世界同時株安下のトルコ株式市場について

お客様向けスポットレポート
販売用資料
損保ジャパン・アセットマネジメント
損保ジャパン－フォルティス・
トルコ株式オープン（愛称メルハバ）
2007年3月2日発行
追加型株式投資信託・国際株式型 （欧州型）2006年5月31日設定
決算日(原則)1月25日 信託期間：2016年1月25日まで
当ファンドの特色・運用方針
当ファンドのリスク
◆株価変動リスク
●「損保ジャパン－フォルティス・トルコ株式マザーファンド」の受益証券に投資します。
◆信用リスク
マザーファンドは収益性、成長性、安定性などを総合的に勘案して選別したトルコ株式を投資対象とします。
◆為替変動リスク
●マザーファンドの運用に当たっては、Fortis Investment Management S.A.に株式の運用指図に関する権限を委託します。
詳しくは投資信託説明書（交付目論
●株式の実質組入比率は、原則として高位を基本とします。●組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
見書）をご覧ください
世界同時株安下のトルコ株式市場について
今般、中国株式市場に端を発したと言われている世界同時株安、アジア→欧州→米国→日本と各国市場
を駆け巡った連鎖急落の中で、トルコ株式市場は2月27日、28日の二日間で5.3％の下落となりました。
弊社では、今回の下落は投資家センチメント悪化による一時的な下落と考えております。そして、年始以降
他市場と比較して上昇急であったトルコ市場にとって今回の下落は、バリュエーション面は勿論のこと安定し
たマクロ経済を考慮すれば、むしろマーケットにとっては良い意味での調整であると考えております。尚、今般
の市場急落を受けて、主要株式市場及び為替市場は図表1の通りとなっております。
図表1:トルコ含む海外主要市場の騰落率及び為替騰落率
主要指数
トルコ
ｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙ・ﾅｼｮﾅﾙ100種指数
中国
香港 ﾊﾝｾﾝ指数
中国 上海総合指数
中国 ｼﾝｾﾝ総合指数
欧州
ｲｷﾞﾘｽ FT 100 指数
ﾄﾞｲﾂ DAX 指数
ﾌﾗﾝｽ CAC 指数
米国
NY ﾀﾞｳ 工業株30 種
S&P 500 種
ﾅｽﾀﾞｯｸ指数
ｴﾏｰｼﾞﾝｸﾞ
ﾌﾞﾗｼﾞﾙ　ﾎﾞﾍﾞｽﾊﾟ指数
ﾛｼｱ　RTS指数
ｲﾝﾄﾞ
ﾑﾝﾊﾞｲ指数
日本
日経平均株価指数
東証株価指数(TOPIX）
為替
ドル/円
ドル/リラ
円/リラ
2月27日 2月28日
2/27・28
の2日間
年初来
騰落率
2/28
予想PER
2/28
（倍）
-4.5%
-0.8%
-5.3%
5.9%
13.0
-1.8%
-8.8%
-6.4%
-2.5%
3.9%
3.8%
-4.2%
-5.2%
-2.8%
-1.6%
7.7%
33.8%
15.7
34.0
37.5
-2.3%
-3.0%
-3.0%
-1.8%
-1.5%
-1.3%
-4.1%
-4.4%
-4.3%
-0.8%
1.8%
-0.5%
11.7
13.4
12.8
-3.3%
-3.5%
-3.9%
0.4%
0.6%
0.3%
-2.9%
-2.9%
-3.5%
-1.6%
-0.8%
0.0%
14.4
15.2
38.8
-6.6%
-3.3%
-1.3%
1.7%
-2.5%
-4.0%
-5.0%
-5.7%
-5.2%
-1.3%
-3.3%
-6.2%
10.6
7.1
18.8
-0.5%
-0.3%
-2.8%
-3.2%
-3.4%
-3.5%
44.1
43.3
2月27日 2月28日
2/27・28
の2日間
2.2%
4.3%
年初来
騰落率
2/28
-0.4%
-0.3%
-0.4%
-2.3%
3.3%
-5.4%
0.5%
-1.2%
1.7%
-1.7%
2.0%
-3.8%
出所：ブルｰムバ－グ
88
43,000
87
42,500
86
42,000
85
41,500
84
41,000
83
40,500
82
40,000
81
2/26
2/26
2/26
2/26
2/26
出所：ブルｰムバ－グ
2/28
2/28
2/28
2/28
2/28
43,500
2/27
2/28
2/28
89
2/26
2/26
2/26
2/26
2/26
2/26
2/27
2/27
2/27
2/27
2/27
2/27
2/28
2/28
2/28
2/28
2/28
2/28
44,000
2/27
2/27
2/27
2/27
図表3:（為替）円/リラ推移：2/26～2/28
2/27
2/27
2/27
図表2:（株式）ｲｽﾀﾝﾌﾞｰﾙ100種指数推移：2/26～2/28
出所：ブルｰムバ－グ
＜トルコ株式への影響＞
◆トルコ株式市場の下落は、自国要因（マクロ・ファンダメンタルズ要因）によるものでなく、投資
家センチメント悪化による一時的な連鎖下落と考えております。
◆トルコ市場に関しては、失業率低下や貿易赤字の縮小等、堅調なマクロ経済を背景に、年始
以降安定的な上昇基調を示しており、特に独自の急落要因はなかったと考えております。
◆今後の懸念事項として、リラ（通貨）安の進行及びインフレ懸念が台頭した場合、昨年第2四半
期同様、トルコ政府による断続的な利上げが考えられますが、現在のトルコ経済には、内需主
導から輸出主導への産業シフトを行うなどの対応をしてきた経験及び自信があると考えており
ます。
＜トルコ市場見通し＞
◆株式市場に関しては、５月の大統領選挙までは、些細なニュ－ス等々で変動する可能性はあ
るものの、グロ－バル・レベルで比較したトルコ株式のバリュエ－ションは未だ割安なレベルに
あると考えております（図表4参照）。
◆弊社では、今後、今回のような他市場に端を発する連鎖株安時の市場急落の可能性は完全
には否定できないものの、トルコ市場が単独で大きく下落するリスクは小さいと考えております。
図表4:（株式）主要株価指数バリュエーション・マップ:2/23現在
6.0
ｲﾝﾄﾞ
PBR（倍）
5.0
中国
ﾁｪｺ
4.0
3.0
2.0
ﾙｰﾏﾆｱ
ﾊ ﾝｶﾞﾘｰ ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞ
ﾌﾞﾙｶﾞﾘｱ
ﾌﾞﾗｼﾞﾙ
ﾄﾙｺ
ﾛｼｱ
1.0
0.0
出所：ブルｰムバ－グ
0
10
20
30
40
予想PER（倍）
50
60
◆当資料は損保ジャパン ・アセットマネジメン ト株式会社によ り作成された販売用資料であり、証券 取引 法に 基づ
く開示書類ではありません。当ファ ン ドの取得のお申し込みの際には投資信託説明書（交 付目 論見 書） を あ らか
じめ、または同時にお渡しいたしますので、必ずお受け取りの上、詳細は投資信託説明書（交付目論見書 ）を ご確
認下さい。◆当ファ ン ドは、値動きのある 証券に投資しますので、基準価額は大き く変 動し ます 。ま た、外貨 建て
資産に投資する 場合には、為替リスクがあります。投資信託は、リスクを 含む商 品であり 、運 用実 績は 市場 環境
等によ り変動します。したがって、元本が保証されている ものではありません。◆信託財産に生じた利益 およ び損
失は、すべて受益者に帰属します。投資に関する 最終決定はお客さまご自身の判断でなさる よ うお願い申し 上げ
ます。◆投資信託は、預金や保険契約と異なり、預金保険・保険契約者保護機構の保護の 対象 では あり ませ ん。
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5%）、法人の受益者は15%（所得税15%）となる予定です。
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