・墨・鉛筆・コンテ・パステル・その他
基底材/ キャンバス・紙・板・その他
表現方法/ 油彩・水彩表現、ミクストメディアなど
課題数/ 1点・クロッキー30枚(厳選)
履修上の留意点
【この授業の単位認定の条件は、以下とする。】
・作品、課題の提出
・オリエンテーションおよび講評日を含む、20日(20日/47日)以上の出席を必要とする。
<履修可能パターン例>
・毎週数日出席
・8週のうち、前半か後半の4週に集中して出席 等
準備学習
日々、手と頭を動かし、日常に見えるものを観察し思索する。又、美術に関わる基礎的な知識を深める。
成績評価の方法
制作行程、作品の両方を担当教員を中心に評価する。
テキスト
詳細はオリエンテーションで説明する。
参考作品展示室(第5工房201A)
タイトル
フォルダ
科目名
サブタイトル
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 造形総合科目 > Ⅱ類 > 絵画b
講義名
絵画b
人体から人物へ
造形学部・全学科
共通絵画
原 一史
対象学年
造形総合Ⅱ類
Ⅱ類
開講期間
6.7期 2014/11/03-2014/12/13
授業形態
単位数
実技
定員25名(早稲田大学生も履修できる)
「絵画b」は、各学科、専攻、学年を問わず受講できる選択必修または自由選択科目であるが、開設形態が、午
後の集中授業であるため、各学科ともに2学年以上での履修を原則とする。
全学科に開かれた人体をモチーフとした授業である。
人体を対象にし、対象へ一歩踏み込んだ客観的で厳正な人物表現を追求する。副題を「人体から人物へ」とし
たのは、人体の構造・質・量・空間関係などの基本的把握のみならず、人の持つ内面世界をも描き出すことが
出来るか否か、の問いかけである。
履修条件
授業概要
到達目標
曜日・時限
絵画b
2年,3年,4年
月3,月4,火3,火4,水3,水4,木3,
木4,金3,金4,土3,土4
2.0
絵画表現を通して、厳しく自己を見つめ、見ることや描くことの基本となる造形力を養う。
●開設期間
「絵画b」は、人体(裸婦)を対象とした、6週間(23~28授業週)の集中実技授業である。
この科目は、学科専攻、学年を問わず全学部生を対象に開設する造形総合Ⅱ類〔選択必修・自由選択〕であ
る。
第1週~2週
モチーフ 人体
課題 日替り・クロッキー
描画材 鉛筆・水彩・墨・その他
基底材 紙・その他
表現方法 鉛筆淡彩・彩画・その他
課題数 [クロッキー]100枚以上
[日替り]6点以上
授業計画
履修上の留意点
第3週~4週
モチーフ 人体
課題 人体Ⅰ
描画材 油彩・アクリル・鉛筆・墨・その他
基底材 キャンバス・紙・板・その他
表現方法 鉛筆淡彩・彩画・ミクストメディア
課題数 2点
第5週~6週
モチーフ 人体
課題 人体Ⅱ
描画材 鉛筆・水彩・墨・その他
基底材 紙・その他
表現方法 素描・ミクストメディア
課題数 1点
【この授業の単位認定の条件は、以下とする。】
・作品、課題の提出
・オリエンテーションおよび講評日を含む、15日(15日/35日)以上の出席を必要とする。
<履修可能パターン例>
・毎週数日出席
・6週のうち、前半か後半の3週に集中して出席 等
準備学習
日々、手と頭を動かし、日常に見える物を観察し、美術に関わる基礎的な知識を深める。
成績評価の方法
制作行程、作品の両方を担当教員を中心に評価する。
テキスト
詳細はオリエンテーションで説明する。
参考作品展示室(第5工房201A)
タイトル
フォルダ
科目名
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 造形総合科目 > Ⅱ類 > 彫刻f
講義名
彫刻f
サブタイトル
彫刻f(石彫)
16~22授業週 〈2単位 実技〉
鈴木 久雄、脇谷 徹、戸田 裕介、多和 圭三、髙野 正晃、松本 隆、
人見 崇子、村井 一貴、櫻井 かえで、山本 一弥、箕輪 亜希子
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
彫刻f
造形学部・全学科
共通彫塑
鈴木 久雄,脇谷 徹,戸田 裕介,多和 圭三,髙野 正晃,松本 隆,人見 崇子,村井 一貴,櫻井 かえで,山本
一弥,箕輪 亜希子
対象学年
造形総合Ⅱ類
3年,4年
Ⅱ類
月3,月4,火3,火4,水3,水4,木3,
曜日・時限
4.5期 2014/09/01-2014/10/18
木4,金3,金4,土3,土4
単位数
2.0
実技
・早稲田大学学生、全専攻大学院生も受講可能。
・受講人数は10名を上限とします。
※この授業の単位認定の最低条件は次の通りです。
○週4日以上(6日以内)出席/7週間を通して、毎週月、木を含む週4日以上出席できることを条件とします。
素材:自然石(安山岩)約2切(約30×30×60cm)程度
モチーフ:人体モデル(頭部)
授業概要
「石彫」の歴史は古く、現在使われている石彫工具の大半が出そろった古典古代を遙かに越えてさかのぼる
ことが出来ます。多くの遺跡や過去の作例からも判る通り、石は彫刻素材として他の材料と比較できないほど
堅牢で、有に数千年の歳月を越えてその形状を保つことが可能です。また、石彫の制作過程には、人と物との
原初的な関わりが色濃く残っており、今日でも多くの人々を素朴な魅力に惹きつけ、塑造、木彫、金属造形と並
んで、彫刻領域のスタンダードの一つに数えられています。
一方、現代の美術では、人工材料を含め、ありとあらゆるものが美術表現の素材としてはじめから容認され、
日曜大工的仕事(素人仕事)による表現活動も全盛です。そういった状況においては、「石彫」は他の素材に比
べ、まず基本的な技術修得や経験の裏付けが必要とされる点を含め、正負両面から見直されるべき制作領域
でもあります。
この授業は、大きな自然石から各自が材料を割り出し素材製作そのものから始めます。モチーフは人物モデ
ル頭部とし、その観察を通し石彫制作を行います。
材料作りから始めるこの授業では、石彫の技術を糸口として、石という堅牢な素材に触れるとともに、「素材と
技法」の関わりという制作に根元的に発生する諸要素をも見つめ直して欲しいと考えます。本実習では、素朴
に「一度石を彫ってみたい」という学生も受け入れます。少々持久力を要する最も古い素材と技法に、様々な視
点で積極的に取り組んで下さい。
(戸田裕介)
※観察対象となるモチーフおよび、テーマに関する詳しい説明は、前提講義の場で行います。
授業計画
履修上の留意点
第 1 週 前提講義 授業主旨の確認
石の選定
石素材の基本知識を軸に、制作プロセスの確認と作品の方向づけを行います
石彫工具の製作(石頭=ハンマー、コヤスケの柄作り等)
人物モデルをクロッキー、デッサンなどを通して観察(~7週目まで適時継続)
底だし(墨入れ/目通し/コヤスケ、鑿の使用方法説明)
石工手工具、トンボ、ビシャン、両刃などの使用方法説明
第 2 週~第 6 週 鉄(炭素鋼/S45C)による、石工具の火造り(鍛造による石ノミの
製作)を行います
鉄の鍛錬、成形、焼き入れ、焼き鈍し、焼き戻し等の技術指導
作品制作状況に応じた指導を随時行います
/石頭=ハンマー、コヤスケの焼き入れ技術指導
第 7 週 講評・採点
○彫刻学科2年生「彫刻F/実材実習」の石彫選択学生と混成クラスを予定
○使用素材:自然石(安山岩)を予定
○制作教室:石彫場(全学共通工房)と共通彫塑野外実習場(11号館南)
○石材及び、石彫用具は研究室で一括発注します(各自負担金額20,000円程度)
○持参物:素描用具、スケッチブック(A3判以上)、朱墨、墨汁、筆2本、作業用革手袋、軍手、ゴーグル
購入費自己負担(金額は各自の購入先によって変わります)
※授業初日より、必ず作業服・作業靴(安全靴が望ましい)を着用してください
準備学習
特になし
成績評価の方法
完成作品と制作プロセス両方を、担当する全教員で評価します。
テキスト
必要に応じて、各自の制作に必要な資料を研究室より配布します。
タイトル
フォルダ
科目名
2014年度シラバス
2014年度シラバス > 造形学部 > 造形総合科目 > Ⅱ類 > 彫刻g
彫刻g
講義名
サブタイトル
彫刻g(木彫)
23~28授業週 〈2単位 実技〉
鈴木 久雄、脇谷 徹、戸田 裕介、多和 圭三、髙野 正晃、松本 隆、
人見 崇子、村井 一貴、櫻井 かえで、山本 一弥、箕輪 亜希子
受講可能学科
担当研究室
担当教員
分野
科目群
開講期間
授業形態
履修条件
彫刻g
造形学部・全学科
共通彫塑
鈴木 久雄,脇谷 徹,戸田 裕介,多和 圭三,髙野 正晃,松本 隆,人見 崇子,村井 一貴,櫻井 かえで,山本
一弥,箕輪 亜希子
造形総合Ⅱ類
対象学年
3年,4年
Ⅱ類
月3,月4,火3,火4,水3,水4,木
4.5期 2014/09/01-2014/10/18
曜日・時限
3,木4,金3,金4,土3,土4
実技
単位数
2.0
・早稲田大学学生、全専攻大学院生も受講可能。
・受講人数は5名を上限とします。
※この授業の単位認定の最低条件は次の通りです。
○週4日以上(6日以内)出席/7週間を通して、毎週月、木を含む週4日以上出席できることを条件とします。
素材:木材 丸太
モチーフ:「人体モデルの頭部」
授業概要
モチーフは人体モデルの頭部です。制作中は身体を使い動き回り、上下左右から後頭部や頭頂部、耳の付
け根、顎の下などもしつこく観察してデッサンを沢山描いて下さい。一見、見慣れているモチーフですが、日常
生活では無意識に見ていた頭部というものの認識とは異なり、左右非対称で歪だったり、驚くほど強いかたち
や動きを持っていたりという新たなかたちの発見が出来るでしょう。紙にデッサンを繰り返すことで、人体の構
造を理解し、かたちを自分の中に取り込みます。
木材の繊維の方向を意識して、直接墨でデッサンを入れ、鋸を使って切断します。鋸での切断には、かなり
の繊維の抵抗があるので、大変な労力が必要となります。
また、切断した木材をドリルやダボを使用した接合、接着して再構成することで、より自由にかたちを動かす
事が出来ます。鋸を使い大きな面、のみを使い小さな面の構築を追いかけ、モチーフを立体として直接捉えて
制作して下さい。
丸太は自然の強い力と存在感を持った素材です。モチーフから触発されるかたちの魅力を自分自身で受け
止め、素材に積極的に働きかけない限り、素材の力に負けてかたちをつくることが出来ません。モチーフと自
分という三つの関係の中で、試行錯誤を繰り返して制作することが大切です。
この授業では、以上の体験と共に「木彫」に関する基本的な技術を修得します。
(櫻井かえで)
※観察対象となるモチーフおよび、テーマに関する詳しい説明は、前提講義の場で行います。
授業計画
第 1 週 前提講義 研究室の教育方針・課題内容・主旨の説明
授業に必要な道具・材料の解説および作業上の諸注意
第 2 週 木材接着の説明
第 3 週 中間採点/ノミ研ぎ(丸ノミ・平ノミなど)の説明
第 4 週 中間講義
第 5 週 (第2週~第5週については、制作の進度に応じて、日程の変更があります)
第 6 週 講評・採点
履修上の留意点
○彫刻学科2年生「彫刻G/実材実習」の木彫選択学生と混成クラスを予定
○使用素材:木材丸太
○制作教室:11A号館
○木材及び、木彫用具は研究室で一括購入します。(各自負担金額20,000円程度)
○持参物:素描用具、スケッチブック(A3判以上)、朱墨、墨汁、筆2本、軍手
購入費自己負担(金額は各自の購入先によって変わります)
※授業初日より、必ず作業服•作業靴(安全靴が望ましい)を着用してください
準備学習
特になし
成績評価の方法
完成作品と制作プロセス両方を、担当する全教員で評価します。
テキスト
進度に応じて、各自の制作に必要な資料を研究室より配布します。
Fly UP