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こ れ か ら の 理 科 教 育

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こ れ か ら の 理 科 教 育
教育ほっとにゅーす
教育ほっとにゅーす
梶田 叡一
人間教育研究協議会代表・
全国的な学力調査に関する専門家会議座長・
中央教育審議会前副会長
︵教育課程部会前部会長︶
村山 哲哉
国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官・
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
学力調査官
これからの理科教育
新 学 習 指 導 要 領の先 行 実 施 を含 めると4年 目に入 り ました。
今 回の改 訂では、
﹁ 理 数 教 育の重 視 ﹂が大 き な特 徴で す 。
理 科 教 育の現 状 とこ れ からの展 望 を、
す 。そこをしっかりふま えて、言
* 言語活動の充実をどう
*
具現化するのか?
見 方や考 え方 を育てていただき
語 を 道 具にしながら、子 どもの
梶田叡一 先 生 、村 山 哲 哉 先 生に語っていただき ました。
*
* 理科では
﹁問題解決﹂
が
大切です
たいと思います。
語を教え込んでいるようでは、
ど
うにもなりません。
村山 いまは情報過多の時代で
すから、
子どもは情報としてはい
ろいろなことを知っています。
の充実という理科でいちばん重要
て実験させないと、
実験で本気に
以前から問題解決の形式化が
課題となっていました。問題解決
ことをしないのです。最初から結
算 数 と理 科は、その2年 前から
きな問題だと考えています。
果がわかっているような態 度で、
だいたい100℃ぐらい
水は、
で沸 騰 するということは学 習 す
梶 田 具 体 的に言 語 活 動 と観
察、
実験がどのような関係になっ
そ ういう 見 方 を して し まいま
な活 動がおろそかになってしまっ
ているのですか。
す。もう少しワクワク、
ドキドキ、
を通して実 感 を伴った理 解に迫
村山 言語を中心に教えようと
しています。本 来は、物 事 をとら
心が揺れ動くような授業をして
先 行 実 施されました。そう 考 え
え、
どう言語化していくかを考え
ほしいですね。
る前から知っています。ところが、
る、
いわゆる研究が苦手のようで
るべきですが、言 語に当てはめて
ています。言語活動が中心のよう
す 。学 生 も 指 導 者に研 究テーマ
物事をとらえようとします。アプ
梶 田 昔の理 科の熱 心 な 先 生
は、
発問や事実を提示したり、
活
るように、
強く意識していただく
を決めてもらうそうです。こうい
ローチの仕 方が逆なのです 。言い
動して何かに出合わせたりして、
ると、
理科はもう4年目ですね。
削られたところがかなり 補われ
う 実 態 をふま えて、小 学 校の段
方を教えるけれど、
言わせる前の
概 念 砕 き をよく 行いました。子
自 分の考 えを入れて時 間 を追っ
ました。そして系統性をふまえ、
階から﹁ 自ら﹂という ところを大
中 身をどう とらえるかを考 えさ
どもが自分の中で﹁わかっている﹂
な 授 業が組 まれていることが大
小 中一貫したつながりが意 識さ
事にしていく必要があります。
せていないのです。理科にとって言
﹁知っている﹂と思っていることが、
ことが大切です。
れて改訂されました。
梶田 収束的思考は訓練されて
います。しかしそれだけでは新た
語活動はあくまでも手段です。
理科のレベルが上がり、中身が増
理 科では 問 題 解 決 が 大 切で
す。まさに生 命 線 といってもよい
な問 題 意 識は出てき ません。拡
るために揺さぶり をかけること
えて、インターナショナル・スタン
でしょう 。子 どもが問 題 意 識 を
散 的 思 考が大 切です 。このこと
梶 田 そ うです ね。われわれは
体験の経験化という言葉をよく
が大切ですね。
村山 今回は時間数、内容が増
えて、前 回の改 訂︵ 平 成 年 ︶
で
実はそうではないことに気づかせ
なりません。現象をじっくり見る
見いだして、
観察や実験などの体
から、
あれも言 える、
これも言 え
使いま す 。実 験や 観 察の結 果 を
梶 田 問 題 を 見いだすことと、
自主的に取り組むことが大切で
験を通して学ぶことが言語活動
る、というようにアイデアをどん
どのように言 語 を 用いてき ちん
村 山 ﹁へーっ、そ うだったのか﹂
﹁こんなことがあるのか﹂というワ
ダートに近いものになりました。
によって成立する教科です。です
どん膨らませていく 訓 練が必 要
とした認識にしていくか。これが
クワク、
ドキドキ、
つまり驚きがな
すね。
から、理 科の教 科 性は自 分で実
です 。そのことを 理 科で意 図 的
体 験の経 験 化です 。初めから言
全 国 的に指 導されていて、
いかが
験 して 自 分で 見て 事 実 を とら
に取り入れるとよいですね。
聞かせいただけますか。
え、
データをつくることにありま
ですか。まず、
全般的なお話をお
村 山 理 科では、言 語 活 動の充
実が意識されすぎて、
観察、
実験
村山 哲哉
梶田 叡一
むらやま てつや*東京都生まれ。東京学芸大学教育学部
卒業。東京都公立小学校の教諭・副校長、東京都教職員
研修センター担当係長、東久留米市教育委員会指導主
事、墨田区教育委員会統括指導主事を経て、2009年から
現職。編著には、
シリーズ『たのしい!科学のふしぎ なぜ?どう
して?』1年生・2年生・3年生
(高橋書店)
、
『 小学校理科 事
例でわかる!子どもの科学的な思考・表現』
(図書文化)
、
『わ
かる!小学校理科授業入門講座』
(文溪堂)
など、
多数。
かじた えいいち*松江市に生まれ、
米子市で育つ。京都大学文学
部哲学科
(心理学専攻)
卒業。文学博士。国立教育研究所主任
研究官、
大阪大学教授、
京都大学教授、
京都ノートルダム女子大
学学長、兵庫教育大学学長、環太平洋大学学長を歴任。現在、
(学)
聖ウルスラ学院理事長、
(学)
松徳学院理事長など。著書に
は、
『新しい学習指導要領の理念と課題』
(図書文化)
『
、現代っ子
ノート』
(東京書籍)
『
、教育評価』
(有斐閣)
『
、基礎・基本の人間教
育を』
『自己を生きるという意識』
(金子書房)
など、
多数。
村 山 最 近の学 生 も 社 会 人 も
問 題 を 自 ら 堀 り 下 げて追 究 す
梶田 新しい教育課程は平成
年4月から実 施されましたが、
23
08 *
これからの理科教育
これからの理科教育
* 09
10
教育ほっとにゅーす
教育ほっとにゅーす
ら怖がります。でも﹁口が違うの
よ。手に乗せていてチカッとした
いと、観 察や 実 験 も 本 気になり
梶田 教科書どおりに決められ
たことを決められた手順でなぞっ
ら 刺 す 毛 虫 だ よ ﹂。子 ど も は
ません。
ているだけでは、
観察や実験もお
﹁ワーッ﹂となります。
ではないか﹂ 色「が違うはず な」ど
いろいろ言いま す 。
﹁ 簡 単 なんだ
もしろくなくなります。
村 山 子どもたちは、驚 き ます
よね。
い。そのためにはこの時期の、
この
習でした。昆 虫は頭 と腹に分か
村山 ある学校で授業を見せて
もらいました。3年生の昆虫の学
*
村 山 今 年の5月、金 環日 食が
あり ました。金 環日 食の知 識は
木にいる毛 虫なら絶 対に刺さな
れていて、足が6本 あるから、そ
梶田 いまは、
毛虫の近くに寄れ
ない子も多い。だから短時間でも
あっても、
みんな実 物 を見たいの
い、
よい観察材料だとわかっている
れを調べてみよう ということで、
* 理科の時間は、
ワクワク、ドキドキ
で す 。本 当 に 見 る と 感 動 し ま
のです。
よいから手の上に乗せてあ げた
す。現象を見るとは、
そういうこ
がら授業をしていました。
昆 虫でないミミズなども 入れな
となのだと思います。
﹁よく 見てごらん。この毛 虫は
後で○○になる幼虫で絶対に刺
さないから大 丈 夫 。だけ ど刺 す
が、
で も よい授 業 だ と 思いま し
た。その子はよく 観 察していて、
らです。その場で正解がなくても
梶田 こんな観 察の授 業 を思い
出し ました。観 察の指 導がとて
毛 虫 もいるから、調べないで手に
虫ではないね と
」 言いました。な
ぜ か という と 、
﹁ カマは 手 だ か
よい、
クエスチョンがあることがと
刺 す 毛 虫 と刺さない毛 虫がいる
す。
﹁よく 見てごらん。毛 虫には
よう と
」 言って、先 生が自 分の手
に乗せてみる。子 ども も 乗せま
虫かわいいでしょ。手に乗せてみ
う ﹂。子 ども も 見つけ ま す 。
﹁毛
ではない、
ワクワク、ドキドキの、
思っていることを追体験するだけ
ならないのです。既に知っていると
虫 との触れ合いから導 入して
います。こうすれば、言葉主義に
に聞きに来なさい﹂。
た。それで先 生も困っていました
﹁カマキリは昆虫ではない﹂とい
うのは、すごい説 だ と 思いま し
だ と
」納 得しません。それでクラ
ス中で大論争です。
上を向いている。これは絶対に手
エスチョンでいろんな昆 虫 を見 ま
す。その子は、
そのことがずっとク
村 山 ﹁ あし ﹂は﹁ 足 ﹂であると
考 えがちですが、
ここでは﹁ 脚 ﹂、
梶田 ﹁足が6本あるのが昆虫﹂
という点が、
問題ですね。
自 分の見 方 を大 切にしているか
も 上 手な先 生の話です 。近 くの
乗せてはいけないよ。毛 虫がいた
ら﹂。先生が﹁カマも地面につくの
カマキリは昆
子 どもが 先
「 生、
公園へ行って、﹁この木を見てごら
ら、ま ず 図 鑑で調べてごらん。よ
ても大事です。
がいるよ。よく見よ
ん。毛虫︵※1︶
くわからなかったら先生のところ
ではないか﹂と言ったら、ぼ「くは
見たことがない。図 鑑でもカマは
けれど、どこで見 分 けるかな﹂。
観察の時間になっていきます。
しれない。授 業 をされた先 生に
す 。いずれ昆 虫 博 士になるかも
を比べる。後のもののほうが少し
さと燃やした後の灰や炭の重さ
何 かを 燃やして、燃 える前の重
際水準にほぼ戻りました。
がっていき、
算数・理科は本来の国
回の学 習 指 導 要 領の改 訂につな
梶田 理 科の心 というか本 当の
自 然 科 学の大 事さを、
ようやく
も大事です。
体 を 支 えるものだということで
そうすると手の上に乗っているか
は、
そんな話 をさせていただいて
*
*
全国学力・学習状況調査に
﹁理科﹂
が加わった意味
きました。
全 国 的に徹 底できるようなって
重くなります。
﹁何か飛び出して
いるのだったら軽くなるはずだけ
のですね。
元気づけてきました。
ど、軽 くならないね ﹂という とこ
村 山 移 行 期 間は、
その危 機 感
から先行実施ということになった
自分で見て、
* 理科では、
ろにもっていかないといけません。
考えていく構えが大切
*
梶田 そのために教科書会社に
も補充教材を用意してもらいま
酸素との化合なのですね。
科そのものの本 質である自 然 科
本当に大きいと思います。
村 山 今 回 、全 国 学 力・学 習 状
況 調 査に理 科が加 わったことは
度強調しないと、
這い回る体験主
した。内容もさることながら、理
梶田 ﹁ 子どものこだわり ﹂
﹁子
どもの体験﹂は大切にしないとい
学的な探究ということをもう一
村山 梶田 学校によっては、
言語活動
とは話し合いのことだと誤解して
けません。でも、理科は一方で何
千 年の自 然 科 学の歴 史を背 負っ
という 構 えをつくっていかないと
OECD生徒の学習到達度調査 経済協力開発機構OECDによる国際的な
生徒の学習到達度調査。
※2 PISA調査
います。理科の授業でやたらと話
し合いをさせ、話し合いそのもの
義になってしまいます。
話し合いで盛り上がるのはいいの
しだと話 していま す 。多 数 決の
ています。そこにどのように着地
ですが、
﹁いろいろ考 え 方がある
論 理は通 じない。実 証 性 をもて
が目 的 化していることがあり ま
村 山 授 業 が 理 由づけ 大 会に
なっています︵笑︶。そうではなく
ね。でもそれを確かめてみよう﹂
ば、
たとえ一人の意見でも通るの
梶田 当初の調査は算数と国語
だけでした。PISA調 査︵ ※ ︶
科 学 的 証 拠に基づいてどう 説 明
と 言って、確 かめ を す るのが 科
が科 学の世 界です。そのために、
させるかが指 導では大 事です 。
するか。事象をどうとらえ、
科学
学、
サイエンスです。
す。
的 証 拠 としてど う も ち 出 す か
実 証 性 を 身につけることがとて
村 山 だから、問 題 解 決は体 験
を言 語 化していくことの繰 り 返
が、
理科ではとても大事です。
村山 言われたことを聞いて﹁な
るほど﹂ではな く 、
﹁ 本 当だろう
﹁ 何かがパチパチと飛び出してい
いけません。そうでないと科学技
か。やってみなければわからない 」
る﹂と言います。それをそのまま
術は発展しないのです。
きな危 機 感でした。そ うして今
10 *
これからの理科教育
これからの理科教育
梶 田 物が燃 えているところを
観 察させると、多 くの子 どもは
にしていたら間違いです。
梶田 それが、科 学 技 術 をささ
える 人 材 育 成 を 議 論 し た 平 成
年の教育改革国民会議での大
村山 燃素説の話ですね。
梶 田 ﹁ そ う 見 えるけれど﹂と
言って、
デモンストレーション実 験
をやって見せる。ビーカーの中で
2
※1 毛虫 チョウやガの幼虫のうち、毛の多いものを俗に「毛虫」
と言います。毛の少ないものは
「芋虫」ないしは「青虫」
と言います。毛虫は人を刺すことで嫌われていますが、人を刺
す種類は意外に少なく2%くらいです。でも、刺す毛虫が少ないからと油断は禁物。
刺さない毛虫としては、校庭や公園などでよく見かけるものでは、
「マツカレハ」
(マ
ツやヒマラヤスギにつく)
や「ウスバツバメガ」
(サクラにつく)
の幼虫がいます。
* 11
12
教育ほっとにゅーす
教育ほっとにゅーす
を感じながら天気を考 えていく
習 も 実 際に外に出て湿 度、気 温
一つ目は﹁ 系 統 性 ﹂です。例 え
ば、 1 の物の重 さ と物の溶 け
こ と が 大 切 で す 。例 え ば 、
は初めから理科と算数・数学、
国
語です。理 科は算 数 とも国 語 と
方 。⑴で氷 砂 糖 を 砕いたら重さ
梶 田 そ う なるとよいです ね。
最後に、
これだけは念頭に置いて
なっていることと、
日 本は科 学 技
しかし、国 際 教 育のターゲットに
村 山 ﹁ 国 語 、算 数 があればよ
い。理 科 まで調 査 する必 要があ
した。
分なので、
やっぱり必要となりま
いう 学びの土台になる大 事な部
ジュースの問題です。
二つ目は﹁日常生活﹂に着目す
る問 題 も 入れていま す 。⑷の梅
いきます。
学での水溶液の問題につながって
う なるのか︵5年 生 ︶。さらに中
いたものを溶かしたら重さはど
はどうなるのか
︵3年生︶
。⑵で砕
います。授業改善の方策につなが
につけていきたい能力を意識して
PISA調査
これらの問題は、
を参 考にこれからの子 どもたち
意識しています。
的な証拠、
データを集めることを
います。実 証 的 ということ、科 学
グラフを考えさせる問題が入って
⑷・⑸に、雲を選ぶ問 題や気 温の
子どもたちに自分で実際にや
らせてみることです 。言 語 活 動
が多いです。
ばなりません。それができない子
いろいろ確かめてみたりしなけれ
ケットの豆電球が緩んでいないか、
くなったときに何 もできない。ソ
村山 豆電球の回路の構造をわ
かっているけれど、実 際に、
つかな
ありましたらお願いします。
指 導いただきたいといったことが
術の恩 恵 を受 けて発 展している
三つ目は﹁ 観 察・実 験の充 実 ﹂
を意図しています。例えば、
虫眼
ん。これが大事です。
いころから 養 わないといけ ま せ
んの土台になる。この認識を小さ
梶田 その中で実証的な形で探
究する。これが科学技術のいちば
間を意 識できるようにしてほし
ども自身がもっと方位、時間、空
もに使わせていないようです。子
場 面があり ますが、実 際に子 ど
は、
3年、
4年、
5年の学習で使う
難 しかったようです 。方 位 磁 針
知識としての技術ですが、
やはり
大切にしたいこと
* これからの理科の授業で
でもないことになります。
が言語活動だと誤解してはとん
るわけです 。結 論 を 教 えること
論です。それを言 葉で概 念 化 す
出てくる判断が自然科学的な結
梶 田 追 究して、その結 果 をま
とめ、実 証 的なデータに基づいて
れを頭の柔軟な小学校の段階か
梶 田 柔 軟な思 考 法 、
同 時に実
証 性を伴った、堅 実な思 考 法、
こ
築してほしいと思います。
学ぶことも 忘れないで授 業 を構
教育課程調査官、学力調査官
教師として最低限必要な理科的知識を掲載
小学校理科の各学年の学習内容について、
わかりやすく解説
理科の指導力を向上させる、授業で役立つ情報が掲載
村山﹁理科は苦手﹂と言われる先
村山 哲哉
︵編集部︶
最も大切なところですね。
ものです。そこが小学校の理科で
ら子どもたちにマスターさせたい
を 大 切にしながらも、体 験から
村 山 ま ず 自 分で見ていく 、考
えていく 構 え を、理 科 を 通 して
いです。こういう 問 題がきっかけ
いま理科教育で課題になってい
ること、
その解 決 方 法について示
研究センター研究開発部
検索
ぶんけい 教育コラム
も違って、実 証 的に学んでいく と
国の一つだということを、もう一
鏡や方位磁針の使い方を取り上
形成していきたいと強く思ってい
になればいいですね。
生 が 多いです 。やら ず 嫌いなので
唆に富んだお話 をいただき まし
国立教育政策研究所教育課程
⑴の方位磁針も
ます。
梶田 方 位 磁 針、
これは人 類の
知恵ですね。これであの大航海が
す。やってみると楽しいです。子ど
た。ありがとうございました。
るのか?﹂という 声があります。
度考えていかないと危ういことに
げています。
梶田 理 科の調 査 問 題 作 成で、
特に意図されたこと、
工夫された
できるようになったのです。
もたちと一緒に授業で学んでいく
教育課程課教科調査官
*
ことを教えてください。
ことで、
苦手感を克服できます。
ればと思っています。
なると思います。
B5判 216頁 定価2,310円
(税込)
村 山 身 近な気 象 現 象 も 今 回
の改訂で充実させました。この学
文部科学省初等中等教育局
梶田 叡一先生の教育コラム開設!
h t t p : / / w w w. b u n k e i . c o . j p
4
村 山 次の三つを 意 識 し ま し
た。
理科の楽しさを
感
その本質が学 じ
べる
4
編著
大好評
理 科 の 指 導がわかる、自信がもてる
発売中
12 *
これからの理科教育
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