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ふるさとの演劇の灯 を守り続けたい。
演出家 伊藤 明子さん(57歳) ひ ふるさとの演劇の灯を守り続けたい。 12月18日㈰にたきかわホールで「第7回たきかわ市民劇」が開催されます。総勢30人の市民劇 団員をプロの視点で演出・指導を行っているのが、滝川市出身の演出家・伊藤明子さんです。 ふるさとで育まれた演劇への夢、そしてふるさとの舞台に寄せる思いを伺いました。 演 じるということに興味を持ったきっかけは、小学校 の学芸会で「さるかに合戦」の“かに”を演じたことで した。昔から歌うことや演じることはとても身近なこと だったので、その後江陵中学校、滝川高等学校と演劇部で 活動し、どんどん演劇の魅力に取りつかれていきました。 高校では1つの作品を脚本から演出まですべて学生の手で 創り上げ、とても楽しく充実していたことを覚えています。 この作品で全道大会にも出場し、大人ではできない挑戦的 な内容を評価されました。大学でも演劇を専攻し、卒業後 も劇団での活動やオペラの演出などを行っていたところ、 海外で演劇やオペラを研修する機会をいただきました。多 くのことを経験し学んで帰国した後、平成13年に故郷であ る滝川の市民ミュージカルに協力してほしいと声をかけて いただき、再び滝川とのつながりをもつようになりました。 たきかわ市民劇はワークショップから始まります。遊び を中心としたゲームなどで参加者同士の交流をはかり、創 作のお芝居を作ります。物語を表現するとはどのようなこ となのかを考えつつ、ストーリーの流れや方向性をお互い に相談しあいながら組み立てていきます。演劇経験のない 方も経験者たちと一緒に楽しめるので、演劇の世界への入 り口としてもらえたらと思います。作品は参加者自身の手 で創り上げるものであってほしいということをモットー に、一人ひとりが得意な分野で大いに活躍し、個々の可能 性や創造性を感じることができる場でありたいですね。 以前の滝川は複数の演劇グループが存在し、各校の部活 動も活発で、演劇文化の大変盛んなまちでした。しかしそ のにぎわいも徐々に弱まり一時期は高校の演劇部すらなく なってしまいました。この市民劇もまちの演劇の灯を絶や したくないという思いを軸に、今年も毎週末東京から通っ てきています。今年のテーマは「クリスマス・キャロル」。 クリスマスソングをたくさん取り入れ、大人から子どもま で会場全体で楽しめる作品にできるよう、現在制作の最中 です。劇中のセリフやダンスの振り付けを参加者みずから 考え、小道具などもワークショップの中で作成しています。 情熱と思いのこもった、想像力あふれる手作りの舞台をぜ ひ多くの皆さんに楽しんでもらいたいと思います。 こきょう ◆ 「こうした方が環境に良い」 と分 か っ て い て も、 面 倒 く さ が っ て、 なかなか行動できていませんでし た。今回の特集をきっかけに、意 矢 識して少しでも面倒くさがりを克 12 服出来るように頑張りたいです。 ◆もう 月号の編集が終わりまし た。今年は秋が短くて、あっとい う間に冬の到来。急に寒くなって 体調管理が難しくなりますね。毎 山 日 元 気 に 過 ご せ る よ う に、 脂 肪 村 じゃなく筋肉をつけなくちゃ ! この広報紙は道 産間伐材を使用 しています。 ◆ 市 民 劇 ワ ー ク シ ョ ッ プ を 見 学。 ◀携帯電話用QRコード(ス マートフォンの方はホーム ページをご利用ください) 伊藤先生はさすが舞台の方だけ ■発行/滝川市 ■編集/総務部企画課 ■印刷/㈱須田製版 ◆滝川市役所インフォメーション 〒073-8686 北海道滝川市大町1丁目2番15号 TEL 0125-23-1234・FAX 23-5775 e - m a i l [email protected] ホームページ http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/ 携帯電話サイト http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/m/ あって、エネルギーが強くて、と 12 にかく格好よかったです。本当に 2016. 大人から子どもまで、みんな楽し 広報たきかわ そうだったのが印象的でした。 人口 41,311人(前月比:▲54)/男 19,525人 /女 21,786 人 /世帯数 21,566世帯 (平成28年10月31日現在) 広報たきかわ 26