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英 南 だより

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英 南 だより
東大阪市立英田南小学校新聞
あ
か
な
家庭数
平成 25 年 10 月
ん
英 南 だよ り
学校教育目標
『すべての子どもに豊かな人間性とたくましく生きる力を!』
・自ら学び、自ら考える子
・明るく強く、のびのびした子
・豊かな心をもち、自分もまわりの人も大切にできる子
空気の湿り気が尐なくなったせいでしょうか。日ごと、さわやかさが増し
ていくようです。いかがお過ごしですか。保護者の皆様、地域の皆様には、
ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は本校教育活動にご理
解・ご協力いただき、厚くお礼申し上げます。
今月の途中で前期が終了致します。終業式の日、子どもたちは『あゆみ』
を持って帰ります。『あゆみ』は、子どもたちにやる気をおこさせるもので
なければならないと考えています。前期中の学習や生活の努力に対しての記
録ですから、教師の方でも、その一枚一枚に子どもたちの後期へつなぐ礎と
なるよう、思いや願いをこめて作成しています。良いところはしっかりとほ
めてあげ、温かく見守る中で、そこからまわりにひろがりをもたせるように
伸ばしていきたいものです。その上で、これから頑張ることについて話し合
っていただければと思います。
また、朝晩めっきり涼しくなりました。何をするのにも、気持ちの良い季
節になりました。後期は、『秋の遠足』や『なかよし祭り』『陸上記録会』
『朝鮮文化に親しむ子どもの集い』などたくさんの行事が予定されています。
子どもたちが主体的に取り組んでいくことで、自主性と思いやりの気持ちを
育んでいきたいと願っています。後期も、元気に頑張ってくれることと思い
ます。
◆平成 25 年度 全国学力・学習状況調査結果について
4月 24 日、6年生対象に「全国学力・学習状況調査」が行われ、その結果が
送られてきました。学力向上コーディネーターを中心に、全教職員で結果を分析
しましたので、お知らせ致します。ただ、お知らせする調査結果は、学力や学習
状況の一部分であり、子どもたちの学力や学習状況及び学校の教育活動などのす
べてを表すものではないことにご留意ください。
(1) 学力調査
・国語
「漢字の読み」においては、概ね全国に近い正答率です。朝の学習や週2回の
サポート学習で、基礎基本の定着に力を入れてきた成果が表れたかと思われます。
しかし、「漢字の書き」の正答率は良くありませんでした。引き続き反復練習は
もとより、言葉集めや短文作りでその漢字の意味を意識しながら覚えることをし
ていかなければなりません。
「ことわざの意味理解」が、予想以上に正答率が低く、普段の生活でふれる機
会が尐ないことが分かりました。「犬棒カルタ」を使った遊びや自主学習で調べ
てみようと思えるような興味付けが必要です。
全国や府でも正答率が低かったのが、「長文の読み取りと答えを文章で書く」
ことです。文章が長いというだけで嫌気がさしてしまうのを克服するには、やは
り読書かと思われます。児童を読書好きにするには、文章を読んで感動したり、
知らなかったことが知れたりする楽しさを授業の中で経験させることです。その
ために、難しい言葉が出てきたら、違う言葉で言い換えさせたり調べさせたりし
て語彙を増やすこと、大事な言葉や文に線を引いて、言葉にこだわる学習活動を
授業にしっかり位置づけることだと考えています。ご家庭でもお子さんを読書好
きにする手だてを考えてみてください。
・算数
「計算」の正当率は良いとは言えないものの、概ね全国に近い正答率です。こ
こ数年、基礎・基本の定着に力を入れてきた成果が表れたかと思われます。しか
し、「尐数の加法の計算」の落ち込みが大きかったです。小数の位を揃えて足す
ことができなかったようです。単元だけで扱うのではなく、折に触れ、整数・小
数・分数の関係を捉えさせることが大切です。
図形は、「合同な三角形を描くために必要な条件」「円柱の見取り図と展開図
を対応させる」問題でしたが、正答率は良くありませんでした。作図や展開図を
描いて実物作成など、操作を通して気づく・習得する活動を十分に取り入れてい
かなければなりません。
本校の児童だけでなく、全国や府でも言えることですが、問題が長文であった
り、回答が記述式であったりすると弱いです。問題を解くのに必要な情報を長文
から読み取るには、やはり読解力が必要です。教師が先に問題の意味を説明して
しまうのではなく、自分の言葉でいいかえたり図に描いたりしてイメージ化させ
なければなりません。そして、求め方を式や言葉を用いて書けるようにしなけれ
ばなりません。そうして自分で考えた方法をグループや学級全体で交流すること
で、間違いに気づいたり、より良い方法に気づいたり、より分かりやすい説明の
仕方を習得していく授業にしていかなければならないと、教職員で共有しました。
(2)児童アンケート
「学校に行くのは楽しい」「学校で友だちに会うのは楽しい」などは、肯定的
な回答でした。また、「最後まで回答を書こうと努力した」「解き方がわからない
ときは、諦めずにいろいろな方法を考えた」では、努力しようという姿勢がうか
がえました。しかし、全国や府に比べて、「予習・復習をしている」は、ポイン
トが低く、家庭学習に課題が見られます。学校では、宿題の出し方を見直してみ
ます。
「家の人と普段夕食を一緒に食べていますか」や「家の人と学校での出来事につ
いて話をしていますか」「近所の人に挨拶をしますか」という点は、ポイントが高
く保護者の温かい目が感じられます。
しかし、「家の手伝いをしている」はポイントが低く、夜寝るのが遅く朝起き
るのも遅いという現状は、昨年に続く課題です。「生活点検カード」を活用して
自覚を促し、ご家庭でもご協力頂いて、生活習慣の改善を図っていきたいと考え
ます。生活習慣の改善と共に、自己肯定感を高めることも学力向上に繋がる重要
課題ですので、日々の学校生活で成功体験を積ませるよう取り組んでいきたいと
思います。
Ⅲ今後の取り組み
学校では、意欲ややる気を育てる為、子どもたちの良いところを見つけ、誉める
ことを心がけています。ご家庭でも、他の子と比べるのではなく、頑張ったところ
をしっかり見て誉めてやってください。
そして、毎日の授業が分かりやすく、学び合う楽しさが実感できる学校、どの子
にも居場所があり、自己肯定感・自己有用感が味わえる学校をめざし、教職員一同
一丸となって取り組んでいます。
今回、6年生だけが学力テストを受けているのですが、今までの積み重ねの結果
がこのように表れていると思います。この結果を全教職員で真摯に受け止め、把握
し、それぞれが今もっている学年・学級をどう改善していくかを考える必要があり
ます。また、数字的結果のみを追うのではなく、本当の意味での思考力や判断力・
表現力を身につける術を考えていくことも必要だと思います。
そのために、今回の学力テストにおいても全教職員で分析しました。そして、校
内研修は日々の教育活動にあると全教職員が認識し、子どもたちの変容を確認しな
がら授業改善に努めなければと改めて思いました。
しかし、子どもの学力を向上させるためには、基本的学習習慣や生活習慣の確立
がとても大切です。家庭学習の望ましい時間や方法につきましては、今年度も新学
期に『家庭学習のてびき』を配布させていただきました。ぜひ、お子さんと一緒に
もう一度見直し、話し合っていただけたらと思います。お子さんと家庭や学校での
生活をともに話し合い、親子のコミュニケーションをしっかりとっていただくこと
は、子どもたちの成長にはとても大切なことです。
保護者の皆様のさらなる御協力をよろしくお願い致します。
♥
校内作品展
夏休みの作品を展示する校内作品展が、9月5日(木)6日(金)の午後に開
催されました。色々な材料を使っての工作や習字、絵画どれをとっても力作揃い
でした。暑い中、沢山の方が見学していただき、ありがとうございました。
■大阪 880 万訓練
9月5日(木)午前11時、大阪府下で地震に備えての一斉訓練がありました。
本校では、放送を合図に、教室では机の下に潜り込みました。その後廊下に並ん
で避難の準備をしました。(今年は、耐震工事の為運動場集合はしていません)
最後に、地震が発生したらどうすればよいかについてのビデオを視聴するなど学
習しました。
今回の訓練は、災害が起こった時に、一人ひとりがどのように行動したら良い
のかを日頃から考え、必要な準備をした上で、とっさに行動ができるようにする
ことがねらいだそうです。地震が起きた時にどう身を守るのかを、一人ひとりが
自分で考えることに意味があるということです。災害はいつ、どこで、どのよう
に来るか予想できません。日頃から様々な場面を想像して準備しておくことが、
いざ!という時に役立つのです。おうちでも、時間をとって一度話し合ってみた
らいかがでしょう。
◆保健室にて
『自然治癒力』の話
9月に入って各学年の2測定がありました。背が高くな
ったと喜ぶ姿があちこちで見られました。
2測定と同時に『自然治癒力』についての保健指導があ
りました。私たちのけがや病気は薬が治しているのでなく
身体の自然治癒力によって治ることを、擦り傷で活躍する
白血球や血小板の働きを通して学習しました。また、一人
ひとりがもつ自然治癒力を最大限に発揮する為には、『日
頃から健康な身体づくりが大切であること』や『運動、睡
眠、栄養が健康を支えていること』を学びました。
◆5年生 『SKYPE』に挑戦
9月に入ってからの3日間、各クラスごとに『SKYPE』に挑戦しました。これ
は、本校の5年生とオーストラリアの Beaumaris North Primary School の5年
生がパソコン室で Web カメラを通じて交流するものです。“Hello.What’your
name? I like ~”など今までに英語の授業で習った文型を使って会話をしまし
た。BNPS の児童の勉強のために、日本語でも会話をしました。子どもたちは、海
外の児童や学校の様子などに興味をもって事前に調べたり、会話練習に励んでい
ました。当日は、緊張しながらも、お互いに会話を楽しみました。1対1の自己
紹介をしあった後、校歌やリコーダー、ダンスなどをお互いに披露し合いました。
あんなに遠くに離れた人と、しかも自分の話す英語が通じたということで喜びも
ひとしおだったのではないでしょうか。本当に良い経験をしたと思います。
■5年生
邦楽グループ『玉手箱』によるワークショップ
9月11日(水)、体育館で琴や三味線、尺八の体験をしました。
子どもたちは、初めての楽器を楽しそうに練習していました。尺八は音を出す
のも難しいと聞いていましたが、子どもたちはすぐに適応し、音を出すことが出
来ました。なかなか筋がいいとお褒めの言葉をいただきました。
12月の出前授業で『玉手箱』の方に再度来ていただくので、その時に代表で
プロに混じって一緒に舞台で琴を弾くことが決まり、とても喜んでいました。
◆お話を聞く会・「空飛ぶじゅうたん」の読み聞かせ
9月12日(木)、中学年を対象に竹川さんに来ていただい
て『お話を聞く会』がありました。まず、挨拶がわりに『よ
かったね!ネッドくん』の話を聞きました。その後は新作版
のなめくじが人間の言葉が分かる不思議な話でした。もう1
つの話もなめくじが出てくる学校のこわい話でした。でも、
なめくじが学校に行って、音楽の授業で聞いた『しょ、しょ、
しょじょじ・・・』から塩につなげてこわがるところは、子ども
たちも思わず大笑いでした。あっという間に楽しいお話会は
終わりました。
竹川さんにお礼の手紙を書いたので、来月来られた時に渡
す予定です。
また、同じ日に2年生は「空飛ぶじゅうたん」の 皆さんに
本の読み聞かせをしていただきました。そして26日(木)
は5 年生に聞かせていただきました。
■2年生
たんぽぽ学級との交流
9月13日(金)の2時間目にたんぽぽ学級との交流会
をしました。自己紹介の後、誕生日の月が同じ友だち同士
が集まって、ゲームを楽しみました。
一つ目のゲーム『みんなで仲良くまねっこゲーム』では、
手をつないで輪になって曲に合わせてジャンプしたり、手
拍子をしたり・・・。息もぴったりで大成功でした。二つ目の
ゲーム『みんなで電車つながろうゲーム』では、長い電車
がとぎれないように協力しました。「また、あそぼうね!」
とあちらこちらで声のあがる楽しい交流会になりました。
■2年生
トマトピザづくり
2年生は5月から中玉トマト(凛々子)
の苗を育ててきました。この夏はとりわ
け暑かったので、尻腐れ症などの病気に
もなりましたが、がんばって世話をして、トマトソースに
必要な量を収穫することができました。
そのトマトソースを使って、9月13日(金)にトマト
ピザを作りました。餃子の皮の上にトマトソース、コーン、
ピーマン、玉ネギ、チーズをトッピングしました。トマト
ソースの自然な甘みや皮のぱりぱり感で「もっと食べた
い!」の声がいっぱい出たとても美味しいピザでした。
■芝生の管理
2年前に植えた芝生も随分落ち着き、運動場にしっかり根付いています。それ
と同時に、周囲や芝生の中の雑草も活発に成長してきました。去年は、地域や保
護者の「グラスサポート」の皆さんに呼びかけ、大勢の方で作業をしていただき
ました。
しかし、今年は、耐震工事の関係で広く作業できない為、あまり大々的に呼び
かけず、昨年と今年の PTA 本部の皆さんとその子どもたちが中心になって、9月
14日(土)に芝刈りと除草作業をしていただきました。2時間程の作業でした
が、みな汗びっしょりになって作業してくださいました。ありがとうございまし
た。来年もよろしくお願い致します。
■6年生
楽しかった修学旅行
9月17日(火)18日(水)に鳥羽・賢島方面に
修学旅行に行きました。
初日は志摩スペイン村で班ごとの自由行動です。ほぼ
貸し切り状態で、どの乗り物も待ち時間なしで、吊り
下げ式ジェットコースターのピレネーには10回も乗
ったという子もいました。その他思い思いの乗り物に
乗ったりアトラクションを見たり、買い物をしたり、
食事をしたりと楽しいひとときを過ごしました。
宿舎は今年は、露天風呂もある6階建てのホテルです。
夕食後には特別に開けていただいた近くの志摩マリン
ランドに行きました。生き物に触れたり、ペンギンに
タッチしたり、普段入れない裏側にまわり、魚に餌を
やったりしました。貴重な体験でした。その後旅館で
みやげものを買いました。
翌日は、近くの海辺を散策した後、モクモクファーム
に向けて出発。初めてのウィンナー作りはなかなか大
変そうで、四苦八苦していました。でも、やっぱり市
販されているのより、ずっと美味しかったでしょう。
昼食は、お楽しみのバイキングです。野菜の自然の甘
みをたっぷり味わいました。
病気や怪我もなく、バスや旅館でのマナー、集合、
挨拶など最高学年としてふさわしい行動でした。現地
でもお褒めの言葉をたくさんいただきました。
◆2・5年生
歯磨き指導
9月25日(水)校医さんの指導のもと、大阪府歯科衛生士会より、2年生
は虫歯、5年生は歯周病を中心に歯科健康管理指導をしていただきました。ど
ちらの学年でも歯垢の染め出しでは、歯磨きをしているつもりでも磨き残しが
あり、一本一本丁寧に磨くことの大切さを子どもたち自身が目で見て理解する
ことができました。
歯科衛生士さんから「みんな子どもらしく元気に発言してくれて良かったです。
歯磨きはしているようですが、歯肉の赤いお子さんが目立ちました。丁寧にブ
ラッシングするだけで良くなるので、丁寧に磨くようにして下さい」というメッ
セージをいただきました。
◆4年生社会見学・遠足
大和川とブドウ狩り
9月25日(水)に柏原の大和川とぶどう園へ
遠足に行きました。最初は大和川の川幅を体験す
るために、歩数を数えながら橋を渡りました。そ
の後、リヴィエールホールに行き、付け替えた大
和川の流れを3階から特別に見せてもらいました。
見学の後は大和川の河原で弁当を食べました。広いところで時折吹く風が気持
ち良かったです。
午後は、近くのブドウ農園に行き、ブドウ狩りをしました。まず、土産用に自
分が一番おいしいと見定めた一房を取りました。その後、一班で一房ずつ取って
食べ、また取って食べ・・・皆、品定めがじょうずで、ずっしりと重いブドウを
収穫していました。ぶどうでおなかいっぱいになっていました。
♣
朝の読書活動にて紙芝居
図書委員会で「低学年の子どもにお話
を読んであげたい」という声があがり、
9月26日(木)の朝の読書タイムに、紙
芝居を読むという取り組みをしてくれ
ました。委員会の活動時間に、話を決めたり、聞きやすい
ように登場人物によって声を変えたりする等いろいろ工夫
して何度も練習したようです。
低学年の子どもたちは、みんな集中して聞き、「楽しかっ
た」「また、来てね」と感想を言い、委員会の子どもたちは
達成感いっぱいで戻っていきました。ありがとう。また、
こんな活動をしてくれると笑顔がいっぱいになりますね。
♣
5年生
非行防止教室
9月27日(金)に、尐年サポートセ
ンターの指導の元、5年生が非行防止
教室を受けました。
「犯罪のはじまりは、万引きから」
ということで、万引きに関するペープ
サートを見せていただきました。子どもたちは、とても熱心に話を聞き、その後
のアンケートにも真剣に答えていました。
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