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ドイツにおける再生可能エネルギー最新データ(2006年)

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ドイツにおける再生可能エネルギー最新データ(2006年)
情報報告 ウイーン
●ドイツにおける再生可能エネルギー最新データ(2006年)
昨今の欧州各国の中でも、ドイツは積極的に再生可能エネルギー導入を図っている。
そんな中、
今年の2月に同国における再生可能エネルギーの2006年の最新データが発表された。今回は、そ
れについて報告する。
1.一次エネルギーおよび最終エネルギーにおける再生可能エネルギーの占める割合と
気候保護への重要性
再生可能エネルギーの開発は2006年も引き続き積極的に継続された。一次エネルギーに占める
1
割合は、2005年の4.7%から2006年は5.3%に増加した(いわゆる物理的エネルギー含有法 によっ
て計算)。2000年の2.6%と比較すると倍以上の増加である。
最終エネルギー供給(電力、熱、燃料)の合計では、2006年で7.4%であった(2005年は6.6%)
。
気候保護について、再生可能エネルギーに向けられる重要性は依然高いままであり、2006年は
CO2の削減総量は、約9,700万トン(電力、熱、燃料部門のその他のエネルギー形態の置き換えに
よる計算)であった。そのうち、約4,400万トンのCO2は、再生可能エネルギー法(Erneuerbare
Energien Gesetz: EEG)によって削減されたものである。2006年では、再生可能エネルギーの拡
大によって約1,100万トンのCO2が削減されたことになる。
20051)
20061)
増減
一次エネルギー消費総量におけるRE割合
4.7%
5.3%
+12.8%
最終エネルギー消費総量におけるRE割合
6.6%
7.4%
+12.2%
電力消費総量におけるRE割合
10.4%
11.8%
+13.4%
熱消費総量におけるRE割合
5.3%
5.9%
+11.3%
3.8%
4.7%
+23.7%
約8,600トン
約9,700トン
+12.7%
約3,700トン
約4,400トン
+18.9%
約181億ユーロ
約216億ユーロ
+19.3%
建設中施設
約103億ユーロ
約113億ユーロ
+9.7%
稼動中施設
約78億ユーロ
約103億ユーロ
+32.1%
約214,000
+36%3)
燃料消費総量におけるRE割合
REによって削減されたCO2排出量排出量
2)
その内EEGを通じて削減された排出量
REからの売上総額
約157,000
RE部門における雇用者数
(2004)
RE:再生可能エネルギー(Renewable Energy)
1) 暫定値
2) その他エネルギー形態の置き換えによる計算
3) 2004年との比較
表
ドイツにおける再生可能エネルギーのキーデータ(2005,2006)
再生可能エネルギーからの発電割合は、2006年で電力消費総量の約11.8%であった(2005年は
10.4%)
。ドイツは、2010年までの国家目標(欧州レベル合意の12.5%)を2007年中に達成に向け
て順調に進んでいる。再生可能エネルギー法(EEG)は、再生可能エネルギー発電の大部分を
公共電力に組み込み、購入することで、その主要責任を負った。
1
訳者注:原文は、
「physical energy content method」である。
-38-
情報報告 ウイーン
熱部門においては、最終エネルギー消費総量における同部門の再生可能エネルギー割合は2006
年において約5.9%であった。なお、2005年は5.3%であった。
燃料部門における、道路交通におけるバイオ燃料の割合は、2005年の3.8%から2006年は4.7%
と増加した。
2.再生可能エネルギーの各部門の寄与
再生可能エネルギー発電において、風力エネルギー利用が2006年でも最も貢献をした。その発
電量は、2006年で305億kWh(2005年は272億kWh)であった。これは、ドイツにおける電力消費総
量の約5%を賄っていることになる。2006年は、2,233MWが新規導入され、前年と比較しても風力
発電施設建設は約23%増であった。2006年末には、合計1万8,685の発電施設が運転しており、そ
の容量は20,622MWに及ぶ。ドイツは、依然として同分野で首位であり、それに米国とスペインが
続いている。
2006年の水力発電は、それほど変化せず216億kWh(2005年は215億kWh)であった。同分野は、
導入された容量も比較的少なく、2006年は天候状況からも発電量は根本的な変化は見られなかっ
た。
バイオマス発電(埋立地ガス、下水処理施設、生物起源廃棄物(biogenic wastes)を除く)に
ついては、2006年で約131億kWh(2004年で約86億kWh)であった。これは、電力消費量の約2.2%
を賄っていることになる。バイオガス発電は、EEGの対策によって最も増加し、2005年で約28
億kWhであったのが、2006年には約54億kWhとほぼ倍増した。
太陽光発電も注目すべき増加を示した。2005年の13億kWhから2006年は20億kWhに増加した。
熱部門についても、再生可能エネルギーへの需要が高いままである。2006年だけで、約14万の
施設がドイツ政府の市場奨励プログラムによって支援され、それが契機となって15億ユーロ投資
された。
太陽熱システムにおける年間の増加については、ソーラーパネルが2006年に初めて100万m2を超
えて導入された。こうして、2006年末には合計800万m2以上が導入された。これらは、温水だけで
なく暖房にも寄与している。
熱部門における、バイオマス(特に木材)への需要は2006年で10%増加した。約840億
kWhがバイオマスからもたらされ、再生可能エネルギーにおける熱供給の約94%を占めている。
熱部門における地熱発電の利用も2006年は上昇傾向である。前年と比較して倍以上の4万4,000
施設で地表面地熱利用ヒートポンプ(near-surface heat pumps)が販売された。
-39-
情報報告 ウイーン
電力
2005
熱
2006
1)
2005
燃料
2006
1)
2005
2006
合計
1)
2005
増減
2006
1)
TWh
水力
2005/2006
%
21.5
21.6
-
-
21.5
21.6
0.5
27.2
30.5
-
-
27.2
30.5
12.1
13.5
18.6
76.3
83.9
112.4
130.0
15.6
太陽光
1.3
2.0
-
-
1.3
2.0
53.8
太陽熱
-
-
3.0
3.4
3.0
3.4
13.3
地熱
<0.1
<0.1
1.6
2.1
1.6
2.1
31.3
合計
63.6
72.7
80.9
89.4
167.0
189.6
13.5
風力
バイオマス
2)
22.6
22.6
27.5
27.5
1) 2007 年 2 月時点での暫定値、中には概算値を含む
2) 固体、液体、気体バイオマス、生物起源廃棄物、埋立地および下水処理施設からの発生ガス
出典:BMU according to Working Group on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat); Centre for Solar Energy
and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW); Working Group on Energy Balances (AGEB); Federal
Statistical Office (StBA)
表
ドイツの最終エネルギー消費総量における再生可能エネルギー部門の割合(2006)
2006年も、バイオ燃料は着実に成長した。売上げは、2005年の約230万トンから2006年は少なく
とも280万トンまで増加した。それは、新規製造施設と昨年後半の継続的な化石燃料価格高騰が続
いた影響による。引き続きバイオディーゼル(2005年で180万トン)が支配的であるが、それに加
えてバイオエタノール(50万トン)や植物油(30万トン)もまたかなりの売上げを記録した。
3.雇用と経済要因としての再生可能エネルギー
再生可能エネルギーは、ドイツにおいて経済要因としてもますます重要になってきている。ド
イツ連邦環境省(BMU)で行われた初めての分析によると、2006年の国内売上げは前年比19%
増の216億ユーロであった。同分野で最大の売上げをあげたのは、エネルギーとしてのバイオマス
利用で38%を占め、続いて太陽エネルギー利用の28%、風力エネルギーの26%と続く。総売上高
より、ドイツにおける施設設置に伴う投資は、約113億ユーロであり、施設運営に関連する収入は
約103億ユーロに及ぶ。
これに関連して、雇用増加もまた重要である。バーデン・ヴュルテンベルク太陽エネルギー水
素研究センター(ZSW)にて行われているBMUの継続中の調査によると、ドイツにて再生可
能エネルギー部門で雇用されている人々は、外国貿易や上流付加価値段階の人々も含めると、2006
年には21万4,000人であった。2004年から比較すると、約5万7,000種類の仕事が新たに作られ、
それは2004年比で36%増となっている。この増加の理由は、温水製造施設の巨大な需要が挙げら
れ、それは石油および天然ガス価格の上昇や、特に太陽光およびバイオガス部門においてである
が、製造施設および構成機器の増加、風力発電産業の輸出、バイオ燃料供給の増加に起因してい
る。ドイツ産業は、全ての再生可能エネルギー分野における、世界でも指導的な技術的地位を築
くことに成功した。再生可能エネルギーはこうして、ドイツにおけるビジネスおよび投資分野に
おいて重要な貢献をしている。
-40-
情報報告 ウイーン
添付資料
以下に、2006年のドイツにおける再生可能エネルギーに関する開発状況を示すグラフおよび表
を示す。(2007年2月21日時点)
褐炭
無煙炭
鉱物油
原子力エネルギー
再生可能エ
ネルギー
天然ガス
その他、または電
力輸出/輸入
1) 輸入は、マイナス値として標記している。
出典:Centre for Solar Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), according to Working Group
on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat), Working Group on Energy Balances; physical energy content
method; 2007年2月時点の暫定値
ドイツのエネルギー供給に対する再生可能エネルギ
ーの寄与(2000-2006, 単位%)
各カテゴリーは次の通り。(左から、一次エネルギーにおける再生可能エネルギー割合、最終エネルギー
-41-
情報報告 ウイーン
消費における再生可能エネルギー割合、電力消費合計における再生可能エネルギー割合、熱部門における
再生可能エネルギー割合、道路交通の燃料消費における再生可能エネルギー割合)
棒グラフは、左から 2000~2006 年を示す。
出典:BMU according to Working Group on Renew able Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW); 2003-2006年は暫定値
ドイツにおけるエネルギー供給における再生可能エネルギーの寄与(2006)
再生可能エネルギー資源割合
一次エネルギー消費合計における割合(物理的エネ
ルギー含有法による計算)
電力消費総量における割合
熱供給総量における割合 2)
道路交通燃料における割合
再生可能エネルギー資源利用による CO2 削減量
再生可能エネルギー資源全て
EEG を通じて削減された量
再生可能エネルギー資源からの最終エネルギー供給量
風力エネルギー
水力
バイオマス
固体バイオマス(生物起源廃棄物を含む)
バイオガス
電
力
液体バイオマス
埋立地および下水処理施設発生ガス
太陽光
地熱
発電量合計
バイオマス
固体バイオマス(生物起源廃棄物を含む)
液体バイオマス
生物起源気体バイオマス
熱
太陽熱エネルギー
深部地熱エネルギー
地表面地熱エネルギー
熱供給合計
生 バイオディーゼル(200 万トン)
物 植物油(30 万トン)
起
バイオエタノール(50 万トン)
源
燃 生物起源燃料合計
料
再生可能エネルギーからの最終エネルギー合計
5.3
%
100 万トン
TWh
=(10 億 kWh)
11.8
5.9
4.7
97
44
30.5
21.6
16.7
10.2
5.4
1.1
1.9
2.0
0.0004
72.7
83.9
77.6
1.0
5.4
3.4
0.1
1.9
89.4
20.7
3.1
3.7
27.5
189.6
1) 2007 年 2 月時点の暫定値、中には概算値を含む
2) 熱に関するエネルギー消費合計における割合を示す
出典:BMU according to Working Group on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), Working Group on Energy Balances (AGEB),
Federal Statistical Office (StBA), German Solar Industry Federation (BSW), ISET Kassel, Institute
for Energy and Environment (IE), German Electricity Association (VDEW)
-42-
情報報告 ウイーン
ドイツにおけるエネルギー供給における再生可能エネルギーの割合
1998
最終エネルギー消
費
発電(電力消費総量
に関する)
熱供給(熱供給総量
に関する)
燃料消費(道路交通
の燃料消費に関す
る)
最終エネルギー消
費に対する再生可
能エネルギーの割
合
一次エネルギー
発電(一次エネルギ
ー総量に関する)
熱供給(一次エネル
ギー総量に関する)
燃料消費(一次エネ
ルギー総量に関す
る)
一次エネルギーに
対する再生可能エ
ネルギーの割合
1999
2000
2001
2002
20032)
20042)
20052)
20062)
%
4.8
5.5
6.3
6.7
7.8
8.1
9.5
10.4
11.8
3.5
3.5
3.9
3.9
3.9
4.6
4.9
5.3
5.9
0.2
0.2
0.4
0.6
0.9
1.4
1.9
3.8
4.7
3.1
3.3
3.8
3.8
4.3
4.9
5.5
6.6
7.4
1998
1999
2000
2001
2002
%
20032)
20042)
20052)
20062)
0.8
0.9
1.1
1.1
1.4
1.6
1.8
2.1
2.4
1.3
1.3
1.4
1.4
1.5
1.8
1.9
2.0
2.2
0.03
0.03
0.06
0.1
0.1
0.2
0.3
0.6
0.7
2.1
2.2
2.6
2.7
3.0
3.5
3.9
4.7
5.3
1) 物理的エネルギー含有法による計算による、一次エネルギーにおける割合
2) 2007 年 2 月時点での暫定値、中には概算値を含む
出典:according to Working Group on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat); Centre for solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW); Working Group on Energy Balances (AGEB);
Federal Statistical Office (StBA); Institute for Energy and Environment (IE); German Solar Industry
Federation (BSi); German Electricity Association (VDEW); Association of German Network Operators
(VDN)
ドイツにおける最終エネルギー消費総量における再生可能エネルギーの割合(2006)
電力
水力
風力エネルギー
バイオマス 2)
太陽光
太陽熱
地熱
合計
20051)
3.5
4.5
2.2
0.2
-
<0.1
10.4
熱
20061)
3.5
5.0
3.0
0.3
-
<0.1
11.8
20051)
-
-
5.0
-
0.2
0.1
5.3
燃料
20061)
-
-
5.5
-
0.2
0.1
5.9
20051)
20061)
3.8
4.7
3.8
4.7
1) 2007 年 2 月時点での暫定値、中には概算値を含む
2) 固体、液体、気体バイオマス、生物起源廃棄物、埋立地および下水処理施設からの発生ガス
出典:BMU according to Working Group on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat); Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW); Working Group on Energy Balances (AGEB);
Federal Statistical Office (StBA)
-43-
情報報告 ウイーン
ドイツにおける発電における再生可能エネルギーの寄与(1990-2006)
水力
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
20031)
20041)
20051)
20061)
17,000
15,900
18,600
19,000
20,200
21,600
18,800
19,000
19,000
21,300
24,936
23,383
23,824
20,350
21,000
21,524
21,600
風力
地熱
バイオマス 2) 太陽光
発電合計
エネルギー
エネルギー
GWh
40
1,422
1
0
18,463
140
1,450
2
0
17,492
230
1,545
3
0
20,378
670
1,570
6
0
21,246
940
1,870
8
0
23,018
1,800
2,020
11
0
25,431
2,200
2,203
16
0
23,219
3,000
2,479
26
0
24,505
4,489
3,392
32
0
26,913
5,528
3,641
42
0
30,511
7,550
4,129
64
0
36,679
10,509
5,065
116
0
39,073
15,859
5,962
188
0
45,833
18,859
9,132
333
0
48,674
25,509
10,463
557
0.2
57,529
27,229
13,534
1,282
0.2
63,569
30,500
18,588
2,000
0.4
72,688
電力消費
総量割合
%
3.4
3.2
3.8
4.0
4.3
4.7
4.2
4.5
4.8
5.5
6.3
6.7
7.8
8.1
9.5
10.4
11.8
1) 暫定値
2) 固体、液体、気体バイオマス、生物起源廃棄物、埋立地および下水処理施設からの発生ガス
出典:BMU according to Working Group on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), Working Group on Energy Balances (AGEB),
Federal Statistical Office (StBA), German Solar Industry Federation (BSW), ISET Kassel, Institute
for Energy and Environment (IE), German Electricity Association (VDEW), German Wind Energy
Association, ISET Kassel, 2007年2月時点の暫定値
ドイツの発電における再生可能エネルギーの寄与
(1990-2006, 単位 GWh)
太陽光
バイオマス
風力エネルギー
水力
1) 2007 年 2 月時点の暫定値
2) 固体、液体、気体バイオマス、生物起源廃棄物、埋立地および下水処理施設からの発生ガス
出典:BMU according to Working Group on Renewable Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden- Württemberg (ZSW), Working Group on Energy Balances (AGEB),
Federal Statistical Office (StBA), German Solar Industry Federation (BSW), ISET Kassel, Institute
for Energy and Environment (IE), German Electricity Association (VDEW), German Wind Energy
-44-
情報報告 ウイーン
Association (BWE)
ドイツにおける再生可能エネルギー発電の構成
(2006, 合計 72.7TWh)
風力エネルギー
:42.0%
太陽光
:2.8%
水力:
29.7%
埋立地ガス:
下水処理 バイオ
1.4%
施設からの ガス
発生ガス: :7.4%
1.4%
生物起源固体燃料
:9.1%
生物起源廃棄物
:5.0%
生物起源液体燃料
:1.4%
バイオマス合計:約 23%1)
1) 埋立地および下水処理施設からの発生ガスは除く
出典:BMU according to Working Group on Renew able Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), electricity from geothermal energy is not
presented due to the low volumes of electricity, 2007年2月時点の暫定値
ドイツにおける再生可能エネルギーからの熱供給の構成
(2006, 合計 89.4TWh)
生物起源固体燃料
(家庭):68.9%
地表面地熱
エネルギー
:2.2%
深部地熱
エネルギー
:0.2%
太陽熱
エネルギー
:3.8%
生物起源固体燃料
(産業):10.4%
生物起源
廃棄物
:4.9% 生物起源
気体燃料
:6.0%
生物起源
液体燃料
:1.1%
生物起源固体燃料による
熱電併給設備および
暖房設備:2.5%
バイオマス合計:約 94%
出典:BMU according to Working Group on Renew able Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), 2007年2月時点の暫定値
-45-
情報報告 ウイーン
ドイツにおける生物由来燃料の構成
(2006, 合計 27.5TWh)
バイオディーゼル
バイオエタノール
植物油
出典:BMU according to Working Group on Renew able Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), 2007年2月時点の暫定値
ドイツにおける再生可能エネルギー資源利用によって
削減された排出量(2006)
合計:9,700 万トン
(その内、EEG によるもの 4,400 万トン)
内訳:電力(左から、水力、風力エネルギー、バイオマス、太陽光)、熱(左から、バイオマス、地熱エ
ネルギー、太陽熱)
、燃料(左から、バイオディーゼル、植物油、バイオエタノール)
1) 2007 年 2 月時点の暫定値
出典:BMU according to Working Group on Renew able Energies/Statistics (AGEE-Stat), Centre for Solar
Energy and Hydrogen Research Baden- Württemberg; Fraunhofer Institute for Systems and Innovation
Research Karlsruhe (ISI); Öko-Institut Darmstadt
-46-
情報報告 ウイーン
ドイツにおける再生可能エネルギー資源による
売上高合計(2006, 合計約 216 億ユーロ)
バイオマス
太陽エネルギ
地熱エネルギー
水力
風力エネルギ
出典:Centre for Solar Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), 2007, 暫定値
ドイツにおける再生可能エネルギー利用施設建設の金額
(2006, 合計約 113 億ユーロ)
地熱エネルギー
バイオマス発電
バイオマスに
よる熱利用
水力
風力エネルギ
太陽光
太陽熱エネルギー
出典:Centre for Solar Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), 2007, 暫定値
-47-
情報報告 ウイーン
ドイツにおける再生可能エネルギー資源利用施設運転に伴う
売上高(2006、合計約 103 億ユーロ)
バイオマスに
よる熱利用
バイオマス発電
バイオ燃料
地熱エネルギー
太陽光
水力
風力エネルギ
出典:Centre for Solar Energy and Hydrogen Research Baden-Württemberg (ZSW), 2007, 暫定値
ドイツにおける再生可能エネルギー部門における雇用者数
風力エネルギ
バイオマス
太陽エネルギー
2004 年: 約 15 万 7,000 人
2005 年: 約 19 万人
2006 年: 約 21 万 4,000 人
水力
地熱エネルギー
1) 棒グラフ上:2004 年、棒グラフ下:2006 年
出典:ZSW (head of project)/DIW/DLR/GWS: "Wirkungen des Ausbaus erneuerbarer Energien auf den
deutschen Arbeitsmarkt", results of an ongoing research project for the BMU
-48-
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