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ニュースレター - アイ・シー・エス通商
毎日がんばる皆さんへ こちらのニュースレターはアイ・シー・エス通商をご利用頂いたお客様へお送りしています。 『不安に襲われたときの処方箋』 お仕事中の気分転換にもホッと一息ついて読んで頂けるよう、 役立つ情報をお届けいたします! 今号の内容 1.『「耳石」刺激で老化対策』 2.『不安に襲われたときの処方箋 』 2017 年 3 月号 ~セラピールーム 山口~ 今年は、 「不安になる」 「不安にさせる」ようなニュース、情報が数多く報道されるでしょう。ま た、そうした出来事が、身近に起きたりするかもしれません。そうなったときにあなたが問われ るのは、自分で考え、自分の判断ができるか?ということです。 そのためには、自分で落ち着いて考えることが大事になります。自分で、しっかりと考える。自 分の目で、モノゴトを確かめ、自分で感じたことから判断する。すぐに不安になりやすいときこ そ、自分で落ち着いて考えることが大切なんですね。 「どうせうまくいかない・・・」 「自分は、なんてダメな人間なんだ・・・」 『「耳石」刺激で老化対策』 ~ 小牧 ~ 「もう、おしまいだ・・・」 すぐそう思ってしまうときというのは、落ち着いて考えることを 去年 11 月放送のNHKガッテン!でNASA直伝のアンチエイジング術が紹介されました。 「放棄している」とき。感情的になって、モノを視れないし、 実はNASAの一大研究テーマは、ずばり人体!きたるべき人類の宇宙進出のために、様々 モノを考えられなくなっているときです。あなたは、そんな経験 な実験を重ねてきました。そしてついにこのほど、老化を遅らせる「老化スイッチ」を体の 今までになかったでしょうか? ある部分に発見したというのです。そのスイッチを刺激してあげれば、ハードな運動をしな 僕も動揺したり戸惑っていたときは、やはり感情的になって落ち着いて考えることを放棄してい くても脂肪を減らして筋肉を増やすだけでなく、様々な病気のリスクを減らせる可能性がで ました。人間は、放っておくとすぐに悲観的になるところがあります。では、なぜわたしたちの てきたのです。 多くはすぐに悲観的になりやすいのでしょうか? 実は宇宙では地上の10倍老化が進むと言われています。 それは、危険を察知すると防衛反応が働くためだといわれています。自分の身を守るため、最悪 宇宙に半年いると筋力は半分になり、骨密度の低下は、 の事態に備えようとするからだそうです。ただ、この防衛反応にばかり身を任せていると、いつ 老人の 1 年分の変化がわずか1カ月間で起こってしまい も悲観的にしか考えられなくなってしまいます。防衛反応が、起きそうになったとしても、まず ます。そのほかにも認知機能の低下や脂質・糖などの代 は自分の目でしっかりとモノゴトを視る。そして、落ち着いて分析して判断していく。 謝異常、循環機能の低下など様々な悪影響が起こること ここでお伝えしてきた「自分で考える」というのは、落ち着いて分析&判断をすることを意味し が知られています。その理由は、まだ分かっていない部分 ています。 決して、いたずらに「悲観的な思考をする」という意味ではありませんので勘違い もありますが、最大の原因は「無重力」にあります。 しないでくださいね。 しかも無重力状態では運動していてもこれらの異常が よく、 「前向きに」とか「楽観的に」っていわれます。でもそれは、無理矢理に前向きになった 起こってしまうのです。一体なぜなのか。 り、何も考えないで楽観的になることではありません。落ち着いて、モノゴトひとつひとつを観 実は、耳の中の内耳という場所にある「耳石」という器官が影響していたのです。耳石はい 察し、分析&判断していく。そのときの、 「落ち着いた姿勢」を「前向きに」 「楽観的に」とリン わば「重力を感知する装置」。体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、その信号が脳に クさせるわけです。 送られ、体の傾きを知ることができる、という仕組みです。この耳石こそが体の老化のスピ そもそも悲観的になりやすいわたしたちの姿勢に前向きさと楽観性を加えていく。そうするとバ ードを左右する原因の1つであることが最近の研究でわかってきました。 ランスが取れるので、落ち着いてモノゴトを考えられるようになります。 実は近年、無重力と同じような悪影響を体に及ぼす「ある習慣」が明らかになってきました。 あとはそこに、自分が、どうしていきたいのかという自分の「意志」を加えていきます。どう対 それは「座り続けること」です。無重力状態では、耳石は浮かんだような状態で動きません。 応するかを判断するためには、 「その状況をどうしたいか?」が必要です。そう考えるとき、た 一方、座り続けているときも耳石はあまり動きません。実はこの「耳石が活発に動かないこ いていの人は、悲観的な状況にしたいとは思わないでしょう。こうしたい!こうなってほしい! と」が大問題なのです! というものは、多くが前向きなもの、楽観的な方向になるはずです。 耳石は全身の筋肉や自律神経とつながっています。そのため、耳石が活発に動くと、筋肉の 仕事のことを考えるときも、仕事をうまくやりたい!良い結果を出したい!と思うでしょう。決 活動がよくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化。コレステロールや して、はじめから、 「仕事ができない人間になりたい」とか、 「失敗したい」 「成果を出せないで 糖の代謝もよくなります。一方、耳石があまり動かないと、全身の筋肉や自律神経の働きも いい」とは思いません。 衰え、筋力の低下や循環機能低下、代謝異常など様々な悪影響が起こると考えられています。 人間関係だって、良好な関係にできたらと誰もが、はじめは思うはずです。最初から、「こじれ NASAの研究によってわかった、若返りの秘策。それは“30分に1度立ち上がる”だけ。 たらいい」とか、 「うまくいかなくてもいい」なんて、本気で思いません。 実は「立ち上がる」という動作は、頭が前後左右上下に動くため、耳石を効率的に動かすこ ポイントは、あなたが「どうしたいか」です。だから、前向きになるとか、楽観的になるという とができるのです。番組では座り続ける時間が長い方に「30分に1度立ち上がることを2 のは、自分がどうしたいか?どうなりたいか?が最初にあります。そういうことではないかって、 週間」続けていただきました。すると、中性脂肪が15%減少、悪玉コレステロールが5% 僕は思うんですね。問題やトラブルが起きたら、まずは解決したい、してほしいと思うでしょう。 減少、逆に善玉コレステロールが11%も増加していたことがわかりました。 このとらえ方は、とても前向きですし、楽観的な方向性を生みます。そう、誰もがいだく願いの 座っている時間が長い方は、ぜひ30分に1度は中断して立ち上がってみてください! 中にこそ、前向きさや楽観的な要素があるわけです。 (NHK ガッテン!公式 HP より 2016 年 11 月 16 日(水)放送) これからは、さらに不安な時代になります。将来の見通しが、決して明るくは描けないかもしれ ません。でも、ちょっと考えてみてください。将来の見通しが暗く不安になる。それは、与えら れた情報を受動的に鵜呑みにし、 「自分は、どうしたいのか?」を考えていないからかもしれま せん。 仕事を通して、自分は何をどうしていきたいのか?人間関係をどういうものにしていきたいの か?自分の人生、これからどう生きていきたいのか?正しいのか?間違っているのか?じゃな く、自分がどうしたいのか?それが、これから大切になってくると思います。 あなたが、 「こうしたい!」という思いこそが、不安な時代を前向きに、幸せに生きる原動力に なります。 今月のニュースレターでは、このことをお伝えしたかったんですね。 どうか、頭の片隅でいいので、置いておいてください。