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ー年の終わりに

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ー年の終わりに
ニ
スモ rLス テ ッ■
スモステ
:2月 号
六橋京子
冬
大木 実
稔り の秋 の
あとに<る 冬
日差 しが 淡<やわらかく
雨が みぞれや雪に変わるとき
4
昼が短 <
夜が 長<
長い夜を燈 人 の下に
家族みんな寄 りあ うとき
‐
シ
平成 24年
直通電露 219-0307
︱ 歳時 記 のぺ エジが うす<な る
季節
けれど冬は
主深<育 てている
た<さん の種子 新 しい生命
"t
葦原中学機さわやか相談室
1年 の経 わ ら1に
「 今年ももう終わ りですね 。」こんな ことばを交わす季節 は、たぶん1年 で一番楽 しい時ではないでしょうか。日本 中の、いえ世界 中の
人 々が幸せでありますように Ⅲ…そう祈 りたくなります。
スーパーヒ ュロ
ロロ
て
「小 さい 時何 に夢 中だ つたかな あ。 」庭 の落 ち葉 を掃 きなが ら、 「スー パ ー ヒューマ ンズ」 とい う言葉 をい た く
気 に入 つ た私 は、またまた考 えていた。
小学 4年 生 ぐらい だ った ろ うか。 「ク リスマ ス プ レゼ ン ト、何 がいい ?」 と親 に聞 かれ 、 「お金。 」 と答 えて
「あんた って 子 は・・ ・ 」 とおお い にひ かれ た ことが あ つ た。本 当は 「マ ンガが欲 しい。 」 と言 い たか つ た のだ
が 、それ は叱 られ るかな と思 い 、それ な らお金 をも らつて 好 きなマ ンガ を買お うとた く らんだのだ つた。 (時 を経
て 自分 の子 どもに同 じよ うに 「お金。」 と言 われて 「なんな の あんたは・・・ 」 と音 の 自分 の こ とを忘れて怒 つて
しま つた私 だが・・ 。)
子 どもの ころ 、私 は マ ンガ を読 む のが 大好 きだ つた。 カゼ をひ いて 寝込 んだ時 は、必ず近所 の貸 本屋 で 、 マ ンガ
版 「若 草物語」 を母 に借 りて きて も らつてい た。何度読 んで もお も しろか つた。 「少女 フ レン ド」派 と 「マー ガ レ
ッ ト」派 がいて、 「少女 フレン ド」派 のわた しは、 よく友達 と「今週 の『 ねこ目の少女』 は怖 かつたよね。」な ど
と夢中にな って話 した もので ある。読むだけではものた りな くて、巻頭 カラーペ ー ジのかわいい女 の子 の絵 を自分
で模 写 し、絵 の具で色 を塗 りしみ じみ眺めるなんて ことも しょつち ゅ うや ってい た。一時は本気 で 「絵 を描 くよ う
にな りたい な。」 と思つていたが、模写 はできて も独 自の絵 を描 く才能はない と早々に気づ き、 さつ さとあきらめ
て しまつた。中学校 の時は、発売 日と定期テス トが重なると、 「テス トが終わるまでマンガを読まないぞ。」 と、
ある意味 「苦 しさに耐えて」がんばっていた。 (す みません、 しょ うもないエ ピソー ドで)一 度読みだす と 「ごは
んだ よ。」 と言われても動かないので、 「さつ さと食 べて くれない と片付かないで しょ !」 と母親 によく怒 られて
いた。叱 られても叱 られても懲 りないので、 「あんたに物は頼まない と母親のほ うが根負け していた。
!」
つ くづ く思 う。何 の変哲 もないご くご く平凡な子 どもだ つたけれ ど、大好 きなものが ある幸せ な子供時代だ つ
た。今 でも冬になると、 こたつ に潜 り込んでマ ンガ にか じりついていたあの至福の時を思い出す。 いつ しかマンガ
は本にな り、 さす がに読みふけつて何 もしない などとい うことはないが、大好きな本 を前にす るとうき うきす るの
は変わ らない。大人 になつて も好 きな ことが あるのは、や は り幸せなことだ。
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