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蝶ヶ岳 - しろうまの会

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蝶ヶ岳 - しろうまの会
8 月山行報告
蝶ヶ岳
今年の夏山である北アルプスの蝶ガ岳には、44+1 名で登りました。
この山は、7 年前にしろうまの会で登ったことのある山でしたが、当時登頂出来なかった人がいたことや北ア
ルプスの中でも絶景の展望をもつことから蝶ガ岳を選びました。
今年の夏山初日は、移動日ではなく上高地から約 2 時間の歩行時間があるために朝出来るだけ早く出発しなけ
ればならなかったが、予定より 30 分程遅れて 8 時過ぎの出発となった。上高地入り口までは若干の渋滞があっ
たものと順調に進み、楽勝で宿泊先である徳沢園につくかに思われた。しかし、大正池を過ぎたあたりでバスが
止まり結局ここからバスターミナルに入るまで1時間バスの中で過ごすことになり、徳沢に向けて出発出来たの
が 16 時になってしまった。
今年は MX テレビの取材班が同行することになっていて徳沢園で合流する予定であったが、偶然にも出発時
に同じ時間に到着したので上高地から取材が始まり、緊張しながらの出発であった。河童橋で全体写真を撮りな
がら平坦で歩きやすい道を各班に別れて歩いたが、それほど遅れることなく 18 時過ぎには小屋に着くことが出
来た。
今年は全部で 6 班(A 班、T班、SG 班、SK班、W班
N班)で背負子班は 3 班であった。
2 日目は、いよいよ蝶ガ岳登頂であり、背負子班以外は朝食も食べずに早朝の出発となり、背負子班は朝取材を
受けながら 7 時頃の出発となった。蝶ガ岳に登る長塀尾根の登山道は、最初の 1、2 時間が一番急登で長塀山を
越えると山頂までは傾斜が緩やかな登山道である。N 班は土曜の夜行で上高地に入り、徳沢まで 1 時間強で駆
けつけたKくんと合流し蝶ガ岳を目指した。
今回の背負子班は、サポートが不足しており(特に担ぎ手がいなかった TM さん率いるW班)心配もあったのです
が、各班順調に登っていった。A班、T班、SG 班とも車椅子を預けたにもかかわらず、無線機の交信から各班が同じ
ようなペースで順調に登っていることも確認出来た。
途中雨に降られながらも樹林帯をひたすら登り 11 時になる頃には、先頭のA班が長塀山に辿り着いた。他の班も
続々長塀山に着き各班で昼ご飯を食べてエネルギー補給を行い蝶ガ岳に向けて出発した。
妖精の池を過ぎると気持ち良い尾根歩きとなり、展望も利くようになったが、残念ながら自慢の穂高連峰や槍ガ岳
は雲の中であった。
13 時頃には A 班が最初に登頂したのを皮切りに続々蝶ガ岳に登頂した。N 班が到着する頃には、蝶ガ岳山頂で NJ
さんが調理していた熱々のラーメンが出来上がっており肌寒い中で身も心も暖まりました。SG 班や SK 班が到着し
た頃には段々雨も強く降ってきたのでひとまず小屋に入りビールで乾杯!!
SG さんはリベンジ成功、その勢いで蝶槍に向けて出発した。最後の W 班は、途中から歩いて登ってきたので他の
班から少し遅れていたが、小屋から皆で出迎えに行った時、神様の恵みか雨の中でも雲が切れて穂高・槍が顔を出し
てくれたので早速、皆で集合写真を撮った。SG 班も無事帰ってきてみなさんお疲れさま。
最終日は、皆の努力の賜なのか、雲が厚かったが槍・穂の景色が昨日より増してハッキリ見えていた。MX テレビ
取材班と共に朝焼けも御来光を望もうとしたが雲が厚く断念し朝食を食べ終わった後、蝶槍までの素晴らしいパノラ
マを楽しむ班、三股に下山する班などに分かれ無事、三股に全員下山した。サポート不足から今回も厳しい山行にな
ってしまいましたが、各班とも全員で協力しあって登れたのと無事故で下山出来たので大変充実した山行になりまし
た。会計を担当した O さん、TU さんご苦労さまでした。N さん、U くん、WB さんビール、ワインありがとうござ
います。
(左)頂上でインタビ
ューをする TV のス
タッフとそれをう
けている会の方々。
絶妙なロケーショ
ンですね。
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