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博物館となりの樹林地で蛾の大乱舞が見られます!
平 成 28 年 5 月 19 日 相模原市発表資料 博物館となりの樹林地で蛾の大乱舞が見られます! 現在、博物館(相模原市中央区高根)となりの樹林地でキアシドクガ(ドクガ科)という蛾の大乱舞が見 られます。キアシドクガは、ドクガと名前についていますが、ドクガのなかまの昆虫というだけで、幼虫に も成虫にも毒はありません。1年のうちこの時期だけ発生する蛾です。純白の体に前脚にオレンジ色のオシ ャレでエレガントな蛾です。幼虫はミズキの葉を食草とするため、博物館となりの樹林地に数多く生えてい るミズキに大発生したようです。 キアシドクガは、都市部の公園などでときおり大発生が見られ、ひとたび大発生すると5年ほど続くと言 われています。博物館周辺では4年ほど前から大発生が続いており、今年はこれまでで最大規模となってい ます。 晴れた朝、ミズキの木のまわりを無数に飛び交うキアシドクガは夢幻の世界を見ているようです。大乱舞 はこれから1週間から10日ほど見られる見込みです。 ニジキジの体羽 キアシドクガの蛹 純白のキアシドクガ ナミハンミョウ 名前の由来となっている黄色い前脚 問合せ先 相模原市立博物館 電話:042-750-8030 対応責任者:秋山幸也