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通報対象事実 - 防衛省・自衛隊
通報対象事実 公益通報者個人の生命又は身体の保護、消費者の利益の擁護、環境の保全、公正な競争の確保その他の国 民の生命、身体、財産その他の利益の保護にかかわる法律として、公益通報者保護法及び政令で定める法律 (約440本)の違反行為。(公益通報者保護法上の定義) ① 犯罪行為の事実(罰金や懲役等の刑罰が課される法令違 反行為) ② 法律の規定に基づく処分に違反することが犯罪行為とな る場合における、当該処分の理由とされている事実 【具体例】 職員が大麻や覚せい剤を所持し、譲り受け、譲り渡し又は 使用すること(「大麻取締法」、「覚せい剤取締法」違反) 医療用として覚せい剤を所持している医官が、診療以外の 目的で覚せい剤を交付すること(「覚せい剤取締法」違反) 訓練等で小銃を所持する自衛官が、けん銃等を所持するこ とができない者に対し小銃を貸し付けること(「銃砲刀剣類 所持等取締法」違反) 建造物や装備品の入札の際、公正な価格を害し又は不正 な利益を得る目的で談合すること(「刑法」違反) 隊員がその職務に関し賄賂を受け取ること(「刑法」違反) 職員が、業務に関して知り得た保有個人情報を、不正な利 益を得る目的で他人に提供すること(「行政機関の保有する 個人情報の保護に関する法律」違反) 【具体例】 飛行場内の一定の物件に設置が義務付けられている航空 障害燈の管理方法が適切でないこと(「航空法」違反) 施設の活動による悪臭原因物の排出が規制基準に適合し ていない場合において、同施設所在地の市町村長による改 善等措置をすべき勧告に従わないこと(「悪臭防止法」違反) 管 理 方 法 等 管 理 方 法 等 違 反 法令違反行為 是 正 等 命 令 命 令 違 反 刑 罰 処分 防衛省では、内部職員等からの通報については、公益通報者保護法上の通報対象事実に限定せず、全ての法 令違反行為(法令違反のおそれがある場合を含む)を対象 【具体例】 自衛隊員が、職務上知ることのできた秘密を漏洩すること(「自衛隊法」違反) 職員(行政職(一)5級相当以上の事務官等又は3佐以上の自衛官)が講演を行い、主宰者から1万円の講演料を受け取ったに もかかわらず、贈与等報告書を提出しなかったこと(「自衛隊員倫理法」違反) 職務上の指導などとして部下の職員に対し職務権限を超えて不当に精神的又は肉体的な苦痛を与える等(いわゆる「上司によ るパワハラ、いじめ」等のケースも含む)、部下の隊員を虐待すること(「自衛隊法施行規則」違反)