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Oracle Database EEとSEはいったい何が違うんだ!?

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Oracle Database EEとSEはいったい何が違うんだ!?
Oracle Direct Seminar
<Insert Picture Here> Oracle Database EE と SE はいったい何が違うんだ !? 日本オラクル株式会社 Agenda • Editionとライセンスの種類 • EEの機能と効果 • SE?それともEE?
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 2 Editionとライセンスの種類
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 3 Oracle Database Editionの種類
小規模システム
≦ 2 CPU 小・中規模システム
≦ 4 CPU 中・大規模システム 4~8 CPU 超大規模システム 8CPU < SE One Standard Edition Enterprise Edition ※ SE One : Standard Edition One ※ この他にシングル・ユーザー用としてPersonal Edition(PE)もあります。 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 4 Oracle Database ライセンスの種類 Oracle製品のライセンスは以下の2種類から一つを
選択して頂きます Processorライセンス Named User Plus(NUP)ライセンス
Processor Processor Processor Processor Oracle製品がインストールされるH/Wに
搭載されているプロセッサ・コア数で算出 Oracleを利用するアプリケーションの
使用者の数で算出 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 5 SE One / SE の価格 SE
Standard Edition One ü適用可能H/Wの制限があります。CPUメーカーや搭載OSにより制限が異なります。
ü最少ユーザ数は、5NUP/コンピュータです。 Oracle Standard Edition One Named User Plus License Oracle Standard Edition One Processor License 標準価格 年間保守
19,600円 4,312円 630,400円
138,688円
Standard Edition ü適用可能H/Wの制限があります。CPUメーカーや搭載OSにより制限が異なります。
ü最少ユーザ数は、5NUP/コンピュータです。 Oracle Database Standard Edition Named User Plus License Oracle Database Standard Edition Processor License 標準価格 年間保守 38,000円 8,360円 1,902,200円
418,484円
※価格はすべて税抜き価格です Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 6 SE One / SEの適用ハードウェア制限
SE
Standard Edition、Standard Edition Oneを適用できるハードウェアは、
最大搭載可能なソケット数に応じて下表の通りとなります。 X86互換プロセッサを搭載し、OSが Windows/Linux/Solaris (x86)の場合の搭載可能 CPU数(ソケット数) 上記以外の搭載可能CPU数
(ソケット数)
Database Standard Editionの Real Application Clusters (SE RAC)※
利用可否 Oracle Database Standard Edition Oracle Database Standard Edition One 4 2 2 1 ○ ×
※SE RACはOracle10g以降のバージョンにてご利用可能です Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 7 EE の価格 EE
Enterprise Edition üすべてのH/Wに適用可能 ⇒将来のマシンアップグレードに対応可能!
ü最少ユーザ数は 「25NUP x マルチコア係数適用後の数」 標準価格 Oracle Database Enterprise Edition Named User Plus License Oracle Database Enterprise Edition Processor License 年間保守
103,300円 22,726円 5,163,000円
1,135,860円
主なオプション 主なオプション
Oracle Real Application Clusters Named User Plus License Oracle Real Application Clusters Processor License 50,000円 11,000円 2,500,000円 550,000円 25,000円 5,500円 1,250,000円 275,000円
注) RAC : 10g以降ならばStandard Editionでも利用可能(無償)
Oracle Partitioning Named User Plus License Oracle Partitioning Processor License ※価格はすべて税抜き価格です Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 8 マルチコアCPUのライセンスカウント方法
(EEのみ)
マルチコア・プロセッサ種類
EE 適用係数 Ultra SPARC T1(※ サーバー特定) 0.25 AMD/Intel (Itanium含む) 0.5 その他のマルチコア・プロセッサ 0.75 ※ 最小NUP数 = 物理CPU数 × コア数 × マルチコア係数 × 25NUP ※ ライセンス対象CPU数 = 物理CPU数 × コア数 × マルチコア係数
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 9 EEのみで使用可能な機能(抜粋) EE • 以下の機能はEEでのみ使用可能です。
・Data Guard ・Online表再編成 ・増分バックアップ ・トライアル・リカバリ
・データ圧縮 ・Online索引メンテナンス ・プロキシ認証 ・サマリー管理
・パラレル検索 ・パラレルDML ・パラレル索引作成 ・パラレル統計情報収集
・ファイングレイン監査 ・トライアル・リカバリ ・ブロックレベル・メディア・リカバリ
・Virtual Private Database ・Oracle Streams ・データベース・リソース・マネージャ
・パラレルテキスト索引作成 ・Data PumpによるパラレルExport、パラレルImport ・フラッシュバック・テーブル ・フラッシュバック・ トランザクション検索
・フラッシュバック・データベース ・エンタープライズ・ユーザー・セキュリティ
・時間指定の表領域リカバリ ・ビットマップ索引、ビットマップ結合索引
・Oracle Messaging Gateway ・非同期チェンジ・データ・キャプチャー
・Fast­Start Fault Recovery ・トランスポータブル表領域のExport ・パラレルバックアップ/リカバリ ・多重化されたバックアップセット
11g
・アドバンスト・レプリケーション ・ 結果キャッシュ ...etc Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 10 EEの有償オプション(抜粋) EE • 以下はEEでのみ使用可能な有償オプションです。
RAC(Real Application Clusters) ・・・アクティブ・アクティブのクラスタリング
Partitioning ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・表を複数表領域に分割
Advanced Security ・・・・・・・・・・・・・・通信の暗号化など
Spatial ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地図情報の格納
OLAP ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多次元データベースの構築
Diagnostic Pack ・・・・・・・・・・・・・・・・・データベースの状態をGUIで把握
Tuning Pack ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・GUIでパフォーマンスチューニング
Database Vault ・・・・・・・・・・・・・・・・・・アクセス制御
11g Active Data Guard・・・・・・・・・・・・・・・・Data Guardのスタンバイ機有効活用
11g Real Application Testing ・・・・・・・・・・ワークロードの取得およびリプレイ
11g Advanced Compression ・・・・・・・・・・あらゆるデータを圧縮
11g Total Recall ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・履歴データの長期保管、参照 ...etc 注) RAC : 10g以降ならばStandard Editionでも利用可能(無償)
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 11 EEの機能と効果
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 12 EEの機能
① データ損失を防止する機能 – データ損失による損害をなくす
② パフォーマンスを向上させる機能 – 短時間で多くの処理を実行
③ 可用性を高める機能 – システムを止めない
④ 運用管理を容易にする機能 – 運用管理にかかる手間を削減
⑤ セキュリティを強固にする機能 – 情報漏洩・情報改ざんリスクを回避 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 13 ①データ損失を防止する機能
• Data Guard • フラッシュバック・テクノロジー • フラッシュバック・データベース • フラッシュバック・テーブル • フラッシュバック・ドロップ
自然災害や人的ミスからデータ損失を防ぐ
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 14 Data Guard EE
• 災害、エラー、データ破損などあらゆる障害から
データベースを保護し、事業の継続を可能にする 通常時
障害時
本番サイト
本番サイト
スタンバイ・サイト
スタンバイ・サイト
コピー
通常時は本番サイトに接続
障害発生時にはスタンバイ・サイトに接続 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 15 Data Guard EE
• 本番機における障害発生時のデータ損失、
システム停止時間が極小化!
ログの自動転送 スタンバイ データファイル REDOログ
オンライン REDOログ
データファイル
プライマリ・データベース
スタンバイ・データベース
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 16 Data Guard のメリット EE
基本のメリット 基本のメリット
• ネットワーク負荷が少ない
• 不正データの伝播を防止
• データロスを防止
• 高速な業務復旧
• 短時間の計画停止
• 運用管理がGUIで容易
• 運用管理の全自動化
: ストレージコピーの1/27(検証結果有) : スタンバイの利用可能率が高い : 不安定なネットワークでも安心 : スタンバイへの自動切換え可能 : パッチ適用やアップグレードも無停止 : EMで構築、運用管理すべて可能 : DML以外も伝播可能
11g 新機能メリット 新機能メリット
• Active Data Guard(option)
リアルタイム・クエリー
• スナップショット・スタンバイ
: スタンバイで参照業務可能 : スタンバイを開発・テスト環境として
利用可能 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 17 フラッシュバック・テクノロジー SE
EE 論理障害による業務(システム)停止を最低限に抑えることが可能 • フラッシュバック・テクノロジーが必要とされる背景 • アプリケーション障害の40%はオペレータまたはユーザーのエラー • ユーザーエラーの復旧は非常に困難 • フラッシュバック・テクノロジーの目的 • 人為的(ユーザー)エラーからの早急な復旧 • 貴重なデータの削除、間違ったデータの削除、間違った表の削除 など • アプリケーションミス、誤バッチの実行 • フラッシュバック・テクノロジーの効果 • バックアップからのリカバリが不要! • 非常に簡単 • 短時間で復旧 • 過去データの参照が可能! • 不正なデータ改竄に効果
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 18 フラッシュバック・データベース
EE
迅速にデータベース全体を復旧させることができます
データベース全体を指定時点の状態に戻す
過去
時間の流れ
指定時点(午前:9:00)
未来 現在(午後:15:00)
9:00~15:00ま
での変更ログ
巻き戻し 時刻 9:00←15:00 フラッシュバック・
データベース・ログ
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 19 フラッシュバック・テーブル
EE
迅速に特定のテーブルデータを復旧させることができます
特定のテーブルデータだけを指定時点の状態に戻す
過去
時間の流れ
指定時点(午前:9:00)
未来
現在(午後:15:00)
9:00~15:00ま
での変更ログ 時刻 9:00←15:00 巻き戻し Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. UNDOデータ
20 フラッシュバック・ドロップ
SE
EE 削除したテーブルを、オンライン状態で簡単に復旧できます ドロップ・テーブル操作に対し「ゴミ箱機能」を提供
過去
未来
時間の流れ
指定時点(午前:9:00)
現在(午後:15:00)
Recycle bin ドロップ フラッシュバック・
ドロップ
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 21 ②パフォーマンスを向上させる機能
• Partitioning • 表圧縮 • パラレルクエリー / パラレルDML • マテリアライズド・ビュー
クエリー・リライト • Oracle Enterprise Manager Tuning Pack 大規模システムでもパフォーマンスを低下させない
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 22 Partitioning EE
大きな表や索引をデータベース内部で
複数の領域に分割して管理する
通常の1つの表
パーティション化された表
4-6月
内部的に
表を分割 1-3月
10-12月
7-9月
ユーザやアプリケーションからは
一つの表に見える
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 23 Partitioning EE
1. パフォーマンスの低下
解決
Ø データ量が増えると検索が遅くなる パーティション
・プルーニングで解決!! パーティション・プルーニングで解決!! 2. 管理作業が大変
解決
Ø バックアップやデータのローディングに時間がかかる パーティション単位での管理で解決
!! パーティション単位での管理で解決!! 3. 障害/保守時の影響が大きい
解決 Ø 障害やメンテナンスの際、表の全てのデータにアクセスができない
パーティション単位で障害
の影響を限定!! パーティション単位で障害の影響を限定!! Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 24 【参考】 DWH ローリング・ウィンドウ管理操作 EE
• 売上表などの時系列データは、古いデータを削除し新し
いデータを挿入する定期的な管理作業が必要 • データの大量削除/挿入はシステム全体のパフォーマンス
に悪影響 検索系DB 表
4
Q
9
売上
2 ales200
Q
9
0
s
0
2
1
Q
9
0
4
Q
4
20
9Q
08
0
0
2
0
2
3 Q
9
4 Q
8
200
200
更新系DB 4
Q
9
00
2
s
e
l
Sa
該当の領域にデータ
をローディング Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 25 表の圧縮 EE • Oracle独自のアルゴリズムにより、検索のパフォーマン
スを減らすことなく、大量のデータを格納している表の使
用領域を減らすことができます。 • DWH用途での表圧縮(DWH表圧縮) • データ圧縮は、データ・ロード時に実行 • データ・ウェア・ハウス(DWH)用途での利用に最適 • OLTPでも利用可能な表圧縮(OLTP表圧縮) 11g
• データ圧縮のタイミングは、データ・ロード時に限らない • オンライン・トランザクション処理(OLTP)に利用する表でも利
用可能 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 26 【検証結果】 Partitioningと表圧縮
EE
テーブル・サイズ : 2GB ※ パーティション・テーブルの1件検索処理時間を10msecとした場合の相
対処理時間 ( 実際の処理時間に任意の数を掛けています ) Compress Partition Partition Non­Partition 273.7 300,000件
65.3 (10%) 12.3 261.7 150,000件 57.3 (5%) 8.3 0 50 100 150 200 250 ※ 赤字はテーブルにおける取得レコードのデータ容量割合
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 300 350 400 時 間 ( 秒 ) 27 パラレルクエリー/パラレルDML EE
• DMLを複数のプロセスで並列処理をすることに
よってデータ処理を高速に行う • 複数CPUマシンで効果を発揮
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 28 パラレル処理のメリット
EE
処理時間
仕事量を分割して
同時に並列処理 シリアル処理
並列度4倍
大量のデータを扱うDWHシステムでは特に効果を発揮
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 29 マテリアライズド・ビュー SE
EE • 効率が悪い集計や結合を事前に計算し、
格納することによってパフォーマンス向上を図る機能
遅い・・・
都道府県
支店
製品
売上
元表
時間
製品表
×
売上表
×
支店表
×
時間表
処理に時間がか
かる結合処理や
集計
通常 はやいっ・・ 集
集計
計・・
結
結合
合
マテリアライズド
ビュー
集計済みのマテリ
アライズド・ビュー
を参照
Mview 売上集計
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 30 クエリー・リライト EE • ファクト表、ディメンション表に対する問い合わせを自動的
にマテリアライズド・ビューを参照するように書き換える機能 • アプリケーションの書き換えなしに検索を高速化することが
可能 都道府県
支店
SELECT ~ FROM 売上、製品、支店、時間 WHERE ~
製品
売上
マスター表
時間
集
集計
計・・
結
結合
合
オプティマイザ- オプティマイザ-
マテリアライズド
ビュー ビュー
売上集計
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. SELECT ~ FROM 売上集計 WHERE ~
クエリーリライト
31 Oracle Enterprise Manager EE Tuning Pack
• 負荷の高いSQLの特定~分析~対処方法の提示まで! DBの負荷を表しているグラフを確認 Enterpries Managerの
「パフォーマンス・ページ」
負荷の高い時間に影を合わせると・・・
その期間に負荷の要因となっていた SQL文が表示されます。
さらにSQL_IDのリンクをクリックする
と・・・ Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 32 Oracle Enterprise Manager EE Tuning Pack
• 負荷の高いSQLの特定~分析~対処方法の提示まで!
負荷の高いSQL文を確認できます。
ここで「SQLチューニング・アドバイザの
スケジュール」ボタンからチューニングを
実行すると・・・
アドバイスが表示されます。
「実装」ボタンを押せば、チューニング完了です! Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 33 Oracle Enterprise Manager EE Tuning Pack
• SQLチューニング・アドバイザ • 高負荷で問題となる特定のSQL文を診断し、負荷を軽減する
最適な対処方法を提示する機能
負荷を軽減する
最適な対処方法をアドバイス 失効・欠落している 統計の収集
索引の作成 SQL文の
再構成 高負荷の SQL文 SQLチューニング
・アドバイザ
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. SQLプロファイル
の作成
34 Oracle Enterprise Manager EE Tuning Pack
• 補足:SQLプロファイル • SQLごとに取得する固有の補助的な統計情報 • 表固有の追加情報を収集することにより、SQL文ごとに、より最
適な
実行計画を生成し、格納 • コードの変更不要なので、パッケージアプリケーションにも有効 SELECT ・・・
FROM ・・・
補助的な統計を取得して SQLプロファイルを作成
SQL チューニング
・アドバイザ
オプティマイザ
統計 SQLプロファイル
SQLプロファイル
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. チューニング
された実行計画
35 ③可用性を高める機能
• Real Application Clusters • オンライン・メンテナンス
システム停止による機会損失(損害)を防ぐ
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 36 Real Application Clusters(RAC)
SE
EE • リソースを有効活用し、かつ障害にも強いオラクル独自のクラスタ技術 アプリケーション 稼動!
稼動!
稼動! RAC RAC RAC 高可用性と高拡張性を同時に実現する Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 37 SE RACの制限事項
l l
l
l SE
Oracle Database 10g以降
搭載可能プロセッサのソケット数合計が 4 ソケット以下
自動ストレージ管理(ASM)の使用が必須
Oracle Clusterware の使用が必須
(他社製クラスタウェアを使用しない) 1CPU搭載可能×4台 = 4CPU 2CPU搭載可能×4台 = 8CPU Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 38 索引(構成表)のオンライン操作 EE
• DDLにONLINEオプションを指定 CREATE
CREATE INDEX
INDEX ...
... ONLINE;
ONLINE;
ALTER
ALTER INDEX
INDEX ...
... REBUILD
REBUILD ONLINE;
ONLINE;
ALTER
ALTER TABLE
TABLE ...
... MOVE
MOVE ONLINE
ONLINE ...
... [OVERFLOW];
[OVERFLOW];
• Oracle8i: B*ツリー索引、索引構成表 • Oracle9i: 制限を緩和 • キー圧縮索引、逆キー索引、ファンクション索引 • 索引構成表の、オーバーフロー領域、二次索引、ブロック参照の
更新
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 39 表のオンライン再定義
l
論理定義
-
l
EE
列(プライマリー・キー以外)の追加/変更/削除
制約/トリガーの追加/変更/削除
物理構成
-
パーティション化/索引構成表化、その逆
表領域/STORAGE句の変更
パラレル句(並列度)の変更
索引追加 PL/SQLパッケージDBMS_REDEFINITIONを使用 PL/SQLパッケージDBMS_REDEFINITIONを使用 Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 40 ④運用管理を容易にする機能
• Oracle Enterprise Manager
Diagnostic Pack • SQLの計画管理(SPM) • パラレルリカバリ/高速増分バックアップ
運用管理にかかるコストを削減
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 41 Oracle Enterprise Manager EE Diagnostics Pack
• Statspackの高機能版!自動診断機能「ADDM」 • ADDM(Automatic Database Diagnostics Monitor)は、定期的に蓄積された
稼働情報を分析し、自動的にデータベースを診断しています • 診断の結果、問題が発見されると、対処方法をデータベース管理者に
提示します SGA 統計情報
負荷の高いSQL メモリー不足 … 定期的に負荷情報を保存 MMON スナップショットの
差分を診断
手動で起動し、診断させることも
できます。 起動
ADDM AWR Enterprise Manager 診断結果/アドバイス
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 42 Oracle Enterprise Manager EE Diagnostics Pack
STATSPACKでは、管理者がレ
ポートを解析し、DBAがチューニ
ングをしていましたが、、、 どこが問題なの
かな? ADDMでは自動で診断レ
ポートを作成、パフォーマン
スをはじめとした分析結果を
ブラウザ上でドリルダウン!
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 43 Oracle Enterprise Manager EE Diagnostics Pack
• AWRに収集されたデータを分析し、定期的に診断を実行 • 診断結果として、アドバイザの実行などの解決方法を Webコンソール に表示 負荷の高いSQL を検出
問題解決のための
具体的な設定方法
をアドバイス Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 44 Oracle Enterprise Manager EE Diagnostics Pack
• 自動監視&アラート機能 • Oracle が提供する豊富な事前定義済み項目を定期的に自動監視 • 管理者が「しきい値」を設定し、問題発生時にアラート・メッセージを
受け取ることが可能
しきい値の設定
表領域の使用率が○%を超えたら
ユーザーへのレスポンス・タイムが
○秒以上になったら
しきい値を超えると、管理者に通知
(設定すればメールでの通知も可能) Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 45 SQL計画の管理
EE
(SQL Plan Management : SPM) • 実行計画を管理する機能 • 繰り返し実行されるSQL文の実行計画
を「SQL計画ベースライン」として管理。 • CBOはベースラインに登録されている
ものを常に実行 • CBOはよりコストの低い実行計画を
「実行計画の履歴」に追加 • 検証プロシージャの実行、DBAによる
明示的な指定により「実行計画の履歴」
に登録されている実行計画を
「SQL計画ベースライン」に指定
11g SYSAUX表領域
SQL Management
Base
実行計画履歴
SQL計画
ベースライン
プランA プランB プランC 予期しない実行計画の変更による、
予期しないパフォーマンスの低下を防ぐ
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 46 増分バックアップ SE
EE • 直前のバックアップからの差分を取る
全体バックアップ
差分バックアップ
差分バックアップ 差分バックアップ
~増分バックアップのメリット~
バックアップ・ファイルのサイズが小さくなります
あれ ? バックアップ時間短縮は ・・・? Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 47 パラレルリカバリ/高速増分バックアップ
EE
• 複数CPUを使って高速なリカバリ • 高速な増分バックアップが可能
データベースのファイル群
・・・・・・・・
・・・・・・・・
変更があった領域のみ
変更があった領域のみ
を読み込んでバックアップ
を読み込んでバックアップ
バックアップ時間も
大幅に短縮 !! チェンジ・トラッキング・ファイル
(データブロック単位で追跡)
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 48 ⑤セキュリティを強固にする機能
• Oracle Advanced Security • ファイングレイン監査 • 仮想プライベートデータベース(VPD)
情報漏洩・情報改竄・不正アタックによる損失を回避
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 49 Oracle Advanced Security EE • 機密性の高いデータを暗号化しての保護
バックアップ暗号化
通信暗号化
・Recovery Manager (RMAN) (10gR2 ~)
・Data Pump (Export / Import) (11g ~) • アプリケーション改修不要 • パフォーマンス劣化が発生しにくい • 暗号化の為の特別なH/W、S/W導入不要
データファイル暗号化
・必要なカラムのみ (10gR2 ~)
・LOB (SecureFiles ) (11g ~)
・表領域単位 (11g ~)
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 50 監査機能の種類
①必須監査(オペレーティ
ング・システム監査) ②DBA監査
③標準監査
(任意監査)
全エディション
全エディション
全エディション
監査対象
・インスタンス起動
・インスタンス停止
・管理者権限による
データベース接続
・データベース管理者としてログイ
ンしたユーザーのデータベース操
作
・データベースへの操作
(ログイン、 CREATE/ALTER/DROPなどのア
クション、UPDATE、DELETEなど
のオブジェクトへの操作)
・特定のデータ(列名、条件指定可
能)へのアクセス(SELECT)
・Oracle10gからはUPDATE、 DELETE、INSERTへも可能
監査証跡出力
先
・OSファイル
・OSファイル / システムビューア(Win) ・Syslog(10gR2~) ・XMLファイル(10gR2~) ・DBA_AUDIT_TRAILビュー
・OSファイル / システムビューア(Win) ・Syslog(10gR2~) ・XMLファイル(10gR2~) ・DBA_FGA_AUDIT_TRAILビュー
・ユーザー定義表
・メール送信も可能
取得可能な監
査証跡
・OSによって生成された
監査レコード
・データベース監査証跡
レコード
・常に監査されるデータ
ベース関連のアクション
・管理ユーザー(SYS)用
の監査レコード
・時刻
・操作(SQL文全体) ・データベースユーザー名
/権限
・OSユーザー名/端末
・終了コード
・時刻
・操作(SQL文の種類) ・データベースユーザー名/権限
・OSユーザー名/端末
・終了コード
・時刻
・データベースユーザー
・OSユーザー名/端末
・アクセスしたオブジェクト名
・ファイングレイン監査ポリシー名
・操作(SQL文全体) ・ユーザー定義アクション
(オプション) 対象となる Edition ④ファイングレイン監査
(任意監査)
対象バージョン
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 51 ファイングレイン監査 EE
• 通常の表単位の監査だけでなく、
表の特定の行・列へのアクセスを監査
監査列
↓
必要なところだけ、きめ細かく
監査記録を取得可能
さらに
監
査
条
件
→
→
→
・監査結果の出力をカスタマイズ
・ユーザー定義監査アクションの
実施(管理者へのメールなど)
・発行されたSQL文の取得
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 52 仮想プライベートデータベース(VPD) EE
• アプリケーションからは透過的に行レベルの
アクセス制御
経理部(( FIN
FIN ) SELECT * FROM HR_DETAIL 営業部(( SALES
SALES ) アクセス制御
ポリシーA
SELECT * FROM HR_DETAIL WHERE DEPT=
WHERE DEPT= ‘‘ FIN
FIN ’ ; アクセス制御
ポリシーB SELECT * FROM HR_DETAIL SELECT * 人事マスタ表
FROM HR_DETAIL WHERE DEPT=
WHERE DEPT= ‘‘ SALES
SALES ’ ; Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 53 SE?それともEE?
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 54 あてはまるものはありますか? Databaseの機能でコストを抑えて実現しましょう! • 災害、人的ミスによるデータ損失を防止したい • 表のサイズが2GB以上になるが
パフォーマンスを低下させたくない • 将来データやユーザが増加するが
パフォーマンスを低下させたくない • 障害時もシステムを止めたくない • メンテナンス時もシステムを止めたくない • GUIでDBの監視管理を行ないたい はい
EE • GUIで効果的にチューニングしたい • コストを抑えたバックアップ計画を立てたい • 暗号化をしたい • 監査対応をしたい • アクセス制御をしたい Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 55 まとめ
• 初期コスト(イニシャル・コスト)だけでなく、
将来の運用コスト(ランニング・コスト)や、
リスクも検討しましょう。 • データベース管理者のコスト • バックアップ/リカバリにかかるコスト • 情報漏洩のリスク など • SEで無理な開発をするより、 EEで構築した方が安いこともあります!
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 56 Oracle Direct まずはお問合せください まずはお問合せください
Oracle Direct 検索 システムの検討・構築から運用まで、ITプロジェクト全般の相談窓口としてご支援いたします。
システム構成やライセンス/購入方法などお気軽にお問い合わせ下さい。 フリーダイヤル
Web問い合わせフォーム
専用お問い合わせフォームにてご相談内容を承ります。
http://www.oracle.co.jp/inq_pl/INQUIRY/quest?rid=1 ※フォームの入力には、Oracle Direct Seminar申込時と同じ
ログインが必要となります。
※こちらから詳細確認のお電話を差し上げる場合がありますので、ご登録さ れている連絡先が最新のものになっているか、ご確認下さい。 0120-155-096 ※月曜~金曜 9:00~12:00、13:00~18:00
(祝日および年末年始除く)
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. 57 57
Oracle 構成相談サービス
Oracle Directが無償でシステム構成を決めるための支援をさせていただきます!
お客様の要件に基づき、Oracle Database、Web Logic Serverを使ったシステムに
必要なCPUやメモリサイズをアドバイスいたします。
また、ご要望にあわせて、構成を決める際に必要な情報や推奨構成案もご案内
させていただきますので、お気軽にご相談ください!
新規システムの構成、既存システムリプレイスの際の指標として、ぜひご活用下さい! http://www.oracle.com
http://www.oracle.com // direct/service
direct/service // sizing.html 最新技術や最新事例に基づく
推奨構成が分かった!
要件に合った構成を複数提示してもらい、
そのなかから予算にあった構成を選択できた!
現在のシステムのボトルネックを確認したうえで、
パフォーマンスを改善するための最適な構成が分かった!
Copyright© 2009, Oracle. All rights reserved. ハードウェア選定の裏づけができた!
58 Oracle OpenWorld Tokyo 開催
~いよいよセッション登録開始!~
人気のセッションは満席になる可能性がございますので早めの登録をおすすめいたします。 人気のセッションは満席になる可能性がございますので早めの登録をおすすめいたします。
日時 : 2009年
4月
月22
22日
日(
(水
水)
)~
~24
24日
日(
(金
金)
)
2009年4
登録は
会場 : 東京国際フォーラム
oracle.co.
oracle.co. jp
jp // openworld (招待コードには「151」と記入ください) ダイセミ講師も展示会場Oracle
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