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【事例研究】 ユーザ調査に基づく 場レイアウト設計 ベストプラクティス

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【事例研究】 ユーザ調査に基づく 場レイアウト設計 ベストプラクティス
Autodesk Automotive Innovation Forum 2014
【事例研究】
ユーザ調査に基づく⼯場レイアウト設計
ベストプラクティス
オートデスク株式会社
テクニカル アカウント マネージャ
⽥中 洋次
Vehicle designed and
built by Marc Mainville
© 2014 Autodesk
トピックス

事例研究
デジタルファクトリー:ベストプラクティス
Autodesk® Factory Design Suite 活⽤テクニック
Autodesk® Factory Design Utilities Feature Update のご紹介
 コンサルティングサービスのご紹介



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事例研究
導⼊の成否を分ける要因は?
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事例研究 :

導⼊の成否を分ける要因
 3Dモデルの準備


デジタルファクトリーのゴール設定
体制・組織
3D
2D
2D
3D
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※複数の案件をまとめた架空の事例
事例研究 : Not Happy Case

⾃社⼯場プラント

新プラントの3Dによるレイアウト
検討を⽬的に導⼊

新プラント担当1名+レイアウト
作成要員1名の体制でスタート
有償トレーニング無し(無償で
1⽇だけ実施)
3Dレイアウト作成が⽇程的に
間に合わず、プロジェクトが
フェードアウト



検証




ふたりとも、AutoCADの2Dの
経験しかなく、3Dモデリングに
対するリテラシーが不⾜
予算の関係で有償トレーニング
無しでスタート
3Dモデル作成のスキル不⾜
ポイント

3Dモデル作成の⾒通しの
⽢さ
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※複数の案件をまとめた架空の事例
事例研究 : Happy Case

⾃社⼯場⽣産ライン







検証
現状⽣産ラインの移設・改造に
 改造ラインレイアウト作成に点群
摘要
データを活⽤
新レイアウトの作業性確認と据付
 担当者が半専任体制で現状
作業の⼿順検討を⽬的
把握から3Dレイアウト作成まで
現状設備をレーザスキャナーで3D
担当し、作業を標準化
モデル化
設備担当者の作成した2Dレイアウ
トを基に3Dレイアウトを作成
 ポイント
現状把握にかかる⼯数を3割低減
 プロジェクトの⽬的が明確
設備⼲渉・作業性不備の不具合
 点群の活⽤
を事前に多数発⾒
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※複数の案件をまとめた架空の事例
事例研究 : Not Happy Case

システムインテグレータ






検証
システム提案型サプライヤ-、営業
 営業技術部⾨に対し、社内IT
技術部⾨
担当が提案する形
顧客⼯場(特に海外)の現況把
握に課題
 営業技術部⾨は、現状に不便を
感じておらず、問題意識が無かった
レーザスキャナーを使った現況把握
と、⾒積資料の3Dレイアウト化を提
 会社の利益につなげた提案が
案
無かった
点群データ作成ベンチマークを実施
 ポイント
し、課題解決が出来る事を確認
 計測精度・作業時間ともに⼤幅
 プロジェクトのゴールが不明確
改善
 利⽤部⾨への説明が⼗分
社内コンセンサスが取れず導⼊に
でなかった。
⾄らなかった。
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※複数の案件をまとめた架空の事例
事例研究 : Happy Case

システムインテグレータ






検証
 営業技術部⾨主体で導⼊
システム提案型サプライヤ-、
 担当者が半専任体制で作業スキル
営業技術部⾨
維持
競合との差別化を⽬的に導⼊
 費⽤対効果を考え、上司が作業指
重要な案件に限って3Dレイアウト
⽰、プレゼンテーションを主⽬的に
3Dレイアウト作成
を作成
レンダリング・アニメーションを駆使
 ポイント
し、プレゼンテーションを実施
 トップのイニシアティブ
3Dレイアウトを使った商談での
 ⽬的が明確
受注率100%!
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ベストプラクティス
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ベストプラクティス
 3次元モデルの準備

アセットの活⽤
点群の活⽤
外部リソースの活⽤

あるべき姿を具体的にまとめ、関係者で合意をする

トレーニングは必須
導⼊プロジェクトをトップダウンで進める
導⼊当初は専任者を決める




⽬的を明確化
組織・体制


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3次元モデルの準備
アセットの活⽤

充実した⼯場アセット


クラウドアセットを随時追加
既存アセットを編集して活⽤
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3次元モデルの準備
点群の活⽤


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ReCap
ReCap Photo
3次元モデルの準備
適切な詳細度でモデルを作成

Level of Development (開発レベル)


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⽬的に合わせてモデルの詳細度を統⼀
部品点数が10倍になれば、モデリング⼯数は10〜100倍
1x
10x
100x
企画設計
構想設計
詳細設計
レイアウト検討
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LOD(Level Of Development)とは
LOD100 : 企画設計
建物モデルの外観をマスモデルで表
現。
建物の容積、座標系、単位⾯積当
たりの建築単価による⾒積分析など
の⽤途を想定。
LOD200 : 基本設計
建物モデルを⼤体の数量と⼨法、形
状、位置、属性情報を持った幾何学
形状で表現。
概算レベルでの建物性能分析、積算
などの⽤途での利⽤を想定。
LOD300 : 実施設計
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建物モデルを正確な数量と⼨法、位
置、属性情報を持った幾何学形状で
表現。
詳細レベルでの建物性能分析、積
算、契約図書(設計図・仕様書な
ど)の作成などの⽤途での利⽤を想
定。
AIA Document E202-2008の中に記述のある
BIMプロジェクトを5つの進捗フェーズに分け、各フェー
ズで完成されるべきモデル要素の詳細レベルを定義で
きるようにした枠組みのこと。
※BIMForumが策定した「Level of Development Specification
Version:2013」においてLOD 350が追加され、現在は進捗フェーズが
6つに拡張されている。
LOD350 :
⽣産・施⼯設計
LOD300の建物モデルを納まり検
討や⼯程計画、実⾏ 予算策
定、部材発注等の業務で活⽤で
きる詳細レベル表現にしたもの。
LOD400 :
⽣産・施⼯設計
建物モデルを施⼯に必要な部
材形状及び属性情報の組合
わせで表現。
部材の製作並びに施⼯現場
での活⽤を想定。
3次元モデルの準備
外部リソースの活⽤

必要な3Dモデルの準備➔時間がかかる

外部リソースを利⽤して3Dモデルを作成➔時間をお⾦で買う



3D設計の経験がない場合は、外部リソースは必須
最初に必要な 20から50種類に摘要
3Dモデル作成のスキルをその間に習得
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Autodesk® Factory Design Suite 活⽤テクニック
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活⽤テクニック

AutoCAD








異尺度
表
パラメトリック
デザインセンター
レイアウト空間
画層管理
標準テンプレート
外部参照 ・・・

Inventor




ReCap点群



プロジェクト管理
領域管理
Navisworks


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アセットバリアント
iLogic諸元設定
画層管理
計測
ビューポイント設定
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デジタルファクトリー
成功の鍵は、AutoCAD 利⽤スキルの向上!
もったいない度
100
80
スキルの⾼くないグループ
60
40
スキルの⾼いグループ
20
0
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もったいない度分布
アンケート回答者(点数順)
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シートセット内での新規…
属性付き表題欄
シートセットからのアーカイブ
優先ページ設定を使⽤し…
シートセットからのバッチ…
シートセットへのシート読…
標準尺度の管理
線種の異尺度設定
ハッチングの異尺度設定
テキスト、⼨法の異尺度…
アンダーレイ (PDF、イ…
DWG外部参照
ツールパレットの共有
ダイナミックブロック
ブロックライブラリィの管理
属性定義の付いたブロック
印刷スタイルテーブルの管理
PDF,DWF出⼒
e-トランスミット
バッチ印刷
レイアウトの標準ページ設定
ビューポートごとの画層設定
標準画層の管理
社内標準のテンプレート
ビュー管理、新規ビューの…
レイアウト
UCS座標系
Oスナップ、Oトラッキング
極スナップ、極トラッキング
ダイナミック⼊⼒
ワークスペースとCUI
フィールド
マルチテキスト
トゥルータイプ フォント
Excelシートとのリンク
表オブジェクト(表スタイ…
使っていると回答した⼈の数
AutoCADスキル調査
不得意機能の分析
機能別スキル分布
AutoCAD便利コマンド



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表オブジェクト
2Dパラメトリック
オブジェクトの選択、表⽰、編集
レイアウト空間の活⽤
モデル空間
レイアウト空間
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尺度
表⽰スタイル
ビュー
画層
プリンタ・⽤紙サイズ
Etc.
Autodesk® Factory Design Utilities Feature Update
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Autodesk® Factory Design Utilities Feature Update


2014年9⽉29⽇リリース(英語版)
Factory Design Suite デスクトップサブスクリプションユーザ限定

主な機能




再配置時に、ジオメトリを”スナップ”して配置先を指定
AutoCAD上で、アセットのコネクタ機能を利⽤
AutoCAD上でのアセットパブリッシュ機能の強化
Navisworksに同期(AutoCADから)機能の追加
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コンサルティングサービスの紹介
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何故、サービスが必要か

デジタルファクトリー =






様々な領域が融合 – 建屋・設備機械・HVAC etc.
様々なデータ形式 - 2D図⾯、3Dモデル、点群データ etc.
様々な作業 – レイアウト、シミュレーション、⼲渉チェック、プレゼンテーション etc.
関係者の数、役割、スキル
初期計画から⼯場稼働、⽣産の終了まで
経験者のスキルを活⽤するのが効率的

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DP + BIM + …
オートデスクコンサルティング
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holders. Autodesk reserves the right to alter product and services offerings, and specifications and pricing at any time without notice, and is not responsible for typographical or graphical errors that may
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