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PDFファイル - 東北歴史博物館
―ジアム企画展 入場無料 5 0 ・ 3 1 3 4 プログラム〉 く │■ ,│■ 1111111■ ■ 11 │■ 1・ ,1, という生きかた」 ぐ ―」 ●小島孝夫 (成 城大学文芸学部・教授) 「海女しかなかった」と言うが、むしろ、 「海女 素潜り潜水漁に従事する海女たちは、 からこそ、 があった」 今日にいたる生活が維持できたのである。 潜水漁の諸相を題材 として、 海に生きる人びとの生き方を捉え直してみたい。 事例 報 告 一文化財 レスキューから民俗研究ヘー 「気 仙 沼 市 小 々汐・ 尾 形 家 の 物 質 文 化 か らみえる地 域 」 ●葉 山茂 (国 立歴史民俗博物館 ・特任助教) 人びとは三 陸 の海岸でどう生 きてきたのだろうか。国立歴史民俗博物館が気仙沼 市小々汐 の個人住 宅で行なった文化財 レスキューの結果から、個人住宅の物質文 化を手がかりに地域社会のこれまでの営みを考えたい。 「牡 鹿 半 島 の海 の 技 術 とそれぞれ の人 生 」 ●加藤幸治 (東 北学院大学文学部 ・准教授) 発表者のプロフィール〉 く 小 島 孝 夫 に じまたか a 1955年 、 埼玉県生まれ。 成城大学文芸学部。 同大学院文学研究科 『海と里(日 本の民俗 1)』 (共 著、 主な業績として 教授。 吉川弘文館)、 『クジラと日本人の物語一沿岸捕鯨再考一』(編 著、 東京書店)な ど。 葉 山 茂 (は やましげる) 1974年 、 主な業 大阪府生まれ。 国立歴史民俗博物館・特任助教。 『現代日本漁業誌―海と共に生きる人々の七十年』(単 著、 績として 昭和堂)、 『東日本大震災と気仙沼の生活文化―図録と活動報告』 (編 著、 国立歴史民俗博物館)な ど カロ 藤幸治 (か とうこうじ) 1973年 、静岡県生まれ。東北学院大学文学部歴史学科准教授 。 同 『紀伊半島の民俗誌』(単 著、 主な業績として 大学博物館学芸員。 社 会評論社)、『被災地の博物館に聞く』(共 著、吉川弘文館)な ど。 Jヽ 谷 竜 介 (こ だにりゅうす け) 1970年 、 主な業績として、 山口県生まれ。 東北歴史博物館学芸員。 『鮭∼秋味を待つ人々∼』(共 編著、 東北歴史博物館)、『無形民俗文 化財が被災するということ』(共 著、 新泉社)な ど。 牡鹿半 島には、磯根漁業、陥穿漁、底曳漁、近海での刺 し網、大謀網 と称する大規 模定置網、 養殖業、そして捕鯨 と、様々な海 の技術がある。聞書きによる人々の人生 のエ ピソー ドから、半 島の漁掛文化を展望 してみたい。 「志 津 川 湾 の暮 らし ― 民 具 か ら見 えてくるもの、民 俗 か ら見 えてくるもの一 」 ●小谷竜介 (東 北歴史博物館 ・学芸員 ) 私 は、文化財 レスキュー事業に関わり、多くの文 化財の救済に携わった。しかしなが 会場のご案内〉 〈 ら、震災前 に最も長 く関わった志津川湾地域での活動 は十分 にできなかった。その ことと、震災後 の実践を通 して、改めて志津川湾地域を考えてみたい。 休 15:15 16:00 憩 討論会 ●コーディネーター :加 藤幸治 │ 閉会 あい さつ ※展示終了後、 展望棟ギャラリーにて、 東Jι 学院大学の学生による連携展示「牡鹿半島・海の暮らしの風景の解説案内 関連企画〉 〈 東北学院大学連携展示 牡鹿半島の くらしを 木来に伝えよう 日時 :① 10月 25日 (土 )午 前 文化財 レスキューされた 民俗資料 の使い方等が不明で丸 ぜひ、 昔のくらしの思い出話を 聞かせて下さい。 ②10月 26日 (日 )終 日 「牡鹿半島・ 一世紀以上の歴史がある IIの 捕鯨文化を、 牡鹿半島・魚 占り 古い写真と民具で 振り返りま丸 海とくらしの風景」 日口 寺 :10月 11日 (土 )∼ 10月 26日 (日 ) 《 場所》 宮城県慶長使節船ミュージアム(サ ン・フアン館)展 望棟ギャラリー