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オリンピック・パラリンピック レガシーの創出

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オリンピック・パラリンピック レガシーの創出
平成28年度千葉市・大学連絡会議
オリンピック・パラリンピック
レガシーの創出
平成28年7月15日
千葉市長 熊谷 俊人
目 次
1
千葉市
総合戦略・人口ビジョン
2
オリンピック・パラリンピック
レガシーの創出
1
1 千葉市 総合戦略・人口ビジョン
①平成27年国勢調査結果
②総人口の推移
③人口の転入元・転入先
④東京圏の人口増加(減少)地域
⑤年齢別社会移動の状況
⑥通勤流動と昼夜間人口比率
⑦千葉商圏
⑧現状分析のまとめ
⑨人口の将来推計
⑩「肩車型社会」への移行
⑪千葉市が目指す人口の将来展望
⑫“ちば”共創都市圏の確立に向けて
2
①平成27年国勢調査結果
16000
国の国勢調査人口の推移
16
人口(万人)
人
口
(
万
人
)
人口増減率
14000
14
12000
12
10000
10
8000
8
6000
6
4000
4
2000
2
0
0
-2000
大9 大14 昭5 昭10 昭15 昭20 昭25 昭30 昭35 昭40 昭45 昭50 昭55 昭60 平2
平7 平12 平17 平22 平27
【千葉市では・・・】
・人口増(+1.1%)を維持したが、
伸び率は過去最低
・県内では54市町村中39市町村
が人口減
・さらに千葉市も花見川、若葉、
美浜の3区は人口減
・人口減少の波は、早晩千葉市に
も及ぶ・・・
人
口
増
減
率
(
%
)
【国全体の動き】
・前回(H22)調査から94万7千人
の減(▲0.7%)
・調査開始以来、初の減少
・39道府県で人口減
-2
千葉市の国勢調査人口の推移
120
70
人口(万人)
人口増減率
97.2639人 60
60.3%
100
50
80
人
口
(
万
人
)
40 人
口
増
30 減
率
(
20 %
)
60
40
20
3.3179人
0
大9
大14
1.1%
昭5
昭10 昭15 昭22 昭25 昭30 昭35 昭40 昭45 昭50 昭55 昭60
平2
平7
平12 平17 平22 平27
10
0
3
②総人口の推移(平成26年3月推計)
• 千葉市総人口のピークは2020年(平成32年)
• 2060年(平成72年)までに26万9千人
97万4千人
27.6%減少
• 高齢化率は2055年(平成67年)41.5%まで上昇
(千人)
(%)
1200
1000
60.0
962
78
800
121
968
974
109
144
142
962
938
175
132
55.0
907
183
110
179
113
34.4
593
400
606
26.0
28.4
582
551
511
21.4
200
797
40.1
38.1
141
31.6
29.7
573
151
835
50.0
194
181
133
600
872
458
422
213
753
41.5
41.0
114
396
705
214
99
375
45.0
41.2 40.0
75歳以上
201
35.0
65~74歳
90
30.0
15~64歳
25.0
0~14歳
356
20.0
高齢化率
15.0
0
124
H22
123
H27
115
H32
103
91
84
82
79
73
66
58
H37
H42
H47
H52
H57
H62
H67
H72
10.0
(備考)平成27年以降は千葉市推計(平成26年3月推計)
4
③人口の転入元・転出先
・県内中心の人口移動(43.5%が県内)
・市以東、以南の都市からの転入人口に支え
られている
・一方、東京都に対しては、約1,000人の転出
超過
(備考)平成22年国勢調査
5
④東京圏の人口増加(減少)地域
・しかし、千葉市の以東、以南では既に人口減少が始まっている
・千葉市は人口増加地域の波打ち際
(備考)総務省住民基本台帳人口要覧(平成24年度から平成26年度)
6
⑤年齢別社会移動の状況
• 15~19歳→20~24歳にかけて大きな転入超過(山)
• 20~24歳→25~29歳にかけて著しい転出超過(谷)
• 30歳代、40歳代の転入も目減りしている
7
(備考)国勢調査(総務省)
⑥通勤流動と昼夜間人口比率
・市内在勤者が多い
・“千葉都民”とは異なる結果
昼夜間人口比率
・首都圏政令市では突出して高い
・職住がバランス
・県内における高い拠点性
8
(備考)平成22年国勢調査
⑦千葉商圏(買い物動向)
千葉商圏
商圏人口:2,410,743人
東京都への流出
浦安市 :15.6%(2次商圏)
市川市 :6.7%(3次商圏)
松戸市 :5.1%( 〃 )
市町村吸引率
千葉市 :83.7%(地元購買率)
大網白里市 :22.4%
長柄町 :19.6%
四街道市 :18.7%
市原市 :17.2%
睦沢町 :14.4%
東金市 :13.4%
習志野市 :13.3%
九十九里町 :13.2%
茂原市 :12.8%
袖ヶ浦市 :12.5%
・・・
・商圏人口241万人
・県内最大の商圏
・県内で高い商業拠点性を発揮
(備考)平成24年度千葉県消費動向調査
9
⑧現状分析のまとめ
千葉市は圏域の中
心都市、拠点都市
である
千葉市の外側では既
に人口減少が始まっ
ている
• 都内への通勤率が低く
(22.6%)、市内在勤者
が多い(57.4%)
• 千葉市は県内からの転入者が
非常に多い(特に市以東、以
南のエリア)
• 昼夜間人口比率(97.5)
は、首都圏政令市・主要
市の中で突出して高い
• それらのエリアの人口減少は
千葉市よりも急速で、人口の
供給力は衰えている
• サービス業の産業シェア
が大きく、高い商業拠点
性を有している
• 圏域としてのプレゼンスの低
下が危惧
千葉市が果たすべ
き役割
• 地方都市と同様、県内にお
ける「人口のダム」機能を
発揮する
• “ちば”でしかできないライ
フスタイルを提示、圏域全
体で人口の維持増加を図る
• 産業の「稼ぐ力」を育成、
商業の中心、就業の場とし
ての機能を発揮、圏域経済
をけん引する
“ちば”共創都市圏
現状分析から見えてきた“ちば”の独自性
「東京」でも「地方」でもない新しい価値観を周辺都市と共に創る
10
⑨人口の将来推計
(千人)
基本的認識
・・・人口減少は不可避
・・・高齢化も不可避
1,000
961.7
950
967.6
974.9
973.7
924.3
973.0
962.4
947.2
931.3
961.8
913.6
894.3
937.9
900
872.0
906.4
850
847.9
871.8
835.2
800
出生中位/基準推計(平成26年3月推計)
750
796.6
出生改善/基準推計
700
753.2
出生改善/悲観推計
650
705.2
出生改善/積極推計
600
2005
2010
2015
2020
2025
2030
2035
2040
2045
2050
2055
2060
(年)
推計ケース
自然動態
(合計特殊出生率)
社会動態
出生中位/基準推計
(平成26年3月推計)
中位推計
現状水準のまま
基準社会増(近年の平均値に大規
模開発を加味)
出生改善/基準推計
改善
(国のシナリオと連動※)
基準社会増(近年の平均値に大規
模開発を加味)
出生改善/悲観推計
改善
(国のシナリオと連動※)
悲観シナリオ(社会増は縮小しや
がて均衡する)
出生改善/積極推計
改善
(国のシナリオと連動※)
施策投入シナリオ(社会増年500
人上乗せを図る)
※国のシナリオ:2030年に希望
出生率(1.80)、2040年に人口
置換水準(2.07)を達成
本市推計では、これに連動させ、
2030年に1.68、2040年に1.94
までの向上を設定した。
11
⑩「肩車型社会」への移行
・1.14人で1人の高齢者を支える時代が到来する「肩車型」社会
・出生の改善と、女性、若者、高齢者、障害者の労働参加、健康寿命の延
伸に向けた取組みが求められる。
12
⑪千葉市が目指す人口の将来展望
出生改善/積極推計
・合計特殊出生率は、2030年に1.68、2040年に1.94まで上昇する
・社会動態は、毎年500人社会増を上乗せする
・総人口は2060年で84万7千人が維持される
・高齢化率は2045年にピーク(36.6%)を迎え減少に転じる
そのために・・・
○自然動態 : 合計特殊出生率の向上に着実に寄与していく
⇒ 子育て施策、男女共同参画、ワークライフバランス等の推進を、一つ一つ着実に
⇒ 若い世代に選ばれる都市を目指す
○社会動態 : 基準となる社会増に毎年500人程度の上乗せを目指す
⇒ 東京への流出を防ぐため、県内における人口の「ダム」機能を発揮
⇒ 東京都区部に向けては居住地としての魅力を強く訴求
⇒ 「職住がバランスしたライフスタイル」を提案し、これまで千葉に目を向けてこなかった層を
○交流人口 : 産業振興と賑わいの創出
⇒ 市の持つ高い拠点性に加え、JR千葉駅の改修、2020年五輪開催のチャンスを活かし、
商業の中心、就業の場としての機能を維持・向上 “ちば”の都市圏全体の経済的な発展に貢献
ちばシナリオ
人口減少・少子超高齢社会に果敢に挑戦し
「交流」と「共創」による自立した圏域を創り出す
~ “ちば”共創都市圏の確立を目指して ~
13
⑫“ちば”共創都市圏の確立に向けて
“ちば”共創都市圏とは・・・・
➣
本市と周辺都市(本市以東、以南を中心に)が有する様々な
資源を有効活用、結び付け、本市の機能集積や拠点性を最大
限生かすことで、
「東京」でも「地方」でも得られない、魅力的なライフスタイル、
新たな価値観などを周辺都市と「共」に「創」りあげる。
(主な資源)
・都市と連担する豊かな自然 ・職住近接を可能とする就業、生活環境
・大学等をはじめとする学術研究機関、・「東京」の存在
・成田・羽田の両空港に近い立地
etc
14
“ちば”共創都市圏の確立に向けた取組み①
千葉市、市原市、四街道市による新たな広域連携
➣本年4月19日発表
子ども・子育て支援環境の整備等について、今後の連携実現に向け
た協議を開始
15
“ちば”共創都市圏の確立に向けた取組み②
千葉経済圏における広域経済圏連携の検討
➣千葉経済圏 とは
(構成案)
千葉市、市原市、四街道市、及び、県東南部の自治体
➣「千葉経済圏連携調整会議」 の設置
上記自治体及び商工会議所等から構成
➣まずは、市原市と四街道市との連携から始め、周辺自治体への展
開を目指す。
(主な取組一覧)
・合同企業説明会の共同開催
・流通・ブランディング事業の枠組み拡大
・コミュニティビジネス・シンポジウムの合同開催
16
7つの重点戦略
17
オリンピック・パラリンピック・レガシー
18
2 オリンピック・パラリンピック
レガシーの創出
(1)
オリンピック・パラリンピックに関する取組み
(2)
パラリンピック成功に向けて
19
(1)オリンピック・パラリンピックに関する取組み
①これまでの経緯
②千葉市行動計画【改定版】
東京2020オリンピック・パラリンピック会場「幕張メッセ」
20
①これまでの経緯
 平成25年 9月 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定
 平成26年 8月 千葉市プロジェクト推進基本方針策定
 平成27年 3月 千葉市行動計画策定
 平成27年 6月 国際オリンピック委員会(IOC)理事会(H27.6.8開催)
⇒幕張メッセでオリンピック3競技開催承認
フェンシング
レスリング
テコンドー
 平成27年 9月 競技会場都市としての取組指針を策定
 平成27年10月 リオパラリンピック予選となる、車椅子バスケットボール、ウィルチェアーラグビー
の国際大会を千葉ポートアリーナで開催
 平成27年11月 国際パラリンピック委員会(IPC)理事会(H27.11.12開催)
⇒幕張メッセでパラリンピック4競技開催承認
車いすフェンシング
 平成28年1月
 平成28年3月
テコンドー
国家戦略特別区域に指定
千葉市行動計画【改定版】策定
ゴールボール
シッティングバレーボール
21
②千葉市行動計画【改定版】
千葉市のさらなる発展
次代を担う子どもたちの夢と希望をはぐくむまち
多様性を尊重した共生社会
方向性1
大会の成功を実現する
千葉市の国際的価値が向上し、
選ばれる都市に
方向性3
多様性に対応した共生社会を実現する
多様性を尊重し、自然に交流でき
る共生社会
方向性4
方向性2
スポーツ文化を普及し発展させる
千葉市の魅力を高め、集客・宿泊を最大化する
市民がスポーツを身近に感じ親し
む、スポーツ文化の定着
諸外国の文化・風習を理解したお
もてなしができる魅力ある国際都市
22
レガシーとは
(IOCオリンピック憲章)
・オリンピック競技大会の有益な遺産を、開催国と開催都市が引き継ぐよう奨励する
(組織委員会アクション&レガシープラン)
・東京2020大会をきっかけにその後の東京・日本そして世界に何を遺していくのか
(千葉市行動計画)
取組みの成果として未来に引き継いでいく千葉市の財産
➣
スポーツだけでなく、経済、観光、文化、教育など、波及効果が広い
➣
オリンピック・パラリンピックは、地方創生の起爆剤として大きな期待
➣
都市の成長や活性化に繋がる絶好の機会。2020年以降に引き継ぐ財産
23
方向性1 大会の成功を実現する
・ロンドンオリンピックでは、
フェンシング 44か国・地域 244選手
レスリング
70か国・地域 339選手
テコンドー
63か国・地域 128選手
全体では、26競技
204か国・地域
約10,000名の
選手が参加
・ロンドンパラリンピックでは、
全20競技、164か国・地域から4,310名の選手
が参加
※テコンドーは2020年が初採用
幕張メッセ開催に向けた取組
東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功
連携・協力
大会組織委員会 ・・・大会運営
千葉市・・・市が所管する施設・業務
千葉県・・・県が所管する施設・業務
関係機関等
※各団体の役割分担について、協議を進めている
千葉市の取組
競技会場都市として
ふさわしい環境の整備
大会機運の醸成
ボランティアの活動の推進
市内関係団体等と連携した取組の推進
「千葉市2020おもてなし推進協議会(仮称)」の設置
➣本市を訪れる人への「おもてなし」などの取組
➣大会機運の醸成やボランティア活動など
【取組の成果による千葉市の財産】
➣ 大会の成功・受入環境整備の成果
・大会の成功による、千葉市の国際的ブランド価値の向上
・多言語対応により、外国人来訪者が快適にまち歩きできる環境
・安全・安心なまちとしての発展
・市民の活発なボランティア活動によるおもてなし力の向上
➣ オリンピック・パラリンピックを開催したことが感じられるまち
24
方向性2 スポーツ文化を普及し発展させる
次世代地元
アスリートの支援
障害者スポーツの盛んなまちへ
障害者スポーツの普及活動の強化
車椅子スポーツの振興と活動の拠点化
スポーツ文化を育む
環境の充実
~パラリンピックへの関心~
スポーツを取り巻く環境の向上
選手・観客の増加
市民・企業の応援
障害者スポーツへの理解
障害者アスリートの雇用
スポーツイベントの開催
トップアスリートの増加
スポーツによる市民交流の増加
選手の支援、応援する環境
理解と関心、支える環境
親しむ環境
【取組の成果による千葉市の財産】
➣ 障害の有無や世代などに関わらず、一緒にスポーツに親しみともに交流できるまち
➣ スポーツを取り巻く環境が向上し、スポーツ文化が定着し発展
・車椅子スポーツの聖地としてアスリートの活動の拠点に
・地元アスリートが活躍し、応援する環境
・産官学によるスポーツを支える環境
➣ スポーツ大会やイベントの開催都市に選ばれる都市に
25
方向性3 多様性に対応した共生社会を実現する
①パラリンピックの成功に向けた取組の推進
パラリンピックの認知度向上によ
る、障害者への認識の変化
〇共生社会の浸透
○多様性に対応した
国際都市
②多様性対応に向けた取組の推進
〇オリンピック・パラ
多様性を受け入れる
リンピックの成功
環境の充実
【取組の成果による千葉市の財産】
➣ 共生社会が浸透し、多様性に対応した国際都市
・障害の有無や、国籍、言語、文化、宗教、性別、性的少数者(LGBT)などの多様性を理解し尊重することができるまち
➣パラリンピックの成功による大会全体の成功
26
方向性4 千葉市の魅力を高め、集客・宿泊を最大化する
2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機と捉える
【おもてなし】
【観光資源の活用】
外国人観光客へのおもてなし
観光資源の開発・選定
市民が参加するおもてなし
魅力的なルートづくり
【利便性向上】
⇒新たな集客策の構築
交通アクセス向上
受入環境の充実
【情報発信】
ウェブサイトによる発信・強化
MICE関係者等へのPR
⇒諸外国に向けた情報発信
【千葉市の魅力の発掘と発信】
都市アイデンティティ
国家戦略特区
【将来的まちづくり】
を活用した取組
先進的なまちづくりの推進
【取組の成果による千葉市の財産】
➣
➣
➣
➣
➣
➣
諸外国の文化風習を理解した自然なおもてなしのできる国際都市
観光客等の増加により地域に経済効果をもたらし都市活力の向上
千葉市の国際的価値が向上し、MICE開催地に選ばれる都市に
千葉市の魅力に関する認知度や都市イメージの向上
市民の千葉市に対する誇りや愛着の高まり
新たな取組に挑戦していく先進都市
27
(2) パラリンピック成功に向けて
①
②
③
④
⑤
現状・課題
車椅子スポーツの聖地
パラリンピック成功を通じたレガシーの創出
平成28年度の主な取組み
千葉市と大学との連携
28
①現状・課題
〇なぜ、パラリンピックか?
• パラリンピックには、社会の認識を変える力がある。
➣共生社会への契機
〇幕張メッセでのパラリンピック成功の鍵は?
• 行政・大学・企業・団体・市民など都市の力の結集
➣都市の成熟度が試される。
障害者スポーツファンを増やす
障害者スポーツを知る、観る、ふれる、支える
2020年パラリンピックは、幕張メッセを満員に
2012年ロンドンパラリンピックは史上最も成功した大会と評される
・観戦チケット270万枚販売(北京パラリンピックは約180万枚)
⇒パラリンピックへの関心が高く、多くの競技で観客席が埋まり、声援が送られた 。
しかし当初は、パラリンピックのチケットを買うと
答えたロンドン市民はほとんどいなかった。
29
○障害者スポーツに関心がありますか。【調査対象:市民】
0%
全体(n=394)
男性(n=171)
女性(n=223)
ある
20%
40%
20.6%
60%
39.6%
17.5%
23.6%
42.7%
22.9%
24.6%
37.2%
どちらとも言えない
22.9%
ない
0%
20代(n=25)
障害者スポーツに
関心のある市民は
約2割
若年層ほど関心は
低い
80%
30代(n=53)
40代(n=75)
50代(n=66)
60代(n=96)
70歳以上(n=75)
ある
12.0%
40%
12.3%
2.9%
3.6%
無回答
60%
80%
40.0%
34.0%
26.0%
32.0%
どちらとも言えない
13.2% 3.8%
26.7%
34.8%
17.3%
33.3%
44.8%
38.7%
ない
100%
12.0% 4.0%
34.0%
41.3%
19.7%
3.3%
13.5%
36.0%
15.1%
12.9%
わからない
20%
8.0%
100%
14.6%
9.1% 3.0%
14.6% 0.0%
12.0% 9.3%
わからない
2.7%
8.0%
無回答
※千葉市スポーツ推進計画策定に関わる市民意識調査(平成26年12月)
30
※【出展】 「2020年のパラリンピックに向けて~障害者スポーツの歴史と課題~」
順天堂大学 スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科 准教授 渡 正
平成28年6月18日敬愛大学総合地域研究所シンポジウム2016「スポーツと地域振興」
31
※【出展】 「2020年のパラリンピックに向けて~障害者スポーツの歴史と課題~」
順天堂大学 スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科 准教授 渡 正
平成28年6月18日敬愛大学総合地域研究所シンポジウム2016「スポーツと地域振興」
32
障害者スポーツのことを知ってもら
い、関心を持ってもらう。
障害者スポーツの迫力、魅力を間
近で見ることで認識を変える。
障害者スポーツ・アスリートとのふ
れあいを体験することで、理解を
深める。
行政だけでなく、障害者スポーツ
のファンや大学・応援企業が、競
技・アスリートを支え、さらなる
支援の拡大に
※千葉市行動計画【改定版】方向性3 3-1パラリンピックの成功に向けた取組の推進
33
34
②車椅子スポーツの聖地
障害者スポーツの盛んなまちへ
◇ 障害者が身近にスポーツ
をできる環境づくり
◇ 障害のある人と無い人が共
にスポーツを楽しむ社会づくり
◇地元の関連企業、大学、車椅子スポーツチームなどを都市の資源として活用
車椅子スポーツの聖地へ
障害者スポーツ全体へ発展
障害のある人もない人も共に交流できるまち
35
障害者スポーツ
指導員養成講習会
⇒障害者がスポーツ
を楽しむ
ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点化
⇒千葉ポートアリーナを車椅子バスケの拠点に
車椅子スポーツ大会の開催支援
2016ジャパンパラウィルチェアーラグビー
競技大会
・平成28年5月19日(木)~22日(日)
・千葉ポートアリーナ
・日本、イギリス、アメリカ、オーストラリア
健常者の大会と
同時開催
⇒障害のある人も
ない人もともに楽しむ
三菱商事2015IWRF
アジアオセアニアチャンピオンシップ
⇒豊富な大会実績
ウィルチェアーラグビー日本選手権
(毎年開催)
地元企業、チーム、
大学との連携
⇒市民・企業の応援
車いす関連企業の
協力、支援
長谷川良信記念・千葉市長杯争奪
車椅子バスケットボール全国選抜大会
三菱電機2015IWBF
アジアオセアニアチャンピオンシップ 千
葉
車椅子アスリート
の市内での
雇用促進
車椅子バスケットチーム
の協力、支援
淑徳大学による
大会実施・運営
⇒アスリートの
活動環境の向上
交流イベント
多目的コートの整備
⇒実施環境の向上
⇒障害者スポーツへの理解
☆ 観客増、
障害者理解に効果
小学校での交流・体験会
産学官連携によるイベント
36
③パラリンピック成功を通じたレガシーの創出
若年層の障害者への理解・関心を高める
〇オリンピック・パラリンピックを契機とした「まちづくり」「ひとづくり」
オリンピック・パラリンピックを契機に、スポーツの魅力等を感じる機会や「おもてなし力」、都市の魅力
などの充実とともに、車椅子スポーツが盛んな土壌を活かし、障害の有無にかかわらず共に交流でき、
誰もが積極的に社会参加・貢献できる共生社会の形成に向けた取り組みを進め、この機会に創出し
た、様々な都市の財産としての「レガシー」を未来へ引き継いでいきます。
※『千葉市の教育に関する大綱(平成28年3月) 重点的に連携を強めて取り組む項目』
小学校・中学校
高等学校
短期大学
大
学
小学校から大学まで継続した教育
⇓
障害者スポーツを通した、障害者への理解など「心のバリアフリー」を浸透
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④平成28年度の主な取組み
5月19日(木)~22日(日):千葉ポートアリーナ
9月3日(土):千葉ポートアリーナ
ジャパンパラ・ウィルチェアーラグビー競技大会
パラスポーツフェスタ
9月8日(木)~19日(月) JR海浜幕張駅北口他
リオパラリンピックパブリックビューイング
9月17日(土)~19日(月)JR海浜幕張駅南口他
パラリンピック競技普及イベント
9月17日(土)~19日(月)
JR海浜幕張駅南口
障害者雇用促進・産業普及イベント
10月 ロンドンパラリンピックレガシー視察
12月16日(金)~18日(日):千葉ポートアリーナ
第18回ウィルチェアーラグビー日本選手権大会
平成29年3月4日(土)~5日(日):千葉ポートアリーナ
第5回長谷川良信記念千葉市長杯争奪車椅子バスケットボール全国選抜大会
「千葉市2020おもてなし推進協議会(仮称)」(2017年度設置予定)
市内関係団体等と連携した取組の推進
➣本市を訪れる人への「おもてなし」などの取組
➣大会機運の醸成やボランティア活動など
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⑤千葉市と大学との連携
大学に期待する役割・強み
次代を担う若い学生が、
オリパラを通じて、
知る
観る・触れる
支える
39
⑤千葉市と大学との連携
大学に期待する役割・強み
障害者スポーツ
支援
ボランティア
大会機運の醸成
文化・芸術の発信
国際交流
オリパラ
多様性理解
千葉市の魅力の
発掘・発信
地域の発展に協力
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⑤千葉市と大学との連携
大学に期待する役割・強み
ボランティア
大会機運の醸成
障害者スポーツ
支援
多様性理解
これらを実りあるものにするために、
オリパラ
文化・芸術の発信
国際交流
千葉市の魅力の
発掘・発信
地域の発展に協力
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大学に期待する具体的な活動
何をしてもらいたいのか
➣
➣
➣
➣
専門分野・特色の活用
授業の活用
大学施設の活用
学生の動員・活用(学生のサークル、部活動による活動、学生のネットワーク・発信力)
区分
項目
ボランティア
 通訳、観光、障害者サポート、各大会・イベント等の運営に参加する人材の育
成、確保
 ボランティアリーダーの養成・支援
 ボランティアの組織化
障害者スポーツファンの
拡大
(大会機運の醸成)
【知る】
 オリンピック・パラリンピックに関する講座開催
 各大会ポスター・チラシ等を大学内に掲示
 大学広報誌の活用(競技ルール、見どころ、選手紹介等)
【観る・ふれる】
 障害者スポーツの体験会などの開催 (学生による運営も含む)
【支える】
 各大会等へのボランティア参加の促進 (単位取得など)
 学生の障害者スポーツ指導者資格取得を支援
 幕張開催競技や車椅子スポーツ等の大学対抗戦の実施
 競技団体の育成支援(競技審判・運営スタッフの育成、体育館等大学施設の
利用)
多様性理解
 異文化や性別・LGBT等理解の授業やシンポジウムの開催
 留学生との交流による異文化理解の促進
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2016年は 千葉開府890年です
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