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観光立国ショーケースの実現に向けた取り組みを進めています

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観光立国ショーケースの実現に向けた取り組みを進めています
観光立国ショーケースの実現に向けた取り組みを進めています
∼訪日外国人旅行者を地方へ誘客するモデル都市に∼ 釧路市は平成28年1月29日に「観光立国ショーケース」
として観光庁から、石川県金沢市、長崎県長崎市と共に
選定されました。
観光立国ショーケースとは
観光立国ショーケースとは「日本再興戦略 改定2015」(平成27年6月30日閣議
決定)に基づき、多くの外国人旅行者に選ばれる観光立国を体現する観光地域をつ
くり、訪日外国人旅行者を地方へ誘客するモデルケースを形成しようとするもので
す。観光立国ショーケースの意義・目的としては「世界に通用する魅力ある観光地
域づくり」と「訪日外国人旅行者(インバウンド)を地方へ誘客するモデルケース
の確立」となっています。
選定された都市への支援としては「日本版DMO(※)の確立」「観光資源の磨き
上げ」「ストレスフリーの環境整備」「海外への情報発信」と大きく4つの区分の
取り組みなどに対して、関係省庁が連携した施策の集中投入により支援し、多くの
訪日外国人旅行者に選ばれる、観光立国ショーケースの形成を図るものとなってい
ます。
(※)日本版 DMO… 地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成
する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりのかじ取り役として、多様な関係
者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための
戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人。
地域連携DMOと地域DMOに登録
釧路市では複数の市町村(釧路市、弟子屈町)にまたがる区域を管轄する「地域
連携DMO」候補法人として(一社)釧路観光コンベンション協会が、また単独市
町村(釧路市)の区域を管轄する「地域DMO」候補法人としてNPO法人阿寒観
光協会まちづくり推進機構が観光庁に登録されました。
国への要望事項を提出
釧路市では、国等への直轄事業要望事項(17項目)
、市や地元が主体となる事業に
対する支援要望事項(29項目)
、規制緩和要望事項(3項目)の合計49項目の要望事項
を国等へ提出しています。
TEL 31-4549) 問合先 市役所観光振興室( 国等への直轄事業要望事項(17項目)の概要
①釧路湿原国立公園および阿寒国立公園を結ぶロングトレイル・ホーストレッキングルート
の整備など
②阿寒湖畔遊歩道や雌阿寒岳登山道などの整備など
②阿寒湖畔遊歩道や雌阿寒岳登山道の整備など
③「マリモ」「タンチョウ」の国外発信力強化
④再生可能エネルギーの活用や電気自動車など最先端環境テクノロジーの実証展示
⑤阿寒湖温泉地区の温泉熱を利用した公衆トイレの暖房化への実証実験
⑥世界唯一のアイヌアートミュージアムの整備
⑦阿寒湖アイヌコタンを核とする「歴史文化交流ゾーン」の整備
⑧アイヌ文化滞在プログラムの開発など
⑨「アイヌ古式舞踊」等の(仮称)文化力プロジェクトへの参加など
⑩アイヌ文化の普及啓発の推進
⑪釧路空港の民間委託化、クルーズ船大型化に対応した施設等の充実強化、道東自動車道な
どの早期整備、バスなど2次交通網にかかる国際化対応強化など
⑫釧路空港・釧路港などの入国手続(CIQ体制)の整備・充実
⑬個人旅行者の増大に対応した配送サービスの導入に向けた実証実験
⑭世界水準のDMO形成に向けた強化支援
⑮観光立国ショーケース推進に向けた補助金などの支援の充実
⑯観光立国ショーケース推進に向けた起債メニューの創設と交付税措置の強化
⑰観光立国ショーケース推進に向けた民間事業者に対する補助金などの支援や税制上の優遇措
置の実施
市や地元が主体となる事業に対する支援要望事項(29項目)の概要
①阿寒湖と周辺湖沼群の世界自然遺産登録認定に向けた支援
②釧路市湿原展望台木道の整備やサイン類の多言語化など
③認定観光案内所の整備・強化
④災害時緊急時マニュアルの整備
⑤ネイチャーガイド人材の確保・育成
⑥阿寒湖のマリモ展示観察センターや釧路市湿原展望台施設の整備
⑦ランチクルーズや湖上レストランなど阿寒湖上観光遊覧サービスの導入
⑧国際化に対応した消費単価向上支援の充実
⑨阿寒湖畔スポーツセンターのトレーニング機器整備
⑩障がい者にやさしい店舗づくりへの支援
⑪中小商業者の販売力向上に向けた支援や阿寒湖温泉地区の滞在環境整備
⑫阿寒湖温泉地区における観光地域づくり人材確保のための住環境の整備
⑬博物館におけるアイヌ資料展示の充実やアイヌ文化のトータルブランド化
⑭アイヌ文化の土産品などの開発
⑮農林水産省が募集する「食と農の景勝地」への応募や地魚情報の海外発信など
⑯土産品の開発や地元食材を使った食の魅力づくり、海外への販路拡大
⑰釧路空港へのチャーター便増便・国際定期便開設に向けた取り組みの実施や外国人旅行者向
けバスツアーの釧路周遊促進など
⑱「フィッシャーマンズワーフMOO」の魅力づくり
⑲国設阿寒湖畔スキー場コースの整備
⑳阿寒国際ツルセンター・動物園・博物館・こども遊学館の
マイス
魅力向上やスポーツMICEの強化・推進
「フィッシャーマンズワーフMOO」の外国人観光客受入整
備や「阿寒フォレストガーデン」の整備など
地元イベント・スポーツ大会の国際化対応整備
阿寒湖温泉街の景観整備
ワイ ファイ
EGGトイレの多機能トイレ整備、釧路川リバーサイド・山花地区のW i - Fi 整備、国際交
流センターのサイン類などの多言語化整備、電話医療通訳の整備
動物園・博物館・丹頂鶴自然公園などの多機能トイレや Wi-F i、サイン類などの多言語化
整備
釧路市湿原展望台の多機能トイレ整備、マリモ展示観察センターなどのW i - Fi 整備
農村都市交流センター、ふれあいホースパークのW i - Fi 整備
商業施設向け外国語対応スタッフ配置などへの補助、クレジットカード端末の導入促進
SNSを活用した外国人ニーズ調査やプロモーション強化など
規制緩和要望事項(3項目)の概要
①
「国立公園満喫プロジェクト」への選定と「阿寒摩周国立公園」への名称変更
②阿寒湖温泉地区を北海道におけるIR(統合型リゾート)誘致候補地としての位置付け
③消費税免税制度の拡充
観光立国ショーケース市民フォーラムを開催します
釧路市では「観光立国ショーケース」の実現に向けて有識者をお招きし「観光立国ショーケース市民フォーラム」を開催します。たくさんの市民の皆さんのご来
場をお待ちしています。
講演① テーマ
「観光に関する最近の話題」
ご とうてい じ
講師 後藤貞二氏(国土交通省観光庁観光地域振興課長) 講演② テーマ「北海道の観光戦略について」
き もとあきら
講師 木本晃氏(北海道経済部観光振興監)
報告 テーマ
「観光立国ショーケース実現に向けた釧路市の取り組みについて」
たかだま ゆう じ
報告者 高玉雄司(釧路市産業振興部観光振興監)
5 2016 広報くしろ
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2 016 広報くしろ
11月号 日時 11月24日㈭午後6時∼7時30分
会場 ANAクラウンプラザホテル釧路(錦町3-7)3階万葉の間
申込 11月18日㈮までに氏名・連絡先を電話、メールまたはファクスで
TEL 31−4549 問合・申込先 市役所観光振興室(〒085-8505 黒金町7-5 FAX 31-4203 [email protected]
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