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JIS Q 17025適合性確認要領

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JIS Q 17025適合性確認要領
<JIS マーク表 示 制 度 に関 する解 釈 集 >
本 解 釈 集 は ,認 証 指 針 JIS の 規 定 事 項 や 技 術 的 課 題 に 係 る 運 用 解 釈 と し て 定 め た も の で ,JIS 認 証 に お
ける共通のガイドラインといたします。
コ⑨
JIS Q 17025 -2005 (試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項)
適合性確認要領 - レディーミクストコンクリート 2007年 3月 9日
2009年 2月 26日 改 訂
2009年 9月 2日 改 訂
JIS登録認証機関協議会
技術委員会コンクリート関係WG
一般認証指針 6.3.2項(初回製品試験の実施)では;
【登録認証機関の立会いによる方法の場合には、登録認証機関は、必要とされる申請者の試験
設備、試験員などがJIS Q17025の該当する要求事項を満足していることを確認しなければなら
ない。】と規定され、
また、同解説の2.3項(製品試験の実施方法)には;
【登録認証機関の審査員立会いのもと、申請者の工場における試験設備や試験員を活用して
製品試験を実施してもよいとする考え方にした。このような場合、登録認証機関は申請者の工場
における試験設備についてトレーサビリティが確保され、器差の調整が適切に行われているか、
試験員の技能は適切か、といった要求事項についてJIS Q17025の該当する部分に適合してい
ることを確認した上で製品試験を行わなければならない。】と明記されている。
これらの規定等に基づき、製品試験を立会試験として申請者の工場の試験設備、試験員等を
活用して確 認する際に、その試験設備、試験員等がJIS Q17025の該当する要求事項を満足し
ていることを実証するための実施要領を以下のとおりとする。
なお、以下の実施要領は、登録認証機関が外部の委託試験所の調査を実施する場合には、適
用しない。
要求事項としては、JIS Q17025 の 5.技術的要求事項を基本とし、4.管理上の要求事項の 4.1 組
織、4.3 文書管理、4.12 記録の管理については、技術的要求事項の要求する範囲の中で確認
する。
JIS Q17025 5.技術的要求事項
● 5.2 要員
● 5.3 施設及び環境条件
● 5.4 試験の方法
● 5.5 設備
● 5.6 測定のトレーサビリティ
● 5.7 サンプリング
● 5.8 試験体の取扱い
● 5.10 結果の報告
-1-
JIS Q17025 要 求 事 項
5.2 要 員
5.2.1
□
・
・
・
チェックポイント
試 験 所 のすべての要 員 が適 格 であること。
特 定 の設 備 の操 作 、試 験 を実 施 する者
結 果 を評 価 する者
試 験 報 告 書 へ署 名 する者
□ 特 定 の 業 務 を 行 う 要 員 は、 必 要 に 応 じ て
適 切 な教 育 、訓 練 、経 験 、技 量 の実 証 に
基 づいて資 格 を付 与 されていること。
5.2.2
□・試 験 所 の要 員 に対 して認 証 に係 る教 育 訓
練 計 画 をもつ。
・実 施 された教 育 訓 練 の有 効 性 を評 価 して
いること。
5.2.5
□ すべての技 術 要 員 に対 し、該 当 する権 限
付 与 、資 格 付 与 、教 育 ・訓 練 ・技 能 及 び経
験 に関 する記 録 を維 持 する。
JIS Q17025 要 求 事 項
5.3 施 設 及 び環 境 条 件
5.3.1
□ 試 験 のための施 設 は、エネルギー源 、照
明 及 び環 境 条 件 等 を含 め、試 験 の適 正 な
実 施 が可 能 であること。
□ 測 定 の要 求 品 質 に対 して環 境 条 件 が結
果 を無 効 にしたり悪 影 響 を及 ぼしたりしな
いことを確 実 にする。
□ 試 験 の結 果 に影 響 する施 設 及 び環 境 条
件 に関 する技 術 的 要 求 事 項 を明 確 にして
いること。
5.3.2
□ 該 当 する試 験 方 法 及 び手 順 の要 求 に応 じ
て、環 境 条 件 を監 視 し、制 御 し、記 録 する
こと。
5.3.5
□ 試 験 所 内 の良 好 な 整 理 ・ 整 頓 ・衛 生 を 確
実 にする。
-2-
■ 社 内 規 格 の職 務 分 掌 規 程 等 で、 試 験
設 備 の操 作 、試 験 の実 施 、試 験 結 果
の評 価 、試 験 報 告 書 へ署 名 等 を行 う者
の資格要 件(適切な教育、訓 練、経
験 、技 量 の実 証 に基 づく)及 び資 格 を付
与 するもの(任 命 者 )を定 めておくこと。
■ 試 験 所 の要 員 の 教 育 、 訓 練 及 び技 量
(力 量 )に関 する目 標 を設 定 しているこ
と。
目 標 を設 定 する担 当 者 、教 育 、訓 練 の
方 法 及 びその担 当 者 が決 められている
こと。
■ すべての技 術 要 員 (試 験 設 備 の操 作 、
試 験 の実 施 、試 験 結 果 の評 価 、試 験
報 告 書 へ署 名 等 を行 う者 )の個 人 記 録
を作 成 していること。
個 人 記 録 には、種 々の権 限 、資 格 を付
与 された日 付 、教 育 、訓 練 及 び技 量
(力 量 )に関 する記 録 を保 存 しているこ
と。
■ 教 育 訓 練 の評 価 がされていること。
チェックポイント
■ 当 該 試 験 が適 切 に行 える施 設 及 び環
境 条 件 であること。
・ レディ−ミクストコンクリ−トの 場 合 は、 塩
化 物 含 有 量 試 験 を工 場 出 荷
時 に試 験 室 で実 施 するケ−スを除 い
て、環 境 条 件 を適 用 する。
■ 荷 卸 し地 点 で行 うスランプ、空 気 量 、塩
化 物 含 有 量 試 験 が適 切 に実 施 される
ことを確 実 にするために、試 験 の結 果
に影 響 する環 境 条 件 【フレッシュコンク
リ−トの性 状 に影 響 を及 ぼす環 境 要 因
(温 度 、湿 度 、日 射 、風 )等 】を特 定 して
おくこと。
例 えば、 雨 、 雪 、 直 射 日 光 等 に直 接 晒
されないような場 所 等 で行 うことを決 め
ていること。
JIS Q17025 要 求 事 項
5.4 試 験 の方 法
5.4.1
□ 試 験 所 は、認 証 に係 る試 験 について適 切
な方 法 及 び手 順 を用 いる。
□ 適 切 な場 合 、測 定 の不 確 かさの推 定 及 び
試 験 データの分 析 のための統 計 的 手 法 を
含 める。
チェックポイント
■ 該 当 JIS 及 び そ れ ら に 基 づ く 試 験 指 示
書 (試 験 手 順 書 )が最 新 の状 態 で 維 持
されており、試 験 所 の要 員 がいつでも
利 用 可 能 であること。
□ 指 示 書 なしでは試 験 の結 果 が危 ぶまれる
場 合 には、すべての関 連 設 備 の使 用 及 び
操 作 並 びに試 験 体 の取 扱 い及 び準 備 に
ついて指 示 書 をもつ。
□ 試 験 所 の業 務 に関 するすべての指 示 書 、
規 格 、マニュアル及 び参 照 データは最 新
の状 態 に維 持 し、要 員 がいつでも利 用 でき
る状 態 にしておく。
5.4.2
□ 認 証 の対 象 となるJISの最 新 版 の使 用 を
確 実 にする。
5.4.7
5.4.7.2
データの管 理
コンピュータ又 は自 動 設 備 は、次 の事 項 を確
実 にする。
■ 最 新 版 の状 態 に維 持 するための担 当
者 を特 定 していること。
(4.3に関 連 )
□ a) 使 用 者 自 身 が開 発 したソフトウェアは、
妥 当 性 が確 認 されていること。
■ 例 えばエクセルで試 験 結 果 等 を入 力 す
ることで、要 求 する性 能 値 等 が自 動 的
に算 出 できるプログラムを設 定 したと
き、結 果 が正 確 に算 出 されることを手
動 により確 認 していること。
□ b) データ保 護 の手 順 が確 立 され実 施 され
ている。
■ パスワード、バックアップ等 の対 策 がと
られていること。
-3-
JIS Q17025 要 求 事 項
5.5 設 備
5.5.1
□ 試 験 所 は、認 証 に係 る試 験 設 備 を保 有 す
る。
5.5.2
□ 試 験 設 備 及 びそのソフトウェアは、当 該 試
験 に適 用 される仕 様 に適 合 すること。
□ 機 器 の特 性 が結 果 に重 大 な影 響 をもつ場
合 には、機 器 の主 要 な量 又 は値 に対 する
校 正 プログラムを確 立 する。
5.5.3
□ 設 備 は、権 限 を付 与 された要 員 が操 作 す
る。
□ 設 備 の使 用 及 び保 全 管 理 に関 する最 新
の指 示 書 及 び/又 は取 扱 説 明 書 を、担 当
要 員 がいつでも利 用 できること。
5.5.4
5.5.5
□ 重 要 な設 備 の品 目 及 びそのソフトウェア
は、実 行 可 能 な場 合 、それぞれ個 々に識
別 しておくこと。
重 要 な試 験 設 備 及 びソフトウェアの記 録 (設
備 台 帳 )には少 なくとも次 の事 項 を含 める。
□
□
□
□
□
設 備 の品 目
製 造 者 の名 称 、形 式 、及 び管 理 番 号
設 備 が仕 様 に適 合 することのチェック
適 切 な場 合 、現 在 の所 在 場 所
利 用 できるときは、製 造 者 の指 示 書 の
所在場所
□ f) すべての校 正 、 調 整 、受 入 れの日 付 、
その結 果 及 び報 告 書 と証 明 書 及 び次
回 に校 正 を行 うべき期 日
□ h) 設 備 の損 傷 、機 能 不 良 、改 造 ,修 理 の
記録
a)
b)
c)
d)
e)
5.5.6
□ 試 験 所 は、測 定 設 備 の管 理 規 程 をもつ。
5.5.8
□ 実 行 可 能 な場 合 、最 後 に校 正 された日 付
及 び再 校 正 を行 うべき期 日 又 は有 効 期
限 を含 め、校 正 の状 態 を示 すラベル付
け、コード付 け又 はその他 の識 別 を施 す。
-4-
チェックポイント
■ 試 験 設 備 台 帳 等 を所 有 し、最 新 版 の
状 態 で管 理 していること。
■ 試 験 設 備 管 理 規 程 を最 新 版 の状 態 で
維 持 ・管 理 し、当 該 設 備 が定 期 的 に校
正 されており、次 回 校 正 日 が明 確 にな
っていること。(校 正 ラベル等 、ラベルの
耐 久 性 が担 保 できない場 合 は、一 覧 表
などの適 切 な方 法 で見 やすい場 所 に掲
示 してもよい。)
■ 取 扱 説 明 書 、作 業 手 順 書 等 を所 有 して
おり、担 当 要 員 がいつでも利 用 できるよ
うになっていること。
■ 権 限 を付 与 された試 験 実 施 者 により設
備 が操 作 されていること。
●設 備 がスランプ試 験 に及 ぼす要 因 (例 )
・スランプコーンの高 さの精 度
・突 き棒 の先 端 の直 径
・水 平 台 の水 平 度
・平 板 の寸 法 の厚 さ、抵 抗 性
・スランプゲ−ジの校 正
(ノギスで校 正 する場 合 、ノギスの校
正 も必 要 )
●設 備 が空 気 量 試 験 に及 ぼす要 因 (例 )
・突 き棒 の先 端 の直 径
・木 づち及 び定 規 の硬 さ、磨 耗
・水 平 台 の水 平 度
・エアメーターのキャリブレーション
JIS Q17025 要 求 事 項
5.6 測 定 のトレーサビリティ
5.6.1 一 般
□ 試 験 結 果 の正 確 さ又 は有 効 性 に重 大 な
影 響 をもつすべての試 験 設 備 は、業 務 使
用 に導 入 する前 に校 正 する。
□ 試 験 所 は、自 身 の設 備 の校 正 のためのプ
ログラムをもつ。
5.6.2 特 定 要 求 事 項
5.6.2.1 校 正
5.6.2.1.1 □ 自 身 で校 正 を行 う場 合 、校 正 プログラムは
SI単 位 に対 してトレーサブルであることを
確 実 にする。
□ 外 部 の校 正 サービスを利 用 する場 合 に
は、業 務 の適 格 性 、測 定 能 力 及 びトレー
サビリティを実 証 できる校 正 機 関 の校 正 サ
ービスを利 用 する。
□ これらの機 関 が発 行 する校 正 証 明 書 は、
測 定 の不 確 かさの表 明 を含 め、校 正 の測
定 結 果 を有 する。
5.6.3 参 照 標 準 及 び標 準 物 質
5.6.3.1 参 照 標 準
□ 自 身 の参 照 標 準 の校 正 プログラムをも
つ。参 照 標 準 は、トレーサビリティを与 え得
る機 関 によって校 正 する。
□ 試 験 所 が保 有 する参 照 標 準 は校 正 の目
的 だ けに使 用 し、その他 の目 的 には使 用
しない。
5.6.3.2 標 準 物 質
□ 標 準 物 質 は、可 能 な場 合 、SI単 位 又 は認
証 標 準 物 質 に対 してトレーサブルであるこ
と。
-5-
チェックポイント
■ 試 験 設 備 が校 正 され、次 回 の校 正 が
計 画 されていること。(5.5と関 連 )
■ 国 家 標 準 につながる標 準 器 (参 照 ・標
準 物 質 )を使 用 していること。
・ スランプコ−ン、スランプゲ−ジ等 の
校 正 にノギスを使 用 し、自 社 でノギ
スの校 正 をする場 合
■ 校 正 を外 注 する場 合
①カンタブ、 検 知 管 を 除 く塩 化 物 含 有 量
測定器具
・ JIS Q 17025 の認 定 機 関
・ JIS Q 17025に 適 合 し て い る こ と を
自 己 適 合 宣 言 している機 関 であり、
かつ、次 のいずれかの機 関 。
−中 小 企 業 近 代 化 促 進 法 に基 づく
構 造 改 善 計 画 などによって設 立 さ
れた共 同 試 験 所
−国 公 立 の試 験 機 関
−民 法 第 34条 によって設 立 を許 可 さ
れた機 関
−その他 、これらと同 等 以 上 の能 力
がある機 関
②参 照 標 準 器
・ 業 務 の適 格 性 、測 定 能 力 及 びトレー
サビリティを実 証 できる校 正 機 関 であ
ること。トレーサビリティ体 系 図 があれ
ば、校 正 機 関 の校 正 証 明 書 がなくて
も可 。
■ トレーサビリティの要 求 度 については別
添 による。
JIS Q17025 要 求 事 項
チェックポイント
5.7 サンプリング
5.7.3
□ サンプリングの記 録 は、用 いたサンプリン
グ手 順 、サンプリング実 施 者 の識 別 、環 境
条 件 (該 当 する場 合 )及 び必 要 に応 じてサ
ンプリング場 所 を特 定 するための図 面 又
はその他 の同 等 な手 段 を含 む。
■ サンプリングは分 野 別 認 証 指 針 に基 づ
いて行 うため対 象 外 。
(但 し、サンプリングの日 付 、場 所 、実 施
者 等 は明 確 にする。)
JIS Q17025 要 求 事 項
5.8 試 験 体 の取 扱 い
5.8.1
□ 試 験 所 は、試 験 体 の輸 送 、受 領 、取 扱
い、保 護 、 保 管 、 保 留 及 び/又 は処 分 の
ための手 順 をもつ。
5.8.2
5.8.3
5.8.4
□ 試 験 所 は、試 験 体 を識 別 するための方 法
をもつ。
□ 試 験 体 を受 領 した際 、何 らかの異 常 、又
は 正 常 状 態 から の、 若 しくは 該 当 の 試 験
方 法 に規 定 された状 態 からの逸 脱 を記 録
する。
□ 試 験 所 は、保 管 、取 扱 い及 び準 備 の間 に
試 験 体 が劣 化 、損 失 又 は損 傷 を受 けるこ
とを防 止 するための手 順 及 び適 切 な施 設
をもつ。
JIS Q17025 要 求 事 項
チェックポイント
■ 荷 卸 し地 点 等 でサンプリングされた試
験 体 は、申 請 者 側 の養 生 水 槽 で7日
間 程 度 (曲 げ試 験 体 は14日 間 程 度 )養
生 された後 、試 験 所 へ搬 入 されること
が望 ましい。
■ 試 験 体 を混 同 しないよう識 別 しているこ
と。
■ 試 験 体 の状 態 を管 理 していること。
チェックポイント
5.10 結 果 の報 告
5.10.2 試 験 報 告 書
個 々の試 験 報 告 書 は少 なくとも次 の情 報 を含
む。
□ a) 題 目 (例 えば「試 験 報 告 書 」)
□ b) 試 験 所 の名 称 及 び住 所
□ c) 試 験 報 告 書 の識 別 、報 告 書 の一 部 で
あることを示 すページ及 び最 終 ページ
□ d) 依 頼 者 の名 称 及 び住 所
□ e) 試 験 項 目 及 び方 法
□ f) 試 験 された品 目 の記 述 、状 態 及 び明 確
な識 別
□ g) 必 要 な場 合 には、試 験 体 の受 領 日 及
び試 験 日 付
□ h) サンプリング方 法 の記 述
□ i) 試 験 結 果
□ j) 試 験 報 告 書 に 発 行 権 限 を も つ 人 物 の
氏 名 、職 能 及 び署 名
□ b) 適 合 /不 適 合 の表 明
5.10.3.1
-6-
■ 試 験 報 告 書 は、当 該 認 証 に係 る製 品
試 験 の試 験 報 告 書 であることが識 別
できる様 式 であること。
■ 認 定 された試 験 実 施 者 及 び試 験 責 任
者 の署 名 があること。(5.2要 員 )
■ 試 験 立 会 者 及 び試 験 責 任 者 の双 方 の
確 認 のた め の署 名 がで きるようになっ
ていること。
■ 当 該 認 証 に係 る製 品 試 験 の項 目 、試
験 結 果 及 び合 否 の判 定 欄 が設 けられ
ていること。
別
添
工場の試験部門において
立会いにより製品試験を実施する場合の
試験設備類に対する測定のトレーサビリティ要求度
規格番号
試験方法
の
項目番号
JIS
A1101
JIS A 5308 レディーミクストコンクリート
試験項目
使用機器
スランプ試 験 スランプゲージ
*突 き棒
*平 板
*スランプコーン
*水 準 器
* 試 験 用 設 備 類 で測 定 機 器 で
はないが測 定 結 果 に影 響 が
あるもの
17025 のトレーサビリティ要 求 度
④その他
①JCSS 等
② トレ-サビリティ ③JISマーク
の
体系図
製品等
校正証明書
○
○
○
○
○
*直 角 度 計
空気量試験
(質 量 法 )
JIS
A1116
空気量試験
(容 積 法 )
JIS
A1118
[ 標準器類 ]
ノギス・直 尺
容器
はかり
*突 き棒
*振 動 機
[ 標準器類 ]
JIS
空気量試験
A1128
(空 気 室 圧 力
(軽 量 コン
法)
は不 適 )
JIS
A5308
(□:簡 易 測 定 )
○注
(レベル出 し用 )
JIS B 7526(直 角 定
規)
キャリブレーション
○
○
温度計
空気量測定器
メスシリンダ
*突 き棒
[ 標準器類 ]
温度計
○注
空気量測定器
*突 き棒
[ 標準器類 ]
温度計
メスシリンダ
考
内部校正用
○
○
備
注
○注
はかり・分 銅
フレッシュコ
ンクリート中
の水 の塩 化
物 イオン濃
度試験
○
分銅
はかり・分 銅
注 :2欄 を含 めた○の意 味
本 来 、JCSS 等 の校 正 証 明 書 でなけれ
ばならないが、トレーサビリティ体 系 図 で
もよい。
内部校正用
(基 準 器 検 査 可 )
内部校正用
○
○
キャリブレーション
注
○
○注
○
内部校正用
同 上 (基 準 器 検 査
可)
キャリブレーション
注
○
○
○注
○注
○
内部校正用
同上
同 上 (基 準 器 検 査
可)
注
□カンタブ(標 準 品 )・検
知管
□その他 塩 分 濃 度 計
(有 効 期 限 内 のもの
に限 る)
(財 )国 土 開 発 技 術 研 究
センターによる技 術 評 価
に適 合 したもの
試 験 機 メーカー又 は
第 三 者 試 験 所 での校
正可
○
(チオシアン酸 水 銀 (Ⅱ)吸 光 光 度 法 、硝 酸 銀 滴 定 法 の場 合 )
JIS
A1144
分 光 光 度 計 又 は光 電
光度計
試 薬 類 (塩 化 物 イオン
標 準 液 を含 む。)
体積管
温度計
はかり・分 銅
○
○
○
○
○注
-7-
(検 量 線 を作 成 )
JIS に要 求 する等 級
試験方法
の
項目番号
JIS
A1150
17025 のトレーサビリティ要 求 度
試験項目
スランプフロ
ー試 験
使用機器
①JCSS 等
② トレ-サビリティ ③JISマーク
の
体系図
製品等
校正証明書
スランプコーン
④その他
備
考
○
ノギス又 はメジャー(コ
ンベックスルール)
*突 き棒
*平 板
○注
○
○
*水 準 器
○
(レベル出 し用 )
[ 標準器類 ]
ブロックゲージ類 ・直 尺
JIS
A1132
○
コンクリートの 型 枠 (円 ・角 柱 供 試 体 )
強度試験用
*直 角 度 計
供 試 体 の作
*突 き棒
り方
*振 動 機
[ 標準器類 ]
ダイヤルゲージ・ノギス
ブロックゲージ類
内部校正用
○
JIS B 7526(直 角 定
規)
○
○
○
○注
○
内部校正用
17025 の ト レ ー サ ビ リ テ ィ 要 求 度 の 説 明 :
① ILAC-MRA 署 名 機 関 の 認 定 を 受 け た 校 正 事 業 者 ( 例 え ば 、 JCSS, A2LA 等 ) が 認 定 の 範 囲 内 で 発 行 す る 校 正
証明書
② ①以外の校正証明書又は自社内の校正の記録、及びトレーサビリティ体系図
③ JIS マ ー ク 製 品 ( 旧 JIS マ ー ク 製 品 を 含 む 。 ) 又 は 計 量 法 検 定 品 で あ っ て 、 定 期 校 正 に 代 え て 点 検 し て 問 題
がないことを確認したうえで使用していること
④ 点 検 で よ い も の ( JIS に 仕 様 が 規 定 さ れ て い る も の で 校 正 の 必 要 が な く 、 使 用 前 の 点 検 の み で よ い も の を 含
む。)
-8-
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