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「JMF経済ニュースレター」2009年11月号
JMF経済ニュースレター (2009年11月号) 今月号のポイント ■マクロ経済動向 •日本経済は、景気底打ちも水準低く、景気対策依存のぜい弱な回復。 •09年7∼9月期の実質GDP成長率は前期比1.2%増(年率換算4.8%)と2四 半期連続のプラス成長。エコカー減税やエコポイント制度など景気対策によ る消費増や、中国などアジア向け輸出増がプラス寄与。 •日銀展望レポートでは、10年4∼6月期に踊り場表現で前期比マイナスの可 能性を指摘。09年2次補正予算で回避できるか要注目。 •9月の完全失業率は5.3%と2カ月連続低下したが依然高水準。 •物価は、昨年原油高の反動もあり前年比マイナスが続いている。需給ギャッ プが大幅マイナスであり、デフレ圧力強い。 ■国内需要の動向 目次 今月のトピックス ・・・1 1. マクロ経済動向 ・・・2 2. 国内需要の動向 ・・・3 3. 海外需要の動向 ・・・6 4. 国内生産活動の動向・・8 5. 金融・為替・商品動向・・10 目次をクリックするとその ページに移動します Vol.3 •設備投資に下げ止まりの兆し。設備投資の先行指標である機械受注は9月 前月比10.5%と大幅増。ただし、設備稼働率は依然低く、金融危機前ピーク 比8割程度。 •景気対策関連の自動車、家電は販売が好調なものもあるが、雇用・所得環 境の悪化から個人消費・住宅投資ともに低迷。 ■海外需要の動向 •輸出数量は中国向け以外の回復力が弱く、前年比減少幅は縮小している が依然2けた台のマイナスが続いている。 ■国内生産活動の動向 •9月の鉱工業生産は前月比1.4%増。在庫調整進展や中国向け輸出増で 持ち直しも伸び幅は縮小しており、生産水準は金融危機前のピーク比8割程 度にとどまっている。 ■金融・為替・商品動向 •原油など一次産品価格は再度上昇の兆候。歳出増による財政悪化予想か ら長期金利に上昇圧力懸念 。 今月のトピックス −平成21年度機械工業生産額改訂見通し調査結果− 平成21年度は前年度比▲16.4%と2年連続の減少 平成21年度の生産動向(日本機械工業連合会調査) 平成21年度の機械工業生産額は前年度比16.4%減の63兆2,590億円となる見通し 景気対策効果もあり、自動車、電機・電子産業など一部の製品を中心に持ち直し。輸出も中国など アジア向けを中心に回復の兆し しかし、企業収益は引き続き低迷、輸出や国内生産低迷を通じた設備や雇用のストック調整圧力 が強く設備投資は減少、雇用情勢も悪化傾向。輸出環境も米国経済の回復時期や円高など不確 定要素があり、先行き予断を許さない 機械工業における生産額・輸出額の推移 平成21年度生産額(改訂)見通し (調査時点 : 平成21年9月) (百億円) 10000 10,000 ( 単位:千億円、% ) 生産額 業種分類 前年度(同期)比 20年度 21年度 実績 見通し 年度 見通し 計 867.2 756.4 632.6 87.2 83.6 機械計(除、金属製品、鋳鍛造品) 804.4 700.2 585.2 87.0 83.6 機 械 総 合 21年度 般 機 械 164.0 138.8 101.7 84.7 73.3 電 気 機 械 80.7 73.5 65.6 91.1 89.2 報 械 80.7 76.0 67.3 94.2 88.5 電子部品・デバイス 104.5 97.1 73.4 92.9 75.6 輸 87.9 信 送 精 そ 通 密 の 機 機 械 356.3 297.3 261.5 83.4 機 械 14.1 13.3 11.7 94.9 87.4 械 4.2 4.1 4.1 97.8 100.9 他 機 9,000 8,000 7000 一 情 9000 8000 19年度 20年度 (生 産 額) (2.8) (8.2) 金 属 製 品 31.7 29.3 26.2 92.5 89.5 鋳 鍛 造 品 31.2 26.9 21.2 86.3 78.8 7,000 6000 6,000 5000 4000 5,000 (1.9) 8,672 8,672 (4.0) (3.8) (3.8) (1.6) 8,339 (生 産 額) (△7.4) 8,339(△2.2) (7.7) 7,743 7,585 7,564 7,499 (△9.3) 7,743 7,585 7,169 7,166 (3.3) 7,095 (5.8) 6,811 6,771 7,564 7,169 7,095 (△12.8) 6,326 (△9.8) 7,499 (4.8) (5.7) 7,166 (0.0) 6,811 ( 生 産 額 −輸 出 額 ) 5,348 6,771 (2.8) (△10.2) (△0.6) (8.8) 4,916 6,326 (△16.4) (△11.1) (4.2) 4,464 4,391 (△3.9) (1.5) (1.8) (△7.0) 5,348 4,090 (2.9) 4,916 (8.8) 3,816 3,911 3,733 3,711 3,674 (12.0) (輸 3,569 出 額 ) 3,468 3,458 (5.7) (△7.0) (1.8) 3,349 3,343 3,363 3,408 3,203 3,352(△12.7) (0.0) 3,099 3,424 3,324 4,090(11.6) (△4.6) 3000 4,464 (9.6) (8.4) (0.9) 4,391 (△5.0) (△16.5) 3,569 (7.1) (2.9) (1.2) (2.4) 4,000 (△8.1) (7.3) 3,458 3,674 (6.8) (9.5) (9.7) (△4.4) 3,733 2000 (輸 出 額) 3,343 (4.6) 3,349 3,000 (△3.1) (△9.0) 1000 2,000 (注) 1.一部の機種は暦年ベース。 2.一部推定値を含む。 0 11 1112 1213 13 14 14 1515 1616 17 19 20 21 平成 17 18 18 19 20 21 10 (年度) 平成 10 (注) 単位は百億円。( )内は前年度比(%)、(△はマイナス) ※ 生産額は、経済産業省生産動態統計ベース、輸出額は、財務 省貿易統計ベースのため、 ベースが合致しない。 平成 21 年 度 生 産 額 見 通 し (当 初 ・ 改 訂) 対 照 表 当初見通し(H21年5月) 業 種 分 類 改訂見通し(H21年9月) 当初見通しとの差異 20年実績 21年度 見通し 21/20 計 756.9 658.7 87.0 756.4 632.6 83.6 ▲0.5 ▲26.1 ▲3.4 機械計(除、金属製品、鋳鍛造品) 700.7 608.5 86.8 700.2 585.2 83.6 ▲0.6 ▲23.4 ▲3.2 機 械 総 合 20年実績 21年度 見通し ( 単位:千億円、% ) 21/20 20年実績 21年度 見通し 比 率 一 般 機 械 139.2 114.1 81.9 138.8 101.7 73.3 ▲0.4 ▲12.4 ▲8.6 電 気 機 械 73.7 67.2 91.2 73.5 65.6 89.2 ▲0.1 ▲1.6 ▲2.0 械 76.0 68.7 90.4 76.0 67.3 88.5 ▲0.1 ▲1.5 ▲1.9 電 子 部 品 ・ デ バ イ ス 97.1 90.4 93.1 97.1 73.4 75.6 0.0 ▲17.0 ▲17.5 情 報 通 信 機 輸 送 機 械 297.1 251.3 84.6 297.3 261.5 87.9 0.2 10.2 3.3 精 密 機 械 13.3 12.6 94.2 13.3 11.7 87.4 ▲0.0 ▲0.9 ▲6.8 械 4.2 4.3 101.3 4.1 4.1 100.9 ▲0.1 ▲0.2 ▲0.4 そ の 他 機 金 属 製 品 29.3 26.4 90.1 29.3 26.2 89.5 0.0 ▲0.2 ▲0.6 鋳 鍛 造 品 26.9 23.8 88.4 26.9 21.2 78.8 0.0 ▲2.6 ▲9.6 1 1.マクロ経済動向 経済成長率:実質GDP 09年7∼9月期は前期比1.2%増(年率換算4.8%)と2四半期連続のプラス成長 エコポイントなど景気対策による消費増、中国向け輸出などがプラスに寄与 (%) 6 年・期 項目 国内総生産 内需 個人消費 住宅投資 設備投資 在庫投資(寄与度) 官公需 政府支出 公的固定資本形成 外需(寄与度) 輸出 輸入 原系列前年同期比 4 1.2 2 0 ▲ 2 季調系列前期比 ▲ 4.5 ▲ 4 ▲ 6 ▲ 8 (年度、四半期) ▲ 10 03 04 05 06 07 08 09 資料:内閣府 業況判断D.I:日銀短観 (原系列前年同期比、%) 2008 7∼9 ▲ 0.3 ▲ 1.1 0.7 ▲ 5.4 ▲ 4.1 (▲0.4) ▲ 0.8 0.4 ▲ 6.6 (0.8) 4.4 0.0 10∼12 ▲ 4.3 ▲ 1.6 ▲ 0.3 11.8 ▲ 11.7 (0.1) ▲ 0.8 0.2 ▲ 4.6 (▲2.7) ▲ 12.5 3.0 50 20 40 0 30 ▲ 20 20 悪 ▲ 40 い 75 78 81 84 87 90 93 96 99 資料: 日本銀行、シャドーは景気後退期 10 09年3月 ▲58 98年12月 ▲51 75年5月 ▲57 ▲ 60 0 02 05 08 (暦年、四半期) 景気動向:景気動向指数CI 一致は6カ月、先行は7カ月連続上昇 (2005年=100) 一致系列 110 105 100 95 90 85 80 75 70 65 (暦年、月) 60 80 85 90 95 先行系列 00 雇用:失業率/有効求人倍率 失業率は高水準が続く。求人倍率は0.43倍と低い水準 6.0 (%)有効求人倍率(右) 5.5 9月 (倍) 1.2 5.3% 1.0 5.0 0.8 4.5 0.6 4.0 0.4 失業率(左) 3.0 00 01 02 資料: 総務省、厚生労働省 03 04 05 06 0.43倍 (年度、月) 07 08 製造業 繊維 木材・木製品 紙・パルプ 化学 石油・石炭製品 窯業・土石製品 鉄鋼 非鉄金属 食料品 金属製品 一般機械 電気機械 輸送用機械 精密機械 非製造業 建設 不動産 卸売 小売 運輸 通信 情報サービス 電気・ガス 対事業所サービス 対個人サービス 飲食店・宿泊 リース 全産業 ▲ 33 ▲ 43 ▲ 68 ▲ 6 ▲ 12 ▲ 16 ▲ 45 ▲ 67 ▲ 19 1 ▲ 43 ▲ 50 ▲ 33 ▲ 42 ▲ 27 ▲ 24 ▲ 23 ▲ 11 ▲ 29 ▲ 32 ▲ 35 31 ▲ 27 0 ▲ 22 ▲ 4 ▲ 50 ▲ 36 ▲ 28 前回差 15 15 23 17 22 19 13 4 43 2 0 13 19 24 6 5 6 13 12 7 8 7 ▲ 6 ▲ 3 8 7 ▲ 4 8 11 先行き ▲ 21 ▲ 38 ▲ 50 ▲ 4 ▲ 9 ▲ 11 ▲ 29 ▲ 37 ▲ 11 0 ▲ 24 ▲ 36 ▲ 17 ▲ 28 ▲ 28 ▲ 17 ▲ 22 ▲ 10 ▲ 17 ▲ 22 ▲ 27 31 ▲ 21 ▲ 9 ▲ 9 ▲ 6 ▲ 38 ▲ 25 ▲ 19 注:単位は%ポイント(「良い」-「悪い」)。「先行き」は3カ月後 資料: 日本銀行 05 資料: 内閣府 3.5 最近 60 大企業製造業 40 7∼9 ▲ 4.5 ▲ 2.6 ▲ 0.1 ▲ 20.4 ▲ 16.6 (0.2) 3.2 1.5 13.1 (▲1.9) ▲ 23.0 ▲ 13.4 09年9月調査 (%ポイント) 60 大企業 良 い 2009 4∼6 ▲ 7.0 ▲ 4.8 ▲ 0.8 ▲ 10.0 ▲ 23.5 (▲1.1) 2.9 1.1 15.9 (▲2.2) ▲ 29.3 ▲ 17.6 業況判断D.I(業種別):日銀短観 大企業製造業の業況判断D.Iは6月調査から改善 非製造業 1∼3 ▲ 8.6 ▲ 4.7 ▲ 2.8 0.6 ▲ 20.5 (0.6) 0.6 0.6 0.4 (▲3.9) ▲ 36.3 ▲ 15.5 09 0.2 0.0 物価:企業物価/消費者物価 物価は前年比大幅マイナスが続いている (%) 10 前 年 6 同 月 2 比 ▲ 2 (%) 3 前 企業物価指数(左) 9月 ▲7.9 ▲ 6 (暦年、月) 消費者物価指数(右) 8月 ▲2.2 ▲ 10 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 2 年 同 1 月 比 0 ▲ 1 ▲ 2 ▲ 3 資料: 日本銀行、 総務省 2 2.国内需要の動向 設備投資:機械受注 9月機械受注「船舶、電力を除く民需」は前月比10.5%と大幅に増加し、下げ止まりの兆し (前年比、%) 30 機械受注民需(除く船舶・電力) 20 区分 項目 受注額計 内需 10 民需(除く船舶・電力) 0 製造業 一般機械 電気機械 自動車 精密機械 非製造業 運輸 通信 官公需 外需 9月 ▲ 22.0 ▲ 10 ▲ 20 ▲ 30 ▲ 40 (暦年、月) ▲ 50 06 07 資料: 内閣府 08 09 2009 4∼6 7∼9 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 42. 28. 33. 47. 58. 52. 64. 57. 15. 46. 22. 7. ▲ 65. 6 0 4 0 8 5 5 9 2 2 7 0 7 ▲ 30. ▲ 23. ▲ 27. ▲ 45. ▲ 63. ▲ 44. ▲ 61. ▲ 47. ▲ 8. ▲ 14. ▲ 12. 20. ▲ 46. (需要者別、原系列前年同期比、%) 2009 7 2 2 3 7 3 5 4 4 1 5 9 5 8 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 33. 31. 34. 50. 67. 50. 69. 55. 18. 29. 19. 37. ▲ 45. 8 3 4 8 7 5 2 0 8 1 6 0 6 0 9 ▲ 31. ▲ 18. ▲ 26. ▲ 42. ▲ 66. ▲ 37. ▲ 57. ▲ 44. ▲ 3. 8. ▲ 25. 30. ▲ 54. 9 8 5 1 7 1 5 2 8 0 9 6 4 寄与度 ▲ 26. ▲ 19. ▲ 22. ▲ 44. ▲ 56. ▲ 44. ▲ 57. ▲ 41. ▲ 3. ▲ 13. 6. 7. ▲ 41. 6 ▲ 26. 9 ▲ 9. 0 ▲ 8. 2 ▲ 8. 4 ▲ 1. 2 ▲ 2. 9 ▲ 1. 5 ▲ 0. 7 ▲ 1. 8 ▲ 0. 3 0. 0 0. 9 ▲ 17. 6 1 7 1 8 1 1 2 0 5 3 7 0 注) 製造業には船舶、非製造業には電力含む。両項目内訳欄は内数 設備投資:建設工事受注(民間) 設備投資:資本財出荷 建設工事受注は前年比マイナス幅が縮小 下げ幅縮小も、依然大幅な前年比マイナス続く (前年比、%) (前年比、%) 60 資本財出荷(除く輸送機械) 20 大手50社 建設工事受注(民間) 10 40 0 20 9月 ▲14.1 0 ▲ 10 9月 ▲ 31.1 ▲ 20 ▲ 20 ▲ 30 ▲ 40 ▲ 40 (暦年、月) ▲ 60 06 (暦年、月) ▲ 50 07 08 06 09 資料: 国土交通省 設備投資:生産財出荷 (前期比、%) 10 09 7カ月連続で前月比プラスに (前期比、%) 20 9月 3.1 生産財出荷 5 10 0 0 ▲ 5 ▲ 10 ▲ 10 ▲ 20 (暦年、月) ▲ 15 07 08 9月 4.9 (暦年、月) 耐久消費財出荷 ▲ 30 06 09 資料: 経済産業省 07 08 09 資料: 経済産業省 住宅投資:新設住宅着工戸数 政府投資:公共事業請負金額 雇用・所得環境の悪化を受け住宅着工は極めて低水準 (千戸) 08 設備投資:耐久消費財出荷 7カ月連続で前月比プラスに 06 07 資料: 経済産業省 着工件数(左) (百万㎡) 床面積(右) 110 9 90 7 3月以降景気対策効果が発現も、先行きは不透明 (前年比、%、後方3カ月移動平均) 15 前年比 10 地方等発注(寄与度) 5 9月 11.2 0 70 ▲ 5 国発注(寄与度) (暦年、月) 50 5 07 資料: 国土交通省 08 09 ▲ 10 08 09 (暦年、月) 資料:国土交通省 3 個人消費:乗用車販売台数 個人消費:家電国内出荷金額 景気対策効果により自動車販売は回復 景気対策効果でエコ家電の販売は堅調 (前年比、%) 10 10月 7.8 5 0 ▲ 5 ▲ 10 ▲ 15 乗用車新規 登録台数 ▲ 20 ▲ 25 (暦年、月) ▲ 30 08 09 資料: 日本自動車販売協会連合会 (前年比、%) エアコン 8月 出荷台数 ▲25.9 60 50 40 30 20 10 0 ▲ 10 ▲ 20 ▲ 30 08/3 9月 薄型TV出荷台数 32.4 9月 冷蔵庫 ▲15.2 出荷台数 9月 家電全体(金額) ▲2.5 09/1 (暦年、月) 資料: JEITA、 JEMA 個人消費:百貨店・スーパー販売額 個人消費:商業販売額 百貨店、スーパーともに低調 卸売は低迷、小売は前年比マイナス幅が縮小傾向 (前年比、%) (前年比、%) 15 10 9月 ▲1.4 スーパー販売額 5 9月 ▲1.1 0 9月 ▲9.5 ▲ 5 ▲ 10 (暦年、月) ▲ 15 06 07 5 ▲ 5 ▲ 25 百貨店販売額 ▲ 35 08 商業販売額(小売) ▲ 15 商業販売額(卸売) (暦年、月) 06 09 資料: 経済産業省 9月 ▲27.2 07 08 09 資料: 経済産業省 鉄鋼:普通鋼用途別受注 全体は再び増加。大半の用途が前月比プラスに転じた 7,000 (千トン) 6,000 用途別 外需 5,000 4,000 3,000 2,000 内需 1,000 (暦年、月) 0 07/11 09/1 建設用 産業機械 電気機械 家庭用業務用機器 船舶 自動車 その他 製造業用 販売業者向 内需 輸出 合計 09年9月 (千トン) 845 91 117 40 445 788 278 1,759 1,028 3,632 2,206 5,838 前月比 (%) ▲ 0.3 24.1 10.7 9.4 8.5 1.7 12.2 6.7 12.8 6.6 11.1 8.3 前年比 (%) ▲ 20.6 ▲ 58.3 ▲ 26.5 ▲ 9.8 ▲ 5.5 ▲ 16.2 ▲ 11.3 ▲ 18.1 ▲ 21.6 ▲ 19.7 30.5 ▲ 6.0 09年9月 (千トン) 51 68 10 12 12 293 310 756 87 843 438 1,281 前月比 (%) 8.9 24.8 17.7 ▲ 3.4 ▲ 25.3 11.1 6.4 9.0 29.1 10.8 19.4 13.6 前年比 (%) ▲ 9.3 ▲ 55.8 ▲ 7.9 ▲ 5.5 ▲ 34.4 ▲ 21.2 ▲ 33.6 ▲ 30.6 ▲ 20.6 ▲ 29.7 ▲ 7.0 ▲ 23.3 資料: 日本鉄鋼連盟 鉄鋼:特殊鋼用途別受注 全体は再び増加。大半の用途が前月比プラスに転じた 2,000 (千トン) 用途別 1,500 外需 1,000 内需 500 (暦年、月) 0 07/11 09/1 建設用 産業機械 電気機械 家庭用業務用機器 船舶 自動車 その他 製造業用 販売業者向 内需 輸出 合計 資料: 日本鉄鋼連盟 4 工作機械受注 半導体製造装置のB/Bレシオ 10月、外需の前年比マイナスが大幅縮小 150 ︵ 受 注 高 外需(左) 100 6月以降1を超えた 内需(左) 0 08 1.4 % 0.6 9月 1.3 1.2 1.0 0.8 ︶ ︶ 1 0 億 50 円 1.6 前 年 同 月 比 ︵ 100 80 外需(右) 60 40 20 0 内需 ▲ 20 (右) ▲ 40 ▲ 60 ▲ 80 ▲ 100 (暦年、月) 09 0.4 0.2 (暦年、月) 0.0 資料: 日本半導体製造装置協会 注:B/Bレシオは、集荷額(billing)に対する受注額(booking)の割合 資料: 日本工作機械工業会 産業機械受注 8月はすべての産業機械で前年比マイナスに。設備投資意欲減退が広く受注に波及 1,100 1,000 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 (前年比、%) (10億円) 09年 2月 外需 07 08 5月 6月 7月 8月 ▲ 44.6 ▲ 44.9 52.0 ▲ 24.1 ▲ 28.5 ▲ 37.7 鉱山機械 ▲ 83.4 ▲ 81.7 ▲ 47.8 ▲ 37.0 ▲ 80.9 ▲ 68.9 ▲ 81.8 2.9 ▲ 41.1 ▲ 35.3 ▲ 62.5 ▲ 42.9 ▲ 1.1 ▲ 29.9 タンク 2,570.8 ▲ 89.8 ▲ 45.9 ▲ 48.7 ▲ 84.8 519.3 ▲ 56.2 プラスチック加工機械 ▲ 87.6 ▲ 70.6 ▲ 64.7 ▲ 71.6 ▲ 51.3 ▲ 54.3 ▲ 42.4 ポンプ ▲ 8.7 ▲ 23.4 ▲ 47.8 ▲ 46.8 ▲ 13.7 ▲ 13.4 ▲ 21.9 圧縮機 ▲ 39.1 8.5 ▲ 18.1 ▲ 35.8 ▲ 42.4 ▲ 64.8 ▲ 35.1 送風機 (暦年、月) 4月 ▲ 41.8 化学・冷凍機械 内需 3月 ボイラ・原動機 71.1 91.3 ▲ 10.5 ▲ 65.9 115.5 ▲ 42.7 ▲ 1.6 運搬機械 ▲ 51.2 ▲ 54.3 ▲ 39.1 ▲ 62.2 ▲ 44.3 ▲ 64.9 ▲ 56.8 変速機 ▲ 42.1 ▲ 65.0 ▲ 46.4 ▲ 55.0 ▲ 41.0 ▲ 48.3 ▲ 51.2 金属加工機械 ▲ 83.1 ▲ 65.1 ▲ 98.1 ▲ 94.7 ▲ 46.4 ▲ 37.1 ▲ 51.4 合計 ▲ 35.7 ▲ 46.5 ▲ 59.2 ▲ 28.4 ▲ 35.0 ▲ 24.2 ▲ 39.5 資料: 日本産業機械工業会 09 電力:大口電力使用量(産業別) 繊維以外は前年比マイナスが続く (前年比、%) (億キロワット/時) 300 250 200 150 (暦年、月) 100 06 07 08 09 鉱業 食料品 繊維 紙・パルプ 化学 石油・石炭 窯業・土石 鉄鋼 非鉄金属 機械器具 合計 09年 4月 ▲ 10.5 1.3 17.1 ▲ 19.4 ▲ 25.3 ▲ 34.6 ▲ 23.4 ▲ 33.7 ▲ 23.4 ▲ 25.9 ▲ 20.2 5月 ▲ 12.5 ▲ 0.3 22.2 ▲ 17.3 ▲ 23.8 ▲ 16.9 ▲ 20.4 ▲ 30.7 ▲ 17.7 ▲ 24.1 ▲ 18.4 6月 ▲ 9.5 1.9 33.2 ▲ 18.7 ▲ 22.8 ▲ 27.7 ▲ 21.5 ▲ 28.6 ▲ 15.9 ▲ 19.6 ▲ 15.9 7月 ▲ 9.2 ▲ 2.2 28.8 ▲ 19.7 ▲ 21.0 ▲ 9.1 ▲ 18.8 ▲ 24.0 ▲ 18.3 ▲ 19.7 ▲ 15.3 8月 ▲ 4.3 ▲ 2.3 37.1 ▲ 18.3 ▲ 18.8 ▲ 15.9 ▲ 17.6 ▲ 18.6 ▲ 19.8 ▲ 16.7 ▲ 13.0 9月 ▲ 4.1 ▲ 2.1 32.3 ▲ 16.5 ▲ 19.2 ▲ 8.9 ▲ 16.5 ▲ 16.1 ▲ 15.4 ▲ 16.9 ▲ 12.6 資料: 電力事業連合会 輸送指数(国内・国際) 国内、国際輸送ともに前年比マイナス幅は縮小傾向 (前年比、%) 10 輸送指数(国内輸送業) 5 0 7月 ▲7.6 ▲ 5 ▲ 10 【国内】 10 5 0 ▲ 5 国内旅客 ▲ 10 ▲ 15 (暦年、月) ▲ 20 06 07 【国際】 ▲ 15 輸送指数(国際輸送業) ▲ 20 7月 ▲7.7 ▲ 25 ▲ 30 (暦年、月) 06 資料: 国土交通省 07 08 09 (前年比、%) ▲ ▲ ▲ ▲ 7月 ▲4.4 国内貨物 08 09 7月 ▲9.8 (前年比、%) 20 国際貨物 10 0 7月 10 ▲6.5 20 国際旅客 7月 30 (暦年、月) ▲8.5 40 06 07 08 09 5 3.海外需要の動向 貿易:輸出入/貿易収支 輸出は中国景気対策を受け、マイナス幅縮小傾向 地域別輸出 前年同期(月)比、% 区分 構成比 (前年比、%) (季調値、10億円) 項目 08年 09/4-6 09/7-9 7 8 9 (寄与度) 1,500 50 通関輸入額前年比(左) 輸出総額 100 ▲ 38.5 ▲ 34.4 ▲ 36.5 ▲ 36.0 ▲ 30.6 ▲ 30.6 1,200 40 18 ▲ 43.1 ▲ 36.0 ▲ 39.5 ▲ 34.4 ▲ 33.9 ▲ 5.8 米国 900 30 14 ▲ 40.1 ▲ 38.8 ▲ 39.9 ▲ 43.0 ▲ 33.9 ▲ 2.4 EU5 600 20 2 ▲ 86.2 ▲ 86.0 ▲ 86.5 ▲ 85.0 ▲ 86.5 ▲ 2.2 ロシア 300 10 16 ▲ 26.4 ▲ 72.3 ▲ 26.5 ▲ 27.6 ▲ 13.8 ▲ 2.1 中国 0 0 ▲ 300 ▲ 10 8 ▲ 34.4 ▲ 32.4 ▲ 33.3 ▲ 33.1 ▲ 30.8 ▲ 2.5 韓国 通関貿易収支額(右) ▲ 600 ▲ 20 台湾 6 ▲ 36.1 ▲ 29.6 ▲ 32.6 ▲ 34.1 ▲ 21.6 ▲ 1.2 ▲ 900 ▲ 30 ASEAN6 9 ▲ 38.1 ▲ 28.9 ▲ 30.9 ▲ 30.9 ▲ 24.6 ▲ 3.2 通関輸出額前年比(左) ▲ 1,200 ▲ 40 4 ▲ 42.1 ▲ 31.0 ▲ 32.9 ▲ 33.0 ▲ 27.0 ▲ 1.0 タイ (暦年、月) ▲ 1,500 資料: 財務省 注: EU5:イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン ▲ 50 ASEAN6:タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム、シンガポール 06 07 08 09 資料: 財務省 05 機械輸出:一般機械 機械輸出:計算機・電子部品 前年比大幅マイナス続くが、下げ幅は縮小傾向 30 再び下げ幅縮小 (前年比、%) (前年比、%) 10 20 0 10 ▲ 10 0 9月 ▲ 24.5 ▲ 20 ▲ 10 ▲ 30 ▲ 20 一般機械輸出額 ▲ 30 9月 ▲ 37.4 計算機・電子部品輸出額 ▲ 40 ▲ 50 ▲ 40 (暦年、月) ▲ 50 (暦年、月) ▲ 60 08 09 08 資料: 財務省 09 資料: 財務省 機械輸出:輸送機械 機械輸出:家電 3月以降、緩やかながらもマイナス幅縮小傾向 20 前年比大幅なマイナス続く (前年比、%) (前年比、%) 10 0 0 ▲ 10 9月 ▲ 34.6 ▲ 20 ▲ 40 ▲ 20 ▲ 30 輸送機械輸出額 9月 ▲ 38.1 家電輸出額 ▲ 40 ▲ 60 ▲ 50 ▲ 80 (暦年、月) 08 (暦年、月) ▲ 60 09 08 資料: 財務省 09 資料: 財務省 機械輸出:仕向地別の推移 輸送機械は9月、前年比▲34.6%と減少幅縮小。中国の前年比プラス回復と欧米の減少幅縮小が寄与 区分 一般機械 構成比 08年 項目 輸送機械 前年同期(月)比、% 09/7 8 9 構成比 08年 計算機・電子部品 前年同期(月)比、% 09/7 8 9 構成比 08年 家電 前年同期(月)比、% 09/7 8 9 構成比 08年 100 前年同期(月)比、% 09/7 8 9 輸出総額 100 ▲ 43.3 ▲ 39.9 ▲ 37.4 100 ▲ 44.5 ▲ 42.2 ▲ 34.6 100 ▲ 28.3 ▲ 29.9 ▲ 24.5 米国 17.9 ▲ 45.9 ▲ 22.1 ▲ 24.8 31.9 ▲ 40.6 ▲ 32.3 ▲ 28.3 10.1 ▲ 38.3 ▲ 41.6 ▲ 37.1 24.5 ▲ 34.7 ▲ 39.1 ▲ 47.1 EU5 6.1 ▲ 51.2 ▲ 54.6 ▲ 47.0 8.9 ▲ 33.2 ▲ 43.5 ▲ 27.2 6.4 ▲ 47.0 ▲ 41.4 ▲ 40.2 14.9 ▲ 33.0 ▲ 36.1 ▲ 32.1 ロシア 1.6 ▲ 94.6 ▲ 94.7 ▲ 94.0 7.2 ▲ 91.5 ▲ 90.1 ▲ 89.8 ▲ 71.9 ▲ 83.2 ▲ 83.9 中国 13.7 ▲ 30.3 ▲ 40.2 ▲ 20.7 6.9 韓国 10.8 ▲ 42.7 ▲ 44.9 ▲ 41.9 1.4 0.1 32.1 ▲ 56.2 ▲ 66.7 1.2 18.4 22.3 ▲ 21.8 ▲ 27.2 ▲ 16.6 11.2 ▲ 38.2 ▲ 38.8 ▲ 35.8 8.2 ▲ 28.4 ▲ 34.9 ▲ 33.0 4 7.2 ▲ 1.6 台湾 13.3 ▲ 36.9 ▲ 48.9 ▲ 59.9 0.7 33.4 11.9 ▲ 23.4 ▲ 22.3 ▲ 13.2 2.5 ▲ 12.3 ▲ 16.3 ▲ 35.1 11.1 ▲ 38.7 ▲ 40.5 ▲ 27.3 6.1 ▲ 30.7 ▲ 29.3 ▲ 15.9 20.8 ▲ 25.7 ▲ 26.1 ▲ 21.4 9.3 ▲ 41.6 ▲ 43.5 ▲ 39.1 タイ 2.2 2.3 ▲ 29.2 ▲ 23.3 2.3 ▲ 58.2 ▲ 53.3 ▲ 23.7 ▲ 0.3 2.6 ▲ 11.4 ▲ 17.0 ▲ 45.1 ▲ 47.0 ▲ 41.3 ASEAN6 9.3 ▲ 33.1 10.2 9.4 ▲ 34.7 ▲ 38.9 ▲ 38.1 ▲ 5.1 4.8 2.9 ▲ 5.6 ▲ 7.0 資料: 財務省 注: EU5:イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン ASEAN6:タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム、シンガポール 6 米国 失業率は10月10.2%と上昇。今後も大幅な需給ギャップにより雇用が戻らずジョブレス・リカバリーが続く見込み 【雇用関連指標】 【実質GDP】 (%) (千人) (%) 6 非農業就業者数 3.5 10月 400 12 (前月差、右) 4 10.2% 200 2 10 0 0 8 ▲ 2 ▲ 200 6 前年比 ▲ 4 ▲ 400 4 ▲ 2.3 前期比年率 ▲ 6 (暦年、四半期) ▲ 600 失業率(左) 2 ▲ 8 ▲ 800 0 06 07 08 09 06 07 08 09 (暦年、月) 資料:米国商務省 資料:米国労働省 欧州(EU27) 欧州では引き続きドイツとフランスの成長が前期より加速し、イタリアがプラス成長へ回復。しかし、依然雇用は悪化 【失業率】 (%) 9.5 9 8.5 8 7.5 7 6.5 (暦年、月) 6 06 07 08 【実質GDP】 (%) 6 3 0.9 0 ▲ 3 ▲ 6 前期比年率 前年比 ▲ 9 ▲ 4.3 (暦年、四半期) ▲ 12 06 07 08 09 資料: Eurostat 資料: Eurostat 9月 9.2 09 中国 09年第3四半期の成長率は8.9%と好調。景気対策による銀行貸出増加で投機資金が不動産市場へ流入、 政府は バブルを警戒 (前年比、%) 【不動産価格】 【実質GDP】 (前年比、%) 最新値10月 15 30 13 北京 深セン 全体 20 11 10 8.9 9 7 (暦年、四半期) 5 06 07 ▲ 10 6.1 08 0 7.9 6.8 ▲ 20 上海 07 09 資料: 国家統計局 広州 (暦年、月) 08 09 資料: 国家統計局 インド インドは景気回復感が高まり、金融引き締めの方向。政策金利引き上げ間近との見込み 【実質GDP】 (前年比、%) 12 10 【政策金利(レポレート)】 9 7.7 実質GDP 8 (%) 10 5.8 5.8 6.1 6 8 7 4 2 (暦年、月) うち、個人消費 1.3 1.4 1.6 0 6 1.0 4.75 5 (暦年、月) 予測 4 06 資料: インド統計局 07 08 09 06 07 08 09 資料: インド自動車製造者協会 7 4.国内生産活動の動向 生産:鉱工業生産指数 鉱工業生産は6月以降伸び幅が縮小傾向 120 (05年=100) 生産予測調査 110 80 70 (暦年、月) 60 00 01 02 04 05 06 07 08 前月比 (%) 前年比 (%) 寄与度 (%) 鉱工業生産 100 85.7 2.1 ▲ 18.4 2.1 電気機械 6 85.3 6.0 ▲ 18.9 0.4 9月 2.1% 8月 1.6% 7月 2.1% 6月 2.3% 5月5.7% 4月5.9% 電子部品 デバイス 8 113.4 5.1 ▲ 12.4 0.4 輸送機械 17 87.4 8.7 ▲ 23.0 1.5 一般機械 13 59.5 3.8 ▲ 40.4 0.5 情報通信 機械 4 88.7 7.4 ▲ 11.4 0.3 鉄鋼 6 82.6 1.2 ▲ 21.1 0.1 非鉄金属 2 84.2 1.0 ▲ 14.3 0.0 化学 8 96.0 1.3 0.1 前月比3月1.6% 03 09年 9月 10月3.1% 11月1.9% 100 90 項目 ウエ イト 業種 09 資料: 経済産業省 ▲ 6.4 出荷・在庫:鉱工業出荷指数/在庫指数 在庫率は3月以降下落基調、在庫減局面入りしつつある 出荷・在庫・在庫率指数 170 (05年=100) 160 150 在庫率 140 130 120 110 100 在庫 90 80 出荷 (暦年、月) 資料: 70 経済産業省 03 04 05 06 07 08 出荷(前年比、%) 08年1∼3月 10 在庫(前年比、%) 0 ▲ 15 ▲ 10 ▲ 5 0 5 08年10 ∼12月 ▲ 10 116 94 9月 10 ▲ 20 87 ▲ 30 09年 1月 ▲ 40 09 出荷・在庫:一般機械 出荷(前年比、%) 10 在庫は減少に転じたが、在庫調整のスピードは遅い 出荷・在庫・在庫率指数 300 (05年=100) 08年1∼3月 0 ▲ 15 ▲ 10 在庫率 250 177 150 在庫 100 97 61 出荷 (暦年、月) 経済産業省 03 04 05 06 07 08 0 5 10 ▲ 10 200 資料: 50 ▲ 5 在庫(前年比、%) 08年10 ∼12月 ▲ 20 ▲ 30 9月 ▲ 40 09年 1月 ▲ 50 ▲ 60 09 出荷・在庫:電気機械 出荷(前年比、%) ■出荷は上昇基調だが、一方で在庫増が続いている 10 出荷・在庫・在庫率指数 130 (05年=100) 08年 1∼3月 在庫率 120 110 121 在庫(前年比、%) 0 ▲ 10 106 ▲ 10 100 0 10 20 30 40 50 08年10 ∼12月 9月 ▲ 20 90 88 在庫 80 (暦年、月) 資料: 70 経済産業省 03 04 出荷 05 06 07 08 09年1月 ▲ 30 09 ▲ 40 8 出荷・在庫:情報通信機械 在庫調整は急速に進展し在庫減局面に大きく入った。在庫率も急落 出荷(前年比、%) 10 08年1∼3月 出荷・在庫・在庫率指数 160 (05年=100) 在庫(前年比、%) 140 0 在庫 在庫率 ▲ 40 ▲ 30 120 ▲ 20 ▲ 10 10 ▲ 10 9月 100 0 96 20 30 40 08年10 ∼12月 ▲ 20 86 80 出荷 資料: 60 経済産業省 03 04 05 06 07 ▲ 30 77 (暦年、月) 08 09年1月 09 ▲ 40 出荷・在庫:電子部品・デバイス 出荷が回復し、在庫減局面入り 出荷(前年比、%) 10 出荷・在庫・在庫率指数 350 (05年=100) 08年1∼3月 0 300 ▲ ▲ 30 20 9月 在庫率 250 ▲ 0 10 ▲ 10 在庫 10 ▲ 20 200 50 出荷 (暦年、月) 資料: 経済産業省 03 04 08年10∼12月 ▲ 30 146 142 107 150 100 20 30 40 50 在庫(前年比、%) ▲ 40 ▲ 50 09年1月 05 06 07 08 09 ▲ 60 出荷・在庫:輸送機械 在庫調整は急速に進展し在庫減局面に大きく入った。在庫率も急落 出荷・在庫・在庫率指数 200 (05年=100) 出荷(前年比、%) 10 在庫(前年比、%) ▲ 50 在庫率 ▲ 40 ▲ 30 08年10 ∼12月 150 08年1∼3月 0 ▲ 0 10 ▲ 10 ▲ 20 10 20 ▲ 20 9月 ▲ 30 100 90 在庫 資料: 50 (暦年、月) 経済産業省 03 04 出荷 05 06 07 ▲ 40 88 70 08 ▲ 50 09年1月 ▲ 60 09 出荷・在庫:精密機械 在庫は減少基調にあるが、在庫率は高水準。さらなる在庫調整の可能性 出荷(前年比、%) 10 出荷・在庫・在庫率指数 200 (05年=100) 08年1∼3月 在庫(前年比、%) 在庫率 ▲ 20 在庫 150 155 0 ▲ 10 08年10 ∼12月 0 10 20 ▲ 10 99 ▲ 20 100 9月 88 (暦年、月) 資料: 50 経済産業省 03 04 ▲ 30 出荷 05 06 07 08 09 09年1月 ▲ 40 9 稼働率指数:製造工業 9月は前月比1.6%と7カ月連続の上昇だが、水準は依然低い 製造工業 (2005年=100) 110 (2005年=100) 100 製造工業 ウエイト 4月 10,000 67.2 5月 6月 72.6 7月 74.3 8月 77.2 79.0 9月 80.3 90 一般機械 1,294 45.2 46.6 47.8 49.4 49.8 51.5 80 電気機械 494 87.3 88.6 88.7 91.7 92.7 86.3 70 情報通信機械 396 81.0 77.6 86.7 83.6 80.3 73.8 60 電子部品・デバイス 1,139 76.9 80.8 86.2 92.1 91.4 92.9 輸送機械 2,585 52.8 65.5 66.8 71.6 73.6 81.6 精密機械 26 109.0 107.4 115.7 114.4 106.4 109.5 50 (暦年、月) 40 06 07 08 09 資料: 経済産業省 第3次産業活動指数:総合 第3次産業活動指数:情報通信 4カ月ぶりに前月比で低下 情報サービス業が前月比▲12.6%の大幅下落 (2005年=100) 110 (2005年=100) 110 105 105 100 96 100 95 99 95 (暦年、月) 90 (暦年、月) 90 06 07 08 09 06 資料: 経済産業省 07 08 09 資料: 経済産業省 5.金融・為替・商品動向 為替:円/ドル/円/ユーロ 為替は円高ドル安傾向、円ドルは90円をはさむ攻防 (円/ドル、ユーロ) 170 160 150 140 130 120 110 100 90 (暦年、月) 80 01 02 03 04 11/13 133.0 11/13 89.7 円ドル 06 一次産品価格は再び上昇 (CRBは1967年=100、原油は2001年1月=100) 160 CRB指数(右) 140 円ユーロ 05 商品市況:原油、CRB指数 07 08 120 11/13 269.1 100 WTI原油(左) 40 0 06 5 4 11/13 3.45 4 11/13 1.34 2 日本10年物国債利回り 2 (暦年、月) 01 02 03 04 05 06 07 09 08 ユーロ圏 3 1 日本 (暦年、月) 0 0 00 08 米国 5 資料: 日本銀行 0 07 (%) 6 米10年物国債利回り 1 100 政策金利:日本、米国、ユーロ圏 日米欧中央銀行の低金利政策は継続 6 3 11/13 76.4 (暦年、月) 資料: Jefferies、NYMEX (%) 7 300 200 60 09 長期金利:日本、米国 米国は上昇基調だが、日本は低位推移 400 80 20 資料: 日本銀行 500 09 04 05 06 07 08 09 10/15 1.0% 0.25% 0.1% 注:米国はFFレート、日本は無担保コール翌日物、ユーロ健は欧州中銀政策金利 10 編集・発行 :社団法人 日本機械工業連合会 発行人 :副会長 兼 専務理事 安本 皓信 発行日 :平成21年11月19日 問い合わせ先:社団法人 日本機械工業連合会 〒105-0011 東京都港区芝公園三丁目5番8号(機械振興会館) 電話:03-3434-5381(代表) Fax:03-3434-2666 E-mail:[email protected] 11