きのこ栽培技術研修会を実施しました。[PDF/642KB]

食用きのこの知識の普及、栽培技術の習得、生産意欲の向上及びきのこ栽培を通じて間伐材の有効利
用を図ることなどを目的としてきのこ栽培技術研修会を実施しました。
県民だより２月号への掲載、管内市村・森林組合及び林業研究グループメンバーへの通知、ホーム
ページ等で参加者を募集した結果、当日は８４名の方々が研修会に参加されました。
１．日 時 平成２４年３月１０日（土）午前９時３０分～午後３時３０分
２．場 所 宇陀市榛原高井６１２番地 たかぎふるさと館
３．主 催 奈良県東部農林振興事務所
４．共 催 宇陀林業振興協議会
５．内 容 ①講義 「きのこ栽培で森と木を活用」（講師：奈良県森林技術センター研究員）
②実習 原木への植菌（ナメコ、ムキタケ、タモギタケ）
きのこ栽培に関する講義
それぞれのキノコの植菌の仕方、
原木の選び方、栽培方法などにつ
いて、森林技術センター特用林産
担当主任研究員が講義
全体説明、きのこ植菌実習
きのこを植菌するにあたって
注意事項と手順の説明。
専用のドリルで原木に穴を
あけ、きのこの菌を埋め込
みます。
針葉樹への植菌
ナメコは針葉樹のヒノキに植
菌しました。針葉樹への植
菌はキノコの種類が限られ
るが、人工林整備（間伐）に
繋がります。
ヒノキ間伐材から出たナメコ
参加者の皆様からは大変好評をいただきました。
今後もこのような研修の機会を設け山村の活性化及び森林林業の理解醸成を図っていきます。
参加者の感想（アンケートより）
・間伐材のヒノキを再利用するナメコ栽培は興味深く受講できた。（５０代～６０代男性）
・ヒノキ間伐材で植菌できる事を教えてもらい今後おおいに栽培したく思いました。（７０代以上男性）
・地域の特産品になるよう頑張ります。（５０代～６０代男性）
・全く初めてでしたが、わかりやすい説明と指導で植菌が出来ました。ありがとうございました。（５０代～６０代女性）
・ヒノキ材に入れたナメコのあがりが楽しみです。（７０代以上女性）
・植菌後の栽培技術等をもっと詳しく教えていただきたい。（５０代～６０代男性） ほか、多数の意見をいだきました。