...

資料4 第2回品質評価WGの検討事項について(PDF形式

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

資料4 第2回品質評価WGの検討事項について(PDF形式
機密性○
資料4
第2回品質評価WGの
検討事項について
平成26年3月18日
経済産業省
品質評価WGにおける検討事項
機密性○
1.評価対象とすべき分野・範囲の特定
「品質評価」を行うことで利用促進が図られる領域、あるいは、海外の先行事
例などから具体的な取組が進んでいる領域を「特定分野」として選定する。(運
動サービス等)
2.特定分野における品質評価の基準の具体化
品質マネジメント、安全性等の観点から品質評価の基準を検討する。
3.品質評価・認証のための標準モデルの具体化
1、2を踏まえ、品質を評価しその結果を利用者に適切に情報提供するための
する仕組み(認証制度等)についての標準モデルを検討。
1
検討事項1
評価対象とする分野について
機密性○
健康運動サービス
○健康増進(疾病予防)に効果があると広く認知されている(エビデンスの蓄積も進んでいる)。
○産業としても、市場規模が大きい。例えばフィットネス産業は、4,120億円、会員数約400万人。
○人的資格や施設認定制度などはあるが、サービスの品質やアウトカムとしての効果の評価に
ついて体系的な仕組みが存在しない。
こと等から、適切な品質評価の仕組みの導入が、さらなる市場拡大・健康増進につながる分野。
健康寿命延伸産業における各種サービスと現状市場
サービス
現状(市場規模、利用者数の有無等)
健康管理
全般
・ 健診・人間ドック
・ 保健指導
・ 電話健康相談
・ カウンセリング
・ 特定保健指導の対象者は国保除き300万人程度(2011年度、厚生労働省)
・ 一人当たり1~2万円の単価として市場規模は300~600億円
・ EAP市場規模は推計48億円(2010年度、日本EAP協会HP、EAP相談機関の活動実態調査
2011年12月、(株)シード・プランニング調査報告より)
運動・
スポーツ
・ 運動指導
・ スポーツ等メニュー
提供
・ フィットネスクラブの市場規模は4,120億円(2012年、レジャー白書)、会員数は約400万人(
2012、経産省特定サービス産業動態統計より推計)
・ 健康運動指導士等の人的資格は存在
栄養管理
・ 栄養指導
・ 配食サービス
・ 栄養指導のみの市場規模は不明
・ 在宅向け配食サービスについては、約850億円(2013、矢野経済研究所)
健康食品
・健康食品・サプリメント
・ 特定保健用食品5,175億円(2,011年度、日本健康・栄養食品協会)
・ 健康食品・サプリメント1兆4,746億円(2012、インテージ)
→健康食品については、消費者庁で検討中
リフレッシ
ュ
・ 温泉療養
・ エステティック
・ エステティック市場は3,494億円(2011年度、矢野経済研究所)
・ 日本エステティック機構の認証が存在
その他
生活支援
等
・ 旅行支援
・ 移送・外出サポート
・ 家事支援
・ 旅行自体の市場規模は1兆4,000億円(2011年、日本総研推計)、旅行支援は、不明。
・ 家事代行サービス市場は811億、見守りサービス市場は143億(2013年版住まいと生活支援
サービスの実態と将来展望、矢野経済研究所)
2
機密性○
検討事項2 品質評価の基準のフレームワークと評価項目の例示
インプット評価
アウトプット評価
アウトカム評価
・施設・設備は関連法令を遵守し、
安全性を確保出来ているか
・継続的に利用できるサービスか
・バイタルデータの改善度合い
(健康診断結果、簡易的な測定
等)
・提供されるサービスに対する安
全面での配慮は出来ているか
・楽しく行えるように工夫がされて
いるサービスか 等
・身体活動量の増加
・期待される健康維持の程度 等
・適切な指導を出来る人材がいる
か、また、十分な人員が確保され
ているか
・個人情報保護など、コンプライア
ンス管理体制が整備されているか
・事故や苦情への対応マニュアル
が整備されているか 等
サービスの提供体制の充足
度等
サービスの利用・消費により得られる成果等
品質評価の深度
【評価基準に関する論点】
・全ての評価機関においてアウトカムまで評価する必要があるか。
・アウトカム評価を実行あるものにする(評価の深度を進める)ためには、どのようなエビデン
スに基づいた、どのような基準(指標)が考えられるか。
3
機密性○
検討事項3 品質評価の認証スキームについて
自己認証
第三者認証
第三者が事業者またはサービス等に対して、客観
的な立場から品質認証評価を行い、その結果に基
づき第三者機関が認証を与える方法
事業者等自身が、一定の基準適合
であることを公開する方法
認証機関
品質評価基準
内部委員会
又は
外部機関(学
会、業界団体、
大学等)
で策定
サービス
(提供者)
第三者策定
宣言
品質評価基準
参照
サービス
(提供者)
サービス
(提供者)
サービス
(提供者)
自己
評価
サービス
(提供者)
【認証スキームに関する論点】
・アウトカム評価までを実施しうる認証スキームはどのようなものか。
・事業者にとって認証を取得するメリットはどのようなものが考えられるか。
自己
評価
サービス
(提供者)
4
Fly UP