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(795号):【教育ニュースライン】、【改めて「いじめ見逃しゼロ
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
4
月号
<今月号の記事>
1:教育ニュースライン
2:改めて「いじめ見逃しゼロ県民運動」の推進を
3:郷土愛を軸としたキャリア教育の推進について
4:生涯学習と子育てに関する相談業務の紹介
5 : 20年 目 を 迎 え る 「 は つ ら つ 体 験 塾 」 で 豊 か な 体 験 を !
6:県社会教育施設、文化施設等による学習支援
教
育ニュースライン
第4回新潟県グローバル人材育成推進
会議を開催しました。
2月29日に新潟大学の桑原聡副学長を座長
とする「第4回新潟県グローバル人材育成推
進会議」を開催し、本県の主な事業・取組に
ついて、さらなる改善を図るために議論を深
めました。
(1)
第795号
平 成 28年4 月 1 日発 行
編 集 人、 発 行人
新潟県教育委員会
-------------
P1
P2~3
P4~6
P7
P8
P 9 ~ 12
全種
全種
義務
全種
義務
全種
県教育に関する最新ニュースをお知らせします。
「新潟県幼児教育の振興に関する政策
プログラム 子どもが輝く幼児教育の
創造」を配付しました。
義務教育課では、「新潟県幼児教育の振興に
関する政策プログラム」を作成し、県内の保
育所、幼稚園、認定こども園、小学校、特別
支援学校等に配付しました。
これは、各園や学校で、本プログラムを活
用して、幼児教育の一層の充実や保幼小の円
滑な接続につなげていくことを目的として作
成したものです。
5月12日(木)午後1時30分からは、県立
教育センターにて、本プログラムを周知する
ための「幼児教育フォーラム」を開催します。
【第4回新潟県グローバル人材育成推進会議の様子】
主な意見は次のとおりです。
・県が育成したグローバル人材がその後も
県を支えていけるような取組が必要だ。
・海外で文化交流してくるだけではなく、
課題を解決するプログラムを組むことで
さらに力を付けることができる。
・語学だけでなく、総合的な学習の時間な
どを使って、日本や世界各地の問題に関
心を持つことも重要だ。
・企業等がどんな人材を求めているのか、
先生方にも周知してもらう必要がある。
【新潟県幼児教育の振興に関する政策プログラム】
(2) いじめ見逃しゼロ県民運動 私たちはいじめを見逃しません
795号
平成28年4月1日
改めて「いじめ見逃しゼロ県民運動」の推進を
義務教育課
*ロゴマークは県民運動Webページからダウンロード可能です*
「県民総ぐるみで児童生徒を育んでいくこ
と」を趣旨とした「いじめ見逃しゼロ県民運
動」は、今年度10年目の節目を迎えます。10
年目のスタートに当たり、改めて県民運動の
趣旨を確認していただくとともに、一層の運
動の推進をお願いします。
「いじめ見逃しゼロ県民運動」は、学校・
家庭・地域及び関係機関が連携し、いじめを
はじめとした生徒指導上の諸問題の解消と未
然防止に社会全体で取り組むことを目的とし
た運動です。
大きく、次の2つの目標があります。
1 学校・家庭・地域が連携した取組により
児童生徒の社会性を育てる
2 学校・家庭・地域が「いじめ見逃しゼロ」
の意識を共有し、連携して児童生徒にかか
わり、いじめをはじめとする生徒指導上の
諸問題の解消や未然防止に努める
県民運動の変遷
平成18年度、中学生を中心にいじめを苦に
自らの命を絶つという痛ましい事案が、全国
で多発しました。こうした事態を受け、県教
育委員会は、いじめ問題や命の大切さについ
て各学校の実態の総点検と指導の強化に当た
りました。しかし、本県でも生徒が自ら命を
絶つというあってはならない痛ましく残念な
事故が起きてしまいました。このようなこと
は、二度と繰り返してはならないという強い
願いのもと、県民総ぐるみでいじめ根絶に取
り組む、全国でも類を見ない「いじめ根絶県
民運動」がスタートしました。
その後、「深めよう 絆 県民運動」(平成22
年度~平成24年度)、「いじめ見逃しゼロ県民
運動」
(平成25年度~)と名称は変わりますが、
「県民総ぐるみで児童生徒を育んでいくこと」
という趣旨は一貫しています。
2
平成27年度の取組の成果
県教育委員会では、
「いじめ見逃しゼロ県民
運動」の推進母体である「深めよう 絆 にい
がた県民会議」と連携し、平成27年度は「ネッ
トいじめ防止」に重点を置いた取組を進めま
した。
(1) リーフレット「スマートフォン等使用推
奨ルール」の作成・配付
県内PTA連合会とも連携して、保護者に
向けたリーフレット「スマートフォン等使用
推奨ルール」を作成し、昨年末、県内全児童
生徒の保護者に配付しました。
このリーフレットは、県の「いじめ見逃し
ゼロ県民運動」Webページ(http://www.pref.nii
gata.lg.jp/kyoikusomu/1194279102163.html)からダ
ウンロードできます。各学校におかれまして
は、リーフレットの活用について保護者に積
極的に働きかけていただくとともに、PTA
研修会等でも御活用をお願いします。
1
【 作 成 し た リ ー フ レ ッ ト ( 小 ・ 中 ・ 高 )】
(2) 「ネットいじめ防止」CMコンテストの
開催
県内全域から68作品の応募がありました。
3次審査を経て、優秀作品を選出し、2月9
日の「深めよう 絆 にいがた県民会議」で表
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
彰しました。表彰された皆さんは、次のとお
りです。(敬称略)
【映像CMの部】
○グランプリ
村上市立神納中学校生徒会
○最優秀賞
長岡市立桂小学校チームT
新潟県立佐渡総合高等学校
河面江美里
○優秀賞
妙高市立新井中央小学校プロジェクト委員会
加茂市立加茂小学校運営委員会
上越市立春日中学校生徒会
柏崎市立東中学校東友会
新潟県立長岡商業高等学校情報ビジネス科10班
新潟県立新潟高等学校放送部
【音声CMの部】
○優秀賞
長岡市立栖吉小学校生活委員会
新潟県立新潟工業高等学校放送部木村班
優秀作品は、D
VD化して県内全
ての学校に届けま
す。ぜひ、今年度
の「いじめ見逃し
【 CMコンテスト表彰式】
ゼロ強調月間」(6
月・10月)の取組を始め、
「ネットいじめ防止」
の取組に御活用ください。
(3) 「ネットいじめ防止」をテーマにした「深
めよう 絆 県民の集い」の開催
【上越地区】9月27日、妙高市文化ホール
○実践発表:妙高市教育委員会、新井高
等学校「社会科クラブ」の皆さん
○講演「深刻化するネットいじめ その
現状と大人の役割」
(講師:渡辺真由子氏)
【中越地区】9月14日、長岡リリックホール
○オープニング:長岡市立青葉台中学校
音楽部による合唱
○実践発表:柏崎市立柏崎小学校、見附
市立中学校生徒会、長岡市立東中学校
(3)
PTA
○講演 「 スマホとSNS時代で必要な
“情報モラル”の力~ネット社会で安全
に賢く生きる子どもの育成は~」
(講師:桑崎剛氏)
【下越地区】9月27日、村上市民ふれあい
センター
○オープニング:村上第一中学校の総踊り
○実践発表:村上桜ヶ丘高等学校、阿賀
野市立安田中学校、
「街角コンパス」
○講演「いじめって何ですか~いじめに
対する大人の認識を考える~」
(講師:小森美登里氏)
3会場合計1,888名の参加者があり、「ネッ
トいじめ防止」への関心と理解を深める時間
となりました。
3 平成28年度の取組の方向
(1) 「深めよう 絆 県民の集い」の開催
県民運動10年目の節目を迎えることから、
県民運動の中核的な取組である「深めよう 絆
県民の集い」を、11月に総括的な集いとして
開催する予定です。積極的な参加をお願いし
ます。
(2) 改めて県民運動の趣旨を広く周知
リーフレット「スマートフォン等使用推奨
ルール」
、
「ネットいじめ防止」CMコンテスト
入賞作品等、27年度の活動の成果を活用し改
めて県民運動の趣旨を広く周知していきます。
いじめは、どの子にも、どの学校でも起こ
りうる問題です。平成28年度のスタートに当
たり、
「いじめを見逃しません。いじめを許し
ません。
」の合い言葉を改めて確認し、いじめ
の積極的な認知と、早期発見、即時対応に努
めましょう。また、校舎・会議等で横断幕・
懸垂幕を掲出したり、学校だよりに県民運動
のロゴマークや趣旨を記載したりする等、「い
じめ見逃しゼロ県民運動」の周知をお願いし
ます。
(4) いじめ見逃しゼロ県民運動 私たちはいじめを見逃しません
795号
平成28年4月1日
郷土愛を軸としたキャリア教育の推進について
義務教育課
県教育委員会では、「新潟県教育振興基本計
画」において、キャリア教育を重要な柱の一
つとして位置付け、郷土愛を軸としたキャリ
ア教育を推進しています。
義務教育段階では、キャリア教育に関する
計画の整備が進み、職場体験活動やふるさと
への愛着や誇りを育む活動が充実してきてい
ます。
今回は、児童生徒一人一人の夢の創造と実
現を支援することを主な目的とした事業「夢
創造、ナビゲーション事業」について紹介し
ます。
夢創造、ナビゲーション月間は、児童生徒
自身が自分の生き方をじっくり考えたり、教
師や家族が、児童生徒の生き方を一緒に考え
たりする機会を設け、一人一人の夢の創造と
実現を図る取組です。7月をこの月間に位置
付け、全県で、下記の取組を実施し、夢ナビ
カルテ(後述)に記録します。
1
【 図 1 キ ャ リ ア 教 育 に 【図2 ふるさとへの愛
着や誇りを育む体
関する計画の整備
験活動の実施状況】
状況】
平 成 2 6・ 27 年 度 「 県 小 ・ 中 学 校 教 育 課 程 の 編
成・実施状況等に関する調査」より」
今後は、児童生徒が学習したことや体験し
たことを基に、自分の夢を抱き、かなえる力
を育んでいくことが重要です。そのためには、
児童生徒が自分自身の生き方についてじっく
り考えることや、教師や保護者が児童生徒の
夢や思い、迷いなどを受け止め、将来につい
て一緒に考えることが必要となります。
夢
創 造
、
ナ
ビ ゲ
ー シ
ョ
ン
事 業
児童生徒一人一人の夢の創造と実現に向けての支援に取り組みましょう!
小学校の段階から将来について考えさせる機会を設け、DVDを活用した授業やキャリアカウンセリング(教師と
の対話による個別支援)、家族との対話などをとおして、一人一人の夢の創造と実現を支援しましょう。
夢創造、ナビゲーション月間(7月)
○児童生徒自身が自分の生き方をじっくり考える。
○教師や家族が、児童生徒の生き方を一緒に考える。
・キャリア教育DVD「夢サポート」を活用した授業の
実施
夢ナビカルテを活
・キャリアカウンセリングの実施
用し、共有しよう。
・家族との対話週間の実施
夢創造、ナビゲーションサミット
中学生が自分が住むまちの未来の在り方について、それ
ぞれの市町村長や大人と直接語り合い、自分の生き方を考
える。
今まで考えたことのないこと
を深く考え、まちの住人の一人
としてどうあるべきか結論を出
すことができた。
郷土愛の育成に係る副読本の活用
・副読本「にいがた文化の記憶」を活用した授業の実施
・にいがた文化の記憶館学芸員による出前授業
児童生徒アンケートの実施とキャリア教育の効果検証
・児童生徒アンケート及び集計プログラムの活用
・キャリア教育の効果検証
キャリア教育年間指導計画の整備
・キャリア教育年間指導計画の整備
・すべての学年、すべての教科等でキャリア教育を推進
夢ナビカルテの活用
・モデル地区でモニタリング後、Webページに掲載
【図3「夢創造、ナビゲーション事業」概要図】
キャリア教育DVD「夢サポート」を活
用した授業の実施
DVDを授業で活用し、児童生徒が自分の
生き方をじっくり考える学習を行います。
・H26制作:「建設業編」
「医師・看護師編」
「介
護福祉士編」
・H27制作:「農業編」
「伝統工芸編」
「起業家編」
【 H27制 作 の D V D 】
・H28制作予定:「工業」「保育」「第1シリー
ズ総集編」
DVDと組み合わせて
活用すると効果的な出前
授業の依頼先や、調べ学
習に役立つ情報が掲載さ
れた、キャリア教育DV
D「夢サポート」活用ガ
イドが、下記に掲載され
ています。併せて、御活
用ください。
【農業編活用ガイド】
義務教育課:http://www.pref.niigata.lg.jp/gimukyoi
ku/1220551350975.html
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
2
キャリアカウンセリングの実施
DVDを活用した授業や夏季休業前の個別
面談等と関連付けて、担任が児童生徒一人一
人と対話をし、生き方を一緒に考えます。
3
家族との対話週間の実施
夏季休業中に家族と対話する週間を位置付
け、家族が子どもの生き方を一緒に考えます。
本サミットは、中学生が自分の住むまちの
未来について、市町村長や大人と直接語り合
い、自分の生き方を考える取組です。
平成27年度は、10月28日(水)新潟県自治
会館で開催し、上越市、佐渡市、田上町、刈
羽村の中学生及び市町村長、産業界の関係者
等308名が参加しました。
1
講演「夢を描く 夢をかなえる」
上越家畜診療所 丸山知美 獣医師
映画「夢は牛のお医者さん」の主人公丸山
知美さんは、小学生の時に描いた牛のお医者
さんになるという夢をかなえるため、強い意
思を持って自らの生き方を決め、歩んでこら
れました。
映画では描かれなかった家族や支えてくれ
る人々への思いが語られ、「今、夢を持ってい
な い か ら と 焦る 必要
は な い 。 様 々な こと
を 経 験 し 、 感じ て、
可 能 性 を 広 げて ほし
い。」というメッセー
ジ が 送 ら れ まし た。 【丸山獣医師による講演】
丸山先生の「何気なく生きているのはもっ
たいない。」という言葉が心に響きました。
しっかり目標を作って生活し、経験をたく
さん積んでいきたいです。(中学生の振り返
り)
2
実践発表
中学生が、職場体験活動や、地域の事業所、
(5)
行事での体験活動(ジョブチャレンジ)につ
いて発表しました。各市町村は地域のよさを
生かした魅力的な取組を行っていますが、他
の市町村がどのような取組をしているのかを
知りません。互いの実践を紹介し合うことを
とおして、自分の
取組を振り返ると
ともに、他の市町
村の実践から多く
のことを学ぶこと
ができました。
【中学生による実践発表】
3 市町村別グループワーク
「市町村長と語ろう!私たちのまちの未来」
知事からのメッセージや市町村長とのディ
スカッションの後、自分の住むまちの未来に
ついて市町村長をはじめとする大人と語り合
い、未来を担う存
在としての自分の
生き方を考えまし
た。
中学生の鋭い指
摘に大人が驚かさ
れる場面もたくさ 【まちの未来について
ん見られました。 市 町 村 長 と 語 る 中 学 生 】
自分の住むまちのことについて、今日
初めてこんなに真剣に考えることができ
て本当によかったです。これから、まち
のために何ができるかをしっかり考えて、
将来、今よりもっと住みやすいまちにな
るよう努力していきたいです。また、他
の市町村の意見を聞いて、いろいろなア
イディアがあることを知り、もっともっ
といい地域にしていきたいと思いました。
(中学生の振り返り)
4
全体会
「中学生が描く私たちのまちの未来」
中学生が、明日からの自分の在り方を発表
した後、市町村長や大人から、
「願うことは必
ずかなえられる。願わないことは絶対にかな
えられない。」と力強いメッセージが送られま
(6) いじめ見逃しゼロ県民運動 私たちはいじめを見逃しません
した。
このサミットをとおして、中学生は、自分
の住むまちへの愛着を深めるとともに、自分
自身の将来の生き方について真剣に考えるこ
とができました。
平成28年度は、10月26日(水)新潟県自治
会館で開催する予定です。より多くの中学生
から参加してもらえるよう、実施方法を検討
してまいります。
795号
平成28年4月1日
1
児童生徒の学びの履歴(ノート的役割)
学習や活動の中で、自分自身を見つめて記
わだち
録をします。自分の 轍 を振り返ったり、描い
たりするために使用します。
2
児童生徒一人一人の夢の実現の支援(カ
ルテ的役割)
教師や保護者が、児童生徒の夢や思い、迷
い等を受け止め、将来について一緒に考える
ために使用します。
平成27年7月に、新潟県の偉人を紹介した
副読本「にいがた文化の記憶」が県内全ての
中学校に配布されました。
本副読本を作成した「にいがた文化の記憶
館」学芸員による出前授業と併せて、授業で
活用し、郷土愛の育成を図りましょう。
県立教育センター:http://www.nipec.nein.ed.jp/sc/c
areerstation/suisinjigyou/koushilist.pdf
キャリア教育全体計画は、ほぼ全ての小・
中学校で作成されています。(図1)また、年
間指導計画の作成も進んでいます。これらの
計画に基づき、全ての学年、全ての教科で、
キャリア教育を推進できる体制を整えましょ
う。
県立教育センターのWebページにはキャリ
ア教育に関する児童生徒アンケート及び集計
プログラムが掲載されています。児童生徒の
変容を見取るとともに、各学校のキャリア教
育の効果検証に活用してください。
県立教育センター:http://www.nipec.nein.ed.jp/sc/c
areerstation/index.html
夢ナビカルテは、小・中・高等学校の連携
により、児童生徒の一人一人の夢の創造と実
現を支援するための取組です。その役割は2
つあります。
【図4「夢創造、ナビゲーションカルテ」構造図】
平成28年度中には、義務教育課及び県立教
育センターのWebページに掲載する予定です。
市町村支援事業「未来への扉を開くキャリ
ア教育推進事業」は、平成27年度で実施2年
目となり、上越市、佐渡市、田上町、刈羽村、
妙高市、出雲崎町、津南町、粟島浦村の8市
町村で実施されました。
「感動!5日間の職場体験」では、職場体
験活動の実施日数が延伸されるとともに、受
入事業所が大きく増加(H26:1,155事業所
H27:1,324事業所)するなど、地域・産業界
との連携が一層促進されました。
「夢発見、ジョブチャレンジ」は実施回数
が増加(H26:111回 H27:213回)し、「子ど
も参観日」は出雲崎町の中学1年生全員と、
津南町の小学生全員が実施するなど、各活動
が質・量ともに大きく高まっています。
平成28年度は、実施市町村をさらに拡大し、
県内で広く実施する予定です。
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
(7)
生涯学習と子育てに関する相談業務の紹介
県立生涯学習推進センター
受付時間や連絡先は次のとおりです。
今回は、新潟県立生涯学習推進センターで
行っている2つの相談業務について紹介しま
す。
「生涯学習相談」は、クラブ活動や総合学
習のゲストティーチャー、PTA活動の講演
会講師等の情報収集を支援しています。
「家庭教育・子育て電話相談 『 すこやか
コール』」は、子育てに関わる様々な相談に電
話・FAXで対応しています。
当センターでは、県民、市町村生涯学習関
係者、生涯学習関連施設・団体及び学校等か
らの生涯学習活動に関する様々な相談にお答
えし、県内の生涯学習活動を支援しています。
昨年度の相談総数は約770件、うち個人を除い
た学校・市町村・PTA・社会教育施設等から
は、250件を超える相談を受けました。(平成28
年1月末現在)
学校やPTAからは、次のような相談が寄
せられました。
○PTAの役員になったが、どんな活動を
やればよいか分からない。内容や講師を
相談したい。
○PTA、就学時健診の際に家庭教育につ
いて話をしてくれる人はいないだろうか。
○職員研修の指導者を探している。
○読書指導、情報モラル、平和教育などの
講師を紹介してほしい。
皆様からの相談には、当センターの学習相
談員と社会教育主事がお答えします。
相談は、電話、FAX、メールで受け付け
ています。また直接当センターへ御来館いた
だいても結構です。
当センターでは、子育てやしつけなどに悩
みや不安をお持ちの保護者や御家族等からの
電話相談に適切に対応し、家庭の教育力向上
を支援しています。
昨年度は600件を超える相談を受けました。
(平成28年1月末現在)
相談内容で多かったのは以下のとおりです。
○親自身の相談(育児についての悩み、育
児姿勢についての不安など)
○園や学校でのこと(園や学校生活、不登
校、友だち関係、いじめ)
○発育等(反抗期、発達障害、発育状態の
不安)
当センターの相談員は、定期的に研修を重
ね、日々変化している家庭教育の状況をふま
えて相談に対応できるようにしています。
受付時間や連絡先は以下のとおりです。時
間によりFAXでの相談も受け付けています。
(8) いじめ見逃しゼロ県民運動 私たちはいじめを見逃しません
795号
平成28年4月1日
20年 目 を 迎 え る 「 は つ ら つ 体 験 塾 」 で 豊 か な 体 験 を !
県少年自然の家
「はつらつ体験塾」は、県少年自然の家で
行っている「不登校及び不登校傾向のある小
中学生のための宿泊型体験活動(キャンプ)」
です。自然体験と共同宿泊体験をとおして集
団への適応性を高め、エネルギーを充電し、
学校復帰への足がかりとすることを目的にし
ています。平成26年度は、参加した子どもの
91.1%に学校復帰あるいは現状の改善が見ら
れました。子どもたちはキャンプで様々な経
験を重ねることで自信をもち、新たな一歩を
踏み出すことができるようになっています。
今年で20年目を迎える当事業のこれまでの
歩みとその様子について紹介します。
表1
平成28年度「はつらつ体験塾」日程
指導員等の付き添いについて相談に応じる)
としています。参加する子どもたちに対する
支援体制を充実させ、一人一人の実態に合わ
せた柔軟な対応を行っています。
20年間続いている「はつらつ体験塾」には、
不易なことが2点あります。1点目は、活動
プログラムの構成です。プログラムは「人と
のかかわり」「自主・自立」「感動、成就感・
達成感」のある三つの活動で構成されていま
す。例をあげると、「野外炊さんで人とかかわ
ってカレーを作ること。」「自分の体調を考え
て食事をしたり就寝したりすること。」「自分
の力でカヌーを漕いで進み、戻ってくること。」
などです。活動の目標を明確にし、価値ある
体験ができるようにしています。
【感動、達成感を味わえるカヌー体験】
開始以来「はつらつ体験塾」の目的を達成
するために、キャンプの回数や日程、開催場
所についてその都度見直しを行ってきました。
今年度は4・8・3月を除く月に1泊または
2泊で年9回(計10泊19日)のキャンプを行
う予定です。昨年度からは平日開催をせずす
べて土日と祝日を含む連休に開催しています。
これは、子どもたちの学校への登校や適応指
導教室への通級ができるように配慮したもの
です。
また、参加対象について、当初は子ども及
びその家族でしたが、その後は子ども及び保
護者・教職員・指導員等となり、現在は子ど
ものみ(ただし実態により保護者・教職員・
2点目は、大学生ボランティアによる支援
です。大学生ボランティアが、子どもの様子
に合わせて、見守り、励まし、助けます。そ
れによって、子どもは意欲や自信をもつよう
になります。毎回キャンプ前には、「事前研修
会」を行っています。そこで、ボランティア
の心得や役割、参加する子どもについての情
報を確認し、子どもたちを適切に支援できる
ようにしています。
今年度も、一人でも多くの不登校・不登校
傾向のある子どもが「はつらつ体験塾」で豊
かな体験をして、学校復帰へのエネルギーを
高めていってくれることを期待しています。
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
(9)
県社会教育施設、文化施設等による学習支援
県立 図書館、県 立生涯学習 推進センタ ー、新潟県 少年自然の 家、県立近 代美術館 ・万代島美 術館、
新潟 県埋蔵文化 財センター 、新潟県政 記念館、県 立文書館
県社会教育施設、文化施設等では、学校や
児童生徒に対する様々な学習支援を行ってい
ますので、ぜひ御活用ください。
県立図書館では窓口での調査相談・貸出・
複写などのサービス以外にも学校に対する各
種支援業務や児童・生徒の読書活動推進のた
めの事業に取り組んでいます。
施設見学及び職場見学の受入れ
学校の体験活動や社会科見学の一環として、
児童・生徒を対象にした見学ツアーを行って
います。見学では閲覧室などで図書館の機能
について説明するほか、書庫の一部など普段
は立ち入ることができない所も案内します。
また、職業教育の一環として、司書の仕事に
関する質問の時間を設けるなど、子どもたち
との対話も大切にしています。
ています。ぜひ御活用ください。
○ 県立図書館
〒950-8602 新潟市中央区女池南3-1-2
TEL 025-284-6001(代表) FAX 025-284-6832
URL http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/
県立生涯学習推進センターは、様々な学習
情報や学習機会を県民に提供し、生涯学習を
推進する機関です。その事業の中から、主な
取組を紹介します。
1
2
調べ学習への対応
学習の目的、テーマなどに合わせ、調べ学
習のお手伝いをします。また、図書館の利用
ガイダンスや資料の探し方の説明も行います。
1
生涯学習情報の収集と提供
「ラ・ラ・ネット」(新潟県生涯学習情報提
供システム)により生涯学習情報(指導者・視
聴覚教材等)を収集・発信し、また交流の場
を提供しています。
2
講演会や子育てに関する相談業務
「PTA行事の講演会の講師を紹介してほ
しい」
「情報モラルの指導者を紹介してほしい」
などの相談に応じています。また、家庭教育・
子育てに関する電話相談「すこやかコール」
を開設しています。
3
3
グループ学習への支援
閲覧室の中に20人程度まで収容可能な共同
研修室があり、各種の学習活動や文化活動な
どに御利用いただけます。
(団体登録制・無料)
児童生徒のグループ学習のほか、教職員の勉
強会などにも活用いただいています。
ユースコーナーの設置
進路指導に必要な大学案内、留学、語学に
関する本が置かれたコーナーです。このほか
に読みやすい文学作品もあり、若い世代を中
心に利用されています。また、就職や仕事に
関する本は、第2のオフィスコーナーに置い
学校支援や家庭支援の研修会
社会や地域の要請、学校のニーズに応える
ため、行政職員・学校職員・PTA会員・地
域ボランティア・コーディネーターの方々が
参加できる研修会を開催しています。
(例)
・地域連携を担当する教職員研修会
・コーディネーター養成スクール
・家庭教育支援者養成研修会 等
4
4
学習機会の提供・充実
「いきいき県民カレッジ」「にいがた連携公
開講座」は、県・市町村・高等教育機関等の
生涯学習講座等を体系化し、多様な学習機会
を提供しています。また、「著作権セミナー」
(10) いじめ見逃しゼロ県民運動 私 た ち は い じ め を 見 逃 し ま せ ん
や所蔵する視聴覚教材の公開(上映会)等を
開催しています。
5
メディア研修や視聴覚教材活用
情報化の進展に対応した「メディア研修」
、
視聴覚教材コンクールの開催、視聴覚教材・
機材の貸し出し等を行っています。
その他
各種研修会のために「ホール(定員186名)」
「大研修室(定員100名)」を貸出しています。
795号
平 成 28年 4 月 1 日
3
幼稚園・保育園の活動について
春から秋にかけては、野外での散策やゲー
ムを、冬は保護者ともちつきやうどん打ちの
体験活動を楽しんでいます。依頼があれば、
レクリエーションを指導します。
○ 新潟県少年自然の家
〒959-2602 胎内市乙字大日裏
TEL 0254-46-2224
URL http://www.pref.niigata.lg.jp/shizen/
6
○
生涯学習推進センター
〒950-8602 新潟市中央区女池南3-1-2
TEL 代
表
025-284-6110
視聴覚教材の貸出し 025-284-6110
生涯学習相談
025-284-6119
すこやかコール
025-283-1150
ラ・ラ・ネット(新潟県生涯学習情報提供システム)
URL http://www.lalanet.gr.jp/
1 学習支援活動
県立近代美術館・万代島美術館では、子ど
もたちに美術作品の素晴らしさを伝えるとと
もに、コミュニケーション力、表現力、想像
力、創造力の向上を目指した活動を推進して
います。学習指導要領に記された「鑑賞」の
内容を充実させるためにも、県立美術館を御
活用ください。
昨年度は、33,000人を超える多くの皆さん
から利用していただきました。今年度も、皆
様の御相談や御要望に応え、安全に活動して
いただけるようスタッフ一同尽力いたします。
(1) 対話型鑑賞・作品解説・その他
作品をみる力、想像する力、考える力、伝
える力を引き出し、ひいてはコミュニケーシ
ョン能力を育むことができる「対話型鑑賞」
1
小学校の活動について
5年生を主体とした自然体験教室が利用の
中心です。1泊2日の日程で、野外炊さんや
野外ゲーム、カヌー体験、キャンプファイア
を柱として活動しています。雨天時には、木
を素材とした創作活動を行っています。
を行い、また展
示中の作品や作
家についてわか
りやすく解説し
ます。
【対話型鑑賞】
「対話型鑑賞」では学芸員がナビゲーター
となり、子どもたちが自分で感じたことを言
葉にして対話を広げながら鑑賞を進めます。
積極的に鑑賞する態度を引き出すだけでなく、
【野外炊さんの様子】
2
中学校の活動について
年度初めの仲間づくりや学級づくりのため
に、1年生の利用が中心です。依頼により、
所員が構成的グループエンカウンターやレク
リエーションを指導することもあります。
自他の長所を感じ認め合う姿勢も育みます。
また、要望に応じて教職員対象の研修会も実
施し、子どもたちが鑑賞を身近に感じ、積極
的に楽しめる方法を御紹介します。
その他、御相談に応じて施設見学や職場体
験、総合的な学習なども承ります。
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
(2) 出張授業
学芸員が学校に出向き、鑑賞に関わる授業
を行います。各出張先の希望を受けて事前に
打ち合わせをし、実施内容を決定します。展
覧会に合わせて組んだプログラムを御紹介す
ることもあります。(近代美術館で実施。万代
島美術館の場合はお問い合わせください。
)
2 学校等の観覧料免除制度
県立美術館では、小・中・高等学校の教育
課程の一環として団体で来館される場合は、
観覧料が免除されます。
小・中学校、中等教育前期課程、特別支援
学校初・中等部については、
「利用事前調査票」
を一週間前までに御提出ください。
県内の高等学校、中等教育学校後期課程、
(11)
体験の内容等の紹介に加え具体的な日程例を
公開しています。
「本物」に触れることができる校外学習の
場としてぜひ御利用ください。
2
出前授業
職員が学校に出向いて、県内各地域から発
見された出土品に触れながら、説明や体験学
習を行います。出前授業についても授業展開
のプランを複数用意しており、いずれの場合
も専門職員が児童・生徒の疑問に答える時間
を設定しています。
学習支援の際は事前に打ち合わせをさせて
いただき、各校の希望に沿った内容となるよ
う計画させていただ
きます。まずは、お
電話にてお気軽にお
問い合わせください。
特別支援学校高等部については、「観覧料免除
申請書」と「利用事前調査票」を一週間前ま
【縄文土器に触れる様子】
○
でに御提出ください。どちらの様式も各館の
Webページからダウンロードできます。
○ 県立近代美術館
〒940-2083 長岡市千秋3-278-14
TEL 0258-28-4111
URL http://kinbi.pref.niigata.lg.jp/
○ 県立万代島美術館
〒950-0078 新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内
TEL 025-290-6655
万代島ビル5階
URL http://banbi.pref.niigata.lg.jp/
県埋蔵文化財センターは、主に歴史学習に
ついての校外学習の受け入れと、出前授業を
実施しています。
1
校外学習の受入
火起こし体験や石器の使用体験などの古代
もの作り体験と、県内遺跡から発見された出
土品の見学を組み合わせた歴史の学習を行い
ます。また、隣接する国史跡古津八幡山遺跡
史跡公園や、地層(金津層の露頭)の見学を
同日に行うことができます。
Webページ(http://www.maibun.net/)では、
新潟県埋蔵文化財センター
〒956-0845 新潟市秋葉区金津93-1
TEL 0250-25-3981
URLhttp://www.maibun.net/center/top.htm
明治16(1883)年に「新潟県会議事堂」とし
て建設された県政記念館は、明治期の現存す
る唯一の府県会議事堂として国の重要文化財
に指定されています。その貴重な建物を下記
のような学びや学習の場として御活用くださ
い。
1
模擬議会
明治の雰囲気の中で議員になったつもりで
意見を交してみてください。小・中学校、高
校など議会の仕組を学習する社会科で、また
学活、児童会・
生徒会など話合
いの場で活用し
てください。国
の重要文化財の
中で議論すると
【模擬議会の様子(白山小学校
6年生)】
(12) いじめ見逃しゼロ県民運動 私 た ち は い じ め を 見 逃 し ま せ ん
いう貴重な体験が好評です。
2
写真パネル展(新企画)
橋と堀、庶民の生活など毎月テーマを決め
て、所蔵写真パネルを展示します。年代を問
わず、新潟の貴
重な歩みを学ぶ
ことができま
す。テーマは、
下記URLで御
確認ください。
【昭和初期
どっぺり坂から異人池を望む
(師範学校附属の生徒達)】
3
巡検・自主学習
明治から昭和初期の新潟県、また新潟島と
呼ばれる地域の歴史や文化などをグループや
個人で学ぶことができます。館内見学は、職
員が解説しながらの御案内も可能です。
4
文化部活動発表の場
合唱部、吹奏楽部等の発表の場として、議
場を舞台に公演することができます(客席定
員80名)。また、写真部等の展示も可能です。
郷土の誇るべき建造物に興味・関心をもっ
ていただき、是非御活用ください。
○
新潟県政記念館
〒951-8132 新潟市中央区一番堀通町3-3
TEL 025-228-3607
URL http://niigata-bs.sakura.ne.jp/si/kensei/index.html
県立文書館は、新潟県の歴史を記した古文
書等の文字資料を保存し、それらを県民の皆
様に活用していただくための機関です。
795号
平 成 28年 4 月 1 日
覧・利用に供しています。
(3) 文書の調査・研究
所蔵文書や各地に所在する文書の調査及び
保存について研究を行っています。
(4) 文書の保存・活用の普及・啓発
保存文書を分かりやすく紹介する常設展
示や各種講座などを開催しています。
2 学校教育との関わり
(1) 教材研究
明治~戦前の県内刊行新聞(複製)は、授
業素材として多く利用されています。また、
授業の素材となる地域資料の所蔵の有無や、
活用方法などの相談を受けています。
(2) 職場体験学習
キャリア教育の一環として、児童・生徒の
職場体験学習・職場訪問を受入れています。
資料の整理、修復など、文書館の仕事を体験
することができます。
(3) Webページの活用
文書館Webページコンテンツ「越後佐渡ヒス
トリア」は、所蔵資料を用いた郷土史に関す
るコラムで、写真と平易な文章で構成されて
います。授業の導入などで活用できます。
県立図書館と共同で運営している「越後佐
渡デジタルライブラリー」は、県内の多くの
歴史資料を画像で見ることができます。
ぜひ、文書館を御活用ください。
○
県立文書館
〒950-8602 新潟市中央区女池南3-1-2
TEL 025-284-6011
URL http://www.archives.pref.niigata.jp/
※ PDFファイルで御覧の方は、下線部(Webページアドレス)
をクリックすると、直接該当Webページへジャンプしますので
御活用ください。Webページでも御覧ください。バックナンバー
も御覧になれます。「教育月報」で検索してください。
1 文書館の仕事
(1) 文書の整理・保存
古文書・公文書を体系的に整理し、県民共
有の財産として保存しています。
(2) 文書の閲覧・利用
整理を終え、所定の手続きを経た文書を閲
発行所
所在地
電 話
E-mail
新潟県教育庁総務課
〒 950-8570
新潟市中央区新光町4番地1
025-280-5587 F A X 025-285-3766
[email protected]
Web版 URL
http://www.pref.niigata.lg.jp/kyoikusomu/
**本紙に関する御意見がありましたら、お寄せください**
<無断転載を禁ず>
第795号
平成28年4月1日
新潟県は個を伸ばす教育を推進しています
(13)
●県立万代島美術館(新潟市)
「現代のアートとデザイン」
●県立近代美術館(長岡市)
「ジブリの大博覧会」
平成26年に公開され
た映 画「 思い出 のマ ー
ニー 」の 世界を 実体 化
した 「思 い出の マー ニ
ー× 種田 陽平展 」を は
じめ 、ス タジオ ジブ リ
設立30年の歩みを体感
でき る夢 の世界 をお 楽
しみいただけます。
美術館に足を運び、展覧会を見た後、どのよう
な気持ちになるでしょうか。一つ一つの作品は記
憶に残っているでしょうか。「現代」「アート」「デ
ザイン」に興味のあるなしに関わらず、美術館に
でも行ってみようかな?と思ったら、それが新た
な世界と出会うチャンスです。ずらりと並んだ作
品をただ「眺めて」終わるのではなく、いつもよ
りももう少し、ゆっくり作品と向き合ってみませ
んか。
県立美術館の所蔵品から、西暦2000年前後に制
作された新しい作品を中心に、展示空間と作品を
新鮮な目と心で体験していただく展覧会を開催し
ます。
©2014GNDHDDTK
○会
期
○休 館 日
開催中~5月15日(日)
4月11日(月)、18日(月)、25日
(月)、5月9日(月)
○開館時間 午前9時~午後5時
(観覧券の販売は午後4時30分まで)
○会
場 県立近代美術館 企画展示室
○観 覧 料 一般1,300 円(1,100円)
高校・大学生1,100円(900円)
中学生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金です。
「コレクション展第1期」
展示室1
展示室2
展示室3
「工芸の魅力」
「近代美術館の名品」
「裸婦一同」
○会
期
○休 館 日
4月1日(金)~5月22日(日)
4月11日(月)、18日(月)、25日(月)
5月9日(月)、16日(月)
○開館時間 午前9時~午後5時
(観覧券の販売は午後4時30分まで)
○会
場 県立近代美術館コレクション展示室
○観 覧 料 一般430円(340円)
高校・大学生200円(160円)
中学生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金です。
※ 企画展「ジブリの大博覧会」開催期間中は同
展覧会の観覧券で観覧できます。
県立近代美術館では学校向けの教育普及プログラム
を用意しています。詳しくはこちらを御覧ください。
年間スケジュールはこちら
県立近代美術館
住所 長岡市千秋3丁目278-14
TEL 0258-28-4111
URL http://kinbi.pref.niigata.lg.jp/
籔内佐斗司《走る童子》1996年
県立近代美術館・万代島美術館所蔵
〇会
期 開催中~4月17日(日)
○休 館 日 4月11日(月)
○開館時間 午前10時~午後6時
(観覧券の販売は午後5時30分まで)
○観 覧 料 当日一般310円(250円)
高校・大学生150円(120円)
中学生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金です。
県立万代島美術館
住所 新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内
TEL 025-290-6655
万代島ビル5階
URL http://banbi.pref.niigata.lg.jp/
●(公財)新潟県埋蔵文化財調査事業団
「平成25・26年度新資料展」
平成25・26年度に新潟県教育委員会・新潟県埋
蔵文化財調査事業団が発掘調査した遺跡を、出土
品と遺跡の写真で紹介します。
〇会
〇会
期
場
開催中~平成28年7月中旬まで
新潟県埋蔵文化財センター
1階・企画展コーナー
※入館・観覧料無料
(公財)新潟県埋蔵文化財調査事業団
住所 新潟市秋葉区金津93番地1
TEL 0250-25-3981
E-mail [email protected]
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