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平成24年度 住宅リフォーム実例調査 報 告 書
平成24年度 住宅リフォーム実例調査 報 告 書 平成 25 年 3 月 ォーム推進協議会 目 Ⅰ.調査の概要 次 ------------------------------------------------------ 1 Ⅱ.調査結果の分析 -------------------------------------------------- 3 今年度調査結果の特徴 --------------------------------------------- 3 〔 調査票A 〕 第1編 世帯・住宅の基本属性およびリフォームの実例 1.世帯・住宅の基本属性 ------------- 8 ----------------------------------- 8 (1) 施主の世帯属性 --------------------------------------- 9 (2) 住宅の基本属性 --------------------------------------- 10 2.リフォーム工事の概要 ----------------------------------- 12 3.リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 【 参考 】今年度調査のおける世帯・住宅の基本属性等の特色 第2編 世帯・住宅の特徴とそのリフォーム内容/クロス集計 1.世代によるリフォームの特徴 (1) 施主の年齢別 ------------------------ 37 --------------------------------------- 37 --------------------------------- 44 ------------------------------------------ 47 3.その他のクロス集計によるリフォームの特徴 (1) リフォーム契約金額別 (2) 地域別 ------- 29 ---------------------------------------- 30 (2) 当初の住宅の取得方法別 (3) 工事の種類別 ------- 23 ----------------------------- 29 2.住宅の属性によるリフォームの特徴 (1) 住宅の築年数別 ------ 16 ----------------- 49 ---------------------------------- 49 ------------------------------------------------ 55 〔 調査票B 〕 第3編 住宅リフォーム支援策や東日本大震災に関する事業者の意識 --- 56 (1) リフォーム工事の実施状況 -------------------------------- 57 (2)リフォーム工事に関する税制優遇措置について ---------------- 58 (3)復興支援・住宅エコポイントについて ----------------------- 61 (4)その他の住宅リフォーム支援策について --------------------- 66 (5)東日本大震災の影響について ---------------------------- 68 (6)その他(消費税率アップの影響、用いている契約書式)------- 72 Ⅲ.資料・調査票 ---------------------------------------------------- 74 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― Ⅰ.調査の概要 1.調査の目的及び概要 本調査は、住宅リフォームに係る実態の経年的な把握を目的としたものある。今年度は、平成 15 年度から継続して実施している“住宅リフォームの工事ごとの内容”についてのアンケート調 査(調査票A)とともに、施工業者の“住宅リフォーム支援策の利用状況や意向等”についての アンケート調査(調査票B)を併せて実施した(調査票Bの実施は、平成 21 年度、平成 23 年度 に続き三度目の実施である)。 調査の項目・内容は、前回の調査票から部分的な見直しを行っており、今年度は、 「復興支援・ 住宅エコポイント」導入後の期間が対象であったため、「復興支援・住宅エコポイント」の活用 実態や評価などについての質問を加えて調査を行った。 2.調査の方法 会員団体の事務局を通じて、各団体所属事業者に 2 種類のアンケート票(調査票A、調査票B) を配布し、郵送・FAX・E-mail で回答を得た。 ① 調査依頼団体 ・一般財団法人 経済調査会 ・一般社団法人 マンションリフォーム推進協議会 ・一般社団法人 日本増改築産業協会 ・社団法人 日本木造住宅産業協会 ・社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 ・全国建設労働組合総連合 ・社団法人 全国中小建築工事業団体連合会 ・社団法人 全日本不動産協会 ・一般社団法人 日本塗装工業会 ・一般社団法人 リビングアメニティ協会 ・キッチン・バス工業会 ・一般社団法人 日本左官業組合連合会 ・全国管工事業協同組合連合会 ・社団法人 プレハブ建築協会 ・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 ・公益社団法人 日本建築士会連合会 ・一般社団法人 JBN ② 調査対象 調査票 A:平成 23 年 11 月~平成 24 年 8 月の住宅リフォーム工事の施工完了物件 調査票 B:リフォーム事業者(実績件数は平成 23 年度) ③ 調査内容 調査票A:住宅リフォームを実施した消費者の家族構成や目的、工事内容、契約金額、融資の 利用、優遇税制や補助金の利用等 調査票B:各種支援制度の利用状況や意見、今後の要望、復興支援・住宅エコポイントの評価等 ④ 調査期間 平成 24 年 9 月に関係団体へ発文(調査票の発送)、平成 24 年 11 月末に回収を締め切った ⑤ 回収状況 調査票A:有効回答数 1,529 票(有効回答率 25.2%) 調査票B:678 票回収(有効回答数 678 票) - 1 - 3.集計項目 ① 調査票A (A-1)施主の年齢 (A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者との関係 (A-3)住宅に居住する世帯の世帯主年齢 (A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯の家族構成 (A-5)家族の数 (B-1)リフォームを行った住宅の所在地 (B-2)リフォームを行った住宅の種類 (B-3)リフォームを行った住宅の築年数 (B-4)今回のリフォームを行うまでの居住期間 (B-5)リフォームを行った住宅の取得方法 〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者 (C-1)リフォーム工事の着工年月 (C-2)リフォーム工事の竣工年月 (C-3)リフォーム工事の種類 (C-4)①リフォーム工事の目的 ②工事の内容 ③ "住宅設備の変更"の内容 (D-1)①契約金額および自己資金、借入金、補助金 ② 借入金内訳 (D-2)リフォーム工事契約時の住宅ローン (D-3)税制優遇措置や公的な補助を利用 (D-4)復興支援・住宅エコポイント制度の利用の有無 ①エコリフォームの対象となる工事 ②エコリフォーム対象工事の工事費用 ③エコリフォームの発行ポイント数 ④ポイントの交換の内容 ⑤即時交換として工事費用に充当したポイント数 ⑥即時交換対象工事として実施したもの ⑦エコポイントの利用による工事費の増額 (D-5)リフォーム瑕疵保険の加入状況 (D-6)住宅履歴情報の登録状況 (D-7)インスペクション(事前の建物調査)実施状況 ② 基本集計 クロス集計 (B-2)住 (A-1)施 (B-1)住 (B-3)住 (B-5)住 (C-3)工 (D-1)① 宅の種類 主の年齢 宅の所在 宅の築年 宅の取得 事の種類 契約金額 地(地域) 数 方法 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 調査票B 基本集計 クロス集計 (E-1)地 (E-2)住 (E-2)リ (E-2)復 フォーム 興支援・ 域 宅リ フォーム 実施状況 住宅エコ ポイント 工事年間 申請実績 件数 (E-1)事業所所在地 (E-2)住宅リフォーム工事年間件数 ① 耐震改修工事の件数 ② バリアフリー改修工事の件数 ③ 省エネ改修工事の件数 ④ 住宅エコポイントの申請件数 ⑤ 復興支援・住宅エコポイントの申請件数 (E-3)①税制優遇措置の内容認知 ②税制優遇措置の営業での活用 ③制優遇措置のリフォームを促進上の効果 (E-4)①復興支援・住宅エコポイントの認知状況 ②認知経路 ③ユーザーの復興支援・住宅エコポイントの認知状況 ④リフォーム促進上の効果 ⑤ポイント発行の対象とならない期間の影響 ⑥予約制度についての認知 ⑦予約制度によるリフォーム施工への影響 ⑧即時交換分が半分になったことによる影響 ⑨代理申請の実施状況 ⑩復興住宅エコポイントの良い点 ⑪ポイント発行対象工事に加えて欲しいもの (E-5)トータルプランの認知度 (E-6)住宅リフォーム政策の要望 (E-7)①東日本大震災による事業運営への影響 ②東日本大震災による消費者意識への影響 (E-8)消費税率アップの受注活動への影響 (E-9)用いている契約書 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● (E-3)① 税制優遇 措置の認 知状況 (E-4)① 復興支 援・住宅 エコポイ ント認知 状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 4.調査結果を読む上での留意点(調査票Aについて) 本調査は、リフォーム事業者が、自社の受託実績から任意で対象物件を選び、施主に代わって回 答するものであり、その手法の特性を鑑みると、事業者は自社の代表物件や回答しやすい物件(設 問に対する選択肢として挙げている性能向上を伴うリフォーム工事を実施した例など)を適宜選ん でいると考えられる。このため、結果的に、本調査のサンプルは、工事の内容及び金額面で平均的 なリフォーム工事よりも大型物件にシフトしていると考えられる。また、設問には、リフォームの 目的、税制優遇措置等の利用状況など、事業者が回答するにはやや難しい内容も含まれており、こ れらについては、あくまでも事業者が分かる範囲で回答したものである。 - 2 - Ⅱ.調査結果の分析 今年度調査結果の特徴 1.戸建ての若い世代では、住み替えによるリフォームニーズがみられる リフォーム工事の目的は、前回(H23 年)調査と同様、 “使い勝手の改善”や“住宅・設備の老 朽化対応”が上位である(p26 図 10 参照)。リフォームの目的を年代別にみると、高年代では、 “住宅・設備の老朽化”や“老後への備え・高齢対応”などが多いが、戸建ての若年代では“2世 代同居など他の世帯との同居に対応するため”や“中古住宅の購入に合わせて” 、 “相続等により 住宅の所有者が入れ替わったため”などでの比率が高く、“住み替え”によるリフォームニーズ がみられる。また、マンションの 30 代以下では“中古住宅の購入に合わせて”が 50%と高い比 率となっている<図 1>。 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 41.7 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 56.0 55.9 60.4 64.4 56.2 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 55.9 64.4 61.7 66.0 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 29.8 34.6 42.7 43.8 30.1 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 10.7 22.8 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 15.5 14.2 6.5 6.9 5.9 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 6.0 3.9 6.2 8.1 4.6 地震による被害の補修のため 3.6 3.9 4.0 4.8 3.3 0.0 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 3.6 1.6 2.5 1.9 2.0 その他 2.4 6.3 3.7 3.1 1.3 0 16.7 14.9 12.8 18.9 2.1 3.5 1.8 0.0 0.0 1.2 1.8 21.4 50.0 23.4 中古住宅の購入に合わせて 11.6 4.5 2.8 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 0.0 2.3 3.6 0.0 地震による被害の補修のため 30代以下(n=84) 2.1 0.0 0.9 40代(n=127) 6.0 3.1 2.8 1.7 0.7 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 36.9 0.0 0.0 0.0 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 10.6 20.9 0.9 6.0 6.3 12.1 10.4 5.2 10.2 25.5 26.7 18.9 0.0 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 35.6 44.8 49.7 17.9 23.6 15.8 9.8 7.8 1.9 1.7 0.7 70.9 73.0 13.9 防犯性能の向上を図るため 中古住宅の購入に合わせて 58.3 55.3 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 25.0 18.9 22.9 23.8 28.1 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 77.8 63.8 61.6 70.3 50代(n=323) 4.3 2.3 0.9 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 60代(n=480) 70代以上(n=153) 空き家になっていた住宅の活用を 図るため (%) 20 40 60 80 0.0 0.0 50代(n=86) 60代以上(n=111) 2.3 3.6 2.8 8.5 3.5 1.8 その他 100 30代以下(n=36) 40代(n=47) 0.0 0 20 (%) 40 60 【 戸建て 】 【 マンション 】 <図 1> リフォーム工事の目的 施主の年代別(複数回答) - 3 - 80 100 2.戸建ての 500 万円を超えるリフォームから、性能向上の比率が高まる 工事の規模(契約金額)別にリフォームの目的をみると、戸建てで 500 万円を超えるリフォ ームでは、“省エネ化”“高齢化対応”“耐震性等安全性の向上”などの性能向上リフォームの比 率が一気に高まる。また、マンションでは、“中古住宅の購入に合わせて” 300 超~500 万円以 下のリフォームを行っている<図 2>。 500 万円を越えるリフォームの工事内容としては、戸建て、マンションともに“内装の変更”、 “住宅設備の変更”の比率が高いが、戸建てでは“間取りの変更”“室内建具の変更”などが 5 割を越え、マンションでは、“間取りの変更”“室内建具の変更”“収納スペースの改善”の比率 が 7 割を越えている<図 3>。 45.0 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 53.7 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 25.9 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 25.1 11.5 15.8 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 6.0 7.7 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 3.1 7.2 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 2.9 3.8 37.3 35.9 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 0.0 その他 63.6 67.1 52.1 49.9 13.4 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 13.4 0.0 0.0 8.7 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 300超~500万円以下 (n=209) 20 40 60 80 20.4 24.2 40.7 17.9 地震による被害の補修のため 0.0 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 0.0 0.0 1.1 その他 100 300万円以下(n=127) 300超~500万円以下 (n=54) 5.3 1.6 3.7 2.1 3.9 3.7 3.2 空き家になっていた住宅の活用を 図るため (%) 35.8 1.6 1.9 3.2 0.8 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 300万円以下(n=382) 25.9 0.8 1.9 4.2 0.8 1.9 1.1 5.5 防犯性能の向上を図るため 15.1 24.1 32.6 1.1 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 500万円超(n=535) 0 75.9 72.6 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 77.8 85.3 63.8 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 20.9 4.3 1.0 2.9 2.6 5.0 3.8 2.1 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 49.6 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 75.5 35.7 13.8 2.1 5.7 4.7 2.4 3.8 10.8 4.2 4.3 4.5 0.8 中古住宅の購入に合わせて 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 57.9 500万円超(n=95) (%) 0 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 【 マンション 】 <図 2> リフォーム工事の目的 契約金額別(複数回答) 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 54.7 34.2 22.2 13.7 床・基礎への断熱材の設置工事 3.0 壁、柱等の主要構造部の改修 4.2 広さの変更 5.2 防犯性能強化 3.9 耐火性能強化 防音工事 その他 0 36.8 12.2 段差の解消、手すりの設置 36.8 2.2 防音工事 24.3 防犯性能強化 22.2 500万円超(n=95) 1.1 1.1 (%) 20 40 60 80 【 マンション 】 (%) 80 500万円以下(n=181) 3.2 0 500万円超(n=535) 60 10.5 0.0 その他 500万円以下(n=591) 40 42.1 8.8 居室の用途の変更 30.7 27.7 20 53.7 13.8 窓ガラス・窓サッシ等の改良 29.3 14.8 6.4 11.0 0.8 4.7 0.7 4.3 4.9 3.2 太陽光発電・温水器の設置 72.6 15.5 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 32.3 5.1 屋根・天井への断熱材の設置工事 72.6 22.1 収納スペースの改善 48.8 8.3 耐震補強工事 24.9 室内建具の変更 35.0 3.9 外壁への断熱材の設置工事 75.8 57.0 49.7 7.3 97.9 22.7 間取りの変更 55.0 12.5 居室の用途の変更 66.2 55.1 14.0 室内建具の変更 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 収納スペースの改善 72.9 住宅設備の変更 67.1 28.6 窓ガラス・窓サッシ等の改良 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 段差の解消、手すりの設置 98.9 87.1 15.4 間取りの変更 75.1 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 88.0 51.4 100 【 戸建て 】 <図 3> リフォーム工事の内容 契約金額別(複数回答) - 4 - 100 3.マンションでも施主の年齢は60代以上のウエイトが高い 施主の年齢は、60 代以上の高年代の占める比率が増加しており、今回(H24)の調査では、 60 代以上が全体の半数を超えている。住宅の種類別にみると施主の年齢は、戸建てよりもマン ションの方が若い年代の占める比率が高いが、今回の調査では、マンションにおいても 60 代 の比率が 32.2%となるなど、60 代以上のウエイトが高くなっている<図 4>。 20才代 30才代 40才代 34.0 7.1 34.8 7.9 36.0 15.0 不明 70才以上 60才代 50才代 H20(n=1078) 7.1 H21(n=911) 7.0 12.6 H22(n=1032) 7.5 13.4 27.2 39.8 10.1 H23(n=1184) 8.5 12.2 29.4 37.0 12.3 7.3 11.8 H24(n=1529) 37.2 12.0 38.2 27.7 2.2 0.8 0% 20% 40% 【 20才代 30才代 6.4 H20(n=940) 40才代 14.4 35.6 全体 35.5 80% 100% 】 不明 70才以上 60才代 50才代 60% 20才代 7.4 30才代 12.8 H20(n=133) 50才代 40才代 18.8 60才代 70才以上 38.3 23.3 1.0 5.7 12.5 H21(n=784) 37.8 35.7 7.9 15.1 H21(n=119) 13.4 33.6 不明 4.5 30.3 6.7 2.0 6.8 H22(n=884) 11.8 27.9 40.8 10.5 12.8 H22(n=133) 25.6 22.6 30.1 8.3 2.0 H23(n=1082) 8.1 H24(n=1169) 6.4 10.9 11.9 0.0% 28.8 37.8 27.6 20.0% 41.1 40.0% 60.0% 13.0 H23(n=82) 13.1 H24(n=283) 80.0% 13.4 3.0 17.1 12.0 0.7 16.6 0.0% 100.0% 39.0 30.4 20.0% 【 戸建て 】 25.6 2.4 32.2 40.0% 60.0% 7.1 80.0% 100.0% 【 マンション 】 <図 4> 施主の年齢 時系列比較 住宅の種類別 4.中古住宅購入時のリフォームに不動産仲介業者が関与したのは約 4 割 中古として住宅を取得した場合「入居前または入居直後(今回のリフォームを行うまでの居住 期間 0 年)にリフォームを実施」した比率は、戸建てで 35.2%、マンションでは 54.0%で<図 5>、 前回調査(戸建て 43.3%、マンション 36.7%)に比べ、マンションでの比率がアップしている。 中古住宅を購入し、入居前または入居直後にリフォームを実施した場合の業者は「自分で探し た」が 42.4%であるが、全体では 41.1%で不動産仲介業者が関与しており「不動産の仲介業者 から施工業者の紹介を受けた」は戸建てでは 13.1%、マンションでは 40.4%となっている<図 6>。 0年(入居前 または入 居直後) 1年~ 5年以下 6年~ 10年以下 11年~ 15年以下 21年~ 25年以下 26年~ 30年以下 16年~ 20年以下 中古住宅購入 (n=108) 35.2 親からの相続等 (n=147) 9.5 0% 11.1 8.3 10.9 10.2 20% 14.8 31年以上 60% 1年~ 5年以下 100% 21年~ 25年以下 54.0 20.0 20.0 0% 20% 【 戸建て 】 13.3 6.7 13.3 40% 60% <図 5> 今回のリフォームを行うまでの居住期間 住宅の取得方法別 不動産の仲介業者から 施工業者の紹介を 受けてリフォームを実施 全 体 (n=85) 12.9 戸建て (n=38) 15.8 マンション (n=47) 42.4 13.1 5.9 10.6 44.7 7.9 40.4 20% 40.4 40% その他 不明 28.2 10.6 0% 自分で業者を探して リフォームを実施 60% 18.4 4.3 80% 4.3 100% <図 6> 中古住宅を購入し、入居前または入居直後にリフォームをした場合の リフォーム実施者 住宅の種類別 - 5 - 不明 31年以上 8.0 4.6 11.5 【 マンション 】 不動産の仲介業者が リフォームを実施 26年~ 30年以下 16年~ 20年以下 親からの相続等 (n=15) 80% 11年~ 15年以下 6年~ 10年以下 中古住宅購入 (n=87) 8.3 9.3 8.3 3.7 46.9 14.3 40% 0年(入居前 または入 居直後) 9.2 13.3 80% 4.6 3.4 13.3 100% 5.復興支援・住宅エコポイントでは、“高断熱浴槽”や“節水トイレ”などへの活用も進んだ 復興支援・住宅エコポイントを「利用した」は全体では 33.4%であった<図 7>。対象工事は「窓 の省エネ改修」が中心であるが、前回の住宅エコポイントよりも「高断熱浴槽の設置」や「節水 トイレの設置」の比率が上昇しており<図 8>、多様な工事への活用がみられた。 復興支援・住宅エコポイント制度によるリフォーム促進上の効果としては、制度をよく知って いる(申請実績のある)事業者では、約 6 割が「リフォーム促進に効果があった」と肯定的にと らえている<図 9>。 利用した 住宅エコポイント H23(n=1163) 利用しなかった 46.2 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=1529) 48.6 33.4 0% 未記入 わからない 57.0 20% 40% 3.0 2.2 1.6 60% 8.0 80% 100% <図 7> 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイント制度の利用状況 91.8 ①窓の省エネ改修 88.6 21.9 ②外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 18.2 45.7 ①または②と同時に行う バリアフリー改修工事 44.9 1.8 ①または②と同時に行う 太陽熱システムの設置 2.4 27.1 ①または②と同時に行う 節水型トイレの設置 44.5 29.3 ①または②と同時に行う 高断熱浴槽の設置 44.7 ①または②と同時に行う リフォーム瑕疵保険への加入 住宅エコポイント (n=547) 2.9 復興支援・住宅 エコポイント (n=510) ①または②と同時に行う 耐震改修 9.6 0 (%) 20 40 60 80 100 <図 8> 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイント制度の対象工事(複数回答) わからない あまり効果はなかった 効果があった 35.4 全 体(n=678) 申請実績あり (n=266) 41.7 59.0 申請実績なし (n=138) 18.8 0% 40% 19.6 60% 8.1 14.7 34.6 52.2 20% 不明 80% 2.6 3.8 9.4 100% <図 9> 復興支援・住宅エコポイント制度によるリフォーム促進効果 申請実績の有無別 - 6 - 6.消費税率アップにより“導入前後の駆け込み、落ち込み”があると考えている事業者が多い 消費税率アップの影響としては、全体の 87.3%が「影響がある」と回答しており<図 10>、影 響があると考えている事業者の約 9 割が、影響の内容として「導入前の駆け込み、導入後の落ち 込み」をあげている。同時に、「価格競争の激化」、「リフォーム市場拡大の停滞」も約 3 割の事 業者があげている<図 11>。 影響がある あまり影響はない 全 体 (n=678) わからない 87.3 0% 20% 40% 5.9 3.7 60% 不明 3.1 80% 100% <図 10> 消費税率アップの影響 導入前の駆け込み 導入後の落ち込み 87.0 価格競争の激化 34.0 リフォーム市場拡大の 停滞 31.8 その他 全 体(n=592) 3.7 0 (%) 20 40 60 80 100 <図 11> 消費税率アップの影響の内容 - 7 - 〔 調査票A 第1編 〕 世帯・住宅の基本属性及び住宅リフォームの実例 回答の得られた物件について、戸建て、マンション別に世帯・住宅の基本属性、リフォーム工事 の概要や契約金額等に関する分布状況を整理した。 1. 世帯・住宅の基本属性 <世帯属性> ・戸建て:年齢層は 50・60 代中心、核家族世帯・夫婦のみ世帯が多い。三世代は約 1 割。 ・マンション:年齢層は戸建てに比べるとやや若く、50 代が中心で 40~60 代に分布。核家族世 帯・夫婦のみ世帯が多い。単身世帯は 1 割強。 <住宅の基本属性> ・戸建て:所在地は、地方エリアが約半数。当初の住宅の取得方法は、注文住宅が約 6 割、親か らの相続が1割強。築年数は 10 年位から 30 年超まで幅広く分布しているが、築 30 年超が 4 分の 1 を占める。 ・マンション:都市エリアが約 9 割。当初の住宅の取得方法は、新築分譲住宅が 5 割強、中古住 宅の購入が 約 3 割。築年数は幅広いが、築 15 年以下が 3 割弱と比較的新しい住宅も多い。リ フォームまでの居住期間は、0 年(入居時前後にリフォーム)が約 2 割を占める。前年に比べ ると中古住宅の購入の比率がやや増加した。 戸建て(1,169 件・76.5%) <前年 1,081 件・91.3%> 施主の年齢 世帯主の年齢 家族構成・家 族人数 住宅の所在地 住宅の所有関 係 住宅の築年数 リフォームま での居住期間 当初の住宅の 取得方法 マンション(283 件・18.5%) <前年 82 件・6.9%> 50・60 代中心(全体の 68.7%<前年 66.6%>) 60 代が 32.2%<前年 25.6%>を占めるが、50 代 以下が 59.7%<前年 70.7%> 50・60 代中心 (施主の分布とほぼ同様) < 30~60 代 (施主に比べ若年層の比率が高まる) 前年と同様> <前年と同様> 核 家 族 43.0 % < 前 年 45.4 % > 、 夫 婦 の み 36.2%<前年 35.2%>、三世代 12.1%<前年 11.8%>。 平均家族人数 3.22 人<前年 3.44 人> 都市エリア 48.1%<前年 43.5%>、地方エリ ア 51.4%<前年 56.2%> ほとんどが「自ら所有し居住」 (90.8%)<前 年 89.3%> 核家族 36.4%<前年 48.8%>、夫婦のみ 42.0%< 前年 30.5%>、単身 13.4%<前年 13.4%>。 平均家族人数 2.51 人<前年 2.38 人> 築 10 年位から 30 年超まで幅広く分布(築 15 年以下は 12.8%<前年 14.2%>、築 30 年超は 24.1%<前年 25.1%>) 10 年位から 30 年超まで幅広く分布 <前年と同様> 築 10 年位から 30 年まで分布 (築 15 年以下は 27.2%<32.9%>、築 30 年超は 15.9%<13.4%>) 注文住宅(建替含)建設 61.6%<前年 59.8%> 新築分譲住宅の購入 12.7%<前年 10.4%> 中古住宅の購入 9.2%<前年 9.0%> 親からの相続 12.6%<前年 14.7%> - 8 - 都市エリア 92.6%<前年 70.7%>、地方エリア 7.4%<前年 29.3%> 「自ら所有し居住」が 85.5% <前年 79.3%>、 「施主が所有、他人に賃貸」が 4.6% <前年 9.8%> 0 年から 30 年まで幅広く分布 0 年(入居時前後にリフォーム)が 20.1%<前 年 19.5%> 新築分譲住宅の購入 52.3%<前年 42.7%> 中古住宅の購入 30.7%<前年 36.6%> 親からの相続 5.3%<前年 6.1%> (1) 施主の世帯属性 20才代 ① 施主の年齢 ・施主の年齢は、50 代以上が全体の約 8 割を占め ている。戸建てでは 60 代が 41.1%となっており、 60 代以上が約半数である。マンションは戸建て 30才代 40才代 全 体 7.3 11.8 (n=1529)0.8 50才代 27.7 0% 20% 70才以上 38.2 戸建て 27.6 6.4 10.9 (n=1169) 0.8 マンション 12.0 16.6 (n=283) 0.7 に比べ、若い層の比率がやや高い。 60才代 12.0 41.1 30.4 2.2 13.1 60% 0.2 7.1 1.1 32.2 40% 不明 80% 100% 図 1-1-1 施主の年齢(A-1) ② 施主と居住者の関係 ・リフォームの対象は、大部分が「施主が所有し 居住している住宅」であるが、マンションでは、 施主が「他人に賃貸」が 4.6%と、戸建てに比べ 若干比率が高くなる。 全 体 (n=1529) 施主以外 が所有し 施主居住 親族が 住宅を 所有し 施主同居 施主が所有し 他人に賃貸 施主が所有し 親族居住 施主が所 有し居住 4.0 その他 87.6 戸建て (n=1169) 不明 90.8 マンション (n=283) 4.3 85.5 0% 20% 4.6 40% 60% 3.5 80% 100% 図 1-1-2 施主と居住者の関係(A-2) ③ 世帯主の年齢 20才代 ・世帯主の年齢は、施主の年齢とほぼ同じような 構成比となる。マンションで、20 代、30 代の若 30才代 40才代 全 体 7.7 11.5 (n=1529)1.3 26.4 戸建て (n=1169) 1.1 6.2 10.5 年層が、戸建てに比べ多くなる。 マンション (n=283) 2.1 12.7 0% 50才代 60才代 36.9 26.2 13.0 40.2 16.3 29.3 20% 29.7 40% 不明 70才以上 60% 3.2 14.8 0.9 7.1 2.8 80% 100% 図 1-1-3 世帯主の年齢(A-3) 夫婦のみ 単身 ④ 世帯主の家族構成 ・家族構成は、 「親子(二世代)」が 41.0%、 「夫婦 と子」が 36.4%と核家族世帯が中心である。 ・これらに次いで、戸建てでは「夫婦と子と親」 からなる三世代(12.1%)、マンションでは「単 全 体 6.3 (n=1529) 夫婦と子と親 (三世代) 36.4 戸建て (n=1169) 4.6 36.2 マンション (n=283) 13.4 0% 身」(13.4%)が多い。 親子 (二世代) 不明 3.3 41.0 9.7 43.0 12.1 42.0 20% その他 36.4 40% 60% 4.2 80% 100% 図 1-1-4 世帯主の家族構成(A-4) ⑤ 家族人数 1人 ・平均家族人数は、全体では 3.08 人で、戸建てが 3.22 人、マンションが 2.51 人である。マンショ 全 体 5.3 (n=1529) 戸建て (n=1169) 4.0 マンション 11.0 (n=283) ンでは「2人以下」が過半数である。 0% 2人 3人 4人 33.7 19.3 32.6 19.3 43.1 20% 40% )は、調査票の質問番号を示す。以下同じ。 - 9 - 17.2 17.9 20.5 図 1-1-5 (注)図のタイトル末尾の( 5人 60% 6人以上 不明 7.0 5.5 12.0 8.5 6.9 10.8 15.9 80% 7.8 100% 家族人数(A-5) (2) 住宅の基本属性 ① 住宅の所在地/地域別 ・戸建てでは、関東が約 4 割を占めるが、北海道 から九州・沖縄まで広範囲におよんでいる。こ れに対し、マンションは、関東が 75.6%、近畿 が 19.1%、関東と近畿が中心である。 北海道 東北 戸建て (n=1169) 4.1 42.2 5.6 20% 図 1-1-6 を占める。 15.7 2.2 7.4 5.6 11.0 0.5 40% 60% 80% 100% 住宅の所在地/地域別(B-1) 全 体 (n=1529) 地方エリア 55.6 戸建て (n=1169) 図 1-1-7 20% 2.2 51.4 92.6 0% 不明 42.2 48.1 マンション (n=283) 40% 0.5 7.4 60% 80% 100% 住宅の所在地/エリア別(B-1) *地域別 北海道 :北海道 東北 :青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 関東 :茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨 信越・北陸:新潟・富山・石川・福井・長野 東海 :岐阜・静岡・愛知・三重 近畿 :滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 中国 :鳥取・島根・岡山・広島・山口 四国 :徳島・香川・愛媛・高知 九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 *エリア別 都市エリア(人口 500 万人以上の都府県、ただし北海道は除く) : 埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県 地方エリア(都市エリア以外の都道府県) - 10 - 9.0 19.1 都市エリア ② 住宅の所在地/都市エリア・地方エリア別 であが、マンションでは都市エリアが 90%以上 6.8 8.7 15.8 6.2 75.6 0% 不明 4.4 7.1 34.4 四国 近畿 5.2 マンション (n=283) ・戸建てでは都市エリアと地方エリアがほぼ半々 東海 4.4 全 体 (n=1529) 3.4 九州・ 沖縄 中国 信越・ 北陸 関東 ③ 住宅の築年数 6年~ 10年以下 ・築年数は、築後 21 年以上が全体の 6 割を超えて 5年以下 いる。 全 体 10.6 (n=1529) 1.1 3.9 ・戸建てでは、築後 26 年以上が 46%となるが、 マンションでは築後 10~15 年以下が 18.7%と 戸建て (n=1169) 1.1 3.38.4 なるなど比較的新しい住宅でリフォームが行わ マンション (n=283) 1.1 7.4 れている。 16年~ 20年以下 11年~ 15年以下 16.9 17.2 23.1 17.3 20% ④ リフォームまでの居住期間 ・全体としては比較的幅広く分布しているが、11 全 体 (n=1529) 年以上が約 8 割を占める。 ・戸建てでは、「31 年以上」が 20.4%となるのに 対して、マンションでは、居住期間「0 年(入 11年~ 15年 以下 8.4 5.1 11.5 3.3 戸建て (n=1169) 5.6 5.0 10.6 2.8 マンション (n=283) 20.1 居前または入居後)」が 20.1%と多い。 0% 21.8 2.9 21.9 24.1 0.9 19.4 60% 15.9 1.8 80% 100% 住宅の築年数(B-3) 6年~ 10年 以下 1年~ 5年 以下 21.0 18.4 40% 図 1-1-8 0年(入居前 または入 居直後) 21.7 18.7 0% 26年~ 不明 21年~ 30年以下 25年以下 31年以上 16.5 16.9 20% 18.0 16.3 40% 26年~ 30年以下 21年~ 25年 以下 20.4 5.7 15.2 5.3 16年~ 20年 以下 31年以上 不明 16.7 17.9 2.7 17.7 20.4 0.6 11.3 13.8 10.2 60% 80% 2.1 100% 図 1-1-9 リフォームまでの居住期間(B-4) ⑤ 当初の住宅の取得方法 新築分譲 住宅購入 注文住宅 ・戸建てでは「当初注文住宅を建設」が 61.6%、 全 体 (n=1529) 「新築分譲住宅購入」12.7%、 「親からの相続等」 48.6 戸建て (n=1169) が 12.6%であった。 ・マンションでは、 「新築分譲住宅購入」 (52.3%) 親からの 相続等 52.3 0% 20% その他 4.6 12.7 9.2 12.6 2.2 5.37.1 4.6 30.7 40% 不明 13.1 10.9 19.7 61.6 マンション (n=283) と「中古住宅購入」(30.7%)が多い。 中古住宅 購入 60% 80% 100% 図 1-1-10 当初の住宅の取得方法(B-5) ⑥ リフォーム実施者(中古購入の場合) ・中古住宅購入の場合、入居前後(居住期間 0 年) にリフォームを実施した場合の業者は、 「自分で 不動産の仲介業者が リフォームを実施 探した」が約 4 割であるが、戸建てでは、 「不動 産の仲介業者がリフォームを実施」が 15.8%、 マンションでは「不動産の仲介業者から施工業 者の紹介を受けてリフォームを実施」が 40.4% と多い。 全 体 (n=85) 12.9 戸建て (n=38) マンション (n=47) 不動産の仲介業者から 施工業者の紹介を 受けてリフォームを実施 15.8 28.2 44.7 5.9 10.6 7.9 40.4 20% 40.4 40% その他 不明 42.4 13.1 10.6 0% 自分で業者を探して リフォームを実施 60% 18.4 4.3 80% 4.3 100% 図 1-1-11 中古住宅を購入し、入居前または入居直後に リフォームをした場合のリフォーム実施者(B-5) - 11 - 2. リフォーム工事の概要 ・戸建て・マンション共に「老朽化対応」、「嗜好対応」を目的としたリフォームが多く、「省エネ 化」、「高齢化対応」が続く。「省エネ化」は、マンションよりも戸建てで比率が高い。工事内容 は、戸建て・マンション共に内装・設備の更新が多いほか、戸建てでは「窓ガラス・サッシの改 良」が多い。 ・戸建て:修繕・模様替えが中心で、改築 2 割強、増築 1 割弱。修繕・模様替えのうち、大規模 なものは全体の 3 割弱。 「老朽化対応」、 「嗜好対応」、 「省エネ化」、 「高齢化対応」等、様々な要 因・目的でリフォームが行われている。工事内容は、設備・内装の変更に加え、「窓ガラス・サ ッシ等の改良」「外壁の変更」が上位を占める。 ・マンション:修繕・模様替えが中心。「老朽化対応」、「嗜好対応」を要因・目的としたリフォー ムが多い。工事内容は、内装・設備・変更、室内建具の変更、間取り変更、のほか、「収納スペ ースの改善」 、「冷暖房・給湯設備の設置・変更」 、上位にみられる。 戸建て(1,169 件・76.5%) 工事の種類 従 前 床 面 積・増加床 面積(増築 の場合) リフォーム 工事の目的 リフォーム 工事の内容 マンション(283 件・18.5%) 増築 6.9%<前年 7.6%> 改築 21.1%<前年 23.1%> 改築 12.7%<前年 34.1%> 大規模な修繕・模様替え 27.7%<前年 26.2%> 大規模な修繕・模様替え 26.1%<前年 23.2%> その他修繕・模様替え 41.0%<前年 39.8%> その他修繕・模様替え 54.4%<前年 40.2%> 従前床面積 平均 119.3 ㎡<前年 125.4 ㎡>(100 ㎡未満 23.4%<前年 19.5%>、100~150 ㎡未満 42.0%<前年 58.5%>) 増加床面積 平均 17.5 ㎡ <前年 25.0 ㎡>(10 ㎡以下 45.7%<前年 43.9%>) 住宅・設備の老朽化 (1 位)60.8%<前年 63.1%> 使い勝手の改善等 (2 位)60.7%<前年 59.8%> 省エネ・冷暖房効率向上(3 位)39.6%<前年 39.2%> 高齢対応 (4 位)38.0%<前年 36.4%> 安全性の向上 (5 位)23.6%<前年 29.9%> 子供の成長・世帯人員の変更 13.3%<前年 15.7%> 防犯性能の向上 9.4%(*) 他の世帯との同居への対応 8.0%(*) 健康増進や病気予防に配慮 6.5%<前年 9.1%> 地震による被害の補修 4.2%<前年 7.0%> 中古住宅の購入 3.9%<前年 5.2%> 相続等による所有者の入替り 2.3%(*) 空き家の活用 2.1%(*) 【上位 10 位】 1 位:内装変更 69.3%<前年 66.8%> 2 位:住宅設備の変更 67.1%<前年 70.1%> 3 位:窓ガラス・サッシ等の改良 45.3%<前年 46.0%> 4 位:外装の変更 44.7%<前年 45.1%> 5 位:間取りの変更 39.2%<前年 39.1%> 6 位:段差解消、手すり設置 37.1%<前年 40.5%> 7 位:室内建具の変更 32.8%<前年 40.3%> 8 位:冷暖房・給湯設備等 30.5%<前年 32.9%> 9 位:収納スペースの改善 29.1%<前年 27.0%> 10 位:居室用途の変更 20.1%<前年 21.5%> - 12 - 住宅・設備の老朽化 (1 位) 67.5%<前年 69.5%> 使い勝手の改善等 (2 位) 67.1%<前年 80.5%> 高齢対応 (3 位) 23.0%<前年 31.7%> 省エネ・冷暖房効率向上(4 位) 21.6%<前年 24.4%> 中古住宅の購入 (5 位) 16.6%<前年 18.3%> 子供の成長・世帯人員の変更 16.3%<前年 20.7%> 健康増進や病気予防に配慮 2.5%<前年 4.9%> 防犯性能の向上 2.1%(*) 空き家の活用 2.1%(*) 相続等による所有者の入替り 1.8%(*) 他の世帯との同居への対応 1.1%(*) (注) (*)は、前回は、同じ質問がなかったもの 【上位 10 位】 1 位:内装変更 82.7%<前年 78.0%> 2 位:住宅設備の変更 80.2%<前年 84.1%> 3 位:室内建具の変更 41.3%<前年 53.7%> 4 位:間取りの変更 40.6%<前年 53.7%> 5 位:収納スペースの改善 38.9%<前年 37.8%> 6 位:冷暖房・給湯設備等 29.0%<前年 40.2%> 7 位:窓ガラス・サッシ等の改良 23.3%<前年 28.0%> 8 位:段差解消、手すり設置 20.1%<前年 22.0%> 9 位:居室用途の変更 18.4%<前年 30.5%> 10 位:防音工事 4.9%<前年 13.4%> ① 工事の種類 ・戸建てでは「その他の修繕・模様替え」が 41.0% と多いが、「改築」が 21.1%、「増築」が 6.9% 全 体 5.3 (n=1529) である。 戸建て (n=1169) ・マンションでは「その他の修繕・模様替え」が 半数を超え「大規模な修繕または模様替え」が 19.5 6.9 マンション (n=283) 26.1%を占める。 26.7 21.1 12.7 0% その他の修繕 模様替え、減築 大規模な修繕 又は模様替え 改築 増築 不明 42.6 27.7 6.0 41.0 26.1 3.3 54.4 20% 40% 6.7 60% 80% 100% 図 1-2-1 工事の種類(C-3) ※改築:住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築す る工事。 大規模な修繕又は模様替え:壁、柱、床、はり、屋根ま たは階段の 1 種類以上について、過半の修繕又 は模様替えをするもの。 ② 増築の場合の従前床面積、増加床面積 50~ 100㎡未満 50㎡未満 100~ 150㎡未満 150~ 200㎡未満 200㎡以上 ・戸建てで増築を行った住宅の従前床面積は、 「100 不明 3.7 戸建て(n=81) 1.2 ~150 ㎡未満」が 42.0%、 「50~100 ㎡」が 22.2% 22.2 0% と 100 ㎡前後の住宅の占める比率が高い。 (前年 度よりもやや規模の小さい住宅の比率が高い) 42.0 20% 18.5 40% 60% 12.3 80% 100% 図 1-2-2 増築の場合の従前床面積(C-3) ・増加面積は、「10 ㎡以下」が 45.7%を占める。 10超~ 20㎡以上 10㎡以下 20超~ 30㎡以下 30超~ 50㎡以下 50㎡超 不明 3.7 戸建て(n=81) 45.7 0% 20% 19.8 40% 8.6 12.3 60% 9.9 80% 100% 図 1-2-3 増築の場合の増加床面積(C-3) ※増築部分の面積が 10 ㎡を超える場合、原則と して確認申請が必要 ③ リフォーム工事の目的 ・リフォームを実施した目的は、全体では、 「使い 勝手、好みに変更(嗜好対応)」 、 「住宅、設備の 老朽化」が 60%を超えており、次いで、「省エ ネ対応」、「高齢化対応」が多い。 ・戸建てでは、 「省エネ対応」や「耐震性等、安全 性の向上」がマンションに比べて特に多い。 ・マンションでは「住宅、設備の老朽化」や「嗜 好対応」の比率が戸建てに比べやや高いが、特 に「中古住宅の購入」での差が大きくなってい る。 60.4 60.7 67.1 60.3 60.8 67.5 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 21.6 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 0.4 23.0 18.6 23.6 13.4 13.3 16.3 7.7 9.4 2.1 6.5 8.0 1.1 6.2 3.9 16.6 5.5 6.5 2.5 3.7 4.2 0.7 2.1 2.3 1.8 2.1 2.1 2.1 3.8 3.3 3.5 子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため 防犯性能の向上を図るため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 0 20 35.5 39.6 34.0 38.0 全 体(n=1529) 戸建て(n=1169) マンション(n=283) (%) 40 60 80 100 図 1-2-4 リフォーム工事の目的(C-4①)(複数回答) - 13 - ・リフォーム工事の内容としては、戸建て・マンションともに、 「住宅設備の変更」、 「内装変更」が 6 ~8 割と多い。 ・戸建てでは、上記の内装・設備に関するリフォームに加え、 「窓ガラス・サッシ等の改良」 (45.3%)、 「外壁の変更」(44.7%)、「間取りの変更」(39.2%)などが続いている。また、「段差の解消、手す りの設置」(バリアフリー化)は、37.1%、「耐震補強工事」は 18.6%などである。 。 ・マンションでは、「内装の変更」(82.7%)、「住宅設備の変更」(80.2%)に加え「室内建具の変更」 (41.3%)、 「間取りの変更」(40.6%)、「収納スペースの改善」(38.9%)などが続いている。 ・設備機器の変更の内容では「キッチンの交換」「浴槽・ユニットバスの交換」「洗面化粧台の新規設 置または交換」「便器の交換」がそれぞれ 7 割前後を占めている。 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 69.3 住宅設備の変更 45.3 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 44.7 間取りの変更 39.2 段差の解消、手すりの設置 室内建具の変更 41.3 間取りの変更 40.6 収納スペースの改善 38.9 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 37.1 室内建具の変更 80.2 住宅設備の変更 67.1 窓ガラス・窓サッシ等の改良 82.7 29.0 23.3 窓ガラス・窓サッシ等の改良 32.8 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 30.5 段差の解消、手すりの設置 20.1 収納スペースの改善 29.1 居室の用途の変更 18.4 居室の用途の変更 20.1 防音工事 耐震補強工事 18.6 防犯性能強化 1.1 外壁への断熱材の設置工事 17.2 その他 1.1 屋根・天井への断熱材の設置工事 16.6 不明 1.8 4.9 マンション(n=283) 床・基礎への断熱材の設置工事 14.5 壁、柱等の主要構造部の改修 13.5 広さの変更 13.5 防犯性能強化 8.9 太陽光発電・温水器の設置 8.6 耐火性能強化 2.6 防音工事 2.5 その他 4.0 0 20 40 60 80 100 【マンション】 図 1-2-6 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答) *マンションについては、専有部分のリフォー ムに該当する項目のみの結果を示す。 戸建て(n=1169) (%) 20 (%) 0 40 60 80 在来型の浴室または ユニットバスの交換 74.5 76.7 69.6 在来型キッチンまたはシステム キッチンの交換 70.6 70.4 71.8 100 68.6 68.0 71.8 便器の交換 【 戸建て 】 図 1-2-5 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答) 67.2 68.4 64.8 洗面化粧台の新規設置 または交換 9.8 8.4 14.5 その他 全 体(n=1036) 戸建て(n=784) 1.1 1.0 1.3 不明 0 マンション(n=227) (%) 20 40 60 80 100 図 1-2-7 住宅設備の変更の内容(C-4③) (複数回答) - 14 - ・地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て(56 件)の工事内容をみると、「内 装の変更」(73.2%)、「外装の変更」(64.3%)、 「住宅設備の変更」(64.3%)など地震の被害による 補修と考えられる工事の比率が高くなっている。 ・特に、「耐震補強工事」 (33.9%)は、戸建て全体(18.6%)に比べ約 15 ポイント高い。 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 73.2 住宅設備の変更 64.3 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 64.3 段差の解消、手すりの設置 41.1 窓ガラス・窓サッシ等の改良 41.1 耐震補強工事 33.9 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 33.9 室内建具の変更 33.9 28.6 間取りの変更 収納スペースの改善 23.2 床・基礎への断熱材の設置工事 23.2 外壁への断熱材の設置工事 19.6 屋根・天井への断熱材の設置工事 19.6 壁、柱等の主要構造部の改修 17.9 防犯性能強化 14.3 居室の用途の変更 12.5 広さの変更 12.5 1.8 防音工事 耐火性能強化 地震被害の補修 (n=56) 8.9 太陽光発電・温水器の設置 0.0 (%) 14.3 その他 0 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 図 1-2-8 リフォーム工事の内容(C-4②)(複数回答) (地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て) - 15 - 3. リフォーム工事の契約額・資金内訳、支援施策の活用状況 ・リフォーム工事の契約金額:戸建て・マンションともに、100~1,000 万円以上に幅広く分布し ている。前年に比べ戸建てでは金額がやや上昇した。 ・資金調達:リフォーム費用は、戸建て・マンション共に 8 割以上がすべて自己資金で賄ってお り、借入利用は戸建てで 1 割強。借入利用世帯の借入先はほとんどが民間金融機関で、借入金 額は幅広いが、300 万円を超えるものが半数を超える。 ・税制優遇措置等の利用状況:増改築工事全般では、戸建てで地方自治体補助、住宅ローン減税の 利用がそれぞれ約 1 割弱。住宅ローン減税は、ローン利用世帯では約1割が利用している。戸 建ての各工事実施世帯では、耐震改修は地方自治体補助、固定資産税減額が各約 2 割、投資型減 税が 1 割弱の利用。バリアフリーは所得税の特別控除が約 1 割、介護保険が 1 割弱。省エネは 所得税の特別控除が約 1 割。 ・新たな制度の活用状況:復興支援・住宅エコポイントの利用は、戸建ては 4 割弱、マンションで は 2 割弱。リフォーム瑕疵保険の加入は 1 割弱。住宅履歴情報の登録は戸建てで 約 3 割。イン スペクションは、戸建ては約 5 割マンションでは 2 割強が実施していると回答 リフォーム 契約金額 資金内訳 税制優遇措 置等の利用 新たな制度 の活用 戸建て(1,169 件・76.5%) マンション(283 件・18.5%) 平均契約金額 710.7 万円(中央値 500 万円) <前年:平均契約金額 669.9 万円(中央値 460 万 円> *100~1,000 万円超まで幅広く分布、1,000 万円超がマンションに比べ多い 平均自己資金 629.1 万円<前年 561.4 万円>(中 央値 411 万円<前年 369 万円>) 借入金あり 11.7%<前年 13.0%>、借入なし 82.4%< 前年 79.2%>、 ・借入がある場合の金額(138 件) 平均 727.0 万円<前年 756.6 万円>(中央値 500 万円<前年 500 万円>) 借入先 民間金融機関 83.3%<前年 83.0%> その他 8.7%<前年 7.8%> 増改築工事全般で比較的利用されているのは、 地方自治体のリフォーム補助(7.4%)<前年 9.0%>、住宅ローン減税(5.9%)<前年 7.5%> 住 宅ローン減税は、ローン利用世帯中では 10.1%< 前年 20.6%>が利用 ・耐震改修 ※耐震改修工事実施世帯中投資型減 税 7.6%<前年 7.9%>、固定資産税減額 19.2%<前年 19.0%>、地方自治体補助 18.8%<前年 20.1%> ・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税 の特別控除 10.6%<前年 10.6%>、固定資産税減 額 7.9%<前年 7.4%>、介護保険 5.4%<前年 8.4%>、地方自治体補助 3.6% <前年 4.1%>・省 エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中所得税の 特別控除 8.6%<前年 8.2%>、固定資産税減額 6.5%<前年 5.4%>、地方自治体補助 3.7% <前年 7.8%> 復興支援・住宅エコポイント 38.3% <前年:住宅エコポイント 48.0%> リフォーム瑕疵保険 8.5%<前年 9.1%> 住宅履歴情報 30.3%<前年 27.3%> インスペクション 52.2%(注) 平均契約金額 490.2 万円(中央値 380 万円) <前年:平均契約金額 663.4 万円(中央値 436 万 円> *100~1,000 万円超まで幅広く分布 平均自己資金 457.2 万円<前年 641.7 万円>(中 央値 300 万円<前年 390 万円>) 借入金あり 8.5%<前年 3.6%>、借入なし 84.1%< 前年 82.7%> ・借入がある場合の金額(24 件) 平均 539.3 万円<前年 495.0 万円>(中央値 475 万円<500 万円>) 借入先 民間金融機関 66.7%<前年 1 件> その他 8.3%<前年 1 件> (税制優遇措置等に関する利用はほとんどな い) ・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中所得税 の特別控除 6.2% <前年 5 件> ・省エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中固定資 産税減額 9.8%<前年 1 件> 復興支援・住宅エコポイント 18.0% <前年:住宅エコポイント 23.2%> リフォーム瑕疵保険 6.7%<前年 8.5%> 住宅履歴情報 25.1%<前年 17.1%> インスペクション 22.6%(注) (注) 「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となっていたため、 それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっていると考えられる。 - 16 - ① リフォームの金額 ・リフォームの金額は、100 万円以下から 1,000 万円超まで幅広く分布している。平均金額は全 全 体 (n=1529) 9.4 が 710.7 万円(中央値 500 万円)、マンション 戸建て (n=1169) 7.9 が 490.2 万円(中央値 380 万円)と、戸建て マンション (n=283) 体では、664.8 万円(中央値 461 万円)、戸建て とマンションでは、平均値で 200 万円程度の差 25.0 18.0 24.8 17.9 16.3 20% 19.6 5.3 22.4 3.7 40% 23.3 60% 10.2 80% 2.5 100% 自己資金 +借入金 以上が「すべて自己資金」である。借入利用は 戸建てで 1 割程度である。 不明 全 体 (n=1529) 81.0 戸建て (n=1169) 82.4 9.1 マンション (n=283) 84.1 5.7 7.4 0% 表 1-3-1 契約金額・自己資金金額・借入金額の平均値(D-1) ( )は、中央値 自己資金額 全体の 0を除く 全体 平均 平均 664.8 573.2 593.7 (461) (388) (400) N=1449 N=1449 N=1399 710.7 609.0 629.1 (500) (400) (411) N=1127 N=1127 N=1091 490.2 440.7 457.2 (380) (298) (300) N=276 N=276 N=266 すべて 借入金 2.6 ・リフォーム資金は、戸建て・マンションとも 8 割 マンション 22.8 不明 図 1-3-1 リフォームの契約金額(D-1) ② リフォーム資金の調達 戸建て 1000万円超 19.1 すべて自己資金 全 体 500超~ 1000万円 以下 23.4 28.6 0% がある。 300超~ 500万円 以下 100超~ 300万円 以下 100万円 以下 単位:万円 借入金額 全体の 0を除く 平均 平均 79.3 688.0 ( 0) (500) N=1449 N=167 89.0 727.0 ( 0) (500) N=1127 N=138 46.9 539.3 ( 0) (475) N=276 N=24 20% 8.2 40% 60% 80% 8.2 5.9 100% 図 1-3-2 リフォーム資金内訳(D-1) 100超~ 300万円 以下 300超~ 500万円 以下 500超~ 1000万円 以下 12.7 25.5 15.0 20.0 15.5 8.1 11.6 25.6 15.5 20.8 17.5 6.0 100万円 以下 0 全 体 3.1 (n=1529) 戸建て (n=1169) 3.0 マンション (n=283) 3.2 18.4 0% 27.9 20% 14.5 40% 1000万円超 不明 20.5 60% 8.5 7.1 80% 100% 図 1-3-3 リフォーム資金内訳/自己資金の 金額(D-1) ③ 借入について(戸建ての借入利用者 138 件の内容) ・戸建ての借入利用者の借入先は、民間金融機関 が 8 割強を占める(83.3%)。 100万円 以下 ・借入金額は、100 万円から 1,000 万円以上まで 戸建て(n=138) 幅広く分布している。 100超~ 300万円 以下 24.8 300超~ 500万円 以下 23.4 500超~ 1000万円 以下 1000万円超 20.4 24.8 6.6 0% 表 1-3-2 借入先別借入金額の平均値 (借入を行った世帯のみ)(D-1) ( )は、中央値 単位:万円 公的金融 民間金融 その他 機関 機関 全 体 684.9 444.8 711.1 (400) (500) (300) N=9 N=135 N=15 835.7 戸建て 717.2 446.0 (500) (500) (325) N=7 N=115 N=12 マンション 400.0 531.3 650.0 (400) (500) (650) N=1 N=16 N=2 20% 40% 60% 80% 100% 図 1-3-4 リフォーム資金内訳/借入金の金額 (借入金のある世帯のみ・不明を除く) (D-1) - 17 - ④ 補助金の利用 ・補助金の利用は、戸建てで 212 件(18.1%)、 マンションでは 10 件(3.5%)であった。 20超~ 50万円以下 20万円以下 50超~ 100万円以下 100超~ 300万円以下 300超 ・利用した補助金の金額は、戸建てでは 20 万円 以下が補助金利用世帯の 47.6%で、50 万円以 戸建て(n=212) 47.6 0% 下が 7 割強を占める。 20% 40% 25.0 14.6 60% 80% 11.3 1.4 100% 図 1-3-5 リフォーム資金内訳/補助金の金額 (補助金のある世帯のみ・不明を除く) (D-1) 残っている 残っていない 不明 ⑤ 住宅ローンの有無 ・リフォームの実施時点で住宅ローンが残ってい 全 体 (n=1529) 10.5 る の は 、 戸 建 て で 10.2 % 、 マ ン シ ョ ン で は 戸建て (n=1169) 10.2 マンション (n=283) 11.7 11.7%と 1 割前後である。 0% 68.0 21.5 75.2 14.6 45.6 20% 40% 42.8 60% 80% 100% 図 1-3-6 住宅ローンの残りの有無(D-1) ⑥ 税制優遇措置等の利用状況 ・税制優遇措置・公的補助の利用状況を全体としてみると、比較的利用されているものは、増改築工事 全般を対象とした地方自治体のリフォーム補助(6.2%)、バリアフリー改修工事を対象とした投資型 減税(5.0%)である。これら以外の税制優遇措置等の利用率は、いずれも 5%未満にとどまっている。 ・増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税の利用率をローン利用者の中でみると、戸建て・マンシ ョンともに 10%前後である。 表 1-3-3 税制優遇措置・公的補助の利用状況(D-3) 全体 増改築工事 全般 耐震改修工 事 バリアフリー 改修工事 省エネ改修 工事 住宅ローン減税 相続時精算課税制度 暦年課税制度 地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助 地方自治体の地場産材活用に対する補助 投資型減税 耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額 地方自治体の耐震改修工事に関する補助 投資型減税 ローン型減税 バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額 介護保険による住宅改修費の支給 地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助 投資型減税 ローン型減税 省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額 地方自治体の省エネ改修工事に関する補助 n=1529 74 (4.8%) 6 (0.4%) 2 (0.1%) 95 (6.2%) 8 (0.5%) 24 (1.6%) 55 (3.6%) 61 (4.0%) 77 (5.0%) 19 (1.2%) 61 (4.0%) 37 (2.4%) 27 (1.8%) 50 (3.3%) 8 (0.5%) 47 (3.1%) 32 (2.1%) 戸建て n=1169 69 (5.9%) 5 (0.4%) 2 (0.2%) 87 (7.4%) 8 (0.7%) 24 (2.1%) 54 (4.6%) 59 (5.0%) 65 (5.6%) 17 (1.5%) 54 (4.6%) 35 (3.0%) 24 (2.1%) 46 (3.9%) 7 (0.6%) 40 (3.4%) 30 (2.6%) マンション n=283 3 (1.1%) 1 (0.4%) 0 (0.0%) 6 (2.1%) 0 (0.0%) 0 (0.0%) 0 (0.0%) 0 (0.0%) 12 (4.2%) 2 (0.7%) 4 (1.4%) 2 (0.7%) 3 (1.1%) 3 (1.1%) 1 (0.4%) 6 (2.1%) 0 (0.0%) 表 1-3-4 「住宅ローン減税」の利用状況(住宅ローンが残っている人の内訳)(D-3) 全体 住宅ローン減税利用 ローン利用者 n=161 16 (9.9%) - 18 - 戸建て ローン利用者 n=119 12 (10.1%) マンション ローン利用者 n=16 3 (9.1%) ⑦ 対象となるリフォーム工事実施事例における税制優遇措置等の利用率 ・耐震改修工事実施事例(戸建て)において、耐震改修工事にかかる投資型減税の利用率は 7.6%、固 定資産税の減額は 19.2%、地方自治体の耐震改修工事補助は 18.8%である。 ・高齢化対応を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、バリアフリー改修工事にかかる投資 型減税は 10.6%、固定資産税の減額は 7.9%、介護保険による住宅改修費支給の利用は 5.4%、地方 自治体のバリアフリー改修工事補助は 3.6%、ローン型減税は 3.2%である。マンションでは、投資型 減税が 6.2%、地方自治体のバリアフリー改修工事補助は 4.6%などの利用がみられる。 ・省エネ化を目的としたリフォーム事例において、戸建てでは、省エネ改修工事にかかる投資型減税が 8.6%、固定資産税減額 6.5%、地方自治体の省エネ改修工事補助の利用が 3.7%などである。マンシ ョンでは、固定資産税の減額が 9.8%となっている。 ※ 税制優遇措置等の利用状況については、本調査ではリフォーム事業者が施主に代わって回答しているため他の設問以 上に実態を把握することが難しく、実際の利用率よりも低い結果となっていると考えられる。 (前年度調査と共通する項目を比較すると、全体的な利用率にはさほど変化はないが、戸建てでは、バ リアフリー改修工事における介護保険による住宅改修の支給や省エネ改修工事にかかる地方自治体 の補助の利用率は前年度よりやや減少している。) 表 1-3-5 税制優遇措置・公的補助の利用状況(各対象工事実施件数における内訳)(D-3) 耐震補強 戸建て n=276 住宅ローン減税(所得税) 増 改 築 工 事 全 般 耐 震 改 修 工 事 ー バ リ ア フ リ 相続時精算課税制度(住宅取得資金 等の非課税枠・贈与税) 暦年課税制度(住宅取得資金等の非 課税枠・贈与税) 地方自治体の住宅リフォーム工事に 関する補助(リフォーム全般) 地方自治体の地場産材活用に対する 補助 投資型減税(既存住宅の耐震改修に 係る所得税額の特別控除) 耐震改修工事を行った住宅の固定資 産税の減額 地方自治体の耐震改修工事に関する 補助 投資型減税(住宅のバリアフリー改修 に係る所得税額の特別控除) ローン型減税(住宅のバリアフリー改 修に係る所得税額の特別控除) バリアフリー改修を行った住宅の固定 資産税の減額 改 修 介護保険による住宅改修費の支給 工 地方自治体のバリアフリー改修工事 事 に関する補助(介護保険以外) 省 エ ネ 改 修 工 事 投資型減税(住宅の省エネ改修に係 る所得税額の特別控除) ローン型減税(住宅の省エネ改修に 係る所得税額の特別控除) 省エネ改修を行った住宅の固定資産 税の減額 地方自治体の省エネ改修工事に関す る補助 高齢者対応 戸建て n=444 全体 n=520 マンション n=65 全体 n=543 省エネ化 戸建て n=463 マンション n=61 28 (10.1%) 31 (6.0%) 31 (7.0%) 0 (0.0%) 43 (7.9%) 42 (9.1%) 0 (0.0%) 2 (0.7%) 1 (0.2%) 1 (0.2%) 0 (0.0%) 3 (0.6%) 3 (0.6%) 0 (0.0%) 0 (0.0%) 2 (0.4%) 2 (0.5%) 0 (0.0%) 1 (0.2%) 1 (0.2%) 0 (0.0%) 27 (9.8%) 38 (7.3%) 35 (7.9%) 3 (4.6%) 39 (7.2%) 36 (7.8%) 1 (1.6%) 4 (1.4%) 5 (1.0%) 5 (1.1%) 0 (0.0%) 3 (0.6%) 3 (0.6%) 0 (0.0%) 21 (7.6%) 8 (1.5%) 8 (1.8%) 0 (0.0%) 14 (2.6%) 14 (3.0%) 0 (0.0%) 53 (19.2%) 19 (3.7%) 19 (4.3%) 0 (0.0%) 28 (5.2%) 27 (5.8%) 0 (0.0%) 52 (18.8%) 18 (3.5%) 18 (4.1%) 0 (0.0%) 18 (3.3%) 16 (3.5%) 0 (0.0%) 10 (3.6%) 51 (9.8%) 47 (10.6%) 4 (6.2%) 51 (9.4%) 48 (10.4%) 3 (4.9%) 4 (1.4%) 14 (2.7%) 14 (3.2%) 0 (0.0%) 15 (2.8%) 14 (3.0%) 1 (1.6%) 9 (3.3%) 38 (7.3%) 35 (7.9%) 2 (3.1%) 37 (6.8%) 35 (7.6%) 2 (3.3%) 10 (3.6%) 25 (4.8%) 24 (5.4%) 1 (1.5%) 15 (2.8%) 14 (3.0%) 1 (1.6%) 9 (3.3%) 19 (3.7%) 16 (3.6%) 3 (4.6%) 12 (2.2%) 11 (2.4%) 1 (1.6%) 8 (2.9%) 34 (6.5%) 32 (7.2%) 1 (1.5%) 42 (7.7%) 40 (8.6%) 1 (1.6%) 2 (0.7%) 6 (1.2%) 6 (1.4%) 0 (0.0%) 6 (1.1%) 6 (1.3%) 0 (0.0%) 6 (2.2%) 24 (4.6%) 19 (4.3%) 4 (6.2%) 36 (6.6%) 30 (6.5%) 6 (9.8%) 8 (2.9%) 18 (3.5%) 17 (3.8%) 0 (0.0%) 19 (3.5%) 17 (3.7%) 0 (0.0%) - 19 - ⑧ 復興支援・住宅エコポイント制度の利用状況 ・今回の工事で復興支援・住宅エコポイントを利用したのは、全体では 33.4%、戸建ては 38.3%、マン ションでは 18.0%である。 ・省エネを目的としたリフォームを実施したサンプルにおける利用状況をみると、戸建てでは 59.4%、 マンションでは 49.2%が復興支援・住宅エコポイントを利用している。 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 全 体 (n=1529) 利用しなかった 33.4 戸建て (n=1169) 57.0 38.3 マンション (n=283) 40% わからない 57.3 38.9 6.7 戸建て (n=463) 59.4 36.9 1.6 1.8 60% 利用しなかった 全体 (n=543) 75.6 20% 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 未記入 1.6 8.0 53.4 18.0 0% わからない 80% マンション (n=61) 4.6 49.2 0% 100% 図 1-3-7 復興支援・住宅エコポイントの利用(D-4) 20% 45.9 40% 60% 80% 未記入 1.1 3.1 1.1 3.0 1.6 3.3 100% 図 1-3-8 復興支援・住宅エコポイントの利用(D-4) (省エネ目的リフォームを実施した人のみ) ・復興支援・住宅エコポイントの対象工事については、窓の省エネ改修が利用者の約 9 割を占め、次 いで省エネ改修と同時に行うバリアフリー改修工事、高断熱浴槽の設置、節水型トイレの設置がが 5 割弱である。省エネ改修と同時に行う節水型トイレの設置は、戸建てよりもマンションで比率が高い。 ・復興支援・住宅エコポイントを利用した工事の費用は、50 万円以下から 500 万円超まで広くばらつ いているが、マンションでは 50 万円以下が 37.3%となるなど、戸建てに比べ工事の費用が低くなっ ている。 88.6 88.2 92.2 ①窓の省エネ改修 18.2 19.4 ②外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 9.8 44.9 45.5 43.1 ①または②と同時に行う バリアフリー改修工事 44.7 45.3 41.2 ①または②と同時に行う 高断熱浴槽の設置 44.5 42.6 ①または②と同時に行う 節水型トイレの設置 ①または②と同時に行う 耐震改修 60.8 2.9 3.1 2.0 ①または②と同時に行う 太陽熱システムの設置 2.4 2.2 3.9 0 23.1 戸建て (n=463) 21.7 14.5 26.9 14.3 37.3 0% 0.0 ①または②と同時に行う リフォーム瑕疵保険への加入 全体 (n=543) マンション (n=61) 9.6 10.9 100超~ 200万円 以下 50超~ 100万円 以下 50万円以下 20% 21.6 26.1 23.2 17.6 40% 200超~ 500万円 以下 29.4 60% 80% 500万円超 不明 11.4 2.5 12.3 2.5 11.8 3.9 100% 全 体(n=510) 戸建て(n=448) マンション(n=51) (%) 20 40 60 80 100 図 1-3-9 復興支援・住宅エコポイントの 対象となる工事(D-4①)(複数回答) - 20 - 図 1-3-10 復興支援・住宅エコポイントを 利用した工事の費用(D-4②) ・復興支援・住宅エコポイントの発行ポイント数は、全体では、10 万ポイント以下が過半数となる。 ・ポイント交換の内容は、商品等への交換が約 7 割、追加工事への即時交換が約 5 割である。 ・即時交換として工事費用に充当したポイント数は、戸建てでは 5 万ポイントから 15 万ポイントが 46.9%であるのに対して、マンションで 5 万ポイント以下が約 6 割となっている。 ・即時交換として実施した工事の内容は、住宅設備の変更や内装の変更などが多い。 ・復興支援・住宅エコポイントによる効果として得られた工事費の増額については、ばらつきが大きい が、全体では 44%が 10 万円超の増額となったと回答している。 70.0 50,000超~ 100,000 ポイント以下 50,000 ポイント以下 100,000超~ 300,000 ポイント以下 300,000 ポイント超 復興支援商品との交換 不明 71.2 58.8 51.0 全体 (n=543) 21.8 31.0 37.1 5.34.9 戸建て (n=463) 20.8 31.0 37.9 6.04.2 追加工事への即時交換 50.4 56.9 28.0 エコ商品との交換 マンション (n=61) 29.4 0% 29.4 20% 40% 29.4 60% 28.6 11.8 80% 23.5 100% 1.6 環境寄附・復興寄附 1.3 図 1-3-11 復興支援・住宅エコポイントの 発行ポイント数(D-4③) 全 体(n=510) 3.9 戸建て(n=448) マンション(n=51) 5.3 不明 4.7 11.8 0 図 1-3-12 25,000 ポイント以下 25,000超~ 50,000ポイント以下 20 15.0 不明 14.2 45.4 22.6 8.8 6.2 46.9 33.5 32.3 34.5 9.7 6.6 外装の変更 マンション (n=29) 20.7 0% 41.4 20% 40% 34.5 60% 80% 3.4 100% ポイント数(D-4⑤) 10超~ 10万円以下 20万円以下 100万円超 全 体 (n=510) 20.4 戸建て (n=448) 18.5 マンション (n=51) 15.7 16.5 39.2 0% 20% 8.8 12.2 7.3 40% 9.8 3.9 60% 不明 35.9 9.4 12.5 8.0 9.8 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新 37.3 80% 14.2 15.5 10.4 9.7 10.3 9.2 6.6 20.7 収納スペースの改善 8.5 8.8 3.4 居室の用途の変更 5.8 5.3 10.3 防犯性能強化 防音工事 35.3 3.4 間取りの変更 広さの変更 30超~ 100万円以下 14.2 15.9 0.0 室内建具の変更 図 1-3-13 即時交換として工事費用に充当した 20超~ 30万円以下 100 36.5 35.8 44.8 内装の変更(壁紙、床の張り替え等) 戸建て (n=226) 80 150,000 ポイント超 50,000超~ 150,000ポイント以下 24.6 60 ポイント交換の内容(D-4④)(複数回答) 住宅設備の変更 全 体 (n=260) (%) 40 全 体(n=260) 3.8 4.4 0.0 戸建て(n=226) マンション(n=29) 1.5 1.8 0.0 0.4 0.4 0.0 その他 9.6 10.2 6.9 不明 6.9 6.6 10.3 0 100% 20 (%) 40 60 80 100 図 1-3-14 即時交換として実施した工事(D-4⑥) 図 1-3-15 復興支援・エコポイントによる (複数回答) 工事費の増額(D-4⑦) - 21 - ⑨ リフォーム瑕疵保険の加入状況 加入した ・リフォーム瑕疵保険保険の加入率は、全体では 7.9%、戸建てでは 8.5%、マンション 5.7%であ った。 全 体 (n=1529) 7.9 戸建て (n=1169) 8.5 加入しなかった 不明 84.7 7.4 86.6 マンション 6.7 (n=283) 5.0 84.8 0% 20% 8.5 40% 60% 80% 100% 図 1-3-16 リフォーム瑕疵保険の加入状況(D-5) ⑩ 住宅履歴情報の登録状況 ・今回の工事を住宅履歴情報として登録したのは、 全体では 28.5%、戸建てでは 30.3%、マンショ ンでは 25.1%である。 全 体 (n=1529) 28.5 戸建て (n=1169) 30.3 マンション (n=283) 51.1 20.4 53.9 25.1 0% 不明 登録していない 登録した 15.8 42.8 20% 32.2 40% 60% 80% 100% 図 1-3-17 住宅履歴情報の登録状況(D-6) ⑪ インスペクション実施の状況 ・今回の工事に際して、正式なインスペクション を「実施した」と回答したのは、全体では 45.2% であった。 「実施した」比率は、戸建てでは 52.2% であるのに対して、マンションでは 22.6%と差 が大きい。 実施していない 実施した 全 体 (n=1529) 45.2 戸建て (n=1169) 41.5 52.2 マンション (n=283) 0% 13.3 37.4 22.6 10.4 60.8 20% 40% 不明 16.6 60% 80% 100% 図 1-3-18 インスペクション実施の状況(D-7) (注) 「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となってい たため、それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっていると考えら れる。 - 22 - 【 参考 】今年度調査における世帯・住宅の基本属性等の特色 住宅リフォーム実態(実例)調査(調査票A)は、平成 15 年度から継続して毎年実施している が、この調査では「事業者が施主に代わって回答する」という方法をとっており、部分的に事業者に よる回答が難しい項目もみられ、調査結果を読み取る上で留意が必要な点である。 今回の調査では、前年度に見直しを行った調査項目に加え、復興支援・住宅エコポイントの活用状 況や消費税率アップの影響なども設問に盛り込み、住宅リフォーム推進施策の検討に向けた基礎的資 料となるよう見直しを行っている。また併せて、リフォーム工事の目的や内容等の構成や選択肢の見 直しも行っている。 なお、このアンケート調査の対象は、リフォーム工事を実施した事業者が任意に選択した住宅リフ ォーム工事物件であることから、単純に比較することはできないが、参考として、今年度調査結果を 直近 4 年間の基本集計結果と比較しながら、リフォームを行った住宅の種類(戸建て・マンション) 別に、共通項目である世帯・住宅の基本属性および、工事の種類、リフォーム契約金額に関する動向 を整理した。 マンション 戸建て H20(n=1073) 87.6 12.4 H21(n=903) 86.8 13.2 H22(n=1017) 86.9 13.1 92.9 H23(n=1163) 7.1 80.5 H24(n=1452) 0% 20% 19.5 40% 60% 80% 100% 〔図 1〕 住宅の種類(B-2) ※グラフからは、その他・不明を除く ① 施主の年齢、家族構成 ・戸建て:施主の年齢は、50~60 代が中心である状況に変わりはないが、今年度は 60 代および 70 代 以上が若干増加している。家族構成は核家族世帯(親子)が 若干減少し、夫婦のみ世帯、単身世帯 が増加傾向を示している。 ・マンション:世帯主の年齢は、昨年度に比べ 60 代の比率が増加している。家族構成では、核家族世 帯(親子)の比率が低下し、夫婦のみ世帯が増加した。 20才代 30才代 40才代 50才代 H20(n=940) 6.4 14.4 H21(n=784) 5.7 12.5 H22(n=884) 6.8 11.8 27.9 H23(n=1082) 8.1 11.9 28.8 H24(n=1169) 6.4 10.9 0% 70才以上 60才代 27.6 20% 60% 30才代 7.4 12.8 H20(n=133) 1.0 35.7 7.9 H21(n=119) 2.0 15.1 40.8 10.5 H22(n=133) 2.0 12.8 37.8 13.0 H23(n=82) 3.0 13.4 13.1 H24(n=283) 12.0 0.7 41.1 40% 20才代 35.5 35.6 37.8 不明 80% 100% 0% 【 戸建て 】 40才代 50才代 18.8 13.4 38.3 22.6 17.1 20% 39.0 - 23 - 6.7 30.1 8.3 32.2 60% 【 マンション 】 〔図 2〕 施主の年齢(A-1) 不明 30.3 25.6 30.4 40% 70才以上 23.3 4.5 33.6 25.6 16.6 60才代 80% 2.4 7.1 100% 単身 H20(n=940) 3.0 30.2 H21(n=784) 30.1 3.2 夫婦と子と親 (三世代) 親子 (二世代) 夫婦のみ 43.8 35.2 H24(n=1169) 4.6 36.2 0% H20(n=133) 11.3 4.7 0.2 H21(n=119) 10.1 15.0 4.4 1.0 0.6 11.8 0.1 H22(n=133) 9.0 H23(n=82) 13.4 12.2 3.3 0.8 H24(n=283) 13.4 17.6 47.5 43.0 20% 40% 60% 80% 100% 親子 (二世代) 夫婦のみ 3.8 0.3 15.5 44.2 H23(n=1081) 4.8 単身 不明 47.2 32.2 H22(n=884) 3.6 その他 夫婦と子と親 (三世代) 35.3 42.8 46.2 0% 2.3 5.3 5.0 50.1 30.5 3.8 5.3 49.0 42.1 20% 不明 36.5 30.8 3.7 2.4 36.4 40% 【 戸建て 】 その他 60% 1.4 2.5 4.2 80% 100% 【 マンション 】 〔図 3〕 家族構成(A-4) 1人 H20(n=940) 3.0 H21(n=784) 2.7 2人 3人 31.0 19.7 18.5 33.3 6人以上 5人 20.2 24.5 H22(n=884) 4人 12.2 7.9 6.1 23.0 19.1 12.2 6.9 12.2 21.6 1人 不明 7.7 6.6 8.4 H20(n=133) 11.3 H21(n=119) 8.4 H22(n=133) 9.0 H23(n=82) 13.4 H24(n=283) 11.0 3.4 36.3 H23(n=1081) 4.8 17.3 32.6 H24(n=1169) 4.0 0% 19.4 19.3 20% 17.9 40% 10.6 7.7 3.9 8.5 6.9 10.8 60% 80% 0% 100% 3人 2人 4人 41.4 42.0 35.3 14.3 6.0 7.5 23.5 10.9 43.1 5.3 22.0 20.5 40% 14.3 15.0 24.4 20% 不明 18.8 30.8 31.7 【 戸建て 】 6人以上 5人 7.3 15.6 60% 7.8 80% 100% 【 マンション 】 〔図 4〕 家族人数(A-5) ② 住宅の取得方法 ・戸建て:リフォームを実施した住宅の取得方法は「当初注文住宅を建設」が中心である。 「親からの 相続等」は若干減少している。 ・マンション:「新築分譲住宅購入」、「中古住宅購入」が中心であるが、「新築分譲住宅購入」の比率 が増加し、「中古住宅購入」の比率は減少した。 施主が所有し 他人に賃貸 施主が所有し 親族居住 施主が所 有し居住 H23(n=1081) 89.9 H24(n=1169) 90.8 0% 20% 40% 親族が 住宅を 所有し 施主同居 施主以外 が所有し 施主居住 その他 施主が所有し 他人に賃貸 施主が所有し 親族居住 施主が所 有し居住 H23(n=82) 60% 80% 100% 9.8 79.3 H24(n=283) 4.3 親族が 住宅を 所有し その他 施主同居 施主以外 が所有し 施主居住 20% 40% 1.4 4.6 3.5 85.5 0% 4.9 60% 80% 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 5〕 住宅の所有関係(A-2)※H22 年以前は選択肢が異なるため図には示していない 注文住宅 新築分譲 住宅購入 中古住宅 購入 親からの 相続等 61.9 H20(n=940) その他 注文住宅 不明 10.5 6.4 15.6 3.0 2.6 H20(n=133) 2.3 新築分譲 住宅購入 42.1 56.1 11.2 8.7 16.2 3.0 4.8 H21(n=119) 2.5 H22(n=884) 54.6 12.1 8.5 18.9 2.0 3.9 H22(n=133) 3.8 39.1 3.0 3.1 H23(n=82) 42.7 59.8 10.4 9.0 61.6 H24(n=1169) 0% 20% 14.7 12.7 9.2 12.6 1.7 2.2 40% 60% 80% 100% 親からの 相続等 39.8 51.3 H21(n=784) H23(n=1081) 中古住宅 購入 33.6 36.6 52.3 0% 20% 30.7 40% 60% 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 6〕 住宅の取得方法(B-5) - 24 - 6.0 5.0 45.1 2.4 H24(n=283) その他 不明 8.3 1.5 4.2 3.4 7.5 2.3 2.2 6.1 11.0 1.2 5.3 80% 7.1 4.6 100% ③ 築年数と居住年数 ・戸建て:築年数の経過した住宅が増加してきているが、築年数の比率は前年度とほぼ同じ程度の比 率である。リフォーム工事を実施するまでの居住期間も増加傾向にあり、今年度は 21 年以上が約 6 割を占める。 ・マンション:年次による変動があるが、昨年度に比べ「31 年以上」の比率がやや増加した。リフォ ーム工事を実施するまでの居住期間でも 26 年以上が今年度は 24.1%となるなど、長い年数の比率も 増加している。 6年~ 10年以下 5年以下 16年~ 20年以下 11年~ 15年以下 31年以上 26年~ 30年以下 21年~ 25年以下 5年以下 不明 15.1 H20(n=940) 19.4 13.9 H21(n=784) 23.7 17.3 19.9 21.8 16.7 20.9 16.5 22.6 H21(n=119) 4.2 7.6 10.9 22.4 H22(n=133) 5.3 7.5 12.8 11.0 13.8 24.9 20.7 H23(n=1081) 10.5 16.2 22.2 22.3 25.1 H24(n=1169) 8.4 17.2 23.1 21.9 24.1 20% 40% 60% H20(n=133) 1.56.8 H23(n=82) 4.9 7.3 H24(n=283) 1.17.4 80% 100% 0% 40% 17.3 22.0 18.4 13.4 19.4 60% 9.0 9.2 22.6 18.3 17.3 20% 【 戸建て 】 25.2 17.3 13.4 18.7 20.3 24.4 15.0 31年以上 不明 22.6 16.0 20.7 26年~ 30年以下 21年~ 25年以下 11年~ 16年~ 15年以下 20年以下 17.6 H22(n=884) 0% 6年~ 10年以下 15.9 80% 100% 26年~ 30年以下 31年以上 【 マンション 】 〔図 7〕 住宅の築年数(B-3) 0年(入居前 1年~ 5年 または入 以下 居直後) 6年~ 10年 以下 11年~ 15年 以下 8.3 3.9 16年~ 20年 以下 15.6 19.5 H21(n=784) 5.0 5.7 6.8 14.3 18.2 H22(n=884) 4.1 H20(n=940) 4.6 5.4 6.2 14.3 H23(n=1081) 3.15.0 11.7 6.6 H24(n=1169) 2.85.0 10.6 5.6 0% 21年~ 25年 以下 16.9 20% 31年以上 0年(入居前 1年~ または入 5年 居直後) 以下 13.6 19.5 13.6 23.5 13.6 H20(n=133) 24.8 11.4 H21(n=119) 23.5 14.9 H22(n=133) 11.7 3.0 8.3 13.5 不明 29.3 19.2 H23(n=82) 19.5 20.4 17.7 20.4 H24(n=283) 20.1 5.3 5.7 15.2 60% 80% 0% 100% 18.0 18.5 6.8 6.8 16.8 3.4 9.8 9.0 10.5 11.3 9.8 10.5 7.5 16.5 9.8 13.4 20% 【 戸建て 】 15.0 6.7 5.9 11.8 10.1 20.9 40% 21年~ 25年 以下 16年~ 20年 以下 6年~ 11年~ 15年 10年 以下 以下 不明 21.1 14.3 15.4 26年~ 30年以下 19.5 40% 8.5 11.0 12.2 3.7 16.3 11.3 60% 13.8 10.3 80% 100% 【 マンション 】 〔図 8〕 リフォームまでの居住期間(B-4) ④ 工事の種類、目的、内容 ・戸建て:増築工事が年々減少しており、大規模な修繕または模様替えが増加している。リフォームの 目的、内容は、前年とは大きな違いはみられない。 ・マンション:今年度は、「その他の修繕・模様替え」が 54.4%で、一昨年の水準に戻った。 ・戸建て、マンションともに、工事の目的・内容は、前回からは大きな変化はみられない(次頁)。 大規模な修繕又は 模様替え 改築 増築 H20(n=940) 11.4 18.7 H21(n=784) 10.1 20.7 H22(n=884) 8.9 21.8 H23(n=1081) 7.6 23.1 H24(n=1169) 6.9 0% 21.1 20% その他の修繕 模様替え、減築 23.2 17.3 H20(n=133) 10.5 6.5 H21(n=119) 8.4 6.6 H22(n=133) 39.8 3.3 H23(n=82) 41.0 3.3 H24(n=283) 45.4 20.7 42.0 26.2 27.7 40% 4.9 41.8 60% 80% 大規模な修繕又は 模様替え 改築 不明 100% 24.8 【 戸建て 】 21.1 23.2 - 25 - 6.0 40.2 26.1 20% 3.3 54.9 54.4 40% 60% 【 マンション 】 〔図 9〕 工事の種類(C-3) 3.0 72.3 34.1 12.7 不明 61.7 16.0 18.0 0% その他の修繕 模様替え、減築 2.5 6.7 80% 100% 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 59.8 60.7 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 67.1 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 63.1 60.8 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 69.5 67.5 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 39.2 39.6 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 36.4 38.0 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 8.0 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため H24(n=1169) 3.8 3.3 0 1.1 18.3 16.6 4.9 2.5 1.2 0.7 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため(※) H23(n=1081) (%) 20 40 60 80 H23(n=83) 1.8 空き家になっていた住宅の活用を 図るため(※) 2.1 その他 2.1 地震による被害の補修のため 2.3 空き家になっていた住宅の活用を 図るため(※) 20.7 16.3 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 7.1 4.2 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため(※) 15.9 0.4 中古住宅の購入に合わせて 9.1 6.5 地震による被害の補修のため 31.7 23.0 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため(※) 5.2 3.9 中古住宅の購入に合わせて 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 防犯性能の向上を図るため(※) 9.4 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため(※) 24.4 21.6 子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため 15.7 13.3 防犯性能の向上を図るため(※) 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 29.9 23.6 子供の成長や世帯人員の変更に ともない必要が生じたため 80.5 H24(n=283) 2.1 4.9 3.5 その他 100 0 【 戸建て 】 (%) 20 40 60 80 100 【 マンション 】 〔図 10〕 リフォーム工事の目的(C-4①)※H23 年が空欄となっているのは同様の選択肢がなかったもの 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 66.8 69.3 住宅設備の変更 70.1 67.1 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 78.0 82.7 84.1 80.2 窓ガラス・窓サッシ等の改良 46.0 45.3 住宅設備の変更 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 45.1 44.7 室内建具の変更 41.3 間取りの変更 40.6 39.1 39.2 間取りの変更 40.5 37.1 段差の解消、手すりの設置 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 21.5 20.1 居室の用途の変更 段差の解消、手すりの設置 22.0 20.1 30.5 18.4 耐震補強工事 17.5 18.6 居室の用途の変更 外壁への断熱材の設置工事 18.6 17.2 防音工事 屋根・天井への断熱材の設置工事 18.8 16.6 床・基礎への断熱材の設置工事 17.0 14.5 壁、柱等の主要構造部の改修 15.7 13.5 13.4 4.9 防犯性能強化 4.9 1.1 その他 2.4 1.1 0 14.5 13.5 広さの変更 5.7 8.9 防犯性能強化 28.0 23.3 窓ガラス・窓サッシ等の改良 27.0 29.1 収納スペースの改善 40.2 29.0 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 32.9 30.5 耐火性能強化 3.5 2.6 防音工事 3.9 2.5 その他 3.1 4.0 H23(n=1081) H24(n=1169) 0 (%) 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 11〕 リフォーム工事の内容(C-4②) - 26 - H23(n=82) H24(n=283) (%) 20 9.9 8.6 太陽光発電・温水器の設置 53.7 37.8 38.9 収納スペースの改善 40.3 32.8 室内建具の変更 53.7 40 60 80 100 ⑤ リフォーム契約金額 ・戸建て:「1000 万円超」の比率が若干増加しているものの、リフォーム金額の分布に大きな変化は ない。 ・マンション: 「100 万円以下」 「100~300 万円以下」の比較的規模の小さなリフォーム工事の比率が 増加している。 100超~ 300万円以下 100万円以下 H20(n=940) 6.8 26.9 H21(n=784) 9.1 27.4 H22(n=884) 8.7 27.6 H23(n=1081) 8.7 26.5 H24(n=1169) 7.9 17.7 20% 40% 0% 17.6 24.0 16.7 17.9 21.8 23.7 18.1 100万円以下 不明 19.7 14.9 24.8 1000万円超 500超~ 1000万円以下 300超~ 500万円以下 7.1 H20(n=133) 7.5 7.3 H21(n=119) 8.4 4.1 H22(n=133) 10.5 9.8 17.5 23.2 20.4 4.5 H23(n=82) 23.4 22.4 3.7 H24(n=283) 60% 80% 100% 300超~ 500万円以下 100超~ 300万円以下 1000万円超 不明 26.3 21.1 27.7 26.3 24.4 16.3 24.8 24.4 21.1 27.1 18.3 40% 3.8 12.6 3.4 13.5 28.0 19.1 20% 16.5 23.5 28.6 0% 500超~ 1000万円以下 1.5 13.4 6.1 23.3 60% 10.2 80% 2.5 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 12〕 リフォーム契約金額(D-1) ⑥ リフォーム資金の内訳 ・戸建て: 「100 万円以下」の比率が若干増加しているものの、金額の分布に大きな変化はみられない。 借入金の利用率は、1 割強で推移している。 ・マンション:年次による変動が大きいが、前年に比べ「100 万円以下」「100~300 万円以下」の比 率が増加している。借入金の利用率は、前年に比べ増加した。 100万円 以下 0 H20(n=940) 8.1 1.4 100超~ 300万円 以下 300超~ 500万円 以下 500超~ 1000万円 以下 17.8 17.9 28.6 20.4 16.6 9.7 H20(n=133) 4.5 26.0 10.2 H22(n=884) 1.8 28.6 16.3 22.4 12.8 7.9 H22(n=133) 3.0 H23(n=1081) 10.7 3.0 27.0 16.8 20.7 14.2 7.6 H23(n=82) 11.6 25.6 12.4 H24(n=1169) 3.0 0% 10.5 H21(n=119) 7.6 0.8 14.2 2.3 100超~ 300万円 以下 100万円 以下 0 不明 9.7 H21(n=784) 15.1 1000万円超 500超~ 1000万円 以下 22.6 17.3 26.3 25.2 13.5 8.5 300超~ 500万円 以下 24.4 25.6 不明 13.5 5.3 21.8 17.3 24.4 1000万円超 8.4 11.8 24.1 17.1 12.0 4.5 24.4 12.2 11.0 2.4 20% 15.5 40% 20.8 60% 17.5 6.0 80% H24(n=283) 3.2 100% 0% 18.4 27.9 20% 14.5 40% 20.5 60% 8.5 7.1 80% 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 13〕 リフォーム資金内訳 自己資金(D-1) 100万円 以下 H23(n=166) 5.0 H24(n=137) 6.6 0% 100超~ 300万円 以下 22.7 24.8 20% 300超~ 500超~ 500万円 1000万円 以下 以下 24.1 23.4 40% 1000万円超 27.0 20.4 60% 21.3 24.8 80% 100% H21(n=784) 11.6 H21(n=119) H22(n=884) 11.5 H22(n=133) 0 5 10 【 戸建て 】 - 27 - 12.0 8.5 H24(n=283) 11.7 H24(n=1169) 【 戸建て 】 〔図 14〕 リフォーム資金内訳 借入金(借入のある世帯のみ・ 不明を除く) (D-1) 6.7 3.6 H23(n=82) 12.9 H23(n=1081) 10.5 H20(n=133) 10.6 H20(n=940) 15 20 (単位:%) 0 5 【 マンション 】 〔図 15〕 借入利用率(D-1) 10 15 20 (単位:%) ⑦ その他の住宅支援施策について ・戸建て:復興支援・住宅エコポイントの利用率は、住宅エコポイントに比べ比率がやや下がった。 ・マンション:復興支援・住宅エコポイントの対象工事は、住宅エコポイントと比べ、節水型トイレ、 高断熱浴槽の比率が高い。 住宅エコポイント H23(n=1081) 46.9 48.0 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=1169) 38.3 0% 未記入 わからない 利用しなかった 利用した 3.02.1 20% 40% 60% 住宅エコポイント H23(n=166) 80% 100% 18.0 0% 未記入 わからない 70.7 23.2 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=283) 1.6 6.7 53.4 利用しなかった 利用した 75.6 20% 40% 2.4 3.7 4.6 1.8 60% 80% 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 16〕 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイントの利用(D-4) 91.7 ①窓の省エネ改修 22.4 ②外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 46.2 ①または②と同時に行う バリアフリー改修工事 1.9 ①または②と同時に行う 太陽熱システムの設置 2.2 27.2 29.3 住宅エコポイント H23(n=519) 3.1 10.9 0 20 ①または②と同時に行う 耐震改修 (%) 40 0.0 3.9 26.3 60 60.8 31.6 80 41.2 ①または②と同時に行う リフォーム瑕疵保険への加入 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=448) ①または②と同時に行う 耐震改修 43.1 ①または②と同時に行う 高断熱浴槽の設置 45.3 ①または②と同時に行う リフォーム瑕疵保険への加入 42.1 ①または②と同時に行う 節水型トイレの設置 42.6 ①または②と同時に行う 高断熱浴槽の設置 21.1 9.8 ①または②と同時に行う バリアフリー改修工事 45.5 ①または②と同時に行う 節水型トイレの設置 92.2 ②外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 19.4 ①または②と同時に行う 太陽熱システムの設置 89.5 ①窓の省エネ改修 88.2 住宅エコポイント H23(n=19) 2.0 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=51) 0.0 100 (%) 0 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 17〕 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイントの対象工事(D-4)(複数回答) 54.5 商品等との交換 復興支援商品との交換 復興支援商品との交換 71.2 エコ商品との交換 住宅エコポイント H23(n=519) 28.6 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=448) 0.4 環境寄附・復興寄附 1.3 39.9 追加工事への即時交換 47.4 商品等との交換 71.2 エコ商品との交換 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=51) 5.3 環境寄附・復興寄附 1.3 36.8 追加工事への即時交換 50.4 住宅エコポイント H23(n=19) 28.6 50.4 (%) 0 20 40 60 80 (%) 100 0 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 【 マンション 】 〔図 18〕 住宅エコポイント、復興支援・住宅エコポイントの交換内容(D-4)(複数回答) ※ 住宅エコポイントと復興支援・住宅エコポイントでは“商品の交換”についての選択肢が異なっている - 28 - 第2編 世帯・住宅の特徴とそのリフォーム内容/クロス集計 住宅リフォームを行っている世帯・住宅の特徴とそのリフォームの目的や内容、リフォーム費用お よびリフォーム支援策や新たな制度の利用状況について、戸建て・マンション別に、クロス集計によ る分析を行った。 1.世代によるリフォームの特徴 ◎戸建て:リフォーム工事の目的や内容、支援策の利用状況には、世代による差が大きい。若年層 では相続等や中古購入により入手した住宅に対するリフォームが多く、借入金の利用率が高い。 50・60 代では老朽化対応、70 代以上では高齢化対応リフォームを実施(70 代以上では地方自治 体の補助の活用率が高い)。 ・40 代以下の若年層では、中古購入で入手した住宅の比率が高く、二世帯同居を目的とした工事 も見られる。リフォーム資金の借り入れは 約 3 割で行われ、リフォーム瑕疵保険の利用率が他 の世代に比べて高い。 ・50・60 代では、主に住宅・設備の老朽化への対応を中心に、省エネに関するリフォームが行わ れている。借入の利用率は若年層に比べると低いが、復興支援・住宅エコポイントの利用や住宅 履歴情報の登録の比率の他の年代よりも高い。 ・70 代以上では、注文住宅として建設した住宅が老朽化し、高齢化に対応する必要も生じてリフ ォームを実施している。リフォーム金額は他の年代に比べるとやや低くなる。借入はほとんど行 われていないが、耐震改修工事に係る地方自治体の補助金の利用率は他の世代に比べて高い。リ フォーム瑕疵保険、住宅履歴情報などの活用は他の世代に比べて少ない。 ◎マンション:30 代以下では、中古購入によるリフォームが約半数 ・40 代以下の若年層では、中古購入で入手した住宅の比率が高く(30 代以下では約半数)、使い 勝手の改善・嗜好対応を目的としたリフォーム工事が多い。また、リフォーム瑕疵保険の利用率 が高い。 ・50・60 代では、住宅の老朽化へ対応目的の比率が、他の年代に比べ高く、50 代では、工事規模 が 300 万円以下の比較的小規模な工事の占める比率が高い。支援制度の中では、50 代で、住宅 履歴情報の利用率が他の年代に比べ高い。 ・60 代以上では、住宅の老朽化の対応の比率がもっとも高いが、高齢化対応が他の年代よりも比 率が高くなる。リフォーム瑕疵保険の活用は他の世代に比べて少ない。 - 29 - (1) 施主の年齢別 * 戸建ては 30 代以下・40 代・50 代・60 代・70 代以上、マンションは 30 代以下・40 代・50 代・60 代以上に よるクロス集計を基本とする(マンションの 70 代以上は、対象数が少ないため) 。 ① 住宅の属性(当初の住宅の取得方法、住宅の築年数) ・戸建て:施主の年齢が若いほど「中古住宅購入」が多く、年齢が高いほど「当初注文住宅を建設」が 多い。30 代以下では、 「中古住宅購入」が 33.3%を占めるのに対して、50 代以上では「当初注文住 宅を建設」が 6 割以上を占める。このため、若年層ではリフォームした住宅の築年数が幅広く分布 しているが、50 代以上では年齢が高くなるほど築年数の経過した住宅の比率が高まる。 ・マンション: 40 代以下では「中古住宅購入」が多く、30 代以下で 63.9%、40 代で 36.2%を占め る。60 代以上では「中古住宅購入」は 18.0%となり、戸建ての場合と同様に築年数の経過した住宅 が多くなる。 新築分譲 住宅購入 注文住宅 30代以下 (n=84) 40.5 40代 (n=127) 親からの 相続等 中古住宅 購入 33.3 50.4 9.4 20% 3.6 30代以下 (n=36) 15.7 60% 親からの 相続等 その他 63.9 不明 80% 11.1 44.7 50代 (n=86) 11.1 12.4 2.6 2.6 40% 13.9 40代 (n=47) 14.6 6.5 9.6 2.3 68.6 0% 中古住宅 購入 2.8 13.3 5.9 15.5 65.6 70代以上 (n=153) 14.3 20.5 61.9 60代 (n=480) 不明 新築分譲 住宅購入 7.1 50代 (n=323) その他 60代以上 (n=111) 27.9 64.0 18.0 100% 0% 【 戸建て 】 10.6 8.5 36.2 59.3 20% 40% 60% 8.3 3.5 2.7 5.8 9.0 3.5 6.3 80% 100% 【 マンション 】 図 2-1-1 当初の住宅の取得方法 施主の年齢別(B-5) 5年以下 6年~ 10年以下 30代以下 (n=84) 11.9 9.5 40代 (n=127) 11.8 50代 (n=323) 7.1 60代 (n=480) 5.6 15.2 14.3 22.0 20% 21年~ 25年以下 19.0 19.0 22.8 12.6 22.3 70代以上 5.2 7.2 14.4 (n=153) 0% 16年~ 20年以下 11年~ 15年以下 31.6 23.8 31年以上 不明 10.7 15.7 5年以下 40代 (n=47) 16年~ 20年以下 11年~ 15年以下 33.3 14.9 26年~ 21年~ 25年以下 30年以下 31年以上 不明 22.2 8.3 11.1 8.3 17.0 12.8 8.5 6.4 36.2 17.6 27.5 50代 7.0 (n=86) 1.2 24.8 80% 18.6 60代以上 0.9 7.2 12.6 (n=111) 3.6 51.0 60% 6年~ 10年以下 30代以下 11.1 (n=36) 2.8 14.3 12.6 19.2 21.6 40% 26年~ 30年以下 100% 【 戸建て 】 0% 22.1 18.9 20% 25.6 28.8 40% 【 マンション 】 図 2-1-2 住宅の築年数 施主の年齢別(B-3) - 30 - 60% 17.4 8.1 27.0 80% 100% ② リフォーム工事の目的と内容 ・戸建て:「高齢化への対応」を目的としたリフォームは、30 代以下の 10.7%に対して 70 代以上では 49.7%となるなど年代による差が大きい。「子供の成長・世帯人員変更」や「二世帯同居など、他の 世帯との同居への対応」を目的とするリフォームは若い世代で多いが、特に「中古住宅の購入に合わ せて」は、30 代以下での比率が高い。 ・マンション:戸建てと同様に「高齢化への対応」を目的としたリフォームは、施主の年齢が高いほど 多い傾向がみられる。 「子どもの成長・世帯人員の変更」 「使い勝手の改善・自分の好みへの変更」な どは、30 代以下とともに 60 代以上でも比率が高くなっている。30 代以下では 50%が「中古住宅の 購入に合わせて」をあげている。 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 41.7 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 56.0 55.9 60.4 64.4 56.2 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 55.9 64.4 61.7 66.0 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 29.8 34.6 42.7 43.8 30.1 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 10.7 22.8 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 15.5 14.2 6.5 6.9 5.9 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 地震による被害の補修のため 3.6 3.9 4.0 4.8 3.3 0.0 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 3.6 1.6 2.5 1.9 2.0 その他 2.4 6.3 3.7 3.1 1.3 0 0.0 0.0 1.2 1.8 50.0 23.4 中古住宅の購入に合わせて 11.6 4.5 2.8 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 0.0 2.3 3.6 0.0 地震による被害の補修のため 30代以下(n=84) 2.1 0.0 0.9 40代(n=127) 40代(n=47) 4.3 2.3 0.9 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 60代(n=480) 70代以上(n=153) 空き家になっていた住宅の活用を 図るため (%) 20 40 60 80 30代以下(n=36) 0.0 50代(n=323) 100 50代(n=86) 60代以上(n=111) 0.0 0.0 2.3 3.6 2.8 8.5 3.5 1.8 その他 0 【 戸建て 】 図 2-1-3 2.1 3.5 1.8 21.4 6.0 3.1 2.8 1.7 0.7 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 16.7 14.9 12.8 18.9 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 6.0 3.9 6.2 8.1 4.6 0.0 0.0 0.0 0.9 防犯性能の向上を図るため 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 10.6 20.9 36.9 6.0 6.3 12.1 10.4 5.2 10.2 25.5 26.7 18.9 0.0 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 35.6 44.8 49.7 17.9 23.6 15.8 9.8 7.8 1.9 1.7 0.7 70.9 73.0 13.9 防犯性能の向上を図るため 中古住宅の購入に合わせて 58.3 55.3 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 25.0 18.9 22.9 23.8 28.1 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 77.8 63.8 61.6 70.3 20 (%) 40 【 マンション 】 リフォーム工事の目的 施主の年齢別(C-4①)(複数回答) - 31 - 60 80 100 ・戸建て:30 代以下では、 「広さの変更」や「間取りの変更」などが他の年代に比べ多い。50 代では「住 宅設備の変更」、 「冷暖房・給湯設備の設置・更新」、 「窓ガラス・窓サッシ等の改良」などが多く、 「段 差の解消、手すりの設置」については、年齢が高くなるほど実施している割合も高くなる。 ・マンション:「間取りの変更」、「内装の変更」、「冷暖房・給湯設備の設置・更新」などは年代が若い 方が比率が高くなる。「住宅設備の変更」は 60 代以上で高い。 67.9 62.2 70.6 71.5 66.7 61.9 65.4 74.3 65.6 61.4 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 住宅設備の変更 38.1 40.2 49.5 47.7 37.9 52.4 40.9 41.2 37.3 32.7 32.1 52.8 44.3 46.7 40.5 23.8 35.4 32.5 35.6 28.1 19 28.3 40.9 38.8 41.8 33.3 26 28.2 31.3 24.8 25 22.8 35 32.3 24.8 22.6 20.5 18.9 21 18.3 13.1 17.3 18.9 17.9 13.7 17.9 11 17.6 20.4 22.2 11.9 14.2 16.4 19.2 13.7 10.7 12.6 15.8 15.4 13.1 8.3 10.2 13.9 13.8 17.6 25 12.6 13.9 13.3 7.8 6 8.7 9.9 30代以下(n=84) 9.6 6.5 40代(n=127) 11.9 7.1 50代(n=323) 12.1 7.1 5.9 60代(n=480) 1.2 2.4 70代以上(n=153) 2.5 2.9 2 2.4 2.4 2.2 2.9 2.6 4.8 6.3 (%) 3.1 4.2 3.3 窓ガラス・窓サッシ等の改良 間取りの変更 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 室内建具の変更 段差の解消、手すりの設置 収納スペースの改善 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 居室の用途の変更 外壁への断熱材の設置工事 耐震補強工事 屋根・天井への断熱材の設置工事 床・基礎への断熱材の設置工事 壁、柱等の主要構造部の改修 広さの変更 防犯性能強化 太陽光発電・温水器の設置 防音工事 耐火性能強化 その他 0 20 40 60 80 11.1 19.1 窓ガラス・窓サッシ等の改良 間取りの変更 36 34.2 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 0 97.2 36 18.9 46.8 58.3 2.1 0 0.9 47.2 36.2 41.9 39.6 室内建具の変更 8.3 10.6 18.6 27.9 段差の解消、手すりの設置 47.2 40.4 33.7 38.7 33.3 29.8 30.2 25.2 16.7 14.9 15.1 21.6 収納スペースの改善 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 居室の用途の変更 0 6.4 7 6.3 外壁への断熱材の設置工事 0 0 0 0 0 屋根・天井への断熱材の設置工事 00 耐震補強工事 床・基礎への断熱材の設置工事 1.8 0 0 40代(n=47) 0 太陽光発電・温水器の設置 2.3 0.9 0 0 0 0 11.1 6.4 4.7 1.8 防音工事 耐火性能強化 その他 100 60代以上(n=111) 3.5 2.7 0 0 防犯性能強化 50代(n=86) 5.6 2.1 3.5 0.9 2.8 壁、柱等の主要構造部の改修 広さの変更 30代以下(n=36) 2.3 0 【 戸建て 】 図 2-1-4 83 83.7 76.6 77.8 76.6 75.6 85.6 0 0 0 0 0 2.1 0 (%) 1.8 0 20 40 【 マンション 】 リフォーム工事の内容 施主の年齢別(C-4②)(複数回答) - 32 - 60 80 100 ③ リフォーム契約金額 ・戸建て:リフォーム金額は、30 代以下ではらつきが大きいが、施主の年齢が高くなるにつれ、100~ 300 万円以下の比較的規模の小さなリフォームの比率が高くなっている。 ・マンション:30 代以下では 500 万円超のリフォームが約 4 割を占める。50 代では 1000 万円超が 12.8%となるものの 100 万円以下が 20.9%となるなどばらつきが大きい。60 代以上では 100~300 万 円が 32.4%と比率が高い。 300超~ 100超~ 300万円以下 500万円以下 100万円以下 30代以下 (n=84) 40代 (n=127) 16.7 5.5 50代 (n=323) 8.4 60代 (n=480) 6.5 70代以上 (n=153) 7.8 0% 15.5 23.6 22.6 16.5 20.1 30.7 20% 22.6 19.0 23.6 22.9 14.4 40% 22.6 24.2 20.9 100万円以下 不明 26.8 21.1 28.1 1000万円超 500超~ 1000万円以下 19.6 60% 3.6 30代以下 (n=36) 5.6 3.9 40代 (n=47) 19.1 50代 (n=86) 20.9 5.0 24.0 60代以上 (n=111) 2.6 25.0 27.8 21.3 19.1 30.2 15.3 0% 100% 【 戸建て 】 図 2-1-5 1000万円超 500超~ 300超~ 500万円以下 1000万円以下 17.4 不明 33.3 5.6 2.8 29.8 8.5 17.4 2.1 12.8 1.2 2.9 18.3 80% 100超~ 300万円以下 32.4 20% 16.2 40% 22.5 60% 10.8 80% 2.7 100% 【 マンション 】 リフォーム契約金額 施主の年齢別(D-1) ④ リフォーム資金内訳 ・戸建て:資金調達については、若年層ほど借入の利用率が高く、30 代以下で約 3 割を占める。補助 金の利用率は各世代とも 2 割~3 割であるが、70 代以上での利用率がやや高い。税制優遇措置等の 利用状況をみると、戸建ての 40 代で、増改築工事全般ローン減税の利用率が 15.7%と高いが、年齢 が高くなるほど地方自治体のリフォーム全般に耐震改修に関する投資型減税や地方自治体の補助、等 が幅広く利用されている。 ・マンション:マンションでは借入利用がほとんどなく、補助金利用は 2 割弱である。 100万円以下 300超~ 500万円以下 100超~ 300万円以下 500超~ 1000万円以下 0(未記入を含む) 補助金なし 1000万円超 30代以下 (n=84) 69.0 40代 (n=127) 6.0 4.8 70.1 50代 (n=323) 60代 (n=480) 30代以下 (n=84) 13.1 4.7 9.4 6.3 40代 (n=127) 3.4 4.3 50代 (n=323) 77.7 3.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4.8 6.0 8.7 5.5 4.7 9.9 5.6 6.8 6.93.5 6.0 11.14.6 4.6 3.3 71.2 40% 300万円超 9.5 78.3 20% 300万円 以下 不明 73.4 0% 【 戸建て 】 100万円 以下 79.5 70代以上 (n=153) 93.5 50万円 以下 75.0 60代 (n=480) 87.5 70代以上 (n=153) 20万円 以下 60% 80% 【 戸建て 】 図 2-1-6 リフォーム資金内訳/借入金の金額 図 2-1-7 リフォーム資金内訳/補助金の金額 施主の年齢別(D-1) 施主の年齢別(D-1) - 33 - 4.6 100% 6 住宅ローン減税(所得税) ①増改築工事全般 相続時精算課税制度 0 0 0 0 0 暦年課税制度 4.8 4.7 地方自治体の住宅リフォーム 工事に関する補助 6.7 0 9.3 9.8 0.8 0.9 0.8 地方自治体の地場産材 活用に対する補助 0 3.6 1.6 2.2 1.7 2.6 1.2 3.1 3.4 5 投資型減税 ②耐震改修 耐震改修工事を行った 住宅の固定資産税の減額 0 0 9.2 3.4 5.4 2.4 2.4 投資型減税 ③バリアフリー改修 2.6 1.2 2.4 2.8 0.8 ローン型減税 0 14.4 6.5 7.3 1.2 3.1 バリアフリー改修を行った 住宅の固定資産税の減額 5.6 5 4.6 1.2 3.1 3.4 2.5 4.6 介護保険による 住宅改修費の支給 0 0 地方自治体のバリアフリー 改修工事に関する補助 1.5 2.9 3.3 1.2 1.6 4 投資型減税 ④省エネ改修工事 1.3 1.2 0 ローン型減税 5.8 30代以下(n=84) 40代(n=127) 1.2 0.4 0 50代(n=323) 60代(n=480) 1.2 2.4 省エネ改修を行った 住宅の固定資産税の減額 70代以上(n=153) 5.3 3.5 1.3 1.2 0.8 2.8 3.3 2 地方自治体の省エネ 改修工事に関する補助 0 図 2-1-8 15.7 0.4 0 地方自治体の耐震改修 工事に関する補助 9.9 2.1 1.3 2.4 0.8 0.6 (%) 10 20 30 【 戸建て 】 税制優遇措置・公的補助の利用 施主の年齢別(D-3) (複数回答) *上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対象工事実施者の中 での比率ではないため、利用比率が低くなっている点に留意が必要である。 - 34 - ⑤ 新たな制度の活用状況 ・戸建て:復興支援・住宅エコポイントは、50 代・60 代では約 4 割の利用があったが、30 代以下で は 26.2%と利用率が低い。逆にリフォーム瑕疵保険は 30 代以下が 10.7%と他の年代よりも利用率 が高い。また、住宅履歴情報の登録は、70 代以上では 22.9%と他の年代に比べやや比率が低い。 ・マンション:復興支援・住宅エコポイントは、30 代以下では 5.6%の利用であるが、40 代以上では 約 2 割の利用がみられる。リフォーム瑕疵保険は、30 代以下が 11.1%と利用率が高く、年代があが るにつれて利用率が低くなる。住宅履歴情報登録は、50 代で 37.2%ともっとも比率が高く、60 代 以上の 18.0%、30 代以下の 13.9%との差が大きい。 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 30代以下 (n=84) 利用しなかった 26.2 40代 (n=127) 58.3 35.4 50代 (n=323) 40.6 60代 (n=480) 40.8 70代以上 (n=153) 48.0 0% 2.5 9.0 54.6 35.3 40% 2.9 1.7 58.8 20% 11.0 0.8 0.05.9 60% 80% 40代 (n=47) 21.3 50代 (n=86) 19.8 60代以上 (n=111) 19.8 100% 加入した 30代以下 (n=84) 10.7 40代 (n=127) 6.3 0% 不明 7.9 50代 (n=323) 9.3 84.2 60代 (n=480) 8.5 88.1 70代以上 6.5 (n=153) 3.3 40% 4.6 60% 図 2-1-10 40代 (n=127) 27.6 50代 (n=323) 32.8 60代 (n=480) 32.1 70代以上 (n=153) 80% 5.4 1.8 80% 100% 30代以下 (n=36) 11.1 80.6 40代 (n=47) 8.5 85.1 50代 (n=86) 7.0 不明 8.3 6.4 84.9 60代以上 (n=111) 3.6 100% 8.1 86.5 0% 20% 13.1 52.8 19.7 49.8 40% 9.9 60% 80% 100% 30代以下 (n=36) 13.9 40代 (n=47) 13.8 52.8 29.8 不明 33.3 31.9 37.2 60代以上 (n=111) 16.3 80% 50代 (n=86) 100% 18.0 0% 【 戸建て 】 図 2-1-11 登録していない 38.3 17.3 54.2 60% 登録した 不明 58.3 40% 加入しなかった リフォーム瑕疵保険の加入状況 施主の年齢別(D-5) 60.8 20% 60% 2.3 1.2 73.0 40% 6.4 【 マンション 】 登録していない 22.9 0% 76.7 20% 【 戸建て 】 28.6 4.3 6.5 88.9 30代以下 (n=84) 68.1 加入した 3.6 85.8 登録した 5.6 復興支援・住宅エコポイントの利用状況 施主の年齢別(D-4) 加入しなかった 20% 未記入 【 マンション 】 85.7 0% わからない 88.9 【 戸建て 】 図 2-1-9 利用しなかった 30代以下 (n=36) 5.6 13.1 2.4 52.8 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 未記入 わからない 37.2 47.7 20% 40% 34.2 60% 【 マンション 】 住宅履歴情報の登録状況 施主の年齢別(D-6) - 35 - 25.6 80% 100% ・戸建て:インスペクションの実施についは、60 代での実施率が 56.0%とやや高い ・マンション:戸建てとは逆に、30 代以下が 33.3%と他の年代に比べ比率が高い。 実施した 30代以下 (n=84) 46.4 40代 (n=127) 45.7 50代 (n=323) 実施していない 45.2 60代 (n=480) 56.0 70代以上 (n=153) 53.6 0% 20% 16.5 37.8 37.3 60% 実施していない 33.3 40代 (n=47) 不明 47.2 25.5 19.4 55.3 19.1 12.4 35.8 40% 30代以下 (n=36) 8.3 37.8 49.8 実施した 不明 8.1 9.2 80% 50代 (n=86) 18.6 67.4 60代以上 (n=111) 20.7 62.2 100% 【 戸建て 】 0% 20% 40% 14.0 17.1 60% 80% 100% 【 マンション 】 図 2-1-12 インスペクションの実施状況 施主の年齢別(D-7) (注)「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となっ ていたため、それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっている と考えられる。 - 36 - 2.住宅の属性によるリフォームの特徴 ◎戸建て:前年度の調査結果と同様に、親から相続した住宅に対して大規模なリフォームを行うパ ターン、中古住宅を購入し入居前に比較的大きなリフォームを行うパターンがみられる ・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われており、築 30 年を超える住宅 では、内装・設備の変更等の他にも、耐震改修工事、外壁・屋根・床等の断熱材設置などが比較 的多く行われている。 ・当初住宅の取得方法をみると、親からの相続した住宅は築 30 年を超えるものが多く、老朽化、 嗜好対応、省エネ化、高齢化対応、安全性の向上など多様な目的による大規模な工事が行われて いる。 ・中古住宅購入では、35.2%<前年 43.3%>が入居前後にリフォームを行っており、リフォームの 規模も比較的大きい。 ・増築では、1,000 万円を超えるリフォームが 約 4 割であるが、借入の利用は 1 割程度である ◎マンション:築年数が経過した住宅で多様なリフォームが行われるが、築 30 年を超える住宅で は、特に、住宅設備や内装の変更が多く実施されている。 ・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われている。築 30 年を超える住宅 では、住宅設備の変更、内装の変更が 9 割前後と、比率が高くなっている。 ・当初住宅の取得方法をみると、中古住宅購入では、54.0%<前年 36.7%>が入居前後にリフォー ムを行っている。 (1) 住宅の築年数別 ① リフォーム工事の種類 ・戸建て:築 10 年以下では約半数が「その他修繕・模様替え」であるが、増築の割合も 23.5%と他の 年代よりも多い。築年数が経過するにつれて「増築」の比率が低下し、「大規模な修繕・模様替え」 の比率が増加している。 ・マンション:築 10 年以下では「その他の修繕・模様替え」が 79.2%であるが、これが築年数の経過 につれて減少する一方、 「改築」、 「大規模な修繕・模様替え」が築年数の経過につれて増加している。 増築 10年以下 (n=51) 23.5 11~20年以下 (n=299) 6.4 21~30年以下 (n=526) 7.8 30年超 (n=282) 改築 3.2 0% 大規模な修繕又は 模様替え 17.6 18.4 23.2 20.6 20% 9.8 47.1 23.7 48.2 26.2 39.2 38.7 40% その他の修繕 模様替え、減築 35.1 60% 80% 2.0 10年以下 (n=24) 3.3 11~20年以下 (n=102) 12.7 3.6 21~30年以下 (n=107) 12.1 2.5 30年超 (n=45) 4.2 8.3 その他の修繕 模様替え、減築 19.6 8.3 60.8 29.9 40.0 20% 6.9 50.5 40% 【 マンション 】 リフォーム工事の種類 住宅の築年数別(C-3) - 37 - 不明 79.2 20.0 0% 100% 【 戸建て 】 図 2-2-1 大規模な修繕又は 模様替え 改築 不明 7.5 35.6 60% 80% 4.4 100% ② リフォーム工事の目的 ・戸建て:築年数が経過するほど回答数が多く様々な目的のリフォームが行われている様子がうかがえ る。特に「住宅、設備の老朽化」、 「高齢化対応」、 「耐震性等安全性の向上」などは、30 年超の住宅で の比率が高く、築年数による差が大きい。 ・マンション: 「住宅、設備の老朽化」、 「高齢化対応」などは、築年数の経過により比率が高くなるが、 「中古住宅の購入に合わせて」は、築後 10 年以下で 29.2%と他の築年数よりも比率が高い。 47.1 48.8 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 66.7 66.0 16.7 13.7 64.4 72.0 21.6 12.5 21.6 23.4 20.0 8.3 9.8 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 29.8 41.3 47.2 3.9 11.0 21.1 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 78.5 77.8 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 37.1 42.4 39.7 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 66.7 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 52.5 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 66.7 61.8 71.0 71.1 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 16.7 28.0 35.6 0.0 0.0 0.0 2.2 46.1 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 4.2 17.6 13.0 14.1 11.3 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 0.0 3.9 7.0 10.3 11.3 防犯性能の向上を図るため 2.0 1.9 4.4 防犯性能の向上を図るため 0.0 11.8 6.4 8.9 7.8 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 18.6 17.8 15.6 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 1.0 0.9 2.2 29.2 0.0 中古住宅の購入に合わせて 7.0 3.8 1.4 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 2.0 4.3 6.8 9.2 0.0 0.0 地震による被害の補修のため 10年以下(n=51) 21~30年以下(n=526) 1.3 2.3 3.9 1.0 0.0 2.2 11~20年以下(n=299) 0.0 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 4.2 2.0 3.7 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 3.9 4.3 4.0 4.6 地震による被害の補修のため 18.6 10.3 15.6 中古住宅の購入に合わせて 30年超(n=282) 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 10年以下(n=24) 11~20年以下(n=102) 0.0 0.0 21~30年以下(n=107) 3.7 2.2 30年超(n=45) 0.0 0.0 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 1.0 1.9 4.3 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 8.9 16.7 7.8 5.4 2.9 1.4 その他 0 1.0 0.9 20 (%) 40 60 80 2.9 1.9 その他 (%) 0.0 0 100 【 戸建て 】 20 40 【 マンション 】 図 2-2-2 リフォーム工事の目的 住宅の築年数別(複数回答)(C-4①) - 38 - 60 80 100 ③ リフォーム工事の内容 ・戸建て:築年数が経過するほど、内装・設備の変更など様々な内容の工事が行われている。築 30 年 超の住宅では様々な工事内容が他の築年数の住宅より多く行われているが、「耐震補強工事」、「主要 構造部の改修」、「断熱材の設置」などが特に他の築年数の住宅との差が大きい。 ・マンション: 築 30 年超の住宅では、様々な工事が他の築年数の住宅より多く行われており、「住宅 設備の変更」が 95.6%、 「内装変更」が 88.9%と高い比率となる。 「室内建具の変更」は、比較的築年 数による差が小さい。 43.1 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 55.2 29.4 59.9 住宅設備の変更 21.6 窓ガラス・窓サッシ等の改良 33.4 41.7 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 室内建具の変更 5.9 26.4 段差の解消、手すりの設置 11.8 19.1 収納スペースの改善 11.8 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 間取りの変更 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 2.0 7.0 耐震補強工事 2.0 7.4 屋根・天井への断熱材の設置工事 床・基礎への断熱材の設置工事 2.0 5.0 壁、柱等の主要構造部の改修 居室の用途の変更 0.0 31.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 耐震補強工事 0.0 0.0 床・基礎への断熱材の設置工事 0.0 0.0 0.0 26.6 太陽光発電・温水器の設置 防音工事 耐火性能強化 その他 0 20 30年超(n=45) 2.9 1.9 2.2 4.2 1.0 2.8 4.4 広さの変更 40 60 80 0.0 1.0 0.9 2.2 防犯性能強化 太陽光発電・温水器の設置 0.0 0.0 0.0 0.0 4.2 3.9 4.7 8.9 防音工事 耐火性能強化 その他 100 0.0 0.0 0.0 0.0 4.2 2.0 0.0 0.0 0 【 戸建て 】 21~30年以下(n=107) 1.9 26.2 23.5 6.4 9.5 12.4 21.6 10.7 7.2 6.7 2.0 10年以下(n=51) 1.7 3.2 11~20年以下(n=299) 2.1 21~30年以下(n=526) 0.0 0.7 30年超(n=282) 2.9 4.6 9.8 4.3 (%) 3.4 3.2 10年以下(n=24) 11~20年以下(n=102) 壁、柱等の主要構造部の改修 0.0 防犯性能強化 17.8 1.0 0.9 屋根・天井への断熱材の設置工事 10.0 14.4 14.2 広さの変更 1.0 7.5 外壁への断熱材の設置工事 39.4 (%) 20 40 【 マンション 】 図 2-2-3 リフォーム工事内容 住宅の築年数別(C-4②)(複数回答) - 39 - 45.8 45.8 48.9 12.5 15.7 22.4 31.1 20.8 35.3 43.9 46.7 8.3 22.5 34.6 35.6 4.2 11.8 24.3 26.7 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 17.9 27.0 12.9 32.4 収納スペースの改善 35.0 32.6 16.2 2.0 8.7 12.9 1.9 0.0 段差の解消、手すりの設置 40.5 48.9 25.1 31.9 37.2 3.9 8.7 15.8 外壁への断熱材の設置工事 0.0 0.0 室内建具の変更 13.7 13.0 23.0 24.1 居室の用途の変更 12.5 20.6 29.0 17.8 29.2 38.2 43.9 44.4 窓ガラス・窓サッシ等の改良 50.2 53.5 81.4 85.0 88.9 78.4 86.0 95.6 住宅設備の変更 73.2 72.3 35.3 26.1 43.7 46.8 21.6 43.1 43.5 52.8 15.7 19.7 37.1 43.3 間取りの変更 66.7 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 74.7 80.9 60 80 100 ④ リフォーム金額 ・戸建て:築 10 年以下ではリフォーム金額は、100 万円以下が 19.6%、100~300 万円以下が 23.5% と、300 万円以下が約 4 割を占める。これに対し、築年数の経過により高額リフォームの比率が増加 していき、築 30 年超では、1000 万円超が 33.7%、500~1000 万円以下が 23.0%と、500 万円超が 半数を超えている ・マンション:戸建てと同様に築年数の経過によりリフォーム金額も増加する傾向にある。築 10 年以 下では、300 万円以下が 58.3%となるが、築 30 年超では 300 万円超が 66.7%となる。 100超~ 300万円以下 100万円以下 10年以下 (n=51) 19.6 11~20年以下 (n=299) 9.4 21~30年以下 (n=526) 7.4 30年超 (n=282) 5.0 0% 300超~ 500万円以下 23.5 21.6 30.1 24.3 20.2 20% 22.7 16.3 14.9 1000万円超 500超~ 1000万円以下 11.8 21.7 24.7 23.0 40% 21.6 11.0 24.3 33.7 60% 80% 100超~ 300超~ 300万円以下 500万円以下 100万円以下 不明 500超~ 1000万円以下 1000万円超 4.2 2.0 10年以下 (n=24) 5.0 11~20年以下 (n=102) 2.9 21~30年以下 (n=107) 3.2 30年超 (n=45) 100% 【 戸建て 】 33.3 25.0 17.6 36.3 14.0 11.1 0% 26.2 22.2 20% 14.7 19.6 30.8 31.1 17.8 【 マンション 】 - 40 - 20.8 18.7 40% 図 2-2-4 リフォーム契約金額 住宅の築年数別(D-1) 12.5 60% 不明 80% 4.2 8.8 2.9 10.3 17.8 100% ⑤ 税制優遇措置等の利用状況(戸建てのみ) ・戸建て:税制優遇措置・公的補助については、全体的に築年数の経過した住宅での利用率が高くなる ものが多く、特に「耐震改修に係る固定資産税の減額」「地方自治体の耐震改修工事に関する補助」 などでは他の築後年の住宅との差が大きい。これに対して、「バリアフリー改修に係る投資型減税」 や「省エネ改修工事を行った住宅の固定資産税の減額」などでは、築 11~20 年以下での比率がもっ とも高くなっている。 2.0 5.0 7.0 5.7 住宅ローン減税(所得税) ①増改築工事全般 0.0 0.0 相続時精算課税制度 0.6 0.7 0.0 0.0 暦年課税制度 0.2 0.4 3.9 地方自治体の住宅リフォーム 工事に関する補助 7.7 7.6 7.4 0.0 地方自治体の地場産材 活用に対する補助 0.7 1.1 0.0 0.0 0.7 1.5 投資型減税 ②耐震改修 5.0 0.0 耐震改修工事を行った 住宅の固定資産税の減額 2.0 3.0 11.3 0.0 地方自治体の耐震改修 工事に関する補助 2.0 3.0 13.1 0.0 5.0 投資型減税 ③バリアフリー改修 7.4 3.9 0.0 3.0 1.3 0.4 ローン型減税 0.0 バリアフリー改修を行った 住宅の固定資産税の減額 5.0 5.3 3.9 2.0 2.3 2.9 4.3 介護保険による 住宅改修費の支給 0.0 地方自治体のバリアフリー 改修工事に関する補助 1.3 2.7 2.1 0.0 5.4 4.0 2.8 投資型減税 10年以下(n=51) ④省エネ改修工事 11~20年以下(n=299) 21~30年以下(n=526) 0.0 1.3 0.6 ローン型減税 30年超(n=282) 0.0 0.0 省エネ改修を行った 住宅の固定資産税の減額 5.7 3.2 1.8 2.0 2.7 3.4 1.1 地方自治体の省エネ 改修工事に関する補助 0 (%) 10 20 30 【 戸建て 】 図 2-2-5 税制優遇措置・公的補助の利用 住宅の築年数別(D-3) (複数回答) - 41 - ⑥ 新たな制度の活用状況 ・戸建て:復興支援・住宅エコポイントは、築 21~30 年以下では、43.2%であるが、築 10 年以下では 17.6%と比率が低くなっている。瑕疵保険は、逆に築 10 年以下での比率が 11.8%と他の築年数の住 宅に比べやや高い。住宅履歴情報の登録は、築 30 年以下では 3 割を超えているが、築 30 年超では 18.8%とやや水準が低くなる。 ・マンション:復興支援・住宅エコポイントの利用は、戸建てと同様に築 21~30 年以下でもっとも比 率が高くなり、築 10 年以下では比率が 4.2%と低くなる。瑕疵保険は、築 11~20 年以下で 8.8%と 利用率が高い。住宅履歴情報の登録は、戸建てと同様に、築 30 年以下に対し、築 30 年超ではやや 水準が低い。 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 10年以下 (n=51) 利用しなかった 17.6 11~20年以下 (n=299) わからない 66.7 35.5 21~30年以下 (n=526) 3.9 52.8 43.2 30年超 (n=282) 0% 20% 60% 80% 16.7 【 戸建て 】 2.9 4.9 74.8 15.6 0% 8.3 75.5 21.5 30年超 (n=45) 100% 未記入 わからない 87.5 21~30年以下 (n=107) 4.6 0.4 利用しなかった 4.2 11~20年以下 (n=102) 1.7 5.7 59.6 40% 10年以下 (n=24) 11.8 2.3 9.4 49.4 35.5 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 未記入 1.9 1.9 75.6 20% 40% 60% 8.9 80% 100% 【 マンション 】 図 2-2-6 復興支援・住宅エコポイントの利用状況 住宅の築年数別(D-4) 加入した 加入しなかった 10年以下 (n=51) 11.8 78.4 11~20年以下 (n=299) 8.4 86.3 5.4 11~20年以下 (n=102) 21~30年以下 (n=526) 8.7 85.9 5.3 21~30年以下 (n=107) 4.7 30年超 (n=282) 7.4 90.4 0% 20% 40% 10年以下 (n=24) 9.8 2.1 60% 加入しなかった 加入した 不明 80% 4.2 30年超 (n=45) 100% 8.8 不明 87.5 8.3 80.4 10.8 89.7 6.7 82.2 0% 【 戸建て 】 5.6 20% 40% 11.1 60% 80% 100% 【 マンション 】 図 2-2-7 リフォーム瑕疵保険の利用状況 住宅の築年数別(D-5) 10年以下 (n=51) 37.3 11~20年以下 (n=299) 38.5 21~30年以下 (n=526) 39.2 30年超 (n=282) 53.6 18.8 0% 64.2 20% 40% 60% 10年以下 (n=24) 29.2 13.7 11~20年以下 (n=102) 28.4 15.6 21~30年以下 (n=107) 27.1 17.0 30年超 (n=45) 23.5 47.8 30.8 登録した 不明 登録していない 登録した 80% 100% 13.3 0% 登録していない 41.7 33.3 38.2 43.0 40% 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-8 住宅履歴情報の登録状況 住宅の築年数別(D-6) - 42 - 29.2 29.9 57.8 20% 不明 28.9 60% 80% 100% ・戸建て:インスペクションについては、築 10 年以下で「実施した」の比率がもっとも高くなる。 ・マンション:戸建てとは逆に、築 30 年超で「実施した」の比率がもっとも高くなる。 実施した 10年以下 (n=51) 実施していない 60.8 11~20年以下 (n=299) 25.5 54.5 21~30年以下 (n=526) 34.1 47.9 30年超 (n=282) 40.5 55.3 0% 20% 37.9 40% 60% 80% 実施した 不明 13.7 10年以下 (n=24) 11.4 11~20年以下 (n=102) 11.6 21~30年以下 (n=107) 6.7 16.7 8.3 53.9 19.6 23.5 67.3 26.7 0% 不明 75.0 22.5 30年超 (n=45) 100% 実施していない 20% 13.1 57.8 40% 60% 15.6 80% 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-9 インスペクションの実施状況 住宅の築年数別(D-7) (注) 「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となってい たため、それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっていると考えら れる。 - 43 - (2) 当初の住宅の取得方法別 ① 住宅の築年数と居住期間(リフォームの実施時期) ・戸建て:築年数は、「注文住宅を建設」「新築分譲購入」「中古住宅購入」では幅広い分布となってい るが、「親からの相続等」では築 30 年超が約 56.5%となるなど古い住宅が多い。築年数と居住期間 の関係をみると、 「注文住宅を建設」 「新築分譲購入」では、築年数と居住期間(リフォームの実施時 期)は概ね同様の分布となる。一方、「中古住宅購入」では「0年(入居前または入居直後のリフォ ーム)」が 35.2%を占める。 「親からの相続等」では、居住期間 30 年超が 46.9%と多いが、 「0年(入 居前または入居直後のリフォーム) 」の比率も 9.5%となっている。。 ・マンション:住宅の築年数は、 「新築分譲住宅購入」、 「中古住宅購入」ともに、築 5 年超から築 31 年 以上までいずれもばらついて分布している。居住期間は、「新築分譲住宅購入」では築年数と似通っ た分布となっているが、「中古住宅購入」では「0 年(入居前後のリフォーム)」が 54.0%と過半数 となる。 5年以下 11年~ 15年以下 6年~ 10年以下 16年~ 20年以下 21年~ 25年以下 31年以上 26年~ 30年以下 10.3 新築分譲購入 (n=148) 6.1 中古住宅購入 (n=108) 10.2 親からの相続等 (n=147) 18.2 25.7 18.2 21.4 20.9 18.5 10.2 10.9 0% 23.6 25.0 新築分譲購入 6.8 (n=148) 1.4 25.7 23.1 21.8 20% 18.1 中古住宅購入 (n=87) 17.6 40% 60% 20% 5.4 11.8 新築分譲購入 (n=148) 7.4 4.1 18.5 35.2 19.6 11.1 8.3 3.410.9 10.2 20% 不明 19.3 16.7 20.3 14.8 14.3 40% 11.5 60% 16.1 80% 3.4 100% 31年以上 1年~ 5年以下 8.3 9.3 8.3 80% 7.4 11年~ 15年以下 18.2 中古住宅購入 (n=87) 46.9 60% 6年~ 10年以下 新築分譲購入 (n=148) 23.6 3.7 9.5 13.5 住宅の築年数 当初の住宅取得方法別(B-3) 0年 中古住宅購入 (n=108) 40% 18.4 21.6 不明 【 マンション 】 26年~ 30年以下 24.6 22.3 16.1 18.2 31年以上 26年~ 30年以下 100% 21年~ 25年以下 注文/建替住宅 (n=720) 19.6 21.8 0% 80% 16年~ 20年以下 11年~ 15年以下 0年 0% 21年~ 25年以下 56.5 図 2-2-10 6年~ 10年以下 18.9 12.6 【 戸建て 】 親からの相続等 (n=147) 16年~ 20年以下 5年以下 注文/建替住宅 (n=720) 1年~ 5年以下 11年~ 15年以下 6年~ 10年以下 不明 16年~ 20年以下 20.9 54.0 0% 20% 26年~ 30年以下 21年~ 25年以下 16.9 不明 31年以上 19.6 13.5 8.04.6 11.5 9.23.4 4.6 3.4 40% 60% 80% 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-11 リフォームまでの居住期間 当初の住宅取得方法別(B-4) *マンションの「親からの相続等」は 15 件と少数であるため、分析の対象からは除いた。(以下同じ) - 44 - 100% ② 工事の種類 ・戸建て: 「注文住宅を建設」では、その他修繕の比率が 45.3%と高く、比較的小規模なリフォームが 多い。 「新築分譲住宅購入」では、その他修繕が 33.8%を占めるが、増築の比率も 10.8%と比較的高 い。 「中古住宅購入」では、その他修繕が 37.0%と多いが、 「親からの相続等」では、大規模な修繕・ 模様替えが 44.2%ともっとも多い。 ・マンション:「新築分譲購入」、「中古住宅」とも、その他修繕が過半数となっている。 注文/建替住宅 (n=720) 7.4 新築分譲購入 (n=148) 10.8 中古住宅購入 (n=108) 21.0 親からの相続等 (n=147) 2.7 24.2 19.6 5.6 24.1 33.8 31.5 37.0 44.2 20% 不明 45.3 31.8 21.1 0% その他の修繕 模様替え、減築 大規模な修繕又は 模様替え 改築 増築 27.9 40% 60% 改築 2.2 4.1 新築分譲購入 10.1 (n=148) 1.9 中古住宅購入 (n=87) 4.1 80% 大規模な修繕又は 模様替え 24.3 14.9 0% その他の修繕 模様替え、減築 不明 54.1 11.5 25.3 58.6 20% 40% 60% 1.1 80% 100% 100% 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-12 リフォーム工事の種類 当初の住宅取得方法別(C-3) ・戸建て:「親からの相続等」では、老朽化対応、嗜好対応、省エネ化、安全性の向上など、多様な目 的が他の取得パターンに比べ高い。「中古住宅購入」では、安全性の向上、高齢化対応の比率が他の 取得パターン比べ低い(「中古住宅購入に合わせて」は 37.0%)。 ・マンション: 「新築分譲購入」では、老朽化対応や高齢化対応などの理由が比較的高く、 「中古住宅購 入」では、嗜好対応の比率が高い(「中古住宅購入に合わせて」は 50.6%)。 59.4 55.4 67.6 73.5 57.8 65.5 66.7 70.7 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 22.2 38.8 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 0.6 1.4 中古住宅の購入に合わせて 0.0 6.0 7.4 6.5 9.5 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 4.2 4.7 1.9 6.1 地震による被害の補修のため 16.2 14.9 1.4 1.1 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 0.7 1.1 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 0.7 50.6 3.4 0.0 新築分譲購入(n=148) 0.7 1.1 地震による被害の補修のため 新築分譲購入(n=148) 親からの相続等(n=147) 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 20 中古住宅購入(n=87) 0.0 0.0 1.4 3.4 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 10.2 4.3 1.4 0.9 2.0 0 0.7 0.0 防犯性能の向上を図るため 注文/建替住宅(n=720) 0.4 2.0 2.8 その他 25.0 16.1 中古住宅の購入に合わせて 12.9 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 37.0 中古住宅購入(n=108) 1.0 0.0 0.0 20.9 17.2 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 8.1 9.5 12.0 15.6 7.6 8.1 3.7 14.3 防犯性能の向上を図るため 70.3 57.5 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 12.9 11.5 14.8 19.0 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 40.4 41.2 17.4 33.8 26.9 42.9 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 75.9 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 39.3 40.5 38.9 46.9 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 62.8 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため (%) 40 60 80 3.4 3.4 その他 100 0 (%) 20 40 60 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-2-13 リフォーム工事の目的 当初の住宅取得方法別(C-4①)(複数回答) - 45 - 80 100 ③ リフォーム契約金額 ・戸建て: 「親からの相続等」では 1,000 万円を超えるリフォームが 39.5%で、500 万円を超えるもの が 64.7%となるなど、比較的大規模なリフォームが行われている(平均値は 1,034 万円)。 ・マンション: 「新築分譲購入」では 100 万円以下の小規模なリフォームが 23.0%みられるものの、 「新 築分譲購入」も「中古住宅購入」もリフォーム契約金額にはばらつきがある。 300超~ 500万円以下 100超~ 300万円以下 100万円以下 注文/建替住宅 (n=720) 9.2 26.9 新築分譲購入 (n=148) 8.8 25.0 中古住宅購入 (n=108) 5.6 親からの相続等 (n=147) 3.4 0% 22.2 15.0 19.0 16.2 21.3 14.3 20% 500超~ 1000万円以下 1000 万円超 不明 23.3 19.3 2.2 100万円以下 4.1 新築分譲購入 (n=148) 1.9 中古住宅購入 (n=87) 24.3 21.6 24.1 25.0 25.2 40% 39.5 60% 80% 2.7 100超~ 300万円以下 300超~ 500万円以下 23.0 9.2 0% 31.1 25.3 20% 12.8 32.2 40% 【 マンション 】 図 2-2-14 リフォーム契約金額 当初の住宅取得方法別(D-1) - 46 - 1000 万円超 不明 100% 【 戸建て 】 500超~ 1000万円以下 23.0 19.5 60% 80% 8.1 12.6 2.0 1.1 100% (3) 工事の種類別 ① リフォーム工事の目的 ・戸建て:増築では、嗜好対応等を中心に多様な目的によるリフォームが実施されているが、他の工事 に比べると「子どもの成長・世帯人員変更」「2世帯同居など他の世帯との同居への対応」の比率が 他の工事に比べ高い。大規模な修繕では、 「住宅、設備の老朽化」、 「省エネルギー化」、耐震性等安全 性の向上」などが他の工事に比べ高い。 ・マンション:改築では、「嗜好への対応」の比率が他の工事に比べ高く、大規模な修繕では「住宅、 設備の老朽化」、 「高齢化対応」、 「省エネ対応」 、 「子どもの成長・世帯人員変更」などが他の工事に比 べ高い。 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 66.7 68.0 68.8 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 65.6 72.5 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 52.2 42.0 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 56.2 40.7 39.7 49.4 34.4 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 22.2 26.7 36.7 14.4 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 13.0 17.0 8.6 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 30.9 19.4 16.9 2.8 5.4 0.6 23.5 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 2.8 1.4 0.6 中古住宅の購入に合わせて 4.9 5.3 4.6 2.7 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 6.2 7.3 10.2 4.0 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 2.5 4.0 5.2 4.2 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 地震による被害の補修のため 増築(n=81) 8.3 3.2 5.2 0.4 1.2 2.0 3.7 1.0 1.2 2.8 1.2 5.2 空き家になっていた住宅の活用を 図るため その他 0 大規模修繕(n=324) 27.0 23.0 16.9 2.8 4.1 1.3 0.0 0.0 改築(n=36) 1.3 改築(n=247) 0.0 16.7 11.0 防犯性能の向上を図るため 7.7 9.9 4.6 36.5 2.8 0.0 0.0 5.6 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 83.8 32.4 13.9 19.5 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 8.6 10.5 15.4 防犯性能の向上を図るため 67.5 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 32.2 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 52.8 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 39.5 38.9 47.5 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 80.6 77.0 59.7 大規模修繕(n=74) 2.8 1.4 1.9 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため その他修繕(n=154) その他修繕(n=479) 空き家になっていた住宅の活用を 図るため (%) 20 40 60 80 0.0 4.1 1.9 2.8 1.4 5.2 その他 100 0 【 戸建て 】 (%) 20 40 【 マンション 】 図 2-2-15 リフォーム工事の目的 工事の種類別(C-4①) (複数回答) - 47 - 60 80 100 ② リフォーム契約金額・資金内訳 ・戸建て:リフォーム契約金額は、増築では他の工事に比べて高額で、1,000 万円を超えるものが 4 割、 500 万円を超える工事が 8 割弱を占めるが、借入金の利用は 1 割程度である。大規模な修繕・模様 替えでは 1,000 万円を超える工事が 4 割強であり、借入金の利用は 2 割弱である。その他の修繕・ 模様替えでは、300 万円以下の工事が 5 割を超える。 ・マンション:大規模な修繕・模様替えでは 500 万円を超えるリフォームが 半数を超え、改築やその 他の修繕・模様替えより高額なリフォームが行われている。借入利用率は、大規模な修繕・模様替え では 14.9%である。 100超~ 300万円以下 300超~ 500万円以下 100万円以下 増築 (n=81) 0.0 3.7 17.3 改築 (n=247) 3.6 0% 18.6 13.0 34.0 43.5 20.7 40% 2.0 7.7 80% 借入金なし 22.2 大規模修繕 5.4 8.1 (n=74) 3.3 その他修繕 (n=154) 100% 22.2 29.7 21.4 0% 【 戸建て 】 図 2-2-16 11.1 不明 22.2 29.7 借入金あり 40.9 20% 40% 14.3 60% 借入金なし 4.2 改築 (n=247) 84.5 9.5 6.1 76.9 18.5 81.0 20% 40% 14.2 60% 80% 4.6 4.8 改築 (n=36) 20.1 2.6 0.6 80% 100% 借入金あり 不明 87.8 大規模修繕 (n=74) 6.1 6.1 80.5 その他修繕 (n=154) 14.9 4.6 86.7 6.7 6.7 100% 0% 【 戸建て 】 図 2-2-17 2.7 不明 10.9 0% 24.3 リフォーム契約金額 工事の種類別(D-1) 84.9 その他修繕 (n=479) 2.8 【 マンション 】 増築 (n=81) 大規模修繕 (n=324) 19.4 2.5 16.3 60% 改築 (n=36) 1000万円超 300超~ 500万円以下 100万円以下 1.2 20.2 24.4 38.0 20% 40.7 500超~ 1000万円以下 100超~ 300万円以下 1000万円超 不明 37.0 21.5 大規模修繕 13.9 (n=324) 2.8 その他修繕 14.0 (n=479) 500超~ 1000万円以下 20% 40% 60% 【 マンション 】 リフォーム資金内訳/借入金 工事の種類別(D-1) - 48 - 80% 100% 3.その他のクロス集計によるリフォームの特徴 ◎ リフォーム契約金額による特徴 ・高額なリフォームほど様々な目的による多様な工事が行われているが、戸建てでは、500 万円を 超えるリフォームでは、小中規模の工事に比べ、間取りの変更や省エネ対応工事、耐震補強工事 等の実施率が高い。また、戸建てでは、高額なリフォームほど借入や補助金の利用率が高く、税 制優遇措置等の支援策も活用されている。マンションでは借入はほとんどみられないが、高額な リフォームでは補助金が活用されている。 ・復興支援・住宅エコポイント、瑕疵保険、住宅履歴情報など制度は、契約金額が大きくなるつれ て活用率があがる傾向がある。 ◎ 地域別の特徴 ・地域別にあまり大きな差はみられないが、高齢化対応は信越・北陸で比率が高く、契約金額も信 越・北陸がやや高くなる。 (1) リフォーム契約金額別 ① リフォームの目的 ・戸建て:高額なリフォームほど様々な目的に対応したリフォームが実施されており、特に 500 万円 を超えるリフォームでは、 「嗜好対応」 「省エネ化」 「高齢化対応」 「耐震性等安全性の向上」や「子ど もの成長や世帯人員の変更」の比率が特に高まる。 ・マンション:戸建てと同様に高額リフォームほど多くの目的があげられているが、500 万円を超える リフォームでは、 「嗜好対応」が 85.3%ともっとも比率が高くなる。また、300~500 万円以下のリフ ォームでは「中古住宅の購入に合わせて」の比率が高い。 45.0 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 25.9 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 25.1 11.5 15.8 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 6.0 7.7 防犯性能の向上を図るため 3.1 7.2 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 2.9 3.8 35.9 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 地震による被害の補修のため 0.0 その他 0 53.7 63.6 67.1 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 13.4 52.1 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 13.4 49.9 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 20.9 0.0 0.0 8.7 40 0.0 300超~500万円以下 (n=209) 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 0.0 0.0 500万円超(n=535) 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 80 1.1 300万円以下(n=127) 300超~500万円以下 (n=54) 5.3 1.6 3.7 2.1 3.9 3.7 3.2 その他 100 40.7 17.9 地震による被害の補修のため 60 20.4 24.2 1.6 1.9 3.2 0.8 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため (%) 25.9 35.8 0.8 1.9 4.2 0.8 1.9 1.1 5.5 中古住宅の購入に合わせて 300万円以下(n=382) 24.1 32.6 1.1 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 13.8 20 75.9 72.6 防犯性能の向上を図るため 15.1 0 500万円超(n=95) (%) 20 40 【 戸建て 】 【 マンション 】 図 2-3-1 リフォーム工事の目的 契約金額別(C-4①)(複数回答) - 49 - 77.8 85.3 63.8 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 4.3 1.0 2.9 2.6 5.0 3.8 2.1 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 49.6 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 75.5 35.7 2.1 5.7 4.7 2.4 3.8 10.8 4.2 4.3 4.5 0.8 中古住宅の購入に合わせて 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 37.3 57.9 60 80 100 ② リフォーム工事の内容 ・戸建て:高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、特に 500 万円を超えるリフォームで は「内装の変更」(88.0%)、「住宅設備の変更」 (87.1%)などの比率が高い。 ・マンション:戸建てと同様に、高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、500 万円を超え るリフォームでは「内装の変更」 (98.9%)、 「住宅設備の変更」 (97.9%)」、 「間取りの変更」(75.8%)、 「収納スペースの改善」 (72.6%)、 「室内建具の変更」(72.6%)などの比率が高い。 47.1 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 68.4 88.0 66.9 内装の変更 (壁紙、床の張り替え等) 94.4 98.9 44.8 65.4 住宅設備の変更 住宅設備の変更 63.6 90.7 97.9 87.1 22.8 窓ガラス・窓サッシ等の改良 11.8 18.5 窓ガラス・窓サッシ等の改良 39.2 42.1 66.2 9.4 15.0 間取りの変更 間取りの変更 26.3 40.7 75.8 67.1 31.7 38.8 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 外装の変更(屋根の葺き替え、 外壁の塗り替え等) 57.0 0.0 0.0 2.1 10.2 室内建具の変更 17.3 室内建具の変更 21.1 42.6 72.6 55.0 18.6 28.7 段差の解消、手すりの設置 8.7 段差の解消、手すりの設置 20.4 36.8 55.1 8.6 収納スペースの改善 14.2 収納スペースの改善 19.6 40.7 72.6 48.8 10.2 20.1 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 49.7 6.0 9.6 居室の用途の変更 11.0 冷暖房設備、給湯設備等の 設置・更新(床暖房含む) 25.9 53.7 3.9 居室の用途の変更 20.4 36.8 35.0 2.9 5.7 外壁への断熱材の設置工事 0.0 外壁への断熱材の設置工事 5.6 14.7 32.3 7.6 9.6 耐震補強工事 0.0 0.0 0.0 耐震補強工事 30.7 0.0 4.2 6.7 屋根・天井への断熱材の設置工事 屋根・天井への断熱材の設置工事0.0 2.1 29.3 0.0 1.8 5.3 床・基礎への断熱材の設置工事 床・基礎への断熱材の設置工事 1.9 1.1 27.7 3.9 4.8 壁、柱等の主要構造部の改修 0.0 3.1 9.1 広さの変更 3.1 3.7 壁、柱等の主要構造部の改修 24.3 0.8 3.7 4.2 広さの変更 22.2 3.1 5.3 防犯性能強化 3.4 太陽光発電・温水器の設置 12.0 11.0 防音工事 0.8 0.5 4.3 300万円以下(n=382) 耐火性能強化 0.8 1.0 4.7 500万円超(n=535) 0 (%) 500万円超(n=95) 0.0 0.0 0.0 0.8 5.6 10.5 防音工事 300超~500万円以下 (n=209) 4.7 5.3 3.2 その他 300超~500万円以下 (n=54) 3.2 14.8 太陽光発電・温水器の設置 300万円以下(n=127) 0.0 0.0 防犯性能強化 耐火性能強化 0.0 0.0 0.0 その他 0.0 1.6 (%) 1.1 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 0 20 40 【 マンション 】 図 2-3-2 リフォーム工事の内容 契約金額別(C-4②)(複数回答) - 50 - 60 80 100 ③ リフォーム資金調達 ・戸建て:契約金額が高くなると借入の利用比率も高まり、1000 万円超の高額なリフォームでは約 2 割 で借入が行われている。補助金は、300~500 万円超の工事で 3 割弱の利用がみられるが、補助金の 金額は、20 万円以下の占める比率が高い。 ・マンション:300~500 万円以下の工事で、借入の利用率ありの比率が 16.7%となっている。補助金 の利用利用は工事規模に従ってわずかに上昇するが全体としては低い水準である。 借入金なし 100万円以下 (n=92) 100超~ 300万円以下 (n=290) 300超~ 500万円以下 (n=209) 500超~ 1000万円以下 (n=273) 1000万円超 (n=262) 借入金あり 不明 97.8 1.1 91.7 5.5 82.8 14.3 83.2 15.4 79.0 0% 20% 40% 17.9 60% 80% 借入金なし 100万円以下 (n=46) 100超~ 300万円以下 (n=81) 300超~ 500万円以下 (n=54) 500超~ 1000万円以下 (n=66) 1000万円超 (n=29) 100% 95.7 4.3 90.1 20% 6.2 3.7 75.9 0% 【 戸建て 】 不明 借入金あり 16.7 7.4 84.8 12.1 3.0 82.8 13.8 3.4 40% 60% 80% 100% 【 マンション 】 図 2-3-3 リフォーム資金内訳/借入金(D-1) 補助金なし 20万円 以下 50万円以下 300万円以下 100万円以下 (n=92) 100超~ 300万円以下 (n=290) 300超~ 500万円以下 (n=209) 500超~ 1000万円以下 (n=273) 1000万円超 (n=262) 87.0 7.6 5.2 72.7 15.3 5.3 76.2 9.5 5.5 4.4 4.2 4.6 3.44.6 3.1 79.8 20% 40% 60% 80% 補助金なし 不明 10.9 82.1 0% 20万円 以下 300万円超 100万円以下 100万円以下 50万円以下 100万円以下 (n=46) 100超~ 300万円以下 (n=81) 300超~ 500万円以下 (n=54) 500超~ 1000万円以下 (n=66) 1000万円超 (n=29) 【 戸建て 】 300万円以下 93.5 4.3 92.6 6.2 87.0 3.0 89.7 20% 40% 【 マンション 】 図 2-3-4 リフォーム資金内訳/補助金(D-1) - 51 - 7.4 3.7 92.4 0% 100% 不明 300万円超 6.9 60% 80% 3.4 100% ④ 税制優遇措置等の利用状況(戸建てのみ) ・戸建て:高額なリフォームほど、増改築工事全般に関する住宅ローン減税、バリアフリー改修や省エ ネ改修に係る投資型減税、省エネ改修工事に係る投資型減税など、特に「増改築工事全般の住宅ロー ン減税」の利用率が高い。 0.0 1.4 住宅ローン減税(所得税) ①増改築工事全般 0.0 相続時精算課税制度 0.7 4.3 地方自治体の住宅リフォーム 工事に関する補助 0.0 6.9 9.1 6.6 7.3 0.7 0.0 ②耐震改修 1.1 0.8 1.1 1.0 2.4 0.4 投資型減税 5.0 1.1 4.5 4.3 5.1 6.1 2.2 5.9 6.2 6.2 3.1 1.1 3.4 5.7 5.5 耐震改修工事を行った 住宅の固定資産税の減額 地方自治体の耐震改修 工事に関する補助 投資型減税 ③バリアフリー改修 0.0 ローン型減税 2.9 2.7 1.1 3.1 4.8 5.5 6.1 3.3 2.4 4.8 3.3 2.3 2.2 1.7 0.5 3.3 2.3 バリアフリー改修を行った 住宅の固定資産税の減額 介護保険による 住宅改修費の支給 0.0 2.4 3.8 4.4 投資型減税 ④省エネ改修工事 0.0 0.0 ローン型減税 9.9 0.3 0.5 地方自治体のバリアフリー 改修工事に関する補助 100万円以下 (n=92) 100超~300万円以下 (n=290) 300超~500万円以下 (n=209) 500超~1000万円以下 (n=273) 1000万円以上 (n=262) 6.9 0.5 0.7 1.5 0.0 3.4 3.3 4.4 3.8 省エネ改修を行った 住宅の固定資産税の減額 0.0 2.1 3.3 3.7 2.3 地方自治体の省エネ 改修工事に関する補助 0 図 2-3-5 11.8 1.1 0.0 地方自治体の地場産材 活用に対する補助 8.8 0.7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 暦年課税制度 4.3 (%) 10 20 30 【 戸建て 】 税制優遇措置・公的補助の利用 契約金額別(D-3)(複数回答) *上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対象工事実施者の中 での比率ではないため、利用比率が低くなっている点に留意が必要である。 - 52 - ⑤ 新たな制度の活用状況 ・戸建て:復興支援・住宅エコポイントは 300 万円以上のリフォームで利用率が高まるが、500 万円 超のリフォームでの利用率は 50.8%と半数を超えている。瑕疵保険も契約金額が高くなるほど加入率 は高まり、500 万円超での利用率は 10.5%である。住宅履歴情報の登録率は、契約金額 300 万円以 下では 25.1%であるのに対して、500 万円超では 36.3%となり、契約金額につれて登録した比率も上 昇している。 ・マンション:復興支援・住宅エコポイントは、契約金額が高くなるほど利用率が高まるが、500 万円 超での利用率は 29.5%である。リフォーム瑕疵保険は、500 万円を超えるリフォームでは 11.6%が 利用している。住宅履歴情報の登録率は、戸建てとは逆に、300 万円以下で 30.7%と高い。 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 300万円以下 (n=382) 利用しなかった 66.0 24.3 300超~ 500万円以下 (n=209) 500万円超 (n=535) 20% 2.4 43.6 50.8 40% 60% 復興支援・住宅 エコポイントを利用した 未記入 2.1 57.4 33.5 0% わからない 利用しなかった 7.6 300万円以下 (n=127) 11.8 82.7 6.7 300超~ 11.1 500万 円以下(n=54) 81.5 500万円超 (n=95) 0.9 4.7 80% 100% 64.2 29.5 0% 【 戸建て 】 20% 40% 未記入 わからない 60% 0.8 4.7 3.7 3.7 1.1 5.3 80% 100% 【 マンション 】 図 2-3-6 復興支援・住宅エコポイントの利用状況 契約金額別(D-4) 加入しなかった 加入した 300万円以下 6.0 (n=382) 88.7 300超~ 500万円以下 7.2 (n=209) 89.0 500万円超 (n=535) 86.0 10.5 0% 20% 40% 60% 加入した 不明 80% 加入しなかった 不明 5.2 300万円以下 (n=127) 2.4 90.6 7.1 3.8 300超~ 500万 7.4 円以下(n=54) 83.3 9.3 3.6 500万円超 (n=95) 0% 100% 【 戸建て 】 8.4 80.0 11.6 20% 40% 60% 80% 100% 【 マンション 】 図 2-3-7 リフォーム瑕疵保険の加入状況 契約金額別(D-5) 登録した 300万円以下 (n=382) 25.1 300超~ 500万円以下 (n=209) 27.8 500万円超 (n=535) 20% 不明 60.7 14.1 11.0 61.2 40% 60% 80% 登録した 300万円以下 (n=127) 300超~ 500万 円以下(n=54) 100% 図 2-3-8 20% 40% 【 マンション 】 住宅履歴情報の登録状況 契約金額別(D-6) - 53 - 31.5 30.5 45.3 24.2 不明 33.1 36.2 51.9 16.7 0% 【 戸建て 】 登録していない 30.7 500万円超 (n=95) 17.2 46.5 36.3 0% 登録していない 60% 80% 100% ・戸建て:インスペクションの実施率は、リフォームの規模が大きくなるにつれて上昇している。 ・マンション:戸建てと同様に、リフォームの規模が大きくなるにつれて上昇する。 実施していない 実施した 300万円以下 (n=382) 44.5 300超~ 500万円以下 (n=209) 46.9 500万円超 (n=535) 43.7 43.1 31.8 60.4 0% 20% 40% 60% 80% 不明 11.8 300万円以下 (n=127) 10.0 300超~ 500万 円以下(n=54) 7.9 100% 71.7 25.9 16.5 55.6 32.6 0% 【 戸建て 】 図 2-3-9 11.8 500万円超 (n=95) 不明 実施していない 実施した 20% 18.5 53.7 40% 60% 13.7 80% 100% 【 マンション 】 インスペクションの実施状況 契約金額別(D-7) (注)「インスペクション」については明確な定義が確立しておらず、調査票での表現が「建物調査」となっ ていたため、それぞれの事業者の考えるインスペクションとして回答されたため比率が高くなっていると 考えられる。 - 54 - (2) 地域別 ① リフォーム契約金額(戸建てのみ) ・戸建て:リフォーム契約金額は、関東、信越・北陸、近畿でやや高めに分布し、500 万円を超える リフォームが約半数を占める。一方、北海道、四国、九州・沖縄では 300 万円以下が約 4 割と、若 干低めに分布している。 ② リフォーム工事の目的(戸建てのみ) ・戸建て:リフォーム工事の目的で、信越・北陸では「嗜好対応」や「高齢化対応」」の比率が高く、 四国、東海では「耐震性等安全性の向上」の比率がやや高い。 「地震被害による補修」は、東北が 22.7% と突出している。 60.4 54.5 59.7 73.4 58.8 65.8 59.8 51.5 60.5 60.4 54.5 65.7 59.5 63.7 56 63.2 54.5 57.4 43.8 51.5 41.3 51.9 32.4 42.4 46 27.3 24.8 27.1 34.8 37.8 53.2 42.2 38 40.2 34.8 33.3 使い勝手の改善、自分の好みに 変更するため 100超~ 300万円以下 100万円以下 北海道 (n=48) 2.1 東北 (n=66) 3.0 関東 (n=402) 41.7 近畿 (n=184) 中国 (n=87) 5.7 四国 (n=66) 10.6 九州・沖縄 (n=129) 25.5 40% 7.6 2.0 24.1 27.8 2.5 23.0 25.6 4.2 30.3 30.4 34.8 20% 19.7 26.5 20.1 住宅、設備の老朽化や 壊れたため 10.4 19.4 18.6 28.7 17.8 0% 15.2 不明 25.0 24.2 16.9 24.1 19.6 3.8 22.7 22.4 信越・北陸 (n=79) 6.3 東海 5.9 (n=102) 500超~ 1000万円以下 16.7 22.7 9.0 1000万円超 300超~ 500万円以下 17.6 22.8 24.1 13.6 22.7 16.3 20.9 60% 12.6 15.2 14.7 80% 省エネルギー化、冷暖房効率の 向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が 暮らしやすくするため 5.9 10.4 3.3 耐震性や災害からの安全性の 向上を図るため 5.7 3.0 子供の成長や世帯人員の変更にともない 必要が生じたため 4.7 100% 21.2 29.1 27.8 30.4 19.6 13.8 31.8 12.4 8.3 16.7 13.4 19 11.8 13 13.8 15.2 9.3 4.2 6.1 10.9 7.6 5.9 13 12.6 3 8.5 2.1 7.6 10 8.9 6.9 4.9 6.9 9.1 10.1 8.3 3 2 3.8 4.9 4.9 5.7 4.5 4.7 6.3 3 6.2 13.9 8.8 3.8 9.2 4.5 6.2 防犯性能の向上を図るため 【 戸建て 】 図 2-3-10 リフォーム契約金額 地域別(D-1) 2世代同居など、他の世帯との 同居に対応するため 中古住宅の購入に合わせて 健康増進や病気予防に 配慮した室内環境にするため 0 地震による被害の補修のため 東北(n=66) 関東(n=402) 信越・北陸(n=79) 東海(n=102) 近畿(n=184) 中国(n=87) 四国(n=66) 九州・沖縄(n=129) 22.7 6.7 0 北海道(n=48) 2.9 1.6 1.1 0 0 0 1.5 2.2 1.3 2 3.3 5.7 3 0.8 相続等により住宅の所有者が 入れ替わったため 0 1.5 1.5 2.5 2 3.8 3.4 3.1 6.3 4.5 2.5 2.5 2 2.7 3.4 6.1 5.4 空き家になっていた住宅の活用を 図るため 0 その他 0 (%) 20 40 60 80 100 【 戸建て 】 図 2-3-11 リフォーム工事の目的 地域別(C-4①) - 55 - 〔 調査票B 〕 第3編 住宅リフォーム支援策や東日本大震災に関する事業者の意識 ◎住宅リフォーム支援策について ・税制優遇措置に関する事業者の認知度は上がっているが、知らないという事業者も依然として多 い(全体の 3 分の 1 程度)。事業者の規模が大きいほど、また耐震・バリアフリー・省エネリフ ォームの実績がある事業者ほど認知度が高く、さらに認知度が高いほど、これを営業に活用して いる。優遇措置の効果については半数が「効果がある」と回答しており「効果がない」「わから ない」とした事業者はその理由としてローンを利用する施主が少ないことを最も多くあげている。 ・復興支援・住宅エコポイントは 8 割弱の事業者が知っており、認知度は高い。住宅リフォーム 促進に効果があったとする事業者は 35%、あまり効果はなかったとする事業者は 42%である。 あまり効果がなかった理由は、該当する工事が限定的、適用要件が厳しいという回答が多い。 ・今後要望する住宅リフォーム政策としては、 「リフォームポイント(仮称)」の要望が強く、他に は税制優遇等の手引書、税制優遇措置の拡充・延長などがみられる。 ◎東日本大震災の影響について ・全体の約 9 割が事業運営に影響があったと回答しており、その内容は「物資不足の心配」がも っとも多く、次いで「人手不足」があげられている。 ・消費者意識については、7 割弱が影響があったと回答し、その内容は「耐震改修への関心の拡大」 「省エネ設備への関心の拡大」があげられている。 ◎消費税率アップの影響 ・消費税率アップにより全体の 9 割弱は影響があると考えている。その内容は「導入時の駆け込み・ 落ち込み」、 「価格競争の激化」などの回答が多い。 回答事業者(678 件) <前年 684 件> よく知っている 15.9%<前年 11.8 %>、大体知っている 46.0%<前年 46.2%>、あまりよく知ら 税制優 認知状 ない 30.4%<前年 33.6%>、知らない 4.9%<前年 5.6%> 遇措置 況 活 用 ・ 活用している・今後活用したい 69.8%<前年 65.8%>、活用するつもりはない 8.3%<前年 9.8%>、 わからない 19.2%<前年 21.2%> 意向 効果がある 48.5%<前年 49.4 %>、あまり効果はない 33.6%<前年 30.8%>、わからない 13.7%< 効果 復興支 援・住 宅エコ ポイン ト 認知・ 活用状 況 効果 制度変 更の影 響 制度の 評価 今後要望する政 策 東日本 事業運 大震災 営への の影響 影響 消費者 意識へ の影響 前年 15.9%> *「あまり効果はない」 「わからない」理由 ローン利用の施主が少ない 56.4%<前年 63.8%>、手続が面倒で経費がかかるため使いにく い 44.9%<前年 37.8%>、内容が複雑で理解しにくい 39.6%<前年 39.1%>、 認知状況:よく知っている 35.8%、大体知っている 38.6% <前年:住宅エコポイントをよく知っている 37.4%、大体知っている 45.9%> 申請実績:実績あり 39.2% <前年:住宅エコポイントの申請実績あり 59.2%> 効果があった 35.4%、あまり効果はなかった 41.7%、わからない 14.7% <前年:住宅エコポイントの効果があった 50.0%、あまり効果はなかった 30.3%> *「効果があった」理由:ポイントと交換できた 64.2%、意識を高めた 46.3% *「効果がなかった」理由:該当工事が限定的 58.0%、適用条件が厳しい 39.9% 空白期間:影響あり 18.9%、あまり影響がない 26.8% 予約制度:影響あり 17.7%、あまり影響がない 23.2% 即時交換分の半減:影響あり 15.8%、あまり影響がない 22.7% 良い点:省エネ性能に対する関心が高まる 42.0%、メリットがわかりやすくユーザーにアピ ールしやすい 26.0%、認知度が高い 12.8% 改善すべき点:期間が限定的である 51.5%、手間や時間がかかる 51.0% リフォームポイント(仮称)創設 49.7%<前年 55.3%>、事業者対象の税制優遇措置等の手引 書 34.1%<前年 29.8%> 、税制優遇措置の拡充・延長 33.3%<前年 25.0%> 影響あり 57.8%<前年 43.3%>、あまり影響なし 32.6%<前年 43.7%>、わからない 4.0%<前年 8.9%> *影響ありの理由:物資不足 76.0%%<前年 50.3%>、人手不足 27.3%<前年 36.1%> 消費税率アップ の影響 影響あり 65.8%<前年 67.7%>、影響なし 23.0%<前年 20.3 %>、わからない 5.5%<前年 7.7%> *影響ありの理由:耐震改修への関心 74.9%<前年 73.7%>、省エネ設備への関心 44.4%<前年 54.9%> 影響あり 87.3%、あまり影響なし 3.7%、わからない 3.1% *影響ありの理由:駆け込み・落ち込み 87.0%、価格競争の激化 34.0% 用いている契約書 独自の契約書 52.8%%、リ推協の標準契約書式集をもとに作成 24.0%、汎用の契約書 13.3% - 56 - (1) リフォーム工事の実施状況 ① 平成 23 年度のリフォーム実績(工事件数) ・今年度調査(H24 年度)においてアンケートに 回答した事業者の平成 23 年度におけるリフォ 0件 ーム工事件数は、10 件未満から 500 件以上ま H21(n=709) 8.7 500件以上 100~ 50~ 100件未満 500件未満 10~ 50件未満 10件未満 30.6 19.5 6.5 16.8 不明 11.4 6.5 でばらつきが大きいが、10 件未満が 25.4%で、 H23(n=684) 4.1 50 件未満が全体の半数を占める。 ・平成 23 年度調査(平成 22 年工事件数)と比 34.8 H24(n=678) 5.3 較すると、工事件数 500 件以上の大規模事業者 0% 25.9 25.4 24.6 20% 7.0 13.7 7.4 40% 15.2 60% 8.9 5.6 14.5 7.7 80% 100% 図 3-1-1 事業者規模(リフォーム実績) (E-2) の比率が増加している。 ② 耐震・バリアフリー・省エネ改修工事の実施状況 ・リフォーム実績のある事業者の 54.7%がバリアフリー改修工事、45.7%が省エネ改修、40.4%が耐震 改修を実施している。平成 23 年調査と比較すると、耐震改修実施事業者の比率は上昇したが、バリ アフリー改修、省エネ改修の実施事業者の比率は低下した。また、3 種類全ての工事を実施した事業 者は、23.5%を占める。 H21(n=709) H23(n=684) 38.6 37.1 40.4 耐震の実績あり 耐震+ バリアフリー バリアフリーのみ 省エネのみ 耐震のみ H24(n=678) 耐震+ バリア 省エネ フリー+ 全て 省エネ 実施 1.5 H21(n=709) 5.3 13.6 5.7 8.7 25.1 23.0 17.1 どれも実施 していない・ 不明 62.4 61.7 バリアフリーの 実績あり 54.7 H23(n=684) 4.2 11.0 5.8 5.8 省エネの 実績あり 52.3 0 10 20 30 40 50 H24(n=678) 7.4 9.3 5.2 7.2 (%) 45.7 60 70 0% 20% 30.4 23.5 14.7 2.4 26.7 25.4 19.4 1.6 61.7 40% 60% 80% 100% 図 3-1-2 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施比率 図 3-1-3 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施状況 (リフォーム実績のある事業者) (E-2)(複数回答) (E-2) ・各事業者が実施した工事件数を合計すると、バ リアフリー改修工事が 16,835 件、省エネ改修 工事が 19,763 件、耐震改修工事が 4,043 件で H21(n=709) ある。 H23(n=684) 4,977 ・平成 23 年度調査と比較すると、耐震改修、省 バリアフリー改修、省エネ改修の工事件数は、 耐震 2,776 4,043 12,054 10,420 バリアフリー 16,835 増加している。1 事業者あたりの省エネ工事件 数は、平成 23 年度調査 20.2 件に対し、平成 23 年度では 29.2 件と、大幅に増加している。 H24(n=678) 8,772 省エネ 13,843 19,763 (件) 0 5,000 10,000 15,000 図 3-1-4 工事件数(E-2) - 57 - 20,000 (2) リフォーム工事に関する税制優遇措置について ① リフォーム工事に関する税制優遇措置の認知状況 ・リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅ロ ーン減税、耐震改修促進税制、バリアフリー改 贈与税)について、46.0%が「大体知っている」 不明 6.6 1.4 33.6 46.2 11.8 H23(n=684) 知らない 37.5 46.8 H21(n=709) 7.6 と回答し、 「よく知っている」と「大体知ってい あまりよく 知らない 大体知っている よく知っている 修促進税制、省エネ改修促進税制、固定資産税、 5.6 2.8 る」の合計が 61.9%となっている。 0% く知っている」の比率は高まってきており、認 知率の上昇がみられる。 30.4 46.0 15.9 H24(n=678) ・平成 21 年度、23 年度調査と比較すると、「よ 20% 40% 60% 4.9 2.8 80% 100% 図 3-1-5 税制優遇措置の認知状況(E-3①) ・事業者の規模(年間リフォーム件数)別にみる と、規模の大きさによって認知度が上昇する傾 10件未満 (n=208) 6.3 10~50件未満 (n=167) 39.4 13.2 向がある。500 件以上では「よく知っている」 50~100件未満 (n=50) が 45.9%で、「大体知っている」との合計は 9 100~500件未満 (n=103) 割を超える。 500件以上 (n=98) あまりよく 知らない 大体知っている よく知っている 43.8 45.5 24.0 8.2 35.9 24.0 65.0 23.3 45.9 0% 20% 2.4 0.6 4.8 52.0 10.7 不明 知らない 46.9 40% 60% 7.1 80% 100% 図 3-1-6 税制優遇措置の認知状況 事業者の規模別(年間リフォーム件数) (E-3①) ・リフォーム実績のある事業者について、耐震・ バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別 にみると、工事実績のある事業者では認知度が 高く、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事を どれも実施していない事業者では「あまりよく 知らない」と「知らない」の合計が半数近くと なる。 よく知っている 大体知っている 耐震+バリア 27.7 フリー+省エネ (n=159) いずれかの 20.6 リフォームを実施 (n=472) どれも実施 44.4 2.8 していない (n=36) 0% 20% あまりよく 知らない 知らない 20.1 1.3 50.9 27.3 49.4 44.4 40% 不明 60% 2.5 8.3 80% 100% 図 3-1-7 税制優遇措置の認知状況 リフォームの実施状況別(E-3①) - 58 - ② 税制優遇措置の活用状況・意向 ・税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業 に活用している、または今後活用したいと回答 している事業者は 7 割弱であり、一方「活用す るつもりはない」は約 1 割である。このほか「わ H21(n=709) ・平成 23 年度調査と比較すると、「活用してい H24(n=678) る・今後活用したい」の比率は若干上昇し、平 7.2 65.8 20% 19.9 9.8 69.8 0% 60% 2.4 21.2 8.3 40% 不明 わからない 70.5 H23(n=684) からない」が約 2 割みられる。 活用する つもりはない 活用している・ 今後活用したい 3.2 19.2 2.8 80% 100% 成 21 年度の水準に戻った。 図 3-1-8 税制優遇措置の活用状況・意向(E-3②) 活用している・ 今後活用したい ・事業者の規模別にみると、規模が大きい事業者 ほど活用状況・意向が高く、年間件数が 500 件 以上の事業者では「活用している・今後活用し たい」が約 9 割となる。 10件未満 (n=208) 活用する つもりはない 60.1 10~50件未満 (n=167) 12.5 72.5 76.0 100~500件未満 (n=103) 76.7 500件以上 (n=98) 25.5 6.6 50~100件未満 (n=50) 20.4 6.0 20% 18.0 8.7 89.8 0% 不明 わからない 40% 14.6 3.1 6.1 60% 80% 100% 図 3-1-9 税制優遇措置の活用状況・意向 事業者の規模別(年間リフォーム件数) (E-3②) ・リフォーム実績のある事業者について、耐震・ バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別 にみると、工事実績のある事業者では活用状 況・意向が高く、耐震・バリアフリー・省エネ 改修工事をどれも実施していない事業者では 「活用するつもりはない」が 8.3%、 「わからな 活用している・ 今後活用したい 耐震+バリア フリー+省エネ (n=159) いずれかの リフォームを実施 (n=472) どれも実施 していない (n=36) 活用する つもりはない わからない 78.0 20% 16.1 7.0 69.4 0% 15.7 5.7 76.7 22.2 8.3 40% 60% 不明 80% 100% い」が 22.2%などとなる。 図 3-1-10 税制優遇措置の活用状況・意向 リフォームの実施状況別(E-3②) ・税制優遇措置の認知状況別にみると、制度の認 っている」事業者では「活用している・今後活 らない」と回答した事業者は、今後の活用につ いても 57.5%が「わからない」としており、活 知らない (n=33) 92.6 不明 3.7 83.7 50.0 27.3 0% 用意向をもつ事業者は 27.3%と少ない。 わからない 2.8 よく知っている (n=108) 大体知っている (n=312) あまりよく知ら ない(n=206) 用したい」が 92.6%となる。税制優遇措置を「知 活用する つもりはない 活用している・ 今後活用したい 知度が高いほど活発に活用されており、 「よく知 20% 7.4 9.0 11.7 15.2 40% 37.9 57.6 60% 80% 100% 図 3-1-11 税制優遇措置の活用状況・意向 税制優遇措置の認知状況別(E-3②) - 59 - ③ 税制優遇措置の効果 ・税制優遇措置の効果については、全体の約半数 が「効果がある」、約 3 割が「あまり効果はな 効果がある・ ある程度効果がある あまり効果はない わからない 不明 H21(n=709) 51.3 29.1 15.0 4.7 ・平成 21 年度、23 年度調査と比較すると、「あ H23(n=684) 49.4 30.8 15.9 3.8 まり効果はない」の比率が若干増加してきてい H24(n=678) 48.5 33.6 13.7 4.1 い」と回答している。 る。 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 3-1-12 税制優遇措置の効果(E-3③) ・事業者の規模別にみると、500 件以上の事業者 では「効果がある」が 65.3%を超え評価が高い が、50 件未満の事業者では「効果がある」は、 半数を下回っている。 効果がある・ ある程度効果がある 10件未満 (n=208) 45.7 10~50件未満 (n=167) 43.1 50~100件未満 (n=50) 30.8 0% 20% 2.4 8.0 4.0 35.0 65.3 9.7 26.5 40% 60% 2.4 13.8 38.0 55.3 500件以上 (n=98) 不明 21.2 40.7 50.0 100~500件未満 (n=103) わからない あまり効果はない 6.1 2.0 80% 100% 図 3-1-13 税制優遇措置の効果 事業者の規模別(年間リフォーム件数別)(E-3③) ・リフォーム実績のある事業者について、耐震・ バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無別 にみると、工事実績のある事業者では評価が比 較的高い。どれも実施していない事業者では「わ からない」の比率が高くなる。 効果がある・ ある程度効果がある 耐震+バリア フリー+省エネ (n=159) いずれかの リフォームを実施 (n=472) どれも実施 していない (n=36) あまり効果はない 49.1 42.1 7.5 51.1 36.9 10.8 25.0 30.6 41.7 0% 不明 わからない 20% 40% 60% 80% 100% 図 3-1-14 税制優遇措置の効果 リフォーム実施状況別(E-3③) ・税制優遇措置を「よく知っている」 「大体知って 効果がある・ ある程度効果がある いる」事業者では、 「効果がある」という回答が、 よく知っている (n=108) 税優遇措置を知らない事業者に比べて多い。 大体知っている (n=312) あまりよく知ら ない(n=206) あまり効果はない 64.8 26.9 53.5 39.1 38.3 知らない (n=33) 39.4 0% 20% わからない 40% 24.3 45.5 60% 5.6 2.8 6.7 0.6 35.0 12.1 不明 80% 2.4 3.0 100% 図 3-1-15 税制優遇措置の効果 税制優遇措置の認知状況別(E-3③) - 60 - ④ 税制優遇措置について「あまり効果はない」 「わからない」理由 ・税制優遇措置を「あまり効果はない」 、または「わ からない」とする理由では、 「住宅ローンを利用 する施主が少ない」が 56.4%ともっとも多く 、 「手続きが面倒で経費がかかるため、使いにく い」44.9%、「内容が複雑で理解しにくい」が 39.6%となっている。 63.1 63.8 住宅ローンを利用する 施主が少ない 56.4 手続きが面倒で 経費がかかるため 使いにくい 37.8 37.8 44.9 34.0 39.1 39.6 内容が複雑で 理解しにくい ・平成 23 年度調査と比較すると、各理由の比率 9.9 9.1 9.7 その他 にほとんど変化はないが、 「手続きが面倒で経費 がかかるため、使いにくい」の比率がやや上昇 H21(n=312) H23(n=320) 7.7 8.1 不明 H24(n=321) (%) 3.1 した。 0 10 20 30 40 50 60 70 図 3-1-16 「あまり効果はない」「わからない」理由(E-3③) (3) 復興支援・住宅エコポイントについて 知らない 大体知っている ① 復興・住宅エコポイントの認知・活用状況 ・復興支援・住宅エコポイントは、全体の 8 割は 「知っている」と回答しているが「知っている」 あまりよく知らない よく知っている 住宅エコポイント H23(n=684) 37.4 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=678) 45.9 35.8 0% 比率は、住宅エコポイントよりもやや低い。 11.7 38.6 20% 40% 不明 16.5 4.1 60% 80% 4.9 100% 図 3-1-17 復興支援・住宅エコポイントの認知状況(E-4①) ・復興支援・住宅エコポイント申請実績の有無と しては、実績のある事業者が 266 件(39.2%)、 実績のない事業者が 138 件(20.4%)である。 ・住宅エコポイントの申請実績の有無別に認知状 申請実績あり (n=266) 況をみると、申請実績のある事業者では認知度 申請実績なし (n=138) が高く、ほとんどが「よく知っている」と「大 体知っている」と回答している。 知らない 大体知っている よく知っている あまりよく知らない 62.4 21.7 0% 不明 33.8 42.0 20% 2.6 23.9 40% 60% 8.7 80% 3.6 100% 図 3-1-18 復興支援・住宅エコポイントの認知状況 申請実績有無別(E-4①) ② 復興支援・住宅エコポイントの認知経路 ・復興支援・住宅エコポイントの認知経路として は、全体では「加盟している業界団体」が 52.4% ともっとも多く、次いで「ホームページ」38.5%、 52.4 55.6 58.0 加盟している業界団体 38.5 ホームページ 53.4 27.5 31.6 33.1 34.1 専門雑誌・専門紙 「専門雑誌・専門紙」31.6%、「テレビや新聞」 28.9%などが続いている。 ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 申請実績あり (n=266) 28.9 31.2 24.6 テレビや新聞(一般紙) 全 体(n=678) 申請実績なし (n=138) 6.9 その他 別に認知経路みると、申請実績のある事業者で 10.2 (%) 2.9 0 10 20 30 40 50 60 は「ホームページ」が 53.4%と高くなる。 図 3-1-19 復興支援・住宅エコポイントの認知経路(E-4②) - 61 - ③ 一般ユーザーの認知状況 よく知っている ・復興支援・住宅エコポイントの一般ユーザーの 認知としては、 「あまりよく知らない」が 58.0% と一般ユーザーの認知度が低いととらえている。 大体知っている 全 体(n=678) 4.7 24.9 0% 58.0 20% 40% 不明 知らない あまりよく知らない 7.2 60% 5.2 80% 100% 図 3-1-20 一般ユーザーの認知(E-4③) ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 別にみると、申請実績のある事業者では、 「知っ ている」の比率がやや高くなり、一般ユーザー の認知についても肯定的にとらえている。 よく知っている 申請実績あり (n=266) 5.3 申請実績なし (n=138) 2.9 知らない あまりよく知らない 大体知っている 34.6 56.0 17.4 2.6 65.2 0% 20% 40% 不明 1.5 10.1 60% 80% 4.3 100% 図 3-1-21 一般ユーザーの認知 申請実績の有無別(E-4③) ④ 復興支援・住宅エコポイントの住宅リフォーム促進効果 ・ 「効果があった」は 35.4%で、住宅エコポイント 効果があった の「効果があった」 (50.0%)の水準をやや下回 住宅エコポイント H23(n=684) っている。 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=678) 50.0 30.3 35.4 0% わからない あまり効果はなかった 15.1 41.7 20% 40% 不明 14.7 60% 4.7 8.1 80% 100% 図 3-1-22 住宅リフォームの促進効果(E-4④) ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 別にみると、申請実績のある事業者では、59.0% 効果があった あまり効果はなかった 申請実績あり (n=266) が「効果があった」としている。 わからない 59.0 申請実績なし (n=138) 18.8 0% 34.6 52.2 20% 40% 19.6 60% 不明 2.6 3.8 9.4 80% 100% 図 3-1-23 住宅リフォームの促進効果 申請実績有無別(E-4④) ⑤ 復興支援・住宅エコポイントの住宅リフォーム促進効果の有無についての理由 ・ 「効果があった」と回答した事業者のあげた理由 としては、「商品・サービスと交換できる」が 64.2%ともっとも多く、次いで「リフォーム工 事に対する消費者意識を高めた」をあげる意見 が多い。 「効果があった」理由は、住宅エコポイ ントとほぼ同じである。 67.5 取得ポイントが商品・ サービスと交換できた 64.2 45.0 リフォーム工事に対する 消費者意識を高めた 46.3 19.9 申請手続きが 比較的簡単であった 15.4 2.9 その他 住宅エコポイント H23(n=342) 2.5 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=240) 8.5 不明 6.7 0 10 20 30 40 50 (%) 60 70 図 3-1-24 「効果があった」理由 (E-4④) - 62 - ・一方「あまり効果がなかった」と回答した事業 者のあげた理由としては、 「該当する工事の種類 が限定的」が 58.0%ともっとも多く、次いで「適 用要件が厳しく、該当工事があまりなかった」 が 39.9%となっている。住宅エコポイントと比 58.5 該当する工事の種類が 限定的であった 58.0 適用要件が厳しく 該当工事が あまりなかった 36.7 39.9 17.4 その他 住宅エコポイント H23(n=207) 15.9 較すると、回答の傾向に大きな差は見られない。 復興支援・住宅 エコポイント H24(n=283) 6.8 不明 8.1 0 (%) 10 20 30 40 50 60 図 3-1-25 「あまり効果がなかった」理由(N=283)(E-4④) ⑥ 空白期間への影響 ・住宅エコポイントから復興支援・住宅エコポイ ントへ切り替わった際の空白期間の影響として 影響があった 全 体 (n=678) は、 「わからない」が約半数を占めるものの、 「影 響があった」(18.9%)よりも「影響がなかった」 あまり影響はない 18.9 26.8 0% (26.8)%の比率の方が高い。 20% 40% わからない 不明 48.4 5.9 60% 80% 100% 図 3-1-26 空白期間への影響(E-4⑤) ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 別にみると、申請実績のある事業者では、 「影響 があった」は約 3 割である。 影響があった 申請実績あり (n=266) あまり影響はない 28.6 申請実績なし (n=138) 32.0 16.7 0% わからない 1.9 37.6 25.4 20% 不明 53.6 40% 60% 4.3 80% 100% 図 3-1-27 空白期間への影響 申請実績の有無別(E-4⑤) ⑦ 予約制度の認知状況 大体知っている よく知っている ・復興支援・住宅エコポイントの予約制度につい 全 体 (n=678) ては、半数以上が「知っている」と回答してい 27.3 0% る。 あまりよく 知らない 31.1 20% 40% 知らない 23.9 60% 不明 11.4 6.3 80% 100% 図 3-1-28 予約制度の認知状況(E-4⑥) ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 よく知っている 別にみると、申請実績のある事業者では、 「よく 知っている」が約半数となる。 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明 申請実績あり (n=266) 48.1 38.0 11.3 1.1 1.5 申請実績なし (n=138) 15.2 0% 29.7 20% 36.2 40% 60% 14.5 80% 4.3 100% 図 3-1-29 予約制度の認知状況 申請実績の有無別(E-4⑥) - 63 - ⑧ 予約制度の影響 ・復興支援・住宅エコポイントの予約制度の影響 あまり影響はない 影響があった としては、 「わからない」が約半数を占めるもの 全 体 (n=678) の、「影響があった」(17.7%)よりも「影響がな 17.7 23.2 0% かった」(23.2)%の比率の方が高い。 20% 不明 わからない 52.7 40% 6.5 60% 80% 100% 図 3-1-30 予約制度の影響(E-4⑦) ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 影響があった 別にみると、申請実績のある事業者では、 「影響 があった」は約 3 割である。 申請実績あり (n=266) あまり影響はない 28.6 申請実績なし (n=138) 13.0 0% わからない 31.6 1.5 38.3 20.3 20% 不明 60.9 40% 60% 5.8 80% 100% 図 3-1-31 予約制度の影響 申請実績の有無別(E-4⑦) ⑨ 即時交換が半分になったことによる影響 ・復興支援・住宅エコポイントの即時交換が半分 影響があった になったことによる影響としては、「わからな 全 体 (n=678) い」が約半数を占めるものの、「影響があった」 率の方が高い。 15.8 0% (15.8%)よりも「影響がなかった」(22.7)%の比 あまり影響はない わからない 22.7 20% 不明 54.9 40% 6.6 60% 80% 100% 図 3-1-32 即時交換が半分になったことによる影響(E-4⑦) ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績の有無 別にみると、申請実績のある事業者では、 「影響 影響があった があった」は、2 割強である。 申請実績あり (n=266) あまり影響はない 23.3 申請実績なし (n=138) 11.6 0% わからない 35.3 17.4 不明 1.5 39.8 65.2 20% 40% 60% 5.8 80% 100% 図 3-1-33 即時交換が半分になったことによる影響 申請実績の有無別(E-4⑧) ⑪ 代理申請の有無 ・復興支援・住宅エコポイントの申請実績のある 事業者で、 「代理申請を行った」は 82.0%で、 「行 全 体 (n=266) わなかった」は 15.4%であった。 行わなかった 行った その他 82.0 0% 20% 40% 不明 15.4 60% 80% 100% 図 3-1-34 代理申請の有無(E-4⑨) - 64 - ⑫ 復興支援・住宅エコポイントの良い点 ・復興支援・住宅エコポイントの良い点としては、 「住宅の省エネ性能に対する関心が高まる」 (42.0%)、 「メリットがわかりやすくユーザーにアピールしやすい」(28.0%)などの比率が高い。工事実施件 数別にみると、規模の大きな事業者の方がそれぞれの項目での比率が高なっている。 住宅の省エネ性能に 対する意識や関心が 高まる 36.0 15.9 メリットがわかりやすく ユーザーにアピール しやすい 住宅の省エネ性能に 対する意識や関心が 高まる メリットがわかりやすく ユーザーにアピール しやすい 広報・周知が進んでおり ユーザーの認知度が 高い 42.0 12.8 申請や手続が わかりやすい 5.8 その他 不明 25.7 10 20 40 50~100件未満(n=50) 500件以上(n=98) 1.9 4.1 50 9.2 図 3-1-35 復興支援・住宅エコポイントの良い点(E-4⑩) 49.0 100~500件未満(n=103) (%) 30 40.0 10~50件未満(n=167) 5.8 7.2 不明 0 55.1 10件未満(n=208) 14.0 11.7 10.2 0.0 42.7 21.4 7.2 9.6 全 体(n=678) 5.0 16.2 12.0 16.3 申請や手続が わかりやすい 9.3 その他 35.0 広報・周知が進んでおり ユーザーの認知度が 高い 26.0 21.0 41.8 40.7 0 10 14.6 20 24.0 26.0 33.2 30 (%) 40 50 60 図 3-1-36 復興支援・住宅エコポイントの良い点 事業規模(年間リフォーム実施件数別) (E-4⑩)(複数回答) ⑬ 復興支援・住宅エコポイントの改善すべき点 ・復興支援・住宅エコポイントの改善すべき点としては、 「期間が限定的である」 (51.5%)、 「申請や手 続きに手間や時間がかかる」(51.0%)などが多い。事業者の規模別にみると、工事件数 500 件以上の 大規模事業者では「申請や手続きに手間や時間がかかる」がもっとも多いが、50~100 件未満の規模 の事業者では、「期間が限定的である」が 68.0%と多くなっている。 46.2 52.7 期間が限定的である (継続して実施してほしい) 68.0 63.1 54.1 期間が限定的である (継続して実施してほしい) 51.5 43.8 53.9 54.0 58.3 申請や手続に手間や 時間がかかる 申請や手続に手間や 時間がかかる 51.0 ポイント交換の対象に 制約がある 67.3 ポイント交換の対象に 制約がある 36.7 その他 8.7 全 体(n=678) その他 不明 14.3 0 10 20 (%) 30 40 34.6 38.3 42.0 40.8 41.8 50 11.1 7.8 4.0 7.8 8.2 60 10件未満(n=208) 10~50件未満(n=167) 50~100件未満(n=50) 20.7 不明 10.8 10.0 3.9 1.0 100~500件未満(n=103) 500件以上(n=98) (%) 図 3-1-37 復興支援・住宅エコポイントの改善すべき点 0 10 20 30 40 50 60 70 (E-4⑩) 図 3-1-38 復興支援・住宅エコポイントの改善すべき点 事業規模(年間リフォーム実施件数別) (E-4⑩)(複数回答) - 65 - ⑭ エコリフォームのポイント発行対象工事に加えてほしいもの ・エコリフォームのポイント発行対象工事に加えてほしいものとして具体的に記入された内容としては、 太陽光発電システム、給湯器、遮熱塗装、屋根工事、外壁工事などが多い。 表 3-1-1 エコリフォームのポイント発行対象工事に加えてほしいもの(E-4⑪) ※( )は、類似内容の回答件数 ・太陽光発電システム(14) ・給湯器(10) ・遮熱塗装工事(10) ・屋根工事(8) ・外壁工事(8) ・全てのリフォーム工事対象にして欲しい(4) ・節水型設備機器(4) ・自然素材、ムク板(3) ・シックハウス対策工事(3) ・地盤改良工事(2) ・解体工事(2) ・長期耐久性能アップのためのメンテナンス系工事へのエコポイント ・クロスの張替等、内装工事にエコ商品を加えてほしい ・24H熱効換気設備 ・雨水貯蔵タンク ・窓廻りのカーテン、ブラインド ・建物の長寿命に関係する外装塗装、防水、シーリング工事、耐震補強3尺の壁1ヶ所につき○ ○ポイントなど ・断熱リフォームをもっと広義に。例えば LIXIL のココエコや金属サイディングの裏打断熱材等。 ・地域材や地域産業の特色がある材料の採用に対しての工事。地域材の活用 ・放射冷暖房システム ・蓄熱暖房、など (4) その他のリフォーム支援策について ① 中古住宅・リフォームトータルプランの認知度 ・中古住宅・リフォームトータルプランについて 「よく知っている」は、4.4%、「大体知ってい よく知っている 全 体 (n=678) 4.4 20.5 0% る」20.5%と、認知度は低い水準である。 あまりよく知らない 大体知っている 44.5 20% 40% 不明 知らない 23.3 60% 7.2 80% 100% 図 3-1-39 中古住宅・リフォームトータルプランの認知度(E-5) よく知っている ・事業者の規模別にみると、規模が大きくなるに つれて認知度も増加する傾向があり、工事件数 10 件未満の事業者では「知っている」は、1 割 程度あるが、500 件以上の事業者では「知って 10件未満 (n=208) 大体知っている 9.6 2.4 10~50件未満 (n=167) 3.6 50~100件未満 (n=50) 500件以上 (n=98) 44.7 16.2 10.0 100~500件未満 (n=103) 2.9 いるは半数を超えている あまりよく知らない 49.7 22.0 10.2 56.0 19.4 35.7 60% 6.6 8.0 45.6 40% 8.2 24.0 42.9 20% 不明 35.1 31.1 0% 知らない 7.1 80% 4.0 1.0 4.1 100% 図 3-1-40 中古住宅・リフォームトータルプランの認知度 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-5) - 66 - ② 今後要望する住宅リフォーム政策 ・今後の住宅リフォーム政策への要望としては、 「リフォームポイント(仮称)」が約半数で、住 宅エコポイントのような制度への継続の要望が 高い。 ・また、 「事業者を対象とした税制優遇等の手引書」、 「税制優遇措置の拡・延長」、「リフォームに関 する融資制度の充実」、「リフォーム技術に関す る手引書」などについても 3 割前後の事業者が リフォームポイント (仮称)の創設 事業者を対象とした税制優 遇措置等に関する手引書 リフォームに関する税制 優遇措置の拡充・延長 リフォームに関する融資 制度の充実 リフォーム技術に関する 手引書 事業者を対象とした 人材育成 上記以外の補助金等の 予算措置 49.7 34.1 33.3 29.8 25.1 19.9 その他 要望している。 全 体(n=678) 18.7 5.2 0 (%) 10 20 30 40 50 60 図 3-1-41 今後要望する住宅リフォーム政策(E-6) ・事業者の規模別にみると、 「リフォームポイント (仮称)」は事業者の規模が大きいほど要望が高 く、50 件以上の事業者では 7 割弱の要望がみ られる。また、500 件以上の大規模な事業者で は、「税制優遇の拡充・延長」(53.1%)の要望 が比較的強い。 ・ 「税制優遇の手引書」については、10 件から 100 件未満の規模の事業者で比率がやや高くなる。 ・「リフォーム技術に関する手引書」については 38.0 リフォームポイント (仮称)の創設 46.1 68.0 66.0 66.3 35.6 40.1 40.0 事業者を対象とした税制優 遇措置等に関する手引書 29.1 31.6 30.3 28.7 36.0 37.9 リフォームに関する税制 優遇措置の拡充・延長 26.9 30.5 リフォームに関する融資 制度の充実 53.1 42.0 31.1 33.7 29.3 24.0 26.0 21.4 23.5 リフォーム技術に関する 手引書 10 件未満の小規模な事業者での比率が高い。 10件未満(n=208) 15.9 23.4 22.0 21.4 22.4 事業者を対象とした 人材育成 16.3 17.4 16.0 上記以外の補助金等の 予算措置 10~50件未満(n=167) 50~100件未満(n=50) 100~500件未満(n=103) 500件以上(n=98) 28.2 26.5 6.3 6.6 2.0 4.9 3.1 その他 0 10 (%) 20 30 40 50 60 70 図 3-1-42 今後要望する住宅リフォーム政策 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-6) - 67 - (5) 東日本大震災の影響について ① 東日本大震災による事業運営への影響 影響があった ・東日本大震災による事業運営への影響について あまり影響はなかった 全 体 (n=678) は、全体の 57.8%が「影響があった」と回答し 57.8 0% ている。 わからない 32.6 20% 40% 60% 不明 5.6 4.0 80% 100% 図 3-1-43 東日本大震災の事業運営への影響(E-7①) ・事業者の規模別にみると、規模の大きさにつれ あまり影響はなかった 影響があった て「影響があった」という比率も大きくなって 10件未満 47.6 (n=208) おり、工事件数が 500 件以上の事業者では、 10~50件未満 40.4 53.3 (n=167) 81.6%が影響があったと回答している。 50~100件未満 (n=50) 7.7 37.7 70.0 100~500件未満 (n=103) 29.1 20% 5.4 3.6 81.6 0% 4.3 28.0 2.0 65.0 500件以上 (n=98) 不明 わからない 40% 3.9 1.9 17.3 60% 80% 100% 図 3-1-44 東日本大震災の事業運営への影響 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-7①) 影響があった ・地域別にみると、 「影響があった」の比率は東北 が 84.4%と突出しており、次いで関東が 70.2% 北海道 (n=22) で、他の地域は 4 割~5 割程度である。 東北 (n=45) 40.9 不明 わからない あまり影響はなかった 50.0 9.1 84.4 関東 (n=215) 70.2 北陸・甲信越 (n=54) 25.1 44.4 51.9 13.3 2.2 1.9 2.8 1.9 1.9 東海 (n=61) 52.5 37.7 3.3 6.6 近畿 (n=102) 52.9 37.3 6.9 中国 (n=55) 54.5 32.7 7.3 5.5 48.7 2.6 四国 (n=39) 46.2 九州・沖縄 (n=64) 48.4 0% 20% 34.4 40% 60% 12.5 80% 2.9 2.6 4.7 100% 図 3-1-45 東日本大震災による今後の事業運営への影響 所在地(地域別)(E-7①) - 68 - ・影響があった内容としては、 「物資不足となった」 がもっとも多く(76.0%)、次いで「人手不足と 物資不足となった なった」 (27.3%)、 「受注増となった」 (24.2%) 人手不足となった が続いている。 受注増となった 76.0 27.3 全 体(n=392) 24.2 受注減となった 20.7 その他 3.6 不明 1.8 0 (%) 10 20 30 40 50 60 70 80 図 3-1-46 「影響があった」内容(n=392)(E-7①) ・影響があった内容を、事業規模別にみると、 「物資不足となった」は、工事件数 50~500 件未満の事 業者で比率が高く、「人手不足となった」は、500 件以上の事業者での比率が高い。 ・影響があった理由を地域別にみると、「受注増となった」、「人手不足となった」は東北での比率が飛 び抜けて高い。 73.7 74.2 74.3 物資不足となった 82.1 76.3 受注減となった 8.6 0.0 60.5 22.9 26.3 32.8 42.5 北陸・甲信越(n=24) 3.1 東海(n=32) 12.5 人手不足となった (%) 80 88.9 16.7 11.1 14.8 近畿(n=54) 60 受注減となった 33.3 500件以上(n=80) 40 受注増となった 66.7 28.1 100~500件未満(n=67) 20 物資不足となった 81.3 50~100件未満(n=35) 1.3 0 67.5 10~50件未満(n=89) 19.4 25.0 2.0 1.1 5.7 0.0 16.7 12.5 84.2 57.9 28.5 35.1 26.5 関東(n=151) 10件未満(n=99) 25.3 21.3 5.6 2.9 4.5 6.3 その他 22.2 東北(n=38) 19.2 23.6 25.7 28.4 27.5 受注増となった 88.9 11.1 0.0 26.3 11.2 人手不足となった 不明 北海道(n=9) 中国(n=30) 6.7 6.7 四国(n=18) 5.6 5.6 5.6 100 86.7 26.7 94.4 図 3-1-47 「影響があった」内容(n=392)) 九州・沖縄(n=31) 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-7①) 9.7 3.2 0 20 93.5 25.8 40 60 80 100 (%) 図 3-1-48 「影響があった」内容(n=392) 所在地(地域別) (E-7①) - 69 - ② 東日本大震災による消費者意識への影響 影響があった ・東日本大震災による消費者意識への影響につい あまり影響はなかった 全 体 (n=678) ては、全体の 65.8%が「影響があった」と回答 65.8 0% している。 20% わからない 23.0 40% 60% 不明 5.55.8 80% 100% 図 3-1-49 東日本大震災の消費者意識への影響(E-7②) 影響があった あまり影響はなかった 10件未満 (n=208) 62.0 ・事業者の規模別にみると、規模の大きさにつれ 10~50件未満 24.5 62.9 (n=167) 不明 わからない 8.7 27.5 4.8 4.8 て「影響があった」という比率も大きくなって 50~100件未満 (n=50) 72.0 22.0 おり、工事件数が 500 件以上の事業者では、 100~500件未満 (n=103) 69.9 25.2 1.0 83.7%が影響があったと回答している。 500件以上 (n=98) 83.7 0% 20% 40% 4.8 6.0 3.9 12.2 2.0 2.0 60% 80% 100% 図 3-1-50 東日本大震災の消費者意識への影響 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-7②) ・地域別にみると、 「影響があった」の比率は東北 (75.6%)よりも関東(81.9%)の方が高く、北陸・ 甲信越(72.2%)、四国(69.2%)などでも高く なっている。 影響があった 北海道 (n=22) あまり影響はなかった 40.9 わからない 40.9 東北 (n=45) 9.1 9.1 75.6 関東 (n=215) 20.0 81.9 北陸・甲信越 (n=54) 22.2 65.6 近畿 (n=102) 29.4 45.5 四国 (n=39) 53.1 0% 20% 8.8 38.2 69.2 九州・沖縄 (n=64) 3.7 1.9 26.2 1.6 6.6 58.8 中国 (n=55) 4.4 13.0 2.3 2.8 72.2 東海 (n=61) 不明 25.6 2.6 23.4 40% 2.9 10.9 5.5 60% 17.2 80% 2.6 6.3 100% 図 3-1-51 東日本大震災の消費者意識への影響 所在地(地域別)(E-7②) - 70 - ・影響があった内容は、全体では「耐震改修への関心の拡大」がもっとも多く(74.9%)、次いで「省 エネ設備への関心の拡大」(44.4%)が多くなっている。 ・影響があった理由を、事業規模別にみると、 「耐震改修への関心の拡大」は、工事件数 500 件未満の 事業者で比率が高く、「省エネ設備への関心の拡大」は、500 件以上の事業者での比率が高い。 75.2 77.1 80.6 77.8 耐震改修への 関心の拡大 65.9 耐震改修への 関心の拡大 36.4 33.3 74.9 省エネ設備への 関心の拡大 省エネ設備への 関心の拡大 50.0 45.8 67.1 44.4 断熱改修等への 関心の拡大 11.9 その他 14.0 12.4 13.9 断熱改修等への 関心の拡大 全 体(n=446) 7.6 10 20 30 40 50 60 70 50~100件未満(n=36) 100~500件未満(n=72) 9.3 6.7 2.8 9.7 4.9 (%) その他 0 10件未満(n=129) 10~50件未満(n=105) 6.9 11.0 80 0 500件以上(n=82) (%) 20 40 60 80 100 図 3-1-52 「影響があった」内容 (n=446)(E-7②) 図 3-1-53 「影響があった」内容 (n=446) 事業規模(年間リフォーム実施件数別) (E-7②) ・地域別にみると、「耐震改修への関心の拡大」 77.8 44.4 北海道(n=9) 11.1 については、関東(81.8%)、四国(81.5%)、北 海道(77.8%)東海(77.5%)など、今後の地震 55.9 55.9 東北(n=34) 23.5 発生の可能性が高いとされている地域での比 81.8 38.1 関東(n=176) 率が高い。一方、 「省エネ設備への関心の拡大」 については、近畿(63.3%)、九州・沖縄(61.8%) 、 11.4 69.2 33.3 北陸・甲信越(n=39) 2.6 東北 (55.9%)などで高い。 77.5 35.0 東海(n=40) 5.0 耐震改修への 関心の拡大 71.7 63.3 近畿(n=60) 省エネ設備への 関心の拡大 15.0 断熱改修等への 関心の拡大 56.0 52.0 中国(n=25) 8.0 81.5 33.3 四国(n=27) 7.4 73.5 61.8 九州・沖縄(n=34) 23.5 0 20 40 60 80 100 (%) 図 3-1-54 「影響があった」内容 (n=446) 所在地(地域別)(E-7②) - 71 - (6)その他 ① 消費税率アップの影響 影響がある ・消費税率アップの影響としては、全体の 87.3% あまり影響はない 全 体 (n=678) が「影響がある」と回答している。 わからない 87.3 0% 20% 40% 不明 5.9 3.7 60% 3.1 80% 100% 図 3-1-55 消費税率アップの影響(E-8) あまり影響はない 影響がある ・事業者の事業規模別にみると、事業規模が大 不明 わからない 4.8 きくなるにつれて、 「影響がある」の比率は大 10件未満 (n=208) 86.1 きくなっており、工事件数 500 件以上の事業 10~50件未満 (n=167) 88.6 者では 93.9%が「影響がある」と回答してい 50~100件未満 (n=50) 94.0 る。 100~500件未満 (n=103) 92.2 2.9 500件以上 (n=98) 93.9 3.1 0% 20% 40% 3.8 5.3 4.8 4.2 4.0 60% 80% 100% 図 3-1-56 消費税率アップの影響 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-8) ② 消費税率アップの影響の内容 ・消費税率アップの影響の内容では、「導入前の駆け込み、導入後の落ち込み」が 87.0%と、もっとも 多く、「価格競争の激化」が 34.0%、「リフォーム市場拡大の停滞」が 31.8%などとなっている。 ・事業者の規模別にみると「導入前の駆け込み、導入後の落ち込み」は、工事件数 100 件以上の規模の 事業者での比率が高いのに対し、「価格競争の激化」や「リフォーム市場拡大の停滞」は、500 件未 満の規模の事業者での比率が高くなっている。 82.7 88.5 78.7 90.5 93.5 導入前の駆け込み 導入後の落ち込み 導入前の駆け込み 導入後の落ち込み 87.0 39.1 33.1 40.4 35.8 価格競争の激化 価格競争の激化 34.0 23.9 リフォーム市場拡大の 停滞 31.8 その他 全 体(n=592) 3.7 0 32.4 32.4 34.0 34.7 27.2 リフォーム市場拡大の 停滞 (%) 20 40 60 80 100 0 図 3-1-57 消費税率アップの影響の内容(E-8) 50~100件未満(n=47) 3.9 3.4 6.4 5.3 2.2 その他 10件未満(n=179) 10~50件未満(n=148) 100~500件未満(n=95) 500件以上(n=92) (%) 20 40 60 80 100 図 3-1-58 消費税率アップの影響の内容 事業規模(年間リフォーム実施件数)別(E-8) - 72 - ③ 用いている契約書の種類 ・リフォーム工事のユーザーとの契約に際して用 いている契約書は、「独自の契約書」が 52.8%、 「リ推進協の標準契約書式集」が 24.0%、 「書籍 等の汎用の契約書」が 13.3%などである。 独自の契約書を作成し 活用 52.8 住宅リフォーム推進協議会 の標準契約書式集をもと に契約書を作成し活用 24.0 書籍やホームページ等に 掲載されている汎用の 契約書を入手し活用 13.3 その他 全 体(n=678) 7.7 0 (%) 10 20 30 40 50 60 図 3-1-59 用いている契約書(E-9) ・事業者の模別にみると、工事件数 500 件以上の 事業者では「独自の契約」が 70.4%と多くなる が、10 件未満の事業者では「独自の契約書」 51.9 49.7 48.0 52.4 独自の契約書を作成し 活用 70.4 (51.9%)に次いで「書籍等の汎用の契約書」 (18.3%)が多くなっており、 「その他」として、 “見積書のみ”、“契約書は書いていない”とい 17.3 26.9 32.0 35.9 21.4 住宅リフォーム推進協議会 の標準契約書式集をもと に契約書を作成し活用 う回答もみられた。 18.3 16.8 24.0 書籍やホームページ等に 掲載されている汎用の 契約書を入手し活用 10件未満(n=208) 6.8 0.0 10~50件未満(n=167) 50~100件未満(n=50) 10.6 8.4 その他 100~500件未満(n=103) 500件以上(n=98) 4.0 2.9 8.2 0 10 (%) 20 30 40 50 60 70 80 図 3-1-60 用いている契約書 事業規模 (年間リフォーム実施件数)別(E-9) - 73 - Ⅲ.資料・調査票 調査票A 住宅リフォームの施工物件に関するアンケート 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、平成23年度に引き続き、住宅リフォームに関 するアンケート調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者が施工した物件の内容を施主に 代わりお答え頂くもので、結果は、一般公開し住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料として好 評を得ております。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以下の 調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 平成 23 年 11 月から平成 24 年 8 月に施工完了した物件について、物件ごとに記入してください A.リフォームを行われた施主の方や居住する世帯についてお伺いします。 (A-1)施主の年齢について(1つのみ選択) □1. 20 歳代 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代 □5. 60 歳代 □6. 70 歳以上 (A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者(居住世帯)との関係はどれに該当しますか (1つのみ選択) □1. 施主が住宅を所有し、居住している □2. 施主が住宅を所有しているが、親族が居住している(施主は居住していない) □3. 施主が住宅を所有しているが、他人に賃貸している □4. 施主の親族が住宅を所有し、施主は同居している □5. 施主(または親族)以外が住宅を所有し、施主は居住している(又は居住予定) □6. その他( ) (A-3)リフォームを行った住宅に居住する世帯の世帯主年齢について(1つのみ選択) *施主と、居住世帯の世帯主が同じである場合も、再度お答えください。 □1. 20 歳代 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代 □5. 60 歳代 □6. 70 歳以上 (A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯のご家族構成について(1つのみ選択) □1. 単身 □2. 夫婦のみ □3. 親子(二世代) □4. 夫婦と子と親(三世代) □5. その他 (A-5)上記(A-4)のご家族の人数(世帯主を含めて)について 人 B.リフォームを行った住宅についてお伺いします。 (B-1)リフォームを行った住宅の所在地 都・道・府・県 (B-2)リフォームを行った住宅の種類について(1つのみ選択) □1. 戸建て □2. マンション □3. その他( ) (B-3)リフォームを行った住宅の築年数について(1つのみ選択) □1. 5 年以下 □2. 6 年~10 年以下 □3. 11 年~15 年以下 □4. 16 年~20 年以下 □5. 21 年~25 年以下 □6. 26 年~30 年以下 □7. 31 年以上 (B-4)リフォームを行った住宅の居住世帯が、入居してから今回のリフォームを行うまでの居 住期間について(1つのみ選択) □1. □3. □6. 0 年(入居前または入居直後にリフォームを実施) 6 年~10 年以下 □4. 11 年~15 年以下 21 年~25 年以下 □7. 26 年~30 年以下 - 74 - □2. 1 年~5 年以下 □5. 16 年~20 年以下 □8. 31 年以上 (B-5)リフォームを行った住宅の取得方法について(1つのみ選択) □1. 注文住宅(建替えを含む)の建設 □2. 新築分譲住宅の購入 □3. 中古住宅の購入 □4. 親からの相続等 □5. その他 〔中古住宅の購入の場合〕 リフォームを実施した業者について(1 つのみ選択) □1. 不動産の仲介業者がリフォームを実施した □2. 不動産の仲介業者から施工業者の紹介を受けてリフォームを実施した □3. 自分で業者を探して、リフォームを実施した □4. その他( ) C.リフォーム工事の内容についてお伺いします。 (C-1)リフォーム工事の着工年月 平成 年 月 (C-2)リフォーム工事の竣工年月 平成 年 月 (C-3)リフォーム工事の種類について(1~4 のうち1つのみ選択) □1. 増築 実施前の床面積 ㎡ → 実施後の床面積 ㎡ □2. 改築(住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事) □3. 大規模な修繕又は模様替え(壁、柱、床、はり、屋根または階段の一種類以上について過半の修繕 又は模様替えをするもの) □4. その他の修繕、模様替え、減築(二階を減らす等) (C-4)リフォーム工事の目的と内容について *マンション等の場合、専有部分のリフォームに該当する項目のみお答えください。 ①工事の目的について(あてはまるものすべて選択) □1. □2. □3. □4. □5. □6. □7. □8. □9. □10. □11. □12. □13. □14. 耐震性や災害からの安全性の向上を図るため 防犯性能の向上を図るため 省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため 老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくするため 使い勝手の改善、自分の好みに変更するため 住宅、設備の老朽化や壊れたため 子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じたため 2世代同居など、他の世帯との同居に対応するため 健康増進や病気予防に配慮した室内環境にするため 中古住宅の購入に合わせて 相続等により住宅の所有者が入れ替わったため 空き家になっていた住宅の活用を図るため 地震による被害の補修のため その他( ) ②工事の内容について(あてはまるものすべて選択) □1. 広さの変更 □2. 間取りの変更 □3. 内装の変更(壁紙、床の張り替え等) □4. 居室の用途の変更 □5. 収納スペースの改善 □6. 段差の解消、手すりの設置 □7. 住宅設備の変更 → ③の質問をご回答ください □8. 室内建具の変更 □9. 冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新(床暖房含む) □10. 壁、柱等の主要構造部の改修 □11. 耐震補強工事 □12. 耐火性能強化 □13. 防犯性能強化 □14. 防音工事 □15. 太陽光発電・温水器の設置 □16. 外壁への断熱材の設置工事 □17. 屋根・天井への断熱材の設置工事 □18. 床・基礎への断熱材の設置工事 □19. 窓ガラス・窓サッシ等の改良 □20. 外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗り替え等) □21. その他( ) - 75 - 裏面もご回答お願いいたします。 ③ (C-4)②で、“□7. 住宅設備の変更”をご回答いただいた場合、その内容を具体的にご回 答ください(あてはまるものすべて選択) □1. 在来型キッチンまたはシステムキッチンの交換 □2. 在来型の浴室またはユニットバスの交換 □3. 洗面化粧台の交換 □4. 便器の交換 □5. その他(具体的に ) D.リフォーム工事の契約額・資金内訳等についてお伺いします (D-1)リフォーム工事の契約金額および自己資金、借入金、補助金はいくらでしたか(消費税込)。 借入金や補助金は、ない場合は「0」を記入してください ① 契約金額 万円=自己資金 万円+借入金 万円+補助金 万円 ※ 自己資金には、預貯金、不動産の売却代金、親族からの贈与等が含まれます。 ② 借入金内訳 公的金融機関 万円 償還期間 年 民間金融機関 万円 償還期間 年 その他 万円 償還期間 年 ※「公的金融機関」とは、住宅金融支援機構、地方公共団体、年金資金運用基金、雇用・能力開 発機構、沖縄振興開発金融公庫を指します。 ※「民間金融機関」とは、 「公的金融機関」以外の金融機関を指します。 ※「その他」には、勤務先、親族及び知人、労働金庫等からの借入が含まれます。 (D-2)リフォーム工事契約時に住宅ローンが残っていましたか(わかる範囲で)。 □1. 残っている □2. 残っていない □3. 不明 (D-3)リフォーム工事に関して以下の税制優遇措置や公的な補助を利用しましたか。わかる範囲で お答えください(1~12 であてはまるものすべて選択) <増改築工事全般> □1. 住宅ローン減税(所得税) □2. 相続時精算課税制度(住宅取得資金等の非課税枠・贈与税) □3. 暦年課税制度(住宅取得資金等の非課税枠・贈与税) □4. 地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助(リフォーム全般に関するもの) □5. 地方自治体の地場産材活用に対する補助 <耐震改修工事> □6. 投資型減税(既存住宅の耐震改修に係る所得税額の特別控除) □7. 耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額 □8. 地方自治体の耐震改修工事に関する補助 <バリアフリー改修工事> □9. 投資型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除) □10. ローン型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除) □11. バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額 □12. 介護保険による住宅改修費の支給 □13. 地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助(介護保険以外) <省エネ改修工事> □14. 投資型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除) □15. ローン型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除) □16. 省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額 □17. 地方自治体の省エネ改修工事に関する補助 - 76 - (D-4)復興支援・住宅エコポイント制度を利用しましたか(1 つのみ選択) □1. 復興支援・住宅エコポイントを利用した 〔 □2. 利用しなかった □3. わからない 利用した場合 〕 具体的な内容について ①エコリフォームの対象となる工事 (あてはまるものすべて選択) □1. 窓の省エネ改修 □2. 外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 □3. 1 または 2 と同時に行うバリアフリー改修工事 □4. 1 または 2 と同時に行う太陽熱システムの設置 □5. 1 または 2 と同時に行う節水型トイレの設置 □6. 1 または 2 と同時に行う高断熱浴槽の設置 □7. 1 または 2 と同時に行うリフォーム瑕疵保険への加入 □8. 1 または 2 と同時に行う耐震改修 ②エコリフォーム対象工事の工事費用(1 つのみ選択) □1. 50 万円以下 □2. 50 超~100 万円以下 □4. 200 超~500 万円以下 □5. 500 万円超 □3. 100 超~200 万円以下 □6. 不明 ③エコリフォームの発行ポイント数(1 つのみ選択) □1. 50,000 ポイント以下 □2. 50,000 超~100,000 ポイント以下 □3. 100,000 超~300,000 ポイント以下 □4. 300,000 ポイント超 □5. 不明 ④ポイントの交換の内容(複数選択可) □1. 復興支援商品との交換 □2 エコ商品との交換 □4. 追加工事への即時交換 □3. 環境寄附・復興寄附 〔 追加工事への即時交換を行った場合 ※ ⑤及び⑥をご回答ください 〕 ⑤即時交換として工事費用に充当したポイント数(1 つのみ選択) ※(D-4)③の発行ポイント数の半分以下まで充当可能 □1. 25,000 ポイント以下 □2. 25,000 超~50,000 ポイント以下 □3. 50,000 超~150,000 ポイント以下 □4. 150,000 ポイント超 □5. 不明 ⑥即時交換対象工事として実施したもの(あてはまるものすべて選択) □1. 広さの変更 □2. 間取りの変更 □3. 内装の変更(壁紙、床の張り替え等) □4. 居室の用途の変更 □5. 収納スペースの改善 □6. 住宅設備の変更 □7. 室内建具の変更 □8. 冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新 □9. 防犯性能強化 □10. 防音工事 □11. 外装の変更 □12 その他( ) ⑦エコポイントの利用によりどの程度の工事費の増額が見込めましたか(1 つのみ選択) □1. 10 万円以下 □2. 10 超~20 万円以下 □3. 20 超~30 万円以下 □4. 30 超~100 万円以下 □5. 100 万円超 □6. 不明 (D-5)この住宅リフォーム工事では、リフォーム瑕疵保険に加入しましたか(1 つのみ選択) □1. 加入した □2. 加入しなかった (D-6)この住宅リフォーム工事は、住宅履歴情報として登録しましたか(1 つのみ選択) □1. 登録した □2. 登録していない □3. 不明 (D-7)この住宅のリフォーム工事に際し、正式なインスペクション(事前の建物調査)は行われま したか。(1 つのみ選択) □1. 実施した □2. 実施していない □3. 不明 ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。 【 お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:中島 TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 - 77 - E-mail:[email protected] 調査票B 住宅リフォーム事業に関するアンケート(住宅リフォーム支援策等) 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、住宅リフォームの支援策等に関するアンケート 調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者の立場で税制優遇措置やエコポイント等の利用 状況やご意見をお答え頂くもので、結果は、一般公開し住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料 として活用します。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以下の 調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 この調査票Bは、リフォーム事業者としての立場で、1事業者につき1枚ご提出ください。 (E-1)貴社の事業所(本店)所在地は 都・道・府・県 (E-2)貴社の事業所の平成23年度における住宅リフォーム工事の件数をご記入ください。そ のうち、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事がある場合、住宅エコポイント及び復興支援・ 住宅エコポイントの申請を行った場合は、その件数をご記入ください(実績がない箇所には、 「0」とご記入ください) 住宅リフォーム工事 年間件数 件 左記件数のうち、 (複数回答可) ① 耐震改修工事の件数 件 ② バリアフリー改修工事の件数 件 ③ 省エネ改修工事の件数 件 ④ 住宅エコポイントの申請件数 件 ⑤ 復興支援・住宅エコポイントの申請件数 件 (E-3)リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅ローン減税、耐震改修促進税制、バリアフ リー改修促進税制、省エネ改修促進税制、固定資産税、贈与税)についてお聞きします。 ①貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置の内容を知っていますか(1つのみ選択) □1. よく知っている □4. 知らない □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない ②貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業に活用して いますか。また今後活用したいと思いますか(1つのみ選択) □1. 活用している・今後活用したい □2. 活用するつもりはない □3. わからない ③貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置が、ユーザーの住宅リフォームを促進する上 で効果があると思いますか(1つのみ選択) 「2.あまり効果はない」 「3.わからない」と回答した方は、その理由をお答えください。 □1. 効果がある・ある程度効果がある □2. あまり効果はない その理由は何ですか(複数回答可) □3. わからない □1. 内容が複雑で理解しにくい □2. 手続きが面倒で経費がかかるため、使いにくい □3. 住宅ローンを利用する施主が少ない(自己資金で工事 を行う場合が多く、住宅ローン減税を利用できない) □4. その他( ) - 78 - (E-4)リフォーム工事に関する『復興支援・住宅エコポイント』(エコリフォームの対象工事 期間:平成 23 年 11 月 21 日~平成 24 年 10 月 31 日 ※被災地以外は 7 月 4 日で予約申 込受付終了)についてお聞きします。 ①貴社は、リフォーム工事に関する復興支援・住宅エコポイントの内容を知っていますか (1つのみ 選択) □1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない □4. 知らない ②貴社での認知経路としてあてはまるものをお選びください(複数回答可) □1. テレビや新聞(一般紙) □2 専門雑誌・専門紙 □3 ホームページ □4. 加盟している業界団体 □5. その他( ) ③ユーザーは、復興支援・住宅エコポイントの内容をどの程度知っていると思いますか (1つのみ 選択) □1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない □4. 知らない ④貴社は、リフォーム工事に関する復興支援・住宅エコポイントが、ユーザーの住宅リフォー ムを促進する上で効果があったと思いますか(1つのみ選択) □1. 効果があった その理由は何ですか(複数回答可) □2. あまり効果はなかった □1. 取得ポイントが商品・サービスと交換できた □3. わからない □2. 申請手続きが比較的簡単であった □3. リフォーム工事に対する消費者意識を高めた □4. その他( その理由は何ですか(複数回答可) □1. 該当する工事の種類が限定的であった □2. 適用要件が厳しく、該当工事があまりなかった □3. その他( ) ) ⑤住宅エコポイントは平成 23 年7月末着工分で一旦終了し、復興支援・住宅エコポイントが 開始された平成 23 年 11 月 21 日より前まではポイント発行の対象とならない期間があり ました。このような期間は、ユーザーに住宅リフォームを促す上で影響があったと思いま すか(1つのみ選択) □1. 影響があった (内容・理由等 ) □2. あまり影響はない (内容・理由等 ) □3. わからない ⑥復興支援・住宅エコポイントは平成 24 年 5 月 1 日以降のポイント発行申請をするには、事 前予約が必要となっていました。予約制度の内容についてはご存じでしたか(1つのみ選択)。 □1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない □4. 知らない ⑦予約制度の導入によるリフォーム施工への影響はあったと思いますか(1つのみ選択) □1. 影響があった (内容・理由等 □2. あまり影響はない (内容・理由等 □3. わからない ) ) ⑧復興支援・住宅エコポイントでは、即時交換分が発行されるポイントの半分になっています。 即時交換分が半分になったことによる影響はあったと思いますか(1つのみ選択) □1. 影響があった (内容・理由等 ) □2. あまり影響はない (内容・理由等 ) □3. わからない 裏面もご回答お願いいたします。 - 79 - ⑨復興支援・住宅エコポイントの代理申請を行うことはありましたか(1つのみ選択) □1. 行った □2. 行わなかった □3.その他( ) ⑩復興住宅エコポイントの良い点・改善すべき点についてはどのようにお考えになりますか (あてはまるものすべて選択) 〔良い点〕 □1. メリットがわかりやすく、ユーザーにアピールしやすい □2. 広報・周知が進んでおり、ユーザーの認知度が高い □3. 申請や手続がわかりやすい □4. 住宅の省エネ性能に対する意識や関心が高まる □5. その他(具体的に ) 〔改善すべき点〕 □1. 期間が限定的である(継続して実施してほしい) □2. ポイント交換の対象に制約がある □3. 申請や手続に手間や時間がかかる □4. その他(具体的に ) ⑪エコリフォームのポイント発行対象工事に加えて欲しいものはありますか(自由回答) (E-5)リフォーム市場の活性化のための施策提言として「中古住宅・リフォームトータルプラ ン」が策定されています。ご存じでしょうか(1つのみ選択) □1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない □4. 知らない (注) 「中古住宅・リフォームトータルプラン」とは、 “新成長戦略(平成 22 年 6 月 18 日閣議決定) に示された「中古住宅・リフォーム市場の倍増」に向け”、新築中心の住宅市場から、リフォ ームにより住宅ストックの品質・性能を高め、中古住宅流通により循環利用されるストック 型の住宅市場への転換を図るために、今後講ずべき施策について検討を行い、国土交通省が 平成 24 年 3 月にとりまとめたものです。 (E-6)今後、どのような住宅リフォーム政策を要望されますか(あてはまるものすべて選択) □1. リフォームポイント(仮称)*の創設 * 住宅エコポイントの仕組みを活用した、リフォーム促進のための新しいポイント制度 □2. リフォームに関する税制優遇措置の拡充・延長 (具体的に ) □3. リフォームに関する融資制度の充実 (具体的に ) □4. 1~3 以外の補助金等の予算措置 (具体的に ) □5. 事業者を対象とした税制優遇措置等に関する手引書(制度概要、メリット、申請手順等) □6. リフォーム技術に関する手引書(設計・施工マニュアル、事例集等) □7. 事業者を対象とした人材育成(セミナー等) □8. その他(具体的に ) - 80 - (E-7)東日本大震災による影響について、お聞きします。 ①東日本大震災によって、貴社の事業運営に影響がありましたか(1つのみ選択) □1. 影響があった どのような影響でしたか(複数回答可) □2. あまり影響はなかった □1. 受注増となった □3. わからない □2. 受注減となった □3. 人手不足となった □4. 物資不足となった □5. その他( ) ②東日本大震災によって、消費者意識に影響があったとお考えですか(1つのみ選択) □1. 影響があった どのような影響でしたか(複数回答可) □2. あまり影響はなかった □1. 耐震改修への関心の拡大 □3. わからない □2. 断熱改修等への関心の拡大 □3. 省エネ設備(給湯システム、太陽光利用等) への関心の拡大 □4. その他( ) (E-8)消費税率を 2014 年 4 月に 8%、15 年 10 月に 10%に引き上げる消費増税法案が可決 成立しました。消費税率アップは、受注活動に影響があると思いますか(1つのみ選択) □1. 影響がある どのような影響が予想されますか(複数回答可) □2. あまり影響はない □1. 導入前の駆け込み、導入後の落ち込み □3. わからない □2. リフォーム市場拡大の停滞 □3. 価格競争の激化 □4. その他( ) (E-9)リフォーム工事のユーザーとの契約に際して、貴社ではどのような契約書を用いてい ますか(複数回答可) □1. 住宅リフォーム推進協議会の標準契約書式集をもとに契約書を作成し活用している □2. 書籍やホームページ等に掲載されている汎用の契約書を入手し活用している □3. 独自の契約書を作成し活用している □4. その他( ) ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。 【 お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:中島 TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 E-mail:[email protected] <ご参考> 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、 (E-3)で示したリフォーム工事に関 する税制優遇措置の内容について、建築士や事業者向けに解説した手引きを発行して います。 当協会のホームページ(http://www.j-reform.com/zeisei/index.html)からダウンロ ードできますので、本調査でのご参考に加えて、お客様への提案や証明書作成の際に もご活用ください。 ●「手引き」には工事ごとに以下の主な内容について解説しています。 •対象となる工事の詳細 •減税額の算出方法 •手続きの流れ、適用要件 •申告の際に必要となる証明書 •証明書の記載方法 - 81 - 無断転載禁止 この調査結果を転載する場合には、下記の住宅リフォーム推進協議会にご連絡ください。 平成24年度 住宅リフォーム実例調査報告書 平成25年3月 発 行:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 〒102-0083 東京都千代田区麹町 4-3-4 宮ビル 5 階 TEL 03-3556-5430 FAX 03-3261-7730 - 82 -