Comments
Description
Transcript
大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる 16
大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる 16 No.01 埼玉県さいたま市 宮原地区では、民間の大規模工場の移転をき っかけに、職・住・遊・学が複合した市の北部 拠点としてのまちづくりが開始されました。 地権者による協議会と行政による検討が重ね られ、景観デザインのための景観指針が作成さ れました。民地での施設建設では、協議会によ る景観の事前協議の仕組みも作られました。 地区を貫く十字骨格道路と、地区中心のシン ボル公園に沿って各種の施設が整備され、質の 高い都市景観が形成されています。 人 行政 学識経験者 まちづくり 協議会 専門家 事業者 住民 地元小学校 民間工場の移転に伴い、跡地を市の北部拠点として整備する構想を策 きっかけ 定した。 行政 民間工場の移転公表 行政が跡地の整備構想、整備計画策定 活動 地権者によりまちづくり協議会発足 協議会によるまちづくりの提案 行政による全体計画の策定 協議会がまちづくりガイドライン策定 行政と協議会の協議により、地区計画 と景観整備指針策定 行政が公共空間デザイン指針策定 景観整備指針等に沿った景観 デザインの実現 まちびらきフェスタ開催 □地権者により「まちづくり協議会」が発足し、まちづくりの提案が行われる 効果 □行政と協議会の協議により、景観整備指針や公共空間デザイン指針が策定される □行政や事業者により、各種の景観指針に沿った景観デザインが行われ、質の高い都 市景観が形成される □まちびらきフェスタ等の PR 活動により周辺住民の地区への関心が向上する 行政・学識経験者 まちづくり協議会・専門家 事業者 住民等 ○拠点整備に向けた構想・ ○地権者によるまちづくり ○景観整備指針に ○まち びら きフ ェ 計画の策定 協議会の発足 ○公共空間デザイン指針、 ○まちづくり憲章/計画/ガ 地区計画、景観整備指針 の策定 ○公共空間デザイン指針に 沿った公共空間デザイン イドラインの作成・提案 ○地区内の建築等の整備に おける景観の事前協議 ○PR 部会による PR 活動 沿った景観デ ザ スタへの参加 インによる施 設 ○地元 小学 生に よ 整備 る絵タイルベン チの制作 http://www.mlit.go.jp/crd/townscape/gakushu/index.htm 大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる 16 土地区画整理で 整備します 1991 跡地活用は? 転決定 移 民間工場の移転が 決まり、跡地利用 の検討が始まりま した。 跡 地 利 用 検 討 委 員 会 市の拠点 として 1997 ヒューマン スケールの まちに 商業・業務 公園 住宅 1998 建物と街路の 一体的整備 景観デザイン 考えよう 協力協調で まちづくり計画概念図 提 案 協議会の提案 を 踏 ま え、行 政により全体 計画が決定さ れました。 住宅 ま ち づ く り 協 議 会 地権者が情報 交換、協議・調整をする場として、協議 会が発足します。 協議会からの 提案です ま ち づ く り 協 議 会 憲ま ち 章づ く り 沿道空間を重視したまちづくりを提案します。 沿道空間を重視した まちづくりを しよう 景観デザインに向けて 地区計画や指針 つくろう 協議会の提案 を 受 け て、行 政と協議会で 検討が重ねら れます。 1999 第1弾 まちづくり ガイドライン インターフェイス ゾーンの重視 民地での設計指針として 「まちづくりガイドライン」を定めます。この 中で、道路や公園と沿道の建物が接する部分(イ ンターフェイスゾーン)を景観整備の中心に位 置づけます。 建物を建てる際には 第4弾 協議会事前協議 景観整備指針 必要です 景 もっとこう したら? 新しく建物 建てます 建 築 計 画 条例により、地区内の建築 には、景観整備指針への適 合と、まちづくり協議会に よる事前協議が義務づけら れました。 景 観 指整 針備 壁面後退距離は このように ま ち 景づ 観く 検り 討協 部議 会会 ノ ー 愛 ザ ン 称 ハ 決 ー 定 ト ! き た ま ち 愛 称 決 定 ! 区画整理の見通し が 立 つ と、議 論 の 中心は空間計画や 空間設計に移って いきました。 第2弾 地 区 計 画 策 定 2000 シンボル公園設計 第 3弾 公共空間デザイン指針 公 共 空 間 デ ザ イ ン 指 針 策 定 道路や公園 広場… 道路や公園の整備に向けて、公共空間 のデザイン指針が定められます。 周辺地域への PR も大事 ノ ー ザ ン ハ ー ト き た ま ち 地区計画図 土 地 区 画 整 理 事 業 決 定 沿道空間 の景観誘導に向けて、壁面後退距離を 定めた地区計画が策定されます。 観 整 備 指 針 策 定 民地の誘導計画として「景観 整 備 指 針」が 策 定 さ れ ま す。 そ の 際 に は、「ま ち づ く り ガ イドライン」が参照され、イ ンターフェイスゾーンを重視 した内容になっています。 2001 指針に沿って デザイン 職・住・遊・学が 融合したまち 土地利用計画図 みんなで協議して いこう 大 宮 北 部 拠 点 整 備 計 画 大宮北 整備構 部拠点 想 埼玉県さいたま市 P R 部 会 協議会では、周辺住 民の関心を高めるた め、PR 部会を設立し、 PR 活 動 に 取 り 組 ん でいます。 2004 まちびらきフェスタ 新しいまち できます PR パンフ 各種施設の完成を記念して、周辺 住民も交えて、まちびらきのイベ ントが開催されました。 16 大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる □景観まちづくりの3原則からみた成功のポイント□ 原則1《地域性》 歴史・文化・産業・意匠・構法・素材などの地域資源の再発見 '3#- ("50)2 ・宮原地区のまちづくりは工場跡地の開発であったことから、景観整備に当たっては、周辺市街地との関係 性が考慮されました。 ・地区の外周部では、面的な緑地が連続した、ゆとりのある景観が形成されました。地区の南北を貫く骨格 的な道路と周辺市街地との結節点周辺では、搭状建築物やピロティ、モニュメント等により、地区への主 要な玄関口としての景観整備が行われました。その他の道路と周辺市街地との結節点周辺では、樹木や花 壇、ベンチ等により、人々の集う小広場となるよう景観整備が行われました。 ・また、地区の中心には、シンボルとなる公園(きたまちしましま公園)が整備されています。筑波山と富 士山を結ぶ軸線が、この地区の中心を通っていることから、この軸を芝生の縞々模様として取り入れたデ ザインになっています。 前面に緑地を伴い、落ち着いた 雰囲気の地区外周部 芝生の縞模様が特徴的な 地区中心のシンボル公園 北部拠点宮原地区位置図 >>大規模な土地利用転換においては、特に、既存の市街地との関係性が重要です。まちのスケールや 通りの性格、まち並みの連続性等に配慮した景観形成が必要です。 原則2《推進体制》 早期からの適切な行政・市民・専門家のコラボレーション -!% 1,+4$&*/ . ・宮原地区の景観まちづくりにおいて重要な役割を果たしたのが、 「北部拠点宮原地区まちづくり協議会」 (以 下、協議会)です。協議会は、市施行の土地区画整理事業の導入決定を受けて、同事業区域内の7地権者 (当初、後に6者に変更)により発足しました[平成9年(1997) ] 。 ・当初は、土地区画整理事業に関する検討・調整が活動の中心でしたが、同事業の目処が立つと、活動をま ちづくり全般へと広げ、建築・都市計画等の専門家の 支援を受けながら検討を進めていきました。 ・そして、民有空間の景観形成に関する自主的な指針を 定めると共に、地区全体や、公共空間のデザインに関 する積極的な提案を行っていきました。 ・協議会は、当初は「まちづくり部会」と「地域冷暖房 検討 ■まちづくり協議会 (地権者による組織) 委託 <専門家> ◎まちづくり部会 ◎地域冷暖房検討部会 ◎景観検討部会 ◎PR部会 提案 ・建築 ・都市計画 ・広告、PR 16 大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる 部会」の2部会でしたが、事業の進捗に伴い、 「景観検討部会」 、 「PR部会」が設置され、より専門的な議 論を重ねながら検討を進めていきました。 >>複数の地権者が関係するまちづくりでは、早期から、景観形成の考え方や目標を共有することが大 切になります。 「まちづくり協議会」のような、協議・調整のための組織を作ると有効です。 >>必要に応じて専門家の適切な支援を得ることで、技術的・制度的裏付けのある構想や計画を策定す ることが可能となり、質の高い景観形成に向けて、実現性のある提案が可能となります。 !$ %' ( ・宮原地区では、工場の移転決定から各種施設の完成まで、10年以上に渡りまちづくりが進められてきまし た。この間、協議会では、専門家の支援を受けながら、民有空間や地区全体の景観形成の検討・提案を行 っていきました。一方、行政でも、学識経験者を交えた委員会等を開催しながら、公共空間の景観デザイ ンや、民有空間の景観誘導について検討を重ねました。 ・そして、事業の様々な段階で、協議会の検討の場に行政が参加したり、行政の各種計画の場に、協議会が 地元関係者として参加したりしながら、お互いの提案をぶつけ合い、議論を重ねていきました。 ・このように、地権者と行政が、それぞれの役割に応じた責任を果たしながら、継続的に議論をおこなって いったことにより、公共空間と民有空間が調和した統一的なまち並みが実現されました。 >>景観まちづくりにおいては、民有空間と公共空間の調和が不可欠です。行政と民間地権者等とが、 それぞれの立場から責任を持って景観の検討を行いながら、継続的に議論・調整を積み重ねていく ことが大切です。 原則3《実現性》 計画の実現のための資金や手法、運営等に対する細やかな配慮 "# *) ・宮原地区の景観まちづくりでは、景観デザインの誘導を目的に、各種の景観指針が策定されました。 [平成11~12年(1999~2000) ] ・協議会により、民有空間における建築物等の整備指針として策定された もので、景観形成の目標イメージや、敷地利用、色彩・緑・サイン等の 基本方針、場所別の方針等が定められています。この中で、沿道空間を 重視したまちづくりに向けて、 「インターフェースゾーン(道路や公園な どの公共施設用地と、沿道の宅地内建物用地とが接する部分) 」を重視し た景観整備の方針が示されました。 インターフェースゾーンの概念図 (出典:北部拠点宮原地区まちづくり 協議会『まちづくりガイドライン』 ) & [平成11年(1999) ] ・道路沿道の連続的な修景の確保や、建築物の圧迫感の軽減、ゆとりのあ る歩行者空間の確保等を目的に、行政と協議会の協議を踏まえ、建築物 の壁面位置の制限等が定められました。同時に、地区計画の運用補足が 策定され、壁面交代部分は、歩道状空地または休憩・修景スペースとし て整備することが定められました。 地区計画による壁面後退と後退 部分の用途 (出典:『北部拠点 宮原地区 地区計画の手引き』 ) 16 大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる [平成12年(2000) ] ・ 「まちづくりガイドライン」を元に、市と協議会の調整が行われ、景観形成 における遵守事項が示されました。この中では、インターフェースゾーン の「沿道壁面」 ・ 「低層部」 ・ 「沿道空地」の指針や、場所別のインターフェ ースゾーンのモデル、景観形成要素(敷地利用など、色彩、緑、照明、ユ ニバーサルデザイン、広告物)の指針等が定められています。 インターフェースゾーンの適用例 (出典: 『宮原地区景観整備指針』 ) [平成12年(2000) ] ・道路や公園・広場といった公共空間についてのデザイ ン指針として、公共空間デザインの基本方針や、景観 構成要素別の計画(舗装、植栽、照明、修景施設、サ イン、ユニバーサルデザイン、色彩) 、主要空間のモデ ルプラン(各道路の位置付け、デザインガイドライン 道路施設断面図 等)等が定められています。策定に当たっては、行政 (出典: 『北部拠点宮原地区 公共空間デザイン指針』 ) と協議会の検討調整会議が行われ、指針の中で、公共空間と民有空間の協調の仕方も示されています。 【協議会】民有空間の景観指針 〈まちづくりガイドライン〉 ・民有空間における建築物等の 整備指針 ・建築形態、壁面後退部分の使 い方、景観構成要素(色彩、 緑、サイン)等の指針 【行政】公共空間の景観指針 【行政】民有空間の景観誘導指針 調 整 〈地区計画〉 ・建築物の壁面位置、壁面後 退部分の用途を指定 〈景観整備指針〉 調 整 〈公共空間デザイン指針〉 ・道路や公園等の公共空間整 備における、デザイン指針 を規定 ・建築物等の整備における 景観形成の遵守事項を規定 民有空間の景観デザイン 公共空間の景観デザイン >>景観まちづくりの理念や目標を実現するためには、全体構想から細部の設計まで、考え方を確認・ 共有していくことが大切です。設計指針等を策定することで、嗜好や主観に影響されず、ぶれのな い景観誘導が可能になります。 ・平成13年(2001)に市は、 「美しいまちづくり景観条例」に基づき、宮原地区を、優れた都市景観を形成 することが望ましい地区として「景観形成重点地区」に指定しました。そして、同条例に基づき、宮原地 区内の建築や広告物等の設置の際の指針となる、 「宮原地区景観整備指針」が策定されました。 「宮原地区 景観整備指針」の策定に当たっては、協議会により作成・提案された「まちづくりガイドライン」を参照 しながら、協議会と行政の協議が行われました。 ・特筆すべきは、景観整備指針の運用方法にあります。建築物等を建設する事業者は、行政への建築確認申 請の提出に先立ち、協議会による事前協議(基本設計段階)と、市景観担当課による協議(基本設計段階 と実施設計段階の両方)が必要とされました。これにより、地区内の施設設計において、協議会の意向を 反映し、また、景観整備指針との照合を確認することが可能となりました。 >>景観まちづくりの構想や計画を実現する上では、数値等による規制だけでなく、各種施設等の設計 16 大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる 段階での細やかな配慮や、創造性を加味した柔らかな協議が重要です。条例等を活用することで、 設計段階まで一貫した景観協議の仕組みを整えることが可能になります。 0 3,4#&1 ・各種施設の整備が進む中、市では、地区内のサイン(案内表示板)の整備に向けて、 「サインマニュアル」 を策定しました。 これは、 「まちづくりガイドライン」 や「景観整備指針」 、 「公共空間デザイン指針」等で 示されたサイン計画を統合したもので、 「歩行者系」 と「車両系」の2つが定められました。 ・公共サインのデザイン基準と共に、民間が設置する サインのデザイン誘導指針も定められました。そし て、サインの乱立を防ぐため、公共と民間のサイン が併せて設置されています。 歩行者系サイン(左)と車両系サイン(右) (出典:北部拠点宮原地区まちづくり協議会 『ノーザンハートきたまちのまちづくり』 ) >>良好な景観形成に向けて、サイン等への配慮も欠かせません。デザイン指針を定めたり、官民が協 力して設置したりすることで、統一的なまち並みが形成されます。 5*(. $0 3/2!,4 ・宮原地区のまちづくりは、市施行による土地区画整理によって基盤整備が行われましたが、これに加え、 複数の補助事業が組み合わされたことで、地区内外の一体的な空間整備が実現しました。 ・平成10年(1998)には、当地区の一部を含んだ「住宅市街地総合支援事業」が承認され、住宅建設(地 区内に1,000戸、地区外にも建設)と基盤整備が決定され、土地区画整理事業と一体的に施行されました。 ・平成14~18年(2002~2006)にかけては、 「まちづくり総合支援事業」により、周辺の環状幹線道路網 と結びつく地区幹線道路の整備の他、駅前広場やエレベーター、公園等、最寄り駅を含む周辺地域におい て必要な都市基盤施設や各種施設の整備が行われました。 >>良好な景観形成に向けては、周辺地域も含めた一体的な整備が効果的です。複数の事業を組み合わ せることで、より高い効果を得ることが期待できます。 0")-'+% ・地域の人々の関心を喚起し、新しくできるまちに愛着を持ってもらうことを目的に、市の主導により、地 元小学生による絵タイルベンチの制作が行われました。 ・歩道の脇に設置されるベンチの座面に、地元小学生がデザインした絵タイルが、小学生の手によって貼ら れました。デザインの作成に当たっては、子どもたちが地域のことを知る絶好の機会として、地域学習を 踏まえ、地域に根ざしたテーマが設定されました。 >>将来の景観まちづくりを担うのは子どもたちです。地域の景観まちづくりに参加した経験は、子ど もたちの思い出になるだけでなく、まちへの愛着や地域への関心を育むことに繋がります。 子どもたちがデザインし、制作した絵タイルベンチ 16 大規模工場跡地に新しいまちの顔をつくる .-*>*8/: ,; ・宮原地区のまちづくりは、大規模工場跡地の活用であったことから、まちづくりの概要の周知や、周辺の 地域住民等との良好な関係構築等が課題となっていました。そこで、まちづくり協議会では、協議会内に 「PR部会」を設置し[平成12年(2000) ] 、様々なPR活動に取り組みました。 !15&$<= ・事業の進捗に合わせ、まちづくりの概要等を紹介するポスターやパンフレットが作成され、駅や各種施設 への掲出や配付が行われました。また、事業の節目には、新聞広告掲載や、プレスリリースの発行も行わ れました。 90'6%#"37 ・北部副都心の拠点地区であることから、 「ノーザンハートきたまち」という愛称が付けられました。また、 ロゴとアイキャッチマークも併せて製作され、様々なPR活動の際に使用されました。 9( &4)+2 ・平成12年度(2001)には、 「埼玉住まい・まちづくり交流展」(主として埼玉県内で住まい・まちづくり に取り組んでいる組織等の交流展) に参加し、 地区の概要やまちづくりの計画等を紹介するパネル展示や、 パネルディスカッションを行いました。 ・各種施設が順次完成していく中で、協議会を中心に、まちびらきイベント開催の気運が盛り上がっていき ました。平成15年(2003)には、地域のお祭りである「見沼春の園芸まつり」にブースを出展し、まち びらきフェスタの開催をPRしました。翌年の1月には、住民ワークショップが開催され、地域の住民と一 緒に、フェスタの内容が検討されました。そして平成16年(2004)に、公園の一部完成にあわせて「ま ちびらきフェスタ」が開催されました。当日は、まちびらき式典の他、特設ステージでの各種イベント等 が開催され、雨天にも関わらず、多数の来場者で賑わいました。 アイキャッチマーク PRパンフレット [平成12年(2000)協議会作成] まちびらきフェスタ記念式典の様子 (出典:北部拠点宮原地区まちづくり協議会 『ノーザンハートきたまちのまちづくり』 ) >>地区の認知度の向上や、事業の円滑な推進等に向けては、周辺住民等の関心や理解の向上も大切な 要素の一つです。景観まちづくりの概要や進捗状況等の、情報提供や積極的なPRが大切です。 >>できるだけ多くの人々にまちの良さを知ってもらうためには、一度、訪れてもらうことが効果的で す。事業の節目や完成時などに、気軽に参加できるイベントを開催すると有効です。