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InstallGuide_Baseサ..

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InstallGuide_Baseサ..
NetCOBOL Base Edition
サーバ運用パッケージ V10.3.0
インストールガイド
Windows
B1WD-S098-01Z0(00)
2012年1月
まえがき
本書は、製品のインストール/アンインストール方法とインストール/アンインストールに際して特に注意すべき事項、参考となる情報
等を記したものです。
高度な安全性が要求される用途への使用について
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、原子
力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療
用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接
生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造されたものではあり
ません。
お客様は本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客様がハイセイ
フティ用途に本製品を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても富士通株式
会社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。
商標について
・ Microsoft、Windows、Windows VistaおよびWindows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登
録商標または商標です。
・ Adobe、Adobeロゴ、Adobe Acrobat、Adobe Acrobatロゴは、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社) の商標です。
・ Pervasive、Pervasive Software、Pervasive.SQL、Btrieve、およびPervasive Software ロゴは、米国Pervasive Software Inc. の米国お
よびその他の国における商標または登録商標です。
・ その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
製品の呼び名について
本書に記載されている製品の名称を、以下のように略して表記します。
正式名称
略称
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation
Windows Server 2008
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation
Windows Server 2008
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard
または
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise
Windows Server 2008 R2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Windows Server 2003
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition
Windows Server 2003
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
または
Windows Server 2003 R2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Windows Server 2003 x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
-i-
正式名称
略称
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Adobe(R) Reader(R) 9
Adobe Reader 9
Adobe(R) Reader(R) X
Adobe Reader X
Adobe(R) Acrobat(R) 9
Adobe Acrobat 9
Adobe(R) Acrobat(R) X
Adobe Acrobat X
・ 次の製品すべてを指す場合は、「Windows」と表記しています。
- Windows Server 2008
- Windows Server 2003
- Windows Server 2003 x64 Edition
・ リモートデスクトップ機能のサーバ側機能は、Windows Server 2003ではターミナルサーバーです。Windows Server 2008ではター
ミナルサービスのため、両方を指す場合は単にターミナルサービスと記載します。
輸出管理規制について
本ソフトウェアを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必
要な手続きをおとり下さい。
お願い
・ 本書を無断で他に転載しないようお願いします。
・ 本書は予告なしに変更されることがあります。
2012年1月
Copyright 1994-2012 FUJITSU LIMITED
- ii -
目 次
第1章 インストール.....................................................................................................................................................................1
1.1 インストール上の注意事項..................................................................................................................................................................1
1.2 インストール方法.................................................................................................................................................................................1
1.3 セットアップタイプとコンポーネントの関係..........................................................................................................................................2
1.4 オンラインマニュアルのインストール方法...........................................................................................................................................3
第2章 アンインストール..............................................................................................................................................................4
2.1 アンインストール上の注意事項...........................................................................................................................................................4
2.2 アンインストール方法..........................................................................................................................................................................4
第3章 サイレントインストールについて........................................................................................................................................5
3.1 機能概要.............................................................................................................................................................................................5
3.2 サイレントインストールによるインストール方法...................................................................................................................................5
3.3 セットアップ情報ファイルの記述方法.................................................................................................................................................5
3.4 使用例.................................................................................................................................................................................................6
第4章 注意事項.........................................................................................................................................................................7
- iii -
第1章 インストール
1.1 インストール上の注意事項
・ インストール時に十分な空きディスク容量があっても、ディスクの属性(クラスタなど)によりファイル複写中に容量不足が発生するこ
とがあります。
この場合、既に複写されたフォルダやファイルを削除した後、インストール先のドライブを変更するか、更に十分な空きディスク容
量を確保した上で、再インストールを行ってください。
詳細は、各製品固有のインストール説明書を参照してください。
・ インストール先にドライブルートおよびネットワークドライブを指定しないでください。正しくインストールされない場合があります。
・ インストール先にNetCOBOL for .NETシリーズ、64ビットのNetCOBOLシリーズ、および他製品のインストールフォルダを指定しな
いでください。それぞれの製品が正しく動作しない場合があります。
・ Windows Server 2008にインストールする、またはアンインストールする場合、イベントログにボリューム シャドウ コピー サービス エ
ラーが出力されることがありますが、ボリューム シャドウ コピー サービスおよび本製品の動作には問題はありません。
・ NetCOBOL JEF オプションと併せてお使いの場合には、当製品をインストールした後に、NetCOBOL JEF オプションをインストー
ルしてご利用ください。
・ インストール時に、以下のメッセージが表示される場合があります。メッセージが表示された場合は、製品をアンインストールし、全
角文字および半角カナ文字を含まないユーザ名でログオンしてインストールしてください。
Command line option syntax error. Type Command /? for Help.
・ Windows Server 2008にインストールする時、「インストールするアプリケーションを使用できるユーザの指定」で「現在のユーザの
み」を選択した場合、管理者権限のあるユーザであっても、[プログラムのアンインスト-ルまたは変更]画面から、「変更」、「修正」、
または「削除」を行うことができない場合があります。そのため、支障がない限り「このコンピュータを使う全ユーザ(全てのユーザ)」
を指定してください。「現在のユーザのみ」を選択した場合のアンインストール方法は、“2.1 アンインストール上の注意事項”を参照
してください。
・ NetCOBOLのインストール中に、以下のメッセージが表示される場合があります。
Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。今すぐ再起動しますか?
[はい][いいえ]」
本メッセージが表示された場合は、[いいえ]を選択し、NetCOBOLのインストール後にコンピュータを再起動してください。
なお、サイレントインストールなど、メッセージへの応答を回避する必要がある場合には、NetCOBOLをインストールする前に、以下
の再配布可能パッケージをインストールしてください。
- Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
- Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
再配布可能パッケージは、以下のMicrosoft社のURLよりダウンロードすることができます(注)。
- Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=200B2FD9AE1A-4A14-984D-389C36F85647&displaylang=ja>
- Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
<http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=766A6AF7-EC73-40FFB072-9112BAB119C2&displaylang=ja>
注:ダウンロードサイトのURLは変更される事があります。
1.2 インストール方法
以下の手順で本製品をインストールしてください。
-1-
インストール方法には、ここで説明している通常のインストール方法に加え、インストーラからの応答なしでインストールするためのサイ
レントインストールの方法があります。サイレントインストールについては、“第3章 サイレントインストールについて”を参照してください。
1. Windowsを起動し、ローカルマシンのAdministrator権限でログオンします。
2. 実行中のアプリケーションをすべて終了してください。
3. ターミナルサービスをお使いの場合は、オペレーティングシステムの状態をInstallモードに変更してください。
- change user /install : Installモードに変更する。
- change user /execute : Applicationの実行モードに変更する。
- change user /query : モードを表示する。
なお、本製品のインストール後はApplicationの実行モードに戻してください。
4. セットアップディスクをDVD-ROMドライブに入れます。自動的にインストーラが起動されます。
自動的にインストーラが起動しない場合は、セットアップディスクから「x:\autorun.exe」を起動してください(xはDVD-ROMドライ
ブのドライブ文字です)。
注意
DVD装置がないマシンへインストールする場合
1. DVD装置を内蔵したマシンをネットワーク接続し、セットアップディスクをDVD-ROMドライブに入れます。
2. ネットワーク経由で、セットアップディスクの全ての内容を、インストール対象マシンのローカルフォルダにコピーします。
3. 2.のローカルフォルダにある「autorun.exe」を起動してください。
5. 表示された画面の「NetCOBOLシリーズのインストール」を選択します。
6. 製品に添付されているインストールキーを入力して、インストールを開始してください。以降、画面に表示される指示に従って、イ
ンストールを進めてください。
7. ユーザ情報画面で、ユーザ情報の入力および使用するユーザの指定を行ってください。支障がない限り「このコンピュータを使
う全ユーザ(全てのユーザ)」を指定してください。詳細は、“1.1 インストール上の注意事項”を参照してください。
8. 「標準」、「コンパクト」、「カスタム」のいずれかのセットアップタイプを選択します。「標準」および「コンパクト」を選択した場合にイ
ンストールされるコンポーネントは、“1.3 セットアップタイプとコンポーネントの関係”を参照してください。
9. Windows Server 2008にインストールする場合、「Microsoft Windows エラー報告(WER)サービスを利用して、ダンプを出力する
ための設定を行いますか?」のメッセージダイアログが表示されます。本機能を有効にすることで、プログラム例外発生時の原因
調査を行う際の有効な資料となるクラッシュダンプファイルが作成されます。
詳細は、“第4章 注意事項”の“Microsoft Windows エラー報告 (WER) サービスの設定について”を参照してください。
インストール後の補足事項
・ インストール後、コントロールパネルの[プログラムのアンインストール]を選択し、[プログラムのアンインスト-ルまたは変更]画面よ
り、インストールしたファイルについて「変更」および「修復」を行うことができます。
・ インストールが完了すると、インストールしたマシンのレジストリ情報に当製品のインストール情報が格納され、環境変数 PATH お
よびLIBに当製品のインストール先フォルダが設定されます。
1.3 セットアップタイプとコンポーネントの関係
インストール時に指定するセットアップタイプには3パターンあります。
標準
下表に示すコンポーネント(およびサブコンポーネント)をインストールします。
コンパクト
下表に示すコンポーネント(およびサブコンポーネント)をインストールします。
-2-
カスタム
ユーザが必要なコンポーネント(およびサブコンポーネント)を選択し、インストールすることができます。
コンポーネント名
サブコンポーネント名
セットアップタイプ
標準
コンパクト
インストール先フォルダ
NetCOBOL ランタイ
ムシステム
-
○
○
指定したインストール先フォルダ
PowerCOBOL ラン
タイムシステム
-
○
○
指定したインストール先フォルダ
PowerCOBOL ランタイ
ムシステム V3
×
×
備考
○:インストールする機能
×:インストールしない機能
1.4 オンラインマニュアルのインストール方法
オンラインマニュアルは、以下の手順でインストールしてください。
1. Windowsを起動し、ローカルマシンのAdministrator権限でログオンします。
2. 実行中のアプリケーションをすべて終了してください。
3. ターミナルサービスをお使いの場合は、オペレーティングシステムの状態をInstallモードに変更してください。
- change user /install : Installモードに変更する。
- change user /execute : Applicationの実行モードに変更する。
- change user /query : モードを表示する。
なお、オンラインマニュアルのインストール後はApplicationの実行モードに戻してください。
4. セットアップディスクの「x:\Document\setup.exe」を起動してください(xはDVD-ROMドライブのドライブ文字です)。
5. 以降、画面に表示される指示に従って、インストールを進めてください。
オンラインマニュアルを製品プログラムの前にインストールする場合は、インストールキーの入力ダイアログが表示されます。その
場合は、製品に添付されているインストールキーを入力して、インストールを開始してください。
-3-
第2章 アンインストール
2.1 アンインストール上の注意事項
・ アンインストールは、製品のインストーラにより作成された環境および複写されたファイルに対してだけ削除処理を行います。製品
の使用などにより作成された環境およびファイルに対しては削除処理を行いません。
・ アンインストール処理が終了しても、アンインストールの完了を示すダイアログボックスが前面に表示されないことがあります。この
場合、【Alt】+【Tab】キーを押して、タスクの切り替えを行ってください。
・ アンインストール後、製品フォルダが残っている場合があります。このフォルダは削除してもかまいません。ただし、他製品と連携し
て使用しているコンポーネントは注意してください。
・ NetCOBOLのインストール先フォルダ配下の以下のフォルダは、製品アンインストール時に強制的に削除されます。このフォルダ
配下にはデータを保存しないでください。
インストール先フォルダ\eclipse\configuration
・ NetCOBOLのインストール先フォルダ配下に拡張子が.chwのファイルが残る場合がありますが、製品インストール後に作成される
ファイルであり削除しても問題ありません。
・ Windows Server 2008にインストール時、「インストールするアプリケーションを使用できるユーザの指定」で「現在のユーザのみ」を
選択した場合、管理者権限のあるユーザであっても、[プログラムのアンインスト-ルまたは変更]画面から「変更」、「修正」、または
「削除」を行うことができないことがあります。
「変更」、「修正」、または「削除」を行う場合は、セットアップディスクの「NetCOBOL」フォルダを開き、「setup.exe」を右クリックし、「管
理者として実行」を選択し、「変更」、「修正」、または「削除」を行ってください。
2.2 アンインストール方法
以下の手順で本製品をアンインストールします。
1. [スタート]メニューをクリックします。
2. 次に[コントロールパネル]をクリックし、コントロールパネルを開きます。
3. [プログラムのアンインストール]を選択し、[プログラムのアンインスト-ルまたは変更]画面よりアンインストールを行ってください。
4. 以降、画面に表示される指示に従って、アンインストールを進めてください。
注意
上記は、Windows Server 2008を元に説明をしています。
-4-
第3章 サイレントインストールについて
3.1 機能概要
サイレントインストールとは、インストール時に表示されるダイアログを抑止し、あらかじめファイルに指定しておいたセットアップ情報を
もとにインストールを行う機能です。
サイレントインストールは、初回インストール時のみ有効でありメンテナンスモード(変更と削除)では、本機能は使用することはできませ
ん。
3.2 サイレントインストールによるインストール方法
セットアッププログラムを起動する際、セットアップ情報ファイルの格納場所(フルパス)をパラメタに指定します。セットアップ情報ファイ
ルのファイル名は、SILENT.INIでなければなりません。フォルダ名に空白文字を使用する場合は引用符で囲んでください。
また、セットアップコマンド(Setup.exe)は、セットアップディスク内のNetCOBOLフォルダ配下に格納されています。
SETUP.EXE
/zセットアップ情報ファイルの格納場所先フォルダ
注意
・ インストール対象となっている製品またはコンポーネントが既にインストールされている場合、正しくインストールされない場合があ
ります。
・ 前バージョンの製品がインストールされている場合は、前バージョンの製品をアンインストールしてからインストールしてください。
3.3 セットアップ情報ファイルの記述方法
(1) セットアップ情報ファイルの形式
セットアップ情報ファイルには、以下のような指定を記述します。
[INSTALL]
Silent=YES/NO
Key=インストールキー
UserName=ユーザ名
CompanyName=会社名
SetupType=TYPICAL/COMPACT
DestPath=インストール先
ProgramFolder=プログラムフォルダ名
Reboot=YES/NO
インストール時のセットアップ情報を指定する INSTALLセクションを記述します。
INSTALLセクション内に必要なセットアップ情報を指定することにより、ユーザが意図とするインストール処理を行うことができます。
(2) キーネームと設定値の説明
以下にそれぞれのキーネームと設定内容を説明します。
キーネームおよび設定値は、大文字・小文字を区別しますので、セットアップ情報ファイルの作成にあたっては注意してください。
Silent
サイレントモードでインストールを行うか指定します。"YES" を指定するとサイレントモードでのインストール処理を、"NO" を指定す
ると通常のインストール処理を行います。"NO"が指定されていると、"Key"以外のキーネーム指定は全て無効になります。
Key
製品パッケージに同梱されているインストールキーを指定します。インストールキーの指定値に誤りがあると、インストール処理を中
断します。
-5-
UserName
製品を使用するユーザ名を指定します。
CompanyName
ユーザが属する会社名を指定します。
SetupType
製品インストール時のセットアップタイプを指定します。"TYPICAL" または "COMPACT"が指定できます。"TYPICAL" を指定する
と、もっとも一般的なオプションでインストールされ、ほとんどのユーザにお勧めします。 "COMPACT" を指定すると、必要最小限
のオプションでインストールされます。
DestPath
製品をインストールするインストール先フォルダ名を指定します。フルパスで指定してください。
ProgramFolder
製品のプログラムアイコンを登録するプログラムフォルダ名を指定します。
Reboot
製品を使用するためには、コンピュータを再起動しインストーラが設定した情報を有効にする必要があります。ここでは、インストー
ル処理終了後に直ちに再起動を行うか、後で再起動を行うか指定します。 "YES" を指定すると直ちに再起動を行い、"NO" を指
定するとそのままインストール処理を終了します。
3.4 使用例
以下の条件で、サイレントインストールを行う場合の例を示します。
セットアップ情報ファイルの格納場所
A:\
インストール製品
NetCOBOL
セットアップタイプ
標準
インストール先
C:\Program Files\NetCOBOL
プログラムフォルダ名
NetCOBOL V10
リブート処理
行う
上記の条件でサイレントインストールを行う場合、インストーラ起動方法とセットアップ情報ファイル内の指定は以下のようになります。
起動方法
SETUP.EXE /zA:\
セットアップ情報ファイル内の指定
[INSTALL]
Silent=YES
Key=012-3456789-01
UserName=富士通 太郎
CompanyName=富士通
SetupType=TYPICAL
DestPath=C:\Program Files\NetCOBOL
ProgramFolder=NetCOBOL V10
Reboot=YES
上記に挙げたインストールキーは例であり、正しいキーではありません。
セットアップ情報ファイルの例は、セットアップディスクのDOCUMENTフォルダにSILENT.INIとして格納されています。
-6-
第4章 注意事項
オンラインマニュアルのご使用にあたって
PDF形式のマニュアルは、以下の環境で参照してください。
・ Adobe Reader 9
Adobe Acrobat 9 も可
・ Adobe Reader X
Adobe Acrobat X も可
Adobe Reader 9、Adobe Acrobat 9、Adobe Reader XおよびAdobe Acrobat Xは、アップデートを適用し、最新の状態にしてください。
Adobe Reader 9、Adobe Acrobat 9、Adobe Reader XおよびAdobe Acrobat Xは、Adobe社のホームページ <http://www.adobe.com/jp/
> からダウンロードすることができます。
Microsoft Windows エラー報告 (WER) サービスの設定について
Windows Server 2008において、Windowsエラー報告を有効にすることにより、プログラム例外発生時の原因調査を行う際の有効な資
料となるクラッシュダンプファイルが作成されます。
インストール時に設定を行うことにより、本機能を有効にすることが出来ます。インストール前、インストール後、およびデフォルトのレジ
ストリ設定がインストールフォルダに保存されます。
・ WERINFOb.txt・・・インストール前のレジストリ設定
・ WERINFOa.txt・・・インストール後のレジストリ設定
・ WERINFOd.txt・・・デフォルトのレジストリ設定
-7-
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