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使用の手引き

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使用の手引き
全患者対応型
脳卒中地域連携クリティカルパス
使用の手引き
ページ
Contents
•
ファイルを開く(1)
Excel 2007で開く場合
・・・・ 2
•
ファイルを開く(2)
Excel 2003以前のバージョンで開く場合
・・・・ 3
•
入力・シートの移動・パスの選択
・・・・ 5
•
パス選択のイメージ図(1)脳梗塞・脳出血
・・・・ 6
•
パス選択のイメージ図(2)くも膜下出血
・・・・ 7
•
印刷
・・・・ 7
•
文書作成支援
・・・・ 8
•
連携情報入力支援
・・・・ 9
•
シートの保護とシート保護の解除について
・・・・10
•
データ入力
•
データベース作成
・・・・11
•
電子カルテとの連動
・・・・11
ドロップダウンリストの変更について
・・・・11
by Hideaki Takahata
1
ファイルを開く(1)
Excel 2007で開く場合
ファイルをダブルクリックすると以下の画面(Fig.1)が出ます。マクロを有効にするために、「セキュリティの
警告」 「オプション」をクリックし、「このコンテンツを有効にする(E)」(Fig.2)を選択してください。
クリック
Fig.1
クリック
Fig.2
クリック
いつもマクロを有効にしたい場合には、ここhttp://kiyopon.sakura.ne.jp/soft/2007.htmlを参考にしてください。
*マクロを有効にしない場合、灰色のボタンのみ使用できなくなりますが基本的な操作は可能です。
使用できないボタン
など
2
ファイルを開く(2)
Excel 2003以前のバージョンで開く場合
「脳卒中地域連携クリティカルパス」ファイルを開く前にエクセルを起動してください。
「ツール(T)」から「オプション(O)」(Fig. 3 ) →「セキュリティ」(Fig. 4)を選択。
Fig. 3
クリック
Fig. 4
3
「マクロ セキュリティ(S)」(Fig. 5) →セキュリティレベルを「中(M)」(Fig. 6)に設定
クリック
Fig. 5
Fig. 6
クリック
以上の操作後にファイルを開いてください。
「セキュリティ警告」より「マクロを有効にする(E)」を選択しファイルを使用してください。
*マクロを有効にしない場合、灰色のボタンのみ使用できなくなりますが基本的な操作は可能です。
使用できないボタン
など
4
入力・シートの移動・パスの選択
シート名
ファイルを開くと「基本情報シート」が開きます。患者氏名(ふりがな)から順に入力してください。
シートの移動は以下のような四角
または、矢印
基本情報→
重症度あがる
急性期パス→
急性期連携情報入力→
クリック
ボタンのクリックで行えます。
back
回復期パス→
患者用パス→
回復期連携情報入力→
バリアンス入力→
使用するパスを選択する場合は、以下のいずれかのボタンから進んでください。
急性期パス→
回復期パス→
患者用パス→
それぞれの医療者用パスには適用基準・選択基準が定められています。最も適切と思われるものを選択し
て使用してください。患者用パスは脳梗塞・脳出血用に3種類、くも膜下出血用に1種類が用意されています。
急性期主治医の判断で最も適切と思われるものを選択してください。
この「脳卒中地域連携クリティカルパス」ファイルにおける連携パスは、急性期病院入院時と回復期病院入
院時の2回、病型・重症度・身体機能などに応じてパスを選択し移行して使用する形式で作成されています。
(パス移行のイメージは次ページに)
*患者用パスに使用されているイラストは”脳卒中クリニカルパス実例集”((株)メディカルレビュー社)に収載されているCD-ROMからのものです。
5
パス選択のイメージ図(1)
脳梗塞・脳出血
1.脳梗塞・脳出血パス 軽症用
意識レベルJCS 20以下
自力での起立・歩行可能
直接在宅へ
日常生活自立
I.軽症用
日常生活自立度判定基準B1以上
I.軽症用
日常生活自立度判定基準B1以上
2.脳梗塞・脳出血パス 中等症用
意識レベルJCS 20以下
自力での起立・歩行不可
II.中等症用
日常生活自立度判定基準B2
III.重症用
日常生活自立度判定基準C。ただし、
意思疎通可能・経口摂取訓練(直接訓練)が開始されている。
II.中等症用
日常生活自立度判定基準B2
3.脳梗塞・脳出血パス 重症用
意識レベルJCS 30以上
III.重症用
日常生活自立度判定基準C。ただし、
意思疎通可能・経口摂取訓練(直接訓練)が開始されている。
IV.最重症用
日常生活自立度判定基準C。
意思疎通不可、経口摂取は行っていないまたは非常に困難。
ランクB
ランクC
日常生活自立度判定基準
屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ
1.車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
2.介助により車椅子に移乗する
1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する
1.自力で寝返りをうつ
2.自力では寝返りもうたない
*図は予想される典型的な例です。これ以外の移行もあります。
6
パス選択のイメージ図(2)
くも膜下出血
直接在宅へ
日常生活自立
I.軽症用
日常生活自立度判定基準B1以上
くも膜下出血パス (ステップ1)
II.中等症用
(ステップ2)
→→
重症例・脳血管攣縮合併・
水頭症合併・全身合併症あ
りなどの場合にはステップ2
に移行
日常生活自立度判定基準B2
III.重症用
日常生活自立度判定基準C。ただし、
意思疎通可能・経口摂取訓練(直接訓練)が開始されている。
IV.最重症用
日常生活自立度判定基準C。
意思疎通不可、経口摂取は行っていないまたは非常に困難。
印刷
表示してあるシートにおいては、シート内の必要な部分のみがA4用紙1枚に印刷されるようにあらかじめ
設定されています。設定に変更を加える必要が無ければ、各シートに配置してある
~を印刷
ボタンを押してシートの印刷を行ってください。
マクロを有効にしていない場合には通常の方法で印刷を行ってください。
7
文書作成支援
「基本情報シート」右側に並んでいる卵円形
のボタンをクリックすると「入院診療計画書」や「診
療情報提供書」などの書類作成シートへ移動します。
「基本情報シート」や「急性期連携情報シート」「回復期連携情報シート」などの必要事項が記入してあれば、
多くの部分が埋まるようにしてあります。不足部分を追加記載し、印刷して使用してください。
クリック
ジャンプ
(入院診療計画書記入の例)
シートの必要事項を記載後に作成する文書をクリック( ↑ )、
選択した文書が作成できます(↓)。
追記必要
シートに略称
を選択すると
正式名称が
入ります。
(自動入力→)
(↑自動入力)
(←自動入力)
患者・家族にも分かり
やすいように、言葉が
置き換わって記入され
ます。
(↑ デフォルトで記載されている内容です。
記載内容の変更や追記も可能です。 ↓)
8
連携情報入力支援
「急性期連携情報シート」「回復期連携情報シート」の右側に配置してある
クリックすると入力支援シートへ移動します。
~helpへ→
というボタンを
クリック
(日常生活機能評価の例)
ジャンプ
「日常生活機能評価helpへ→」ボタンをクリック( ↑ )、
入力支援シートへ移動します(↓)。
クリック
計算が必要なものは、図のように
計算終了後に
計算が不要な場合には
ボタンを選択すると自動的に合計点が計算されます。(FIMを除く)
をクリックすると、連携情報シートに合計点が入力されます。
back
または、
back
ボタンで元のシートに戻ります。
*入力支援が必要ない場合にはデータを直接入力することも可能です。
9
シートの保護とシート保護の解除について
「脳卒中地域連携クリティカルパス」ファイルでは、すべてのシートが保護されています。内容に変更を加え
たい場合には「シート保護の解除」を行ってください。パスワードは「GW28ETC」です。
Excel 2007 の場合
「校閲」→「シート保護の解除」
Excel 2003 以前のバージョンの場合
「ツール(T)」→「保護(P)」→「シート保護の解除(P)」
クリパスとはぜんぜん関係ありませんが、
平成21年4月末に五島に行く機会がありました。空港で乗り合わせたタクシーの運転手さん曰く、
「GW(運転手さんは、“ジー・ダブリュー”と発音されておりました)ですねぇ。」「ETCが値下げしたおかげで、本土の
みなさんは誰も離島には来てくれない。みんな自分でクルマを運転してお出かけされるでしょう。こっちはイイ迷惑
だ。」
なるほど。そうかもしれません。長崎には五島列島・壱岐・対馬、ほかにも美しい島々がたくさんです。ETCによる
高速料金値下げだけじゃなくて、船・飛行機の離島便も公的に援助して値下げしてくれないもんでしょうか。ジー・
ダブリューの運転手さんもそう仰ってました。
10
データ入力
ドロップダウンリストの変更について
非表示になっている「選択項目シート」を変更することでドロップダウンリスト内容の変更が可能です。選択
項目シート内に変更を加える場合は「名前の定義」の編集が必要です。詳細は長崎県央版脳卒中地域連携
パスのHP( http://plaza.umin.ac.jp/~kenostrk/ )内 「◎問い合わせ先」へお問い合わせください。
←ドロップダウンリスト
データベース作成
「基本情報シート」「急性期連携情報シート」「回復期連携情報シート」に記載されているデータの収集は非
表示になっている「データ収集シート」から可能です。詳細は長崎県央版脳卒中地域連携パスのHP
( http://plaza.umin.ac.jp/~kenostrk/ )内 「◎問い合わせ先」へお問い合わせください。
電子カルテとの連動
この「脳卒中地域連携クリティカルパス」ファイルは、電子カルテ上でも使用できることを念頭に作成されて
います。エクセルを使用できる電子カルテであれば電子カルテに取り込んで電子カルテ上で操作できる可能
性があります。詳しくは各施設の電子カルテ担当者と御相談ください。(電子カルテの機種によっては使用で
きないものもあります。)
現在長崎県央地域では「あじさいネットワーク」( http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/ajisai/index.htm)での
使用を検討中です。
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