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教育研究所だより

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教育研究所だより
教育研究所だより
理科便り
活 動 の啓 発 ニュース №28
平成26年(2014年)7月14日
明 石 市 教 育 研 究 所
6月30日号
教育研究所長
夜空を見よう!
地球の衛星「月」!
地球より外にある木星などもその周りに持っているのが衛星。(なんと土星には64個も衛星がある。)
でも、地球が持っている月は特別な衛星です。それは、地球の大きさで、こんなに大きな衛星を持つことは、
奇跡と言っていいくらいだからです。ちなみに、人間が作って打ち上げた衛星(天気を調べる「ひまわり」等)
は、人工衛星と呼ばれています。
月の紹介(№27「お月さんクイズ」の答えを見つけよう)
●月の大きさは、半径1738kmで、地球の約4分の1です。
●重さは、地球の約80分の1です。
●地球との距離は、約38万kmで、新幹線で行くとしたら53日かかります。
●自転も地球を回る公転も同じ27.32日で、いつも同じ面が地球の方を向いています。
(ということは、月の裏側は、地球からは絶対に見えません)不思議なことの一つです。
●温度は、昼110℃で、夜マイナス150℃とびっくり!
●昔から、月は人々の生活に欠かせないもので、夜のあかりのかわりにもなっていました。
●月の満ち欠けから「暦」が生まれました。
日本の月周回衛星「かぐや」2009年6月11日任務終了
2007年9月14日10時31分、日本で初めての月探査機がH-ⅡAロケットによって打ち
上げられました。10月4日に月の周回軌道に到着し、「かぐや」は19ヶ月間がんばりました。
そのおかげで、アポロの着陸跡、月の裏側の観測、月のハイビジョン撮影などたくさんの成果をあ
げました。そんな中で、右のような「昇る地球」。(昇る月じゃなくて)月から昇っていく地球で
す。これは、インターネットの「JAXA」で見られます。仕事を終えて、「かぐや」は宇宙のゴ
ミにしないために、月に落とされました。
観察してみよう!
2つの惑星が並んで見える!
● 土星と●火星
7月15日から7月末まで、
午後9時ごろに南西の低めの空のてんびん座に土星、
西寄りのおとめ座の中に火星、
2つの惑星が並んで見えます。
月と2つの惑星が並んで見える!
月と●金星と●水星
7月25日午前4時ごろ、東北東の空のふたご座の中に、北側に水星、東上に金星、東下に月齢27の月と、3
つの星が三角形の配置で並びます。
夏休みには3大流星群の1つペルセウス座流星群!今年は?
毎年流星がほぼ見られる三大流星群「しぶんぎ(四分儀)座流星群」
「ペルセウス座流星群」
「ふたご座流星
群」
。その中で、8月のお盆の頃に見られるのがペルセウス座流星群です。条件が良いときには、1時間当たり
60個以上の流星が見られます。でも、今年は・・・。
ペルセウス座流星群が見られるのは7月17日から8月24日、その期間の内で1番たくさん見られるのは
8月13日ごろです。今年は、満月の2日後の月があるので、うまく月を隠して見ましょう。放射点(流星の
ながれる中心)は、北北東のカシオペア座の下、ペルセウス座の上の方で、見やすい時間は、午後9時から午
後10時ごろ。明け方まで放射点は高くなり続けるので、空が白み始めるまで見ることができます。
流星群-母天体と呼ばれる彗星が太陽の近くを通ったとき、太陽の熱で飛び出した彗星のちりが宇宙空
間に残り、その中を地球が通るとそのちりが地球に落ちてきて流星として見えます。ペルセウス座流星群の母
天体は、スイフト・タットル彗星です。一度行方不明になっていましたが、1992年9月26日、木内鶴彦
さんがもう一度見つけました。133年に1回やって来て、次は2126年に来ます。
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