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留学は「世界の“本物”に触れるチャンス」
Seinan Report #15 留学先 |私 の 留 学 体 験 記| カレル大学(チェコ共和国) 留学期間:2014.9∼2015.6 Charles University 留学先を選んだ理由 映画や演劇など、生きた海外文化を 肌で感じられる大学を選びました。 ひ 文学部外国語学科英語専攻4年 (筑前高等学校出身) え た い っ け い 稗 田 一 慶さん 留学は「世界の “本物” に触れるチャンス」 2015年 月 日発行 ︵季刊誌︶ 編集/西南学院 総務部 広報課 〒814︲8511 福岡市早良区西新6︲2︲ ☎092︲823︲3248 発行/西南学院大学 9 24 大学生のうちにヨーロッパへ留学し 業も多く、芸術を生で観る機会に感激 カレル大学への留学は、もっと英 たいという思いがあり、協定校の幅が しどおしでした。授業以外でも、国内 語を勉強し、世界の“本物”を自分の 広い西南学院大学を志望しました。大 一の設備を誇るスメタナホールで、生 目で確かめたいという思いをさらに強 学では、以前から興味のあった映画 まれて初めての本格的なクラシックコ くさせてくれました。この経験を生か 研究部のサークルに所属。チェコ共和 ンサートを鑑賞。美術館では教科書 し、英語力に磨きをかけて、将来は広 国のプラハにあるカレル大学を留学先 に載っていた絵画を何時間も鑑賞した 告や映像の分野に携わる仕事がした に選んだのは、映画や演劇など、日本 り、寮生活では留学生の友人とドレス いと考えています。 にいるだけでは学べない海外文化を コードを設定し、カフェを借し切って 体験できることに魅力を感じたからで 誕生日パーティーを開いたりするなど、 す。 チェコでの生活はなにものにも代え難 カレル大学では哲学部で学び、大 い貴重な経験となっています。 好きな映像や美術の授業を受けまし 留学して自分が変わったと感じる た。授業は英語で行われ、文献を読み のは、決断力がついたことです。限ら 込むのは大変でしたが、国立劇場で れた時間を有効に使うためにも、即決 オペラを観劇したりコンテンポラリー 断し行動する力が身につきました。ま ダンスを鑑賞したりするなど実習の授 た同時に、自分がしたいことを相手に はっきり伝えないと、授業でも遊びで もコミュニケーションが取れないこと も学びました。 ❶ペトシーンの丘から望むプラハ城❷幻想的なクリスマスマーケット❸留学生仲間との誕生日パーティ❹趣あるオペラ座ではクラシック音楽を堪能 92 ❶ ❷ “Impacting the World” ❸ ❹ 国際交流協定校は現在19カ国52大学。 今後も協定校との活発な交流を通じて “国際色豊かな西南” の伝統を育みます。 http://www.seinan-gu.ac.jp/ この印刷物は環境に 配慮して植物油インキを 使用しています。