岩手の食文化と郷土料理を 生かした食育

2013/11/9
私と料理の出会い
岩手の食文化と郷土料理を
生かした食育
郷土料理研究家
梅津 末子
料理の楽しさや食の大切を母から教わ
る。
 母から受け継いだ味と心が原点となり、
料理の道に進む。
 料理教室での助手を経て、50歳で独立。
 生徒への指導の傍ら、女子栄養大学の
通信講座を受講し、最新の栄養学を学
ぶ。

食をめぐる課題
広がる５つの「こ食」
 大人の死因で多いのは生活習慣病

 何を選択したらいいか分からない

 食料品の60％が輸入

 朝食を食べない子どもは約６％
 食品の安全性に対する信頼の低下
 食事の作法や礼儀を知らない


孤食・・ひとりで食べること
小食・・しょうしょく。食べる量が少
ないこと
個食・・自分の好きなものを各々が
食べること
粉食・・スパゲティーやパンなど粉を
使った主食を好んで食べること
固食・・固定された自分の好きなもの
しか食べないこと
なぜ「食育」が必要なのです
か？
食育ってどんなことをすればい
いの？
【食育とは】
様々な経験を通じて「食」に関する
知識と「食」を選択する力を習得し、
健全な食生活を実践することができる
人間を育てること。（食育基本法）

心身の健康と食の関係
食習慣、健全な味覚、健康と食事

食を営む能力や技術
食の安全、食の選択、食事づくり
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健康のために・・


食と人との関わり
共食、コミュニケーション、
食事マナー
まごわやさしい
食料の生産流通・環境問題・食文化
食を大切にする心、環境問題、
岩手の食文化
四群点数法のすすめ
まごたちにわやさしい
カルシウムなどの
日本人に不足しが
ちな栄養素を含み、
栄養バランスを完
全にする食品群
筋肉や血液などを
作るために必要な
良質タンパク質を
含む食品群
ビタミンやミネ
ラル、食物繊維
の供給源となり
体の働きをス
ムーズにする食
品群
力や体温の素にな
る、エネルギー源
の食品群
必須アミノ酸（９種類）
１
２
３
４
５
リジン
メチオニン
イソロイシン
ロイシン
フェニレアラニン
６
７
８
９
スレオニン
トリプトファン
バリン
ヒスチジン
必須アミノ酸 お米（比較）大豆
《参考》
リジン
メチオニン
不足
多い
多い
不足
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魚の役割
朝食をかしこく食べて元気な子
【ＥＰＡ、ＤＨＡ】
〇 エイコサペンタエンサン
血をさらさらに
集中力、記憶力をアップするために
主食＋主菜＋副菜をそろえて食べよう
〇
副菜
主菜
ドコサヘキサエンサン
頭の働きを良くする
主食
汁もの
３つの食文法
①
一汁三菜
汁物、副菜、主菜、ご飯を大事に
する
② 自分の住む場所の近くで採れたも
のを食べること
③ 食べ物への感謝の気持ちを持つこ
と
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５つの法則
食文化の伝承活動
講習会
【５色】
白、赤、黄、緑、黒
【５味】
甘い、酸っぱい、辛い、塩っぱい、
苦い
【５法】
煮る、焼く、むす、揚げる、和える
親子で楽しむ食体験
男性向け料理教室
調理するための基本
①
②
③
④
⑤
⑥
清潔な服装
手をよく洗う
指輪と時計は外す
傷のある手で調理しない
調理器具はまめに殺菌
ふきん、まな板の殺菌
調理技術の向上に加えて
◎
◎
◎
盛り付け方法
食器の工夫
たのしい食事の演出者であっ
てほしいもの
☆
食卓に、
花一輪やテーブルセンター
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