...

新次元林業プロジェクト【全体版】その2.

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

新次元林業プロジェクト【全体版】その2.
③担い手
<川上> 林業生産
林業就業希望者に、林業を行う上での実践的な技術を習得させる「とくしま林業アカデミー」を新たに設置し、県産材生
産量の増大を担う若い林業従事者を積極的に増加させます。
施策1
若者の林業への就業を強力に進めます
若い林業就業者を確保
増加させるべき
林業就業者数
H26素材生産量
H36素材生産量
28万m3
60万m3
高まる
林業への就業希望
就業相談窓口を設置
UJIターン者の就業相談活動
林業体験会を開催
高齢による離職者の補充
120名
32万m3増に対応する人員
210名
増加させるべき林業就業者数
林業するなら徳島で
合計:330名 (H26~H36)
アカデミー本校
県西
実習地
研修受講で,基本技術を習得
県央
実習地
県南
実習地
森林・林業の学び舎を新たに設置
とくしま林業アカデミー
理
念
概
林業に対し,高い志を持ち,
即戦力として
林業現場で活躍できる知識と
技術・技能を修得し,
徳島県の林業に貢献できる
人材を養成する。
高等学校の林業教育の充実
三好高等学校環境資源科に加え,
那賀高等学校森林クリエイト科を設置
要
(1) 開講時期 平成28年春
(2) 募集人員 10名程度
(3) 研修期間 1年間
(4) カリキュラム
座学:60日 資格取得:40日
現場実習:100日
フォレストキャンパス
県産材生産の
即戦力を輩出
大学での林業教育機関の設置
地域に根ざした
林業就業者を輩出
徳島大学において,
生物資源産業学部を設置
林業事業体等の
事業管理者を輩出
◆ 行動目標 ◆ 若手林業従事者の増加数(累計) 【H18~H22】 63人
【H27~H30】 120人
◆ 行動目標 ◆ 「とくしま林業アカデミー」の開講
【H28】 開講
【H26】 -
-8-
③担い手
<川上> 林業生産
素材生産を担う林業従事者が、「主伐時代」に対応できる技術力の向上支援や、新たな独立、起業によって林業事業体
の増加を促進します。
施策2
主伐に対応する林業従事者の技術力アップを推進します
林業プロフェッショナル研修
林業技術の習熟度に応じたきめ細やかな研修体制
とくしま森のエキスパート研修
(中級研修)
とくしま森のワーカー研修
(初級研修)
経験年数3年未満の者に,
基礎的な林業技術を習得させる。
STEP UP !
経験年数5年程度の者に,
搬出間伐,作業道開設等,
実践的技術を習得させる。
とくしま森のマネージャー研修
(上級研修)
経験年数10年程度の者に,
現場マネジメント,コスト管理等
STEP UP ! 経営管理的技術を習得させる。
新たな次元へ
新たな次元へ
主伐スペシャリストの養成 「主伐時代」に対応した人材を養成
主伐に特化した技術研修
主伐を進めるためのマネジメント研修
架線の索張り
大径木の伐採
集 材
採 材
原木仕分け
森林施業のプランニング力向上
森林所有者との合意形成能力向上
作業班員のマネジメント能力向上
有利販売手法の検討能力向上
◆ 行動目標 ◆ 林業プロフェッショナル数(累計)
【H26】 251人
【H30】 330人
◆ 行動目標 ◆ 主伐スペシャリスト養成数(累計)
【H26】 -
【H30】 40人
施策3
優良な林業事業体の育成や雇用されている林業従事者の独立・起業を支援します
森林組合等
西 部
センター
遊休機械の情報収集
森林所有者
山の相談
サポートセンター
リース会社
南 部
センター
リース機ラインナップの要請
リース機械の情報収集
林業機械サポートセンターによる支援
ウッド・ソリューションセンター
東 部
センター
ウッドソリューションセンターの支援
仕事
林業事業体
新規林業事業体,規模拡大をしようとする
零細林業事業体に対し,必要な資金の
融資を行う制度を創設。
◆ 行動目標 ◆ 林業事業体登録数(累計)
◆ 行動目標 ◆ 林業機械サポートセンターの創設
+ 新規
既存
資金
起業化支援資金制度の創設
独立・起業
新
新
新
【H26】 60事業体
【H30】 68事業体
【H26】 -
【H27】 創設
-9-
<川中> 木材加工
①加工体制
県産材の増産に対応して、木材産業の県産材加工体制の充実や、「徳島ブランド」を強化するため高品質な製品づくりを
進めます。
施策1
増産に対応した「まるごと利用」の加工体制をさらに充実します
県産材の増産に対応するA,B,C級材の加工規模の拡大や県産材への転換,高次加工施設の整備への支援,
D材(燃料用)用施設の整備支援などにより,県産材の「まるごと利用」を進めます。
まるごと利用
高次加工機械
A級材(製材)
体
・ヒノキ合板製造施設
・高次加工施設,合理化施設
制
・チップ加工供給施設
・高次加工施設,合理化施設
B級材(合板)
の
充
小曲がり材
(B級材)
・県産材加工規模の拡大
・高付加価値製品の生産
・輸出向け等の
高次加工機械の導入
工
通直な材
(A級材)
■規模拡大,他県材・外材から県産材への転換促進
加
小径・曲がり材
(C級材)
主伐を主体とした
「増産」
枝葉
(D級材)
A~C級材の
更なる増加
実
D級材
C級材(MDF)
・燃料用加工施設
・カスケード利用
・集出荷施設
D級材(未利用
材・林地残材)
の増加
燃料用加工場
◆ 行動目標 ◆ 製材工場1工場当たりの県産材使用量 【H26】1,297m3
施策2
【H30】1,900m3
県産材の「徳島ブランド」を強化します
県産材の乾燥の推進や強度性能の向上を図るとともに, 品質を保証する「JAS制度」の認定や, 持続可能な経営
による森林から生産された認証木材を加工流通させる「CoC認証」の取得を推進します。
徳島ブランドの強化
○JAS製品等,性能表示木
材の出荷支援
森林認証(FSC,SGEC)制度
持続可能な
森林経営
○乾燥「JAS」等の取得促進
○森林認証材を分別管理する「CoC認証」の
取得促進
○高齢級材を活用した「特選・徳島すぎ」
ブランドの創設
◆ 行動目標 ◆
全ての加工・流通工程で認証が必要
認証木材
製材業
製品
市場
原木
市場
家具
流通
業者
森林
所有者
FM(森林管
理)認証
CoC認証取得事業所数(累計) 【H26】 15事業所
◆ 行動目標 ◆ 人工乾燥材出荷割合
【H26】 35%
-10-
製造
CoC(管理・流通過程の管理)認証
オリン
ピック
施設
海外
輸出
【H30】 30事業所
【H30】 42%
②流通体制
<川中> 木材加工
増産に対応した原木流通体制の強化や、ニーズに即応できる製品流通体制、木材団地の整備を進めます。
施策1
増産に対応した原木流通体制を構築します
多様化する原木需要に対応するため, サテライト(中間)土場の整備, 木材市場の機能強化, 山元との木材供給
協定の締結等により安定供給体制を構築します。
60万m3に向けた流通体制を構築
機能強化
増 産
木材
市場
①山元と木材供給協定の締結を促進し、安定供給
体制を整備
②サテライト土場を整備し、用途に応じた原木を
供給
③施設の整備など、木材市場の機能強化を支援
加工
施設
サテライト
土場
加工
施設
木材供給協定
◆ 行動目標 ◆
施策2
サテライト土場の整備(累計)
【H26】
-
【H30】
4 箇所
県産材製品の備蓄システムを構築します
大型木造施設を建築する際の県産材製品の円滑な流通や,南海トラフ巨大地震に備えた防災備蓄を進めるため,
製材工場と木材製品市場の連携強化など,県産材製品を備蓄する体制づくりを支援します。
備蓄システム
木材製品市場
製材工場
プレカット工場
製品
工務店
円滑な
製品供給
製品の規格化・流通施設整備
市町村との災害時協定
◆ 行動目標 ◆
施策3
県産材備蓄システムを構築
大型木造施設
県と「全国木造建設事
業協会」は「災害時・仮
設木造住宅建設・協
定」を締結(H23)
連携強化
流通備蓄
大 工
大規模災害時
【H26】
-
板倉仮設住宅
【H28】 構築
徳島県(津田)木材団地の加工・流通体制の整備を進めます
インターチェンジの設置により高速道路との連結が計画されている県下最大の木材産業団地「徳島県(津田)木材
団地」を,県産材の県外出荷や輸出を進めるための加工・流通拠点として整備します。
県 内 全 域
津田木材団地
県外出荷
徳島県木材団地
製材
合板
MDF
原木
ICの設置により京阪神や
赤石港とのアクセス向上!
◆ 行動目標 ◆
施設整備
加工体制の強化
流通機能の拡大
スピード化
徳島県(津田)木材団地の加工・流通体制の整備推進
-11-
京阪神
建築材
高次加
工製品
東日本
海外輸出
市場開拓
③商品開発
<川中> 木材加工
産・学・民・官連携の拠点「木材利用創造センター」で、県産材を活用したこれまでにない新製品・新用途の開発や、徳島す
ぎ「大径材」の活用先を広めます。
施策1
オリンピック施設や海外輸出を見据えた新次元の新製品・新用途開発を推進します
産・学・民・官連携の拠点である「木材利用創造センター」を中心に,オリンピックや海外向けの「新製品・新商品」や
徳島ならではの「新用途の開発」を推進します。
徳島ならでは
新 用 途
木材利用創造センター
産
性能評価
プレカット・トラス
商品開発
木材利用創造会議
学
耐震シェルター
民
大学教授 建築士 民間企業
木材・林業関連団体 行政
情報発信
人材養成
官
耐震強化障子
板倉構法
オリンピック ・ 海外向け
準不燃木材
藍染フローリング
◆ 行動目標 ◆
施策2
新製品開発数(累計)
つき板シート
ルーバー材
【H26】
ー
【H30】
10製品
「徳島すぎ大径材」の新たな商品化を進めます
森林の高齢級化と主伐の推進により出材増が見込まれる徳島すぎ「大径材」を活用できるよう,新しい商品の開
発に,産・学・民・官連携で取り組みます。
徳島すぎ大径材
丸太の出材増!
徳島すぎ芯去り梁
活用の
ために
商品
開発
大径材に適した
乾燥・製材技術
の開発
産・学・民・官連携
◆ 行動目標 ◆
「徳島すぎ大径材」を活用した商品開発 【H26】
-12-
大径良質材を利用した家具
ー
【H30】
開発
①県内需要
<川下> 木材利用
全国初の「徳島県県産材利用促進条例」に基づき、公共建築物の「木造化」「木質化」と、民間部門における積極的な県
産材利用を推進します。
施策1
公共部門での県産材の積極的な利用を図ります
木造建築コーディネーターの技術支援により,公共建築物の木造化・木質化を推進するとともに,土木工事や備品
調達, 木質バイオマス利用まで, あらゆる場面での率先的な利用に取り組みます。
施主 市町村等
低層建築物の「木造化」
積極的な「木質化」
木造化・木質化
できるかな・・・?
内装木質化(事務庁舎)
相談
木造建築コーディネーター
木造3階建て建築物(福祉施設)
技術支援
材料調達支援
LED照明との
コラボ!
県産材を利用した
津波避難誘導路
土木工事等
◆ 行動目標 ◆ 公共部門での県産木材使用量
施策2
【H30】 24千m3
【H26】 17千m3
民間部門での県産材の積極的な利用を促進します
県産材を活用した新商品の展示・販売や県産木造住宅の建築相談を行う「とくしま木づかいプラザ」を設置し,新築
やリフォームでの県産材利用の推進,また店舗など非住宅の木造化・木質化や家具での利用を促進します。
■徳島県木の家づくり協会
■徳島県木材協同組合連合会
■(公社)徳島県建築士会 など
との連携
PR拠点施設
の設置
「とくしま木づかいプラザ」
住まいの相談
県産材利用
への支援
イベントでのPR
家具
住宅建設支援
県産材住宅
「とくしまの顔」
となる施設の
木造化・木質化
住宅
非住宅
新たな
取組み!
ウッド・リノベーション
オフィス什器
バイオマス利用
チップ
ペレット
老朽化したマンションなど
住宅へ
◆ 行動目標 ◆ 「とくしま木づかいプラザ」の設置 【H26】
◆ 行動目標 ◆ 民間部門での県産木材使用量
店舗・オフィス等へ
-
【H26】 9.4万m3
-13-
薪
【H27】
設 置
【H30】 12.3万m3
<川下> 木材利用
②木育
県民それぞれのニーズに応じた木育活動を進めるため、「すぎの子木育広場」と「木造建築学校」を設置し、木材利
用を促進する人材養成を行います。
施策1
「すぎの子木育広場」を設置し、木育ネットワークを構築します
市町村や教育機関,木材関連団体と連携して「すぎの子木育広場」を開設し,これらをネットワークで結ぶ,「とく
しま木育情報センター」を中心に,「木にふれあい・木に学び・木でつながる」活動を推進します。
すぎの子木育広場
木工教室
木育イベント
木工学習
H27設置
とくしま木育情報センター
(木育ネットワークの構築・運営)
木とのふれあい
阿波手づくりおもちゃ
かんな掛け体験
★「木育拠点」設置支援
★情報の一元化
★県民への情報発信
WOOD ACTION
木材利用推進
◆ 行動目標 ◆ すぎの子木育広場の設置(累計)
【H30】 20箇所
【H26】 -
◆ 行動目標 ◆ 木育出前講座受講者数(年間) 【H26】 -
施策2
【H30】 200人・年
「木造建築学校」により木造に秀でた建築士等を養成します
(公社)徳島県建築士会や大学等の高等教育機関と連携して「木造建築学校」を開校し,学生,大工,建築士な
ど木造に秀でた人材を養成します。
木を活かす人材養成講座
木造建築実習
【 講座内容 】
■
■
■
■
■
◆ 行動目標 ◆ 人材養成講座受講者数(年間)
-14-
【H26】 200人・年
木材の知識
木造構造
省エネ・環境性能
防火・耐火
防腐・塗装
【H30】 300人・年
③県外需要・海外輸出
<川下> 木材利用
東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れた、大消費地での販売促進活動や、海外輸出の支援体制を強化して、県
産材の新たな需要を開拓します。
施策1
「大消費地」における県産材販売促進活動を強化します
東京オリンピック・パラリンピックでの県産材利用に向けて,大消費地での展示商談会を積極的に開催するととも
に,大消費地の自治体や企業と連携した販売促進活動を展開します。
大消費地での展示商談会
自治体連携
ジャパンホームショー
「みなとモデル」商談会
県内メーカーとユーザーとの
マッチング
都市と山間部をつなぐ「み
なとモデル」協定の推進
◆ 行動目標 ◆
施策2
企 業 連 携
イトーキ・オフィス木質化
自治体・企業連携強化
大阪市 市売木材の社屋
連携により、オフィス内装,社屋などへの県産材利用を推進
連携自治体・企業数(累計) 【H26】
2団体
【H30】
20団体
県産材の輸出を拡大するとともに、県産木造住宅輸出システムを構築します
経済発展により旺盛な需要が見込まれている東アジア向けに,高付加価値の県産材製品や,県産木造住宅
をまるごと輸出する体制を構築し,県産材の新たな需要を開拓します。
木材
輸出サポートセンター
による相談業務
家具
建具
住宅
設備
県産木造住宅
輸出協議会の設置
県内企業の連携や他県との協力を進め、
高付加価値製品や住宅部材の輸出に進化
輸出の拡大
(原木・製品)
H27~
海外展示会への出展,
バイヤーとのマッチング
施策3
四国4県が連携した
木材輸出プロジェクト
住宅まるごと
輸出システム
「徳島すぎ」の魅力を世界に発信します
徳島すぎの新たな販売促進の手法として,デジタルコンテンツやオンラインメデイアを利用し,様々な徳島す
ぎ製品の魅力を全世界に情報発信します。
徳島すぎ藍染め製品
デジタルコンテンツ等を用い
て,徳島すぎの魅力を全世界
に発信します。
徳島すぎ家具製品
◆ 行動目標 ◆
県産材輸出量
【H26】 3,500m3
◆ 行動目標 ◆ 県産木造住宅の輸出棟数(累計)
【H26】 -
-15-
【H30】 10,000m3
【H30】 50棟
6 森林・林業施策での位置づけ 平成17年度から開始した「林業プロジェクト」では,充実してきた森林資源を背景に,県産材の増産と需要の拡大な
どにより林業・木材産業の振興を図る取組を進めてきました。
新たに着手する「新次元林業プロジェクト」においては,主伐から造林,保育までの「森林サイクル」をしっかりと定着
させ,さらなる増産と雇用拡大によって林業の成長産業化を図り,地方創生を目指します。
また,平成26年度に施行した「徳島県豊かな森林を守る条例」では,森林を適正に管理し,森林の持つさまざまな
機能を維持増進する「豊かな森づくり」のための取組方針と「重要な森林の保全強化」を位置づけています。
この条例に基づき,公有林化戦略「徳島グリーンスタイル」による公的管理やとくしま県版保安林の指定,県民や企
業による協働の森づくりなど多様な森林の維持管理に努めます。
これらの施策を両輪として林業の成長産業化と森林の保全・管理を図り,豊かな森林を次世代につなげてまいりま
す。
「林業の成長産業化」と「森林の保全・管理」の「両輪」
「林業プロジェクト」の展開
「徳島県豊かな森林を守る条例」の施行
~進化する
【県産材生産量】
「林業プロジェクト」~ ⑯ 174千㎥ → ㊱ 600千㎥
再
生
飛
躍
~「徳島森林づくり推進機構」 【公的管理森林面積】
の発足(H26)~ ㉕ 2千㌶ → ㉚ 7千㌶
間伐材の有効利用
公的管理
県、市町村等による取得や
機構による管理受託
根元から梢までの加工体制の構築
次世代
県産材の生産・消費を倍増
新次元
次代の担い手の確保・育成
「森林サイクル」の定着
協働管理
「徳島県県産材利用
促進条例」の施行(H25)
規制管理
「とくしま林業アカデミー」
の開講(H28)
とくしま協働の森づくり
の推進
公有林化戦略 「徳島グリー
ンスタイル」の展開(H27)開
「とくしま森林づくり県民会議」
の設立(H23)
「とくしま県版保安林」の指定
「徳島県県有林化推進基金」
の創設(H26)
「県民共通の財産」として、豊かな森林を次世代に継承
-16-
7 用 語 解 説 ○
ウッド・ソリューションセンター
主伐における課題解決を行い、県産材の計画生産を推進するためのセンター。
森林所有者の相談を受けるとともに、主伐施業の働きかけや造林計画の提案を行い、林地の確定や法的
手続を支援するなど、所有者の持つ施業への不安を解決し、林業事業体での事業に結びつける。
○
・
・
・
・
○
A・B・C・D 級材
木材を品質(主に曲がりなどの形状)や用途によって分類する際の通称。
A級材 直材で主に製材に供される木材
B級材 黒心や、やや曲がりがあり、主に合板、集成材に供される木材
C級材 曲がりなどにより、チップ化され主に木質ボードに利用される木材
D級材 枝葉や林地残材などで、チップやペレット化されバイオマスに利用される木材
CoC認証
Chain of Custody認証の略。
持続可能な経営による森林から生産された木材・木材製品であることを認証する加工・流通過程の管理の
認証。
○
みなとモデル
港区内で立てられる建築物等に国産材の使用を促すことで、区内でのCO2固定量の増加と国内の森林
整備の促進によるCO2吸収量の増加を図り、地球温暖化防止に貢献する制度。この制度では、港区と協
定を締結した自治体から産出される木材の使用を推奨され、現在県内では、三好市と那賀町が締結して
いる。
8 組 織 図 本庁機関
農林水産部
〒770-8570 徳島市万代町1丁目1番地
林業戦略課
森林企画担当
公有林化担当
FAX 088-621-2861
TEL 088-621-2447
TEL 088-621-2463
林業生産担当
木材需要担当
TEL 088-621-2461
TEL 088-621-2448
次世代プロジェクト推進室
木材利用創造センター
〒770-0045徳島市南庄町5丁目1-9
TEL 088-633-6358 ・ FAX 088-633-6359
森林整備課
森林整備担当
林地保全担当
FAX 088-621-2891
TEL 088-621-2466
TEL 088-621-2481
農林水産総合技術支援センター
資源環境研究課次世代林業担当
〒779-3233 名西郡石井町石井字石井1660
TEL 088-674-1953 ・ FAX 088-674-3114
総合県民局等
東部農林水産局
[徳島庁舎]
〒770-0855 徳島市新蔵町1丁目67番地
次世代林業プロジェクト担当
TEL 088-626-8584
東部農林水産局
[吉野川庁舎]
〒779-3304 吉野川市川島町宮島736-1
林務担当
TEL 0883-26-3792
南部総合県民局
[美波庁舎]
〒779-2305 海部郡美波町奥河内字弁才天17番地の1
産業交流部次世代林業プロジェクト第1担当
TEL 0884-74-7483
南部総合県民局
[那賀庁舎]
西部総合県民局
[美馬庁舎]
〒771-5408 那賀郡那賀町吉野字弥八かへ64-1
産業交流部次世代林業プロジェクト第2担当
〒779-3602 美馬市脇町大字猪尻字建神社下南73
農林水産部次世代林業プロジェクト担当
西部総合県民局
[三好庁舎]
〒778-0002 三好市池田町マチ2415番地
農林水産部次世代林業プロジェクト担当
-17-
TEL 0884-62-3372
TEL 0883-53-2293
TEL 0883-76-0671
新次元林業プロジェクト
森林・林業を「核」とした「地方創生」の実現を目指して
戦略目標≪10年間≫ 平成36年度まで
【プロジェクト以前(H16)】
【現状(H26)】
【目標】
県産材の生産量・消費量
17万㎥
⇒
28万㎥
⇒
60万㎥
新規林業就業者数(累計)
-
⇒
228人
⇒
546人
行動計画≪4年間≫
川上
H27~H30
県産材の生産量
【H26】28万㎥
ウッド・ソリューションセンターの設置
森林経営計画樹立面積(累計)【H26】22,180ha
人工造林面積
【H26】167ha
【H30】42万㎥
H27から立ち上げ
【H30】60,000ha
【H30】300ha
本県地形に適した「主伐生産システム」の構築
新林業生産システム導入数 (累計) 【H26】50セット
林内路網開設延長(累計)
【H26】7,040km
H28構築
【H30】66セット
【H30】7,610km
若手林業従事者の増加数(累計) 【H18~H22】63人
とくしま林業アカデミーの開講
林業プロフェッショナル数(累計)【H26】251人
林業事業体登録数(累計)
【H26】60事業体
林業機械サポートセンターの創設
【H25~H30】120人
H28開講
【H30】330人
【H30】68事業体
H27創設
①加工体制
製材1工場当たりの県産材使用量 【H26】1,297㎥
CoC認証取得事業所数(累計)
【H26】15事業所
人工乾燥材出荷割合
【H26】35%
【H30】1,900㎥
【H30】30事業所
【H30】42%
②流通体制
サテライト土場の整備(累計)
県産材備蓄システムの構築
徳島県津田木材団地の再編
③商品開発
新商品開発数(累計)
【H26】
「徳島すぎ大径材」を活用した商品開発
①森林施業
②生産基盤
③担い手
川中
【H26】
ー
-
【H30】4箇所
H28構築
推進
【H30】10製品
H30開発
川下
①県内需要
公共部門での県産木材使用量 【H26】17千㎥
民間部門での県産木材使用量 【H26】9.4万㎥
「とくしま木づかいプラザ」の設置
-
【H30】24千㎥
【H30】12.3万㎥
H27設置
②木
すぎの子木育広場の設置(累計)
-
木育出前講座受講者数(年間)
-
人材養成講座受講者数(年間) 【H26】 200人/年
【H30】20箇所
【H30】200人/年
【H30】300人/年
連携自治体・企業数(累計)
【H26】 2団体
県産材輸出量
【H26】 3,500㎥
県産木造住宅の輸出棟数(累計) 【H26】
-
【H30】20団体
【H30】10,000㎥
【H30】50棟
育
③県外需要
海外輸出
Fly UP