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平成27年07月号 第43報 - 吉祥寺鍼灸

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平成27年07月号 第43報 - 吉祥寺鍼灸
Therapy(治療)Prevention(予防)Health(健康)
T・P・H 小情報
吉祥寺鍼灸 0422-21-6266
風 鈴
武蔵野市吉祥寺本町 1-20-1
平成 27 年 7 月第 43 報
永谷シティプラザ 705
ホームページ:kitijyoujisinkyu.web.fc2.com
健康と腸(2)
2014 年 5 月 10 日の朝日新聞の朝刊に『腸の難病治療に便活用 豊富な菌を患者に注
入』と言う見出しの記事が載りました。一年以上も前のことですが、内容がある意味シ
ョッキングだったので覚えておられる方もあるかと思います。私がなまじっかな解説を
するより、少し長くなりますが全文を紹介しておいた方がよいでしょう。
下痢や腹痛などを繰り返し、薬で治らない腸の病気に悩む患者の腸に、健康な人の便
を移す臨床試験を慶応大病院が始めた。患者の腸内では免疫力を高める細菌などが適切
に働いていないが、菌の宝庫である便を移植することで症状が治まる可能性がある。
人間の腸内には数百種類・数百兆個の細菌が棲んでおり、免疫や栄養素の分解などに
関わっている。しかし、大腸粘膜に潰瘍ができる潰瘍性大腸炎など、腸の病気の患者で
は細菌の種類も個数も少ない。
慶応大は 3 月下旬、臨床試験の一例目となる潰瘍性大腸炎の 40 代男性に親族の便を移
す「便微生物移植」を行った。方法は、便を生理的食塩水に混ぜて、フィルターでろ過
した液体を注射器に入れ、50~300gほど内視鏡で大腸に注入する。提供者は配偶者か 2
親等以内の家族としている。
臨床試験は、潰瘍性大腸炎の他、下痢を繰り返す過敏性腸症候群や難治性感染症、消
化管に炎症が起きる腸管ベーチェット病の患者計 45 人が対象。潰瘍性大腸炎の患者は国
内に約 14 万人、過敏性腸症候群は約 1200 万人との推計がある。
便移植は欧米で研究が進む。昨年、米医学誌に掲載された論文では、難治性感染症の
患者約 40 人を従来の薬による治療と便移植とに分けて経過をみたところ、前者は 20~
30%しか治らなかったのに対し、
後者は 94%に効果があった。
消化器内科の金井隆典教授は
「便1gには乳酸菌飲料1本分の
数百倍の細菌が含まれている。便
の解析で病気と関連する菌が分か
れば、新たな治療法につながる可
能性がある」と話す。
1
もう少し記憶に新しいところでは、今年の 2 月 22 日、
NHKテレビが「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワ
ー」と題してスペシャル番組を放映しました。内容は前
回と今回の当情報と概ね重複するものです。海外では、
有名な科学誌『ネイチャー』が腸内フローラについての
特集を 2 月に出しています。
“腸内フローラ”とは、腸の中に住む細菌たちの生態系
のことで、それぞれがコロニー(集団・集落)を作り、あたかも花畑のように見えると
いうことからつけられた名称だそうです。
“フローラ”を広辞苑でみると「古代ローマの
花・春・豊穣の女神」とありました。
いずれにしてもまことに良い名前をつけてくれました。真っ暗な腸の中で、糞便や吐し
うごめ
ゃ物などから想像されるドロドロしたものの中で不気味に 蠢 く細菌群の忌まわしいイ
メージを一変させてくれるに足るもので、研究や臨床の現場にとってはまことに有難い
隠れた功績ともいうべきものでしょう。それにしても、私たちの腸の中に 100 兆個以上
も住んでいるという膨大な量の細菌とは、どのようなものでしょうか。
腸内に棲息している細菌には、ビフィズス菌や乳酸菌などのように、人体では作れな
いビタミンを合成したり、外からの病原菌の侵入を防いで腸の免疫力を高めるなど、宿
主である人体に有益に働いてくれる善玉菌と呼ばれるグループと、大腸菌のように食べ
かす
物の粕を腐敗させて悪臭のあるガスを発生させ、発がん性のある物質を作ったり、その
他様々な病気に関連しているのでは
ないかと考えられている悪玉菌と呼
ばれるグループ。どちらにも属さな
いで無害か、或いは未だ生態の分か
っていない日和見菌と呼ばれるグル
ープがあり、各々が概ね 2:1:7 位
の割合で存在していると考えられて
いますが、その種類や数量は人種に
よって、また個人によってもかなり
まちまちで、それでもその違いが宿
主への影響を反映しているようにも
見えず、恐らく環境の変化や進化の
過程で収拾選択されて、それなりに
バランスのとれた状況が出来上がっているのではないかと考えられます。膨大な菌をひ
とつひとつ培養して調べるのは無理と言うもので、シーケンサーと呼ばれる装置を使っ
て遺伝子を解析する手法が成果をあげているそうですが、いずれにしても研究はまだ始
まったばかりで分からないことの方が多いのが現状です。
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では、何故いまこの時期に腸が注目されているのでしょうか。
一つは腸疾患の増加です。大腸がんの発症率をみると、1995 年には胃がんが第一位でし
たが、20 年後の 2015 年には大腸がんが一位になるだろうと厚生労働省は予測していま
す。難病に指定されている潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患も増加の一途
をたどっており、2011 年度の厚労省衛生行政報告例では潰瘍性大腸炎 14 万 2939 人、ク
ローン病 3 万 6082 人となっています。さらに、過敏性腸症候群では潜在患者を含めると
1300 万人に達するのではないかとみられています。
腸が注目されるもう一つの理由は、研究が進み新たに解明されてきた事実に基づいて、
疾病観や研究方向が変化する時期にあるようだということです。ゲノム解析の応用で躍
進した腸内細菌叢の研究もその一つです。
そして、小腸ではこれまで病気がほとんど無いと考えられてきたのが、カプセル内視
鏡やバルーン小腸内視鏡などで直接観察できるようになった結果、次々と新たな病態や
役割が明らかになってきました。
研究の進歩と病気の増加は確かに矛盾しています。そして、医療の分野には世界中で
莫大な費用と人力が投入されているにもかかわらず、病気の種類も、病人の数も、医療
費も増え続ける一方です。個人的には誰もが平和を願っている筈なのに、紛争や戦争、
犯罪や災害の不安が無くならないのと同じように、何かが間違っているのではないかと
思いたくなってしまいます。
細菌と宿主との共生関係は自然界では珍しいことではなく、愛らしいコアラが毒を持
ったユーカリの葉を食料にできるのは、消化管内に棲息している細菌のお蔭で、無菌で
たいじ
生まれてきた胎仔の最初の仕事は、母親の糞を食べて細菌をとりこむことです。床下で
柱や土台などを食い荒らす困り者のシロアリも、自然界では倒木などを分解して土に戻
す掃除屋の役目を果たしているわけですが、そのシロアリとて木の主成分である堅いセ
ルロースは自分では消化できないので、セルロースを分解してくれる微生物を腸の中に
住まわせています。卵からかえると、先輩シロアリが与えてくれる液体を飲むことで、
その微生物を体内に取り込んでいるのです。パンダが、不消化極まりないような笹を主
食に選んでいるのも同じような事情によるものでしょう。
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糞便微生物移植に類する記述は、既に4世紀の中国にみられるということです。
欧米では、1958 年に米国の外科医アイスマンによって、偽膜性腸炎に対しての治療とし
て用いられたのが最初の報告とされています。
ぶたべんちゅう
最近では、やはりアメリカで行われた豚鞭 虫 を使った治験が知られています。
近年になって急増している潰瘍性大腸炎やクローン病など(共に腸の炎症性疾患で難病
に指定されています。クローンは発見者の名前)は、治療法としての様々な抗生物質や
副腎皮質ステロイドなどの強力な免疫抑制剤の投与も、重い副作用などの問題もあって
思うような効果が得られていないのが現状です。急増の原因として先ず考えたことは生
活環境の変化です。確かに環境有害物質や悪い遺伝子など、病気の急増に比例して増加
していますし、実際に関連があることに違いはないのですが、一方、こうした環境の変
化で人々が得たものではなく、失ったものの方により重大な要因があるのではないかと
考える研究者が出てきました。土や家畜に触れることの多い農村部より都会の方に発症
数が多いこと。子供たちが不衛生な川のそばで泥んこ遊びをしている発展途上国より、
抗菌石鹸を使い、寄生虫の駆除を行っている先進諸国ほど発症数が多いことなど。その
疑いは調査を進めるほどに深まってきました。そこに見えてきたのが免疫系の異常反応
でした。そして寄生虫との関連を調べる動物実験が始まります。動物実験で好成績を得
て確信を深めた後に人間に対して寄生虫を使った治療の検討に入るわけですが、慎重を
重ねた結果、選ばれたのが豚鞭虫でした。鞭虫は昔からどこにでもいる寄生虫で、豚の
鞭虫は人体に入れても定着できないので、免疫系には刺激を与えても病的侵害はあり得
ないと考えられたからです。クローン病と潰瘍性大腸炎患者を対象にしたこの治験は、
副作用もなく、好成績を得て 2004 年に終了しました。いくつかの問題がないわけではあ
りません。豚鞭虫が無害だとは言っても、数千個からの豚鞭虫の卵を飲み込まなければ
ならないので心理的な葛藤もありますし、絶対に他の雑菌が混じってはならないので、
豚鞭虫を採取する豚は他の病原体から隔離された特殊な環境で育てる必要があります。
そこへいくと慶応大学病院の糞便微生物移植は大らかなもので、もちろん、慎重で周
到な管理下での実施であることは言うまでもありませんが、とりあえず未知のことは未
知のこととして、善玉菌・悪玉菌・日和見菌を含めて健康者の腸内細菌を病者の腸にそ
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っくり移植してしまおうというものです。抗菌グッズの信奉者にとってはなかなか受け
入れ難いことかもしれません。
糞便微生物移植はどちらかといえば、分析的・部分的な西洋医学に比べて、包括的・
総合的な東洋医学に近いものですが、とは言っても「腸に良さそうだからドクダミ茶で
も飲んでみようか」というわけのものではありません。様々なリスクが考えられます。
下痢や便秘・腹痛などの副作用は当然のことながら現れるかもしれません。最も危惧さ
れることは、既に障害されている腸粘膜に新たな細菌が導入されるために、一過性の菌
血症を生じる可能性があることです。敗血症などは絶対に避けなければならない最悪の
事態です。そのためにドナー(提供者)は慎重に選ばれなければなりません。
提供者としては、親族・配偶者・友人・健常人ボランティアなどが考えられます。感
染リスクが少なく、心理面でも許容しやすいのは生活環境を共有していることの多い親
族と配偶者ですが、腸内細菌叢を一新するという治療目的からすると他人の場合よりも
劣る可能性があります。投与は経鼻胃・十二指腸管や内視鏡を使用します。
患者側の前処置として、移植する腸内細菌叢が定着し易いように、あらかじめ腸管洗
浄剤を投与して既存の腸内細菌を洗い流すとか、できるだけ長く腸内に留まっていられ
るように下痢止めを投与することもあります。さらに、患者の腸内細菌叢をリセットす
るために、移植数日前から抗菌薬を内服する方法もあります。
(順天堂大学病院では、こ
の方式が採られているそうです。
)
いずれにしても実施に当たっては、未知の分も含めてリスクの回避を考えて、衛生面に
於いても、技術面に於いても、近代医学に基づく厳重な管理が必要です。
ところで、腸の細菌は私たちが毎日口から取り入れる食べ物の残り粕を餌にしている
のであれば、私たちが食事を調整することで善玉菌を増やしたり、悪玉菌の働きを押さ
えたりすることができるのではないかと考えられます。腸内で乳酸や酢酸を産生して腸
内細菌群の正常化に貢献している代表のビフィズス菌は、
オリゴ糖を主な餌としているといわれています。
オリゴ糖は低カロリーで甘味の少ない糖類で、ゴボウ
やニンジンなど、同じ野菜でも根の部分に貯えられてい
るそうで、従ってオリゴ糖に関しては葉物ではなく、根
菜類が良いようです。味噌や醤油・酒類の製造に不可欠
な乳酸菌も善玉菌です。悪玉菌が喜ぶのは動物性のたん
ぱく質や脂肪だそうです。要は、繊維類に富んだ根菜類
を多く摂ること。肉類を食べるときは特にこの点に注意
を払うことが大事です。もちろん味噌や納豆・ヨーグルトやチーズなどの発酵食品は欠
かせません。ただし、人間の健康は腸内細菌だけによるものではないので、食事はその
人に合ったバランスのとれたものでなければならないのは言うまでもありません。
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最近、時流に乗じて健康食品やサブリメント、さらに特定保健用食品(トクホ)や栄
養機能食品などの派手な広告が目立ちます。この 6 月からは、企業の責任で健康効果を
表示できる、届け出制の「機能性表示食品」の発売も始まりました。粗悪な健康食品の
淘汰には役立つかもしれませんが、消費者団体など、関係方面からの問題の指摘も少な
くありません。効果のほどはともかく、偏って摂り過ぎるという弊害も考えられますの
で注意が必要です。
「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに
機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。
商品を買う前、摂取する前に、商品に表示されている注意書きや消費者庁の
ウェブサイトに公開された情報をしっかり確認してください。
腸内細菌叢のパターンの乱れと、様々な疾患との関連が明らかになるにつれて脚光を浴
びるようになった糞便微生物移植は、まだ始まったばかりで症例も多くありません。ご
く限られた疾患で、しかもあらゆる治療法にも効果をみることのできない場合に実施が
試みられるという段階です。
しかし、将来においてその効果は、潰瘍性大腸炎やクローン病・過敏性腸症候群など
の消化管疾患にとどまらず、メタポリックシンドローム・糖尿病・自己免疫疾患・自閉
症などに対しても期待が及んでいます。
将来、ドナー(提供者)としての健常者ボランティアが定着したならば、やがて冷凍
保存してバンク化も可能になるでしょう。そうなればドナー選択やスクリーニングの手
間やコストが節約できますし、究極的には、個々の患者に不足している腸内細菌に合わ
せた最適な細菌叢をバンクから選択できるようになるかもしれません。もっと進んで
個々の菌の特定ができるようになれば、必要な菌だけを培養して薬のように使用できる
時代がくるかもしれません。
土を食べろとか、寄生虫の卵を飲めとか言ってい
るのではありません。清潔が悪いとか、不衛生の方
が良いといっているわけでもありません。戦後の不
衛生な環境に育った私などはサントニンという回虫
駆虫剤を飲まされました。太陽が黄色く見えたこと
を覚えています。今では製造禁止になっいるDDT
やBHCなど、日常的に大量に使っていました。そ
のおかげで伝染病や寄生虫病から逃れて生きていら
れるということは紛れもない事実です。でも、私たちは一人では生きていけないという
ことも知っています。腸内フローラの研究は、そういった意味でも私たちに大いなる反
省の機会を与えてくれるかもしれません。
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アメリカの生物学者マーリーン・ズックは腸を生物多様性の豊かな熱帯雨林のような
ものだと言っています。
「カラフルなオウムやサルのように声をあげるわけではないが、
体内の微生物は各々異なる役割を果たし、互いに情報をやりとりしている。
だから、それらのバランスを崩すのは、アマゾンのジャングルを伐採しつくして、雑草
さえも生え難い荒れ地にするようなものだ」
。
腸を熱帯雨林に例えるのは少々行き過ぎと思うかもしれませんが、人体を小宇宙に例
えることを考えれば少しも不自然ではありません。
下痢や便秘から大腸がんまで、腸の疾患は多岐にわたりますが、だらだらと要領の悪
い文章が長引いてしまって個々の病気の話にまで至れませんでした。興味を持たれた方
は家庭医学書などに目を通していただけたら幸いです。
家
庭
医
学
書
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~健康川柳~
我がものと思えど臭しおならかな
細菌だの、寄生虫だの、糞便だの、もういいかげんうんざりしているのに、
「またかよ」
という声が聞こえるようで、どうもすみません。
もう少し品よく、スマートにゆかないものかと頭を捻ってみても、このフレーズがパ
ッと出てきてしまうのです。
「極上の香水は便臭と混合して完成する」と言った人がいる
そうですが、もう少しお付き合いください。
一言お断りしておいた方がよいと思うのですが、この句は私のオリジナル作品とは言
い切れません。記憶は定かでないのですが、ずいぶん前に目にしたものが脳の片隅に残
っていて、今蘇ってきたように思えます。
ご承知のように、おならは消化されなかった食べ物の残りが小腸下部や大腸で、腸内
細菌の作用で分解される際に発生するガスのことで、多くは腸管から吸収されています
が、残った分が肛門から排出されておならとなります。従って発生する量が多いか、病
的に吸収力の低下や腸内細菌の乱れなどがある場合。そうでなくても、高齢になると吸
収力の低下や肛門括約筋のゆるみが起こって出やすくなります。
私たちの小腸には繊維分(セルロースなど)を分解する酵素がありません。大腸へ行
ってから腸内細菌(主に善玉菌と呼ばれるビフィズス菌や乳酸菌)によって分解され、
発酵の際にガスが発生するのですが、このガスは主に水素ガス・メタンガスなどで臭い
は強くありません。しかし、動物性のたんぱく質や脂肪に偏った食事とか、腸内細菌の
乱れなどで悪玉菌が働くと、硫化水素などを含んだ強い腐敗臭が発生します。野菜でも
ニンニクやニラ・玉ねぎや長ネギなど、硫黄分を多く含む食品を多食すると、イントー
ルやスカトールなどの悪臭を放つガスが発生します。
腸内細菌の性状は、生活環境以外でも乳幼児期・小児期・青壮年器・高齢期など年齢
によっても変化します。おむつを替えるのでも、赤ん坊とお年寄りとでは大違いです。
おならの臭いや糞便など、毛嫌いしないで健康管理にでも役立ててみたらどうでしょう
か。
「最近の医学雑誌から」は、紙面の都合で休ませていただきました。
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