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入 札 説 明 書 支出負担行為担当官 農林水産省大臣官房参事官(経理

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入 札 説 明 書 支出負担行為担当官 農林水産省大臣官房参事官(経理
入
札
説
明
書
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
この度、下記により総合評価落札方式による一般競争入札を執行するので、希望があれば
入札に参加されたい。
記
1
競争入札に付する事項
(1)件
名
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お
ける二国間事業展開支援委託事業)
(2)仕
様
仕様書のとおり
(3)履 行 期 限
平 成 29年 3 月 27日
(4)納 入 場 所
農林水産省大臣官房国際部海外投資・協力グループ
2
競争に参加する者に必要な資格に関する事項
( 1 ) 予 算 決 算 及 び 会 計 令 第 70条 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で あ る こ と 。 な お 、 未 成 年 者 、 被
保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、
特別の理由がある場合に該当する。
( 2 ) 予 算 決 算 及 び 会 計 令 第 71条 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で あ る こ と 。
( 3 ) 平 成 28・29・30年 度 農 林 水 産 省 競 争 参 加 資 格 ( 全 省 庁 統 一 資 格 ) の 「 役 務 の 提 供 等 」 の
「A」又は「B」の等級に格付けされている者であること。
(4)物品の製造契約、物品の購入契約及び役務等契約指名停止措置要領に基づく指名停止
を受けている期間中でないこと。
( 5 ) 複 数 の 団 体 が 本 委 託 事 業 の 受 託 の た め に 組 織 し た 共 同 事 業 体 ( 民 法 ( 明 治 29年 法 律 第
89号 ) 上 の 組 合 に 該 当 す る も の 。 以 下 同 じ 。 ) に よ る 提 案 も 可 と す る 。 共 同 事 業 体 は 、
本委託事業を実施すること等について、構成する全ての団体の同意を得た規約書、構成
する全ての団体が交わした協定書又は構成する全ての団体間での契約締結書を作成する
必要がある。また、構成する全ての団体の中から代表者を選定する。代表者は、本委託
事業に係る競争入札の参加及び事業の委託契約手続を行うものとする。代表者は、上記
(1)から(4)までの要件に適合している必要がある。また、代表者を除く他の構成
員 に つ い て は 、 上 記 ( 1 ) 、 ( 2 ) 及 び ( 4 ) の 要 件 に 適 合 す る と と も に 、 平 成 28・29・
30年 度 農 林 水 産 省 競 争 参 加 資 格 ( 全 省 庁 統 一 資 格 ) の 「 役 務 の 提 供 等 」 を 有 し て い る 必
要がある。なお、共同事業体に参加する構成員は、他の共同事業体の構成員となること
又は単独で入札に参加することはできない。
3
入札方法及び提案書の提出方法
(1)入札方法
入札金額は、上記件名に係る代金額の上限としての総価を記載すること。
な お 、 落 札 決 定 に 当 た っ て は 、 入 札 書 に 記 載 さ れ た 金 額 に 該 当 金 額 の 100分 の 8 に 相 当
1
する額を加算した金額をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税
に 係 る 課 税 事 業 者 で あ る か 免 税 事 業 者 で あ る か を 問 わ ず 、 見 積 も っ た 契 約 金 額 の 108分 の
100に 相 当 す る 金 額 を 入 札 書 に 記 載 す る こ と 。
また、この契約金額は概算契約における上限額でしかなく、事業を実施した結果、実
際の所要金額がこの契約金額を下回る場合には、額の確定の上、実際の所要金額を支払
うこととなる。
(2)提案書等の提出
入札説明書のうち応札資料作成要領に定めるところにより、入札者は、提案書、誓約
書及び提案書頁番号欄に該当頁を記載した評価項目一覧を、下記5に定める提出期限ま
でに提出場所に提出すること。
4
入札説明会
(1)場
所
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 予 算 課 入 札 室 ( 本 館 1 階 ド ア № 本 151)
(2)日
時
平 成 28年 6 月 24日 ( 金 ) 11:00~ 12:00
5
入札書及び提案書等の提出場所及び提出期限
入札書及び提案書等は以下の日時までに提出するが、開札は提案書等の審査を終了した
下記8の場所及び日時に行う。
(1)提出場所
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 予 算 課 契 約 班 ( 北 別 館 3 階 ド ア № 北 309)
(2)提出期限
平 成 28年 7 月 6 日 ( 水 ) 17:00ま で
6
企画提案会の場所及び日時
入札者が提出した提案書等を詳細に検討するため、、以下の場所及び日時に企画提案会
を実施する。
なお、入札者の多寡により企画提案会におけるプレゼンテーションの時間は、各入札者
と協議して決定する。
(1)場
所
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 国 際 部 海 外 中 央 研 修 室 ( 本 館 4 階 ド ア № 本 414)
(2)日
時
平 成 28年 7 月 8 日 ( 金 ) 14:00~
7
提案書等の審査
入札者が提出した提案書等は、評価項目一覧(提案要求事項)に記載している評価基準
に基づき審査し、点数を決定する。評価項目のうち必須項目については、基礎点に満たな
ければ不合格となる。
8
開札の場所及び日時
開札は、以下の場所及び日時に実施するが、開札後、価格点の計算及び技術点との合計
作業があるため落札者の決定まで時間を要することがある。
また、上記7で不合格となった者の入札書は、開札しない。
なお、開札に当たり予定価格の制限の範囲内の入札がない場合には、直ちに再度入札を
行うこともあるため、再度入札を希望する入札者は、入札書を持参すること。
(1)場
所
農林水産省大臣官房予算課入札室(本館1階
(2)日
時
平 成 28年 7 月 13日 ( 水 ) 11:00
2
ド ア № 本 151)
9
入札の無効
本公告に示した競争参加資格のない者による入札及び入札に関する条件に違反した入札
は無効とする。
10
入札保証金及び契約保証金
11
契約書作成の要否
12
落札者の決定方法
免除する。
要
予 算 決 算 及 び 会 計 令 第 79条 に 基 づ い て 作 成 さ れ た 予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で 、 支 出 負 担
行為担当官が入札説明書で示す要求事項のうち必須項目の最低限の要求をすべて満たして
いる提案をした入札者の中から、支出負担行為担当官が定める総合評価の方法をもって
落札者を定めるものとする。
13
問い合わせ先
(契約に関する照会窓口)
農林水産省大臣官房予算課契約班(北別館3階
ド ア No.北 309)
担当:西田
電 話 : 03-6744-7162
F A X : 03-6738-6158
(事業に関する照会窓口)
農林水産省国際部海外投資・協力グループ(本館4階
ド ア No.本 427)
担当:龍、小林
電 話 : 03-3502-5914
14
F A X : 03-3502-8083
その他
(1)本入札説明書に記載なき事項は入札心得による。
お知らせ
農林水産省の発注事務に関する綱紀保持を目的として、農林水産省発注者綱紀保持規程(平成19年農林
水産省訓令第22号)が制定されました。この規程に基づき、第三者から不当な働きかけを受けた場合は、
その事実をホームページで公表するなどの綱紀保持対策を実施しています。詳しくは、当省のホームペー
ジ(http://www.maff.go.jp/j/supply/sonota/pdf/260403_jigyousya.pdf)を御覧ください。
3
入
札
心
得
(総則)
第1条
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )の 所 掌 に 属 す る 物 品 の 製 造 そ の 他 の 請 負 契 約 、 物
品の買入れ契約、委託契約その他の契約に関する入札については、法令その他に定めるもの
のほか、この心得によるものとする。
(入札等)
第2条
入札参加者は、あらかじめ入札の公告、仕様書、契約書案及び現場等を熟知の上、
入札しなければならない。この場合において、入札の公告、公示、入札説明書、仕様書、
契約書案等について疑義があるときは、入札時刻に支障を及ぼさない範囲内で関係職員の
説明を求めることができる。
2
入札参加者は、入札書(別紙様式第1号)を作成し、封かんの上、入札者の氏名(法人
にあっては、法人名)、あて名及び入札件名を表記し、入札の公告に示した日時までに入
札しなければならない。
3
入札参加者は、入札書を一旦入札した後は、開札の前後を問わずその引き換え、変更又
は取り消しをすることができない。
4
入札参加者はが、代理人によって入札する場合には、その入札前に代理人の資格を示す
委任状(別紙様式第2号)を入札担当職員に提出するものとし、入札書には代理人の表示
をしなければならない。
5
入札参加者又は入札参加者の代理人は、当該入札に対する他の入札参加者の代理をする
ことはできない。
6
7
入札参加者は、入札時刻を過ぎたときは、入札することができない。
入 札 参 加 者 は 、 予 算 決 算 及 び 会 計 令 ( 昭 和 22年 勅 令 第 165号 ) 第 71条 第 1 項 の 規 定 に 該 当
する者を、同項に定める期間入札代理人とすることができない。
8
入札参加者は、暴力団排除に関する誓約事項(別紙様式第3号)について入札前に確認
しなければならず、入札書の提出をもってこれに同意したものとする。
(公正な入札の確保)
第3条
入 札 参 加 者 は 、 私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律 (昭 和 22年 法 律 第
54号 ) 等 に 抵 触 す る 行 為 を 行 っ て は な ら な い 。
2
入札参加者は、入札に当たっては、競争を制限する目的で他の入札参加者と入札価格又
は入札意志についていかなる相談も行わず、独自に入札価格を定めなければならない。
3
入札参加者は、落札決定前に、他の入札参加者に対して入札価格を意図的に開示しては
ならない。
(入札の取りやめ等)
第4条
入札参加者が連合し、又は不穏の行動をする等の場合において、入札を公正に執行
することができないと認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、又は入札
の執行を延期し、若しくは取りやめることがある。
(無効の入札)
第5条
次の各号のいずれかに該当する入札は、無効とする。
4
(1 )
競争に参加する資格を有しない者のした入札
(2 )
委任状を持参しない代理人のした入札
(3 )
記名押印のない入札
(4 )
金額を訂正した入札
(5 )
誤字、脱字等により意思表示が不明瞭である入札
(6 )
同一事項の入札について、同一人が2通以上なした入札又は入札者若しくはその代理
人が他の入札者の代理をした入札
(7 )
入札時刻に遅れてした入札
(8 )
暴力団排除に係る誓約事項(別紙様式第3号)について、虚偽又はこれに反する行為
が認められた入札
(9 )
その他入札に関する条件に違反した入札
(再度入札)
第6条
開札の結果、予定価格の制限に達した価格の入札がないときは、直ちに再度の入札
を行うことがある。この場合第1回目の最低の入札価格を上回る価格で入札した者の入札
は無効とし、当該入札に係る第3回目以降の入札参加者の資格を失うものとする。第3回
目以降に行う入札についても上記を準用して行うものとする。
2
前項の入札を行ってもなお落札者がない場合は、契約担当官等は当該入札を打ち切るこ
とがある。
3
第1項の入札には、前条に規定する無効の入札をした者は参加することができない。
4
郵便による入札を行った者がある場合において、直ちに再度の入札を行うことができな
いときは、契約担当官等が指定する日時において、再度の入札を行う。
(落札者の決定)
第7条
予 算 決 算 及 び 会 計 令 ( 昭 和 22年 勅 令 第 165号 ) 第 79条 に 基 づ い て 作 成 さ れ た 予 定 価 格
の制限の範囲内で、支出負担行為担当官が入札説明書で示す要求事項のうち必須項目の最
低限の要求をすべて満たしている提案をした入札者の中から、支出負担行為担当官が定め
る総合評価の方法をもって有効な入札をした者を落札者とする。入札を「保留」した場合
は落札者を決定次第、結果を落札者及び最低価格入札者(最低価格入札者と落札者が異な
った場合のみ)に通知し、他の入札者にはその旨お知らせする。
(同価格の入札)
第8条
落札となるべき同総合評価点の入札者が2人以上あるときは、直ちに当該入札をし
た者にくじを引かせて落札者を定める。
2
前項の場合において、当該入札をした者のうちくじを引かない者又は郵便による入札者
で当該入札に立ち会わない者があるときは、これに代わって入札事務に関係のない職員に
くじを引かせるものとする。
(契約書の提出)
第9条
落 札 者 は 、 契 約 書 を 作 成 す る と き は 、 農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )か ら 交 付 さ
れた契約書の案に記名押印の上、落札決定の日から5日以内に農林水産省大臣官房参事官
(経 理 )に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )が 事 情 や む
を得ないと認めるときは、この期間を延長することができる。
5
2
落札者は、入札金額の内訳書を速やかに提出しなければならない。
3
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )は 、 落 札 者 が 第 1 項 に 規 定 す る 期 間 内 に 契 約 書 案 を 提
出しないときは、当該落札者を契約の相手方としないことがある。
(異議の申立)
第 10条
入札をした者は、入札後この心得、入札の公告、仕様書、契約書案及び現場等につ
いての不明を理由として異議を申し立てることはできない。
(その他の事項)
第 11条
この心得に掲げるほか、入札に必要な事項は別に指示するものとする。
6
別紙様式第1号
入
札
書
平成
年
月
日
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
殿
住
所
商号又は名称
代 表 者 氏 名
,
(代 理 人 氏 名
,)
(復 代 理 人 氏 名
,)
¥
た だ し 、 「平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国
間事業展開支援委託事業)」の代金額
上記のとおり、入札心得、入札説明書等を承諾の上、入札します。
[注意]1
提出年月日は必ず記入のこと。
2
金額は円単位とし、アラビア数字をもって明記すること。
3
金額の訂正はしないこと。
4
用紙は、A4判とする。
5
再度入札を考慮して入札書は余分に用意すること。
6
(
)内は、(復)代理人が入札するときに使用すること。
この場合、代表者印(及び代理人印)は不要とする。
7
委任状は別葉にすること。
7
別紙様式第2号
委
任
私は、
状
を(復)代理人と定め、支出負担行為担当官農林水
産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )の 発 注 す る 「 平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進
事業(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)」に関し、下記の権限を委
任します。
記
・入札及び見積に関する一切の権限
・(復代理人の選定に関する一切の権限)
代理人使用印鑑
平成
年
月
,
日
住
所
商 号 又 は 名 称
代
表
者
氏
名
,
代理人所属先住所
代理人所属先・役職
代
理
人
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
殿
氏
名
支出負担行為担当官
[注意]
用紙の寸法は、日本工業規格A4判とし、縦長に使用すること。
復代理人を選定する場合は、適宜カッコ内を記載すること。
8
,
別紙様式第3号
暴力団排除に関する誓約事項
当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記1及び2のいずれ
にも該当しません。また、将来においても該当することはありません。
この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被るこ
ととなっても、異議は一切申し立てません。
また、貴省の求めに応じ、当方の役員名簿(有価証券報告書に記載のもの。ただ
し、有価証券報告書を作成していない場合は、役職名、氏名及び生年月日の一覧表)
を警察に提供することについて同意します。
記
1
契約の相手方として不適当な者
(1)法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、
法人である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をい
う。)の代表者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与
している者をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する
法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 77号 ) 第 2 条 第 2 号 に 規 定 す る 暴 力 団 を い う 。 以 下 同 じ )
又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であ
るとき
(2)役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に
損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき
(3)役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与す
るなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与して
いるとき
(4)役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを利用するなどし
ているとき
(5)役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると
き
2
契約の相手方として不適当な行為をする者
(1)暴力的な要求行為を行う者
(2)法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者
(3)取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者
(4)偽計又は威力を用いて契約担当官等の業務を妨害する行為を行う者
(5)その他前各号に準ずる行為を行う者
上記事項について、入札書の提出をもって誓約いたします。
9
仕
1
事業名
様
書
平 成 28 年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア
における二国間事業展開支援委託事業)
2
背景・目的
世 界 の 食 市 場 規 模 は 340 兆 円 ( 平 成 21 年 ) か ら 680 兆 円 ( 平 成 32 年 )
に倍増すると予測されており、急速に拡大する世界の食市場を取り込み、
我が国食産業の海外展開を図っていくことが必要とされている。
こ の た め 、我 が 国 の 食 品 関 連 企 業 の「 強 み 」を 活 か し 、農 業 生 産 か ら 加
工・製 造 、流 通 、消 費 に 至 る フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン の 構 築 を 各 国 と 協 力
し て 進 め て い く た め の 指 針 と し て 取 り ま と め た グ ロ ー バ ル・フ ー ド バ リ ュ
ー チ ェ ー ン 戦 略 に 基 づ き 、食 の イ ン フ ラ シ ス テ ム の 輸 出 に よ る 中 小 企 業 も
含めた食産業の海外展開を促進するための具体的取組を進めていく必要
がある。
本 事 業 で は 、農 林 水 産 省 が 主 催 す る グ ロ ー バ ル・フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー
ン 推 進 官 民 協 議 会 の 実 施 及 び 農 林 水 産 省 が 取 り 組 ん で い る 二 国 間 対 話( ベ
ト ナ ム 、タ イ 、イ ン ド ネ シ ア 、カ ン ボ ジ ア 、ミ ャ ン マ ー 、イ ン ド )の 効 果
的・効 率 的 な 実 施 を 支 援 す る と と も に 、我 が 国 関 心 国 と の 二 国 間 関 係 を 戦
略 的 に 構 築・改 善 す る た め の 調 査・分 析 を 行 う こ と に よ り 、我 が 国 食 品 企
業 の 海 外 展 開 の 促 進 を 図 り 、各 国 に お け る フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 を
推進することを目的とする。
3
業務の履行期間
契 約 締 結 の 日 か ら 平 成 29 年 3 月 27 日 ( 月 ) ま で 。
な お 、 契 約 締 結 日 か ら 10 日 以 内 ( 行 政 機 関 の 休 日 に 関 す る 法 律 ( 昭 和
63 年 法 律 第 91 号 ) 第 1 条 第 1 項 各 号 に 掲 げ る 日 を 除 く 。 ) に 、 事 業 実 施
ス ケ ジ ュ ー ル 及 び 実 施 体 制 を 農 林 水 産 省 大 臣 官 房 国 際 部 海 外 投 資・協 力 グ
ループ(以下「海外投資・協力グループ」という。)に提出すること。
4
業務概要
本 事 業 は 、我 が 国 食 産 業 の 海 外 展 開 の 促 進 及 び 各 国 で の フ ー ド バ リ ュ ー
チェーンの構築を推進するために実施する以下の業務を行うものである。
具体的な業務の概要及び想定数量については、別紙1~6に示す。
( 1 )グ ロ ー バ ル ・ フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 推 進 官 民 協 議 会( 以 下 、「 G F V
10
C官民協議会」という。)の会合運営及び事務局業務補助
(2)二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援
(3)生産・流通・投資環境調査の実施
(4)事業化可能性調査の実施
5
業務内容
(1)GFVC官民協議会の会合運営及び事務局業務補助
①
GFVC官民協議会の会合運営
GFVC官民協議会の全体会合、地域別部会会合、分野別研
究 会 、そ れ ら の 開 催 に 伴 う 交 流 会 に つ い て 、会 議 の 運 営 を 行 う 。
そ れ ぞ れ の 会 議 の 開 催 回 数 、開 催 予 定 時 期 に つ い て は 、別 紙 1 の と お
り予定しており、農林水産省の指示に基づき実施する。
具 体 的 に は 、 資 料 の 印 刷 、会 場 の 設 営 、必 要 な 備 品 の 用 意 、会 合 当
日 の 受 付 及 び 誘 導 、照 明・空 調 の 操 作 、会 議 進 行 の 補 助 、議 事 録 の 作 成 、
アンケートの配布及び回収・集計を行う。詳細は別紙2のとおり。
会 議 の 開 催 場 所 は 、農 林 水 産 省 内 の 会 議 室 又 は 農 林 水 産 省 の 近 隣 の 民
間の会議室を前提とする。
②
GFVC官民協議会の事務局業務補助
GFVC官民協議会のメ ン バ ー リ ス ト や メ ー リ ン グ リ ス ト の 更
新、二国間政策対話、官民ミッション及びGFVC官民協議会
会合の実施に関する案内メールのメンバーへの送付、GFVC
官民協議会会合の参加者リストの作成及び当日の参加者の確
認・集計、その他お知らせのメンバーへのメール送付を行うこ
とにより、GFVC官民協議会の事務局を補助する。詳細は別
紙2のとおり。
(2)二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援
①
二国間政策対話の実施支援
農 林 水 産 省 が 実 施 す る 二 国 間 の 政 府 間 対 話 に つ い て 、日 本 産 農 林 水 産
物 等 の 輸 出 や 日 本 企 業 に よ る 海 外 投 資 を 促 進 す る 観 点 か ら 、必 要 な 支 援
を行う。
実 施 時 期 は 、農 林 水 産 省 と 協 議 の 上 、開 催 の 2 ヶ 月 前 を メ ド に 決 定 す
る こ と を 基 本 と し 、イ ン ド を 除 い て 二 国 間 政 策 対 話 と 官 民 ミ ッ シ ョ ン は
同 時 期 に 開 催 す る こ と を 基 本 と す る 。実 施 対 象 国 、実 施 回 数 、実 施 時 期 、
11
実 施 場 所 に つ い て は 、別 紙 1 の と お り 予 定 し て い る が 、農 林 水 産 省 と 十
分協議の上、実施する。
具 体 的 な 業 務 は 、対 話 の 参 加 者 数 及 び そ の レ ベ ル 、先 方 政 府 側 の 役 割
等 を 踏 ま え 農 林 水 産 省 と 調 整 の 上 決 定 す る が 、以 下 の よ う な 業 務 を 想 定
する。
会 議 資 料 の 作 成 、 会 議 準 備 ( 資 料 の 印 刷 、 持 ち 込 み 、 配 布 )、 会 場 手
配 及 び 設 営 、必 要 備 品 の 確 保 、参 加 者・要 人 の 誘 導( 会 議 場 内 の 誘 導 や
相 手 国 政 府 が 実 施 す る 会 場 警 備 と の 調 整 等 )、 外 国 語 で の 会 議 の 進 行 、
通 訳( 日 英 及 び 必 要 が あ れ ば 現 地 語 )の 手 配 、議 事 録 の 作 成 、昼 食 、コ
ー ヒ ー ブ レ イ ク 用 飲 料 及 び 茶 菓( 参 加 人 数 分 )の 手 配 そ の 他 必 要 な 事 項
を、農林水産省の指示に基づき実施する。
二 国 間 政 策 対 話 を 実 施 す る 国 毎 に 、対 話 開 催 の 背 景・経 緯 、対 話 の 枠
組み・実施状況・課題・今後の取組み方針案、公表用の概要を作成し、
報告書に取りまとめる。
②
官民ミッションの実施支援
農 林 水 産 省 の 指 示 の も と 、我 が 国 の 農 林 水 産 業・食 産 業 を 主 体 と す る
官民ミッションの派遣を支援する。
具 体 的 な 業 務 は 、対 話 参 加 者 の レ ベ ル や 人 数 、先 方 政 府 側 の 役 割 等 を
踏 ま え 農 林 水 産 省 と 調 整 の 上 決 定 す る が 、以 下 の よ う な 業 務 を 想 定 す る 。
関 係 機 関( 在 外 公 館 、外 国 政 府 関 係 省 庁・関 係 政 府 機 関 等 )と の 連 絡
調 整 、ミ ッ シ ョ ン の 日 程・訪 問 先 の 調 整 、ミ ッ シ ョ ン 参 加 者 の 募 集 、ミ
ッ シ ョ ン の ロ ジ 対 応( 派 遣 先 で の 行 程 管 理 、上 記 訪 問 先 や 視 察 先 で の 通
訳( 日 英 及 び 必 要 が あ れ ば 現 地 語 )や 説 明 者 の 手 配 、会 議 等 の 会 場 手 配 、
車 両 の 手 配 等 )、 実 施 報 告 書 の 作 成 、 そ の 他 必 要 な 事 項 を 、 農 林 水 産 省
の指示に基づき実施する。
実 施 対 象 国 、実 施 回 数 、実 施 時 期 、実 施 場 所 に つ い て は 、別 紙 1 の と
おり予定しているが、農林水産省と十分協議の上、実施する。
ミ ッ シ ョ ン の 派 遣 期 間 、派 遣 規 模 、内 容 は 別 紙 3 の と お り 予 定 し て い
る が 、実 際 の 派 遣 、視 察 先 等 に つ い て は 、受 託 者 の 提 案 を 基 本 と し つ つ
農林水産省と十分調整するものとする。
な お 、官 民 ミ ッ シ ョ ン は 、派 遣 先 で の 現 地 集 合 、現 地 解 散 を 基 本 と し 、
ミ ッ シ ョ ン 参 加 者 の 航 空 賃 、宿 泊 費 、食 費 等 は 原 則 、参 加 者 の 自 己 負 担
と す る 。た だ し 、集 合 場 所 か ら 視 察 先 へ の 団 体 行 動 で の 移 動 な ど ミ ッ シ
12
ョ ン の 行 程 管 理 に 必 要 な 車 両 借 り 上 げ 費 、移 動 中 の 昼 食・飲 料 水 の 提 供
な ど 、ミ ッ シ ョ ン の 行 程 管 理 上 で 不 可 欠 な 経 費 、又 は 官 民 ミ ッ シ ョ ン の
実施と不可分の経費については、本委託費で負担する。
官 民 ミ ッ シ ョ ン を 実 施 す る 国 毎 に 、官 民 ミ ッ シ ョ ン の 開 催 の 背 景・経
緯 、対 話 の 枠 組 み ・ 実 施 状 況・課 題・今 後 の 取 組 み 方 針 案 、公 表 用 の 概
要(紙及びホームページ)を作成し、報告書に取りまとめる。
具 体 的 に は 、二 国 間 政 策 対 話 及 び 官 民 ミ ッ シ ョ ン の 実 施 支 援 に 当 た っ
ては、本委託費により、別紙4の準備を行うこととする。
(3)生産・流通・投資環境調査の実施
農 林 水 産 省 の 指 示 の も と 、調 査 対 象 国 に お い て 、農 林 水 産 省 が 保 有 す
る 調 査 結 果 等 の 既 存 の 情 報 ( 以 下 「 既 存 の 情 報 」 と い う 。) を 踏 ま え 、農 林
水 産 物 ・ 食 品 ・ 食 産 業 に 係 る 生 産・流 通 ・投 資 環 境 に 関 す る 調 査 を 実 施
する。
調 査 対 象 国 、調 査 内 容 、調 査 対 象 、参 考 数 量 に つ い て は 、別 紙 5 の と
お り 予 定 し て い る が 、実 際 の 調 査 に 当 た っ て は 、農 林 水 産 省 と 十 分 協 議
するものとする。
調 査 内 容 に 外 国 政 府・機 関 等 へ の 聞 き 取 り( ヒ ア リ ン グ )調 査 を 含 む
場合は、現地調査を実施すること。
(4)事業化可能性調査の実施
農 林 水 産 省 の 指 示 の も と 、調 査 対 象 国 に お い て 、農 林 水 産 省 が 保 有 す
る 既 存 の 情 報 を 踏 ま え 、農 林 水 産 物・食 品・食 産 業 に 係 る 事 業 化 可 能 性
に関する調査を実施する。
調 査 対 象 国 、調 査 内 容 、調 査 対 象 、参 考 数 量 に つ い て は 、別 紙 6 の と
お り 予 定 し て い る が 、実 際 の 調 査 に 当 た っ て は 、農 林 水 産 省 と 十 分 協 議
するものとする。
調 査 内 容 に マ ー ケ テ ィ ン グ 調 査 や フ ィ ー ジ ビ リ テ ィ・ス タ デ ィ( F S )
を含む場合は、現地調査を実施すること。
(5)留意点
い ず れ の 業 務 も 、受 託 者 の 提 案 を 基 本 と し つ つ 、農 林 水 産 省 と 十 分 協
議 し た 上 で 方 針 を 決 定 し 実 施 す る 。そ の 際 例 え ば 、A 国 に 派 遣 し た 官 民
ミ ッ シ ョ ン が B 国 も 併 せ て 訪 問 す る 等 の 調 整 を 行 う 場 合 や 、二 国 間 政 策
13
対話と官民ミッションを別時期に開催する場合があり得る。
6
成果品等
(1)グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会への報告
海 外 投 資・協 力 グ ル ー プ か ら の 求 め に 応 じ て 、グ ロ ー バ ル・フ ー ド バ リ
ューチェーン推進官民協議会において、調査の結果等を報告する。
(2)成果品
「4
業 務 概 要 」 の( 1 )~( 4 )に つ い て 、農 林 水 産 省 の 指 示 に 従 っ
て 業 務 毎 に 報 告 書 を 取 り ま と め 、平 成 29 年 3 月 27 日 ま で に 提 出 す る 。そ
の 際 、記 載 事 項 の 出 典 や 根 拠 を 明 示 す る よ う 留 意 す る 。な お 調 査 関 係 の 面
談 録 は 報 告 書 に 添 付 す る 。報 告 書 は 分 冊 ご と に 製 本 し 、各 1 0 部 を 次 の 場
所 に 提 出 す る と と も に 、 CD-R も し く は DVD-R に よ り 電 子 フ ァ イ ル ( 報 告
書 の 内 容 に 係 る バ ッ ク デ ー タ ー や 写 真 フ ァ イ ル 等 を 含 む 。)1 部 を 提 出 す
る。
な お 、納 入 す る 電 子 媒 体 は 、ウ イ ル ス チ ェ ッ ク を 行 い 、ウ イ ル ス チ ェ ッ
ク に 関 す る 情 報( ウ イ ル ス 対 策 ソ フ ト 名 、定 義 フ ァ イ ル の バ ー ジ ョ ン 、チ
ェック年月日等)を記載したラベルを添付して提出すること。
(提出先)
農林水産省大臣官房国際部海外投資・協力グループ
7
実績報告書
事業が終了したとき(委託事業を中止し、又は廃止したときを含む。)
は 、委 託 事 業 の 成 果 を 記 載 し た 委 託 事 業 実 績 報 告 書 を 契 約 期 間 内 に 正 副 2
部提出すること。
8
業務内容(数量を含む。以下同じ)の変更
( 1 )事 業 を 行 う に 当 た り 、次 の ア ~ ウ の い ず れ か に 該 当 す る 事 実 が 発 生 し
た 場 合 、そ の 旨 を 直 ち に 海 外 投 資・協 力 グ ル ー プ に 通 知 す る 。海 外 投 資 ・
協力グループと協議の上、必要に応じ、契約書に則った手続を行う。
ア
仕様書に記載されている業務内容を変更しようとする場合
イ
天災地変及びその他やむを得ない事由(実施国における社会的条件
を含む。)により、仕様書に記載されている業務内容を実施すること
が困難と考えられる場合
ウ
業務の履行期限を変更しようとする場合
14
( 2 ) な お 、 仕 様 書 に 記 載 さ れ て い る 内 容 に つ い て 、海 外 投 資 ・ 協 力 グ ル ー
プから変更を依頼する場合がある。その場合は受託者と協議の上、必要
に応じ、海外投資・協力グループが変更契約の手続を行う。
9
資料閲覧
5に記載の既存の情報については、本委託事業の入札公告期間中に限
り、担当職員が指示する日時及び場所において、閲覧を可能(貸出及び 複
製については禁止。)とし、原則として、閲覧希望日の2日(行政機関の
休 日 を 含 ま な い 。 ) 前 の 10 時 か ら 17 時 の 間 に 担 当 職 員 へ 連 絡 す る こ と 。
ま た 、担 当 職 員 が 別 途 提 示 す る 資 料 閲 覧 申 請 書 を 担 当 職 員 へ 閲 覧 日 に 提 出
すること。
10
資料貸出
既存の情報は、契約締結後、受託者に貸し出すこととする。なお、事業
終了後、当該資 料 は返却することと し、複製したも の は受託者の責任に よ
り廃棄すること。
11
留意事項
( 1 )受 託 者 は 、業 務 の 進 行 状 況 等 を 定 期 的( 1 ヶ 月 に 1 回 以 上 )に 報 告 す る
ほか、農林水産省の求めに応じて報告を行うものとする。
( 2 )本 事 業 の 調 査 の 方 針 及 び 成 果 の 取 り ま と め に 当 た っ て は 、農 林 水 産 省 の
指示を受けること。
( 3 )本 事 業 に よ り 知 り 得 た 情 報( 個 人 情 報 を 含 む 。)に つ い て 、本 事 業 の 目
的 以 外 の 使 用 及 び そ の 情 報( 個 人 情 報 を 含 む 。)を 外 部 に 漏 ら し て は な ら
ない。
( 4 )一 括 再 委 託 並 び に 総 合 的 企 画 、業 務 遂 行 管 理 、手 法 の 決 定 及 び 技 術 的 判
断等の業務の再委託は禁止する。
( 5 )受 託 者 は 、事 業 の 実 施 に 当 た っ て 再 委 託 を 行 う 場 合 は 、事 前 に 海 外 投 資・
協力グループと協議を行い、承認を得ない限り再委託を行ってはならな
い。
( 6 )本 事 業 に お け る 人 件 費 の 算 定 に 当 た っ て は 、別 添 の「 委 託 事 業 に お け る
人件費の算定の適正化について」に従うこと。
(7)提案書等の提出書類の作成及び提出に係る費用は提案者の負担とする。
12
その他
15
( 1 )1 者 あ た り 1 件 の 提 案 を 限 度 と し 、1 件 を 超 え る 提 案 を 行 っ た 場 合 は 全
て無効とする。
( 2 )提 案 書 の 作 成 に 当 た っ て は 、以 下 の 農 林 水 産 省 の ホ ー ム ペ ー ジ を 参 考 に
すること。
( http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokkyo/food_value_chain/about.html)
( 3 )本仕様書に定めなき事項が生じた場合又は本事業の実施に当たり疑義
が生じた場合は、担当職員と協議するものとする。
( 4 )受 託 者 は 、事 業 を 実 施 す る に 当 た り 、海 外 投 資・協 力 グ ル ー プ と 十 分 な
打合せを行うこととする。
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業務概要 想定数量表
項目
(1)官民協議会の開催支援
別紙1
実施回数
実施時期
・期間
場所
(会場)
4回
8月~3月
東京
・全体会合
2回
8月~3月
東京
・地域別部会
1回
8月~3月
東京
・分野別研究会
1回
8月~3月
東京
実施概要
①会合運営
うち1回はアフリカ部会との合同開催
の予定
アセアン・豪州部会またはインド部会
を想定
②事務局業務支援
(2)二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援
一式
二国間政策対話
1回
9月~10月・
ハノイ(ホテル)
0.5日
官民ミッション
1回
9月~10月・ ゲアン省(ホテル ・ゲアン省:日側現地視察参加者50人。官
民交流フォーラム参加者は日越併せて
2.5日
及び現地視察) 100人(うち日側50人)
二国間政策対話
2回
7~9・10月・ バンコク(政府施
参加者数:日タイ併せて20人
各1日
設内)
官民ミッション
1回
10月・1日
バンコク
参加者:40人(うち日側25人を想定)
二国間政策対話
1回
11月・1日
東京(ホテル)
参加者数:日尼併せて100人
官民ミッション
1回
11月・1日
参加者数:尼側30人
東京(ホテル、東
(企業との意見交換会、対話の翌日
京近郊現地)
の現地視察)
二国間政策対話
1回
官民ミッション
1回
二国間政策対話
1回
工程表公表セミナー
1回
官民ミッション
1回
冬頃・1日
ネーピードー
(ホテル、現地)
参加者数:日側30人
(企業との意見交換会、対話の翌日
の現地視察)
二国間政策対話
1回
秋頃・1日
デリー(ホテル)
参加者数:日印併せて40人
1回
秋頃・5日
インド北部(ラ
ジャスタン州等) 参加者数:日側25人。
及びインド南部 なお、二国間対話と同時期に行うとは
(アンドラ・プラデ 限らない。
シュ州等)
一式
7月~2月
東京/対象国
調査対象国:タイ、カンボジア、ラオ
ス、ミャンマー、ベトナム
一式
7月~2月
東京/対象国
調査対象国:タイ
①カンボジアにおける農業生産工程管理(GAP)実証調査 一式
7月~2月
東京/対象国
調査対象国はカンボジア
②インドにおける進出戦略策定支援及び食品加工団地比
一式
較調査
7月~2月
東京/対象国
調査対象国はインド
①ベトナム
②タイ
③インドネシア
12~1月・1
プノンペン
日
12~1月・1
同上及び郊外
日
ネーピードー
冬頃・1日
(政府施設内)
ネーピードー
冬頃・1日
(ホテル)
④カンボジア
⑤ミャンマー
⑥インド
官民ミッション
参加者数:日越併せて100人
参加者数:日カンボジア併せて80人
参加者数:日側25人
参加者数:日緬併せて100人
参加者数:100人程度
(3)生産・流通・投資環境調査
①アセアン経済共同体における流通環境調査
②タイにおける農業協同組合組織の実態調査
(4)事業化可能性調査
17
GFVC官民協議会の会合運営及び事務局業務補助
業務概要と参考数量(1回あたり)
別紙2
1 協議会の会合運営
作業項目
①会場確保
業務概要
会場下見、借り上げ、支払い
音響装置の手配・配置、借り上げ、支払い
会合までの段取り及び人員配置表作成
資料印刷作業(前日まで)
③会議資料等の準備
参考数量(想定)
農林水産省の会議室が確
保できない場合
固定マイク2本、ワイヤレス
マイク4本
資料印刷(2日前)80枚×
250部(カラー 両面)
資料印刷(前日)20枚×
250部(カラー 両面)
飲料水、名刺ケース、席札プレート、領収書台
本(懇親会を開催する場合)の調達
飲料水10本
名刺ケース250個
席札ケース50個
席札、案内紙(会場付近の案内及び会場から懇
領収書1冊
親会会場までの案内等を含む)
席札50枚、会場付近の案
(2日前までに揃った資料は前日会場到着での
内A4で30枚分、会場から
宅配業者利用可)
懇親会会場までの案内25
0枚
④会場設営(当日)
会場への荷物、資料の運びこみ
机、椅子、席札プレート、資料等の配置
建物玄関での受付(机準備・片付け、受付)
会場入り口の外側での受付(机準備・片付け、
付け)
出席者集計、途中出入場者のケア(会場内及び
会場外の両方)
質疑応答等におけるマイクの手渡し
会合ごと
アンケート回収
机、椅子等の後片付け
会議の録音
懇親会を行う場合は、懇親会場までの案内(案
内紙配布等) 懇親会受付、会費徴収、領収書
発行
⑤通訳(日本語⇔現地語)
の手配
外国語でのプレゼン等を実施する場合、逐次通 必要な場合(農林水産省か
訳の手配、通訳料支払い
ら指示に基づく)
⑥講師への謝金支払い
特別講師に講演を依頼する場合は、講師一人
必要な場合(農林水産省か
あたり謝金(7900円)及び交通費(実費)の支
ら指示に基づく)
払い
⑦議事録等作成
アンケート集計
会議録作成
公開用会議概要(案)作成
公開用パワーポイント資料作成
2 事務局業務補助
作業項目
メール管理
業務概要
メンバーリスト,メーリングリストの更新
会議後3営業日を目安
参考数量(想定)
週一回
メンバーリスト、メーリングリストを農水省へ報告 週一回
協議会会合参加者集計等
メールチェック
毎日(平日)
政策対話案内メール送付
10カ国/年
官民ミッション案内メール送付
10カ国/年
協議会開催案内・報告メール送付
年14回
その他お知らせメール送付
年10回
参加者リストの作成 農水省に共有
協議会開催日前1ヶ月間
参加者集計
2週間前、1週間前、前日
18
官民ミッションの派遣概要 数量表
項目
(1)官民ミッションの実施支援
派遣期間
別紙3
派遣規模
内容
備考
二国間政策対話
(ハノイ)、官民交
流フォーラム(ゲ
アン省)及び現地
視察(ゲアン省)
・ゲアン省での派遣規模は、民間
企業等、農水省、委託事業者が1
台の大型バスに搭乗できる人数を
想定。
企業との意見交
バンコク開催
換、現地視察
一式
①ベトナム
3日間
日本側最大50人程
度
②タイ
1日間
日本側25人程度
③インドネシア
2日間
東京開催。インドネシア側政府関
企業との意見交換は
企業との意見交
日本側50人程度。現地
係者、企業による日本企業等の視
視察は尼側30人程度。 換、現地視察
察を実施
④カンボジア
2日間
日本側25人程度
⑤ミャンマー
2日間
企業との意見交換は
日本側50人程度。現地 企業との意見交
ネーピードー開催
視察は日本側30人程 換、現地視察
度。
⑥インド
5日間
日本側25人程度
19
二国間対話の開 プノンペン開催。視察はプノンペン
催及び現地視察 近郊の圃場を想定
インド北部(ラジャスタン州等)及び
企業との意見交
インド南部(アンドラ・プラデシュ州
換、現地視察
等)にて開催
二国間政策対話及び官民ミッション 作業項目一覧表
別紙4
注)○は業務を実施する予定。-は業務を実施しない予定。
国名
作業項目(別紙4-Ⅰ、4-Ⅱ参照)
分類
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
二国間政策対話
○
○
○
○
○
○
官民ミッション
○
○
○
○
○
○
○
○
二国間政策対話
-
○
○
○
○
○
官民ミッション
○
○
○
○
○
○
○
○
二国間政策対話
-
-
○
○
○
○
官民ミッション
-
-
○
○
○
○
○
○
二国間政策対話
-
○
○
○
○
○
官民ミッション
-
○
○
○
○
○
○
○
二国間政策対話
○
○
○
○
○
○
工程表公表セミナー
-
-
○
○
-
-
-
-
官民ミッション
○
○
○
○
○
○
○
○
二国間政策対話
-
○
○
○
○
○
官民ミッション
-
○
○
○
○
○
○
○
①ベトナム
②タイ
③インドネシア
④カンボジア
⑤ミャンマー
⑥インド
20
備考
二国間政策対話 業務概要と参考数量(1回当り)
作業項目
①ロジ室確保
業務概要
別紙4-Ⅰ
想定数量
(参加人数20名の場合)
・官側出張者と同じ宿舎内に必要な広さ、設備を 広さ:50平方メートル
有するロジ室を確保する。
大きなテーブル1台
椅子20脚
・ロジ室内に、各1台ずつ確保(消耗品を含む)
②複写機、ファックス借上げ し、適正に使用可能な状態を保つ。
・農林水産省が貸与する日本側及び相手国側の
会議資料原稿を基に、日本語及び英語の配布用
資料を作成。日本語版及び英語版を必要部数コ
ピーし、会場に持ち込み配布する。また、会議終
了後に余部を回収し、細断の上廃棄する。
③会議資料等の準備
参加者数:
日本側:10名
相手側:10名
(※ベトナムでは日本側50
名、相手側50名を想定)
・議事次第、双方別に出席者名簿を日本語及び 会議資料原稿:
英語で必要部数用意する。
日本側:A4カラー10部
相手側:A4カラー10部
・机上ネームプレート(英語)、会議用ID(英語)を (※ベトナム用には日本側A4
作成し、対話当日、会場にセットあるいは参加者 カラー50部、相手側A4カラー
に配布する。
50部を想定)
・現地語の資料が配布される場合には、農林水
産省と協議の上、日本語版を作成する。
会議資料原稿枚数(1部当た
り)
日本側:A4カラー100枚
・ミャンマーの工程表公表セミナーでは、工程表 相手側:A4カラー100枚
を200部製本する。(A4カラー100ページを想定、
ミャンマー語に翻訳)
・農林水産省が確保し指定する相手国政府施設
内等の対話会場について、事前に会場の管理責
任者と協議し、対話の30分前をメドに会場を開
け、対話に必要な設備等を配置する。相手国政
府施設の利用が困難な場合は、農林水産省と協
議の上、対話の会場としてホテル等の会議室を
手配する。
コーヒーブレーク:1回
20人分(※ベトナムでは10
0名分を想定)
会場の規模:20名収容(※ベ
トナムでは100名収容)
会場の設備:
マイク:4セット(※ベトナム用
には10セット)
プロジェクター・スクリーン:2
・対話終了後、原型に復し、戸締り、消灯を確認 セット
し、会場の管理者の確認を得る。
(日本語資料と英語又は現
地語資料を同時に投影)
・会場を別途確保する必要がある場合は農林水 wifi接続できるパソコン(議
産省と協議の上、設計変更の対象とする。
事録作成用、プロジェクター用
2台):3台
バックドロップ一式
・昼食、コーヒーブレーク(コーヒー、紅茶、茶菓
等)を必要量用意し、設置、片づけをする。
④対話会場設営
○会場周辺での請負者側対
応者:
受付:2名
会場調整等:1名
・対話用に逐語通訳(日本語⇔英語または現地
語)を手配する。
⑤通訳(日本語⇔現地語)
の手配
・会議関係資料を農林水産省から入手し、事前
に通訳に提供する。
・録音された会議音声を基に会合から一週間以
内に逐語会議録を日本語で作成し、農林水産省
の確認を得る。
・会議録は、非公表とする。
⑥議事録作成、その他
・監督職員の指示により、以上の他、二国間政策
対話の実施に必要な事務の実施や物品(現地視
察を行うための飲料水等)の確保を行う。
21
通訳:2名
(※ベトナムの場合は、日ベト
ナム語通訳を手配する)
別紙4-Ⅱ
官民ミッション 業務概要と参考数量(1回当り)
作業項目
①ロジ室確保
想定数量
(日本側の参加人数50名の場合)
業務概要
・官側出張者と同じ宿舎内に必要な広さ、設備を有するロジ室 広さ:50平方メートル
を確保する。
大きなテーブル1台
椅子20脚
・ロジ室内に、各1台ずつ確保(消耗品を含む)し、適正に使用
②複写機、ファックス借上
可能な状態を保つ。
げ
③関係機関との調整、開
催案内の送付等
・実施に向け、在外日本国大使館、JICA.・JETRO等の在外事
務所、相手国側関係機関との連絡調整を行う。
・農林水産省と協議の上、開催案内を両国の民間企業に送付
し、参加予定企業を取りまとめ、農林水産省に報告する。
・農林水産省が貸与する日本側及び相手国側の会議資料原 参加者数:
稿を基に、日本語及び英語の配布用資料を作成。日本語版及 日本側:50名
び英語版を必要部数コピーし、会場に持ち込み配布する。ま 相手側:50名
た、会議終了後に余部を回収し、細断の上廃棄する。
会議資料原稿:
・議事次第、双方別に出席者名簿を日本語及び英語で必要部 日本側:A4カラー50部
数用意する。
相手側:A4カラー50部
④会議資料等の準備
・机上ネームプレート(英語)、会議用ID(英語)を作成し、対話 会議資料原稿枚数(1部当たり)
当日、会場にセットあるいは参加者に配布する。
日本側:A4カラー100枚(日本
語)
・現地語の資料が配布される場合には、農林水産省と協議の 相手側:A4カラー100枚(英語又
上、日本語版を作成する。
は現地語)
翻訳対象資料 200枚
(日本語から英語又は現地語、英
語又は現地語から日本語への翻
訳の計)
・農林水産省と協議の上、適当な会場を1日間、確保する。
⑤フォーラム会場設営等
※ベトナムの場合は、資料は日本
語とベトナム語で作成することを想
定。
会場の規模:100名収容
・事前に会場の管理責任者と協議の上、フォーラム開始1時間 会場の設備:
前までに会場を開け、フォーラムに必要な設備を配置する。
マイク:10セット
プロジェクター・スクリーン:2セッ
・昼食、コーヒーブレーク(コーヒー、紅茶、茶菓等)を必要量用 ト
意し、設置、片づけをする。
wifi接続できるパソコン(議事録
作成用、プロジェクター用2台):3
・フォーラム開始前に、両国の民間企業等に対する受付を行 台
い、その後の案内・誘導等を行う。
○コーヒーブレーク:1回
・対話終了後、会場を適切にその管理責任者に返却する。
100人分
○会場周辺での請負者側対応者:
受付:2名
会場調整等:1名
・農林水産省と協議の上、フォーラム開催1ヶ月前をメドに視察 実施期間:フォーラムの翌日1日間
場所を選定・確保する。
視察場所:2~3箇所
⑥現地視察
・視察場所の事前確認を行うとともに、現地視察日程、視察場 (※ベトナムの場合は、フォーラム
所概要(日本語及び英語。A4で3~5枚)を作成する。
の前後で計1.5日間、視察場所は3
~4箇所を想定。)
・当日の集合・解散場所を確保する。また、集合場所から解散
場所までのバス、昼食会場、移動中の食事、飲料水等を確保
する。
・フォーラム用に逐語通訳(日本語⇔英語または現地語)を手 通訳:2名
⑦通訳(日本語⇔現地語) 配する。
・会議関係資料を農林水産省及び出席者等から入手し、事前 ※ベトナムの場合、現地視察に1
の手配
に通訳に提供する。
名、フォーラムに5名の通訳を用意
する。
・録音された会議音声等を基に、会合から一週間以内に逐語
会議録・会議概要・現地視察録を日本語で作成し、農林水産
省の確認を得る。なお、会議録は、公表を基本とする。
⑧議事録・結果報告書作
成、その他
・フォーラム終了後1週間をメドに配布資料、会議録・現地視察
記録、状況写真、結果概要、課題、今後の方針案等を取りまと
めた報告書を農林水産省に提出する。別途、農林水産省が作
成する結果概要(速報版)の作成に協力する。
・その他、農林水産省の指示により、ミッションの工程上必要と
なる事務を行い、必要な物品を確保する。
22
生産・流通・投資環境調査 業務概要と参考数量
調査項目
別紙5
調査背景
調査内容
参考数量
2015年末のASEAN経済共同体(AEC)の発足
を受けて、大メコン圏(GMS)各国をつなぐ東西・
南部・南部沿岸・南北等の経済回廊を通じ、種
子や肥料等の農業生産資材、各国で生産・加工
された生鮮農林水産品・加工食品の国境を越え
た流通が拡大し、これまでの同地域における生
産地~加工地~消費地の構造が変化し、GMS
全体でのフードバリューチェーンが発展すると期
待されている(例えば、カンボジア産の農産品の
タイでの販売やヴェトナムの農産品のタイでの
加工など)。
①アセアン経済共同体 しかしながら、過年度のバンコク日系食品産業
における流通環境調査 海外連絡協議会での民間企業からの要望や
JETROによる調査等によれば、国境における通
関・検疫・出入国の越境手続がシングルウィンド
ウ化されておらず、輸出国側と輸入国側で2回
の検査を受けなければならない場合があった
り、国によってはコールドチェーンが未整備であ
るなどの課題があることが分かっている。
2015年のASEAN共同体(AEC)発足を契機にASEAN域内の関税が全て撤廃され、また、
従来からCBTA(越境交通協定)や税関の電子化など物流の円滑化に向けた取組が進め
られているところ、GMS内における農林水産物物流の現状及び課題を整理する。
また、我が国企業が日本産の農林水産物・食品をGMS各国に対して輸出し、現地で加
工用の原料等としても活用する際にどのような輸入規制があるかを整理するとともに、我
が国企業のGMSへの進出や同地域内での業務拡大を進めるために必要な支援策や二国
間対話などの場で相手国政府に要請する改善策を検討する。
①~④【1カ国あたり】
・関係省庁・機関への聞き取り調査:15機関×
1.0日
相手国政府:3箇所
日本大使館、JETRO、JICA、JBIC、日系商
工会
日系企業(5社)等
・併せて、各国政府が導入し、又は計画している
優遇策(投資恩典、SEZ等)、インフラ整備計画
等を聞き取り整理する。
タイ政府は、これまで累次「農業開発計画」に
おいて「農民組織の強化」をかかげ関連政策を
推進している。一方で関連する研究機関も含め
②タイにおける農業協 た各方面から国際場裏等で農協組織及び農村
同組合組織の実態調 農民のネットワーク強化等の協力を我が国に要
査
請している状況にある。
1.調査方法
農林水産省の指示のもと、タイの農業協同組合(以下「農協」とする)の実態と課題を現
地に赴き調査し農林水産省に報告する。
調査項目は以下2.の内容を、現地調査は以下3.の対象を含むものとする。また、調査
方法は関係機関等の関係者に対しインタビュー等によりおこなう。
なお、二国間対話において調査結果の概要のプレゼンテーションを行うことも視野に入
れるものとする。
本調査は、タイ農産物の生産・加工・流通・販
売の各段階で重要な要となっている同組織(農
業関連で約4千組合、組合員数約5百万世帯)の
実態把握をもとに根本的に同組織が抱える課題
を抽出することを第一の目的とし、その課題の
解決方法を探り、かつ我が国農・食産業の進
出・展開も視野に入れつつ、タイにおける農産物
の付加価値向上及びFVCの構築に向けたこの
部分での我が国支援の方向性を得るものとす
る。
①既存資料を基に、調査対象5カ国(タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)にお
ける投資・流通等に関する現状と課題を整理する。
②各省・機関による調査結果からの課題の抽出・整理
③投資・流通面での課題(輸出入規制や投資規制などの制度上、コールドチェーンなどの ⑤~⑦
技術上、道路などの施設上、税関職員の質など実態上の課題など)について現地日系企 ・報告書 一式。
業、日系商工会、日本大使館、JETRO等からの聞き取り
④各国政府が導入し、又は計画している優遇策(投資恩典、SEZ等)、インフラ整備計画等
の洗い出し
⑤上記を踏まえた我が国農林水産・食品企業のGMSへの進出、業務拡大等に必要な支
援策の検討、規制緩和やインフラ整備など相手国政府へ要請する事項の検討
⑥ASEAN域内のうち調査対象5カ国における原産地証明書フォームの統一的な適用や通
関手続きにおける現状と課題
⑦カンボジアにおける「輸入ライセンス」毎の規定内容(法令)と取得にかかる現状と課題
(カンボジアのみ)
2.調査内容
① タイの農協の全国組織、一般的な県組織及び個別(生産品別)農協の業務・体制等
② タイの農協が農産物の生産・加工・流通ネットワークにおいて果たしている役割の全体
的な現状と課題
③ タイの農協のコールドチェーン導入状況の全体的な現状と今後の方向性
④ タイの農協と隣国であるカンボジア、ミャンマー及びラオスの農協関係機関との連携(メ
コン連結、国境貿易)の全体的な状況と課題
⑤ 我が国の農協関係機関(全国農業協同組合中央会(JA全中、必要ならばJA全農、農
林中金等)とタイの農協の連携の現状、経緯及び課題
⑥ タイにおけるフードバリューチェーン構築に資するタイの農協の代表的な活動事例及び
課題等
⑦ タイ農業・協同組合省や農協関連機関が、これまで我が国に対し農協強化のための指
導や人材育成を要請してきた背景や要因等
⑧ タイ国営企業である農業・農業協同組合銀行(BAAC)とタイ農業・協同組合省とタイ農
協それぞれの各段階における関係性及び連携内容
⑨ 以下のJICA技術協力プロジェクトの成果、その現状及び残された課題等
・「農業協同組合におけるコミュニティリーダー育成計画プロジェクト」
実施期間:2007年3月~2011年2月、
相手国機関:
タイ農業・協同組合省組合振興局
・インタビュー先候補として以下を含めるものとする。
在タイJICA事務所、
タイ農業・協同組合省組合振興局、
対象コミュニティリーダー数名、
JA全中(元派遣JICA専門家が在籍)
3.現地での聞き取り調査の対象
① タイ政府等機関
・農業・協同組合省組合振興局
・ 〃 県事務局
・農業・農業協同組合銀行
・ 〃 県支部、支店
・シンクタンク(農協に精通する機関)
② 我が国関係機関
・在タイJICA事務所
・全国農業協同組合中央会(全中)、
必要ならば全農、中金等
③ タイの農協組織
・タイ農業協同組合連合会
・東西・南部・南北等の経済回廊に沿うタイ周辺国と隣接する県の協同組合連合会及
び生産品別個別農協(例:コメ生産農業協同組合)
・クルンテープル生活協同組合
(旧バンコック生協、農協製品の販売)
④ 大学
・カセサート大学の農協研究者
・チェラロコン大学の農協研究者
23
○関係省庁・機関等への聞き取り調査:18~20
機関×1.0日
相手国政府機関:6ヶ所
我が国関係機関:2~4ヶ所
相手国農協機関:8ヶ所
相手国大学機関:2ヶ所
○タイ農協組織が抱える課題を抽出及びその課
題の解決方法の提案
・我が国農・食産業の進出・展開も視野に入れ
つつ、タイにおける農産物の付加価値向上及び
FVCの構築に向けた我が国支援の方向性につ
いて提案
○報告書 一式。
事業化可能性調査 業務概要と参考数量
調査項目
別紙6
調査背景
調査内容
参考数量
2015年12月、日カンボジア二国間フードバ
リューチェーン対話を実施した。この議論の
中で、カンボジア側から、コメ、キャッサバ、メ
イズなどの重要な取引品目を対象にした市
場取引の透明化に関する対応が要望される
とともに、カンボジア農産物の品質管理や安
全性の確保が問題となっている。
安全性の確保については、カンボジア農業
省は農産物の検査体制(分析室)の整備を
試みたが、予算不足で実現に至っていない。
そこで、農産物の生産後ではなく、生産の段
階から管理を行って安全性を確保することが
カンボジア農業省の対策とされた。そのため
には、カンボジアの農業生産においては、
①カンボジア等におけ
CamGAP(ASEAN-GAPをガイドラインとする
る農業生産工程管理
カンボジアのGAP制度)を適用することが必
(GAP)実証調査
要になってくるが、その制度の確立、適用が
遅れており、生産・流通・販売における品質
管理に問題が多い。
このような要望を受け、カンボジアにおいて、
安心・安全な農産物(主に野菜)の生産・流
通の各段階において、Cam-GAPを確立・適
用することにおいて、我が国の食品関係企
業のノウハウを活用して安全性確保の事業
化を行うことにより解決することが必要に
なっている。
ASEAN域内で農産物を輸出するために
対象品目は野菜を数種類程度想定。
は、ASEAN GAP(農業生産工程管理)に基
づく農産物であることを求められることから、
各国の農業者がASEAN GAP又はそれに準
拠する各国のNational GAPの認証を取得す
る必要がある。
このため、大メコン圏(GMS)内での農産物
の流通を促進する前提となるASEAN GAPへ
の各国での取組状況を調査するとともに、過
年度の二国間対話で取組が遅れていること
が判明しているカンボジアにおいて、ASEAN
GAPを踏まえたCam GAPの認証の促進に向
けた以下の取組を実施する。
① GMS各国におけるASEAN GAPの取組状
況の調査
② カンボジア農林水産省と連携し、Cam
GAPの取組状況、CamGAP認証に当たって
現状の課題等
③ 実際の圃場でのCamGAPの概念を導入
した生産(野菜を想定)
④ Cam GAP導入により生産された農産物
の試験的な販売、流通動向調査、消費動向
調査
⑤ メイズ、大豆、緑豆にかかる流通段階の
品質管理状況の把握等
⑥ カンボジアにおける日系企業の事業化
モデルにかかる評価
高い成長力を有するインドの巨大な食市場
に対し、日本企業の展開や投資を促進する
ため、農林水産省は、2015年9月の日インド
農業協力対話、同年11月の官民ミッション派
遣、2016年3月のグローバル・フードバリュー
チェーン(GFVC)推進官民協議会インド部
会の開催等を継続的に実施してきたところ。
今般、インドへの日本企業の更なる進出促
②インドにおける進出 進に向け、戦略的な日本の技術(企業)の売
戦略策定支援及び食 り込み方法(紹介、PR)について検討を行う
品加工団地比較調査 とともに、日本企業の進出先として、インド各
州の(食品)工業団地や、ジェトロや日本企
業による日本企業専用工業団地について、
外国企業誘致へのインセンティブの比較等
を行う。
・インドへの日本企業の進出促進に向け、関
心のある日系企業やその技術的優位性を、
フードバリューチェーンの全体の流れに対し
て位置付け、日系企業のインドへの進出可
能性や、戦略的な日本の技術(企業)の売り
込み方法(紹介、PR)について検討を行う。
・また、日系企業の進出先として、AP州をは
じめインド全体で計画が進められている工業
団地やメガフードパークを想定し、インド全体
を対象に、各州の(食品)工業団地の外国企
業誘致のインセンティブの比較を行い、各都
市・地域のメリット・デメリットについて整理す
る。
・以上を取りまとめ、インドへの日本企業の
進出について、一定の方向性としてまとめ
る。
24
・対象とする分野・品目:穀類(コメ)、野
菜・果実(トマト、チリ、マンゴー)、水産物
(エビ)、畜産物(牛乳、卵)の4分野・7品
目程度を想定。
・比較する工業団地:インド政府側が主体
の38箇所及び日本企業専用工業団地等
7箇所を想定。
別添
委託事業における人件費の算定等の適正化について
1.委託事業に係る人件費の基本的な考え方
(1)人件費とは委託事業に直接従事する者(以下「事業従事者」という。)の直接作業
時間に対する給料その他手当をいい、その算定にあたっては、原則として以下の計算
式により構成要素ごとに計算する必要がある。
また、委託事業計画書及び実績報告書の担当者の欄に事業従事者の役職及び氏名を
記載すること。
人件費=
※1
時間単価※1
×
直接作業時間数※2
時間単価
時間単価については、契約締結時に後述する算定方法により、事業従事者一人一人
について算出し、原則として額の確定時に時間単価の変更はできない。
ただし、以下に掲げる場合は、額の確定時に時間単価を変更しなければならない。
・事業従事者に変更があった場合
・事業従事者の雇用形態に変更があった場合(正職員が嘱託職員として雇用され
た等)
・委託先における出向者の給与の負担割合に変更があった場合
・超過勤務の概念がない管理職や研究職等職員(以下、「管理者等」という。)
が当該委託事業に従事した時間外労働の実績があった場合
※2
直接作業時間数
①
正職員、出向者及び嘱託職員
直接作業時間数については、当該委託事業に従事した実績時間についてのみ計
上すること。
②
管理者等
原則、管理者等については、直接作業時間数の算定に当該委託事業に従事した
時間外労働時間(残業・休日出勤等)を含めることはできない。ただし、当該委
25
託事業の遂行上やむを得ず当該委託事業のために従事した時間外労働にあって
は、直接作業時間数に当該委託事業に従事した時間外労働時間(残業・休日出
勤等)を含めることができることとする。
(2)一の委託事業だけに従事することが、雇用契約書等により明らかな場合は、上記に
よらず次の計算式により算定することができる
人件費=
日額単価
×
勤務日数
人件費=
給与月額
×
勤務月数(1月に満たない場合は、日割り
計算による)
2.受託単価による算定方法
委託先(地方公共団体を除く。以下同じ。)において、受託単価規程等が存在する場合
には、同規程等における単価(以下、「受託単価」という。)の構成要素等の精査を委託
契約締結時に行った上で、受託単価による算定を認める。
○
受託単価の構成要素を精査する際の留意点
ア
事業従事者の職階(課長級、係長級などに対応した単価)に対応しているか
イ
受託単価に人件費の他に技術経費、一般管理費、その他経費が含まれている
場合は、各単価及びその根拠を確認すること
ウ
受託単価に技術経費、一般管理費等が含まれている場合は、委託事業計画書及
び委託事業実績報告書の経費の区分欄に計上する技術経費、一般管理費に重複計
上されていないか確認すること。
<受託単価による算定方法>
○正職員及び管理者等の時間単価は、受託単価規定等に基づく時間単価を使用するこ
と。
○出向者、嘱託職員の受託単価計算
事業従事者が出向者、嘱託職員である場合は、受託単価規程等により出向者受託単
26
価、嘱託職員受託単価が規定されている場合は、それぞれの受託単価を使用すること
ができる。ただし、出向者及び嘱託職員に係る給与については、委託先が全額を負担、
一部のみ負担、諸手当が支給されていない等多様であるため、適用する受託単価の構
成要素のうち人件費分について精査し、後述する実績単価により算出された人件費単
価を超えることは出来ない。
3.実績単価による算定方法
委託先に受託単価規程等が存在しない場合には、時間単価は以下の計算方法(以下「時
間単価計算」という。)により算定する。(円未満は切り捨て。)
<実績単価の算定方法>
○正職員、出向者(給与等を全額委託先で負担している者に限る)及び嘱託職員の人
件費時間単価の算定方法
原則として下記により算定する。
人件費時間単価=(年間総支給額+年間法定福利費等)÷年間理論総労働時間
・年間総支給額及び年間法定福利費の算定根拠は、「前年支給実績」を用いるもの
とする。ただし、中途採用など前年支給実績による算定が困難な場合は、別途委託
先と協議のうえ定めるものとする(以下、同じ。)。
・年間総支給額は、基本給、管理職手当、都市手当、住宅手当、家族手当、通勤手
当等の諸手当及び賞与の年間合計額とし、時間外手当、食事手当などの福利厚生面
で支給されているものは除外する(以下、同じ。)。
・年間法定福利費等は、健康保険料、厚生年金保険料(厚生年金基金の掛金部分を
含む。)、労働保険料、児童手当拠出金、身体障害者雇用納付金、労働基準法の休
業補償及び退職手当引当金の年間事業者負担分とする(以下、同じ。)。
・年間理論総労働時間は、営業カレンダー等から年間所定営業日数を算出し、就業
規則等から1日あたりの所定労働時間を算出し、これらを乗じて得た時間とする(以
下、同じ。)。
○出向者(給与等の一部を委託先で負担している者)の時間単価の算定方法
27
出向者(給与等の一部を委託先で負担している者)の時間単価は、原則として下記
により算定する。
人件費時間単価=委託先が負担する(した)(年間総支給額+年間法定福利費
等)÷年間理論総労働時間
・事業従事者が出向者である場合の人件費の精算にあたっては、当該事業従事者に
対する給与等が委託先以外(出向元等)から支給されているかどうか確認するとと
もに、上記計算式の年間総支給額及び年間法定福利費は、委託先が負担した額しか
計上できないことに注意すること。
○管理者等の時間単価の算定方法
原則として管理者等の時間単価は、下記の(1)により算定する。ただし、やむを
得ず時間外に当該委託事業に従事した場合は、(2)により算定した時間単価を額の
確定時に適用する。
(1)原則
人件費時間単価=(年間総支給額+年間法定福利費等)÷年間理論総労働時間
(2)時間外に従事した場合
人件費時間単価=(年間総支給額+年間法定福利費等)÷年間実総労働時間
・時間外の従事実績の計上は、業務日誌以外にタイムカード等により年間実総労働
時間を立証できる場合に限る。
・年間実総労働時間=年間理論総労働時間+当該委託事業及び自主事業等における
時間外の従事時間数の合計。
4.一般競争入札により委託契約を締結する場合の例外について
一般競争入札により委託契約を締結する場合、受託規程で定める単価よりも低い受託単
価又は本来の実績単価よりも低い実績単価を定めている場合は、精算時においても同単価
により人件費を算定すること。
5.直接作業時間数を把握するための書類整備について
28
直接作業時間数の算定を行うためには、実際に事業に従事した事を証する業務日誌が必
要となる。また、当該業務日誌において事業に従事した時間のほか、他の業務との重複が
ないことについて確認できるよう作成する必要がある。
【業務日誌の記載例】
①
人件費の対象となっている事業従事者毎の業務日誌を整備すること。(当該委託事業
の従事時間と他の事業及び自主事業等に係る従事時間・内容との重複記載は認められな
いことに留意する。)
②
業務日誌の記載は、事業に従事した者本人が原則毎日記載すること。(数週間分まと
めて記載することや、他の者が記載すること等、事実と異なる記載がなされることがな
いよう適切に管理すること。)
③
当該委託事業に従事した実績時間を記載すること。なお、従事した時間に所定時間外
労働(残業・休日出勤等)時間を含める場合は、以下の事由による場合とする。
・委託事業の内容から、平日に所定時間外労働が不可欠な場合。
・委託事業の内容から、休日出勤(例:土日にシンポジウムを開催等)が必要である場
合で、委託先が休日手当を支給している場合。ただし、支給していない場合でも委託先
において代休など振替措置を手当している場合は同様とする。
④
昼休みや休憩時間など勤務を要しない時間は、除外すること。
29
⑤
当該委託事業における具体的な従事内容がわかるように記載すること。なお、出張等
における移動時間についても当該委託事業のために従事した時間として計上することが
できるが、出張行程に自主事業等他の事業が含まれる場合は、按分計上を行う必要があ
る。
⑥
当該委託事業以外の業務を兼務している場合には、他の事業と当該委託事業の従事状
況を確認できるように区分して記載すること。
⑦
委託先における勤務時間管理者は、タイムカード(タイムカードがない場合は出勤簿)
等帳票類と矛盾がないか、他の事業と重複して記載していないかを確認のうえ、記名・
押印する。
附
則
(施行期日)
1
この通知は、平成22年9月27日以降に制定する委託事業仕様書等に基づく委託事
業から適用する。
(経過措置)
2
この通知の施行日現在、既に制定されている委託事業仕様書等に基づき実施されてい
る平成22年度の委託事業における人件費の算定等について、当該委託事業に係る委託
元又は委託先において本通知の趣旨を踏まえた対応が可能な事項がある場合には、当該
事項については、本通知により取り扱うものとする。
3
前項の委託事業仕様書等に基づく委託事業を平成23年度以降も実施する場合には、
本通知を適用する。
30
委
託
契
約
書
(案)
支出負担行為担当官農林水産省大臣官房参事官(経理)菅原 誠治(以下「甲」という。
)と●●●●(以下「乙」という。)は、平成28年度フードバリューチェーン構築推進事業
(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)( 以下「委託事業」という。)の委託
について、次のとおり委託契約を締結する。
(契約の相手方が共同事業体(コンソーシアムを含む。)の場合)
支出負担行為担当官農林水産省大臣官房参事官(経理)菅原
誠治(以下「甲」という。)
と●●●●共同事業体(以下「乙」という。)の構成員を代表する法人○○○代表△△△△
は、平成28年度フードバリューチェーン構築推進事業(うちアジアにおける二国間事業展開
支援委託事業)( 以下「委託事業」という。)の委託について、次のとおり委託契約を締結
する。
(実施する委託事業)
第1条
甲は、次の委託事業の実施を乙に委託し、乙は、その成果を甲に報告するものとす
る。
(1) 委託事業名
平成28年度フードバリューチェーン構築推進事業(うちアジアにおける二国間事業展
開支援委託事業)
(2) 委託事業の内容及び経費
別添委託事業計画書(別紙様式第1号)のとおり
(3) 履行期限
平成29年3月27日
(委託事業の遂行)
第2条
乙は、委託事業を、別添の委託事業計画書に記載された計画に従って実施しなけれ
ばならない。当該計画が変更されたときも同様とする。
(委託費の限度額)
第3条
金
甲は、委託事業に要する費用(以下「委託費」という。)として、
円(うち消費税及び地方消費税の額
円)を超えない範囲内で乙
に支払うものとする。
(注)「消費税及び地方消費税の額」は、消費税法(昭和63年法律第108号)第28条第1項及
び第29条並びに地方税法(昭和25年法律第226号)第72条の82及び第72条の83の規定によ
り算出したもので、委託費の限度額に108分の8を乗じて得た金額である。
2
乙は、委託費を別添の委託事業計画書に記載された費目の区分に従って使用しなければ
ならない。当該計画が変更されたときも同様とする。
31
(契約保証金)
第4条
会計法(昭和22年法律第35号)第29条の9第1項に規定する契約保証金納付は、予
算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第100条の3第3号の規定により免除する。
(再委託の制限)
第5条
乙は、委託事業の全部を一括して、又は主たる部分を第三者に委任し、又は請け負
わせてはならない。
なお、主たる部分とは、業務における総合的企画、業務遂行管理、手法の決定及び技術
的判断等をいうものとする。
2
乙は、この委託事業達成のため、委託事業の一部を第三者に委任し、又は請負わせるこ
と(以下「再委託」という。)を必要とするときは、あらかじめ甲の承認を得なければな
らない。ただし、再委託ができる事業は、原則として委託の限度額に占める再委託の金額
の割合(以下「再委託比率」という。)が50パーセント以内の業務とする。
3
乙は、前項の再委託の承認を受けようとするときは、当該第三者の氏名又は名称、住所
、再委託を行う業務の範囲、再委託の必要性及び契約金額について記した書面を甲に提出
しなければならない。
4
乙は、前項の書面に記載した事項を変更しようとするときは、あらかじめ甲の承認を得
なければならない。
5
乙は、この委託事業達成のため、再々委託又は再々請負(再々委託又は再々負以降の委
託又は請負を含む。以下同じ。)を必要とするときは、再々委託又は再々請負の相手方の
氏名又は名称、住所及び業務の範囲を記載した書面を、第2項の承認の後、速やかに甲に
届け出なければならない。
6
乙は、再委託の変更に伴い再々委託又は再々請負の相手方又は業務の範囲を変更する必
要がある場合には、第4項の変更の承認の後、速やかに前項の書面を変更し、甲に届け出
なければならない。
7
甲は、前2項の書面の届出を受けた場合において、この契約の適正な履行の確保のため
必要があると認めるときは、乙に対し必要な報告を求めることができる。
8
再委託する業務が委託業務を行う上で発生する事務的業務であって、再委託比率が50パ
ーセント以内であり、かつ、再委託する金額が100万円以下である場合には、軽微な再委託
として第2項から前項までの規定は、適用しない。
(実績報告)
第6条
乙は、委託事業が終了したとき(委託事業を中止し、又は廃止したとき含む。)は
委託事業の成果を記載した委託事業実績報告書(別紙様式第2号)正副2部を甲に提出す
るものとする。
(検査)
32
第7条
甲は、前条に規定する実績報告書の提出を受けたときは、遅滞なく、当該委託事業
が契約の内容に適合するものであるかどうかを委託事業実績報告書及びその他関係書類又
は実地により検査を行うものとする。
(委託費の額の確定)
第8条
甲は、前条に規定する検査の結果、当該委託事業が契約の内容に適合すると認めた
ときは、委託費の額を確定し、乙に対して通知するものとする。
2
前項の委託費の確定額は、委託事業に要した経費の実支出額と第3条第1項に規定する
委託費の限度額のいずれか低い額とする。
(委託費の支払)
第9条
甲は、前条の規定により委託費の額が確定した後、乙からの適法な精算払請求書(
別紙様式第3号)を受理した日から30日以内にその支払を行うものとする。
2
甲は、概算払の財務大臣協議が調った場合においては、前項の規定にかかわらず、乙の
請求により概算払をすることができるものとする。
3
乙は、前項の概算払を請求するときは、概算払請求書(別紙様式第3号)正副2部を甲
に提出するものとする。
(過払金の返還)
第10条
乙は、既に支払を受けた委託費が、第8条第1項の委託費の確定額を超えるときは
その超える金額について、甲の指示に従って返還するものとする。
(委託事業の中止等)
第11条
乙は、天災地変その他やむを得ない事由により、委託事業の遂行が困難となったと
きは、委託事業中止(廃止)申請書(別紙様式第4号)正副2部を甲に提出し、甲乙協議
の上、契約を解除し、又は契約の一部変更を行うものとする。
2
前項の規定により契約を解除するときは、前3条の規定に準じ精算するものする。
(計画変更の承認)
第12条
乙は、前条に規定する場合を除き、別添の委託事業計画書に記載された委託事業の
内容又は経費の内訳を変更しようとするときは、委託事業計画変更承認申請書(別紙様式
第5号)正副2部を甲に提出し、その承認を受けなければならない。ただし、委託事業計
画書支出の部の区分欄に掲げる経費の相互間における20%以内の流用については、この限
りではない。
2
甲は、前項の承認をするときは、条件を付すことができる。
(契約の解除等)
第13条
甲は、乙がこの契約に違反した場合は、契約を解除し、又は変更し、及び既に支払
33
った金額の全部又は一部の返還を乙に請求することができる。
(違約金)
第14条
甲は、前条の規定により契約を解除するときは、乙に対し、違約金とし契約金額の
100分の10に相当する額を請求することができる。
(談合等の不正行為に係る解除)
第15条
甲は、この契約に関し、乙が次の各号の一に該当するときは、契約の全部又は一部
を解除することができる。
(1)公正取引委員会が、乙又は乙の代理人に対して私的独占の禁止及び公正取引の確保に
関する法律(昭和22年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第7条又は第8条の2
(同法第8条第1号又は第2号に該当する行為の場合に限る。)の規定による排除措置命
令を行ったとき、同法第7条の2第1項(同第8条の3において読み替えて準用する場合
を含む。)の規定による課徴金納付命令を行ったとき又は同法第7条の2第18項若しくは
第21項の規定による課徴金の納付を命じない旨の通知を行ったとき。
(2)乙又は乙の代理人 (乙又は乙の代理人が法人にあっては、その役員又は使用人を含む
。)が刑法(明治40年法律第45号)第96条の6若しくは第198条又は独占禁止法第89条第1
項若しくは第95条第1項第1号の規定による刑の容疑より公訴を提起されたとき。
2
乙は、この契約に関して、乙又は乙の代理人が前項各号に該当した場合には、速やかに
当該処分等に係る関係書類を甲に提出しなければならない。
(談合等の不正行為に係る違約金)
第16条
乙は、この契約に関し、次の各号の一に該当するときは、甲が前条により契約の全
部又は一部を解除するか否かにかかわらず、契約金額の100分の10に相当する額を違約金と
して甲が指定する期日までに支払わなければならない。
(1)公正取引委員会が、乙又は乙の代理人に対して独占禁止法第7条又は第8条の2(同
法第8条第1号又は第2号に該当する行為の場合に限る。)の規定による排除措置命令を
行い、当該排除措置命令が確定したとき又は同法第66条4項の規定による審決において、
同法の規定に違反する行為があった旨が明らかにされたとき。
(2)公正取引委員会が、乙又は乙の代理人に対して独占禁止法第7条の2第1項(同法第
8条の3において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による課徴金納付命令を行い
、当該納付命令が確定したとき又は同法第66条第4項の規定による審決において、同法の
規定に違反する行為があった旨が明らかにされたとき。
(3)公正取引委員会が、乙又は乙の代理人に対して独占禁止法第7条の2第18項又は第21
項の規定による課徴金の納付を命じない旨の通知を行ったとき。
(4)乙又は乙の代理人(乙又は乙の代理人が法人にあってはその役員又は使用人を含む。
)に係る刑法第96条の6若しくは第198条又は独占禁止法第89条第1項若しくは第95条第1
項第1号の規定による刑が確定したとき。
34
2
乙は、前項第4号に規定する場合に該当し、かつ次の各号の一に該当するときは、前項
の契約金額の100分の10に相当する額のほか、契約金額の100分の5に相当する額を違約金
として甲が指定する期日までに支払わなければならない。
(1)前項第2号に規定する確定した納付命令について、独占禁止法第7条の2第7項の規
定の適用があるとき。
(2)前項第4号に規定する刑に係る確定判決において、乙又は乙の代理人(乙又は乙の代
理人が法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)が違反行為の首謀者であることが
明らかになったとき。
(3)乙が甲に対し、入札心得第3条(公正な入札の確保)の規定に抵触する行為を行って
いない旨の誓約書を提出しているとき。
3
乙は、契約の履行を理由として、前2項の違約金を免れることができない。
4
第1項及び第2項の規定は、甲に生じた実際の損害の額が違約金の額を超過する場合に
おいて、甲がその超過分の損害につき賠償を請求することを妨げない。
(属性要件に基づく契約解除)
第17条
甲は、乙が次の各号の一に該当すると認められるときは、何らの催告を要せず、本
契約を解除することができる。
(1)法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人で
ある場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者
、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質に関与している者をいう。以下同
じ。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 (平成3年法律第7
7号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員(同法第2条第6
号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)であるとき。
(2)役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害を
加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき。
(3)役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供するなど直
接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき。
(4)役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するなどし
ているとき。
(5)役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき。
(行為要件に基づく契約解除)
第18条
甲は、乙が自ら又は第三者を利用して次の各号の一に該当する行為をした場合は、
何らの催告を要せず、本契約を解除することができる。
(1)暴力的な要求行為
(2)法的な責任を超えた不当な要求行為
(3)取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
(4)偽計又は威力を用いて契約担当官等の業務を妨害する行為
35
(5)その他前各号に準ずる行為
(表明確約)
第19条
乙は、第17条各号及び第18条各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ、将
来にわたっても該当しないことを確約する。
2
乙は、前2条各号の一に該当する行為を行った者(以下「解除対象者」という。)を再
受託者等(再委託の相手方及び再委託の相手方が当該契約に関して個別に契約する場合の
当該契約の相手方をいう。以下同じ。)としないことを確約する。
(再委託契約等に関する契約解除)
第20条
乙は、契約後に再受託者等が解除対象者であることが判明したときは、直ちに当該
再受託者等との契約を解除し、又は再受託者等に対し当該解除対象者(再受託者等)との
契約を解除させるようにしなければならない。
2
甲は、乙が再受託者等が解除対象者であることを知りながら契約し、若しくは再受託者
等の契約を承認したとき、又は正当な理由がないのに前項の規定に反して当該再受託者等
との契約を解除せず、若しくは再受託者等に対し当該解除対象者(再受託者等)との契約
を解除させるための措置を講じないときは、本契約を解除することができる。
(損害賠償)
第21条
甲は、第17条、第18条及び前条第2項の規定により本契約を解除した場合は、これ
により乙に生じた損害について、何ら賠償ないし補償することは要しない。
2
乙は、甲が第17条、第18条及び前条第2項の規定により本契約を解除した場合において
甲に損害が生じたときは、その損害を賠償するものとする。
(不当介入に関する通報・報告)
第22条
乙は、自ら又は再受託者等が、暴力団、暴力団員、社会運動・政治運動標ぼうゴロ
等の反社会的勢力から不当要求又は業務妨害等の不当介入(以下「不当介入」という。)
を受けた場合は、これを拒否し、又は再受託者等をして、これを拒否させるとともに、速
やかに不当介入の事実を甲に報告するとともに、警察への通報及び捜査上必要な協力を行
うものとする。
(著作権等)
第23条
乙は、委託事業により納入された著作物に係る一切の著作権(著作権法(昭和45年
法律第48号)第27条及び第28条に規定する権利を含む。以下同じ。)を、著作物の引渡し
時に甲に無償で譲渡するものとし、甲の行為について著作者人格権を行使しないものとす
る。
2
乙は、第三者が権利を有する著作物を使用する場合は、原著作者等の著作権及び肖像権
等の取扱いに厳重な注意を払い、当該著作物の使用に関して費用の負担を含む一切の手続
36
を行うものとする。
3
乙は、甲が著作物を活用する場合及び甲が認めた場合において第三者に二次利用させる
場合は、原著作者等の著作権及び肖像権等による新たな費用が発生しないように措置する
ものとする。それ以外の利用に当たっては、甲は乙と協議の上、その利用の取り決めをす
るものとする。
4
この契約に基づく作業に関し、第三者と著作権及び肖像権等に係る権利侵害の紛争等が
生じた場合、当該紛争等の原因が専ら甲の責めに帰す場合を除き、乙は自らの責任と負担
において一切の処理を行うものとする。この場合、甲はかかる紛争等の事実を知ったとき
は、乙に通知し、必要な範囲で訴訟上の防衛を乙に委ねる等の協力措置を講じるものとす
る。
(特許権等)
第24条
甲は、この委託事業に係る研究の成果に関する次の各号に掲げる権利等(以下「特
許権等」という。)を乙から承継するものとする。
(1) 特許を受ける権利又は当該権利に基づく特許権
(2) 実用新案登録を受ける権利又は当該権利に基づく実用新案権
(3) 意匠登録を受ける権利又は当該権利に基づく意匠権
(4)回路配置利用権の設定の登録を受ける権利又は回路配置利用権
(5) 品種登録を受ける地位又は育成者権
(6) 著作権
(7)外国における前各号に掲げる権利に相当する権利
第25条
前条の規定にかかわらず、前条各号に掲げる特許権等については、甲は、その特許
権等を乙から承継しないことができるものとする。ただし、乙が、次の各号に掲げる事項
について履行していないと甲が認める場合には、乙は、当特許権等を無償で甲に譲り渡す
ものとする。
(1) この委託事業に係る研究の成果が得られた場合には、乙は、遅滞なく、甲にその旨を
報告すること。
(2) 甲が公共の利益のために特に必要があるとしてその理由を明らかにして求める場合に
は、乙は、無償で当該特許権等を利用する権利を甲に許諾すること。
(3) 当該特許権等を相当期間活用していないと認められ、かつ、当該特許権等を相当期間
活用していないことについて正当な理由が認められない場合において、甲が当該特許権等
の活用を促進するために特に必要があるとしてその理由を明らかにして求めるときは、乙
は、当該特許権等を利用する権利を第三者に許諾すること。
(4)当該特許権等の設定又は移転の承諾をしようとするときは、合併又は分割により移転
する場合及び当該特許権等の活用に支障を及ぼすおそれがない場合として次の一から三ま
でに定める場合を除き、あらかじめ国の承認を受けること。
一
子会社(会社法(平成17年法律第86号)第2条第3号に規定する子会社をいう。)又
37
は親会社(同条第4号に規定する親会社をいう。)に特許権等の移転又は専用実施権等
の設定若しくは移転の承諾(以下この号において「移転等」という。)をする場合
二
大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律 (平
成10年法律第52号)第4条第1項の承認を受けた者(同法第5条第1項の変更の承認を
受けた者を含む。)又は同法第12条第1項若しくは第13条第1項の認定を受けた者に移
転等をする場合
三
2
技術研究組合が組合員に移転等をする場合
前項の規定により、甲が特許権等を乙から承継しないこととする場合は、乙はあらかじ
め確認書(別紙様式第6号)を甲に提出するものとする。
(著作権等の利用)
第26条
乙は、前条第1項の規定にかかわらず、委託事業により納入された著作物に係る著
作権について、甲による当該著作物の利用に必要な範囲において、甲が利用する権利及び
甲が第三者に利用を許諾する権利を、甲に許諾したものとする。
2
乙は、甲及び甲が許諾した第三者による利用について、著作者人格権を行使しないもの
とする。また、乙は、当該著作物の著作者が乙以外の者であるときは、当該著作者が著作
者人格権を行使しないように必要な措置をとるものとする。
3
乙は、委託事業の成果によって生じた著作物及びその二次的著作物の公表に際し、委託
事業による成果である旨を明示するものとする。
(特許権等の報告)
第27条
乙は、本委託事業の成果に係る特許権等の出願又は申請を行った場合には特許権等
出願通知書(別紙様式第7号)により、当該出願等について設定の登録等を受けた場合に
は特許権等通知書(別紙様式第8号)又は著作物通知書(別様式第9号)により、それぞ
れ遅滞なく甲に報告しなければならない。
(特許権等の譲渡)
第28条
乙は、本委託事業の成果に係る特許権等を甲以外の第三者に譲渡する場合には、当
該譲渡を行う前に、特許権等譲渡事前通知書(別紙様式第10号)により、その旨を甲に報
告するとともに、前3条、次条及び第30条に規定する甲に対する義務を当該第三者に約さ
せなければならない。
(特許権等の実施許諾)
第29条
乙は、本委託事業の成果に係る特許権等について、甲以外の第三者に許諾する場合
には、第26条の規定の適用に支障を与えないよう当該第三者に約させければならない。
2
乙は、本委託事業の成果に係る特許権等について、自ら実施したとき又は第三者にその
実施を許諾したときは、特許権等実施許諾通知書(別紙様式第11号)により、実施許諾の
状況を遅滞なく甲に報告しなければならない。
38
(特許権等の放棄)
第30条
乙は、本委託事業の成果に係る特許権等を放棄する場合には、当該放棄を行う前に
特許権等放棄事前通知書(別紙様式第12号)により、その旨を甲に報告しなければならな
い。
(物品管理)
第31条
乙は、委託費により購入した物品を、善良なる管理者の注意をもって管理しなけれ
ばならない。
2
乙は、前項に規定する物品について、委託事業により取得したものである旨の標示(別
記様式1)をするとともに、委託事業ごとに管理簿(別記様式2)に登録しなければなら
ない。
3
委託事業終了後、第1項に規定する物品のうち、返還を要する物品を甲が指定したとき
は、乙は、甲の指示により当該物品を返還するものとする。
(委託事業の調査)
第32条
甲は、必要に応じ、乙に対し、実績報告書における委託費の精算に係る審査時その
他の場合において、委託事業の実施状況、委託費の使途その他必要な事項について所要の
調査報告を求め、又は実地に調査することができるものとし、乙はこれに応じなければな
らないものとする。
(帳簿等)
第33条
乙は、各委託事業の委託費については、委託事業ごとに帳簿を作成・整備した上で
、乙単独の事業又は国庫補助事業の経費とは別に、かつ、各委託事業の別に、それぞれ明
確に区分して経理しなければならない。
2
乙は、委託費に関する帳簿への委託費の収入支出の記録は、当該収入支出の都度、これ
を行うものとする。
3
乙は、前項の帳簿及び委託事業実績報告書に記載する委託費の支払実績を証するための
証拠書類又は証拠物(以下「証拠書類等」という。)を、乙の文書管理規程等の保存期限
の規定にかかわらず、当該委託事業終了の翌年度の4月1日から起算して5年間、整備・
保管しなければならない。
4
乙は、委託事業実績報告書の作成・提出に当たっては、帳簿及び証拠書類等と十分に照
合した委託費の支払実績額を記載しなければならない。
5
乙は、前各項の規定のいずれかに違反し又はその他不適切な委託費の経理を行ったと甲
が認めた場合には、当該違反等に係る委託費の交付を受けることができず、又は既にその
交付を受けている場合には、甲の指示に従い当該額を返還しければならない。
(旅費及び賃金)
39
第34条
乙は、委託費からの旅費及び賃金の支払については、いずれも各委託事業の実施要
領等に定める委託調査等の実施と直接関係のある出張又は用務に従事した場合に限るもの
とする。
2
乙は、前項の規定に違反した不適切な委託費の経理を行ったと甲が認めた場合には、当
該違反等に係る委託費の交付を受けることができず、又は既にその交付を受けている場合
には甲の指示に従い当該額を返還しなければならない。
(秘密の保持等)
第35条
乙は、この委託事業に関して知り得た業務上の秘密をこの契約期間にかかわらず、
第三者に漏らしてはならない。
(個人情報に関する秘密保持等)
第36条
乙及びこの委託事業に従事する者(従事した者を含む。以下「委託事業従事者」と
いう。)は、この委託事業に関して知り得た個人情報(生存する個人に関する情報であっ
て当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することが
できるもの(他の情報と容易に照合することができそれにより特定の個人を識別すること
ができることとなるものを含む。)をいう。以下同じ。)を委託事業の遂行に使用する以
外に使用し、又は提供してはならない。
2
乙及び委託事業従事者は、保有した個人情報の内容をみだりに他人に知らせ、又は不当
な目的に利用してはならない。
3
前2項については、この委託事業が終了した後においても同様とする。
(個人情報の複製等の制限)
第37条
乙は、委託事業を行うために保有した個人情報について、毀損等に備え重複して保
存する場合又は個人情報を送信先と共有しなければ委託事業の目的を達成することができ
ない場合以外には、複製、送信、送付又は持ち出しをしてはならない。
(個人情報の漏えい等の事案の発生時における対応)
第38条
乙は、委託事業を行うために保有した個人情報について、漏えい等安全確保の上で
問題となる事案を把握した場合には、直ちに被害の拡大防止等のため必要な措置を講ずる
とともに、甲に事案が発生した旨、被害状況、復旧等の措置及び本人への対応等について
直ちに報告しなければならない。
(委託事業終了時における個人情報の消去及び媒体の返却)
第39条
乙は、委託事業が終了したときは、この委託事業において保有した各種媒体に保管
されている個人情報については、直ちに復元又は判読不可能な方法により情報の消去又は
廃棄を行うとともに、甲より提供された個人情報については返却しなければならない。
40
(再委託の条件)
第40条
乙は、甲の承認を受け、この委託事業を第三者に再委託する場合は、個人情報の取
扱いに関して必要かつ適切な監督を行い、第36条から第39条までに規定する甲に対する義
務を当該第三者に約させなければならない。
(契約の相手方が共同事業体(コンソーシアムを含む。)の場合)
(協議、報告書等の履行)
第○条
こ の 契 約 の 定 め に し た が っ て 、乙 又 は 乙 の 構 成 員 が 甲 に 協 議 、報 告 等
を 行 う 場 合 に は 、乙 の 構 成 員 を 代 表 し て 甲 と こ の 契 約 を 締 結 し た 者( 以 下「
代表機関」という。)がこれを行うものとする。
(乙の解散に係る権利義務の継承)
第○条
乙 は 、乙 が 解 散 す る こ と と な っ た 場 合 に は 、そ の 権 利 義 務 を 継 承 す る
こ と と な る 者 に つ い て 、書 面 に よ り 、全 構 成 員 が 同 意 し て い る こ と が 分 か る
書 類 を 添 付 し た 上 で 、甲 に 報 告 し な け れ ば な ら な い 。当 該 報 告 書 が 提 出 さ れ
ないまま乙が解散した場合又は甲がその内容に不備があったと認めた場合
に は 、乙 の 権 利 義 務 は 、甲 と の 関 係 に お い て は 、そ の 代 表 機 関 に 継 承 さ れ た
ものとみなす。
(疑義の解決)
第41条
前各条のほか、この契約に関して疑義を生じた場合には、甲乙協議の上、解決する
ものとする。
上記契約の証として、本契約書2通を作成し、双方記名押印の上、各1通を保有するもの
とする。
平成
年
月
日
委託者(甲)東京都千代田区霞が関1-2-1
支出負担行為担当官
農林水産省大臣官房参事官(経理)
菅原
受託者(乙)住
所
氏
名
41
誠治
印
(別紙様式第1号)
委
託
事
業
計
画
書
1
事業内容
ア 事業実施方針
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る
二国間事業展開支援委託事業)仕様書に基づき、事業を実施する。
イ 調査項目及び調査対象
ウ 事業実施期間(予定)
エ 担当者
オ 調査及び報告の方法(調査対象の配布予定等)
2
収支予算
収入の部
区
分
国 庫 委 託 費
予
算
額
予
算
額
備
考
うち消費税及び地方消費税の額○○円
計
支出の部
区
分
備
考
計
(注)備考欄には、各区分ごとの経費に係る算出基礎を記入し、必要がある場合
は説明を付すこと。
3
物品購入計画(物品の購入がある場合)
品
目
規
格
員
数
購 入 予
単価
金
定
額
使 用 目 的
備
考
(注)記載する品目は、原形のまま比較的長期の反覆使用に耐え得るもののうち
取 得 価 格 が 50,0 00円 以 上 の 物 品 と す る 。
42
4
再委託先等
氏名又は名称
住
所
業務の範囲
必要性及び契約金額
( 注 ) 再 委 託 の 内 容 を 変 更 す る 必 要 が 生 じ た と き に は 、 第 5条 第 2項 及 び 同 条 第 3項
の規定に基づき、あらかじめ甲の承認を受けなければならない。
( 契 約 の 相 手 方 が 共 同 事 業 体 ( コ ン ソ ー シ ア ム を 含 む 。) の 場 合 )
4 構成員の事業計画
ア
担当事業名
イ
構成員名
ウ
構成員の事業内容
住所
名称
委託限度額:
円
委託限度額:
円
住所
名称
・代表機関を含む構成員の担当者は相互に連携し、十分確
認の上、作成すること。
・1行目に代表機関の事業計画を記載すること。また、2
行目以降は、参画する構成員の事業計画を記載すること。
・ア担当事業名欄については、仕様書に示す事業内容のう
ち、構成員が実施する課題名を記載すること。
・ウ構成員の事業内容欄については、構成員が実施する事
業内容の概略を記載すること。
43
(別紙様式第2号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)実績報告書
番
号
年
月
日
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 ) 殿
官署支出官
農林水産省大臣官房予算課経理調査官 殿
(受託者)
住 所
氏 名
平 成 年 月 日 付 け 契 約 の 平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業
(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)について、下記のとおり
、事業を実施したので、委託契約書第6条の規定により、その実績を報告します
。
(なお、併せて委託費金
円 也 の 支 払 を 請 求 し ま す 。)
記
1
事業の実施状況
調査項目及び調査対象
事業実施期間
担当者
事業の成果(又はその概略)
事業成果報告書の配付実績等
2 収支精算
収入の部
ア
イ
ウ
エ
オ
区
分
精算額
予算額
比
較
増
減
減
増
国 庫 委 託 費
備
考
うち消費税及び地方
消費税の額○○円
計
支出の部
区
分
精算額
比
予算額
較
増
増
減
減
備
考
計
(注)
備考欄には、精算の内訳を記載すること。
3
物品購入実績(物品を購入した場合)
購 入 実 績
品
目
規 格 員 数
単価
金
額
使 用 目 的
備
考
(注)契約時の物品購入計画に掲げるもののほか、物品購入計画以外に購入した
物品があった場合に記載する品目は、物品購入計画を作成する場合と同様と
する。また、購入することとなった理由を備考欄に記載すること。
44
( 契 約 の 相 手 方 が 共 同 事 業 体 ( コ ン ソ ー シ ア ム を 含 む 。) の 場 合 )
4 構成員の実績
ア
担当事業名
イ
構成員名
ウ
構成員の事業内容
住所
名称
委託限度額:
円
委託限度額:
円
住所
名称
・代表機関を含む構成員の担当者は相互に連携し、十分確
認の上、作成すること。
・1行目に代表機関の事業実績を記載すること。また、2
行目以降は、参画する構成員の事業実績を記載すること。
・ア担当事業名欄については、仕様書に示す事業内容のう
ち、構成員が実施する課題名を記載すること。
・ウ構成員の事業内容欄については、構成員が実施する事
業内容の概略を記載すること。
45
(別紙様式第3号)
委託費
概算払
精算払
請求書
番
年
官署支出官
農林水産省大臣官房予算課経理調査官
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
平 成 年 月 日 付 け 契 約 の 平 成 平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推
進 事 業 (う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事 業 展 開 支 援 委 託 事 業 ) に つ い て 、 下 記 に よ り
委託費金
円也を
概算払
により支払されたく請求します。
精算払
記
区
分
国庫委託費
既受領額
今回請求額
残
額
金額 出来高 金額 出来高 金額 出来高
事業完了
予
定
年 月 日
備考
(注)精算払請求の場合については、実績報告書に併記することにより請求書に代
えることができるものとする。
46
(別紙様式第4号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)事業中止(廃止)申請書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
平 成 年 月 日 付 け 契 約 の 平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業
(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)について、下記により中止
( 廃 止 ) し た い の で 、 委 託 契 約 書 第 11条 第 1 項 の 規 定 に よ り 申 請 し ま す 。
記
委託事業の中止(廃止)の理由
中止(廃止)しようとする以前の事業実施状況
ア 事業について
イ 経費について
経費支出状況
○月○日現
中止(又は
経費の区分
残 額
支出予定額
廃止)に伴
在支出済額
う不用額
1
2
3
備
中止(廃止)後の措置
ア 事業について
イ 経費について
ウ 経費支出予定明細
経 費 の 区 分
算
出
基
礎
(名称、数量、単価、金額)
支出予定金額
47
考
(別紙様式第5号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)事業計画変更承認申請書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
平 成 年 月 日 付 け 契 約 の 平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事
業(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)について、下記のとお
り 変 更 し た い の で 、 委 託 契 約 書 第 12条 第 1 項 の 規 定 に よ り 承 認 さ れ た く 申 請 し ま
す。
記
1
2
3
変更の理由
変更する事業計画又は事業内容
変更経費区分
(注)記載方法は、別に定めのある場合を除き、委託事業計画書の様式を準用し、
当初計画と変更計画を明確に区分して記載のこと。
48
(別紙様式第6号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)に係る確認書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
○ ○ ( 以 下 「 乙 」 と い う 。) は 、 支 出 負 担 行 為 担 当 官 農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事
官 ( 経 理 )( 以 下 「 甲 」 と い う 。) に 対 し 下 記 の 事 項 を 約 す る 。
記
乙 は 、 甲 か ら 委 託 を 受 け て 行 う 平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推
進事業(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)に係る発明等を
行った場合には、遅滞なく、当該委託契約書の規定に基づいて、その旨を甲に
報告する。
2 乙は、甲が公共の利益のために特に必要があるとしてその理由を明らかにし
て求める場合には、無償で当該委託に係る特許権等を利用する権利を甲に許諾
する。
3 乙は、当該特許権等を相当期間(明確な期間を希望する場合は3年間)活用
していないと認められ、かつ、当該特許権等を相当期間活用していないことに
ついて正当な理由が認められない場合において、甲が当該特許権等の活用を促
進するために特に必要があるとしてその理由を明らかにして求めるときは、当
該特許権等を利用する権利を第三者に許諾する。
4 乙は、上記2に基づき甲に当該特許権等を利用する権利を許諾した場合には
甲の円滑な権利の利用に協力する。
5 乙は、甲が上記3に基づき、当該特許権等を相当期間活用していないことに
ついて理由を求めた場合には、遅滞なく、理由書を甲に提出する。
以上
1
49
(別紙様式第7号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)に係る特許権等出願通知書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
平成 年 月 日付け委託契約に基づく開発項目「
」について、下記の
と お り 特 許 権 等 の 出 願 を 行 い ま し た の で 、 委 託 契 約 書 第 27条 の 規 定 に よ り 、 下 記 の
とおり通知します。
記
1
出願国
2
出願に係る特許権等の種類
3
発明等の名称
4
出願日
5
出願番号
6
出願人
7
代理人
8
優先権主張
50
(別紙様式第8号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)特許権等登録等状況通知書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
平成 年 月 日付け委託契約に基づく開発項目「
」に係る特許権等の
登 録 等 の 状 況 に つ い て 、 委 託 契 約 書 第 2 7条 の 規 定 に よ り 、 下 記 の と お り 通 知 し ま す
。
記
1
出願等に係る特許権等の種類
2
発明等の名称
3
出願日
4
出願番号
5
出願人
6
代理人
7
登録日
8
登録番号
51
(別紙様式第9号)
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)に係る著作物通知書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
平成 年 月 日付け委託契約に基づく開発項目「
」に係る著作物に
つ い て 、 委 託 契 約 書 第 27 条 の 規 定 に よ り 、 下 記 の と お り 通 知 し ま す 。
記
1
著作物の種類
2
著作物の題号
3
著作者の氏名(名称)
4
著作物の内容
52
( 別 紙 様 式 第 1 0号 )
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)に係る特許権等譲渡事前通知書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
この度、本委託事業の成果に係る特許権等につき甲以外の第三者に譲渡する予
定 で す の で 、 委 託 契 約 書 第 28 条 の 規 定 に 基 づ き 、 下 記 の 事 項 に つ い て 事 前 に 通 知
します。
記
1
特許権等の名称及び権利期間
2
特許権等を譲渡する相手方
3
特許権等を譲渡する比率
4
特許権等を譲渡する理由
5
特許権等を譲渡することにより見込まれる効果等
6
特許権等の譲渡予定年月日
7
特許権等の特許権者が2以上の場合、各共有者の承諾の有無
8
特許権等のこれまでの実施許諾について
①相手先
②実施期間
③許諾料収入
(添付書類)
譲 渡 契 約 書 ( 案 )( 写 )
53
( 別 紙 様 式 第 1 1号 )
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)に係る特許権等実施許諾通知書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
この度、本委託事業の成果に係る特許権等につき甲以外の第三者に実施許諾す
る 予 定 で す の で 、 委 託 契 約 書 第 2 9条 第 2 項 の 規 定 に 基 づ き 、 下 記 の 事 項 に つ い て
通知します。
記
1
2
特許権等の名称及び権利期間
特許権等の実施許諾の種類(専用実施権の場合は特許権等の登録年月日を
記述)
3
特許権等を実施許諾する相手方
4
特許権等を実施許諾する理由
5
特許権等を実施許諾することにより見込まれる効果等
6
許諾契約予定年月日
7
実施契約期間
8
特許権等のこれまでの実施許諾について
①相手先
②実施期間
③許諾料収入
9 特許権等の特許権者が2以上の場合、各共有者の承諾の有無
(添付書類)
1 . 実 施 契 約 書 ( 案 )( 写 )
2.実施料算定内訳書(写)
3.実施に係る事業計画書(写)
54
( 別 紙 様 式 第 1 2号 )
平 成 28年 度 フ ー ド バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 推 進 事 業 ( う ち ア ジ ア に お け る 二 国 間 事
業展開支援委託事業)に係る特許権等放棄事前通知書
番
年
支出負担行為担当官
農 林 水 産 省 大 臣 官 房 参 事 官 (経 理 )
号
日
月
殿
(受託者)
住 所
氏 名
,
この度、本委託事業の成果に係る特許権等につき放棄する予定ですので、委託
契 約 書 第 30条 の 規 定 に 基 づ き 、 下 記 の 事 項 に つ い て 事 前 に 通 知 し ま す 。
記
1
特許権等の名称及び権利期間
2
特許権等を放棄する理由
3
特許権等の放棄予定年月日
4
特許権等登録年月日
5
6
特許権等のこれまでの実施許諾について
①相手先
②実施期間
③許諾料収入
特許権等が実施許諾期間中である場合、許諾相手方の承諾の有無
55
(委託費により購入する物品がある場合に追加する。)
(別記様式1)
【物品標示例】
物品標示票
委託事業名
品
農林水産省○○○○委託事業
名
物 品番 号
取得年月日
備
年
月
日
考
(別記様式2)
【物品管理簿例】
購入金額
品
名
規格
員数
事業終了
使用目的 取得年月日 保管場所 後の措置 備考
単価 金額
状況
(注)取得年月日欄には、取得物品の検収を行った年月日を、事業終了後の措置状況欄
には、委託事業終了後に行った処分等(国へ引渡し、継続使用、廃棄等)を記載す
ること。
備考欄には、物品番号その他必要な事項を記載すること。
56
平成28年度フードバリューチェーン構築推進事業
(うちアジアにおける二国間事業展開支援委託事業)
応札資料作成要領
本書は、平成28年度フードバリューチェーン構築推進事業(うちアジアにおける二国間
事業展開支援委託事業)の調達に係る応札資料(評価項目一覧及び提案書)の作成要領を
取りまとめたものである。
1
応札者が提出すべき資料
この要領に基づき、応札者は、下表に示す資料を作成し提出する。
資料名称
資
料
内
容
誓約書
仕様書に記載されている要件を遵守する旨の誓約書
評価項目一覧
発注者が提示する評価項目一覧の提案書頁番号欄に該当する提案
書の頁番号を記載したもの
提案書
仕様書に記載されている要件をどのように実現するかを提案書に
て説明したもの。項目については、「提案書の雛形」のとおり。
添付資料
(3)生産・流通・投資環境調査及び(4)事業化可能性調査にお
ける調査実施者の略歴
添付資料は、直接評価されて点数を付与されることはない。
(注)応札者は、このほかに通常の一般競争入札と同様に、入札書、参加資格を満た
していることを証明する平成28・29・30年度農林水産省競争参加資格(全省庁統一
資格)の資格審査結果通知書の写し(共同提案の場合は、これらに加えて、規約
書(案)等、委託事業を共同で行う旨が分かる文書等)を提出しなければならな
い。
2
誓約書の作成(様式自由)。
仕様書に記載されている要件を遵守する旨の誓約書を作成し、発注者に提出すること
3
評価項目一覧
(1) 評価項目一覧の構成
評価項目一覧の構成は、提案要求事項に従う。詳細は下表のとおり
事
項
概
提案要求事項
要
説
明
提案を要求する事項。これらの事項については、応札者が提出
した提案書について、各提案要求項目の必須項目及び任意項目を
区分し、得点配分の定義に従いその内容を評価する。
例:実施体制、調査内容、調査方法、作業計画、調査実施能力
等
(2) 提案要求事項
57
評価項目一覧中の提案要求事項における各項目の説明は下表のとおり発注者が作成
し提示する「評価項目一覧(提案要求事項)」における「提案書頁番号」欄に該当頁
を記載すること。
項目名
項目説明・記載要領
記載者
評価項目
事業内容に応じて定める評価項目
発 注 者
評価基準
事業内容に応じて定める評価基準
発 注 者
評価区分
必須項目と任意項目の別の区分
発 注 者
得点配分
各項目に対する最大得点
発 注 者
提案書頁番号
応札者が作成する提案書における該当頁番号を記載す
応 札 者
る。
4
提案書及び添付資料の作成
(1) 提案書及び添付資料様式
ア
提案書及び添付資料は、提案書雛型を参考にして10部作成する。
イ
提案書及び添付資料は、A4版カラーにて印刷し、特別に大きな図面等が必要な
場合には、原則としてA3版にて提案書の中に折り込む。
ウ
提出物は、紙資料とともに電子媒体でも提出する。その際のファイル形式は、一
太郎、Ms-Word、Ms-PowerPoint、MS-Excel又はPDF形式とする(これにより難い場合
は、発注者まで申し出ること。)
電子媒体についてはウイルス対策を施すこと。
(2) プレゼンテーション
ア
応札者は、発注者に対して自らの提案内容の説明を行う。
イ
説明に当たっては、農林水産省の会議室等でプレゼンテーションを行うこととし、
実際にプレゼンテーションを行う時間は入札締切後に発注者から別途調整する。
ウ
プレゼンテーションに当たっては、与えられた時間を踏まえ、必要に応じて提案
書とは別に要約版資料を用意するなど効率的に実施できるよう工夫する。
(3) 提案書作成に当たっての留意事項
ア
提案書を評価する者が特段の専門的知識、商品に関する一切の知識を有しなくて
も評価が可能な提案書を作成すること。
なお、必要に応じて用語解説などを添付すること。
イ
応札者は、仕様書のどの部分に関する提案等か、仕様書を引用して明示すること。
なお、仕様書の内容と応札者の提案等を明確に区分できるようにすること。
ウ
提案に当たって、特定の製品を採用する場合は、当該製品を採用する理由を提案
書に記載するとともに、記載内容を証明又は補足するものとしてパンフレット、比
較表等を添付すること。
エ
応札者は、提案内容をより具体的・客観的に説明するための資料として添付資料
を提出すること。
なお、添付資料は、提案書本文と区分できるよう別綴とし、添付資料と明記する
こと。
58
オ
発注者から連絡が取れるように、提案書には担当者の氏名及び連絡先(電話番号、
FAX番号、メールアドレス)を明記すること。
カ
提案書を作成するに当たり発注者に対し質問等がある場合には、別紙の質問状に
必要事項を記載の上、質問は平成28年7月4日(月)までに発注者まで提出すること。
農林水産省大臣官房国際部海外投資・協力グループ海外投資戦略班
担
当
龍、小林
電
話
03-3502-5914
FAX
03-3502-8083
※受付曜日:月曜日~金曜日(行政機関の休日を除く。)
※受付時間:10:00~12:00及び13:30~17:00
キ
再委託(委託事業の一部を第三者に委任し、又は請け負わせることをいう。)を予
定している場合は、軽微(事務的業務であって再委託する金額が委託費の限度額の
50%以内であり、かつ、100万円未満)なものを除き、再委託先の氏名又は名称、再
委託先の業務範囲、契約金額、再委託を行う必要性を明記すること。
また、再委託には以下の制限があるので留意すること。
【ア】事業の全部を一括して請け負わせてはならない。
【イ】事業の主たる部分(総合的企画、業務遂行管理、手法の決定及び技術的判
断等)を請け負わせてはならない。
【ウ】再委託の合計金額は委託費の限度額の50%以内としなければならない。
ただし、以下の場合は上記なお書き【イ】、【ウ】の制限を適用しないこととする。
【エ】再委託先の業務が海外で行われる場合
【オ】公告、放送等の主たる業務を代理店が一括して請け負うことが慣習となっ
ている場合
【カ】会社法(平成17年法律第86号)第2条第3号の規定に基づく子会社又は財
務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則(昭和38年11月27日大蔵省
令第59号)第8条第5項及び第6項に規定する関連会社に業務の一部を請け
負わせる場合
【キ】その他支出負担行為担当官が契約の性質又は目的からやむを得ないと認め
る場合
なお、上記また書き【ウ】の再委託の比率は、上記ただし書き【エ】~【キ】に該当
する再委託の金額を委託費の限度額から減算して計算した率とする。
ク
提案書様式及び留意事項に従った提案書ではないと発注者が判断した場合には、
提案書の評価を行わないことがあるので留意すること。
なお、補足資料の提出、補足説明等を発注者が求める場合があるので、併せて留
意すること。
ケ
提案書等の提出書類の作成及び提出等に係る費用は、提出者の負担とする。
コ
提出された提案書等の返却はしない。
59
別紙
質
社
名
住
所
TEL
問
FAX
質問者
質問に関連する文書名及び頁
質問内容
60
状
提
案
書
雛
型
委託事業の実施方針等
委託事業の実施内容
(仕様書記載の内容、仕様書記載の内容以外の独自の提案を含む)
(仕様書のどの部分に関する提案等か、仕様書を引用して明示すること)
(①GFVC官民協議会の会合運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援、③生産・流通・投資環境調
査の実施及び④事業化可能性調査の実施の4項目について全て記載すること)
実施方法
(会合の運営、実施方法等の提案、実施体制、得られた成果の委託事業内での活用の提案等を含む)
(①GFVC官民協議会の会合運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援、③生産・流通・投資環境調
査の実施及び④事業化可能性調査の実施の4項目について全て記載すること)
作業計画
(委託事業全体の推進方法やスケジュール、効率性を挙げる工夫等を含む)
(①GFVC官民協議会の会合運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援、③生産・流通・投資環境調
査の実施及び④事業化可能性調査の実施の4項目について全て記載すること)
組織の経験・能力
類似業務の経験
(詳細な資料は添付資料とすること)
組織としての実施能力
(過去の業務推進の際の人員配置、経理処理能力、幅広い知見やネットワーク、情報収集能力を有していることの説明を含む)
委託事業実施に当たっての管理・バックアップ体制
(円滑で効率的な事業遂行が可能な人員体制、管理者の知見・経験を含む)
主たる業務従事者の経験・能力
類似業務の経験
(必要があれば詳細な資料は添付資料とすること。特に東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー)及び南
61
アジア(インド)において、会合の開催、企業ミッション対応及び農業・食産業分野における日本企業の海外投資促進に関する調査を実
施した経験の詳細な説明を含む)
委託事業の内容に関する専門知識・適格性
(過去の業務推進状況等に基づく知見や、業務従事者の有形・無形のネットワークの説明を含む)
62
評価項目一覧(提案要求事項)
評
○
価
項
目
委託事業の実施方針等
提案内容の妥当性、独
創性
〃
○
実施方法の妥当性、独創性
〃
○
作業計画の妥当性、効率性
評
価
基
準
仕様書記載の事業内容について全て提案されているか(①GFVC
官民協議会の会合運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官
民ミッションの実施支援、③生産・流通・投資環境調査の実施及び
④事業化可能性調査の実施の4項目について全て提案されているか)
偏った内容の提案になっていないか
評価
区分
必須
得
合
計
点 配
基礎点
分
加
点
5
5
-
仕様書に示した内容以外の独自の提案がされているか(①GFVC
官民協議会の会合運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官
民ミッションの実施支援、③生産・流通・投資環境調査の実施及び
④事業化可能性調査の実施の4項目について、それぞれ独自の提案が
されているか)
10
-
10
会合の運営、実施手法、実施体制、得られた成果の委託事業内での
活用方法に、事業成果を高めるための工夫がみられるか
5
-
5
実施手法・実施体制が明確であるか(①GFVC官民協議会の会合
運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官民ミッションの実
施支援、③生産・流通・投資環境調査の実施及び④事業化可能性調
査の実施の4項目について、それぞれ実施手法・実施体制が明確であ
るか)
情報管理が確保された実施体制となっているか
必須
5
5
-
委託事業全体の推進方法やスケジュールに無理がなく、効率的な実
現が可能と考えられるか
必須
5
5
-
〃
より良い事業成果の達成のために、業務の推進方法やスケジュール
に効率性を高める工夫があるか
5
-
5
〃
現地での調査(生産・流通・投資環境調査及び事業化可能性調査)
並びに二国間政策対話及び官民ミッションの実施支援に際し、無理の
ないスケジュールや効率性を高める工夫があるか
5
-
5
〃
現地での調査(生産・流通・投資環境調査及び事業化可能性調査)
について、現時点で可能な範囲で、調査結果について一定の仮説を立
てることにより、効果的・効率的に調査を進める工夫があるか
立てられている調査結果の仮説は妥当なものか
10
-
10
63
提案書
頁番号
組織の経験・能力
類似業務の経験
組織としての実施能力
委託事業実施に当たっての管理
・バックアップ体制
業務従事者の経験・能力
類似業務の経験
委託事業の内容に関する専門知
識・適格性
過去3年以内にベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャ
ンマー及びインドにおいて会合の開催や企業ミッション対応、農業・
食産業分野における日本企業の海外投
資促進に関する調査を実施しているか
10
-
5
5
-
幅広い知見・国内及び国外ネットワークを持っているか(特に、ベ
トナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー及びインドに
わたるネットワークを持っているか)
優れた情報収集能力(効果的な業務推進体制)を持っているか
5
-
5
円滑で効果的な事業遂行のための人員補助体制が組まれているか
(特に、ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー及
びインドにおいて人員補助体制が組まれているか)
管理者の経験や知見はあるか
5
-
5
過去5年以内にベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャン
マー及びインドにおいて、会合の開催又は企業ミッション対応を実施
した経験を有しているか。
5
-
5
過去5年以内にベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャン
マー及びインドにおいて、農業・食産業分野における日本企業の海外
投資促進に関する調査を実施した経験を有しているか。
10
-
10
事業が遂行可能な人員の確保がなされており、事業を行う上で適切
な財政基盤、経理処理能力を有しているか(①GFVC官民協議会の
会合運営及び事務局業務補助、②二国間政策対話及び官民ミッショ
ンの実施支援、③生産・流通・投資環境調査の実施及び④事業化可能
性調査の実施の4項目全てについて遂行可能な人員の確保がなされて
いるか)
委託事業の内容、特にベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、
ミャンマー及びインドにおける農業・食産業に関する知識・知見を持
っているか
委託事業の内容に関する情報収集能力、当該国(ベトナム、タイ、イ
ンドネシア、カンボジア、ミャンマー及びインド)におけるネットワ
ークを持っているか
(注)
必須
必須
5
5
-
5
-
5
表中○印を付した項目は、価格と同等に評価できない項目。なお、価格と同等に評価できない項目は評価項目の小項目ごとに設定
64
10
評価項目一覧(添付資料)
資
料
項
実施体制及び担当者略歴
会社としての実績
目
資
本業務履行のための体制図
提案の
要 否
必 須
管理者及び業務従事者の経験、知見
必
須
各業務担当者の略歴(委託事業の内容、特にベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマ
ー及びインドにおける農業・食産業に関する知識・知見を持っているか)
必
須
東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー)及び南アジア(インド)に
おける会合開催又は企業ミッション対応の実施経験(過去5年)
任
意
東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー)及び南アジア(インド)に
おける農業・食産業分野における日本企業の海外投資促進に関する調査の実施経験(過去5年)
任
意
調査内容に関する情報収集能力、当該国(ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー
及びインド)におけるネットワーク
任
意
東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、ミャンマー)及び南アジア(インド)に
おける会合の開催や企業ミッション対応、農業・食産業分野における日本企業の海外投資促進に関す
る調査の実施経験(過去3年)
任
意
幅広い知見・国内及び国外ネットワークを持っているか(特に、ベトナム、タイ、インドネシア、カ
ンボジア、ミャンマー及びインドにわたるネットワークを持っているか)
任
意
65
料
内
容
提案書
頁番号
評
価
手
順
書
本書は、平成28年度フードバリューチェーン構築推進事業(うちアジアにおける二国間
事業展開支援委託事業)の調達に係る評価手順を取りまとめたものである。落札方式及び
評価の手続は以下のとおり。
1
落札方式及び得点配分
(1) 落札方式
次の要件をすべて満たしている者のうち数値の最も高い者を落札者とする。
○
入札価格が予定価格の範囲内であること。
○
「評価項目一覧」に記載される要件のうち必須とされた項目をすべて満たしてい
ること。
(2) 総合評価点の計算
総合評価点
=
技術点
+
価格点
技術点=基礎点+加点
価格点=(1-入札価格/予定価格)×価格点の配分
(3) 得点配分
技術点に関し、必須項目及び任意項目の配分を25点及び75点とし、価格点の配
分を50点とする。
2
技術点(必須項目)
25点
技術点(任意項目)
75点
価格点
50点
技術点の加点方法
(1) 技術点の構成
技術点は、基礎点と加点に分かれており、基礎点は評価項目のうちの必須項目、加
点は評価項目のうちの任意項目となっている。
(2) 基礎点
基礎点は、評価項目のうちの必須項目にのみ設定されている。
基礎点は、要件を満たしているか否かを判断するため、満たしていれば満点、満た
66
していなければ0点のいずれかとなる。
なお、満たしていない項目が一つでもあれば、不合格となる。
(3) 加点
加点は、評価項目のうちの任意項目に設定されている。
加点は、評価基準に照らしその充足度に応じて点数が付されるため、基礎点と異な
り様々な点数となる。
3
評価の手続
(1) 一次評価
まず、以下の事項について評価を行う。
○
誓約書が提出されているか。
○ 「評価項目一覧(提案要求事項)」で評価区分欄が必須とされている項目に対して
提案書頁番号欄に頁番号が記載されているか。
○ 「評価項目一覧(添付資料)」で提案の要否欄が必須とされている項目に対して提
案書頁番号欄に頁番号が記載されているか。
(2) 二次評価
一次評価で合格した提案書に対し、「評価項目一覧(提案要求事項)」に記載してい
る評価基準に基づき採点を行う。
なお、複数の評価者のうち1人でも「評価項目一覧」に記載される要件のうち必須
とされた項目を満たしていないと判断した場合には、不合格とする。
また、複数の評価者がいる場合の技術点の算出方法は、各評価者の評価結果(点数)
を合計し、それを平均して技術点を算出する。
(3) 総合評価点の算出
上記(2)により算出した技術点と上記1(2)により計算した価格点を合計して、
総合評価点を算出する。
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