浜岡原子カ発電所の安全性向上に向けた取り組みのお知らせ 第 31 報①

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◆◆◆浜岡原子力発電所の安全性向上に向けた取り組みのお知らせ
＜＜訓練等のソフト対策＞＞
第 31 報②◆◆◆
中 部 電 力 株 式 会 社
浜岡原子力総合事務所
平成 26 年 5 月発行
■静岡県および御前崎市による津波対策工事の点検および確認について
■３号機 非常用ディーゼル発電機の燃料移送訓練を実施（４月２４日）
◆非常用ディーゼル発電機に燃料を供給するためのポンプが被災により使用できなくなった場合を想定し、仮
設のホースとエンジンポンプを使用して、屋外の軽油タンクから原子炉建屋内のタンクに燃料を移送するた
めの訓練を行った。
◆訓練内容
●移送に係る手順書の読み合わせにより作業内容の確認
●エンジンポンプの起動操作訓練
●原子炉建屋内のタンク接続口の構造確認および取扱訓練
●原子炉建屋内におけるホースの敷設ルート確認および接続訓練
◆4月24日、当社が実施している津波対策工事について、御前崎市の立ち会いの下、静岡県による点検を
受けました。
◆当日は、防波壁嵩上げ工事のうち、一般部の壁部（継壁）およびたて壁の下部補強部について点検を受け
ました。
◆静岡県から、「点検の結果は基準を満足しており、問題ありませんでした。今後も安全に留意して工事を進めて
いただ きたい。」との講評をいただきました。
◆御前崎市から、「今後も安全第一で確実に工事を進めて、市民の安心と信頼を確保することに尽力していた
だきたい。」との講評をいただきました。
一般部たて壁下部
一 般 部 壁部 （ 継壁 ）
補強部点検の様子
点検の様子
エンジンポンプの起動操作訓練
原子炉建屋内のタンク接続口の
構造確認および取扱訓練
≪新規制基準への適合性申請の国による審査状況について≫
今回の訓練の想定範囲
原子炉建屋
燃料ディタンク
非常用
ディーゼル
発電機
■４月は審査会合※１は開催されませんでした。
仮設ホース
面談※２については、４月に３回実施されています。
軽油タンク
仮設エンジン
ポンプ
Ｐ
原子炉建屋内における
ホースの敷設ルート確認
および接続訓練
燃料移送訓練のイメージ
■携帯電話メール（モバイルｉ－Call）を用いた、一斉呼出訓練の実施
◆災害対策要員が災害発生時に参集できることを確認するとともに、災害対策要員の危機管理意識の向上
を図るため、携帯電話メール（モバイルｉ－Call）を用いた、一斉呼出訓練を実施しています。
◆訓練内容
●災害対策要員に対し、訓練日時の事前連絡をしないでメール送信を行い、
応答結果を集約します。
●災害対策要員は、メールの内容を確認し、応答操作を行います。
＜確認項目＞
・受信の確認
・出社時間の目安
・現在地
◆訓練は、毎月１回程度の頻度で実施しており、危機管理意識向上を図って
います。
※１ 審査会合：担当委員出席の下、申請書等の審査が公開で行われます。
（一般傍聴およびネット中継により公開。資料は原子力規制委員会ＨＰにて公開）
※２ 面談：審査会合に加え、申請書の記載内容に関する事実確認等を実施するため、面談（ヒアリング）
が適宜実施されます。（議事概要および資料は原子力規制委員会ＨＰにて公開）
詳細は原子力規制委員会ＨＰを参照ください
＜http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/power_plants.html＞
◆浜岡原子力発電所従事者数
県外 639 名(18%)
御前崎市
1,560 名(44%)
（津波対策工事従事者以外を含む）：4 月 1 日現在 3,553 名
［うち、御前崎市・牧之原市・掛川市・菊川市在住： 2,354 名（66%）］
＜参考＞
定期検査のない期間の平均従事者数：2,600 名程度
（3・4・5 号全号機運転期間中）
4 市以外
の県内
560 名(16%)
菊川市
217 名(6%)
牧之原市
257 名(7%)
掛川市
320 名(9%)